JP3381210B2 - 鉄片探知装置 - Google Patents
鉄片探知装置Info
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Description
に紛れ込んだミシンの折れ針・待ち針などの残り針、食
品その他の製品中に紛れ込んでいる有害な鉄片を探知す
る鉄片探知装置に関する。
走行するベルトコンベヤ上に被検査物である衣類などの
縫製品、食品その他の製品を載置し、被検査物をして探
知区域を通過走行させて、被検査物に紛れ込んでいる鉄
片(強磁性体片)を探知する鉄片探知装置は、例えば、
本出願人会社からAPA−6000型検針機(コンベヤ
タイプ検針機)として販売され従来公知である。
ベヤ式鉄片探知装置には、被検査物をベルトコンベヤに
載せる場所とベルトコンベヤからおろす場所がベルトコ
ンベヤの上流側と下流側に離れているため、その作業に
2名の作業員を必要とするが、本発明は1名で検査をす
ることのできる搬送式鉄片探知装置を得ることにある。
部が一体的に組立調整されているため、装置の修理調整
の必要が生じた場合には、技術者が遠方の使用現場まで
出かけなければならないという不経済があるが、本発明
は、使用者又は運送業者が装置を各ユニット単位に簡単
に分解し、修理等を必要とするユニットのみをメーカー
・修理センター等に運送して修理等を行なうことのでき
る鉄片探知装置を得ることにある。
針などのようにその形状に偏りのある場合、磁界の向き
に対する鉄片の向きにより、鉄片の磁界に与える影響が
大きく変化するため、鉄片の向きによっては鉄片を探知
できないという性質があるので、前記の従来公知の磁気
感応式鉄片探知装置では、鉄片の向きによっては探知漏
れが生じるという欠点があるが、本発明は、かかる探知
漏れがより少ない磁気感応式鉄片探知装置を得ることに
ある。
鉄片探知センサーの探知区域を通して被検査物を往復走
行させるトロッコをもつ搬送装置とからなる鉄片探知装
置において、鉄片探知センサーと搬送装置とが相互に独
立的に安定した基板(または基台)上に設置され、そし
て搬送装置が基板上に戴置された駆動ユニット及び支持
ユニットと、該駆動ユニットと支持ユニットとの上に横
架された搬送ユニットとからっている鉄片探知装置。鉄
片探知センサーと、該鉄片探知センサーの探知区域を通
過して往復移動するトロッコと、ほぼ水平面内において
回転できるようにトロッコ上に設けた被検査物戴置板
と、鉄片探知センサーの探知区域通過後に被検査物戴置
板を任意の角度に回転させる手段とを備えた磁気感応式
の鉄片探知装置。鉄片探知センサーと、該鉄片探知セン
サーの探知区域を通して被検査物を往復走行させるトロ
ッコをもつ搬送装置とからなる鉄片探知装置において、
鉄片探知センサーと搬送装置とが相互に独立的に安定し
た基板(または基台)上に設置され、そして搬送装置が
基板上に戴置された駆動ユニット及び支持ユニットと、
該駆動ユニットと支持ユニットとの上に位置決めピン等
により位置決め横架された搬送ユニットとからなり、そ
してまた、ほぼ水平面内において任意の角度回転できる
ようにトロッコ上に設けた被検査物戴置板と、鉄片探知
センサーの探知区域通過後に被検査物戴置板を任意の角
度に回転させる手段とを備えた鉄片探知装置。
例示す正面説明図、図2は同平面説明図、図3は同右側
面説明図である。図1〜3において、1は被検査物の搬
送装置、2は鉄片探知センサーををさす。搬送装置1
は、駆動ユニット3及び支持ユニット4並びに駆動ユニ
ット3と支持ユニット4上に位置決めピン等により位置
決め載置した(単に載置しただけでも良いが、場合によ
っては1個又は複数個のねじ・クランプなどにより固定
してもよい)搬送ユニット5から構成されている。駆動
ユニット3にはモーターMとモーターMにより駆動され
る原動歯車6が取付けられている。搬送ユニット5は、
断面溝形の前後の側枠17,18と前後の側枠17,1
8を連結する連結版19,20とからなるフレームと、
前後の側枠17,18に設けた1対のレール上を走行す
る被検査物搬送用のトロッコ7と、該フレームの左右側
端部にそれぞれ回動自在に取付けた駆動プーリ軸8及び
従動プーリ軸9と、駆動プーリ軸8及び従動プーリ軸9
の各両端に取付けた駆動プーリ10,10及び従動プー
リ11,11と、駆動プーリ10と従動プーリ11との
間に張架されそしてその前後の側枠に沿ってのびる1対
の駆動ベルト12,12と、駆動プーリ軸8に回動不能
に取付けられ駆動ユニットの原動歯車6とかみ合う従動
歯車13とが設けられている。駆動ユニットの原動歯車
6と搬送装置の従動歯車13とは、駆動ユニット上に搬
送ユニットを載置するとかみ合うようになっている。各
駆動ベルト12,12の両端は14においてトロッコ7
に固着され、駆動プーリ8,8の正逆転によりトロッコ
7が往復動するようになっている。鉄片探知センサー2
