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JPH09139126A - 嵌込式クランプ用取付検査器 - Google Patents

嵌込式クランプ用取付検査器

Info

Publication number
JPH09139126A
JPH09139126A JP7295384A JP29538495A JPH09139126A JP H09139126 A JPH09139126 A JP H09139126A JP 7295384 A JP7295384 A JP 7295384A JP 29538495 A JP29538495 A JP 29538495A JP H09139126 A JPH09139126 A JP H09139126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
holding
insertable
arm
inspection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7295384A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumasa Noro
治正 野呂
Masaki Nakai
正樹 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7295384A priority Critical patent/JPH09139126A/ja
Publication of JPH09139126A publication Critical patent/JPH09139126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クランプの取付方向にかかわらずクランプの取
付検査を確実に行える嵌込式クランプ取付検査器を提供
する。すなわち、検査作業中に、検査すべきクランプを
確実に保持して円滑に検査を進めることができる検査器
を提供する。 【解決手段】ベース(100) に対して第1L形部材(300)
および第2L形部材(400) を回動自在に設けた。接離機
構(500) を介して第1L形部材(300) 側の湾曲年(311)
と第2L形部材(400) 側の上面(412) とが接離できるよ
うにした。湾曲面(311) は、検査すべきクランプ(1) の
上面部分の形状に対応する形状とした。クランプ(1) の
凹部(11)に嵌合可能な突出棒(600) を設けた。クランプ
(1) を突出棒(600) に嵌合させて、湾曲面(311) と上面
(412) との間で挟んで保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組み立て完了後
のワイヤーハーネスの検査時に使用される検査器に関す
るものである。詳しくは、ワイヤーハーネスの外観検査
工程において、外装部品の取り付けに不備がないかどう
かを検査するための検査器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車用のワイヤーハーネス
は、一般に、所定寸法に切断された多数の調尺電線が、
所定の配線形態となるように結束されている。結束され
た電線束には、クランプやグロメット等の外装部品とよ
ばれるものが取り付けられる場合が多い。
【0003】これら外装部品は、電線(通常、所定本数
の電線が束ねられた電線束)の予め定められた位置に正
確に取り付けられていなければならない。なぜなら、取
り付けられるクランプの種類が間違っていたり、あるい
は、その取付位置が定められた位置からずれていたりす
ると、ワイヤーハーネスを車体に組み付ける際に、電線
束に取り付けられたクランプの位置と車体に形成された
クランプ取付用孔との位置とが合致しなくなる。その結
果、ワイヤーハーネスを車体に固定することができなく
なるからである。
【0004】このため、従来から、ワイヤーハーネスの
生産の最終段階では、正しい種類の外装部品が予め定め
られた位置に正確に取り付けられているかどうかを検査
する、いわゆる外観検査を行っている。この外観検査
は、外装部品取付検査器を用いて行われる。外観検査の
要領を概説すると、先ず、組み立てられたワイヤーハー
ネスを検査図板上で所定の支持具を用いて支持し、実際
に車体に組み付けたときと同様の形態となるように布線
展開する。また、検査図板上の所定位置には、予め上記
外装部品取付検査器が設置されている。この所定の位置
とは、検査すべきワイヤーハーネスが検査図板上で布線
展開された状態で、外装部品が正確に取り付けられてい
るべき位置である。
【0005】つまり、正確に外装部品が取り付けられて
いれば、ワイヤーハーネスを検査図板上で布線展開した
ときに、取り付けられた外装部品の位置と外装部品取付
検査器の位置とが合致する。これにより、外装部品が正
確に取り付けられていることを検出し確認することがで
きる。なお、外装部品取付検査器は、検査する外装部品
の種類に対応しており、検査対象としての外装部品の種
類が異なると外装部品取付検査器も違った仕様のものが
使用される。
【0006】以下に、特定の外装部品、たとえば嵌込式
クランプを例にとって、外観検査における嵌込式クラン
プの取付検査について具体的に説明する。図8および図
9は、嵌込式クランプ(以下、単に「クランプ」とい
う。)1の外観斜視図であり、図8は、電線束Eに装着
前の開いた状態を示し、図9は、電線束Eに装着した後
の状態を示している。先ず、これらの図を参照して、当
該クランプ1について説明する。クランプ1は、電線E
に嵌めることによって電線に装着するタイプのものであ
る。
【0007】クランプ1は、基部2と、これに回動自在
に取り付けられた係合片3とを有しており、係合片3を
白抜き矢印の方向に回動させて基部2に係合させること
により、図9に示すように、電線束Eを抱き込むことの
できる嵌合空間4が形成されるようになっている。係合
片3の先端部31には、係止爪32が形成されている。
また、基部2の下方には、係合片3の先端部31が挿入
することができる凹部21が形成されている。この凹部
21の内奥部には、図示していないが、上記係止爪32
と係合し得る舌片が形成されている。従って、電線束E
を基部2と係合片3との間に配置し、係合片3の先端部
31を基部2の凹部21に挿入して上記係止爪32と上
記舌片とを係合させると、電線束Eを上記嵌合空間4に
抱き込んだ状態でクランプ1を電線束Eに固定すること
ができるようになっている(図9の状態)。
【0008】次に、図10は、従来のクランプ用外装部
品取付検査器(以下、「検査器」という。)5を用いて
当該クランプ1の取付検査を行っている状態を示す要部
斜視図である。図10を参照して、この検査器5は、検
査図板6上に配置されている。一方、クランプ1を含む
ワイヤーハーネス(当該検査の対象となるワイヤーハー
ネス)は、検査図板6上で布線展開されている。検査器
5は、図に示すように、ナットNを用いて検査図板6に
締結固定されており、クランプ1の検出を行うヘッド部
(検査器本体)7が、検査図板6上の所定位置に配置さ
