JP3191929B2 - 暖房便座装置 - Google Patents
暖房便座装置Info
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- JP3191929B2 JP3191929B2 JP20363189A JP20363189A JP3191929B2 JP 3191929 B2 JP3191929 B2 JP 3191929B2 JP 20363189 A JP20363189 A JP 20363189A JP 20363189 A JP20363189 A JP 20363189A JP 3191929 B2 JP3191929 B2 JP 3191929B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用便後使用者の局部に温水を噴射させて局部
の洗浄を行うとともに、洗浄後は温風を噴出させて被洗
浄部を乾燥することにより、用便後の局部を手を煩わせ
ることなく衛生的に処理するようにした衛生洗浄装置に
おける暖房便座装置の改良に関する。
の洗浄を行うとともに、洗浄後は温風を噴出させて被洗
浄部を乾燥することにより、用便後の局部を手を煩わせ
ることなく衛生的に処理するようにした衛生洗浄装置に
おける暖房便座装置の改良に関する。
近年、便器上面の後背部に、局部洗浄用の温水を適温
に加熱して噴出させるようにした洗浄手段と、洗浄後の
局部を温風により乾燥させる乾燥手段と、更に、使用者
が着座する便座の温度を適温保持させる便座保温手段と
を備えた衛生洗浄装置を設置し、用便後は手を使用する
ことなく局部の洗浄・乾燥を衛生的に行うようにしてい
る。
に加熱して噴出させるようにした洗浄手段と、洗浄後の
局部を温風により乾燥させる乾燥手段と、更に、使用者
が着座する便座の温度を適温保持させる便座保温手段と
を備えた衛生洗浄装置を設置し、用便後は手を使用する
ことなく局部の洗浄・乾燥を衛生的に行うようにしてい
る。
そして、前記装置の洗浄手段としては、例えば、給水
源と便器内に向けて進退可能に配置した洗浄水噴出用の
ノズルとの間に、電磁弁と、湯温を検出する温度センサ
を内蔵した加熱装置とを給水管にて配管接続し、加熱装
置に取付けたヒータを電源にスイッチング素子を介して
接続し、加熱装置内に流入する洗浄水を瞬間的に設定温
度(約38℃)まで加熱するとともに、前記加熱した洗浄
水を温度センサにて検出した検出信号と、設定温度を示
す基準信号との差により、スイッチング素子の通電を制
御し、ノズルから噴出する洗浄水の温度を一定に保つよ
うにした瞬間加熱方式のものがある。
源と便器内に向けて進退可能に配置した洗浄水噴出用の
ノズルとの間に、電磁弁と、湯温を検出する温度センサ
を内蔵した加熱装置とを給水管にて配管接続し、加熱装
置に取付けたヒータを電源にスイッチング素子を介して
接続し、加熱装置内に流入する洗浄水を瞬間的に設定温
度(約38℃)まで加熱するとともに、前記加熱した洗浄
水を温度センサにて検出した検出信号と、設定温度を示
す基準信号との差により、スイッチング素子の通電を制
御し、ノズルから噴出する洗浄水の温度を一定に保つよ
うにした瞬間加熱方式のものがある。
次に乾燥手段としては、伝導駆動するファンと、ファ
ンにより生起した送風空気を加熱するヒータと、加熱し
た空気(温風)の温度を検出する温度センサとを備えた
温風機の吹出口を洗浄水噴出用ノズルの近傍に配置し、
電源に電動機を接続し、かつ、スイッチング素子を介し
てヒータを接続し、吹出口から噴出する温風の温度を温
度センサにて検出した検出信号と、基準温度(約50℃)
を示す基準信号との比較によりヒータの通電制御を行っ
て温風を吹出すように構成されている。
ンにより生起した送風空気を加熱するヒータと、加熱し
た空気(温風)の温度を検出する温度センサとを備えた
温風機の吹出口を洗浄水噴出用ノズルの近傍に配置し、
電源に電動機を接続し、かつ、スイッチング素子を介し
てヒータを接続し、吹出口から噴出する温風の温度を温
度センサにて検出した検出信号と、基準温度(約50℃)
を示す基準信号との比較によりヒータの通電制御を行っ
て温風を吹出すように構成されている。
更に、便座の温度調整においても、便座の内側面に貼
設したヒータを電源にスイッチング素子を介して接続
し、便座内に設けた温度センサの検出信号と、標準的に
設定した便座の保温温度(約35℃)を示す基準信号との
比較により、ヒータの通電制御を行っている。
設したヒータを電源にスイッチング素子を介して接続
し、便座内に設けた温度センサの検出信号と、標準的に
設定した便座の保温温度(約35℃)を示す基準信号との
比較により、ヒータの通電制御を行っている。
そして前記洗浄水の温度をはじめ、温風や便座の標準
的な設定温度は、マイクロコンピュータ(以下マイコン
と称する)にて可変制御することにより、使用者自身の
好みの温度に設定することができる。
的な設定温度は、マイクロコンピュータ(以下マイコン
と称する)にて可変制御することにより、使用者自身の
好みの温度に設定することができる。
前記した従来の衛生洗浄装置においては、洗浄水等の
温度制御は、今日、マイコンによって行う傾向にあり、
このマイコンによる温度制御は従前の比較器等の制御部
品を使用した場合に比べ、部品点数及び設置スペースが
減少し、かつ、温度制御自体も自動化できるため、大変
便利である。
温度制御は、今日、マイコンによって行う傾向にあり、
このマイコンによる温度制御は従前の比較器等の制御部
品を使用した場合に比べ、部品点数及び設置スペースが
減少し、かつ、温度制御自体も自動化できるため、大変
便利である。
しかし、前記洗浄水等の各温度制御をすべてマイコン
化した場合、前記のような利点がある反面、次のような
問題がある。即ち、衛生洗浄装置の電源を外した場合、
停電(瞬間停電も含む)事故が生じたあと、再通電を行
うと、マイコンは内部に記憶されているメモリがすべて
初期化されてしまい、停電事故等が生ずる前に使用して
いた状態の記憶内容が消えてしまう。この場合、洗浄手
段や乾燥手段においては、設定温度が初期設定値に復帰
するだけのことであるため、使用者は必要に応じて操作
スイッチを操作すれば、従前どおり局部の洗浄,乾燥を
行うことが可能となり、又、設定温度も好みに応じて再
設定することができるので、使用上特に不都合は感じな
い。ところが、便座を保温していた場合、温度設定につ
いては洗浄水の温度設定を行う場合と同様であるが、そ
れ以前の便座への通電方式に問題があった。
化した場合、前記のような利点がある反面、次のような
問題がある。即ち、衛生洗浄装置の電源を外した場合、
停電(瞬間停電も含む)事故が生じたあと、再通電を行
