JP3446675B2 - 導通検査装置 - Google Patents
導通検査装置Info
- Publication number
- JP3446675B2 JP3446675B2 JP24399599A JP24399599A JP3446675B2 JP 3446675 B2 JP3446675 B2 JP 3446675B2 JP 24399599 A JP24399599 A JP 24399599A JP 24399599 A JP24399599 A JP 24399599A JP 3446675 B2 JP3446675 B2 JP 3446675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- opening
- lock
- inspection
- lock piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
電線群に取り付けられているコネクタの導通検査装置に
関し、特に、導通検査と同時に、コネクタの側壁の窪み
に嵌合されているサイドリテーナの嵌合検知も行えるよ
うにするものである。
られたコネクタの導通検査装置として、本出願人は先
に、図9(A)(B)(C)に示す如き、シリンダー等
の駆動によりプローブをコネクタの端子に押し付ける自
動の導通検査装置1を提案している。(特開平10−2
39377号)
ピン8を有する検査部2に2段階伸縮のシリンダー7を
連結し、押し出しピン5を有し導通検査の対象となるコ
ネクタ10を収容するコネクタ挿着部3へ近接離反する
ようにしている。また、検査部2には、突出部4aを有
するロック開閉棒4を取り付けている。さらに、コネク
タ挿着部3の開口部3bを有する面には、倣い面6bを
有する穴6aに上記ロック開閉棒4を挿通するロック片
6をバネ9の付勢で開口部3b側へ突出させて取り付け
ている。
を行うには、図9(A)に示すように、シリンダー7の
ロッド7aを1段階だけ伸ばした状態でコネクタ10を
コネクタ挿着部3の収容部3aへ開口部3bより装着し
ている。この際、突出しているロック片6はコネクタ1
0の側壁10aとの当接により押し戻され、コネクタ1
0が完全に装着されると再度突出してコネクタ10の電
線取付面10bを抑えてコネクタ10の抜けを防止して
いる。次に、図9(B)に示すように、シリンダー7の
ロッド7aを2段階伸ばして検査部2をコネクタ挿着部
3へ近接させ、プローブピン8をコネクタ10の端子T
へ押し当てて導通検査を行っている。導通検査終了後
は、図9(C)に示すように、シリンダー7のロッド7
aを引き込めて検査部2をコネクタ挿着部3より離反さ
せている。この離反に伴いロック開閉棒4も上記検査部
2と共に引き下がり、ロック片6の穴6aの倣い面6b
がロック開閉棒4の突出部4aの斜面4bと摺接するこ
とで、ロック片6はバネ9の付勢に抗して開口部3bよ
り後退し、押し出しピン5の押圧でコネクタ10を収容
部3aより押し出すようにしている。
ャビティに挿入している各端子Tを確実に係止固定する
ために側壁よりリテーナを嵌合している。このリテーナ
の嵌合が不完全であれば接触不良等の種々の不具合が発
生するため、上記導通検査装置1においても、コネクタ
装着時にリテーナの嵌合検知を行っている。即ち、図1
0に示すように、サイドリテーナ10cの嵌合が不完全
であれば、側壁10aよりサイドリテーナ10cが突出
するため、サイドリテーナ10cが装着時に開口部3b
の下端3cに引っ掛かり、コネクタ10を上記治具1に
装着できないようにしている。
箇所や使用状況等を考慮して上記のコネクタ10以外に
も種々の形状があり、その中の一つに、図11に示すよ
うな、側壁50dの窪み50eにサイドリテーナ50c
を嵌合する型のコネクタ50がある。このコネクタ50
を上記導通検査装置1に開口部3bより装着する際、サ
イドリテーナ50cが半嵌合で突出していても側壁50
dの面高さより低いので、開口部3bの下端3cと引っ
掛からずに収容されてしまい、開口部3bの下端3cで
は、サイドリテーナ50cの半嵌合を検知できない問題
がある。
ものであり、コネクタの側壁の窪みにサイドリテーナの
嵌合部を有するコネクタに対しても、導通検査治具への
装着時にサイドリテーナの嵌合を確認して導通検査を行
えるようにすることを課題としている。
に、本発明は、側壁に設けられた断面凹形状の窪みに、
該側壁と垂直方向からサイドリテーナを挿入嵌合するコ
ネクタを導通検査対象とし、プローブピンを備えた検査
部と、上記検査部側との反対面に開口部を有する収容部
が設けられているコネクタ挿着部と、上記コネクタ挿着
部の開口部に突出するよう付勢されて該コネクタ挿着部
に取り付けられていると共に、倣い面を有する穴が穿設