れている。この所定位置とは、布線展開されたワイヤー
ハーネスに取り付けられているクランプ1の正規の取付
位置に対応する位置である。
【0009】ヘッド部7は、クランプ1を収容すること
ができる収容室71を備えている。すなわち、この収容
室71の内面形状は、クランプ1の外径形状に合わせて
形成されており、クランプ1と収容室71とは、いわ
ば、略雄・雌関係にあると言える。また、図10に示す
ように、通常、クランプ1の背面12には、凹部11が
形成されている。この凹部11は、電線に装着されたク
ランプ1を所定の部位に取り付けるために形成されてい
る。そして、ヘッド部7には、収容室71内に突出した
突出棒72が形成されている。この突出棒72は、上記
凹部11に挿入でき、ぴったりと係合することができる
ようになっている。さらに、ヘッド部7には、クランプ
検出センサ73が備えられている。このクランプ検出セ
ンサ73により、収容室71にクランプ1が収容される
と、これを検出することができるようになっている。
【0010】クランプ1の取付検査は、次のようにす
る。布線展開されたワイヤーハーネスの電線束Eに、正
確にクランプ1が取り付けられているとすれば、布線展
開された時点で、クランプ1を収容室71に収容するこ
とができる。なぜなら、ヘッド部7は、予め、ワイヤー
ハーネスを布線展開した状態でクランプ1の正規の取付
位置に配置されているからである。また、クランプ1が
正確に取り付けられていれば、クランプ1の凹部11に
検査器5側の突出棒72が挿入係合し、クランプ1は、
確実に収容室71に収容される。これにより、クランプ
検出センサ73が作動する。ここで、収容室71は、ク
ランプ1の形状に対応しているから、当該クランプ1以
外のクランプを収容しようとしても、クランプの外形形
状が収容室71の内面形状に合致しないか、あるいは、
上記突出棒73が干渉することによって、収容室71に
収容することができない。つまり、クランプ検出センサ
73が作動すれば、定められた種類のクランプ1が、正
しい位置に取り付けられていることを確認することがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワイヤーハ
ーネスの仕様によっては、クランプ1の取付方向が所定
方向に決められている場合がある。図10では、クラン
プ1は、背面12を鉛直方向に沿わせて取り付けられて
いる。つまり、クランプ1の凹部11は、水平方向に延
びている。このため、検査器5のヘッド部7は、突出棒
72が水平方向に沿うように配置されている。クランプ
1がこのような取付方向で取り付けられている場合に
は、従来から次のような問題があった。
【0012】図11を参照して、本図は、検査器5の収
容室71にクランプ1が収容されている状態を示してい
る。検査器5のヘッド部7が、突出棒72が水平方向に
沿うように配置されている結果、クランプ1は、横から
嵌め込まれている。ヘッド部7は、収容室71にクラン
プ1をぴったりと収容することができるが、収容したク
ランプ1を保持しておくための機能は備えられていな
い。
【0013】従って、クランプ1は、一旦保持されても
外れてしまう傾向にある。このため、クランプ検出セン
サ73からクランプ1が離れてしまい、定められたクラ
ンプ1が正しい位置に正確に取り付けられているにもか
かわらずクランプ検出センサ73が作動しないという問
題があった。この問題は、ヘッド部7がクランプ1の保
持機能を有していない以上、クランプ1の取付方向に関
係なく生じ得る。つまり、仮に、クランプ1を上方から
嵌め込む場合であっても、クランプ検出センサ73から
クランプ1が離れて(浮き上がって)しまうことがあっ
た。
【0014】また、場合によっては、クランプ1がヘッ
ド部7から外れてしまい、検査そのものを円滑に行うこ
とができないという不都合があった。そこで、この発明
の目的は、取付方向にかかわらず嵌込式クランプの取付
検査を確実に行うことができ、ワイヤーハーネスの外観
検査を円滑に進めることができる、嵌込式クランプ用取
付検査器を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、請求項1に係る嵌込式クランプ用取付検査器は、
基部とこれに係合する係合片とを有し、両者によって電
線束を抱き込むことによって当該電線束に装着すること
ができ、且つ所定位置に取付用凹部が設けられている嵌
込式クランプに適用され、ワイヤーハーネスの外観検査
の際に、前記嵌込式クランプの取付検査を行うための嵌
込式クランプ用取付検査器であって、検査図板に固定し
得る固定部と、固定部に取り付けられ、被検査体として
の嵌込式クランプを挟み込んだ状態で保持し得る検査器
本体とを備えており、検査器本体は、上記嵌込式クラン
プの一の部分に当接し得る第1の挟持面部と、第1の挟
持面部と対向配置され、第1の挟持面部が嵌込式クラン
プの一の部分に当接した状態で、当該嵌込式クランプの
他の部分に当接し得る第2の挟持面部と、互いに接近さ
せることによって第1および第2の挟持面部間への嵌込
式クランプの進入を規制する近接配置位置と、近接配置
位置から互いに離反させることによって第1および第2
の挟持面部間への嵌込式クランプの進入を許容する離反
配置位置との間で、両挟持面部を相対的に接離変位させ
る接離機構と、第1および第2の挟持面部が常時近接配
置位置となるように付勢する付勢部材と、嵌込式クラン
プが所定の外形形状を呈する場合に、第1および第2の
挟持面部による嵌込式クランプの挟み込みを許容する挟
持許容手段とを有していることを特徴とするものであ
る。
【0016】この構成によれば、次の作用を奏する。先
ず、当該嵌込式クランプ用取付検査器を検査図板の所定
の位置に固定配置する。検査図板上では、組み立てが完
了したワイヤーハーネスを、所要の支持具により受け止
めて布線展開する。このとき、組み立てられたワイヤー
ハーネスの正しい位置に嵌込式クランプが装着されてい
なければ、この嵌込式クランプと検査器本体との位置が
ずれる。
【0017】組み立てられたワイヤーハーネスの正しい
位置に嵌込式クランプが装着されていると、嵌込式クラ
ンプと検査器本体との位置が一致する。次いで、接離機
構によって、第1の挟持面部と第2の挟持面部とを互い
に離反させて離反配置位置に配置し、両挟持面部間に嵌
込式クランプを進入させる。両挟持面部は、付勢部材に
よって常時近接配置位置となるように付勢されているか
ら、第1および第2の挟持面部は、嵌込式クランプを挟
み込む状態となる。このとき、挟持許容手段によって、
嵌込式クランプが所定の外形形状を呈している場合にの
み、両挟持面部間で嵌込式クランプを挟み込むことがで
きる。
【0018】本発明の目的を達成するため、請求項2に
係る嵌込式クランプ用取付検査器は、請求項1記載の嵌
込式クランプ用取付検査器において、第1の挟持面部ま
たは第2の挟持面部のうち少なくとも一方は、それぞれ
対応する、嵌込式クランプの一の部分または他の部分に
沿う形状となるように形成されており、上記挟持許容手
段は、上記第1の挟持面部および第2の挟持面部と、両
挟持面部間に嵌込式クランプが進入し、第1の挟持面部
または第2の挟持面部が対応する嵌込式クランプの一の
