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JP3369827B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3369827B2
JP3369827B2 JP00247596A JP247596A JP3369827B2 JP 3369827 B2 JP3369827 B2 JP 3369827B2 JP 00247596 A JP00247596 A JP 00247596A JP 247596 A JP247596 A JP 247596A JP 3369827 B2 JP3369827 B2 JP 3369827B2
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film
capacitor
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layer
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義昭 北浦
芳一 田邊
恭一 須黒
和秀 阿部
周一 小松
久美 奥和田
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Toshiba Corp
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペロブスカイト系
誘電体等の酸化物誘電体の薄膜を利用したキャパシタを
有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発展が著しい集積回路(Inte
grated Circuit=IC)は、同一半導体
チップ上に集積化されたトランジスタやキャパシタ(容
量素子)等を含む。ICのコストを決定する要素の一つ
は半導体チップの大きさであり、チップサイズが小さい
ほど低コストになる。チップサイズを小さくするには、
各素子が半導体チップ上で占める面積を低減することが
重要である。全チップ面積に対して面積占有率が大きい
のは、素子の中でもキャパシタである。従って、キャパ
シタの面積を小さくすることがチップサイズ低減に大き
く貢献する。
【0003】ICで用いられるキャパシタとしては、微
細化等の目的から、誘電体薄膜を電極薄膜で挟んだMI
Mキャパシタ構造(Metal Insulator
Metal Capacitor)が一般的である。M
IMキャパシタの容量値Cは、εr を誘電体の比誘電
率、ε0 を真空の誘電率、Sを電極面積、dを誘電体の
厚みとして、 C=εr ・εo ・S/d で与えられる。
【0004】従って、キャパシタの電極面積を低減する
ためには、誘電体の比誘電率を大きくするか、厚みを薄
くすることが必要である。誘電体の厚みを薄くすること
に関しては、漏れ電流が増大することから制限がある。
また、膜厚が薄くなればなるほど、製造工程において膜
厚の制御性が困難になり、素子のばらつきが生じやすく
なる。
【0005】これに対して、比誘電率を大きくすること
に関しては、誘電体として従来使用されてきたSiO2
膜、SiN膜、SiON膜に代わり、誘電率の高いペロ
ブスカイト系誘電体材料の薄膜を用いることが提案され
ている。ペロブスカイト系誘電体材料の代表的なもの
は、化学式SrTiO3 で表されるチタン酸ストロンチ
ウム(略称STO)、BaSrTiO3 で表されるチタ
ン酸バリウムストロンチウム(略称BSTO)である。
【0006】DRAMに代表される半導体記憶装置では
多数のキャパシタに電荷を蓄積することで記憶を行う。
従って、キャパシタの面積が縮小することは、集積度の
向上に大きく貢献する。即ち、誘電率の上昇は集積化の
向上に非常に有効となる。
【0007】また、携帯電話への搭載等で近年脚光を浴
びているGaAsモノリシック・マイクロ波用IC(M
onolithic Microwave IC=MM
IC)の場合も、インピーダンス整合回路や電源のディ
カップリングに容量値の大きなキャパシタが使われるこ
とがある。従って、この種のICにおいても、誘電率の
上昇により電極面積を縮小すると、チップサイズの低減
が図ることができる。
【0008】図2はMMICで使用される従来のキャパ
シタの断面を示す。このキャパシタの製造方法は次の通
りである。先ず、GaAs基板1上にCVD法によりS
iO2 膜2を形成する。SiO2膜2上にAu等からな
る第1配線層3をリフトオフ法により形成する。
【0009】次に、第一配線層3上に金属膜をリフトオ
フ法により形成し、下部電極4とする。下部電極4上に
STO誘電体膜5を300℃程度の反応性スパッタ法に
より堆積する。誘電体膜5の上に上部電極6をリフトオ
フ法により形成する。上部電極6をマスクとして、ST
O誘電体膜5をウェットエッチングによりパターニング
する。次に、層間絶縁用のSiO2 膜7を堆積し、コン
タクトホールを開口する。次に、Au等からなる第2配
線層8を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなキャパシタ
においては、下部電極4及び上部電極6の誘電体膜5と
接する面の酸化が素子特性の劣化をもたらす。例えば、
電極4、6の材料として、密着性に優れたTiが用いら
れる。この場合、下部電極4の上面は、酸素含有雰囲気
下で行われる誘電体膜5の堆積工程において酸化され
る。また上部電極6の下面は、上部電極6の形成時に酸
化される。
【0011】電極4、6のSTO誘電体膜5に接する面
において電極金属が酸化されると、これにより生成され
た金属酸化物が比誘電率が低い誘電体として働く。この
場合、等価回路的に、金属酸化物からなる比較的容量値
の小さいキャパシタが、STOからなる容量値の大きい
キャパシタに対して直列に接続された状態となる。この
ため、下部電極4及び上部電極6間に形成されるキャパ
シタ全体の容量値が低下することとなる。
【0012】また、上部電極6の下部に形成される酸化
層は下部電極4の上部に形成される層より薄く形成され
る。このことから、上下の印加電圧の極性を反転させた
場合の電気的特性に差が生じるという問題もある。この
特性の差を解消するため、下部電極4に生成されてしま
う酸化物とバランスをとるため、上部電極6に酸化物を
生成するということもなされている。しかし、これで
は、上述の誘電率の低下を助長することとなる。
【0013】STO膜は600℃以上の温度で高温熱処
理することで結晶性が向上し、誘電率も増加することが
知られている。従って電極の選択に当たっては耐熱性に
も留意する必要がある。特開昭58−97818号公報
では耐熱性を向上させることを目的にして、Ti等の単
体金属に代わって、Ti、Ta、Nb、Hf、Zr等の
金属の窒化物、珪化物、炭化物を電極材料に使用するこ
とを提案している。しかしながら、これらの材料は、S
TO等の酸化物誘電体膜を利用した高容量のキャパシタ
に適用すると、耐酸化性が十分でなく、上述のような金
属酸化物の生成によりキャパシタの容量値を維持できな
いという問題が見出された。更に、これらの材料は電気
抵抗が大きいため、MMIC用キャパシタの電極材料と
して相応しくない。
【0014】耐酸化性という点で優れているのは金や白
