JPH07333283A - 防水型コネクタの検査装置 - Google Patents
防水型コネクタの検査装置Info
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- JPH07333283A JPH07333283A JP6130525A JP13052594A JPH07333283A JP H07333283 A JPH07333283 A JP H07333283A JP 6130525 A JP6130525 A JP 6130525A JP 13052594 A JP13052594 A JP 13052594A JP H07333283 A JPH07333283 A JP H07333283A
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- housing
- inspection
- waterproof
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/66—Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
- G01R31/68—Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board
- G01R31/69—Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board of terminals at the end of a cable or a wire harness; of plugs; of sockets, e.g. wall sockets or power sockets in appliances
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/424—Securing in base or case composed of a plurality of insulating parts having at least one resilient insulating part
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/20—Connectors or connections adapted for particular applications for testing or measuring purposes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 防水型コネクタ30のハウジング31を所定
の検査位置に止定する位置決め面Eおよび止定部材4G
を設ける。これら位置決め面Eまたは止定部材4Gに
は、押圧片3Hを一体的に設ける。押圧片3Hは、ハウ
ジング31の止定時に、半嵌合状態の端子金具に係る防
水栓R2を端子金具の端子収容室への挿入方向へ押し込
むものである。 【効果】 ハウジング31が検査位置に止定される際
に、押圧片3Hが防水栓R2を端子金具の挿入方向に押
し込む。これにより、端子金具は、端子収容室内の正規
の挿入位置に矯正される。従って、導通検査工程におい
て、半嵌合を防止することができる。半嵌合が後工程に
流出するのを確実に防止できる。
の検査位置に止定する位置決め面Eおよび止定部材4G
を設ける。これら位置決め面Eまたは止定部材4Gに
は、押圧片3Hを一体的に設ける。押圧片3Hは、ハウ
ジング31の止定時に、半嵌合状態の端子金具に係る防
水栓R2を端子金具の端子収容室への挿入方向へ押し込
むものである。 【効果】 ハウジング31が検査位置に止定される際
に、押圧片3Hが防水栓R2を端子金具の挿入方向に押
し込む。これにより、端子金具は、端子収容室内の正規
の挿入位置に矯正される。従って、導通検査工程におい
て、半嵌合を防止することができる。半嵌合が後工程に
流出するのを確実に防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水型コネクタの検査
装置に関し、より詳細には、自動車や産業建設機械等に
用いられるワイヤーハーネスの相互接続や、電気機器間
の接続等のために用いられる防水型のコネクタの端子金
具の装着状態等を検査するための防水型コネクタの検査
装置に関するものである。
装置に関し、より詳細には、自動車や産業建設機械等に
用いられるワイヤーハーネスの相互接続や、電気機器間
の接続等のために用いられる防水型のコネクタの端子金
具の装着状態等を検査するための防水型コネクタの検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に防水型のコネクタにおいては、合
成樹脂材料を用いて構成されるハウジングと、このハウ
ジングに形成された端子収容室と、電線の端部に固定さ
れ、端子収容室に収容される端子金具と、端子金具とと
もに電線の端部に固定される防水栓を有している(例え
ば、特開平4−65074号公報、実開昭63−693
73号公報参照)。
成樹脂材料を用いて構成されるハウジングと、このハウ
ジングに形成された端子収容室と、電線の端部に固定さ
れ、端子収容室に収容される端子金具と、端子金具とと
もに電線の端部に固定される防水栓を有している(例え
ば、特開平4−65074号公報、実開昭63−693
73号公報参照)。
【0003】上記防水栓は、端子金具よりも大径に形成
されている。他方、上記ハウジングには、端子収容室と
連続する挿入側開口部が形成されている。挿入側開口部
は、端子収容室よりも大径に形成されており、防水栓の
外周面と摺接する周面を区画している。そして、上記端
子金具は、この端子導入側開口部を介して上記端子収容
室に挿入され、いわゆるランス方式によって、ハウジン
グに固定される。また、端子金具を挿入側開口部からハ
ウジング内に挿入することによって、上記防水栓は、挿
入側開口部を閉塞するようにしている。
されている。他方、上記ハウジングには、端子収容室と
連続する挿入側開口部が形成されている。挿入側開口部
は、端子収容室よりも大径に形成されており、防水栓の
外周面と摺接する周面を区画している。そして、上記端
子金具は、この端子導入側開口部を介して上記端子収容
室に挿入され、いわゆるランス方式によって、ハウジン
グに固定される。また、端子金具を挿入側開口部からハ
ウジング内に挿入することによって、上記防水栓は、挿
入側開口部を閉塞するようにしている。
【0004】このようなコネクタを製造する過程におい
ては、コネクタの導通検査が行われるのが通常である。
コネクタの導通検査は、ハウジングに端子金具が正しく
挿入されているか、端子金具に対する電線の圧着が良好
に行われているか等を検査するために行われる。すなわ
ち、端子金具が挿入されていなかったり、端子金具の挿
入が不完全であったり、電線の圧着が不良であったりす
ると、そのコネクタを使用している製品の動作に不良が
生じるからである。
ては、コネクタの導通検査が行われるのが通常である。
コネクタの導通検査は、ハウジングに端子金具が正しく
挿入されているか、端子金具に対する電線の圧着が良好
に行われているか等を検査するために行われる。すなわ
ち、端子金具が挿入されていなかったり、端子金具の挿
入が不完全であったり、電線の圧着が不良であったりす
ると、そのコネクタを使用している製品の動作に不良が
生じるからである。
【0005】コネクタの導通検査を行うための検査装置
としては、実開昭57−89964号公報、実公昭55
−8221号公報、実開昭64−27668号公報、特
開平5−26939号公報、特開平5−288793号
公報、特開平5−234660号公報等に開示されてい
る。その構成では、コネクタのハウジングを所定の検査
位置に止定する止定手段と、止定されたハウジング内の
端子金具に弾性的に圧接する検出子とを備えている。上
記検出子は、付勢部材によって、端子金具をハウジング
に挿入する方向と反対側に付勢されているとともに、検
知部によって、変位位置が検知可能に構成されている。
としては、実開昭57−89964号公報、実公昭55
−8221号公報、実開昭64−27668号公報、特
開平5−26939号公報、特開平5−288793号
公報、特開平5−234660号公報等に開示されてい
る。その構成では、コネクタのハウジングを所定の検査
位置に止定する止定手段と、止定されたハウジング内の
端子金具に弾性的に圧接する検出子とを備えている。上
記検出子は、付勢部材によって、端子金具をハウジング
に挿入する方向と反対側に付勢されているとともに、検
知部によって、変位位置が検知可能に構成されている。
【0006】端子金具が正規にハウジング内に装着され
ている場合、検出子は、付勢部材の付勢力に打ち勝って
端子挿入方向に押し込まれ、検知部は、端子金具の導通
を検知する。仮に、端子金具がハウジングに挿入されて
いない場合には、上記付勢部材による付勢力によって、
検出子が端子収容室の方へ突出するので、検知部は、こ
れによって、端子金具の不良を検知することができる。
また、端子金具が不完全に挿入されている場合(この明
細書において「半嵌合」という)においても、付勢部材
が検出子を介して端子金具を導入側開口部へ押し込むの
で、検出子が端子収容室の方へ突出し、端子金具の不良
を検知することができる。
ている場合、検出子は、付勢部材の付勢力に打ち勝って
端子挿入方向に押し込まれ、検知部は、端子金具の導通
を検知する。仮に、端子金具がハウジングに挿入されて
いない場合には、上記付勢部材による付勢力によって、
検出子が端子収容室の方へ突出するので、検知部は、こ