は、探知用の磁界を生じる磁石を内蔵する磁石部15
と、探知すべき鉄片通過時に生じる磁気変化を検出する
検出コイルを内蔵する検出部16とからなり、搬送装置
1に対して独立的に基台21上に設置されている。
し位置に停止している時に、トロッコ7上に被検査物を
載せ、始動ボタンを押すと、トロッコは、駆動ベルトの
作用により前進走行し、鉄片探知センサーの探知区域を
通過して搬送装置の左端に達し、ついで機枠上に設けた
反転スイッチの作用により後退走行し、再び鉄片探知装
置の探知区域を通過して被検査物の積み卸し位置に復帰
停止するので、トロッコから検査済みの被検査物をおろ
し、次の被検査物を載せて再び始動ボタンをおせば、次
の被検査物の検査が開始される。なお、被検査物の積み
卸し位置におけるトロッコの起動停止は、被検査物の積
み卸しを検出する光電センサーなどの適宜のセンサーを
用いたり、モーターMのプログラム制御により、自動化
すれば装置の作業性を大幅に向上させることができる。
有するトロッコ25の一実施例の上面図、図5は図4の
V−V線縦断面図である。図4・図5において、34は
箱形台車、35は箱形台車34の上面に回動自在に取付
けた円形の回動載置板、36は回動載置板35の下面に
固定的に取付けた歯車、37は箱形台車の上面にその走
行方向に滑動自在に取付けた作動棒、38は作動棒37
に固着され歯車36とかみ合うラック、39・40は作
動棒37の案内部材、41は搬送ユニット5の機枠上に
設けた1対のレール上を転動する車輪、42は案内ロー
ルである。
いる時に、その回動載置板35上に被検査物を載せ、起
動ボタンを押すと、トロッコは駆動ベルトの作用により
前進走行し、鉄片探知センサーの探知区域を通過し搬送
装置の左端に達する。このとき、トロッコの作動棒37
の先端突出部が搬送ユニット5のフレーム上に設けた当
接部に当接すると、作動棒37は前進を阻止されて図4
に鎖線で示す位置へと後退するため、ラック38及び歯
車33を介して回動載置板35は矢示の方向に90度回
動される。ついでトロッコはフレーム上に設けた反転ス
イッチの作用により後退走行し、再び鉄片探知装置の探
知区域を通過して図1に示す元の位置に復帰停止する。
このとき、図4に鎖線で示す後退位置にある作動棒37
の後端突出部が、搬送ユニットのフレーム又はフレーム
上に設けた当接部に当接すると作動棒37はその後退を
阻止されるため、図4に実線で示す元の位置へと後退
し、ラック38及び歯車36を介して回動載置板35は
図4の矢示の向きと反対の方向に90度回動され原位置
に復帰する。ここで回動載置板から検査済みの被検査物
をおろし、次の被検査物を載せ、再び前記の検査を開始
する。
異なる回動装置を有する図4同様のトロッコの上面図、
図7は図6のVIIーVII線縦断面図である。図6・図7に
おいて、43は、トロッコの走行方向とほぼ直交する方
向に配置された作動棒である。作動棒43の下面にはそ
の長手方向に間隔をおいて1対の案内ローラ44・45
が取付けられ、各案内ローラ44・45は、作動棒43
に直交する方向すなわちトロッコの走行方向にのびる、
箱形台車34の上面に形成された各案内溝46・47に
それぞれはまっている。回動載置板35の回動中心側に
位置する作動棒の内端下面には、回動載置板35の下面
に枢着された連結片48の他端がピン50により枢着さ
れている。
ある搬送装置の右端を発進し探知区域を通過して搬送装
置の左端に接近すると、搬送ユニットのフレームに設け
た停止片51に作動棒の外端部52が衝突し、作動棒4
3はその前進を阻止されるため、作動棒43はトロッコ
に対して図6に鎖線で示す後退位置に移動する。この移
動に応じて作動棒の内端に枢着された連結片48が図6
に鎖線で示す位置へと移動するため、回動載置板35が
連結片48に引かれて矢示の方向に90度回動される。
ついでトロッコは搬送ユニットのフレーム上に設けた反
転スイッチの作用により後退走行し、再び鉄片探知装置
の探知区域を通過して搬送装置の右端の発進位置に接近
すると、図6に鎖線で示す後退位置にある作動棒43の
外端部52が搬送装置のフレームに設けた停止片に衝突
し、図6に実線で示す元の位置へと作動棒43が動かさ
れ、回動載置板35は図6の矢示の方向と反対の方向に
90度回動され元の回動位置に復帰する。前記の実施例
においては、トロッコの復行に際して被検査物を90度
回転させるため、針などの場合、トロッコの往行の際に
最も探知しにくい向きにあったものが復行時には最も探
知しやすい向きになることになる。
のできる搬送式鉄片探知装置を得ることができる。従来
公知のベルトコンベヤ式鉄片探知装置では、装置各部が
一体的に組立調整されているため、装置の修理調整の必
要が生じた場合には、技術者が遠方の使用現場まで出か
けなければならないが、本発明によれば、使用者又は運