金等の貴金属である。しかしながらこららの材料は高価
であり、更に反応性ドライエッチング法によりパターニ
ングすることが困難であるため、ICの作成には向いて
いない。更に、熱的に不安定であったり、誘電分散等の
特性のばらつきが大きいという点もある。図5はSTO
誘電体膜をPt電極で挟んだキャパシタの印加電圧に対
する誘電分散の特性図である。同一面内の3点で測定し
たものを異なる3つのマークで見分けられるようにグラ
フ化してある。図5図示の如く、どの箇所においても、
バイアス電圧に対してヒステリシスを生じている。これ
は、印加電圧に対して、2つの誘電分散値が生じ、安定
した電圧特性が得られないことを示す。
【0015】本発明の目的は、電極表面の酸化によるキ
ャパシタの容量値の低下を防止することにより、占有面
積が小さいキャパシタを有する半導体装置及びその製造
方法を提供することである。本発明の別の目的は、ヒス
テリシスのない電気的特性を有するキャパシタを有する
半導体装置及びその製造方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
半導体装置において、酸化物からなる誘電体膜と、前記
誘電体膜を挟む第1及び第2電極と、を有するキャパシ
タを具備し、前記第1電極が窒化タングステンからなる
第1接触面を介して前記誘電体膜と接触することを特徴
とする。
【0017】本発明の第2の視点は、半導体装置におい
て、半導体基板と、前記基板上に配設された電界効果ト
ラジスタと、前記トラジスタは、前記基板の表面内に形
成されたソース拡散層及びドレイン拡散層と、前記ソー
ス拡散層から前記ドレイン拡散層に亘るように前記基板
上に配設されたショットキーゲート電極と、を有するこ
とと、前記基板上に配設されたキャパシタと、前記キャ
パシタは、酸化物からなる誘電体膜と、前記誘電体膜を
挟む第1及び第2電極と、を有することと、前記ショッ
トキーゲート電極と前記第1電極とは電気的に接続され
ることと、を具備し、前記ショットキーゲート電極及び
前記第1電極が窒化タングステンからなる下面及び上面
を有する共通の材料膜をパターニングすることにより形
成され、前記ショットキーゲート電極が前記下面に由来
する窒化タングステンからなる接触面を介して前記基板
と接触し、前記第1電極が前記上面に由来する窒化タン
グステンからなる第1接触面を介して前記誘電体膜と接
触することを特徴とする。
【0018】本発明の第3の視点は、半導体装置におい
て、半導体基板と、前記基板上に配設され、トランスフ
ァーゲートとして機能する電界効果トラジスタと、前記
トラジスタは、前記基板の表面内に形成されたソース拡
散層及びドレイン拡散層と、前記ソース拡散層から前記
ドレイン拡散層に亘るように前記基板上にゲート絶縁膜
を介して配設されたゲート電極と、を有することと、前
記基板に支持され且つ前記トランスファーゲートに接続
されたストレッジキャパシタと、前記キャパシタは、酸
化物からなる誘電体膜と、前記誘電体膜を挟む第1及び
第2電極と、を有することと、を具備し、前記第1電極
が窒化タングステンからなる第1接触面を介して前記誘
電体膜と接触することを特徴とする。
【0019】本発明の第4の視点は、第1乃至3のいず
れかの視点に係る半導体装置において、前記第1接触面
の窒化タングステンがWNx で表され、ここで係数であ
るxが0.05〜0.5であることを特徴とする。
【0020】本発明の第5の視点は、第1乃至4のいず
れかの視点に係る半導体装置において、前記第2電極が
窒化タングステンからなる第2接触面を介して前記誘電
体膜と接触することを特徴とする。
【0021】本発明の第6の視点は、第5の視点に係る
半導体装置において、前記第2電極が窒化タングステン
層と、窒化チタン層と、前記窒化タングステン層と窒化
チタン層との間に挟まれたバリアメタル層と、を具備
し、前記窒化タングステン層により前記第2接触面が規
定されることと、前記窒化チタン層を介して配線と接続
されることと、を特徴とする。
【0022】本発明の第7の視点は、第1乃至6のいず
れかの視点に係る半導体装置において、前記誘電体膜が
ペロブスカイト系誘電体からなることを特徴とする。本
発明の第8の視点は、第7の視点に係る半導体装置にお
いて、前記キャパシタが800MHz以上の周波数で使
用され、前記ペロブスカイト系誘電体が常誘電体からな
ることを特徴とする。
【0023】本発明の第9の視点は、第8の視点に係る
半導体装置において、前記ペロブスカイト系誘電体がス
トロンチウムを含有することを特徴とする。本発明の第
10の視点は、半導体基板と、前記基板上に配設された
電界効果トラジスタと、前記トラジスタは、前記基板の
表面内に形成されたソース拡散層及びドレイン拡散層
と、前記ソース拡散層から前記ドレイン拡散層に亘るよ
うに前記基板上に配設されたショットキーゲート電極
と、を有することと、前記基板上に配設されたキャパシ
タと、前記キャパシタは、酸化物からなる誘電体膜と、
前記誘電体膜を挟む第1及び第2電極と、を有すること
と、前記ショットキーゲート電極と前記第1電極とは電
気的に接続されることと、を具備し、前記ショットキー
ゲート電極が窒化タングステンからなる接触面を介して
前記基板と接触し、前記第1電極が窒化タングステンか
らなる第1接触面を介して前記誘電体膜と接触する半導
体装置の製造方法において、前記基板上に窒化タングス
テンからなる下面及び上面を有する材料膜を形成する工
程と、前記材料膜をパターニングして前記ショットキー
ゲート電極及び前記第1電極を形成する工程と、を具備
することを特徴とする。
【0024】本発明の第11の視点は、第10の視点に
係る半導体装置の製造方法において、前記上部電極形成
後、前記ソース拡散層及びドレイン拡散層に接続するオ
ーミック電極を形成する工程と、前記誘電体膜形成後で
且つ前記オーミック電極形成前に、前記誘電体膜を60
0℃以上で熱処理する工程と、を更に具備することを特
徴とする。
【0025】本発明の第12の視点は、酸化物からなる
誘電体膜と、前記誘電体膜を挟む第1及び第2電極と、
を有するキャパシタを具備し、前記第1電極が窒化タン
グステンからなる第1接触面を介して前記誘電体膜と接
触する半導体装置の製造方法において、タングステンを
主成分として含み且つ前記第1電極の形状を有する材料
層を形成する工程と、前記材料層を窒素を含む雰囲気中
で熱処理して前記材料層の表面を窒化する工程と、窒化
された前記材料層の表面上に前記誘電体膜の材料膜を形
成する工程と、を具備することを特徴とする。
【0026】本発明によれば、キャパシタ電極の少なく
とも一方の、誘電体膜と接触する側にWNx 層を配設す
ることにより、容量の増大、誘電分散の抑制、電気特性
のばらつきの低減、ヒステリシスの抑制等の特性向上を
図ることが可能となる。
【0027】回路設計上、キャパシタに極性があること
は望ましくない。従って窒化タングステンからなる接触
面は両キャパシタ電極に形成し、両キャパシタ電極の仕
事関数を等しくすることが望まい。オーミック電極を形
成する工程の前に、誘電体膜を熱処理する工程を行う理
由は、オーミック電極が400℃以上の温度で劣化する
からである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
半導体装置(MMIC用のキャパシタ)を示す断面図で