れによって、端子金具の不良を検知することができる。
また、端子金具が不完全に挿入されている場合(この明
細書において「半嵌合」という)においても、付勢部材
が検出子を介して端子金具を導入側開口部へ押し込むの
で、検出子が端子収容室の方へ突出し、端子金具の不良
を検知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
コネクタを上述した従来の防水型コネクタの検査装置で
検査した場合、半嵌合が生じている場合にこれを確実に
検出することができない場合があった。これは、防水型
のコネクタにおいて、特に大径の防水栓が採用されてい
る場合には、防水栓と導入側開口部との圧接面積が大き
い分だけ、その摩擦抵抗も大きくなり、上記付勢部材に
よる検出子の変位が規制されてしまうからであった。
コネクタを上述した従来の防水型コネクタの検査装置で
検査した場合、半嵌合が生じている場合にこれを確実に
検出することができない場合があった。これは、防水型
のコネクタにおいて、特に大径の防水栓が採用されてい
る場合には、防水栓と導入側開口部との圧接面積が大き
い分だけ、その摩擦抵抗も大きくなり、上記付勢部材に
よる検出子の変位が規制されてしまうからであった。
【0008】特に、ハウジングと別部材で形成されたリ
テーナによって、端子金具を直接または間接的にハウジ
ングに保持する二重係止構造を採用した場合には、ラン
スやリテーナによる端子金具の保持力が上記付勢部材の
付勢力(例えば、2Kgf)よりも大きくなり、検出子
の変位が不充分になっていたからである。また、このよ
うな不具合を防止するために、上記付勢部材の付勢力を
大きく設定することも考えられるが、その場合には、端
子金具が正規に挿入されている際に、端子金具やラン
ス、並びにリテーナに過度の負荷がかかり好ましくな
い。
テーナによって、端子金具を直接または間接的にハウジ
ングに保持する二重係止構造を採用した場合には、ラン
スやリテーナによる端子金具の保持力が上記付勢部材の
付勢力(例えば、2Kgf)よりも大きくなり、検出子
の変位が不充分になっていたからである。また、このよ
うな不具合を防止するために、上記付勢部材の付勢力を
大きく設定することも考えられるが、その場合には、端
子金具が正規に挿入されている際に、端子金具やラン
ス、並びにリテーナに過度の負荷がかかり好ましくな
い。
【0009】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、検査時に半嵌合を矯正することのできる防水型
コネクタの検査装置を提供することを目的としている。
であり、検査時に半嵌合を矯正することのできる防水型
コネクタの検査装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、端子金具を収容す
る端子収容室と端子収容室へ端子金具を案内する挿入側
開口部とが形成されたハウジングを有するコネクタであ
って、上記挿入側開口部が、端子金具と一体的に構成さ
れた防水栓でシールされている防水型のものの導通を検
査するための防水型コネクタの検査装置において、上記
ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位置決め面
と、位置決め面と協働してハウジングを上記検査位置に
止定する止定部材と、位置決め面と止定部材のいずれか
に一体的に形成され、検査位置に止定されるハウジング
の挿入側開口部から防水栓に臨むとともに、ハウジング
の止定時に半嵌合状態の端子金具に係る防水栓を端子金
具の端子収容室への挿入方向へ押し込む押圧片とを備え
ていることを特徴とする防水型コネクタの検査装置であ
る。
に、本発明の請求項1記載の構成は、端子金具を収容す
る端子収容室と端子収容室へ端子金具を案内する挿入側
開口部とが形成されたハウジングを有するコネクタであ
って、上記挿入側開口部が、端子金具と一体的に構成さ
れた防水栓でシールされている防水型のものの導通を検
査するための防水型コネクタの検査装置において、上記
ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位置決め面
と、位置決め面と協働してハウジングを上記検査位置に
止定する止定部材と、位置決め面と止定部材のいずれか
に一体的に形成され、検査位置に止定されるハウジング
の挿入側開口部から防水栓に臨むとともに、ハウジング
の止定時に半嵌合状態の端子金具に係る防水栓を端子金
具の端子収容室への挿入方向へ押し込む押圧片とを備え
ていることを特徴とする防水型コネクタの検査装置であ
る。
【0011】また、請求項2記載の構成は、端子金具を
収容する端子収容室と端子収容室へ端子金具を案内する
挿入側開口部とが形成されたハウジングを有するコネク
タであって、上記挿入側開口部が、端子金具と一体的に
構成された防水栓でシールされている防水型のものの導
通を検査するための防水型コネクタの検査装置におい
て、上記ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位
置決め面を含み、コネクタを検査可能な姿勢に受けるコ
ネクタ受け部と、コネクタ受け部に保持されたコネクタ
の端子金具と接触する検出子を含む検査部と、検査時に
検査部をコネクタ受け部に保持されたコネクタに接近さ
せるとともに、検査後に検査部をコネクタから離反させ
る変位手段と、コネクタに接近した検査部をロックする
ロック手段と、上記検査部に設けられ、且つロック手段
と協働してハウジングを位置決め面に止定する押圧子
と、コネクタ受け部に一体的に形成され、且つ検査位置
に止定されるハウジングの挿入側開口部から防水栓に臨
むとともに、ハウジングの止定時に半嵌合状態の端子金
具に係る防水栓を端子金具の端子収容室への挿入方向へ
押し込む押圧片とを備えていることを特徴とする防水型
コネクタの検査装置である。
収容する端子収容室と端子収容室へ端子金具を案内する
挿入側開口部とが形成されたハウジングを有するコネク
タであって、上記挿入側開口部が、端子金具と一体的に
構成された防水栓でシールされている防水型のものの導
通を検査するための防水型コネクタの検査装置におい
て、上記ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位
置決め面を含み、コネクタを検査可能な姿勢に受けるコ
ネクタ受け部と、コネクタ受け部に保持されたコネクタ
の端子金具と接触する検出子を含む検査部と、検査時に
検査部をコネクタ受け部に保持されたコネクタに接近さ
せるとともに、検査後に検査部をコネクタから離反させ
る変位手段と、コネクタに接近した検査部をロックする
ロック手段と、上記検査部に設けられ、且つロック手段
と協働してハウジングを位置決め面に止定する押圧子
と、コネクタ受け部に一体的に形成され、且つ検査位置
に止定されるハウジングの挿入側開口部から防水栓に臨
むとともに、ハウジングの止定時に半嵌合状態の端子金
具に係る防水栓を端子金具の端子収容室への挿入方向へ
押し込む押圧片とを備えていることを特徴とする防水型
コネクタの検査装置である。
【0012】また、請求項3記載の構成は、請求項2記
載の防水型コネクタの検査装置において、上記コネクタ
受け部は、位置決め面とともにコネクタを収容する収容
空間を区画するものであり、上記押圧片は、防水栓がコ
ネクタからはみ出している場合に当該コネクタが上記収
容空間に収容されるのを阻止する方向に突出しているも
のである。
載の防水型コネクタの検査装置において、上記コネクタ
受け部は、位置決め面とともにコネクタを収容する収容
空間を区画するものであり、上記押圧片は、防水栓がコ
ネクタからはみ出している場合に当該コネクタが上記収
容空間に収容されるのを阻止する方向に突出しているも
のである。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成では、コネクタの端子金具
が半嵌合の場合、それに伴って防水栓も、正規の位置か
ら挿入側開口部の端子挿入方向上流側に寄った位置で止
まっている。このような半嵌合のコネクタを本発明の位
置決め面と止定部材との間で検査位置に止定すると、挿
入側開口部から防水栓に対向する押圧片は、ハウジング
と相対的に変位する位置決め面または止定部材と一体的
に形成されていることから、防水栓をハウジングと相対
的に変位させ、端子金具の挿入方向に押し込むことがで
きる。この押込み力は、防水栓を介して端子金具に伝達
されるので、端子金具は、半嵌合状態から挿入方向に押
し込まれ、端子収容室内の正規の挿入位置に矯正され
る。
が半嵌合の場合、それに伴って防水栓も、正規の位置か
ら挿入側開口部の端子挿入方向上流側に寄った位置で止
まっている。このような半嵌合のコネクタを本発明の位
置決め面と止定部材との間で検査位置に止定すると、挿
入側開口部から防水栓に対向する押圧片は、ハウジング
と相対的に変位する位置決め面または止定部材と一体的
に形成されていることから、防水栓をハウジングと相対
的に変位させ、端子金具の挿入方向に押し込むことがで
きる。この押込み力は、防水栓を介して端子金具に伝達
されるので、端子金具は、半嵌合状態から挿入方向に押
し込まれ、端子収容室内の正規の挿入位置に矯正され
る。
【0014】また、請求項2記載の構成では、予めコネ
クタのハウジングをコネクタ受け部に載置し、その後、
変位手段によって検査部本体をコネクタに接近させる。
そして、ロック手段により、接近した検査部本体をロッ
クすると、押圧子がロック手段と協働してコネクタのハ
ウジングを位置決め面に押し付ける。また、ハウジング
を位置決め面に止定する過程において、検出子をハウジ