部分または他の部分に沿って当接した状態で、当該嵌込
式クランプの取付用凹部に嵌合し得る突出部とを有して
いることを特徴とするものである。
【0019】この構成によれば、請求項1に係る発明と
同様の作用を奏する。特に、本請求項に係る発明では、
第1および第2の挟持面部によって嵌込式クランプを挟
み込むときに、第1の挟持面部または第2の挟持面部
が、それぞれ対応する嵌込式クランプの一の部分または
他の部分の形状に沿って当接したときにはじめて、当該
嵌込式クランプの取付用凹部に突出部が嵌合する。そし
て、この状態になったときにはじめて両挟持面部によっ
て嵌込式クランプを挟み込むことができる。
【0020】つまり、組み立てられたワイヤーハーネス
の正しい位置に所定形状を有する嵌込式クランプが装着
されている場合にのみこれを検査器本体によって保持す
ることができる。そして、この保持は、嵌込式クランプ
の取付用凹部に上記突出部が嵌合して嵌込式クランプの
位置決めを行い、その上で、第1の挟持面部または第2
の挟持面部の少なくとも一方を、これらに対応する嵌込
式クランプの一の部分または他の部分の形状に沿って当
接させることによって達成される。
【0021】従って、両挟持面部間に嵌込式クランプが
進入しても、取付用凹部と上記突出部とが嵌合しない限
り、両挟持面部によって嵌込式クランプを挟み込むこと
ができず、これを保持することができない。また、上記
取付用凹部と上記突出部とが嵌合しても、上記第1の挟
持面部または第2の挟持面部の少なくとも一方が、それ
に対応する嵌込式クランプの一の部分または他の部分の
形状に沿って当接しない限り、当該嵌込式クランプを挟
持することができず、その結果、嵌込式クランプを保持
することができない。
【0022】本発明の目的を達成するため、請求項3に
係る嵌込式クランプ用取付検査器は、請求項1または2
記載の嵌込式クランプ取付検査器において、上記検査器
本体は、ベースと、第1の回動軸を中心にしてベースに
対して回動可能に設けられており、上記両挟持面部を離
反配置位置とするために検査すべき嵌込式クランプを当
接させて押圧することによって、上記第1の回動軸を中
心に回動され得る第1の挟持アームと、第1の挟持アー
ムに対向配置され、第2の回動軸を中心にしてベースに
対して回動可能に設けられた第2の挟持アームとを含ん
でおり、第1の挟持アームの、第1の回動軸よりも一方
側の所定部によって上記第1の挟持面部が構成され、第
2の挟持アームの、第2の回動軸よりも一方側の所定部
によって上記第2の挟持面部が構成されており、上記接
離機構は、第1の挟持アームの、第1の回動軸よりも他
方側の端部と、第2の挟持アームの、第2の回動軸より
も他方側の端部とを相対回動可能に連結し、回動される
第1の挟持アームに連動して第2の挟持アームを回動さ
せる連結部を含んでいることを特徴とするものである。
【0023】この構成によれば、請求項1または2記載
に係る発明と同様の作用を奏する。特に、本請求項に係
る発明では、嵌込式クランプを第1の挟持アームに押し
付けて第1の挟持アームを回動させると、連結部を介し
て連結された第2の挟持アームが第1の挟持アームに連
動して回動する。つまり、第1および第2の挟持面部が
互いに離反し、離反配置位置に配置される。この状態
で、嵌込式クランプを第1および第2の挟持アーム間に
進入させる。
【0024】このとき、検査すべき嵌込式クランプが予
め定められた形状のものであれば、嵌込式クランプの取
付用凹部と上記突出部とが嵌合すると共に、第1の挟持
面部または第2の挟持面部が、それぞれ対応する嵌込式
クランプの一の部分または他の部分の形状に沿って当接
する。これにより、嵌込式クランプを第1および第2の
挟持面部間で挟み込んで保持することができる。
【0025】一方、仮に、検査すべき嵌込式クランプが
予め定められた形状のものでない場合は、嵌込式クラン
プを第1の挟持アームに押し付けて、第1および第2の
挟持面部を離反配置位置に配置し、両挟持面部間に嵌込
式クランプを進入させても、上記取付用凹部と突出部と
が嵌合することができない。なぜなら、検査すべき嵌込
式クランプが予め定められた形状のものでないので、突
出部の位置と取付用凹部との位置が合致しないからであ
る。従って、当該嵌込式クランプを第1および第2の挟
持面部間で保持することができない。
【0026】本発明の目的を達成するため、請求項4に
係る嵌込式クランプ用取付検査器は、請求項3記載の嵌
込式クランプ取付検査器において、上記第1の挟持面部
は、上記嵌込式クランプの一の部分に沿う形状に形成さ
れており、上記突出部は、嵌込式クランプを第1の挟持
アームに押し付けて第1および第2の挟持面部を離反配
置位置に配置し、嵌込式クランプの一の部分が上記第1
の挟持面部と当接した状態で、嵌込式クランプの取付用
凹部と嵌合する位置に突設されており、上記第2の挟持
アームに嵌込式クランプが当接されるのを防止する当接
規制部材が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0027】この構成によれば、請求項3に係る発明と
同様の作用を奏する。特に、本請求項に係る発明では、
嵌込式クランプを第1の挟持アームに押し付けて両挟持
面部を離反配置位置に配置し、この状態で嵌込式クラン
プをセットする。加えて、当接規制部材によって、嵌込
式クランプを第2挟持アームの第2の挟持面部に当接さ
せることができない。つまり、第1の挟持面部および第
2の挟持面部を離反配置位置に配置しようとして、嵌込
式クランプを第2の挟持アームに当接させようとしても
できない。従って、第2の挟持アームを押圧することに
よって、第1および第2の挟持面部を離反配置位置に配
置し、この状態で突出部と取付用凹部とを嵌合させよう
としても嵌合させることができない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発
明の一実施形態に係る嵌込式クランプ用取付検査器(以
下、「検査器」という。)Aを用いて、嵌込式クランプ
(以下、「クランプ」という。)1の取付検査を行って
いる状態を示す斜視図である。
【0029】図1を参照して、クランプ1は、従来から
使用されているもので、基部2と、これに回動自在に連
結された係合片3とを有している。このクランプ1は、
係合片3を回動させて基部2に嵌め込むことによって、
基部2と係合片3との間にワイヤーハーネスの一部を構
成している電線束Eを抱き込んで当該電線束Eに装着す
るタイプのものである(図8,図9参照)。
【0030】なお、本実施形態では、上記ワイヤーハー
ネスは、たとえば自動車用として用いられる。また、ク
ランプ1の基部2の背面12側には、取り付け用の凹部
11が形成されている。この凹部11は、電線束Eに装
着された当該クランプ1を、たとえば、車体側所定位置
に設定された凸形状部に差し込んで取り付け、固定する
ためのものである。
【0031】(1) 嵌込式クランプ取付検査の概要 クランプ1の取付検査の目的は、ワイヤーハーネスに装
着されているクランプ1の種類および取付位置が、予め
定められた種類および取付位置と一致しているかどうか
を検査し、仮に、装着されたクランプ1の種類および取