ある。GaAs基板11上にSiO2 膜12と第1配線
層13とがこの順に配設される。第1配線層13上には
キャパシタ10が形成される。キャパシタ10の下部電
極14は、下から順にTi層(5nm)/Mo層(50
nm)/Pt層(400nm)からなる多層構造を有す
る。キャパシタ10の誘電体膜15aはチタン酸ストロ
ンチウム(STO)からなる。キャパシタの上部電極1
6aは下から順にWNx (窒化タングステン)層21
(120nm)/W層22(300nm)からなる多層
構造を有する。即ち、誘電体膜15aに接する上部電極
16aの接触面は窒化タングステン層21により規定さ
れ、これが本実施の形態の特徴となる。
【0029】誘電体膜15aの材料としては、STOの
他、Bax Sr1-x TiO3 (BSTO)、Ta2
5 、PbZrx Ti1-x3 、Pbx La1-x Zry
1-y3 等の金属酸化物高誘電体を用いることができ
る。なお、MMIC用のキャパシタの場合、800MH
z以上の周波数で使用されることを想定しているため、
周波数特性がよくない強誘電性の誘電体よりも、若干比
誘電率が低くても常誘電性のペロブスカイト系誘電体が
適している。
【0030】窒化タングステンはTi、Ta、Nb、H
f、Zr等の他の金属窒化物に比べて安定である。例え
ばTi、Ta、Nb、Hf、Zr等の金属窒化物の標準
生成エネルギーが、600Kで−400kJ/molN
2 以下であるのに対して窒化タングステンのそれは−1
00kJ/molN2 以上ある。従って窒化タングステ
ンは耐酸化性に優れ、酸化物誘電体の電極材料として適
しているといえる。一方で窒化タングステンは反応性ド
ライエッチングでパターニングすることが可能であり、
半導体ICに向いている。
【0031】図3は窒化タングステン(WNx )の係数
xと耐酸化性との関係を調べた実験結果を示す。実験に
おいて厚さ120nmで係数xの異なるWNx サンプル
を、O2 雰囲気中で450℃に加熱し、30分間放置し
た。図示の如く、係数xが大きくなるほど、WNx サン
プルの酸化された割合(膜厚120nmのWNx サンプ
ルに対する酸化層の厚さの割合)が減少し、即ち耐酸化
性が向上する。
【0032】図4は、図1図示のキャパシタの実施例を
作成し、そのバイアス電圧と誘電分散(tanδ)と関
係を調べた結果を示す。tanδは交流電場が加わった
時に、電気エネルギーが熱として失われる割合を示す。
同一試料内で3点測定したものを異なる3つのマークで
見分けられるようにグラフ化してある。図4図示の如
く、本実施例においては、バイアス電圧に対するヒステ
リシスが生じず、印加電圧に対し一分散値となり、非常
に均一な結果が得られた。これは、キャパシタとしてヒ
ステリシスのない良好な特性が得られていることを示
す。
【0033】図5は、キャパシタの比較例を作成し、そ
のバイアス電圧対誘電分散(tanδ)を測定した結果
を示す。本比較例は、上下両電極がPtからなる点を除
いて、図1図示のキャパシタと同じ構造を有するように
作成された。本比較例においては、図5図示の如く、バ
イアス依存性に関してヒステリシスが観測された。ヒス
テリシスはバイアス電圧を印加することで、電極とST
O膜との界面に不安定物質が不可逆的に生成しているこ
とを示す。
【0034】また、本実施例においては、図4図示の如
く、3測定点の測定値の相違は殆どなかった。これは、
WNx 電極とSTO膜との界面が安定であることを示
す。これに対して、本比較例では、図5図示の如く、同
一膜内の3箇所の測定点において、測定値の相違が大き
かった。これは、Pt電極とSTO膜との界面に不安定
物質が生成され、キャパシタとしての特性劣化を招いて
いることを示す。
【0035】上述の測定点間の特性のばらつきは電圧を
印加したときに発生するリーク電流を測定した実験結果
からも分る。図6は本実施例のリーク電流を、図7は本
比較例のリーク電流を示す。Pt電極を用いた本比較例
において、やはり、測定点ごとのリーク電流値が大きく
相違している。
【0036】以上、バイアス電圧ヒステリシスや、測定
点間の特性のばらつきについて議論したが、特性の絶対
値においても図1図示のキャパシタは優れている。先
ず、本実施例の誘電分散tanδは本比較例のそれに比
べて低減している。即ち、本実施例においては、図4図
示の如く、3Vまでのバイアス電圧における誘電分散値
は2%以下であった。これに対して、本比較例において
は、図5図示の如く、3Vまでのバイアス電圧における
誘電分散値は4%〜7%であった。この差はバイアス電
圧を大きくすると更に広がった。このように小さい誘電
分散値が得られれば、損失が小さくなり、キャパシタと
して優れているといえる。
【0037】また、図9図示の如く、本比較例において
は、比誘電率の最高値は160であるのに対して、図8
図示の如く、本実施例においては、比誘電率の最高値は
その1.5倍の240(バイアス電圧OV)であった。
本実施例のSTO膜の形成温度は300℃であり、この
温度で比誘電率240は最高水準といえる。比誘電率は
600℃〜700℃の高温の熱処理が行うことにより更
に向上可能である。
【0038】以上のように、誘電体膜15aに接する上
部電極16aの面にWNx 層21を配設することによ
り、電気的な性能向上が図られる。更に、STO膜形成
時に厳しい酸化雰囲気に晒されることとなる下部電極1
4の上面にもWNx 層を用いると、より性能向上を図る
ことができる。ここで本発明者らが実験、検討したとこ
ろによれば窒化チタンを上部電極或いは、下部電極に用
いると、窒化チタンは厚く酸化されてしまうため、容量
値はSiO2 膜を誘電体に用いた場合とそれほど変わら
ない値になった。
【0039】図10(a)〜(d)は図1図示の半導体
装置の製造方法を順に示す断面図である。先ず、GaA
s基板11上に、CVD(Chemical Vapo
r Deposition)法によりSiO2 膜12を
形成する。次に、Au等の金属からなる第1配線層13
をリフトオフ法により形成する(図10(a))。
【0040】次に、第1配線層13上に、下から順にT
i層(5nm)/Mo層(50nm)/Pt層(400
nm)からなる多層膜をE−GUN法により形成する。
次に、写真触刻法により得られたレジストパターンをマ
スクとして、多層膜をパターニングし、リフトオフ法に
より下部電極14を形成する(図10(b))。
【0041】次に、下部電極14の上に、STO膜15
を、酸素雰囲気中で行う反応性スパッタ法により100
nmの厚さに堆積する。次に、下から順にWNx 層21
(120nm)/W層22(300nm)からなる多層
膜16を、基板を300℃に加熱した状態で、反応性ス
パッタ法により堆積する(図10(c))。
【0042】次に、写真触刻法によるレジストパターン
をマスクとして、反応性イオンエッチング法により、S
TO膜15及び多層膜16をパターニングし、誘電体膜
15a及び上部電極16aを形成する(図10
(d))。ここで、WNx 層21は、上部電極16aが
誘電体膜15aに接する部分にのみに用いている。
【0043】次に、SiO2 等からなる層間絶縁膜17
をCVD法により600nmの厚さに堆積する。次に、
RIE法等によりコンタクトホールを形成し、下部電