されているロック片と、上記検査部に対して上記コネク
タ装着部を近接検査位置、中立位置及び離反開放位置に
相対変位させる駆動手段と、上記検査部に弾性体を介し
て一端側が取り付けられている一方、他端側は上記ロッ
ク片の穴に通されると共に該穴の倣い面と摺接する斜面
を有する突出部が設けられているロック開閉棒を備え、
上記駆動手段で上記検査部が上記コネクタ挿着部に対し
て離反させられることに連動して上記ロック開閉棒の突
出部が上記ロック片の穴の倣い面と摺接して上記ロック
片を上記開口部より非突出状態に後退させる導通検査装
置において、上記コネクタ挿着部に、上記開口部を有す
る面と直交する側面に上記収容部と連通する挿入口を設
け、該挿入口より挿入される上記コネクタの側壁の窪み
を通過するようにサイドリテーナ嵌合確認用の検知部を
突出させ、該検知部は、上記挿入口に挿入される上記コ
ネクタのサイドリテーナが突出している半嵌合時には該
コネクタと当接してコネクタの挿入を不可とする一方、
該検知部は上記コネクタが上記収容部に収容された状態
で該コネクタの外側に位置されて、上記開口部よりコネ
クタの取り出しが可能となる構成としていることを特徴
とする導通検査装置を提供している。
けた挿入口からコネクタを、コネクタ側面方向より挿入
し、コネクタのサイドリテーナ嵌合部に該当する位置に
サイドリテーナ嵌合確認用の検知部を突設しているた
め、サイドリテーナの嵌合検知を行うことができる。即
ち、サイドリテーナが半嵌合で側壁の窪みより突出して
いる状態であれば、挿入時にサイドリテーナが上記検知
部に引っ掛かり、コネクタを挿入できないようにしてい
るのでリテーナの半嵌合を確認することができる。ま
た、導通検査後は従来と同一方向へ押し出すため、コネ
クタの取り出しを困難にすることもない。
る係合爪を備え、上記係合爪によりコネクタ挿着部へ押
し込まれたコネクタの抜けを防止すると共に位置決めを
行う構成としている。
挿入口を設けたため一側面には側壁が存在しない。よっ
て、上記のように係合爪を設けることで、挿入されたコ
ネクタの挿入口からの抜け等を防止できる。具体的に
は、コネクタ装着の際には、上記係合爪はコネクタ側壁
と当接して弾性体の付勢に抗して引っ込み、スムーズに
コネクタを収容部へ装着できる。装着後はコネクタ側壁
との当接がなくなるので係合爪が再度突出してコネクタ
の側面と当接して、コネクタの抜けを防止すると共に位
置決めを行い、コネクタの各端子の位置と対応する各プ
ローブピンを確実に一致させることができる。
面の裏面に凸部を備え、中立位置のコネクタ挿入時に
は、上記凸部がロック片の穴の端縁に当接してロック片
を突出状態にロックして上記開口部からのコネクタの挿
入を防止し、導通検査でコネクタの不良が検出される
と、ロック開閉棒を上記中立位置にして、ロック開閉棒
を弾性体の付勢力に抗して押圧すると上記凸部がロック
片の穴より外れてロック片のロックを解除すると共に、
上記突出部と倣い面との摺接でロック片を後退させて、
不良品のコネクタを開口部より取り出し可能とし、 近
接検査位置では、押し込まれても上記凸部がロック片の
穴内部に位置し、ロック片を開口部に突出させてコネク
タをロックし、検査後の離反解放位置では、上記凸部が
穴より外れると共に上記突出部がロック片の倣い面と摺
接してロック片を後退させ、コネクタの取り外しを可能
としている。
タをコネクタ装着部の開口部より装着しようとしても、
開口部側へ突出するロック片がロック開閉棒の凸部によ
りロックされているので誤挿入を防ぐことができる。ま
た、導通検査において不良と判断されたコネクタは、装
置より取り出して修正する必要があり、不良のコネクタ
のみを取り出せるようにすると、正常品には影響与える
ことなく検査工程を行える。よって、上記のように検査
部とコネクタ挿着部を中立位置にした状態で、ロック開
閉棒を作業員が押圧してコネクタを取り出せるようにす
ることで、不良品の修正というイレギュラーな工程を通
常の工程にスムーズに取り入れることができ、不良発生
時の対処を容易に行うことができる。なお、導通検査状
態では、ロック開閉棒を不用意に押し込んでも、ロック
片のロック状態が維持されてコネクタが押し出されるこ
ともないので、検査作業の確実性を確保できる。
を参照して説明する。図1は、本発明の自動の導通検査
装置11を示し、コネクタの側壁の窪みにサイドリテー
ナを嵌合する型のコネクタ50をコネクタ挿着部13に
挿入して、プローブピン18を有する検査部12をシリ
ンダー17により近接離反させて導通検査を行うもので
ある。
着部13は内部にコネクタを収容する収容部13aを有
しており、上記検査部12の位置する側と反対の面13
cには上記収容部13aと連通する開口部13bを設け