付位置に不具合があれば、当該ワイヤーハーネスを不良
品として排除することである。
【0032】嵌込式クランプ取付検査について詳しく説
明する。検査のし方は、先ず、組み立てられたワイヤー
ハーネス(検査対象としてのワイヤーハーネス)を検査
図板6上で、図示していない所定の支持具を用いて布線
する。すなわち、このワイヤーハーネスが実際に自動車
に組み付けられたときと同様の形態となるように検査図
板6上で展開する。
【0033】一方、検査図板6上では、検査器Aを所定
位置に固定する。この所定位置とは、クランプ1がワイ
ヤーハーネスに対して正確に取り付けられていると仮定
した場合に、ワイヤーハーネスが布線展開された状態で
クランプ1が配置されることとなる位置に対応する位置
である。検査器Aには、検査器本体100が設けられて
いる。この検査器本体100は、クランプ1を検査する
ための専用のものであり、検査すべきクランプの外形形
状との整合性が有る場合に、これを保持することができ
るようになっている。つまり、検査器本体100は、ク
ランプ1と異なる種類のクランプを保持することができ
ず、当該クランプ1のみを挟み込んだ状態で収容し保持
することができるようになっている。
【0034】そして、展開されたワイヤーハーネスに装
着されているクランプ1を検査器本体100によって収
容保持することができるかどうかをチェックする。クラ
ンプ1を検査器本体100によって収容保持することが
できれば、当該クランプ1は、予め定められた種類のも
のであり、しかも、予め定められた位置に正確に取り付
けられていることになる。
【0035】(2) 検査器Aの構造 次に、検査器Aについて詳しく説明する。検査器Aは、
固定部材200と、これに取り付けられた検査器本体1
00とを有している。固定部材200は、棒状をしてお
り、主部210と、主部210の先端側に形成された取
付部220とを有している。主部210は、丸棒からな
り、下方にフランジ211が形成されている。また、こ
のフランジ211から下端にかけて雄ねじ212が形成
されている。そして、主部210をその下端から検査図
板6に設けられた取付孔61に挿通し、検査図板6の裏
側からナットNをかけて締めつける。これにより、検査
図板6は、フランジ211とナットNとによって挟み付
けられ、その結果、固定部材200は、検査図板6に締
結固定される。
【0036】なお、上記取付孔61の位置は、固定部材
200を検査図板6に締結したときに、検査器Aを上述
の所定位置に固定配置することとなる位置である。すな
わち、検査器Aを上記取付孔61を用いて固定した場合
に、クランプ1がワイヤーハーネスに対して正確に取り
付けられているとすれば、ワイヤーハーネスが布線展開
されたときにクランプ1が配置される位置と、検査器本
体100が配置される位置とが一致するようになってい
る。
【0037】一方、取付部220は、主部210よりも
細い丸棒からなり、略L字状に形成されている。取付部
220は、主部210の軸方向に沿って延設されてお
り、その先端には、検査器本体100を取り付けるため
の取付板221が形成されている。この取付板221と
検査器本体100とは、接着剤を用いて接着しても良い
し、図示していないが、ねじ等を用いて締結することも
できる。
【0038】次いで、検査器本体100について詳しく
説明する。図2は、斜め後方から見た状態での検査器本
体100の斜視図であり、図3は、斜め前方から見た状
態での検査器本体100の斜視図である。これらの図を
参照して、検査器本体100は、ベース110と、ベー
ス110に設けられた当て板120と、第1L形部材3
00と、第2L形部材400と、第1L形部材300と
第2L形部材400との一端同士を連結し、両L形部材
300,400の他端同士を相対的に接離させる接離機
構500と、接離機構500を介して上記所定部を常時
接近させた状態に付勢する付勢部材800とを備えてい
る。
【0039】ベース110は、厚肉の板状をしている。
本実施形態では、ベース110の背面111の下方に上
記取付板221が取り付けられている。つまり、ベース
110は、上下方向に沿って配置されている(図1参
照)。図3に示すように、ベース110は、全体として
略鍵型状に形成されており、その前面部に上記当て板1
20が取り付けられている。この当て板120には、後
に詳述する突出棒600と、一対の当接規制棒710,
720とが突設されている。当て板120の下方には、
当て板120の下縁から上方に切り込まれた溝121が
形成されている。また、図2を参照して、ベース110
の一方側側面部112には、ベース110の厚み方向に
切り込まれた切込部113が形成されており、これによ
り、当該側面部112には、図に示すような段部が形成
されている。
【0040】第1L形部材300は、薄肉の板材からな
り、挟持アーム310およびこれに略直交した状態で延
設された連結アーム320とを有している。第1L形部
材300は、回動ピン301を介してベース110の側
面部112の上方に回動可能に支持されている。すなわ
ち、第1L形部材300は、挟持アーム310と連結ア
ーム320との交差部分が回動ピン301を介してベー
ス110に回動可能に支持されており、挟持アーム31
0がベース110の前方へ延び、且つ連結アーム320
が下方へ延びた状態で配置されている。挟持アーム31
0の先端側の下面部には、上方に凸となるように湾曲面
311が形成されている。湾曲面311の形状は、電線
束Eに装着した状態でのクランプ1の上面部(図1参
照)、すなわち、基部2の上面部およびこれに連続する
係合片3の上面部に沿うことができるように形成されて
いる。
【0041】再び図2を参照して、第2L形部材アーム
400は、第1L形部材300と同様に、薄肉の板材か
らなり、挟持アーム410およびこれに略直交した状態
で延設された連結アーム420とを有している。第2L
形部材400は、回動ピン401を介してベース110
の切込部113の下方に回動可能に支持されている。す
なわち、第2L形部材400は、連結アーム420の端
部が上記連結アーム320の端部に重ねられた状態で配
置されており、挟持アーム410と連結アーム420と
の交差部分が回動ピン401を介してベース110に回
動可能に支持されている。そして、挟持アーム410
は、当て板120に形成された溝121を貫通した状態
でベース110の前方へ延び、且つ連結アーム420
は、上方へ延びた状態で配置されている。また、挟持ア
ーム410の先端側には、上方に突出した突片411が
形成されている。図1を参照して、この突片411の上
面412は、検査器本体100によってクランプ1を保
持したときに、クランプ1の下面に当接することができ
るようになっている。
【0042】接離機構500は、両L形部材300,4
00を相対的に変位させることによって、両L形部材3
00,400の他端同士、すなわち、第1L形部材30
0の湾曲面311と第2L形部材400の上面412と
を接離させるものである。接離機構500は、上記回動
ピン301および回動ピン401と、第1L形部材30
0の連結アーム320の端部と第2L形部材400の連
結アーム420の端部とを下記の連結構造によって連結