極、上部電極に対してAu等からなる配線18の接続を
行ってIC上の他の素子とキャパシタ10とを電気的に
接続する(図1)。
【0044】上部電極16aとなる多層膜16の下部が
WNx 層21からなることにより、多層膜16の形成時
に、多層膜16とSTO膜15の接触部分に反応生成物
が生じ難くなる。WNx に代えてTiNx を用いたとこ
ろ、比誘電率が1/10以下に低下した。
【0045】本実施の形態では、上部電極16aのみに
WNx を用いたが、下部電極14にWNx を使用するこ
とは更に望ましい。この場合、下部電極14、誘電体膜
15a及び上部電極16aのパターニングを全てRIE
によって行うことが可能となり、工程の簡略化、微細加
工の達成等が図られる。
【0046】図11(a)〜(c)は本発明の別の実施
の形態に係る半導体装置の製造方法を順に示す断面図で
ある。本実施の形態は、キャパシタの下部電極及びFE
Tのゲート電極にWNx を用いたMMICに関する。
【0047】先ず、GaAs基板31の表面に電極材料
となる多層膜を常温スパッタ法により堆積する。多層膜
は、下から順にWNx 層26(120nm)/W層27
(300nm)/WNx 28層(120nm)からな
る。次に、レジストパターン(図示せず)を介して多層
膜をRIEパターニングすることにより、FETのゲー
ト電極33と、MIMキャパシタの下部電極32とを同
時形成する(図11(a))。電極32、33の最下及
び最上層がWNx からなる理由は、この材料が夫々ショ
ットキーゲート電極及びキャパシタの下部電極の材料と
して優れていることによる。
【0048】次に、STO膜34(100nm)を酸素
雰囲気中で行う反応性スパッタ法により堆積する。次
に、下から順にWNx 層21(120nm)/W層22
(300nm)からなる多層膜35を300℃に基板を
加熱した状態で、反応性スパッタ法により堆積する(図
11(b))。
【0049】次に、反応性ドライエッチングによりST
O膜34と多層膜35とをパターニングし、誘電体膜3
4aと上部電極35aとを形成する。ここでキャパシタ
の熱処理を500℃で行い、STOの結晶化を促進させ
る。その後にFET38の製造工程を進める。
【0050】次に、SiO2 等からなる層間絶縁膜36
を厚さ600nmに堆積する。次に、コンタクトホール
を開孔後、配線37を形成する(図11(c))。ここ
で、RIE法によりトランジスタのソース/ドレイン拡
散層39に達するように層間絶縁膜36に開口(図示せ
ず)を形成する。そして、開口が形成された層間絶縁膜
36をスペーサとしてリフトオフ法によりAuGe等の
金属或いは合金を形成し、オーミック電極とする。
【0051】本実施の形態では、400℃以上の温度で
劣化するオーミック電極(例えばAuGeからなる)の
形成前にキャパシタ30の誘電体膜34a及び上部電極
35aの形成を済まし、WNx 電極の熱的安定性を利用
することで、キャパシタを400℃以上、望ましくは6
00℃以上の温度で熱処理することが可能となる。この
加熱によりSTOの結晶化や酸素欠損の低減化が進み、
誘電率が向上する。この熱処理はSTO膜を全面に形成
した後、上部電極を形成する前に行ってもよい。また、
この熱処理はFETのイオン注入層活性化熱処理と兼用
してもよい。その時の温度は800℃程度になる。
【0052】従来の方法においては、トランジスタの形
成は、キャパシタの形成前に行うため、オーミック電極
の劣化を恐れて誘電体膜の熱処理を行うことができな
い。また、上部電極及び下部電極が熱的耐性に劣ってい
ることも、誘電体膜の熱処理も行えない理由である。し
かし、上述のように、ショットキーゲート電極及びキャ
パシタの電極にWNx を用いて、MIMキャパシタを先
作りすることで誘電体膜を熱処理することが可能にな
り、誘電率向上が可能となる。
【0053】図12(a)〜(c)は本発明の別の実施
の形態に係る半導体装置(MMIC用のキャパシタ)の
製造方法を順に示す断面図である。先ず、SiO2 膜4
2を形成した半導体基板41上に、下部電極となるWN
x膜を反応性スパッタ法を用いて形成する。次に、フォ
トレジストをマスクとしてRIEにより選択的にWNx
膜を除去し下部電極43を形成する。次に、アンモニア
ガス雰囲気中で所望の窒化が得られる様に熱処理を行な
う(図12(a))。
【0054】この熱処理によって、下部電極43の表面
内に窒素を拡散させ、窒化率を更に上げて耐酸化性を向
上させる。これにより、誘電体膜を形成する工程におい
て、キャパシタの容量の低下を招く酸化物の生成を抑制
することが可能となる。更に、電極材料の結晶性を改善
し、より安定的な電極を形成することができる。
【0055】次に、下部電極43上に誘電体膜44とな
るSTO膜及び上部電極45となるWNx 膜を積層し、
且つこれらの不要部分をRIEにより除去する。この様
にして下部電極43、誘電体膜44及び上部電極45を
有するキャパシタ40を形成する(図12(b))。
【0056】次に、SiO2 等からなる層間絶縁膜46
を堆積し、ここにコンタクトホールを開孔する。次に、
下部電極43及び上部電極45に対して、Auからなる
配線47を接続し、MMIC上の他の素子とキャパシタ
40とを電気的に接続する(図12(c))。
【0057】図13は、図12(a)〜(c)図示の方
法で作成したキャパシタにおける、容量とWNx 下部電
極43の最表面の窒化率(WNx の係数x(%表示))
との関係を示す。図示の如く、下部電極43の表面の窒
化率が大きいほど容量も大きくなる。また、図14は下
部電極43の窒化率と下部電極43の耐酸化性、即ち酸
化率(WNxy の係数y(%表示))との関係を示
す。図示の如く、窒化率が大きいほど酸化率が低下し、
即ち耐酸化性が向上する。図15は熱処理温度と下部電
極43の窒化率との関係を示す。図示の如く、より高温
で熱処理することにより窒化率が増加する。これらのこ
とから、下部電極43を窒素に含むガスの雰囲気中にお
いて高温熱処理することによって、下部電極の窒化率を
増加させ、酸化物の形成を抑制できることが分かる。
【0058】なお、上記実施例では、熱処理時に導入す
るガスとして、アンモニアを用いているが、窒素を含む
ガスの雰囲気中であれば同様の効果が得られる。MMI
C用のキャパシタについて、誘電体膜に接触する上部電
極及び下部電極のWNx 層の厚さ及び係数xの望ましい
範囲について調べた。
【0059】その結果、上部電極及び下部電極とも、W
x 層の厚さは少なくとも1nm以上必要であることが
判明した。上部電極及び下部電極の全体をWNx から形
成することができるため、WNx 層の厚さの上限値は電
極自体の厚さとなる。しかし、望ましくは、WNx 層の
厚さの上限値は、誘電体膜の厚さと同程度(例えば上述
の実施の形態では1.2倍)である。
【0060】また、係数xの望ましい範囲は0.05〜
0.5、より望ましくは0.1〜0.5であることが判
明した。係数xが小さくなるとWNx 層の耐酸化性が低
下し、係数xが大きいなるとWNx 層の電気的抵抗が高
くなる。
【0061】上述の各実施の形態の形態はMMIC用の
キャパシタに関するものである。本発明はまた、Siを
用いたメモリーデバイスのストレッジキャパシタ、例え
ば、ダイナミック型記憶装置のキャパシタとして適用で