ング内の端子金具に接触させることができる。
クタのハウジングをコネクタ受け部に載置し、その後、
変位手段によって検査部本体をコネクタに接近させる。
そして、ロック手段により、接近した検査部本体をロッ
クすると、押圧子がロック手段と協働してコネクタのハ
ウジングを位置決め面に押し付ける。また、ハウジング
を位置決め面に止定する過程において、検出子をハウジ
ング内の端子金具に接触させることができる。
【0015】また、請求項3記載の構成では、押圧片
は、防水栓がはみ出したコネクタがコネクタ受け部の収
容空間に収容されるのを阻止する方向に突出しているの
で、仮に防水栓がはみ出しているコネクタを装着しよう
とした場合、押圧片がこれを機械的に妨げて、コネクタ
が収容空間に収容されるのを阻止する。
は、防水栓がはみ出したコネクタがコネクタ受け部の収
容空間に収容されるのを阻止する方向に突出しているの
で、仮に防水栓がはみ出しているコネクタを装着しよう
とした場合、押圧片がこれを機械的に妨げて、コネクタ
が収容空間に収容されるのを阻止する。
【0016】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。先ず、リテーナを有しないいわ
ゆるランス方式の防水型コネクタに係る第1の実施例に
ついて、図1〜図7を参照しつつ説明する。図1は本発
明の一実施例の防水型コネクタの検査装置の構成を示す
斜視図である。この防水型コネクタの検査装置は、たと
えば、ワイヤーハーネスに取り付けられたコネクタを検
査するために用いられる。ワイーヤーハーネスは、電線
の接続態様が予め図示されている検査用図板上に載置さ
れて検査される。この検査用図板上に載置されたワイヤ
ーハーネスのコネクタが位置する各箇所に、図1に示す
防水型コネクタの検査装置が固定される。
照して詳細に説明する。先ず、リテーナを有しないいわ
ゆるランス方式の防水型コネクタに係る第1の実施例に
ついて、図1〜図7を参照しつつ説明する。図1は本発
明の一実施例の防水型コネクタの検査装置の構成を示す
斜視図である。この防水型コネクタの検査装置は、たと
えば、ワイヤーハーネスに取り付けられたコネクタを検
査するために用いられる。ワイーヤーハーネスは、電線
の接続態様が予め図示されている検査用図板上に載置さ
れて検査される。この検査用図板上に載置されたワイヤ
ーハーネスのコネクタが位置する各箇所に、図1に示す
防水型コネクタの検査装置が固定される。
【0017】図1および図2を参照して、本実施例の対
象となる防水型のコネクタ30は、樹脂製のハウジング
31を備えている。ハウジング31は、内部が中空に形
成されており、種々の端子金具T1、T2を収容するた
めの端子収容室32と、端子収容室32と連続し、端子
金具T1、T2を上記端子収容室32に挿入するための
挿入側開口部33とを区画している。挿入側開口部33
は、端子収容室32よりも大径に形成されている。
象となる防水型のコネクタ30は、樹脂製のハウジング
31を備えている。ハウジング31は、内部が中空に形
成されており、種々の端子金具T1、T2を収容するた
めの端子収容室32と、端子収容室32と連続し、端子
金具T1、T2を上記端子収容室32に挿入するための
挿入側開口部33とを区画している。挿入側開口部33
は、端子収容室32よりも大径に形成されている。
【0018】上記端子金具T1、T2は、電線Wの端部
に圧着されている、いわゆる圧着端子である。この端子
金具T1、T2は、ゴム製の防水栓R1、R2を介して
上記電線Wの被覆端部にかしめられている。上記防水栓
R1、R2は、図に示す端子挿入時において、挿入側開
口部33を閉塞可能なフランジR3を一体に備えてお
り、このフランジR3によって、上記挿入側開口部33
をシールしている。本実施例のコネクタ30は、比較的
小径の防水栓R1にかしめられた小径端子金具T1と、
半嵌合が問題となる大径の防水栓R2にかしめられた大
径端子金具T2とを有している。上記大径端子金具T2
と一体に構成された防水栓R2は、ハウジング31に延
設された筒部34内の内部、すなわち、挿入側開口部3
3内に収容されている。
に圧着されている、いわゆる圧着端子である。この端子
金具T1、T2は、ゴム製の防水栓R1、R2を介して
上記電線Wの被覆端部にかしめられている。上記防水栓
R1、R2は、図に示す端子挿入時において、挿入側開
口部33を閉塞可能なフランジR3を一体に備えてお
り、このフランジR3によって、上記挿入側開口部33
をシールしている。本実施例のコネクタ30は、比較的
小径の防水栓R1にかしめられた小径端子金具T1と、
半嵌合が問題となる大径の防水栓R2にかしめられた大
径端子金具T2とを有している。上記大径端子金具T2
と一体に構成された防水栓R2は、ハウジング31に延
設された筒部34内の内部、すなわち、挿入側開口部3
3内に収容されている。
【0019】端子収容室32内に収容された端子金具T
1、T2をハウジング31に固定するために、上記ハウ
ジング31には、ランス35が一体的に形成されてお
り、その自由端が端子挿入方向上流側から下流側へ行く
につれて端子収容室32内に入り込むように傾斜してい
る。上述した端子金具T1、T2は、それぞれ対応する
これらランス35の付勢力によって、ハウジング31に
固定されている。
1、T2をハウジング31に固定するために、上記ハウ
ジング31には、ランス35が一体的に形成されてお
り、その自由端が端子挿入方向上流側から下流側へ行く
につれて端子収容室32内に入り込むように傾斜してい
る。上述した端子金具T1、T2は、それぞれ対応する
これらランス35の付勢力によって、ハウジング31に
固定されている。
【0020】なお、ハウジング31の上記筒部34の下
面には、端子金具T1、T2と直交する方向に延びる位
置決め用のリブ37が突出している。また、ハウジング
31の両側部には、位置決め用の略T字形リブ38(図
1にのみ図示)が突出している。各リブ37、38の外
面は、互いに直角に形成されており、これによって、ハ
ウジング31の位置決めを容易ならしめている。
面には、端子金具T1、T2と直交する方向に延びる位
置決め用のリブ37が突出している。また、ハウジング
31の両側部には、位置決め用の略T字形リブ38(図
1にのみ図示)が突出している。各リブ37、38の外
面は、互いに直角に形成されており、これによって、ハ
ウジング31の位置決めを容易ならしめている。
【0021】次に、図1を参照して、上述のような防水
型のコネクタ30を検査するための本実施例の検査装置
は、上記検査用図板に固定されるベース部1を備えてい
る。ベース部1は、平面視長方形に形成された金属製部
材であり、その長手方向に沿って延びる一対のレール部
材2を一体的に備えている。レール部材2の一端側端面
には、検査すべきコネクタ30のハウジング31を受け
るコネクタ受け部3が対向している。また、このレール
部材2の上には、検査部4がスライド自在に配置されて
おり、上記レール部材2は、それに沿って検査部4がコ
ネクタ受け部3に対し接近または離反するための変位手
段を構成している。
型のコネクタ30を検査するための本実施例の検査装置
は、上記検査用図板に固定されるベース部1を備えてい
る。ベース部1は、平面視長方形に形成された金属製部
材であり、その長手方向に沿って延びる一対のレール部
材2を一体的に備えている。レール部材2の一端側端面
には、検査すべきコネクタ30のハウジング31を受け
るコネクタ受け部3が対向している。また、このレール
部材2の上には、検査部4がスライド自在に配置されて
おり、上記レール部材2は、それに沿って検査部4がコ
ネクタ受け部3に対し接近または離反するための変位手
段を構成している。
【0022】上記コネクタ受け部3は、図示しないボル
トにより上記ベース部1の一端に固定される基部3A
と、基部3Aの幅方向両端から上方に延設される一対の
側部3B、3Cとを備えている樹脂成形品である。図3
も参照して、基部3Aおよび両側部3B、3Cは、互い
に上向きに開くコの字形に形成されており、その内面
は、上記コネクタ30のハウジング31を上下に挿抜可
能なガイド面3Eを構成している。
トにより上記ベース部1の一端に固定される基部3A
と、基部3Aの幅方向両端から上方に延設される一対の
側部3B、3Cとを備えている樹脂成形品である。図3
も参照して、基部3Aおよび両側部3B、3Cは、互い
に上向きに開くコの字形に形成されており、その内面
は、上記コネクタ30のハウジング31を上下に挿抜可
能なガイド面3Eを構成している。
【0023】上記ガイド面3Eは、ハウジング31の端
子挿入側端面31A(図1参照)を受ける位置決め面E
と連続している。この位置決め面Eは、基部3Aおよび
両側部3B、3Cに形成された略L字形の肩部により区
画されている。上記位置決め面Eにハウジング31を案
内するために、上記ガイド面3Eは、基部3Aの上面に
形成された第1の凹部E1および第1の凹部E1内に形
成された第2の凹部E2と、各側部3B、3Cの内面に
形成された案内面E3とを備えている。上記第1、第2
の凹部E1、E2は、ハウジング31のリブ37を、案
内面E3は、上記リブ38を、それぞれ後述のように案
内し、ハウジング31の挿入側端面31Aを上記位置決
め面Eに案内するためのものである。また、これら第
1、第2の凹部E1、E2並びに案内面E3は、上述し
た位置決め面Eとともに、ハウジング31を収容するた
めの収容空間Sを区画している。
子挿入側端面31A(図1参照)を受ける位置決め面E
と連続している。この位置決め面Eは、基部3Aおよび
両側部3B、3Cに形成された略L字形の肩部により区
画されている。上記位置決め面Eにハウジング31を案