する連結部510とを含んでいる。
【0043】上記連結部510は、上記連結アーム32
0の端部に形成されたピン挿通孔(図示せず)と、上記
連結アーム420の端部に形成されたピン挿通孔402
(図4参照)と、これら両挿通孔を貫通して配置される
ことにより、両連結アーム320,420の端部同士を
相対回動自在に連結する連結ピン501とを含んでい
る。図4に示すように、ピン挿通孔402は、連結アー
ム420の長手方向に沿って延びる長孔である。これに
より、たとえば、挟持じーム310の先端を上方に押し
上げれば、連結部510を介して挟持アーム410の先
端が下方へ下がるようになっている。
【0044】図4を参照して詳しく説明すると、挟持ア
ーム310の先端を回動ピン301を中心に白抜き矢印
の方向に回動させると、連結アーム320に挿通された
連結ピン501は、回動ピン301を中心として、当該
回動ピン301と連結ピン501との間を半径とする円
周上を移動する。連結ピン501は、連結アーム420
に形成された長孔であるピン挿通孔402に挿通されて
いるから、連結ピン501は、ピン挿通孔402内をス
ライド移動することによって、上記円周上を移動するこ
とができる。このように、連結ピン501が移動するこ
とによって、連結アーム420の端部は、回動ピン40
1を中心として図中右側へ回動される。その結果、挟持
アーム410の先端は、回動ピン401を中心にハッチ
ング付き矢印の方向に回動する。
【0045】以上のように、挟持アーム310の先端を
回動させると、これに連動して挟持アーム410の先端
が回動し、第1L形部材300側の湾曲面311と第2
L形部材400側の上面411とが相対的に接離するよ
うになっている。なお、挟持アーム410の先端を回動
ピン401を中心に回動させても、同様に、湾曲面31
1と上面411とが相対的に接離する。ここで、上記湾
曲面311と上面411とが相対的に接近している状態
を、両者311,411の近接配置位置と定義し、一
方、上記湾曲面311と上面411とが相対的に離反し
ている状態を、両者311,411の離反配置位置と定
義する。
【0046】図3および図4を参照して、本実施形態で
は、上記付勢部材800としてコイルばねを使用してい
る。この付勢部材800は、第1L形部材300と当て
板120との間に介在されている。具体的には、付勢部
材800は、一端側が第1L形部材300の連結部32
0に設けられた座部(図示せず)に嵌め込まれており、
他端側が当て板120の裏面に当接されている。なお、
上記座部は、上記連結部510の近傍に設けられてい
る。
【0047】この付勢部材800によって、第1および
第2L形部材300,400の各連結部320,420
の端部は、図4中左側へ押し付けられており、これによ
り、第1L形部材300側の湾曲面311および第2L
形部材側の上面412は、互いに相対的に接近する方向
に付勢されている。つまり、上記湾曲面311と上記上
面412は、常時近接配置位置側へ変位するように付勢
されており、これにより、第1L形部材300および第
2L形部材400によって、クランプ1を弾性的に挟持
することができるようになっている。なお、このとき、
上記湾曲面311は、第1の挟持面部を構成し、上記上
面412は、第2の挟持面部を構成している。また、上
記コイルばねに代えてねじりコイルばねを用いることも
できる。すなわち、このねじりコイルばねを、ベース1
10と第1L形部材300との間およびベース110と
第2L形部材400との間に、回動ピン301,401
と同芯状に取り付けることもできる。
【0048】図3を参照して、突出棒600は、角柱状
のものであり、クランプ1の凹部11(図1参照)にぴ
ったりと嵌合することができるようになっている。突出
棒600は、当て板120の略中央の下方寄りに突設さ
れている。具体的には、突出棒600は、クランプ1が
第1L形部材300と第2L形部材400との間に進入
して、湾曲面311および上面412によって挟持され
るときに、クランプ1の凹部11にぴったりと嵌め合わ
される位置に配置されている。
【0049】さらに詳しく説明すると、被検査体として
のワイヤーハーネスの予め定められた位置に正確にクラ
ンプ1が装着されているとすれば、当該クランプ1を両
L形部材300,400間に進入させたときに、突出棒
600が凹部11に進入してゆくと共に、クランプ1
は、湾曲面311および上面412によって挟み込まれ
てゆくような位置に、当該突出棒600が配置されてい
る。
【0050】従って、検査の際に、クランプ1を第1L
形部材300の方に押し付けるようにして両L形部材3
00,400間に進入させると、湾曲面311がクラン
プ1の上記上面部分に摺接してゆくと共に、突出棒60
0が凹部11に挿入されてゆく。そして、湾曲面311
がクランプ1の上記上面部分に沿った状態でぴったりと
当接したときに、突出棒600が完全に凹部11に嵌合
する。その結果、クランプ1は、突出棒600に位置決
めされた状態で、当接付勢部材800の弾性力によっ
て、湾曲面311および上面412間に挟み込まれて保
持されるようになっている。
【0051】ところで、単に、上記凹部11と突出棒6
00とを嵌合させた状態であっても、保持しようとする
クランプの上面部分の形状が湾曲面311の形状に対応
していなければ、両面311,412間でクランプ1を
挟み込むことができない。なぜなら、湾曲面311の湾
曲形状に対応していないクランプを両面311,412
間に進入させても、当該両面311,412間でクラン
プ1を挟んで保持することができず、クランプ1が外れ
てしまうからである。
【0052】つまり、上記湾曲面311の湾曲形状およ
び突出棒600が突設された位置は、クランプ1を挟み
込んで確実に保持するための必要要素となっている。そ
して、これら必要要素を含む湾曲面311および突出棒
600は、クランプ1を挟み込むための手段(挟持許容
手段)を構成している。言い換えると、湾曲面311が
所定形状に湾曲され、且つ、突出棒600が所定位置に
配置されていることにより、両L形部材300,400
間に、当該クランプ1以外の種類の(外形形状や大きさ
の異なる)クランプを挟み込んで保持することができな
いようになっている。
【0053】図3を参照して、一対の当接規制棒71
0,720は、平板状のものであり、当て板120に突
設されている。これら当接規制棒710,720は、上
記突出棒600の下方に、第2L形部材400の突片4
11を挟んで左右両側に設けられている。また、各当接
規制棒710,720の上面711,721は、上記突
片411の上面412と、いわゆる略面一状態となるよ
うに配置されている。この当接規制棒710,720が
配置されていることにより、突片411が保護されてい
る。当接規制棒710,720の作用効果については、
後に詳述する。
【0054】(3) 検査器Aの作用・効果 次に、クランプ1の取付検査を行う際の検査器Aの使い
方について、その作用効果と共に説明する。 図1に示すように、組み立てが完了したワイヤーハ
ーネスを検査図板6上で布線展開する。このとき、ワイ
ヤーハーネスの正しい位置にクランプ1が装着されてい