きる。本発明はまた、更にモジュール基板上に形成した
半導体装置のキャパシタに適用できる。
【0062】図16(a)〜(d)は本発明の更に別の
実施の形態に係るダイナミック型半導体記憶装置の製造
方法を順に示す断面図である。先ず、トランスファーゲ
ートの役目をするMOS型電界効果トランジスタ51を
Si基板52上に形成する(図16(a))。トランジ
スタ51は、基板52の表面内に形成されたソース/ド
レイン拡散層51aと、ソース拡散層51aから前記ド
レイン拡散層51aに亘るように基板52上にゲート絶
縁膜51bを介して配設されたゲート電極51cと、を
有する。
【0063】次に、WNx 膜を堆積してエッチングする
ことでキャパシタ50のストレージノード電極(即ち下
部電極)53を形成する。次に、STOからなる誘電体
膜54を全面に堆積する(図16(b))。
【0064】次に、プレート電極(即ち上部電極)とな
るWNx 膜55とSiO2 からなる絶縁膜56を続けて
全面に堆積する。次に、誘電体膜54、WNx 膜55、
絶縁膜56を同一マスクでエッチングする(図16
(c))。
【0065】次に、ビット線へ接続する金属配線層57
を形成し、更に、層間絶縁膜58及びビット線59を形
成する(図16(d))。なお、ここでは図示はしない
が、トランジスタ51に接続され、素子を選択するデコ
ーダ回路、ビット線59に接続され、素子のデータの読
み出し等を行うセンスアンプ回路等の周辺回路も通常と
同様の工程により形成される。
【0066】半導体記憶装置用のキャパシタについて、
誘電体膜に接触する上部電極及び下部電極のWNx 層の
厚さ及び係数xの望ましい範囲について調べた。その結
果、上部電極及び下部電極とも、WNx 層の厚さは少な
くとも1nm以上必要であることが判明した。上部電極
及び下部電極の全体をWNx から形成することができる
ため、WNx 層の厚さの上限値は電極自体の厚さとな
る。しかし、望ましくは、WNx 層の厚さの上限値は、
誘電体膜の厚さと同程度である。
【0067】また、係数xに関しては、MMIC用のキ
ャパシタと同様に係数xが0.05〜0.5の範囲にあ
れば、一応の効果が得られることが判明した。しかし、
半導体記憶装置用のキャパシタの方がMMIC用のキャ
パシタよりも厳しい条件に設定することが望ましい。製
造時に厳しい酸化雰囲気に晒される下部電極における、
係数xの望ましい範囲は0.3〜0.5である。一方、
上部電極における係数xの望ましい範囲は0.1〜0.
5である。係数xが小さくなるとWNx 層の耐酸化性が
低下し、係数xが大きいなるとWNx 層の電気的抵抗が
高くなる。
【0068】図17は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図17図示の装
置を製造する際は、先ず、p型シリコン基板61上に素
子分離領域62、トランジスタのゲート絶縁膜63a、
ゲート電極(ワード線)63b、n+ 型拡散層64、ビ
ット線66、層間絶縁膜65を形成する。次に、層間絶
縁膜65にコンタクトホールを形成し、n+ 型多結晶シ
リコン膜67を全面に堆積する。次に、エッチバックま
たはケミカルメカニカルポリッシングにより層間絶縁膜
65上のn+ 型多結晶シリコン膜67を除去し、コンタ
クトホール内部にのみシリコン膜67を残す。
【0069】次に、WNx 膜68を化成スパッタ法また
はCVD法で形成し、且つ下部電極としてパターニング
する。下部電極がPt等の貴金属ではなく、WNx 膜6
8からなるため、下部電極は非常に容易にパターニング
できる。次に、誘電体膜69及び上部電極70を形成す
る。誘電体膜69は、前述の如く、SrTiO3 (ST
O)、Bax Sr1-x TiO3 (BSTO)、Ta2
5 、PbZrx Ti1-x3 、Pbx La1-x Zry
1-y3 等の金属酸化物高誘電体からなる。この様に
して、下部電極68、誘電体膜69及び上部電極70を
有し、n+ 型拡散層64に接続されたストレッジキャパ
シタ60を形成する。
【0070】図18は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図18図示の装
置は図17図示の装置と類似するが、WNx 膜68を下
部電極としてパターニングした後、500〜900℃の
アンモニアを含む雰囲気中で表面を処理し、W2 Nの結
晶構造を有する窒素リッチ膜68aを下部電極の表面に
形成した点で異なる。なお、窒化が十分進んだ場合は下
部電極が全てW2 Nの結晶構造を有する窒素リッチ膜6
8aに変わってもよい。
【0071】図19は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図19図示の装
置は図18図示の装置と類似するが、WNx 膜68の成
膜初期に窒素を多く含む条件で窒素リッチなWNx 膜、
即ち窒素リッチ膜68bを形成した点で異なる。窒素リ
ッチ膜68bを形成した後、WNx 膜68を形成する。
更に、図18図示の装置において述べた条件で、WNx
膜68を処理して表面にW2 Nの結晶構造を有する窒素
リッチ膜68aを形成する。なお、窒素リッチ膜68b
は、スパッタ法において窒素の割合を多くした雰囲気で
形成でき、CVD法においてはNH3 等の窒化ガスの割
合を多くした雰囲気で形成できる。なお、窒化が十分進
んだ場合は下部電極が全てW2 Nの結晶構造を有する窒
素リッチ膜68aに変わってもよい。
【0072】図20は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図20図示の装
置は図19図示の装置と類似するが、窒素リッチなWN
x 膜68bを堆積した後、W膜71を堆積した点で異な
る。更に、図18図示の装置において述べた条件で、W
膜71を処理して表面にW2 Nの結晶構造を有する窒素
リッチ膜68aを形成する。
【0073】図21は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図21図示の装
置が図17図示の装置と類似するが、n+ 拡散層64と
キャパシタ60の下部電極とを接続するため、コンタク
トホールに埋め込む部分を、下部電極となるWNx 膜6
8から一体的に形成した点で異なる。
【0074】図22は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図22図示の装
置は図17図示の装置と類似するが、キャパシタ60の
下部電極を、WNx 膜68とこの下面、側面及び上面を
覆う窒素リッチなWNx 膜68bとから形成した点で異
なる。
【0075】図23は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図23図示の装
置は図17図示の装置と類似するが、幾つかの点で異な
っている。図23図示の装置を製造する際は、層間絶縁
膜65を形成する前に、自己整合的拡散層64表面にT
iSi2 膜72を形成する。次に、ビット線66及び層
間絶縁膜65を形成し、層間絶縁膜65にコンタクトホ
ールを形成する。次に、W膜71を堆積してコンタクト
ホールを埋め、また、W膜71を下部電極としてパター
ニングする。更に、図18図示の装置において述べた条
件で、W膜71を処理して表面にW2 Nの結晶構造を有