ている。この開口部13bを有する面13cと直交する
側面13dには、挿入口13eを設けて収容部13aと
連通させている。なお、挿入口13eの形状は、コネク
タ50の側面形状で窪みの無い形状と同等にして形成し
ている。
嵌合確認用の検知部21aを突設する検知板21を取り
付けている。また、挿入口13eのコネクタ50の先端
部が装着される箇所には、係合爪22を弾性体としてバ
ネ23を介して取り付けている。この係合爪22は、図
2(A)に示すように、板形状で外側の面はテーパー面
22aにすると共に収容部13a側の内側の面はフラッ
ト面22bにしている。上記係合爪22は、通常はバネ
23の付勢力で挿入口13eの内部に突出するようにし
ている。
を有する面13cには、倣い面16cを有する穴16a
を穿孔しているロック片16をバネ24で付勢して先端
が開口部13bへ突出するように取り付けている。さら
に、図2(A)(B)及び図3に示すように、開口部1
3bの検査部12側の下端部にはコネクタ押出用の板バ
ネ24を、その一端を自由端24a、他端を固定端24
bにして、自由端24a側が突出するように斜めに取り
付けている。
でロッド17aが伸縮する空気圧式のシリンダー17が
連結され、上記コネクタ挿着部13と三位置で近接離反
するようにしている。上記検査部12のコネクタ装着部
13の開口部13bと対向する箇所には、導通検査用の
所要本数のプローブピン18を取り付けている。
示すように、一端側14eを弾性体であるバネ25を介
してロック開閉棒14を取り付けている。このロック開
閉棒14は他端側14fとなる先端に斜面14dを有す
る突出部14aを突設させると共に、この突出部14a
に対して裏側となる面14cに段状の凸部14bを突設
させている。上記ロック開閉棒14は検査部12の動き
と連動して移動するようにしており、他端側14fをコ
ネクタ挿着部13及びロック片16の穴16aに連続し
て挿通している。上記凸部14bは、図7(A)に示す
ように、シリンダー17のロッド17aが最伸出状態で
は穴16aの内部に位置し、図2(B)、図5(B)に
示すロッド17aが一段階のみ伸出している場合では、
穴16aのコネクタ挿着部13側の内側端部16bに当
接するようにしている。また、凸部14bと先端の突出
部14aとの間隔は、図5(B)の状態で、突出部14
aがロック片16の穴16aの半円状の倣い面16cと
当接するのみで、ロック片16の動きには影響を与えな
いように設定している。
すように、導通検査図板30にワイヤハーネスの端末の
コネクタ位置に合わせて種々の方向で多数設けられてい
る。各導通検査装置11は完全に取付図板30aに埋設
され、コネクタを挿入できるように挿入口13e側に切
欠部30bを設けている。また、検査図板30は操作部
31に、検査準備ボタン31a、検査開始ボタン31
b、再検査ボタン31c等を有していると共に、検査結
果を表示する表示部32を備えている。なお、図4
(B)に示すように、導通検査装置11は、挿入口13
eを確保するため、取付図板30aよりコネクタ挿着部
13を突出させた状態で取り付けるようにしてもよい。
また、図4(C)に示すように、コネクタの挿入を容易
にするため、ガイドブラケット28をコネクタ挿着部1
3に取り付けて、図中の矢印に示すように、コネクタの
先端を一度ブラケット面28aに当接させてから挿入口
13eへコネクタを押し込むようにしてもよい。
18は、導通検査の判断を行うシーケンサー等の制御装
置(図示せず)と接続されている。上記制御装置は、上
記操作部31の検査準備、検査開始等のボタン31a、
31bのオン信号やプローブピン18からの導通確認信
号等が入力されており、また、プローブピン18への導
通検査信号、シリンダー17制御用の電磁弁(図示せ
ず)の切替信号、検査結果の表示部32への表示信号等
が出力されている。制御装置は、上記のような入力信号
を受けて上記電磁弁への切替信号を出力し、シリンダー
17のロッド17aを伸縮させて導通検査治装置11の
検査部12をコネクタ挿着部13に近接離反するように
している。
に示すコネクタ50であり、サイドリテーナ50cを周
壁50dの窪み50eに嵌合するタイプである。上記サ
イドリテーナ50cは、嵌合が不完全の半嵌合状態で
は、窪み50eより突出するが、周壁50dの面高さよ
りは突出しない。
の導通検査を行うには、まず、検査準備ボタン31aを
オンして、図5(B)に示すように、シリンダー17の
ロッド17aを一段階のみ伸出させ、検査部12とコネ
クタ挿着部13とを中立位置に保持させている。この状
態で、図5(A)に示すように、コネクタ50をコネク
タ50の側面50fの方向より挿入口13eを通してコ
ネクタ挿着部13の収容部13aへ押し込んでいる。
すように、コネクタ50のサイドリテーナ50cが半嵌