なければ、このクランプ1と検査器本体100との位置
がずれる。これにより、クランプ1が予め定められた位
置に正確に装着されていないことが一目瞭然に分かる。
【0055】 ワイヤーハーネスの正しい位置にクラ
ンプ1が装着されていると、クランプ1と検査器本体1
00との位置が一致する。そして、接離機構500を介
して、第1L形部材300と第2L形部材400とを相
対変位させ、第1L形部材300側の湾曲面311と第
2L形部材400側の上面412とを、離反配置位置に
配置する。
【0056】次いで、湾曲面311と上面412との間
にクランプ1を進入させる。湾曲面311と上面412
とは、付勢部材800によって常時接近する方向に付勢
されているから、クランプ1は、湾曲面311と上面4
12とにより挟み込まれる。このとき、上述の挟持許容
手段によって、嵌込式クランプが所定の外形形状を呈し
ている場合にのみ、すなわち、当該クランプ1のみを湾
曲面311と上面412との間で挟み込んで保持するこ
とができる。
【0057】検査器本体100は、クランプ1がワイヤ
ーハーネスに対して正確に取り付けられているとした場
合に、ワイヤーハーネスが布線展開されたときにクラン
プ1が配置されることとなる位置に配置されているか
ら、クランプ1を上記湾曲面311と上面412との間
で挟み込んで保持することができれば、予め定められた
種類(形状)の嵌込式クランプが、予め定められた位置
に正確に装着されていることが分かる。
【0058】 このように、クランプ1が不具合なく
正確に装着されているかどうかを、当該クランプ1を検
査器本体100によって挟み込んで保持することができ
るか否かによって簡単且つ確実に検査することができ
る。しかも、クランプ1を挟み込んで保持するから、ク
ランプ1の取付方向がどのような方向であっても、検査
中に、クランプ1が検査器本体100から外れる方向に
移動したり、外れてしまたっりすることがない。
【0059】その結果、次のような効果を奏する。上記
検査中においては、当該クランプ1のみを検査している
のではなく、他のクランプやグロメット等の外装部品の
検査も同時に行っている。従って、当該クランプ1が検
査器本体100から外れる方向に移動したり、外れてし
またっりした場合には、これを元に戻す修正作業が必要
であるが、この修正作業中に他の外装部品が外れてしま
って、さらにこの修正作業をしなければならないことが
ある。これに対して本実施形態では、このような不都合
が発生せず、検査中にクランプ1が検査器本体100か
ら外れてしまうことに起因した修正作業等をする必要が
なくなり、検査作業を円滑に進めることができる。
【0060】本実施形態においては、具体的に下記の検
査手順に従って検査を進める。以下、具体的検査手順に
ついて、その作用効果と共に説明する。 図4を参照して、上記湾曲面311および上面41
2によってクランプ1を挟み込む際には、クランプ1を
手に持ち、クランプ1の湾曲した上面部分(基部2の上
面部およびこれに連続する係合片3の上面部)を第1L
形部材300の挟持アーム310の先端に押し当てなが
ら当該クランプ1を図中左側へ移動させる(図5参
照)。クランプ1を挟持アーム310の先端に押し当て
ることにより、当該先端が白抜き矢印の方向に回動す
る。これにより、接離機構500の連結部510を介し
て第1および第2L形部材300,400が相対変位
し、湾曲面311と上面412とは、離反配置位置に配
置される。
【0061】そして、このままクランプ1を図中左側へ
移動させることにより、図6に示すように、クランプ1
を湾曲面311と上面412との間に進入させる。この
とき、クランプ1の凹部11と突出棒600とが嵌合
し、且つ、湾曲面311がクランプ1の上面部分に沿っ
て当接すれば、湾曲面311と上面412との間でクラ
ンプ1を挟み込んで保持することができる。その結果、
予め定められた種類(形状)の嵌込式クランプが、予め
定められた位置に正確に装着されていることが分かる。
【0062】一方、クランプ1を、湾曲面311と上面
412との間に進入させたときに、クランプ1の凹部1
1と突出棒600とが嵌合することができなければ、湾
曲面311と上面412との間でクランプ1を挟み込む
ことができない。たとえば、検査すべきクランプの外形
形状がクランプ1と相似の関係にあれば、湾曲面311
はクランプに当接することができても、突出棒600の
位置がクランプの凹部の位置と合致せず、突出棒600
が上記凹部と嵌合することができない。その結果、湾曲
面311と上面412との間でクランプ1を挟み込むこ
とができず、当該検査しているクランプは、予め定めら
れた種類の嵌込式クランプと形状や大きさが異なってい
ることが分かる。
【0063】このように本実施形態では、湾曲面311
がクランプ1の上面部分に沿ってぴったりと当接したと
きにはじめて、当該クランプ1の凹部11に突出棒60
0が嵌合する。そして、この状態になったときにはじめ
て湾曲面311と上面412によってクランプ1を挟み
込むことができる。すなわち、正しい種類のクランプ1
が装着されていることを検出するために、湾曲面311
の形状をクランプ1の上面部分の形状に対応させ、且つ
突出棒600を設けてこれをクランプ1の凹部11と嵌
合させるようにするという簡単な構造を採用している。
これにより、当該検査器Aを安価に提供することができ
るという利点がある。
【0064】また、本実施形態では、図4ないし図6に
示すように、上記湾曲面311および上面412によっ
てクランプ1を挟み込む際に、クランプ1を図4中左側
に押し付けるだけで、ワンタッチで行うことができる。
これにより、クランプ1の取付検査を一層円滑に進める
ことができるという利点がある。なお、本実施形態で
は、第2の挟持面部として、第2L形部材400側に上
記上面412を構成した。この上面412は、クランプ
1の下面部分に当接するだけのものであるが、当該上面
412の面積をさらに大きくし、クランプ1の下面部分
に沿ってぴったりと当接することができるようにしても
良い。そして、上記上面412をこのように形成するこ
とによって、湾曲面311と上面412とによってクラ
ンプ1を挟み込んで保持することが可能となる。
【0065】また、上記湾曲面311および上面412
は、それぞれ、第1L形部材300の挟持アーム310
および第2L形部材400の挟持アーム410の先端近
くの所定部分により構成し、各部材300,400を回
動させることによって、湾曲面311と上面412とを
接離させるようにしたが、曲板状部材を用いて湾曲面3
11を、また、平板状部材を用いて上面412を別途構
成し、当該曲板状部材および平板状部材を対向配置して
直接接離させることによって、湾曲面311と上面41
2とを接離させるようにすることもできる。
【0066】 加えて、当接規制棒710,720に
よって、検査中に、クランプ1が、第2L形部材400
側の上面412に当接することがない。図3を参照して
詳しく説明すると、仮に、当接規制棒710,720が
なければ、クランプ1を第1L形部材300と第2L形
部材400との間に進入させる際に、誤ってクランプ1
を第2L形部材400の突片411に当接させてしまう