する窒素リッチ膜68aを形成する。
【0076】図24は本発明の更に別の実施の形態に係
る半導体記憶装置を示す断面図である。図24図示の装
置は図17図示の装置と類似するが、幾つかの点で異な
っている。図24図示の装置を製造する際は、層間絶縁
膜65にコンタクトホールを形成した後、窒素リッチな
WNx 膜68bでコンタクトホールの内面を覆う。次
に、W膜71を堆積してコンタクトホールを埋め、ま
た、W膜71を下部電極としてパターニングする。更
に、図18図示の装置において述べた条件で、W膜71
を処理して表面にW2 Nの結晶構造を有する窒素リッチ
膜68aを形成する。
【0077】上述の如く、本発明は、上部電極または下
部電極の少なくとも一方の誘電体膜と接する面がWNx
層により規定されることを特徴とする。これらの電極の
WNx 層と反対側の面は層間絶縁膜や配線用金属膜に接
触する。電極が層間絶縁膜や金属膜に接触している場
合、間にTi層を介在させると密着性を向上させること
ができる。しかし、この場合、特に熱処理時にTi層と
WNx 層が相互反応し、電極としての電気的抵抗が増大
したり、甚だしい場合は、キャパシタの特性が劣化した
りするおそれがある。
【0078】かかる観点から、電極を3層以上の多層構
造とし、誘電体膜と接する面にはWNx 層を、反対側の
面にはTi層を、WNx 層とTi層との間には相互反応
を抑制するためのバリアメタル層を配設することによ
り、熱的に安定な電極構造を得ることができる。バリア
メタルの材料としてはMo、Ti或いはこれらの窒化物
や硅化物が使用される。このような多層構造の電極は、
誘電体膜に接する面がWNx である場合に限らず、従来
から広く使用されているプラチナ等の場合にも有効であ
る。
【0079】図25(a)〜(d)は本発明の更に別の
実施の形態に係る半導体装置(MMIC用のキャパシ
タ)の製造方法を順に示す断面図である。本実施の形態
においては、上述の多層構造の電極を用いている。
【0080】先ず、半導体基板、例えば半絶縁性GaA
s基板81上に、CVD法により絶縁膜、例えばSiO
2 膜82を形成する。次に、フォトレジスト83をマス
クとして、下から順にTi層84/Mo層85/WNx
層86からなる多層膜を堆積する(図25(a))。
【0081】次に、リフトオフ法を用いて、不要なフォ
トレジスト83とその上の多層膜とを除去し、下部電極
88を形成する。次に、例えばスパッタ法を用いて、基
板温度600℃でSTO膜を更に堆積すると共に、フォ
トレジスト(図示せず)をマスクとして、RIEにより
STO膜をパターニングし、誘電体膜87を形成する
(図25(b))。
【0082】次に、フォトレジスト83を除去し、下部
電極と同様な方法を用いて、下から順にWNx 層/Mo
層/Ti層からなる多層膜を堆積し且つパターニング
し、上部電極89を形成する(図25(c))。
【0083】次に、層間絶縁膜91を堆積すると共に、
コンタクトホール形成する。次に、電極87、89に対
してAuからなる配線92を接続し、MMICの他の素
子とキャパシタ80とを電気的に接続する(図25
(d))。
【0084】なお、本実施の形態では、STO膜の形成
の際、スパッタ法を用いて基板温度600℃で行ってい
るが、ゾルゲル法を用いてもよい。本実施の形態に係る
電極は安定なため、ゾルゲル法でSTO膜を塗布した
後、600℃以上の熱処理を加えた場合でも、キャパシ
タの特性は劣化しない。
【0085】図26(a)〜(e)は本発明の更に別の
実施の形態に係る半導体装置(MMIC用のキャパシ
タ)の製造方法を順に示す断面図である。図26(e)
図示の如く、GaAs基板111上にSiO2 膜112
と第1配線層113とがこの順に配設される。第1配線
層113上にはキャパシタ110が形成される。キャパ
シタ110の下部電極114は、下から順にTi層(5
nm)/Mo層(50nm)/Pt層(400nm)か
らなる多層構造を有する。キャパシタ110の誘電体膜
115aはチタン酸ストロンチウム(STO)からな
る。キャパシタの上部電極116aはタングステンとア
ルミニウムの合金からなる。
【0086】以下に、本実施の形態に係る半導体装置の
製造方法を説明する。先ず、GaAs基板111上に、
CVD法によりSiO2 膜112を形成する。次に、A
u等の金属からなる第1配線層113をリフトオフ法に
より形成する(図26(a))。
【0087】次に、第1配線層113上に、下から順に
Ti層(5nm)/Mo層(50nm)/Pt層(40
0nm)からなる多層膜をE−GUN法により形成す
る。次に、写真触刻法により得られたレジストパターン
をマスクとして、リフトオフ法により多層膜をパターニ
ングし、下部電極114を形成する(図26(b))。
【0088】次に、下部電極114の上に、STO膜1
15を、酸素雰囲気中で行う反応性スパッタ法により1
00nmの厚さに堆積する。次に、タングステンとアル
ミニウムの合金からなる金属膜(以下WAl膜とする)
116を、基板を300℃に加熱した状態で、反応性ス
パッタ法により堆積する(図26(c))。
【0089】次に、写真触刻法によるレジストパターン
をマスクとして、反応性イオンエッチング法により、S
TO膜115及びWAl膜116をパターニングし、誘
電体膜115a及び上部電極116aを形成する(図2
6(d))。
【0090】次に、SiO2 等からなる層間絶縁膜11
7をCVD法により600nmの厚さに堆積する。次
に、RIE等によりコンタクトホールを形成し、下部電
極、上部電極に対してAu等からなる配線118の接続
を行ってIC上の他の素子とキャパシタ110とを電気
的に接続する(図26(e))。
【0091】上部電極116aとなる金属膜116がW
Alからなることにより、金属膜116の形成時に、金
属膜116とSTO膜115の接触部分に反応生成物が
生じ難くなる。しかもWAlは抵抗が小さいため、マイ
クロ波の用途に向いている。WAlに代えてTiNx
用いたところ、比誘電率が1/10以下に低下した。
【0092】本実施の形態では、上部電極116aのみ
にWAlを用いたが、下部電極114にWAlを使用す
ることは更に望ましい。この場合、下部電極114、誘
電体膜115a及び上部電極116aのパターニングを
全てRIEによって行うことが可能となり、工程の簡略
化、微細加工の達成等が図られる。
【0093】図27(a)〜(c)は本発明の更に別の
実施の形態に係る半導体装置の製造方法を順に示す断面
図である。本実施の形態は、キャパシタの下部電極及び
FETのゲート電極にWAlを用いたMMICに関す
る。
【0094】先ず、GaAs基板131の表面に電極材
料となるWAl膜を、常温スパッタ法により300nm
堆積する。次に、レジストパターン(図示せず)を介し
てWAl膜をRIEパターニングすることにより、FE
Tのゲート電極133と、MIMキャパシタの下部電極
132とを同時形成する(図27(a))。電極13
2、133がWAlからなる理由は、この材料が夫々シ
ョットキーゲート電極及びキャパシタの下部電極の材料
として優れていることによる。
【0095】次に、STO膜134(100nm)を酸
素雰囲気中で行う反応性スパッタ法により堆積する。次
に、上部電極用のWAl膜135を300℃に基板を加
熱した状態で、反応性スパッタ法により堆積する(図2