内するために、上記ガイド面3Eは、基部3Aの上面に
形成された第1の凹部E1および第1の凹部E1内に形
成された第2の凹部E2と、各側部3B、3Cの内面に
形成された案内面E3とを備えている。上記第1、第2
の凹部E1、E2は、ハウジング31のリブ37を、案
内面E3は、上記リブ38を、それぞれ後述のように案
内し、ハウジング31の挿入側端面31Aを上記位置決
め面Eに案内するためのものである。また、これら第
1、第2の凹部E1、E2並びに案内面E3は、上述し
た位置決め面Eとともに、ハウジング31を収容するた
めの収容空間Sを区画している。
【0024】図1に示すように、上記位置決め面Eを区
画している肩部の、当該位置決め面Eと反対側の端面に
は、上記基部3Aおよび両側部3B、3Cの断面に沿う
略コの字形の取付け板3Fがビス3Gによって固定され
ている。この取付け板3Fには、略半筒形に形成された
一対の押圧片3Hが延設されている。この押圧片3H
は、上記位置決め面Eに位置決めされたハウジング31
の筒部34の内部に臨み、筒部34内を閉塞している防
水栓R1、R2を正規の位置に位置決め(矯正)するた
めのものである。
画している肩部の、当該位置決め面Eと反対側の端面に
は、上記基部3Aおよび両側部3B、3Cの断面に沿う
略コの字形の取付け板3Fがビス3Gによって固定され
ている。この取付け板3Fには、略半筒形に形成された
一対の押圧片3Hが延設されている。この押圧片3H
は、上記位置決め面Eに位置決めされたハウジング31
の筒部34の内部に臨み、筒部34内を閉塞している防
水栓R1、R2を正規の位置に位置決め(矯正)するた
めのものである。
【0025】次に、検査部4は、上記レール部材2に載
置される樹脂製の本体4Aを備えている。本体4Aは、
一対のリンクアーム7を介して、上記ベース部1の他端
部に枢支されているハンドル6と連結されている。ハン
ドル6は、上記レール部材2と直交する軸回りに回動可
能な基端部6Aと、基端部6Aに連続する把手部6Bと
を備えている。上記基端部6Aには、上記リンクアーム
7の一端部が枢支しており、このリンクアーム7の他端
部は、上記本体4Aに枢支されている。これにより、ハ
ンドル6を上述した軸回りに回動させることにより、本
体4Aをコネクタ受け部3に対して接近/離反可能に変
位できるようになっている。なお、上記ハンドル6およ
びリンクアーム7並びにコネクタ受け部3は、ロック手
段としてのトグル機構を構成しており、本体4Aをコネ
クタ受け部3に接近させて、コネクタ受け部3に当接さ
せた後、ハンドル6を接近方向に回動させると、死点を
通過して本体4Aをコネクタ受け部3にロックできるよ
うに構成されている。
置される樹脂製の本体4Aを備えている。本体4Aは、
一対のリンクアーム7を介して、上記ベース部1の他端
部に枢支されているハンドル6と連結されている。ハン
ドル6は、上記レール部材2と直交する軸回りに回動可
能な基端部6Aと、基端部6Aに連続する把手部6Bと
を備えている。上記基端部6Aには、上記リンクアーム
7の一端部が枢支しており、このリンクアーム7の他端
部は、上記本体4Aに枢支されている。これにより、ハ
ンドル6を上述した軸回りに回動させることにより、本
体4Aをコネクタ受け部3に対して接近/離反可能に変
位できるようになっている。なお、上記ハンドル6およ
びリンクアーム7並びにコネクタ受け部3は、ロック手
段としてのトグル機構を構成しており、本体4Aをコネ
クタ受け部3に接近させて、コネクタ受け部3に当接さ
せた後、ハンドル6を接近方向に回動させると、死点を
通過して本体4Aをコネクタ受け部3にロックできるよ
うに構成されている。
【0026】図7も参照して、上記本体4Aには、コネ
クタ受け部3に対向して窪む凹部4Bが形成されてい
る。凹部4B内には、コネクタ受け部3に向かって突出
する多数の検出子4C、4Eを備えている。検出子4
C、4Eは、それぞれ検査されるべきコネクタ30の端
子金具T1、T2に対応して設けられており、上記位置
決め面Eに位置決めされたコネクタ30の接続側から対
応する端子金具T1、T2に接触可能な周知のものであ
る。各検出子4C、4Eのうち、小径の端子金具T1に
係るもの(本実施例では、検出子4C)は、機械的な連
結の検査と電気的な導通の検査とを同時に行なう形式の
ものであり、図示しない圧縮コイルばねにより、例えば
2Kgfの力でコネクタ受け部3の方に付勢されてい
る。これら検出子4Cは、端子金具T1が正規にハウジ
ング31内に装着されている場合、付勢部材の付勢力に
抗して、端子挿入方向に押し込まれ、導通を検知するこ
とができるとともに、端子金具T1がハウジング31に
挿入されていない場合や、半嵌合の場合には、上記付勢
部材による付勢力によって、検出子4Cが端子収容室の
方へ突出し、端子金具T1の不良を検知することができ
るように構成されているものである。後述するように、
図1〜図7に示す第1の実施例では、これら端子金具T
1に係る検出子4Cが、位置決め面Eと協働してハウジ
ング31を上記検査位置に止定する止定部材を兼ねてい
る。
クタ受け部3に対向して窪む凹部4Bが形成されてい
る。凹部4B内には、コネクタ受け部3に向かって突出
する多数の検出子4C、4Eを備えている。検出子4
C、4Eは、それぞれ検査されるべきコネクタ30の端
子金具T1、T2に対応して設けられており、上記位置
決め面Eに位置決めされたコネクタ30の接続側から対
応する端子金具T1、T2に接触可能な周知のものであ
る。各検出子4C、4Eのうち、小径の端子金具T1に
係るもの(本実施例では、検出子4C)は、機械的な連
結の検査と電気的な導通の検査とを同時に行なう形式の
ものであり、図示しない圧縮コイルばねにより、例えば
2Kgfの力でコネクタ受け部3の方に付勢されてい
る。これら検出子4Cは、端子金具T1が正規にハウジ
ング31内に装着されている場合、付勢部材の付勢力に
抗して、端子挿入方向に押し込まれ、導通を検知するこ
とができるとともに、端子金具T1がハウジング31に
挿入されていない場合や、半嵌合の場合には、上記付勢
部材による付勢力によって、検出子4Cが端子収容室の
方へ突出し、端子金具T1の不良を検知することができ
るように構成されているものである。後述するように、
図1〜図7に示す第1の実施例では、これら端子金具T
1に係る検出子4Cが、位置決め面Eと協働してハウジ
ング31を上記検査位置に止定する止定部材を兼ねてい
る。
【0027】これに対し、大径の端子金具T2に対応す
るもの(本実施例では、検出子4E)は、専ら電気的な
導通の検査を行なう形式のものであり、図示しない圧縮
コイルばねにより、上記検出子4Cよりも比較的弱い付
勢力でコネクタ受け部3の方に付勢されているものであ
る。次に、上記実施例の作用について説明する。
るもの(本実施例では、検出子4E)は、専ら電気的な
導通の検査を行なう形式のものであり、図示しない圧縮
コイルばねにより、上記検出子4Cよりも比較的弱い付
勢力でコネクタ受け部3の方に付勢されているものであ
る。次に、上記実施例の作用について説明する。
【0028】先ず、図1に示す初期状態において、ハン
ドル6は、離反方向に回動しており、検査部4の本体4
Aは、コネクタ受け部3から離れている。この状態で、
図4に示すように、ハウジング31の両側に形成された
リブ38を案内面E3に沿わせながら、上方からコネク
タ30をコネクタ受け部3のガイド面3Eに対向させて
降下し、図5に示すように、ハウジング31のリブ37
が第1の凹部E1に係合させる。この状態で、ハウジン
グ31を位置決め面Eの方へ押し込むことにより、図6
に示すように、筒部34の下面が第1の凹部E1に受け
られた状態で、リブ37が第2の凹部E2に落ち込み、
押圧片3Hの先端面が、大径の防水栓R2の端面に臨む
ことになる。この際、端子金具T2が完全に嵌合してお
り、それによって防水栓R2が所定の閉塞位置にある場
合には、ハウジング31の挿入側端面31Aが位置決め
面Eに接合し、検査位置にハウジング31が位置するこ
とになる。これに対し、コネクタ30の端子金具T2が
半嵌合の場合、図6に示すように、防水栓R2も正規の
位置から挿入側開口部33の端子挿入方向上流側に寄っ
た位置で止まっている。この結果、挿入側端面31Aと
上記位置決め面Eとは、隙間Gをへだてて対向してい
る。
ドル6は、離反方向に回動しており、検査部4の本体4
Aは、コネクタ受け部3から離れている。この状態で、
図4に示すように、ハウジング31の両側に形成された
リブ38を案内面E3に沿わせながら、上方からコネク
タ30をコネクタ受け部3のガイド面3Eに対向させて
降下し、図5に示すように、ハウジング31のリブ37
が第1の凹部E1に係合させる。この状態で、ハウジン
グ31を位置決め面Eの方へ押し込むことにより、図6
に示すように、筒部34の下面が第1の凹部E1に受け
られた状態で、リブ37が第2の凹部E2に落ち込み、
押圧片3Hの先端面が、大径の防水栓R2の端面に臨む
ことになる。この際、端子金具T2が完全に嵌合してお
り、それによって防水栓R2が所定の閉塞位置にある場
合には、ハウジング31の挿入側端面31Aが位置決め
面Eに接合し、検査位置にハウジング31が位置するこ
とになる。これに対し、コネクタ30の端子金具T2が
半嵌合の場合、図6に示すように、防水栓R2も正規の
位置から挿入側開口部33の端子挿入方向上流側に寄っ
た位置で止まっている。この結果、挿入側端面31Aと
上記位置決め面Eとは、隙間Gをへだてて対向してい
る。
【0029】図6の状態から、ハンドル6(図1参照)
を接近方向(図1において時計回り方向)に回動させる
と、図7に示すように、検査部4の本体4Aがコネクタ