ことがある。これにより、第1および第2L形部材30
0,400が回動し、その結果、湾曲面311および上
面412が離反配置位置に変位してクランプ1が湾曲面
311と上面412との間に進入可能な状態となる。場
合によっては(たとえば、クランプ1と相似形状であっ
て、クランプ1よりも小さいクランプが装着されている
場合)、突出棒600と上面412との間との間で、当
該クランプが挟み込まれて保持されてしまうおそれがあ
る。つまり、予め定められた大きさのクランプ1とは異
なる大きさのクランプが装着されているにもかかわず、
検査に合格してしまう可能性があるという不都合があ
る。
【0067】ところが、本実施形態では、当接規制棒7
10,720が上述のように、すなわち、第2L形部材
400の突片411を挟んで両側に配置され、且つ各当
接規制棒710,720の上面711,721が、突片
411の上面412と略面一となるように配置されてい
る。つまり、突片411は、当接規制棒710,720
によってガードされている。このため、クランプ1を上
記湾曲面311と上面412との間に進入させても、ク
ランプ1が上面412に当接することがなく、必ず第1
L形部材300にクランプ1を当接させることになる。
従って、上記不都合を回避することができる。
【0068】(4) 設計変更例 なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、以下のような種々の設計変更を施すことができる。 上記実施形態では、クランプ1の取付検査の合否の
判定は、専ら作業者の目視により行うことができるが、
クランプ1が検査器本体100に確実に保持されたこと
を検出するセンサを設けることもできる。
【0069】図7を参照して、このセンサとしては、た
とえば、リミットスイッチ900を用いることができ
る。このリミットスイッチ900は、ベース110に埋
め込まれており、その接触子901部分が、ベース11
0の前方側へわずかに突出した状態で配置されている。
そして、検査を行う際に、クランプ1が図6の状態にな
ったときに、クランプ1が接触子901に直接接触する
ようになっている。クランプ1が接触子901に接触す
ることによって、リミットスイッチ900が入力され
る。これにより、クランプ1が、上記湾曲面311と序
面412との間に挟み込まれて保持されたことが検出さ
れ、その結果、当該クランプ1は、予め定められた種類
のものであり、しかも、予め定められた位置に正しく装
着されていることが分かる。
【0070】なお、このように、リミットスイッチ90
0を設けた場合であっても、クランプ1は、上記湾曲面
311と上面412との間に挟み込まれて保持されてい
るから、検査中に、クランプ1が検査器本体100から
外れる方向に移動して、リミットスイッチ900をOF
Fの状態にしてしまうという不都合を回避することがで
きる。その結果、正確な検査を円滑に行うことができ
る。
【0071】 また、上記実施形態では、図3および
図7に示すように、ベース110は略鍵形に形成され、
その上部に傾斜面部115が形成されているが、この傾
斜面部115の形状を、クランプ1の外形形状に沿うよ
うに形成しても良い。このようにすることによって、検
査器本体100にクランプ1を一層安定して収容保持す
ることができる。これにより、検査中にクランプ1が検
査器本体100から外れるのを一層効果的に防止するこ
とができる。
【0072】その他、この発明の範囲内で種々の設計変
更を施すことができる。
【0073】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、当該嵌込
式クランプの取付検査を行う検査図板上でワイヤーハー
ネスを布線展開した場合、組み立てられたワイヤーハー
ネスの正しい位置に嵌込式クランプが装着されていなけ
れば、この嵌込式クランプと検査器本体との位置がずれ
るので、嵌込式クランプが正確な位置に装着されていな
いことが一目瞭然に分かる。また、組み立てられたワイ
ヤーハーネスの正しい位置に嵌込式クランプが装着され
ており、嵌込式クランプと検査器本体との位置が一致し
た場合であっても、嵌込式クランプの外形形状が検査器
本体に対応していなければ、検査器本体によって嵌込式
クランプを保持することができない。これにより、所定
の形状の嵌込式クランプが装着されていないことが分か
る。
【0074】従って、予め定められた種類の嵌込式クラ
ンプが、予め定められた位置に正確に装着されているか
どうかを、嵌込式クランプを検査器本体で挟み込んで保
持することができるか否かによって確実に検査すること
ができる。しかも、嵌込式クランプは、第1の挟持面部
と第2の挟持面部との間で挟み込まれるから、嵌込式ク
ランプの取付方向にかかわらず嵌込式クランプを確実に
保持することができる。つまり、嵌込式クランプの取付
方向がどのような方向であっても、検査中に、嵌込式ク
ランプが検査器本体から外れる方向に移動したり、外れ
てしまたっりすることがない。その結果、検査中に嵌込
式クランプが外れてしまうことに起因した修正作業等を
する必要がなくなり、検査作業を円滑に進めることがで
きる。
【0075】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果を奏する。すなわち、本請求項に
係る発明では、第1および第2の挟持面部に検査すべき
嵌込式クランプが進入し、しかも、このときに、当該嵌
込式クランプの取付用凹部に突出部が嵌合することによ
って、第1および第2の挟持面部が嵌込式クランプの外
周面にぴったりと当接して挟み込むことができる。これ
により、正しい種類の嵌込式クランプが正しい位置に装
着されていることが分かる。つまり、本請求項に係る発
明では、正しい種類の嵌込式クランプが装着されている
ことを検出するために、第1および第2の挟持面部の形
状を嵌込式クランプの外形形状に対応させ、且つ突出部
を設けてこれを嵌込式クランプと嵌合させるようにする
という簡単な構造を採用しており、当該嵌込式クランプ
用取付検査器を安価に提供することができるという利点
がある。
【0076】請求項3に係る発明によれば、請求項1ま
たは2記載に係る発明と同様の効果を奏する。特に、本
請求項に係る発明では、嵌込式クランプを第1の挟持ア
ームに押し付けることにより、第1の挟持アームおよび
第2の挟持アームが回動し、これにより、第1および第
2の挟持面部間で挟持することができる。つまり、ワン
タッチで検査器本体に嵌込式クランプをセットし検査を
行うことができ、検査作業を円滑に進めることができる
という利点がある。もっとも、嵌込式クランプが予め定
められた形状のものでない場合は、両挟持面部間で挟み
込むことができないので、違った種類の嵌込式クランプ
は保持することができず、これにより、嵌込式クランプ
が正確な位置に装着されていないことが分かる。
【0077】請求項4に係る発明によれば、請求項3に
係る発明と同様の効果を奏する。加えて、検査器本体に
嵌込式クランプをセットする際に、第2の挟持アームに
嵌込式クランプを押し付けることによって第1および第
2の挟持面部間に嵌込式クランプを進入させようとして
も、これをすることができない。つまり、検査器本体に