7(b))。
【0096】次に、反応性ドライエッチングによりST
O膜134とWAl135とをパターニングし、誘電体
膜134aと上部電極135aとを形成する。ここでキ
ャパシタの熱処理を500℃で行い、STOの結晶化を
促進させる。その後にFET138の製造工程を進め
る。
【0097】次に、SiO2 等からなる層間絶縁膜13
6を厚さ600nmに堆積する。次に、コンタクトホー
ルを開孔後、配線137を形成する(図27(c))。
ここで、RIE法によりトランジスタのソース/ドレイ
ン拡散層139に達するように層間絶縁膜136に開口
(図示せず)を形成する。そして、開口が形成された層
間絶縁膜136をスペーサとしてリフトオフ法によりA
uGe等の金属或いは合金を形成し、オーミック電極と
する。
【0098】本実施の形態では、400℃以上の温度で
劣化するオーミック電極(例えばAuGeからなる)の
形成前にキャパシタ130の誘電体膜134a及び上部
電極135aの形成を済まし、WAl電極の熱的安定性
を利用することで、キャパシタを400℃以上、望まし
くは600℃以上の温度で熱処理することが可能とな
る。この加熱によりSTOの結晶化や酸素欠損の低減化
が進み、誘電率が向上する。この熱処理はSTO膜を全
面に形成した後、上部電極を形成する前に行ってもよ
い。また、この熱処理はFETのイオン注入層活性化熱
処理と兼用してもよい。その時の温度は800℃程度に
なる。
【0099】従来の方法においては、トランジスタの形
成は、キャパシタの形成前に行うため、オーミック電極
の劣化を恐れて誘電体膜の熱処理を行うことができな
い。また、上部電極及び下部電極が熱的耐性に劣ってい
ることも、誘電体膜の熱処理も行えない理由である。し
かし、上述のように、ショットキーゲート電極及びキャ
パシタの電極にWAlを用いて、MIMキャパシタを先
作りすることで誘電体膜を熱処理することが可能にな
り、誘電率向上が可能となる。
【0100】図28(a)〜(d)は本発明の更に別の
実施の形態に係るダイナミック型半導体記憶装置の製造
方法を順に示す断面図である。先ず、トランスファーゲ
ートの役目をするMOS型電界効果トランジスタ151
をSi基板152上に形成する(図28(a))。トラ
ンジスタ151は、基板152の表面内に形成されたソ
ース/ドレイン拡散層151aと、ソース拡散層151
aから前記ドレイン拡散層151aに亘るように基板1
52上にゲート絶縁膜151bを介して配設されたゲー
ト電極151cと、を有する。
【0101】次に、WAl膜153を堆積してエッチン
グすることでキャパシタ150のストレージノード電極
(即ち下部電極)153を形成する。次に、STOから
なる誘電体膜154を全面に堆積する(図28
(b))。
【0102】次に、プレート電極(即ち上部電極)とな
るWAl膜155とSiO2 からなる絶縁膜156を続
けて全面に堆積する。次に、誘電体膜154、WAl膜
155、絶縁膜156を同一マスクでエッチングする
(図28(c))。
【0103】次に、ビット線へ接続する金属配線層15
7を形成し、更に、層間絶縁膜158及びビット線15
9を形成する(図28(d))。なお、ここでは図示は
しないが、トランジスタ151に接続され、素子を選択
するデコーダ回路、ビット線159に接続され、素子の
データの読み出し等を行うセンスアンプ回路等の周辺回
路も通常と同様の工程により形成される。
【0104】図29(a)〜(d)は本発明の更に別の
実施の形態に係る半導体装置(MMIC用のキャパシ
タ)の製造方法を順に示す断面図である。本実施の形態
においては、図25(a)〜(d)図示の実施の形態と
同じ趣旨の多層構造の電極を用いている。
【0105】先ず、半導体基板、例えば半絶縁性GaA
s基板181上に、CVD法により絶縁膜、例えばSi
2 膜182を形成する。次に、フォトレジスト183
をマスクとして、下から順にTi層184/Mo層18
5/WAl層186からなる多層膜を堆積する(図29
(a))。
【0106】次に、リフトオフ法を用いて、不要なフォ
トレジスト183とその上の多層膜とを除去し、下部電
極188を形成する。次に、例えばスパッタ法を用い
て、基板温度600℃でSTO膜を更に堆積すると共
に、フォトレジスト(図示せず)をマスクとして、RI
EによりSTO膜をパターニングし、誘電体膜187を
形成する(図29(b))。
【0107】次に、フォトレジスト183を除去し、下
部電極と同様な方法を用いて、下から順にWAl層/M
o層/Ti層からなる多層膜を堆積し且つパターニング
し、上部電極189を形成する(図29(c))。
【0108】次に、層間絶縁膜191を堆積すると共
に、コンタクトホール形成する。次に、電極187、1
89に対してAuからなる配線192を接続し、MMI
Cの他の素子とキャパシタ180とを電気的に接続する
(図29(d))。
【0109】なお、本実施の形態では、STO膜の形成
の際、スパッタ法を用いて基板温度600℃で行ってい
るが、ゾルゲル法を用いてもよい。本実施の形態に係る
電極は安定なため、ゾルゲル法でSTO膜を塗布した
後、600℃以上の熱処理を加えた場合でも、キャパシ
タの特性は劣化しない。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、キャパシタの上部電極
及び下部電極の少なくとも一方の、誘電体膜と接触する
側にWNx 層を配設することにより、容量の増大、誘電
分散の抑制、電気特性のばらつきの低減、ヒステリシス
の抑制等の特性向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置を示す断
面図。
【図2】従来の半導体装置を示す断面図。
【図3】WNx の係数xと耐酸化性との関係を示すグラ
フ。
【図4】図1図示の半導体装置におけるバイアス電圧と
誘電分散(tanδ)との関係を示すグラフ。
【図5】従来の半導体装置におけるバイアス電圧と誘電
分散(tanδ)との関係を示すグラフ。
【図6】図1図示の半導体装置におけるバイアス電圧と
漏れ電流密度との関係を示すグラフ。
【図7】従来の半導体装置におけるバイアス電圧と漏れ
電流密度との関係を示すグラフ。
【図8】図1図示の半導体装置における電界強度と比誘
電率との関係を示すグラフ。
【図9】従来の半導体装置における電界強度と比誘電率
との関係を示すグラフ。
【図10】図1図示の半導体装置の製造方法を順に示す
断面図。
【図11】本発明の別の実施の形態に係る半導体装置の
製造方法を順に示す断面図。
【図12】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を順に示す断面図。
【図13】図12図示の半導体装置における窒化率と容
量との関係を示すグラフ。
【図14】図12図示の半導体装置における窒化率と酸
化率との関係を示すグラフ。
【図15】図12図示の半導体装置における熱処理温度
と窒化率との関係を示すグラフ。
【図16】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置の製造方法を順に示す断面図。