うと、マイコンは内部に記憶されているメモリがすべて
初期化されてしまい、停電事故等が生ずる前に使用して
いた状態の記憶内容が消えてしまう。この場合、洗浄手
段や乾燥手段においては、設定温度が初期設定値に復帰
するだけのことであるため、使用者は必要に応じて操作
スイッチを操作すれば、従前どおり局部の洗浄,乾燥を
行うことが可能となり、又、設定温度も好みに応じて再
設定することができるので、使用上特に不都合は感じな
い。ところが、便座を保温していた場合、温度設定につ
いては洗浄水の温度設定を行う場合と同様であるが、そ
れ以前の便座への通電方式に問題があった。
即ち、便座への通電は便座温度の制御をマイコンで行
っている関係上、マイコンの出力端側は、常にON信号、
あるいは、OFF信号のいづれか一方の信号のみが出力す
るようにモード設定されている。このため、例えば、マ
イコンのプログラムシーケンスが常にON状態の出力信号
を出力するようONモード設定されていると、便座ヒータ
への通電指令をマイコンに出力する便座スイッチは、前
記マイコンのプログラムシーケンスによって、常に初回
はON状態となるように設定されているので、衛生洗浄装
置に通電を行うと、前記便座スイッチはON状態となり、
又、マイコンの出力端からはON信号が出力されてスイッ
チング素子を導通し、便座ヒータへの通電を行う。そし
て、ヒータへの通電を断つ場合は、便座スイッチを押す
ことにより、マイコンへの通電指令が断れ、マイコンの
便座ヒータに通電を行わせるプログラムが停止し、前記
ヒータへの通電を阻止する。この状態で便座ヒータを再
通電する場合は便座スイッチを再度押せば、マイコンの
プログラムシーケンスによって前記ヒータは再通電され
る。
っている関係上、マイコンの出力端側は、常にON信号、
あるいは、OFF信号のいづれか一方の信号のみが出力す
るようにモード設定されている。このため、例えば、マ
イコンのプログラムシーケンスが常にON状態の出力信号
を出力するようONモード設定されていると、便座ヒータ
への通電指令をマイコンに出力する便座スイッチは、前
記マイコンのプログラムシーケンスによって、常に初回
はON状態となるように設定されているので、衛生洗浄装
置に通電を行うと、前記便座スイッチはON状態となり、
又、マイコンの出力端からはON信号が出力されてスイッ
チング素子を導通し、便座ヒータへの通電を行う。そし
て、ヒータへの通電を断つ場合は、便座スイッチを押す
ことにより、マイコンへの通電指令が断れ、マイコンの
便座ヒータに通電を行わせるプログラムが停止し、前記
ヒータへの通電を阻止する。この状態で便座ヒータを再
通電する場合は便座スイッチを再度押せば、マイコンの
プログラムシーケンスによって前記ヒータは再通電され
る。
しかし、前記便座スイッチを使用者の意思で押してヒ
ータの通電を断った後に、停電事故が生じ、かつ、前記
停電が回復すると、便座スイッチを投入しなくても、マ
イコンのプログラムシーケンスによってマイコンに通電
指令が出力される。この結果、マイコンの出力端は常に
ONモード設定されているので、停電回復時には便座ヒー
タに自動的に通電されることとなる。この場合、使用者
が停電事故を知っておれば、余り問題はないが、知らな
い場合は、便座への通電を停止しておいたにもかかわら
ず、何故、便座が通電されて暖かくなっているのか不安
にかられる。即ち、マイコンのプログラムシーケンスが
通電中においては、常に便座への通電が行えるようONモ
ード設定されている場合、使用者の意思にかかわらず、
再通電後は停電の前の状態から逆の状態に設定されるた
め、使用者に不安感を持たせるという問題があった。
ータの通電を断った後に、停電事故が生じ、かつ、前記
停電が回復すると、便座スイッチを投入しなくても、マ
イコンのプログラムシーケンスによってマイコンに通電
指令が出力される。この結果、マイコンの出力端は常に
ONモード設定されているので、停電回復時には便座ヒー
タに自動的に通電されることとなる。この場合、使用者
が停電事故を知っておれば、余り問題はないが、知らな
い場合は、便座への通電を停止しておいたにもかかわら
ず、何故、便座が通電されて暖かくなっているのか不安
にかられる。即ち、マイコンのプログラムシーケンスが
通電中においては、常に便座への通電が行えるようONモ
ード設定されている場合、使用者の意思にかかわらず、
再通電後は停電の前の状態から逆の状態に設定されるた
め、使用者に不安感を持たせるという問題があった。
このため、前記とは逆に、マイコンのプログラムシー
ケンスが常にOFF状態の出力信号を出力するようOFFモー
ド設定をしておけば、便座ヒータへの通電開始時はいつ
もOFF状態にあるため、使用者は必ず便座スイッチを押
してON状態に変更して通電を行うこととなる。又、この
方式においては、便座への通電中、使用者の意思で通電
を断った場合を除き、停電事故が生じたあと再通電が行
われると、便座への通電はOFFスタートとなるため、便
座に通電する場合は、その都度便座スイッチを押して便
座への通電を開始しなければならないという煩わしさが
あった。又、便座への通電中に、瞬間停電等の事故が生
じた場合も、停電回復後は前記同様に、便座への通電は
OFFスタートとなる。このため、使用者は便座への通電
中に便座スイッチを押して通電を断つ行為を行っていな
いにもかかわらず、停電回復後はOFFスタートに変換さ
れているので、便座が故障したのではないかという不
安、不信感に駆られるおそれがあった。
ケンスが常にOFF状態の出力信号を出力するようOFFモー
ド設定をしておけば、便座ヒータへの通電開始時はいつ
もOFF状態にあるため、使用者は必ず便座スイッチを押
してON状態に変更して通電を行うこととなる。又、この
方式においては、便座への通電中、使用者の意思で通電
を断った場合を除き、停電事故が生じたあと再通電が行
われると、便座への通電はOFFスタートとなるため、便
座に通電する場合は、その都度便座スイッチを押して便
座への通電を開始しなければならないという煩わしさが
あった。又、便座への通電中に、瞬間停電等の事故が生
じた場合も、停電回復後は前記同様に、便座への通電は
OFFスタートとなる。このため、使用者は便座への通電
中に便座スイッチを押して通電を断つ行為を行っていな
いにもかかわらず、停電回復後はOFFスタートに変換さ
れているので、便座が故障したのではないかという不
安、不信感に駆られるおそれがあった。
前記の問題点を解決するには、例えば、マイコンの記
憶装置(RAM)にEEPROM等の不揮発性メモリを用いた
り、あるいは、マイコン自体に停電時に備えてバックア
ップ電源を事前に準備しておけば問題は解決できる。し