合で突出していれば、検知板21の検知部21aと干渉
して、コネクタ50を押し込めなくなるので、サイドリ
テーナ50cの嵌合不具合を検知できる。
込む際、挿入口13eで突出している係合爪22は、テ
ーパー面22aがコネクタ50の側面50fと当接する
と共に押し込みによる押圧で、コネクタ挿着部13の内
部へ押し戻されるので、係合爪22が抵抗となることな
くスムーズにコネクタ50を収容部13aに押し込むこ
とができる。また、図5(C)に示すように、コネクタ
50が完全に収容されると、係合爪22はコネクタ50
との当接が無くなり、再度突出しコネクタ50の側面5
0gをフラット面22bで当接させて、コネクタ50の
抜け止め及び位置決めを行っている。さらに、板バネ2
4が、コネクタ50の側壁先端部50hに押し込まれて
撓んだ状態となっている。なお、収容されたコネクタ5
0は、電線取付面50bを開口部13bに突出している
ロック片16で抑えられているので、検査時に開口部1
3bから抜け出ることはない。
誤って従来と同様に、コネクタ50を開口部13bから
挿入しようとしても、ロック片16がロック開閉棒14
の凸部14bにより突出状態でロックされているので、
開口部13bより挿入できないようにしている。
に装着後、検査開始ボタン31bをオンすると、図7
(A)に示すように、シリンダー17のロッド17aが
最も伸出して、検査部12とコネクタ挿着部13が近接
検査位置となり、導通検査用のプローブピン18がコネ
クタ50の端子Tに押し当てられている。また、この近
接検査位置においても、ロック開閉棒14の凸部14b
はロック片16の穴16aの内部に位置し、ロック片1
6を開口部13bに突出させてコネクタ50をコネクタ
収容部13a内にロックしている。この近接検査位置
で、作業者が不用意にロック開閉棒14を押し込んで
も、ロック開閉棒14の押し込み可能量とロック片16
の穴16aの深さとの関係より、凸部14bが穴16a
より外れることはなく、導通検査時にコネクタ50のロ
ックが解除されないようにしている。よって、コネクタ
50がコネクタ装着部13より押し出されることもなく
導通検査作業の安全性も確保することができる。
号が出力されて導通検査を行い、出力した信号が戻って
くるかを制御装置で確認し、コネクタの導通良否の判断
をしている。良品と判断された場合は、表示部32に良
品の旨が表示されると共に、図7(B)に示すように、
シリンダー17のロッド17aを縮めて離反開放位置に
している。上記位置によりロック開閉棒14が連動して
図中矢印方向へ引き戻され、先端の突出部14aの斜面
14dにロック片16の穴16aの半円形状の倣い面1
6cが当接し、ロック片16が摺動されて後退し、ロッ
クの解除されたコネクタ50を板バネ24の付勢で、収
容部13aから押し出している。この後は、作業者がコ
ネクタ50に接続した電線等を引っ張るだけで、コネク
タ50を導通検査装置11より容易に取り外すことがで
きる。
後は、図5(B)に示すように、シリンダー17の駆動
で中立位置にして、検査の終了したコネクタを取り出
し、次回の検査に備えるようにしている。
導通検査により不良と判断されたコネクタが発生する
と、全ての導通検査装置11が、図5(B)に示す中立
位置にされる。この状態で、不良と判断されたコネクタ
を収容する導通検査装置11のみのロック開閉棒14の
先端を作業者がバネ25の付勢に抗して押し込むと、図
8に示すように凸部14bがロック片16の穴16aよ
り外れると共に、突出部14aの斜面14dと穴16a
の倣い面16cとの摺接で、ロック片16が開口部13
bより後退しロックが解除され、コネクタ50を取り出
して不具合を修正すようにしている。なお、上記ロック
開閉棒14は押されている状態から解放されるとバネ2
5の付勢で初期位置に戻ると共に、ロック片16もバネ
24の付勢力で開口部13b側へ再度突出している。
れることなく、種々の形態が可能であり、コネクタの形
状等に合わせてサイドリテーナ嵌合確認用の検知部や係
合爪等の位置関係を適宜変更するようにしてもよい。ま
た、上記サイドリテーナ嵌合確認用の検知部は検知板を
取り付けて設ける以外にも、コネクタ挿着部と一体に形
成してもよい。なお、検査対象となるコネクタは側壁の
窪みにサイドリテーナを嵌合する型だけでなく、種々の
方のコネクタにも上記導通検査治具を適用することは可
能である。
の導通検査装置を用いることで、側壁の窪みにサイドリ
テーナの嵌合部を有するコネクタに対しても、装着時に
リテーナの嵌合具合を確認して自動で導通検査を行うこ
とができる。また、検査により不良と判断されたコネク
タが発生しても、不良のコネクタのみを取り出し修正し
て再度検査工程に戻すことができるので、不良発生時に