送業者が装置を各ユニット単位に簡単に分解し、修理等
を必要とするユニットのみをメーカー・修理センター等
に発送するだけで、修理等を行なうことのできる鉄片探
知装置を得ることができる。磁気感応式鉄片探知センサ
ーにおいては、針などのようにその形状に偏りのある場
合、磁界の向きに対する鉄片の向きにより、鉄片の磁界
に与える影響が大きく変化するため、鉄片の向きによっ
ては鉄片を探知できないという性質があるため、前記従
来公知のベルトコンベヤ式鉄片探知装置では、鉄片の向
きによっては探知漏れが生じるという欠点があるが、本
発明によれば、被検査物をして鉄片探知区域を往復2回
通過させ、その2回目の通過に際しては、被検査物を任
意の角度回転させて検査をするため、磁界の向きに対す
る向きにより、その探知が大きく変化する針などの場合
においても、探知漏れを少なくすることができる。
正面説明図
ッコの一実施例の上面図
装置を有する図4同様のトロッコの上面図
センサー 3 駆動ユニット 4 支持ユニ
ット 5 搬送ユニット 6 原動歯車 10 駆動プーリ 12 駆動ベ
ルト 13 従動歯車 15 磁石部 16 検出部 34 箱形台
車 35 回動載置板
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄片探知センサーと、該鉄片探知センサ
ーの探知区域を通して被検査物を往復走行させるトロッ
コをもつ搬送装置とからなる鉄片探知装置において、鉄
片探知センサー2と搬送装置1とが相互に独立的に安定
した基板(または基台)21上に設置され、そして搬送
装置が基板上に戴置された駆動ユニット3及び支持ユニ
ット4と、該駆動ユニットと支持ユニットとの上に位置
決めピン等により位置決め横架された搬送ユニット5と
からなっている鉄片探知装置。 - 【請求項2】 鉄片探知センサー2と、該鉄片探知セン
サーの探知区域を通して被検査物を往復走行させるトロ
ッコ25をもつ搬送装置と、ほぼ水平面内において任意
の角度回転できるようにトロッコ上に設けた被検査物戴
置板35と、鉄片探知センサーの探知区域通過後に被検
査物戴置板を任意の角度に回転させる手段とを備えた磁
気感応式の鉄片探知装置。 - 【請求項3】 鉄片探知センサーと、該鉄片探知センサ
ーの探知区域を通して被検査物を往復走行させるトロッ
コをもつ搬送装置とからなる鉄片探知装置において、鉄
片探知センサーと搬送装置とが相互に独立的に安定した
基板(または基台)上に設置され、そして搬送装置が基
板上に戴置された駆動ユニット及び支持ユニットと、該
駆動ユニットと支持ユニットとの上に位置決めピン等に
より位置決め横架された搬送ユニットとからなり、そし
てまた、ほぼ水平面内において任意の角度回転できるよ
うにトロッコ25上に設けた被検査物戴置板35と、鉄
片探知センサーの探知区域通過後に被検査物戴置板を任
意の角度に回転させる手段とを備えた鉄片探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740594A JP3381210B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 鉄片探知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740594A JP3381210B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 鉄片探知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294660A JPH07294660A (ja) | 1995-11-10 |
JP3381210B2 true JP3381210B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=14458321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10740594A Expired - Fee Related JP3381210B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 鉄片探知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3381210B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP10740594A patent/JP3381210B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07294660A (ja) | 1995-11-10 |
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