受け部3に保持されているハウジング31に接合し、ハ
ンドル6およびリンクアーム7並びにコネクタ受け部3
に構成されるトグル機構により係止する。ここで、半嵌
合が問題となる大径の端子金具T2に関しては、以下の
作用を奏することになる。
を接近方向(図1において時計回り方向)に回動させる
と、図7に示すように、検査部4の本体4Aがコネクタ
受け部3に保持されているハウジング31に接合し、ハ
ンドル6およびリンクアーム7並びにコネクタ受け部3
に構成されるトグル機構により係止する。ここで、半嵌
合が問題となる大径の端子金具T2に関しては、以下の
作用を奏することになる。
【0030】すなわち、上述のような半嵌合のコネクタ
30を本実施例の位置決め面Eと検出子4Cとの間で挟
圧し、検査位置に止定すると、検出子4Cの付勢力は、
対応する小径の端子金具T1からランス35を介してコ
ネクタ30のハウジング31に伝達される。これによ
り、ハウジング31は、上記検出子4Cからの付勢力に
より、図6に示す隙間G分だけ図7の右側に変位する。
この際、押圧片3Hは、ハウジング31が変位を開始す
るのに先立って防水栓R2に当接しているので、防水栓
R2の変位を阻止する。このため、ハウジング31と防
水栓R2とが相対的に変位することになり、押圧片3H
は、防水栓R2を端子金具T2の挿入方向に押し込むこ
とができる。この押込み力は、防水栓R2を介して端子
金具T2に伝達され、端子金具T2は、半嵌合状態から
挿入方向に押し込まれ、端子収容室32内の正規の挿入
位置に矯正される。その後、上記検出子4Eにより、端
子金具T2の導通検査が行なわれる。これに対して、上
記小径の端子金具T1については、それぞれ対応する検
出子4Cによって、機械的固定状態および電気的導通状
態が検査される。
30を本実施例の位置決め面Eと検出子4Cとの間で挟
圧し、検査位置に止定すると、検出子4Cの付勢力は、
対応する小径の端子金具T1からランス35を介してコ
ネクタ30のハウジング31に伝達される。これによ
り、ハウジング31は、上記検出子4Cからの付勢力に
より、図6に示す隙間G分だけ図7の右側に変位する。
この際、押圧片3Hは、ハウジング31が変位を開始す
るのに先立って防水栓R2に当接しているので、防水栓
R2の変位を阻止する。このため、ハウジング31と防
水栓R2とが相対的に変位することになり、押圧片3H
は、防水栓R2を端子金具T2の挿入方向に押し込むこ
とができる。この押込み力は、防水栓R2を介して端子
金具T2に伝達され、端子金具T2は、半嵌合状態から
挿入方向に押し込まれ、端子収容室32内の正規の挿入
位置に矯正される。その後、上記検出子4Eにより、端
子金具T2の導通検査が行なわれる。これに対して、上
記小径の端子金具T1については、それぞれ対応する検
出子4Cによって、機械的固定状態および電気的導通状
態が検査される。
【0031】このように、本実施例の構成では、押圧片
3Hがハウジング31と相対的に変位するコネクタ受け
部3の位置決め端部と一体的に形成されていることか
ら、コネクタ30の端子金具T2が半嵌合の場合、押圧
片3Hが防水栓R2を介して端子金具T2を正規の位置
に矯正した後、端子金具T2の導通検査を行なうことが
できる。この結果、導通検査工程において半嵌合を防止
し、もって、半嵌合が後工程に流出するのを確実に防止
できるという顕著な効果を奏する。
3Hがハウジング31と相対的に変位するコネクタ受け
部3の位置決め端部と一体的に形成されていることか
ら、コネクタ30の端子金具T2が半嵌合の場合、押圧
片3Hが防水栓R2を介して端子金具T2を正規の位置
に矯正した後、端子金具T2の導通検査を行なうことが
できる。この結果、導通検査工程において半嵌合を防止
し、もって、半嵌合が後工程に流出するのを確実に防止
できるという顕著な効果を奏する。
【0032】また、本実施例の構成では、本体4Aによ
って、止定部材を兼ねる検出子4Cが、端子金具T2の
電気的導通を検出可能な検出子4Eと一体的に担持され
ているので、ハウジング31を位置決め面Eに止定する
過程において、検出子をハウジング31内の端子金具T
2に接触させることができる結果、検査時における検査
作業を効率よく行なうことができるという利点もある。
って、止定部材を兼ねる検出子4Cが、端子金具T2の
電気的導通を検出可能な検出子4Eと一体的に担持され
ているので、ハウジング31を位置決め面Eに止定する
過程において、検出子をハウジング31内の端子金具T
2に接触させることができる結果、検査時における検査
作業を効率よく行なうことができるという利点もある。
【0033】また、小径の端子金具T1に対応する検出
子4Cが、検査時にコネクタ30を位置決め面Eに止定
する止定部材を兼ねることになるので、その分、構造を
簡素化することが可能になるという利点がある。次に、
図8〜図10に示す第2の実施例について詳述する。図
8は、本発明の別の実施例の防水型コネクタの検査装置
の構成を示す斜視図であり、図9は、図8の検査装置に
よって検査されるコネクタの断面図であり、図10は、
図8の検査装置のコネクタ受け部にコネクタを装着した
状態を示す断面図である。
子4Cが、検査時にコネクタ30を位置決め面Eに止定
する止定部材を兼ねることになるので、その分、構造を
簡素化することが可能になるという利点がある。次に、
図8〜図10に示す第2の実施例について詳述する。図
8は、本発明の別の実施例の防水型コネクタの検査装置
の構成を示す斜視図であり、図9は、図8の検査装置に
よって検査されるコネクタの断面図であり、図10は、
図8の検査装置のコネクタ受け部にコネクタを装着した
状態を示す断面図である。
【0034】先ず、図9を参照して、第2実施例に係る
コネクタ130は、いわゆる二重係止方式を採用したも
のである。すなわち、ハウジング31には、図2で説明
したコネクタ30と同様に、端子金具T1、T2を止定
するためのランス35を一体的に備えている。このラン
ス35の背面(端子金具T1、T2と反対側の面)は、
ハウジング31の接続側面に形成された導入孔36Aか
ら外部に開放されており、この導入孔36Aには、ハウ
ジング31と別部材で構成されたリテーナ36(図2で
は、リテーナ36が仮係止状態になっている)が挿入さ
れている。リテーナ36は、ランス35の端子金具T
1、T2に対する係止状態を検出する作用を有してい
る。すなわち、ランス35が端子金具T1、T2に完全
に係止している場合には、上記導入孔36Aが開放され
るため、リテーナ36は、上記導入孔36Aに導入され
た際にハウジング31の端面に対して面一になる。これ
に対し、ランス35が端子金具T1、T2に完全に係止
していない場合には、上記導入孔36Aにランス35が
飛び出してしまう。このため、リテーナ36を導入孔3
6Aに導入すると、ランス35とリテーナ36が干渉し
てしまい、リテーナ36を完全に挿入できなくなる。従
って、作業者は、リテーナ36の挿入状態によって、端
子金具T1、T2に対するランス35の係止状態を確認
することが可能になる。
コネクタ130は、いわゆる二重係止方式を採用したも
のである。すなわち、ハウジング31には、図2で説明
したコネクタ30と同様に、端子金具T1、T2を止定
するためのランス35を一体的に備えている。このラン
ス35の背面(端子金具T1、T2と反対側の面)は、
ハウジング31の接続側面に形成された導入孔36Aか
ら外部に開放されており、この導入孔36Aには、ハウ
ジング31と別部材で構成されたリテーナ36(図2で
は、リテーナ36が仮係止状態になっている)が挿入さ
れている。リテーナ36は、ランス35の端子金具T
1、T2に対する係止状態を検出する作用を有してい
る。すなわち、ランス35が端子金具T1、T2に完全
に係止している場合には、上記導入孔36Aが開放され
るため、リテーナ36は、上記導入孔36Aに導入され
た際にハウジング31の端面に対して面一になる。これ
に対し、ランス35が端子金具T1、T2に完全に係止
していない場合には、上記導入孔36Aにランス35が
飛び出してしまう。このため、リテーナ36を導入孔3
6Aに導入すると、ランス35とリテーナ36が干渉し
てしまい、リテーナ36を完全に挿入できなくなる。従
って、作業者は、リテーナ36の挿入状態によって、端
子金具T1、T2に対するランス35の係止状態を確認
することが可能になる。
【0035】図8を参照して、上記リテーナ36の有無
を検出するために、検査部本体4の凹部4Bには、例え
ば300g/2mmのばね圧を有する検出用スイッチ4
Gが併設されている。図10を参照して、第2の実施例
においても、ハウジング31と防水栓R2とが相対的に
変位することになり、押圧片3Hは、防水栓R2を端子
金具T2の挿入方向に押し込むことができる。この押込
み力は、防水栓R2を介して端子金具T2に伝達され、
端子金具T2は、半嵌合状態から挿入方向に押し込ま
れ、端子収容室32内の正規の挿入位置に矯正される。
その後、第1の実施例と同様に、上記検出子4C、4E
による端子金具の検査が行なわれる。
を検出するために、検査部本体4の凹部4Bには、例え
ば300g/2mmのばね圧を有する検出用スイッチ4
Gが併設されている。図10を参照して、第2の実施例
においても、ハウジング31と防水栓R2とが相対的に
変位することになり、押圧片3Hは、防水栓R2を端子
金具T2の挿入方向に押し込むことができる。この押込
み力は、防水栓R2を介して端子金具T2に伝達され、
端子金具T2は、半嵌合状態から挿入方向に押し込ま
れ、端子収容室32内の正規の挿入位置に矯正される。
その後、第1の実施例と同様に、上記検出子4C、4E
による端子金具の検査が行なわれる。