かし、RAMに不揮発性のメモリを使用する場合は、マイ
コン自体の電源回路をはじめとして内部の回路構成を大
幅に変更することが必要となり、又、バックアップ電源
を具備する場合もそのスペースファクターを余分に必要
としたり、電源の充電時期等を管理しなければならない
等、種々の問題があり、しかも、部品点数が増加するた
め、衛生洗浄装置の製作原価を高くする欠点があった。
憶装置(RAM)にEEPROM等の不揮発性メモリを用いた
り、あるいは、マイコン自体に停電時に備えてバックア
ップ電源を事前に準備しておけば問題は解決できる。し
かし、RAMに不揮発性のメモリを使用する場合は、マイ
コン自体の電源回路をはじめとして内部の回路構成を大
幅に変更することが必要となり、又、バックアップ電源
を具備する場合もそのスペースファクターを余分に必要
としたり、電源の充電時期等を管理しなければならない
等、種々の問題があり、しかも、部品点数が増加するた
め、衛生洗浄装置の製作原価を高くする欠点があった。
本発明は前記の問題点に鑑み、便座への通電中、ある
いは、通電を停止しているときに、停電事故や、機器の
プラグを電源から外して通電状態が断れたあと、再通電
を行った際、前記便座に対する通電有無の状態が、再通
電を行う前の状態に確実に保持されるようにしたマイコ
ン制御可能な衛生洗浄装置における暖房便座装置を提供
することを目的とする。
いは、通電を停止しているときに、停電事故や、機器の
プラグを電源から外して通電状態が断れたあと、再通電
を行った際、前記便座に対する通電有無の状態が、再通
電を行う前の状態に確実に保持されるようにしたマイコ
ン制御可能な衛生洗浄装置における暖房便座装置を提供
することを目的とする。
本発明は、便座の温度制御回路に出力信号を送出する
マイクロコンピュータに、前記出力信号は常に、ON状態
を維持するONモードをプログラム設定し、前記マイクロ
コンピュータの便座への通電指令信号を出力する出力端
と、前記便座の温度制御回路との間には、ロック機構付
オルタネート式の便座スイッチを接続し、便座への通電
に際しては、マイクロコンピュータの出力端がONモード
設定されているので、前記便座スイッチを投入してONさ
せると、マイクロコンピュータからON信号が便座の温度
制御回路に出力されて便座のヒータに通電を開始し、こ
の状態で停電事故が生じれば通電は停止されるが、回復
すれば、便座スイッチは作為的にOFF状態に切替えない
限り、ON状態を維持しているので便座ヒータへの通電が
自動的に再開される。又、便座スイッチを自発的にOFF
させて便座ヒータへの通電を停止しているときに停電が
生じ、これが回復したとき、マイクロコンピュータの出
力端からON信号が出力されていても、便座スイッチは作
為的にONしない限りOFF状態にあるため、便座への通電
は行われない。
マイクロコンピュータに、前記出力信号は常に、ON状態
を維持するONモードをプログラム設定し、前記マイクロ
コンピュータの便座への通電指令信号を出力する出力端
と、前記便座の温度制御回路との間には、ロック機構付
オルタネート式の便座スイッチを接続し、便座への通電
に際しては、マイクロコンピュータの出力端がONモード
設定されているので、前記便座スイッチを投入してONさ
せると、マイクロコンピュータからON信号が便座の温度
制御回路に出力されて便座のヒータに通電を開始し、こ
の状態で停電事故が生じれば通電は停止されるが、回復
すれば、便座スイッチは作為的にOFF状態に切替えない
限り、ON状態を維持しているので便座ヒータへの通電が
自動的に再開される。又、便座スイッチを自発的にOFF
させて便座ヒータへの通電を停止しているときに停電が
生じ、これが回復したとき、マイクロコンピュータの出
力端からON信号が出力されていても、便座スイッチは作
為的にONしない限りOFF状態にあるため、便座への通電
は行われない。
即ち、本発明は便座の温度制御をマイコン制御する
際、前記便座スイッチを作動させない限り、停電事故が
生じでも、その回復後は便座の通電状況を停電前の状態
に常に維持しているため、使用者の知らない間に生じた
停電によって便座の通電状況が変更されてしまうといっ
た現象を皆無とし、かつ、前記状態を維持するのに、マ
イクロコンピュータからの信号ではON,OFFしない通常の
オルタネイト式の便座スイッチを用意するだけの簡素な
構成によって、使用者の不安、不信感を一掃するように
した便座暖房装置を提供するようにしたことを特徴とす
る。
際、前記便座スイッチを作動させない限り、停電事故が
生じでも、その回復後は便座の通電状況を停電前の状態
に常に維持しているため、使用者の知らない間に生じた
停電によって便座の通電状況が変更されてしまうといっ
た現象を皆無とし、かつ、前記状態を維持するのに、マ
イクロコンピュータからの信号ではON,OFFしない通常の
オルタネイト式の便座スイッチを用意するだけの簡素な
構成によって、使用者の不安、不信感を一掃するように
した便座暖房装置を提供するようにしたことを特徴とす
る。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図によって
説明する。
説明する。
第1図及び第2図において、1は便器2上面の後背部
に便座3を起倒自在に枢支して取付けられた衛生洗浄装
置の横長な制御箱体で、この箱体1内には給水源と接続
する給水管4を電磁弁5を介して配管し、この先端は便
器2内に出没する温水噴出用のノズル6を取付け、この
ノズル6と電磁弁5との間には、水道水加熱用のヒータ
7(第3図参照)と温度センサ8を内蔵し、水道水が流
入した場合、これを前記ヒータ7にて目標温度までほぼ
瞬間的に加熱する加熱装置9を配管接続し、更に、前記
ノズル6の近くに吹出口10aを開口して被洗浄部に温風
を噴出するヒータ10と温度センサ11を備えた送風機12か
らなる乾燥装置13が収容されている。又、便座3の内側
には、便座保温用の便座ヒータ14と温度センサ15とが取
付けられている。更に、制御箱体1の側方(第1図の左
方)には、温水,温風,便座の各温度等を制御するため
の制御装置16を収容した操作箱1aが、制御箱体1と一体
に形成されており、この操作箱1aの上面操作部には、使
用者が押動操作するのに適した位置に、「停止」S1,
「洗浄」S2,「乾燥」S3,「便座」27等各操作用のスイッ
チが配設されている。そして、便座3,電磁弁5,加熱装置
9,乾燥装置13,制御装置16への通電は、接続端子(プラ
グ)を介して商用交流電源から供給される。
に便座3を起倒自在に枢支して取付けられた衛生洗浄装
置の横長な制御箱体で、この箱体1内には給水源と接続
する給水管4を電磁弁5を介して配管し、この先端は便