【図17】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図18】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図19】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図20】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図21】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図22】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図23】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図24】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置を示す断面図。
【図25】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を順に示す断面図。
【図26】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を順に示す断面図。
【図27】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を順に示す断面図。
【図28】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体記
憶装置の製造方法を順に示す断面図。
【図29】本発明の更に別の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を順に示す断面図。
【符号の説明】
10、30、40、50、60、80、110、13
0、150、180…キャパシタ、 4、14、32、43、53、68、68a、68b、
71、88、114、132、、153、、188…下
部電極、 5、15a、34a、44、54、69、87、115
a、134a、154、187…誘電体膜、 6、16a、35a、45、55、70、89、116
a、135a、155、189…上部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田邊 芳一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 須黒 恭一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 阿部 和秀 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 小松 周一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 奥和田 久美 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平6−275776(JP,A) 特開 平1−264250(JP,A) 特開 昭60−39870(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/095

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 前記基板上に配設された電界効果トランジスタと、前記
    トランジスタは、前記基板の表面内に形成されたソース
    拡散層及びドレイン拡散層と、前記ソース拡散層から前
    記ドレイン拡散層に亘るように前記基板上に配設された
    ショットキーゲート電極と、を有することと、 前記基板上に配設されたキャパシタと、前記キャパシタ
    は、酸化物からなる誘電体膜と、前記誘電体膜を挟む第
    1及び第2電極と、を有することと、前記ショットキー
    ゲート電極と前記第1電極とは電気的に接続されること
    と、 を具備し、前記ショットキーゲート電極及び前記第1電
    極が窒化タングステンからなる下面及び上面を有する共
    通の材料膜をパターニングすることにより形成され、前
    記ショットキーゲート電極が前記下面に由来する窒化タ
    ングステンからなる接触面を介して前記基板と接触し、
    前記第1電極が前記上面に由来する窒化タングステンか
    らなる第1接触面を介して前記誘電体膜と接触し、前記
    第2電極が窒化タングステンからなる第2接触面を介し
    て前記誘電体膜と接触することと、 前記第2電極が、窒化タングステン層と、チタン層と、
    前記窒化タングステン層とチタン層との間に挟まれたバ
    リアメタル層と、を具備し、前記窒化タングステン層に
    より前記第2接触面が規定され、前記チタン層は配線と
    接触することと、 を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記誘電体膜がペロブスカイト系誘電体か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記キャパシタが800MHz以上の周波
    数で使用され、前記ペロブスカイト系誘電体が常誘電体
    からなることを特徴とする請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】前記ペロブスカイト系誘電体がストロンチ
    ウムを含有することを特徴とする 求項2または3に記
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】半導体基板と、 前記基板上に配設された電界効果トランジスタと、前記
    トランジスタは、前記基板の表面内に形成されたソース
    拡散層及びドレイン拡散層と、前記ソース拡散層から前
    記ドレイン拡散層に亘るように前記基板上に配設された
    ショットキーゲート電極と、を有することと、 前記基板上に配設されたキャパシタと、前記キャパシタ
    は、酸化物からなる誘電体膜と、前記誘電体膜を挟む第
    1及び第2電極と、を有することと、前記ショットキー
    ゲート電極と前記第1電極とは電気的に接続されること
    と、 を具備し、前記ショットキーゲート電極が窒化タングス
    テンからなる接触面を介して前記基板と接触し、前記第
    1電極が窒化タングステンからなる第1接触面を介して
    前記誘電体膜と接触し、前記第1接触面の窒化タングス
    テンがWNx で表され、ここで係数であるxが0.05
    〜0.5である半導体装置の製造方法であって、 前記基板上に窒化タングステンからなる下面及び上面を
    有する材料膜を形成する工程と、 前記材料膜をパターニングして前記ショットキーゲート
    電極及び前記第1電極を形成する工程と、 前記上部電極形成後、前記ソース拡散層及びドレイン拡
    散層に接続するオーミック電極を形成する工程と、 前記誘電体膜形成後で且つ前記オーミック電極形成前
    に、前記誘電体膜を600℃以上で熱処理する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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