嵌込式クランプをセットする際には、必ず第1の挟持ア
ームに嵌込式クランプを押し付けなければならない。従
って、仮に、第2の挟持アームに嵌込式クランプを押し
付けることによって嵌込式クランプを両挟持面間に進入
させ、上記突出部と第2の挟持面部との間で嵌込式クラ
ンプを保持してしまった結果、正しい形状の嵌込式クラ
ンプでないにもかかわらず、当該検査に合格してしまう
という不都合を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る検査器が検査図板状
で配置されている状態を示す斜視図である。
【図2】検査器本体を斜め後方から見た状態の斜視図で
ある。
【図3】検査器本体を斜め前方から見た状態の斜視図で
ある。
【図4】検査すべきクランプを検査器本体に収容する前
における、クランプと検査器本体との位置関係を模式的
に示した図である。
【図5】検査すべきクランプを検査器本体に押し付けた
状態での、クランプと検査器本体との位置関係を模式的
に示した図である。
【図6】検査すべきクランプを検査器本体に収容した状
態における、クランプと検査器本体との位置関係を模式
的に示した図である。
【図7】設計変更例に係る検査器本体を斜め前方から見
た状態の斜視図である。
【図8】嵌込式クランプの斜視図である。
【図9】嵌込式クランプを電線束に装着した状態を示す
斜視図である。
【図10】クランプの取付検査を行っている状態の、従
来の検査器の斜視図である。
【図11】従来の検査器を用いたクランプの取付検査時
における、検査器本体とクランプとの位置関係を模式的
に示した図である。
【符号の説明】
A 検査器 E 電線束 1 クランプ 11 凹部 2 基部 3 係合片 6 検査図板 100 検査器本体 110 ベース 200 固定部材 300 第1L形部材 301 回動ピン 311 湾曲面(第1の挟持面部) 400 第2L形部材 401 回動ピン 412 上面(第2の挟持面部) 500 接離機構 510 連結部 600 突出棒 710 当接規制棒 720 当接規制棒 800 付勢部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部とこれに係合する係合片とを有し、両
    者によって電線束を抱き込むことによって当該電線束に
    装着することができ、且つ所定位置に取付用凹部が設け
    られている嵌込式クランプに適用され、ワイヤーハーネ
    スの外観検査の際に、前記嵌込式クランプの取付検査を
    行うための嵌込式クランプ用取付検査器であって、 検査図板に固定し得る固定部と、 固定部に取り付けられ、被検査体としての嵌込式クラン
    プを挟み込んだ状態で保持し得る検査器本体とを備えて
    おり、 検査器本体は、 上記嵌込式クランプの一の部分に当接し得る第1の挟持
    面部と、 第1の挟持面部と対向配置され、第1の挟持面部が嵌込
    式クランプの一の部分に当接した状態で、当該嵌込式ク
    ランプの他の部分に当接し得る第2の挟持面部と、 互いに接近させることによって第1および第2の挟持面
    部間への嵌込式クランプの進入を規制する近接配置位置
    と、近接配置位置から互いに離反させることによって第
    1および第2の挟持面部間への嵌込式クランプの進入を
    許容する離反配置位置との間で、両挟持面部を相対的に
    接離変位させる接離機構と、 第1および第2の挟持面部が常時近接配置位置となるよ
    うに付勢する付勢部材と、 嵌込式クランプが所定の外形形状を呈する場合に、第1
    および第2の挟持面部による嵌込式クランプの挟み込み
    を許容する挟持許容手段とを有していることを特徴とす
    る嵌込式クランプ用取付検査器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の嵌込式クランプ用取付検査
    器において、 第1の挟持面部または第2の挟持面部のうち少なくとも
    一方は、それぞれ対応する、嵌込式クランプの一の部分
    または他の部分に沿う形状となるように形成されてお
    り、 上記挟持許容手段は、 上記第1の挟持面部および第2の挟持面部と、 両挟持面部間に嵌込式クランプが進入し、第1の挟持面
    部または第2の挟持面部が対応する嵌込式クランプの一
    の部分または他の部分に沿って当接した状態で、当該嵌
    込式クランプの取付用凹部に嵌合し得る突出部とを有し
    ていることを特徴とする嵌込式クランプ用取付検査器。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の嵌込式クランプ取
    付検査器において、 上記検査器本体は、 ベースと、 第1の回動軸を中心にしてベースに対して回動可能に設
    けられており、上記両挟持面部を離反配置位置とするた
    めに検査すべき嵌込式クランプを当接させて押圧するこ
    とによって、上記第1の回動軸を中心に回動され得る第
    1の挟持アームと、 第1の挟持アームに対向配置され、第2の回動軸を中心
    にしてベースに対して回動可能に設けられた第2の挟持
    アームとを含んでおり、 第1の挟持アームの、第1の回動軸よりも一方側の所定
    部によって上記第1の挟持面部が構成され、第2の挟持
    アームの、第2の回動軸よりも一方側の所定部によって
    上記第2の挟持面部が構成されており、 上記接離機構は、 第1の挟持アームの、第1の回動軸よりも他方側の端部
    と、第2の挟持アームの、第2の回動軸よりも他方側の
    端部とを相対回動可能に連結し、回動される第1の挟持
    アームに連動して第2の挟持アームを回動させる連結部
    を含んでいることを特徴とする嵌込式クランプ取付検査
    器。
  4. 【請求項4】請求項3記載の嵌込式クランプ取付検査器
    において、 上記第1の挟持面部は、上記嵌込式クランプの一の部分
    に沿う形状に形成されており、 上記突出部は、嵌込式クランプを第1の挟持アームに押
    し付けて第1および第2の挟持面部を離反配置位置に配
    置し、嵌込式クランプの一の部分が上記第1の挟持面部
    と当接した状態で、嵌込式クランプの取付用凹部と嵌合
    する位置に突設されており、 上記第2の挟持アームに嵌込式クランプが当接されるの
    を防止する当接規制部材が設けられていることを特徴と
    する嵌込式クランプ取付検査器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210470A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
CN111623738A (zh) * 2019-02-28 2020-09-04 株式会社三丰 计量器检查夹具及计量器检查机
WO2024109536A1 (zh) * 2022-11-24 2024-05-30 深圳市道通科技股份有限公司 一种标定盘、标定设备及标定系统

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