器2内に出没する温水噴出用のノズル6を取付け、この
ノズル6と電磁弁5との間には、水道水加熱用のヒータ
7(第3図参照)と温度センサ8を内蔵し、水道水が流
入した場合、これを前記ヒータ7にて目標温度までほぼ
瞬間的に加熱する加熱装置9を配管接続し、更に、前記
ノズル6の近くに吹出口10aを開口して被洗浄部に温風
を噴出するヒータ10と温度センサ11を備えた送風機12か
らなる乾燥装置13が収容されている。又、便座3の内側
には、便座保温用の便座ヒータ14と温度センサ15とが取
付けられている。更に、制御箱体1の側方(第1図の左
方)には、温水,温風,便座の各温度等を制御するため
の制御装置16を収容した操作箱1aが、制御箱体1と一体
に形成されており、この操作箱1aの上面操作部には、使
用者が押動操作するのに適した位置に、「停止」S1,
「洗浄」S2,「乾燥」S3,「便座」27等各操作用のスイッ
チが配設されている。そして、便座3,電磁弁5,加熱装置
9,乾燥装置13,制御装置16への通電は、接続端子(プラ
グ)を介して商用交流電源から供給される。
つづいて、前記制御装置16の構成について説明する。
この制御装置16は電源回路17と、ワンチップ4ビットマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンという)18の入力
端側に配置した操作回路19と、周知のセンサ出力回路20
と、イニシアライズ回路21と、前記マイコン18の出力端
側に配置した電磁弁及び送風機制御回路22,23と、便座
3等の温度制御回路24と、ゼロクロス検出回路25によっ
て構成されている。
この制御装置16は電源回路17と、ワンチップ4ビットマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンという)18の入力
端側に配置した操作回路19と、周知のセンサ出力回路20
と、イニシアライズ回路21と、前記マイコン18の出力端
側に配置した電磁弁及び送風機制御回路22,23と、便座
3等の温度制御回路24と、ゼロクロス検出回路25によっ
て構成されている。
次に、前記制御装置16の具体化した回路構成について
説明する。
説明する。
第3図において、電源回路17は電源トランスTrと、該
トランスTrの2次側に交流入力端子を接続したダイオー
ドブリッジDBと該ダイオードブリッジDBの直流出力端子
に直列に挿入したダイオードD及び定電圧装置AVRと、
前記ダイオードブリッジDBの直流出力端子に並列に挿入
した平滑コンデンサCとからなり、この電源回路17に設
けた定電圧電源Vccの出力端から出力する商用電源を降
圧して全波整流した直流がマイコン18をはじめ、各回路
に動作用電源として供給される。
トランスTrの2次側に交流入力端子を接続したダイオー
ドブリッジDBと該ダイオードブリッジDBの直流出力端子
に直列に挿入したダイオードD及び定電圧装置AVRと、
前記ダイオードブリッジDBの直流出力端子に並列に挿入
した平滑コンデンサCとからなり、この電源回路17に設
けた定電圧電源Vccの出力端から出力する商用電源を降
圧して全波整流した直流がマイコン18をはじめ、各回路
に動作用電源として供給される。
操作回路19は、「停止」,「洗浄」,「乾燥」の各ス
イッチS1〜S3の一方端が定電圧電源Vccと接続され、他
方端は個々に接地抵抗R1を介してマイコン18の入力端A1
〜A3とそれぞれ接続して構成したもので、投入状態及び
解除状態の保持はマイコン18からの指令によって行われ
る。
イッチS1〜S3の一方端が定電圧電源Vccと接続され、他
方端は個々に接地抵抗R1を介してマイコン18の入力端A1
〜A3とそれぞれ接続して構成したもので、投入状態及び
解除状態の保持はマイコン18からの指令によって行われ
る。
センサ出力回路20は、加熱装置9,乾燥装置13,便座3
にそれぞれ取付けた温度センサ8,11,15(例えば、サー
ミスタ)により、検出した検出温度に相当する抵抗値を
電圧に交換してマイコン18に送出するように構成されて
おり、水道水を加熱した洗浄水の検出信号aはマイコン
18の入力端A4に、温風温度の検出信号bは同じく入力端
A5に、便座3温度の検出信号cは同じく入力端A6にそれ
ぞれ入力される。
にそれぞれ取付けた温度センサ8,11,15(例えば、サー
ミスタ)により、検出した検出温度に相当する抵抗値を
電圧に交換してマイコン18に送出するように構成されて
おり、水道水を加熱した洗浄水の検出信号aはマイコン
18の入力端A4に、温風温度の検出信号bは同じく入力端
A5に、便座3温度の検出信号cは同じく入力端A6にそれ
ぞれ入力される。
イニシアライズ回路21は、マイコン18に入力する定電
圧電源VccがOFFしたとき、マイコン18にリセットをかけ
てマイコン18内のデータを初期化させるもので、入力端
A7に接続されている。
圧電源VccがOFFしたとき、マイコン18にリセットをかけ
てマイコン18内のデータを初期化させるもので、入力端
A7に接続されている。
次に、マイコン18の出力端側に接続されている各回路
の構成を説明する。
の構成を説明する。
まず、電磁弁制御回路22は、エミッタ接地のトランジ
スタQ1と、リレーXとからなり、トランジスタQ1のベー
スは、抵抗R9とベース・エミッタ間に接続した抵抗R2と
を介してマイコン18の出力端B1と接続し、コレクタは定
電圧電源Vccに前記リレーXを介して接続し、かつ、前
記リレーXの端子間にダイオードD1を接続して構成し、
又、リレーXの常開接点Xaは電磁弁5と直列接続した状
態で電源プラグ26に接続されている。
スタQ1と、リレーXとからなり、トランジスタQ1のベー
スは、抵抗R9とベース・エミッタ間に接続した抵抗R2と
を介してマイコン18の出力端B1と接続し、コレクタは定
電圧電源Vccに前記リレーXを介して接続し、かつ、前
記リレーXの端子間にダイオードD1を接続して構成し、
又、リレーXの常開接点Xaは電磁弁5と直列接続した状
態で電源プラグ26に接続されている。
送風機制御回路23は、前記電磁弁制御回路22と同様
に、エミッタ接地のトランジスタQ2と、リレーYとを有
し、トランジスタQ2のベースは、抵抗R3とベース・エミ
ッタ間に挿入接続した抵抗R4とを介してマイコン18の出
力端B2に接続し、コレクタは定電圧電源VccにリレーY
を介して接続するとともに、リレーYの端子間にダイオ
ードD2を接続して構成され、リレーYの常開接点Yaは送
風機12と直列に接続した状態で、電源プラグ26と接続さ
れる。
に、エミッタ接地のトランジスタQ2と、リレーYとを有
し、トランジスタQ2のベースは、抵抗R3とベース・エミ
ッタ間に挿入接続した抵抗R4とを介してマイコン18の出
力端B2に接続し、コレクタは定電圧電源VccにリレーY
を介して接続するとともに、リレーYの端子間にダイオ
ードD2を接続して構成され、リレーYの常開接点Yaは送
風機12と直列に接続した状態で、電源プラグ26と接続さ
れる。
温度制御回路24は、洗浄水、温風、便座3の各温度を
それぞれ個別に制御可能としたもので、ホトトライアッ
クカプラPTC1〜PTC3と、トライアック等からなるスイッ
チング素子Th1〜Th3とによって構成し、ホトトライアッ
クカプラPTC1は抵抗5を介してマイコン18の出力端B3と
接続され、前記出力端B3からは、洗浄水の加熱及び停止
の信号が出力し、又、ホトトライアックカプラPTC2は同
じく抵抗R6を介してマイコン18の温風吹出及び停止の信
号が出力する出力端B4と接続し、更に、ホトトライアッ
クカプラPTC3は、マイコン18の便座3への通電及び停止
の信号を出力する出力端B5との間に、例えば、ロック機
構付オルタネイト式の手動操作可能な便座スイッチ27と
抵抗R7とを介して接続されている。
それぞれ個別に制御可能としたもので、ホトトライアッ
クカプラPTC1〜PTC3と、トライアック等からなるスイッ
チング素子Th1〜Th3とによって構成し、ホトトライアッ
クカプラPTC1は抵抗5を介してマイコン18の出力端B3と
接続され、前記出力端B3からは、洗浄水の加熱及び停止
の信号が出力し、又、ホトトライアックカプラPTC2は同
じく抵抗R6を介してマイコン18の温風吹出及び停止の信
号が出力する出力端B4と接続し、更に、ホトトライアッ
クカプラPTC3は、マイコン18の便座3への通電及び停止
の信号を出力する出力端B5との間に、例えば、ロック機
構付オルタネイト式の手動操作可能な便座スイッチ27と
抵抗R7とを介して接続されている。
そして、前記各ホトトライアックカプラPTC1〜PTC
3は、マイコン18の各出力端B3〜B5に抵抗R5,R6,R7を介
して接続したホトダイオードD3〜D5と、第1陽極をそれ
ぞれヒータ7、10、14とスイッチング素子Th1〜Th3との
接続端に接続し、第2陽極を前記スイッチング素子Th1
〜Th3のゲートに,それぞれ抵抗R71,R72,R73を介して接
続したホトトライアックTC1〜TC3とからなり、又、各ヒ
ータ7,10,14はスイッチング素子Th1〜Th3と直列接続し
た状態で電源プラグ26に接続されている。
3は、マイコン18の各出力端B3〜B5に抵抗R5,R6,R7を介
して接続したホトダイオードD3〜D5と、第1陽極をそれ
ぞれヒータ7、10、14とスイッチング素子Th1〜Th3との
接続端に接続し、第2陽極を前記スイッチング素子Th1
〜Th3のゲートに,それぞれ抵抗R71,R72,R73を介して接
続したホトトライアックTC1〜TC3とからなり、又、各ヒ
ータ7,10,14はスイッチング素子Th1〜Th3と直列接続し
た状態で電源プラグ26に接続されている。
ゼロクロス検出回路25は、エミッタ接地のトランジス
タQ3と、このトランジスタQ3のベースにカソードを接続
したダイオードD6と、ダイオードD6のアノードとダイオ
ードブリッジDBの脈流電圧出力端との間に挿入した抵抗
R8と、トランジスタQ3のベース・接地間に挿入した抵抗
R10とによって構成し、トランジスタQ3のコレクタを出
力端として、交流の零点に同期したパルス信号をマイコ
ン18に送出し、ヒータ7,10,14と接続したスイッチング
素子Th1〜Th3により、ゼロクロス制御あるいは位相制御
を行うためのタイミングを得る(第3図のB6参照)。
タQ3と、このトランジスタQ3のベースにカソードを接続
したダイオードD6と、ダイオードD6のアノードとダイオ
ードブリッジDBの脈流電圧出力端との間に挿入した抵抗
R8と、トランジスタQ3のベース・接地間に挿入した抵抗
R10とによって構成し、トランジスタQ3のコレクタを出
力端として、交流の零点に同期したパルス信号をマイコ
ン18に送出し、ヒータ7,10,14と接続したスイッチング
素子Th1〜Th3により、ゼロクロス制御あるいは位相制御
を行うためのタイミングを得る(第3図のB6参照)。
次にマイコン18には、加熱装置9,乾燥装置13,便座3
の各基準温度と停止状態を設定した書き換え可能なデー
タを記憶するRAMと、マイコン18の制御シーケンスのプ
ログラムを記憶したROMと、操作回路19及びセンサ出力
回路20からマイコン18内に入力される信号に基づき、前
記RAM及びROMに記憶させたデータと制御プログラムによ
って最適な制御指令を演算処理して所要の出力端B1〜B5
から出力信号を出力させるCPUとからなり、更に、前記R
OMには、次に示すような制御プログラムが記憶されてい
る。
の各基準温度と停止状態を設定した書き換え可能なデー
タを記憶するRAMと、マイコン18の制御シーケンスのプ
ログラムを記憶したROMと、操作回路19及びセンサ出力
回路20からマイコン18内に入力される信号に基づき、前
記RAM及びROMに記憶させたデータと制御プログラムによ
って最適な制御指令を演算処理して所要の出力端B1〜B5
から出力信号を出力させるCPUとからなり、更に、前記R
OMには、次に示すような制御プログラムが記憶されてい
る。
(1)電磁弁制御回路22と送風機制御回路23に通電開始
及び通電停止を指令する機能、 (2)便座3の保温温度が設定温度となるまで常に通電
を指令する機能、 (3)温水及び温風の温度が設定温度に達するまで通電
を指令する機能、 (4)温水及び温風の吐出が一定時間行われたあと、前
記吐出を停止させるタイマ機能、 とがプログラムされている。
及び通電停止を指令する機能、 (2)便座3の保温温度が設定温度となるまで常に通電
を指令する機能、 (3)温水及び温風の温度が設定温度に達するまで通電
を指令する機能、 (4)温水及び温風の吐出が一定時間行われたあと、前
記吐出を停止させるタイマ機能、 とがプログラムされている。
次に、動作について説明する。
衛生洗浄装置の電源プラグ26を図示しない電源に差し
込むと、電源回路17から制御装置16の各回路に定電圧電
源Vccが動作用電源として供給される。
込むと、電源回路17から制御装置16の各回路に定電圧電
源Vccが動作用電源として供給される。
この段階で、「洗浄」あるいは「乾燥」用の操作スイ
ッチS2,S3を操作(投入)しない限り、マイコン18は作
動せず、加熱装置9及び乾燥装置13の通電回路内に挿入
接続したヒータ7,10は通電されない。一方、便座3にお
いても、便座スイッチ27を投入しない限り、便座3の通
電回路内に設けたヒータ14には通電されることはない。
この場合、便座3の温度が設定温度以下であれば、マイ
コン18の出力端B5からは常にヒータ14に通電を行うため
のON信号が出力されている。前記の状態で、便座スイッ
チ27を投入(ON)すると、マイコン18の出力端B5から出
力しているON信号にてホトトライアックカプラPTC3のホ
トダイオードD5が点灯してホトトライアックPTC3をONさ
せる。このため、スイッチング素子Th3のゲートにゲー
ト電流が流れて前記スイッチング素子Th3を導通させ、
ヒータ14に通電を行ない便座3を暖める。前記ヒータ14
の通電によって便座3の温度が保温温度(約35℃)達す
ると、温度センサ15がこれを検出し、センサ出力回路20
からその検出信号cがマイコン18の入力端A6に入力され
る。マイコン18は前記検出信号cを取込み、設定値と比
較し、設定値以上であればCPUからヒータ14の通電を停
止させる信号が出力端B5を通ってホトトライアックカプ
ラPTC3に出力され、これをOFFする。このため、便座3
のヒータ14への通電が断れ、便座3の保温を停止する。
前記ヒータ14の通電停止によって便座3の温度が設定温
度以下に降下すると、これを温度センサ15が検出してマ
イコン18に入力する。マイコン18は設定値と比較し、そ
の差に基づいて出力端B5から通電指令の信号が出力され
てホトトライアックPTC3をONし、再度ヒータ14を通電さ
せて便座3を加温する。前記の動作を繰返すことによっ
て、便座3は常に設定温度に維持することができる。
ッチS2,S3を操作(投入)しない限り、マイコン18は作
動せず、加熱装置9及び乾燥装置13の通電回路内に挿入
接続したヒータ7,10は通電されない。一方、便座3にお
いても、便座スイッチ27を投入しない限り、便座3の通
電回路内に設けたヒータ14には通電されることはない。
この場合、便座3の温度が設定温度以下であれば、マイ
コン18の出力端B5からは常にヒータ14に通電を行うため
のON信号が出力されている。前記の状態で、便座スイッ
チ27を投入(ON)すると、マイコン18の出力端B5から出
力しているON信号にてホトトライアックカプラPTC3のホ
トダイオードD5が点灯してホトトライアックPTC3をONさ
せる。このため、スイッチング素子Th3のゲートにゲー
ト電流が流れて前記スイッチング素子Th3を導通させ、
ヒータ14に通電を行ない便座3を暖める。前記ヒータ14
の通電によって便座3の温度が保温温度(約35℃)達す
ると、温度センサ15がこれを検出し、センサ出力回路20
からその検出信号cがマイコン18の入力端A6に入力され
る。マイコン18は前記検出信号cを取込み、設定値と比
較し、設定値以上であればCPUからヒータ14の通電を停
止させる信号が出力端B5を通ってホトトライアックカプ
ラPTC3に出力され、これをOFFする。このため、便座3
のヒータ14への通電が断れ、便座3の保温を停止する。
前記ヒータ14の通電停止によって便座3の温度が設定温
度以下に降下すると、これを温度センサ15が検出してマ
イコン18に入力する。マイコン18は設定値と比較し、そ
の差に基づいて出力端B5から通電指令の信号が出力され
てホトトライアックPTC3をONし、再度ヒータ14を通電さ
せて便座3を加温する。前記の動作を繰返すことによっ
て、便座3は常に設定温度に維持することができる。
前記のように、便座3への通電中に停電事故が生じた
場合、ヒータ14への通電は停止される。そして、停電が
回復すると、便座3の温度が設定温度以下の場合、マイ
コン18はその出力端B5からON信号が出力するように制御
プログラムが組込まれているので、直ちにヒータ14に通
電が行われ、便座3を保温することができる。この場
合、便座スイッチ27はマイコン18の指令に妨げられるこ
とのない機械式のスイッチを使用しているので、停電事
故後の再通電によってマイコン18のデータが初期化され
ても、便座3のヒータ14への通電が妨げられることはな
い。このことは、特に、便座スイッチ27がOFFのときに
停電があった場合、停電回復後、従来のマイコン制御に
よって作動するスイッチであれば、マイコンが初期化さ
れることによってマイコンの出力端から常にON信号が出
力するようにプログラムが設定してあると、便座スイッ
チ27をOFF状態に切替えていたとしても、停電回復後はO
N信号が出力され便座が暖められるという現象が生じ、
使用者に不信感を持たせることになる。
場合、ヒータ14への通電は停止される。そして、停電が
回復すると、便座3の温度が設定温度以下の場合、マイ
コン18はその出力端B5からON信号が出力するように制御
プログラムが組込まれているので、直ちにヒータ14に通
電が行われ、便座3を保温することができる。この場
合、便座スイッチ27はマイコン18の指令に妨げられるこ
とのない機械式のスイッチを使用しているので、停電事
故後の再通電によってマイコン18のデータが初期化され
ても、便座3のヒータ14への通電が妨げられることはな
い。このことは、特に、便座スイッチ27がOFFのときに
停電があった場合、停電回復後、従来のマイコン制御に
よって作動するスイッチであれば、マイコンが初期化さ
れることによってマイコンの出力端から常にON信号が出
力するようにプログラムが設定してあると、便座スイッ
チ27をOFF状態に切替えていたとしても、停電回復後はO
N信号が出力され便座が暖められるという現象が生じ、
使用者に不信感を持たせることになる。
しかし、本発明はマイコン18の出力端B5と便座3の通
電回路内に機械式の便座スイッチ27が挿入接続されてい
るため、この便座スイッチ27がOFF状態であれば、停電
回復後、マイコン18の出力端B5からON信号が出力されて
いても、この信号はホトトライアックカプラPTC3に送出
されることはない。従って、停電回復により便座3が加
温されるということは全く生じない。即ち、本発明にお
いては、停電回復後においても、便座3は停電前の状態
に維持されているので、使用者に不安や不信感をいだか
せることは全くない。又、便座3への通電再開に際して
は、使用者が自からの判断で便座スイッチ27をOFF状態
にしたのであるから、通電に先立ち、自からの意思で通
電を行うにあたり、便座スイッチ27を投入するという煩
わしさを感ずることはあり得ない。
電回路内に機械式の便座スイッチ27が挿入接続されてい
るため、この便座スイッチ27がOFF状態であれば、停電
回復後、マイコン18の出力端B5からON信号が出力されて
いても、この信号はホトトライアックカプラPTC3に送出
されることはない。従って、停電回復により便座3が加
温されるということは全く生じない。即ち、本発明にお
いては、停電回復後においても、便座3は停電前の状態
に維持されているので、使用者に不安や不信感をいだか
せることは全くない。又、便座3への通電再開に際して
は、使用者が自からの判断で便座スイッチ27をOFF状態
にしたのであるから、通電に先立ち、自からの意思で通
電を行うにあたり、便座スイッチ27を投入するという煩
わしさを感ずることはあり得ない。
次に本発明の衛生洗浄装置を使用して用便後の局部洗
浄及び乾燥を行う場合について説明する。
浄及び乾燥を行う場合について説明する。
まず、局部洗浄を行う場合は、操作回路19の「洗浄」
用の操作スイッチS2を押す。すると、マイコン18の入力
端A2は定電圧電源Vccと接続され、マイコン18内の加熱
装置9の停止状態を解除する信号が入力される。このた
め、マイコン18の出力端B1から電磁弁5を開放する出力
信号が電磁弁制御回路22に出力され、トランジスタQ1を
ONさせてリレーXを励磁し、その常開接点Xaを閉じさせ
て電磁弁5の通電回路を閉路する。このため、電磁弁5
は通電により開放し、水道水が加熱装置9に流入する。
一方、マイコン18の出力端B3からも、前記加熱装置9の
停止解除信号の入力によって、ヒータ7をONさせる信号
が出力される。この場合、水道水の温度が基準温度(約
38℃)に達しておればON信号は出力されない。通常は基
準温度以下であるため、加熱装置9内に設けた温度セン
サ8が水道水の温度を検出してその検出信号aがマイコ
ン18に入力されると、マイコン18は検出信号aを取込
み、設定値と比較し、その差によってヒータ7に通電す
る位相を決定した出力信号、即ち、前記ON信号を出力端
B3から出力する。マイコン18の出力端B3から出力される
信号により、ホトトライアックカプラPTC1はONし、これ
によってスイッチング素子Th1を導通させ、ヒータ7へ
の通電を開始する。この結果、水道水は加熱装置9内を
通過する間にほぼ瞬間的に基準温度まで加熱され、ノズ
ル6から局部に向けて噴射される。なお、加熱された洗
浄水の温度が基準温度に達すると、温度センサ8がこれ
を検出して検出信号aがマイコン18に入力され、マイコ
ン18の設定値と一致すれば、マイコン18の出力端B3から
ヒータ7への通電を停止させる信号がホトトライアック
PTC1に出力され、これをOFFすることによってヒータ7
への通電を断つ、一方、洗浄水の温度が基準温度以下に
降下すれば、温度センサ8はこれを検出し、マイコン18
から前記ヒータ7を再通電する信号を出力し、ヒータ7
への通電を再開する。洗浄を終えた場合は、「停止」用
の操作スイッチS1を押すと、マイコン18の入力端A1に加
熱装置9を停止させる信号が入力されて、マイコン18の
出力端B3からヒータ7の通電を指令する信号の出力を停
止させる。又、マイコン18の出力端B1からも、電磁弁5
への通電を指令する信号の出力が停止され電磁弁5を閉
鎖させて水道水の加熱装置9への流入を中止し、水道水
がノズル6から噴出するのを停止させる。
用の操作スイッチS2を押す。すると、マイコン18の入力
端A2は定電圧電源Vccと接続され、マイコン18内の加熱
装置9の停止状態を解除する信号が入力される。このた
め、マイコン18の出力端B1から電磁弁5を開放する出力
信号が電磁弁制御回路22に出力され、トランジスタQ1を
ONさせてリレーXを励磁し、その常開接点Xaを閉じさせ
て電磁弁5の通電回路を閉路する。このため、電磁弁5
は通電により開放し、水道水が加熱装置9に流入する。
一方、マイコン18の出力端B3からも、前記加熱装置9の
停止解除信号の入力によって、ヒータ7をONさせる信号
が出力される。この場合、水道水の温度が基準温度(約
38℃)に達しておればON信号は出力されない。通常は基
準温度以下であるため、加熱装置9内に設けた温度セン
サ8が水道水の温度を検出してその検出信号aがマイコ
ン18に入力されると、マイコン18は検出信号aを取込
み、設定値と比較し、その差によってヒータ7に通電す
る位相を決定した出力信号、即ち、前記ON信号を出力端
B3から出力する。マイコン18の出力端B3から出力される
信号により、ホトトライアックカプラPTC1はONし、これ
によってスイッチング素子Th1を導通させ、ヒータ7へ
の通電を開始する。この結果、水道水は加熱装置9内を
通過する間にほぼ瞬間的に基準温度まで加熱され、ノズ
ル6から局部に向けて噴射される。なお、加熱された洗
浄水の温度が基準温度に達すると、温度センサ8がこれ
を検出して検出信号aがマイコン18に入力され、マイコ
ン18の設定値と一致すれば、マイコン18の出力端B3から
ヒータ7への通電を停止させる信号がホトトライアック
PTC1に出力され、これをOFFすることによってヒータ7
への通電を断つ、一方、洗浄水の温度が基準温度以下に
降下すれば、温度センサ8はこれを検出し、マイコン18
から前記ヒータ7を再通電する信号を出力し、ヒータ7
への通電を再開する。洗浄を終えた場合は、「停止」用
の操作スイッチS1を押すと、マイコン18の入力端A1に加
熱装置9を停止させる信号が入力されて、マイコン18の
出力端B3からヒータ7の通電を指令する信号の出力を停
止させる。又、マイコン18の出力端B1からも、電磁弁5
への通電を指令する信号の出力が停止され電磁弁5を閉
鎖させて水道水の加熱装置9への流入を中止し、水道水
がノズル6から噴出するのを停止させる。
前記のようにして洗浄水による局部洗浄を終えたら引
続いて「乾燥」用の操作スイッチS3を押す。すると、洗
浄時と同様に、乾燥装置13の停止状態を解除する信号が
マイコン18の入力端A3に入力され、これに伴い、出力端
B2,B4から送風機制御回路23には送風機12を回転させる
出力信号が、又、温度制御回路24のホトトライアックPT
C2は、これをゼロクロス制御回路25により、電源と同期
させて電源電圧が零点(OV)となる点からONさせてヒー
タ10の通電を指令する出力信号がそれぞれ出力される。
このため、リレーYが励磁されてその常開接点Yaを閉
じ、送風機12の通電回路を閉路させて送風機12を駆動
し、又、出力端B4からの信号にてホトトライアックカプ
ラPTC2をONし、スイッチング素子Th2の導通によりヒー
タ10を通電させて、送風機12から吐出される空気を加熱
して温風化し、これを送風機12の噴出口10aから局部に
向けて噴射し、洗浄を終えた局部の乾燥を行う。温風の
温度は温度センサ11にて検出し、基準温度(約50℃)に
達したらマイコン18からの指令により、ヒータ10の通電
を停止させる。乾燥を終える場合は洗浄時と同様に、
「停止」用の操作スイッチS1を押すことによって、送風
機12の駆動を停止させ、かつ、ヒータ11への通電を断つ
ことによって局部の乾燥処理を終了する。
続いて「乾燥」用の操作スイッチS3を押す。すると、洗
浄時と同様に、乾燥装置13の停止状態を解除する信号が
マイコン18の入力端A3に入力され、これに伴い、出力端
B2,B4から送風機制御回路23には送風機12を回転させる
出力信号が、又、温度制御回路24のホトトライアックPT
C2は、これをゼロクロス制御回路25により、電源と同期
させて電源電圧が零点(OV)となる点からONさせてヒー
タ10の通電を指令する出力信号がそれぞれ出力される。
このため、リレーYが励磁されてその常開接点Yaを閉
じ、送風機12の通電回路を閉路させて送風機12を駆動
し、又、出力端B4からの信号にてホトトライアックカプ
ラPTC2をONし、スイッチング素子Th2の導通によりヒー
タ10を通電させて、送風機12から吐出される空気を加熱
して温風化し、これを送風機12の噴出口10aから局部に
向けて噴射し、洗浄を終えた局部の乾燥を行う。温風の
温度は温度センサ11にて検出し、基準温度(約50℃)に
達したらマイコン18からの指令により、ヒータ10の通電
を停止させる。乾燥を終える場合は洗浄時と同様に、
「停止」用の操作スイッチS1を押すことによって、送風
機12の駆動を停止させ、かつ、ヒータ11への通電を断つ
ことによって局部の乾燥処理を終了する。
本発明は以上説明したように、洗浄水,温風,便座の
各温度を使用者の好みに応じてマイコンを備えた制御装
置により自動設定可能とした衛生洗浄装置において、前
記制御装置の便座への通電指令を送出する出力端から
は、便座を保温温度に維持するためのON信号を常時出力
可能となし、かつ、前記出力端と、便座のヒータに通電
を行う通電回路との間には、前記通電回路を、制御装置
からの出力信号に妨げられることなく、ON−OFFさせる
便座スイッチを取付けて衛生洗浄装置を構成したので、
便座の通電中において、停電により一旦通電が解除され
た後の再通電に際し、便座は、使用者が便座スイッチを
操作しない限り、停電前の状態を維持し、しかも、停電
前に便座スイッチをOFFさせておけば、停電回復後も同
じ状態を維持しており、これによって、従来のように、
マイコン制御を行っていることにより、便座の状況が停
電前と停電後とで変更されるという奇妙な現象を解消さ
せることが可能となり、使用者に不安や不信感を持たせ
ることのない衛生洗浄装置の提供が可能となる。
各温度を使用者の好みに応じてマイコンを備えた制御装
置により自動設定可能とした衛生洗浄装置において、前
記制御装置の便座への通電指令を送出する出力端から
は、便座を保温温度に維持するためのON信号を常時出力
可能となし、かつ、前記出力端と、便座のヒータに通電
を行う通電回路との間には、前記通電回路を、制御装置
からの出力信号に妨げられることなく、ON−OFFさせる
便座スイッチを取付けて衛生洗浄装置を構成したので、
便座の通電中において、停電により一旦通電が解除され
た後の再通電に際し、便座は、使用者が便座スイッチを
操作しない限り、停電前の状態を維持し、しかも、停電
前に便座スイッチをOFFさせておけば、停電回復後も同
じ状態を維持しており、これによって、従来のように、
マイコン制御を行っていることにより、便座の状況が停
電前と停電後とで変更されるという奇妙な現象を解消さ
せることが可能となり、使用者に不安や不信感を持たせ
ることのない衛生洗浄装置の提供が可能となる。
しかも、従来の場合でも、マイコン内部を修正すれ
ば、問題は解決できるが、便座の温度制御のためにマイ
コン自体を高級化する必要は全くなく、既存のマイコン
制御の衛生洗浄装置をそのまま利用し、便座スイッチを
マイコン制御から切り離してそのまま制御装置の出力端
側に接続するだけの簡単な構成により、即ち、ロック機
構付オルタネイトート式の便座スイッチを使用すること
により、マイクロコンピュータを保護するために、バッ
クアップ用の電源を準備したり、あるいは、この電源を
充電するための部分も不要となるため、従来の問題点が
一挙に解決することが可能となり、衛生洗浄装置の信頼
性を著くし高めることができるとともに、その製作も従
前の衛生洗浄装置が利用できるため経済的に行うことが
できる等、実用上優れた効果を有するものである。
ば、問題は解決できるが、便座の温度制御のためにマイ
コン自体を高級化する必要は全くなく、既存のマイコン
制御の衛生洗浄装置をそのまま利用し、便座スイッチを
マイコン制御から切り離してそのまま制御装置の出力端
側に接続するだけの簡単な構成により、即ち、ロック機
構付オルタネイトート式の便座スイッチを使用すること
により、マイクロコンピュータを保護するために、バッ
クアップ用の電源を準備したり、あるいは、この電源を
充電するための部分も不要となるため、従来の問題点が
一挙に解決することが可能となり、衛生洗浄装置の信頼
性を著くし高めることができるとともに、その製作も従
前の衛生洗浄装置が利用できるため経済的に行うことが
できる等、実用上優れた効果を有するものである。
第1図は本発明の衛生洗浄装置の平面図、第2図は側面
図、第3図は制御装置の電気回路図である。 3……便座,9……加熱装置,13……乾燥装置 16……制御装置,27……便座スイッチ
図、第3図は制御装置の電気回路図である。 3……便座,9……加熱装置,13……乾燥装置 16……制御装置,27……便座スイッチ
フロントページの続き 合議体 審判長 佐田 洋一郎 審判官 鈴木 憲子 審判官 斎藤 利久 (56)参考文献 特開 昭62−198074(JP,A) 実開 昭64−54896(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】ON/OFFモードの切換設定を行う便座スイッ
チと、前記便座スイッチによりONモードに設定された際
には便座ヒータの保温温度を所定の温度に制御し、OFF
モードに設定された際には便座ヒータへの通電を停止す
るよう制御するマイクロコンピュータを備えた暖房便座
装置において、 前記便座スイッチを、マイクロコンピュータの出力端と
便座ヒータに通電を行う通電回路との間に配設したこと
を特徴とする暖房便座装置。 - 【請求項2】前記便座スイッチは、ロック機構付オルタ
ネイト式スイッチであることを特徴とする請求項1記載
の暖房便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20363189A JP3191929B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 暖房便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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