も大幅に手間と時間をかけることなく、スムーズに対処
することができる。
(A)は平面図、(B)は要部正面図である。
面図である。
通検査装置の取付の変形例、(C)はコネクタ挿着部の
挿入口の変形例である。
し込み時の平面図、(B)は押し込み時の正面図、
(C)は押し込み完了時の平面図である。
(A)は平面図、(B)は要部正面図である。
反解法位置の正面図である。
よる一連の検査位置を示す正面図である。
合検知状態を示す要部概略図である。
略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 側壁に設けられた断面凹形状の窪みに、
該側壁と垂直方向からサイドリテーナを挿入嵌合するコ
ネクタを導通検査対象とし、 プローブピンを備えた検査部と、 上記検査部側との反対面に開口部を有する収容部が設け
られているコネクタ挿着部と、 上記コネクタ挿着部の開口部に突出するよう付勢されて
該コネクタ挿着部に取り付けられていると共に、倣い面
を有する穴が穿設されているロック片と、 上記検査部に対して上記コネクタ装着部を近接検査位
置、中立位置及び離反開放位置に相対変位させる駆動手
段と、 上記検査部に弾性体を介して一端側が取り付けられてい
る一方、他端側は上記ロック片の穴に通されると共に該
穴の倣い面と摺接する斜面を有する突出部が設けられて
いるロック開閉棒を備え、 上記駆動手段で上記検査部が上記コネクタ挿着部に対し
て離反させられることに連動して上記ロック開閉棒の突
出部が上記ロック片の穴の倣い面と摺接して上記ロック
片を上記開口部より非突出状態に後退させる導通検査装
置において、 上記コネクタ挿着部に、上記開口部を有する面と直交す
る側面に上記収容部と連通する挿入口を設け、該挿入口
より挿入される上記コネクタの側壁の窪みを通過するよ
うにサイドリテーナ嵌合確認用の検知部を突出させ、該
検知部は、上記挿入口に挿入される上記コネクタのサイ
ドリテーナが突出している半嵌合時には該コネクタと当
接してコネクタの挿入を不可とする一方、該検知部は上
記コネクタが上記収容部に収容された状態で該コネクタ
の外側に位置されて、上記開口部よりコネクタの取り出
しが可能となる 構成としていることを特徴とする導通検
査装置。 - 【請求項2】 上記挿入口は、弾性体による付勢で突出
する係合爪を備え、上記係合爪によりコネクタ挿着部へ
押し込まれたコネクタの抜けを防止すると共に位置決め
を行う構成としている請求項1に記載の導通検査装置。 - 【請求項3】 上記ロック開閉棒は、上記突出部を有す
る面の裏面に凸部を備え、中立位置のコネクタ挿入時に
は、上記凸部がロック片の穴の端縁に当接してロック片
を突出状態にロックして上記開口部からのコネクタの挿
入を防止し、 導通検査でコネクタの不良が検出されると、ロック開閉
棒を上記中立位置にして、ロック開閉棒を弾性体の付勢
力に抗して押圧すると上記凸部がロック片の穴より外れ
てロック片のロックを解除すると共に、上記突出部と倣
い面との摺接でロック片を後退させて、不良品のコネク
タを開口部より取り出し可能とし、 近接検査位置では、押し込まれても上記凸部がロック片
の穴内部に位置し、ロック片を開口部に突出させてコネ
クタをロックし、 検査後の離反解放位置では、上記凸部が穴より外れると
共に上記突出部がロック片の倣い面と摺接してロック片
を後退させ、コネクタの取り外しを可能としている請求
項1または請求項2に記載の導通検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24399599A JP3446675B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 導通検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24399599A JP3446675B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 導通検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066342A JP2001066342A (ja) | 2001-03-16 |