【0036】このように第2の実施例においても、半嵌
合の端子金具T2を検査時に矯正できる点や、ハウジン
グ31の止定工程と検出子4C、4Eをハウジング31
の端子金具T1、T2に接触させることができる点につ
いては、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。ま
た、上述した検出用スイッチ4Gを設けることにより、
リテーナ36の有無を検出して装着忘れを防止すること
も可能になる。
合の端子金具T2を検査時に矯正できる点や、ハウジン
グ31の止定工程と検出子4C、4Eをハウジング31
の端子金具T1、T2に接触させることができる点につ
いては、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。ま
た、上述した検出用スイッチ4Gを設けることにより、
リテーナ36の有無を検出して装着忘れを防止すること
も可能になる。
【0037】次に、図11および図12に示す第3の実
施例について詳述する。図11は、本発明の別の実施例
の防水型コネクタの検査装置の構成を示す斜視図であ
り、図12は、図11の検査装置のコネクタ受け部にコ
ネクタを装着した状態を示す断面図である。先ず、図1
1および図12を参照して、第3の実施例の特徴点は、
上述した第1実施例の検査部4に、押圧子4Hを併設し
ている点である。
施例について詳述する。図11は、本発明の別の実施例
の防水型コネクタの検査装置の構成を示す斜視図であ
り、図12は、図11の検査装置のコネクタ受け部にコ
ネクタを装着した状態を示す断面図である。先ず、図1
1および図12を参照して、第3の実施例の特徴点は、
上述した第1実施例の検査部4に、押圧子4Hを併設し
ている点である。
【0038】より詳細に説明すると、この押圧子4H
は、矩形に形成された上記凹部4Bの四隅部に設けられ
ており、各検出子4C、4Eと平行に延びている。各押
圧子4Hは、本体4Aをコネクタ受け部3に接近させた
際に、コネクタ30のハウジング31を位置決め面Eに
押圧することにより、位置決め面Eと協働して、ハウジ
ング31を位置決め面Eに区画された検査位置に止定す
るためのものである。
は、矩形に形成された上記凹部4Bの四隅部に設けられ
ており、各検出子4C、4Eと平行に延びている。各押
圧子4Hは、本体4Aをコネクタ受け部3に接近させた
際に、コネクタ30のハウジング31を位置決め面Eに
押圧することにより、位置決め面Eと協働して、ハウジ
ング31を位置決め面Eに区画された検査位置に止定す
るためのものである。
【0039】図12を参照して、かかる作用を奏するた
めに、各押圧子4Hは、本体4A内に縮設された圧縮コ
イルばね4Jにより、コネクタ受け部3に向かって付勢
されているとともに、所定の荷重が先端部に作用した場
合に、この圧縮コイルばね4Jのばね力に抗して本体4
Aの内方に変位可能に構成されている。各圧縮コイルば
ね4Jの付勢力は、それぞれ2kg/2mmに設定され
ている。
めに、各押圧子4Hは、本体4A内に縮設された圧縮コ
イルばね4Jにより、コネクタ受け部3に向かって付勢
されているとともに、所定の荷重が先端部に作用した場
合に、この圧縮コイルばね4Jのばね力に抗して本体4
Aの内方に変位可能に構成されている。各圧縮コイルば
ね4Jの付勢力は、それぞれ2kg/2mmに設定され
ている。
【0040】第3の実施例において、半嵌合のコネクタ
30を位置決め面Eと押圧子4Hとの間で挟圧し、検査
位置に止定すると、コネクタ30のハウジング31は、
押圧子4Hの付勢力により、当該半嵌合の隙間(図6で
示した隙間G)分だけ図12の右側に変位する。この
際、押圧片3Hは、ハウジング31が変位を開始するの
に先立って防水栓R2に当接しているので、防水栓R2
の変位を阻止する。このため、ハウジング31と防水栓
R2とが相対的に変位することになり、押圧片3Hは、
防水栓R2を端子金具T2の挿入方向に押し込むことが
できる。この押込み力は、防水栓R2を介して端子金具
T2に伝達され、端子金具T2は、半嵌合状態から挿入
方向に押し込まれ、端子収容室32内の正規の挿入位置
に矯正される。その後、第1の実施例と同様に、上記検
出子4C、4Eによる端子金具の検査が行なわれる。
30を位置決め面Eと押圧子4Hとの間で挟圧し、検査
位置に止定すると、コネクタ30のハウジング31は、
押圧子4Hの付勢力により、当該半嵌合の隙間(図6で
示した隙間G)分だけ図12の右側に変位する。この
際、押圧片3Hは、ハウジング31が変位を開始するの
に先立って防水栓R2に当接しているので、防水栓R2
の変位を阻止する。このため、ハウジング31と防水栓
R2とが相対的に変位することになり、押圧片3Hは、
防水栓R2を端子金具T2の挿入方向に押し込むことが
できる。この押込み力は、防水栓R2を介して端子金具
T2に伝達され、端子金具T2は、半嵌合状態から挿入
方向に押し込まれ、端子収容室32内の正規の挿入位置
に矯正される。その後、第1の実施例と同様に、上記検
出子4C、4Eによる端子金具の検査が行なわれる。
【0041】このように第3の実施例においても、半嵌
合の端子金具T2を検査時に矯正できる点や、ハウジン
グ31の止定工程と検出子4C、4Eをハウジング31
の端子金具T1、T2に接触させることができる点につ
いては、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。他
方、第3の実施例では、押圧子4Hを設け、この押圧子
4Hの押し付け荷重によって防水栓R2の押込みを行な
っているので、所望の押込み荷重が得やすくなる。すな
わち、第1の実施例のように検出子4Cの荷重のみでハ
ウジング31を押圧片3Hに対して相対的に変位させる
場合、検出子4Cによって押圧される端子金具T1の本
数が品種によって一定しておらず、極数が少ないもの
や、検出子4Cのばね圧が小さいものでは、充分に大径
の端子金具T2の位置を矯正するために必要な荷重を得
ることができないことがある。特にばね圧は、端子の変
形を来さない範囲に限定されるので、この点からも充分
な押し付け荷重を得にくくなっている。これに対して、
本実施例のように、押圧子4Hを設けた場合には、大き
な荷重をハウジング31に作用させることが可能になる
ので、極数が少ないものや、検出子4Cのばね圧が小さ
いものにおいても、確実に大径の端子金具T2の位置矯
正を行なうことができ、しかも端子金具T1を損ねる虞
れもなくなるのである。
合の端子金具T2を検査時に矯正できる点や、ハウジン
グ31の止定工程と検出子4C、4Eをハウジング31
の端子金具T1、T2に接触させることができる点につ
いては、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。他
方、第3の実施例では、押圧子4Hを設け、この押圧子
4Hの押し付け荷重によって防水栓R2の押込みを行な
っているので、所望の押込み荷重が得やすくなる。すな
わち、第1の実施例のように検出子4Cの荷重のみでハ
ウジング31を押圧片3Hに対して相対的に変位させる
場合、検出子4Cによって押圧される端子金具T1の本
数が品種によって一定しておらず、極数が少ないもの
や、検出子4Cのばね圧が小さいものでは、充分に大径
の端子金具T2の位置を矯正するために必要な荷重を得
ることができないことがある。特にばね圧は、端子の変
形を来さない範囲に限定されるので、この点からも充分
な押し付け荷重を得にくくなっている。これに対して、
本実施例のように、押圧子4Hを設けた場合には、大き
な荷重をハウジング31に作用させることが可能になる
ので、極数が少ないものや、検出子4Cのばね圧が小さ
いものにおいても、確実に大径の端子金具T2の位置矯
正を行なうことができ、しかも端子金具T1を損ねる虞
れもなくなるのである。
【0042】この利点は、図13に示す第4の実施例に
おいては、一層顕著になる。図13に示す第4の実施例
は、上述した第2の実施例の検査装置に押圧子4Hを併
設した例である。同図を参照して、上述したリテーナ3
6をハウジング31に併設した場合には、リテーナ36
自身によって、ランス35の係合状態をある程度検出す
ることが可能になる。しかし、ランス35の係止状態に
よっては、端子金具T2が半嵌合状態であるにも拘ら
ず、ランス35がハウジング31と面一になるまで、導
入孔36Aに無理嵌めされることになる結果、外観から
は半嵌合状態を検知することができなくなっている。し
かも、リテーナ36が導入孔36Aに無理嵌めされるこ
とにより、ランス35が変位しにくくなって、大きな係
止力が端子金具T2に作用することになる結果、端子金
具T2がランス35の規制力により正規位置に移動しに
くくなっている。このような場合に、上記押圧子4Hを
設ければ、大きな荷重をハウジング31に作用させて、
押圧片3Hによる端子金具T2の矯正を確実に行なうこ
とができるのである。
おいては、一層顕著になる。図13に示す第4の実施例
は、上述した第2の実施例の検査装置に押圧子4Hを併
設した例である。同図を参照して、上述したリテーナ3
6をハウジング31に併設した場合には、リテーナ36
自身によって、ランス35の係合状態をある程度検出す
ることが可能になる。しかし、ランス35の係止状態に
よっては、端子金具T2が半嵌合状態であるにも拘ら
ず、ランス35がハウジング31と面一になるまで、導
入孔36Aに無理嵌めされることになる結果、外観から
は半嵌合状態を検知することができなくなっている。し
かも、リテーナ36が導入孔36Aに無理嵌めされるこ
とにより、ランス35が変位しにくくなって、大きな係
止力が端子金具T2に作用することになる結果、端子金
具T2がランス35の規制力により正規位置に移動しに
くくなっている。このような場合に、上記押圧子4Hを
設ければ、大きな荷重をハウジング31に作用させて、
押圧片3Hによる端子金具T2の矯正を確実に行なうこ
とができるのである。
【0043】上述した各実施例においては、防水栓R2
が完全にハウジング31内に収容されている場合につい
て説明した。これに対して、図14に示すように、防水
栓R2が、ハウジング31から突出している場合もあ
る。このようなハウジング31を上記コネクタ受け部3
に装着しようとすると、上述した押圧片3Hが突出した
防水栓R2と係合し、ハウジング31がコネクタ収容部
3のハウジング収容空間S内に収容できなくなる。これ
により、上述した各実施例では、仮に防水栓R2がはみ
出しているハウジング31を装着しようとした場合、押
圧片3Hがこれを機械的に妨げて、ハウジング31が収
容空間に収容されるのを阻止するので、ハウジング31
に対する端子金具や防水栓R2の装着不良を機械的に検
出することも可能になるという利点がある。
が完全にハウジング31内に収容されている場合につい
て説明した。これに対して、図14に示すように、防水
栓R2が、ハウジング31から突出している場合もあ
る。このようなハウジング31を上記コネクタ受け部3
に装着しようとすると、上述した押圧片3Hが突出した
防水栓R2と係合し、ハウジング31がコネクタ収容部
3のハウジング収容空間S内に収容できなくなる。これ
により、上述した各実施例では、仮に防水栓R2がはみ
出しているハウジング31を装着しようとした場合、押
圧片3Hがこれを機械的に妨げて、ハウジング31が収
容空間に収容されるのを阻止するので、ハウジング31
に対する端子金具や防水栓R2の装着不良を機械的に検
出することも可能になるという利点がある。
【0044】上述した実施例は、本発明の好ましい実施
例を例示したものに過ぎず、本発明は、上記実施例に限
定されない。例えば、上述した第3、第4実施例に、小
径の防水栓R1を押圧する押圧片を設けて、全ての端子
金具T1、T2の挿入位置を矯正可能な構成を採用して
もよい。その場合には、改めて、端子金具の挿入位置へ
の矯正作業を行なう必要がなくなるので、製造作業が格
段に軽減され、製品の歩留りも高くなるという利点もあ
る。さらに、端子金具の矯正をすることから、端子金具
の半嵌合を検出するための部材を設ける必要もなくな
り、検査に要する機構が簡素化するという利点もある。
例を例示したものに過ぎず、本発明は、上記実施例に限
定されない。例えば、上述した第3、第4実施例に、小
径の防水栓R1を押圧する押圧片を設けて、全ての端子
金具T1、T2の挿入位置を矯正可能な構成を採用して
もよい。その場合には、改めて、端子金具の挿入位置へ
の矯正作業を行なう必要がなくなるので、製造作業が格
段に軽減され、製品の歩留りも高くなるという利点もあ
る。さらに、端子金具の矯正をすることから、端子金具
の半嵌合を検出するための部材を設ける必要もなくな
り、検査に要する機構が簡素化するという利点もある。
【0045】また、上述した検出子4Eは、位置決め面
Eに対して相対的に変位可能な部材(本体4A)に取り
付けられているが、実開昭57−89964号に開示さ
れている検査装置のように、検出子をコネクタの位置決
め面から突出する構成のものを採用してもよい。この構
成を採用した場合には、ハウジングを位置決め面に押し
付けるトグルクランプ等の止定部材を設けるとともに、
トグルクランプに押圧片を設けることにより、本発明を
実現することが可能である。このように、押圧片は、位
置決め面と止定部材の何れにも取り付けることが可能で
ある。
Eに対して相対的に変位可能な部材(本体4A)に取り
付けられているが、実開昭57−89964号に開示さ
れている検査装置のように、検出子をコネクタの位置決
め面から突出する構成のものを採用してもよい。この構
成を採用した場合には、ハウジングを位置決め面に押し
付けるトグルクランプ等の止定部材を設けるとともに、
トグルクランプに押圧片を設けることにより、本発明を
実現することが可能である。このように、押圧片は、位
置決め面と止定部材の何れにも取り付けることが可能で
ある。
【0046】本実施例では、コネクタ30を担持してい
るコネクタ受け部3が固定され、検査部4の本体4Aが
移動する形式のものであったが、コネクタ受け部3を本
体4Aに対して接近させ、或いは離反させる形式のもの
に本発明を適用してもよい。その他、本発明の要旨を変
更しない範囲内で、種々の設計変更が可能であること
は、云うまでもない。
るコネクタ受け部3が固定され、検査部4の本体4Aが
移動する形式のものであったが、コネクタ受け部3を本
体4Aに対して接近させ、或いは離反させる形式のもの
に本発明を適用してもよい。その他、本発明の要旨を変
更しない範囲内で、種々の設計変更が可能であること
は、云うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、コネクタの端子金具が半嵌合の場合、
押圧片が防水栓を介して端子金具を正規の位置に矯正し
た後、端子金具の導通検査を行なうことができるので、
導通検査工程において、半嵌合を防止することができ、
もって、半嵌合が後工程に流出するのを確実に防止でき
るという顕著な効果を奏する。
記載の構成では、コネクタの端子金具が半嵌合の場合、
押圧片が防水栓を介して端子金具を正規の位置に矯正し
た後、端子金具の導通検査を行なうことができるので、
導通検査工程において、半嵌合を防止することができ、
もって、半嵌合が後工程に流出するのを確実に防止でき
るという顕著な効果を奏する。
【0048】また、請求項2記載の構成では、押圧子の
押し付け荷重によって防水栓の押込みを行なっているの
で、所望の押込み荷重が得やすくなり、いわゆる二重係
止のコネクタにおいても確実に防水栓の矯正を行なうこ
とが可能になるという利点がある。しかも、ハウジング
の止定時に検出子をハウジング内の端子金具に接触させ
ることができるので、ハウジングの止定工程と検出子を
ハウジングの端子金具に接触させる工程とを同時に行な
うことが可能になる結果、検査時における検査作業を効
率よく行なうことができるという利点もある。
押し付け荷重によって防水栓の押込みを行なっているの
で、所望の押込み荷重が得やすくなり、いわゆる二重係
止のコネクタにおいても確実に防水栓の矯正を行なうこ
とが可能になるという利点がある。しかも、ハウジング
の止定時に検出子をハウジング内の端子金具に接触させ
ることができるので、ハウジングの止定工程と検出子を
ハウジングの端子金具に接触させる工程とを同時に行な
うことが可能になる結果、検査時における検査作業を効
率よく行なうことができるという利点もある。
【0049】また、請求項3記載の構成では、仮に防水
栓がはみ出しているコネクタを装着しようとした場合、
押圧片がこれを機械的に妨げて、コネクタが収容空間に
収容されるのを阻止するので、コネクタに対する端子金
具や防水栓の装着不良を機械的に検出することも可能に
なるという利点がある。
栓がはみ出しているコネクタを装着しようとした場合、
押圧片がこれを機械的に妨げて、コネクタが収容空間に
収容されるのを阻止するので、コネクタに対する端子金
具や防水栓の装着不良を機械的に検出することも可能に
なるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例の防水型コネクタの検査装置
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例により検査されるコネクタの断面
図である。
図である。
【図3】図1の実施例におけるコネクタ受け部の一部を
破断して示す斜視図である。
破断して示す斜視図である。
【図4】図3のコネクタ受け部とコネクタの断面を示す
分解図である。
分解図である。
【図5】図3のコネクタ受け部に対するコネクタの装着
過程を示す断面図である。
過程を示す断面図である。
【図6】図3のコネクタ受け部に対するコネクタの装着
過程を示す断面図である。
過程を示す断面図である。
【図7】図3のコネクタ受け部にコネクタを装着した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】本発明の別の実施例における防水型コネクタの
検査装置の構成を示す斜視図である。
検査装置の構成を示す斜視図である。
【図9】図8の実施例により検査されるコネクタの断面
図である。
図である。
【図10】図8の実施例におけるコネクタ受け部にコネ
クタを装着した状態を示す断面図である。
クタを装着した状態を示す断面図である。
【図11】本発明のさらに別の実施例における防水型コ
ネクタの検査装置の構成を示す斜視図である。
ネクタの検査装置の構成を示す斜視図である。
【図12】図11の実施例により検査されるコネクタの
断面図である。
断面図である。
【図13】本発明のさらに別の実施例におけるコネクタ
受け部にコネクタを装着した状態を示す断面図である。
受け部にコネクタを装着した状態を示す断面図である。
【図14】本発明の各実施例に採用されているコネクタ
受け部の作用を示す断面図である。
受け部の作用を示す断面図である。
3 コネクタ受け部 3H 押圧片 4 検査部 4A 検査部本体 4G 押圧子 E 位置決め面
Claims (3)
- 【請求項1】端子金具を収容する端子収容室と端子収容
室へ端子金具を案内する挿入側開口部とが形成されたハ
ウジングを有するコネクタであって、上記挿入側開口部
が、端子金具と一体的に構成された防水栓でシールされ
ている防水型のものの導通を検査するための防水型コネ
クタの検査装置において、 上記ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位置決
め面と、 位置決め面と協働してハウジングを上記検査位置に止定
する止定部材と、 位置決め面と止定部材のいずれかに一体的に形成され、
検査位置に止定されるハウジングの挿入側開口部から防
水栓に臨むとともに、ハウジングの止定時に半嵌合状態
の端子金具に係る防水栓を端子金具の端子収容室への挿
入方向へ押し込む押圧片とを備えていることを特徴とす
る防水型コネクタの検査装置。 - 【請求項2】端子金具を収容する端子収容室と端子収容
室へ端子金具を案内する挿入側開口部とが形成されたハ
ウジングを有するコネクタであって、上記挿入側開口部
が、端子金具と一体的に構成された防水栓でシールされ
ている防水型のものの導通を検査するための防水型コネ
クタの検査装置において、 上記ハウジングを所定の検査位置に位置決めする位置決
め面を含み、コネクタを検査可能な姿勢に受けるコネク
タ受け部と、 コネクタ受け部に保持されたコネクタの端子金具と接触
する検出子を含む検査部と、 検査時に検査部をコネクタ受け部に保持されたコネクタ
に接近させるとともに、検査後に検査部をコネクタから
離反させる変位手段と、 コネクタに接近した検査部をロックするロック手段と、 上記検査部に設けられ、且つロック手段と協働してハウ
ジングを位置決め面に止定する押圧子と、 コネクタ受け部に一体的に形成され、且つ検査位置に止
定されるハウジングの挿入側開口部から防水栓に臨むと
ともに、ハウジングの止定時に半嵌合状態の端子金具に
係る防水栓を端子金具の端子収容室への挿入方向へ押し
込む押圧片とを備えていることを特徴とする防水型コネ
クタの検査装置。 - 【請求項3】請求項2記載の防水型コネクタの検査装置
において、 上記コネクタ受け部は、位置決め面とともにコネクタを
収容する収容空間を区画するものであり、 上記押圧片は、防水栓がコネクタからはみ出している場
合に当該コネクタが上記収容空間に収容されるのを阻止
する方向に突出しているものである。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130525A JPH07333283A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 防水型コネクタの検査装置 |
GB9511185A GB2290419B (en) | 1994-06-13 | 1995-06-02 | Inpection device for a waterproof connector |
US08/479,221 US5629627A (en) | 1994-06-13 | 1995-06-07 | Inspection device for a waterproof connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130525A JPH07333283A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 防水型コネクタの検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07333283A true JPH07333283A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15036388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6130525A Pending JPH07333283A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 防水型コネクタの検査装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5629627A (ja) |
JP (1) | JPH07333283A (ja) |
GB (1) | GB2290419B (ja) |
Families Citing this family (11)
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JP3274348B2 (ja) * | 1996-03-15 | 2002-04-15 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの嵌合検知装置 |
JPH1152001A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ検査装置の検査部 |
US6062906A (en) * | 1998-08-31 | 2000-05-16 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connector and retaining member therefor |
JP3794608B2 (ja) * | 1999-12-01 | 2006-07-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ導通検査具 |
US7775101B2 (en) * | 2006-08-03 | 2010-08-17 | Marposs Societa Per Azioni | Dynamic gear inspection system |
US7963032B2 (en) * | 2006-10-09 | 2011-06-21 | Komax Holding Ag | Method for determining the position of a wire fitting on a wire |
JP5902602B2 (ja) * | 2012-12-13 | 2016-04-13 | 株式会社東海理化電機製作所 | ロック装置 |
JP6061148B2 (ja) * | 2013-11-28 | 2017-01-18 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP6755148B2 (ja) * | 2016-08-30 | 2020-09-16 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | レバー式コネクタ |
US11128086B2 (en) * | 2018-05-11 | 2021-09-21 | The Boeing Company | Apparatus for contact insertion and retention testing |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB2169153B (en) * | 1984-12-28 | 1988-08-03 | Sumitomo Wall Systems Ltd | Connector terminal examination device |
JPH025383A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-10 | Yazaki Corp | コネクタ端子検出具 |
JPH04179075A (ja) * | 1990-11-13 | 1992-06-25 | Yazaki Corp | 低挿入力コネクタ |
JP2921721B2 (ja) * | 1992-04-07 | 1999-07-19 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ端子検査具 |
JP2682594B2 (ja) * | 1992-07-27 | 1997-11-26 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ端子検出具 |
JP2871332B2 (ja) * | 1992-09-03 | 1999-03-17 | 住友電装株式会社 | コネクタ検査装置 |
JPH0688850A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ検査装置 |
JP2868394B2 (ja) * | 1993-08-20 | 1999-03-10 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ端子検査具 |
JP2575406Y2 (ja) * | 1993-08-24 | 1998-06-25 | 住友電装株式会社 | コネクタ検査装置 |
JP2797928B2 (ja) * | 1993-10-15 | 1998-09-17 | 住友電装株式会社 | コネクタ検査装置 |
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1994
- 1994-06-13 JP JP6130525A patent/JPH07333283A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-02 GB GB9511185A patent/GB2290419B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-07 US US08/479,221 patent/US5629627A/en not_active Expired - Fee Related
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