JP3446675B2 true JP3446675B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=17112161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24399599A Expired - Fee Related JP3446675B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 導通検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446675B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8773154B2 (en) | 2010-07-29 | 2014-07-08 | Yazaki Corporation | Mounting structure for a continuity testing unit |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4561461B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-10-13 | 住友電装株式会社 | ワイヤーハーネスの導通検査器 |
JP5566212B2 (ja) * | 2010-07-20 | 2014-08-06 | 矢崎総業株式会社 | 導通検査治具 |
JP5888261B2 (ja) * | 2013-02-15 | 2016-03-16 | 住友電装株式会社 | コネクタ検査装置 |
JP6557866B2 (ja) * | 2016-11-02 | 2019-08-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器組立装置および電子機器組立方法 |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24399599A patent/JP3446675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8773154B2 (en) | 2010-07-29 | 2014-07-08 | Yazaki Corporation | Mounting structure for a continuity testing unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001066342A (ja) | 2001-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7294015B2 (en) | Connector and a method for controlling the assembly thereof | |
KR100741339B1 (ko) | 커넥터, 커넥터 시험 장치 및 방법 | |
JP2871332B2 (ja) | コネクタ検査装置 | |
WO2006117989A1 (ja) | ワイヤーハーネスの導通検査器 | |
JPH0716390U (ja) | コネクタ検査装置 | |
EP0901204A2 (en) | Inspection unit of a connector inspection apparatus | |
EP0860703A2 (en) | Auto-lock type continuity check unit | |
JP3446675B2 (ja) | 導通検査装置 | |
JPH08334542A (ja) | コネクタ検査具およびコネクタ | |
JPH07333283A (ja) | 防水型コネクタの検査装置 | |
JP3446990B2 (ja) | コネクタのロック忘れ検知構造 | |
JP3846628B2 (ja) | コネクタ | |
JP3211671B2 (ja) | コネクタ検査方法および装置 | |
JPH0982444A (ja) | コネクタ検査器 | |
JP3446676B2 (ja) | 導通検査装置 | |
JPH08320355A (ja) | コネクタ検査装置 | |
JP3744429B2 (ja) | 防水栓組付機能付コネクタ検査装置 | |
JP3339432B2 (ja) | コネクタ検査装置 | |
JP2606400Y2 (ja) | コネクタ検査具 | |
JP3976140B2 (ja) | コネクタ検査治具 | |
JP2002040084A (ja) | コネクタの検査器 | |
JP3099729B2 (ja) | 検査ユニットおよびこれを含むコネクタ検査器 | |
JPH0419448Y2 (ja) | ||
JP2000137052A (ja) | コネクタ検査装置 | |
JPH09139126A (ja) | 嵌込式クランプ用取付検査器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030603 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |