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JPH0366340A - 暖房便座装置 - Google Patents

暖房便座装置

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Publication number
JPH0366340A
JPH0366340A JP20363189A JP20363189A JPH0366340A JP H0366340 A JPH0366340 A JP H0366340A JP 20363189 A JP20363189 A JP 20363189A JP 20363189 A JP20363189 A JP 20363189A JP H0366340 A JPH0366340 A JP H0366340A
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JP
Japan
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toilet seat
microcomputer
heater
temperature
lavatory seat
Prior art date
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JP20363189A
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English (en)
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JP3191929B2 (ja
Inventor
Keiichi Kobayashi
啓一 小林
Takehiro Yokoyama
横山 武弘
Hiroyuki Adachi
弘之 安達
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Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP20363189A priority Critical patent/JP3191929B2/ja
Publication of JPH0366340A publication Critical patent/JPH0366340A/ja
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Publication of JP3191929B2 publication Critical patent/JP3191929B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用便後便用者の局部に温水を噴射させて局部の
洗浄を行うとともに、洗浄後は温風を噴出させて被洗浄
部を乾燥することにより、用便後の局部を手を煩わせる
ことな(衛生的に処理するようにした衛生洗浄装置の制
御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、便器上面の後背部に、局部洗浄用の温水を適温に
加熱して噴出させるようにした洗浄手段と、洗浄後の局
部を温風により乾燥させる乾燥手段と、更に、使用者が
着座する便座の温度を適温保持させる便座保温手段とを
備えた衛生洗浄装置を設置し、用便後は手を使用するこ
となく局部の洗浄・乾燥を衛生的に行うようにしている
そして、前記装置の洗浄手段としては、例えば、給水源
と便器内に向けて進退可能に配置した洗浄水噴出用のノ
ズルとの間に、電磁弁と、湯温を検出する温度センサを
内蔵した加熱装置とを給水管にて配管接続し、加熱装置
に取付けたヒータを電源にスイッチング素子を介して接
続し、加熱装置内に流入する洗浄水を瞬間的に設定温度
(約38℃)まで加熱するとともに、前記加熱した洗浄
水を温度センサにて検出した検出信号と、設定温度を示
す基準信号との差により、スイッチング素子の通電を制
御し、ノズルから噴出する洗浄水の温度を一定に保つよ
うにした瞬間加熱方式のものがある。
次に乾燥手段としては、電動駆動するファンと、ファン
により生起した送風空気を加熱するヒータと、加熱した
空気(温風)の温度を検出する温度センサとを備えた温
風機の吹出口を洗浄水噴出用ノズルの近傍に配置し、電
源に電動機を接続し、かつ、スイッチング素子を介して
ヒータを接続し、吹出口から噴出する温風の温度を温度
センサにて検出した検出信号と、基準温度(約50℃)
を示す基準信号との比較によりヒータの通電制御を行っ
て温風を吹出すように構成されている。
更に、便座の温度調整においても、便座の内側面に貼設
したヒータを電源にスイッチング素子を介して接続し、
便座内に設けた温度センサの検出信号と、標準的に設定
した便座の保温温度(約35°C)を示す基準信号との
比較により、ヒータの通電センサを行っている。
そして前記洗浄水の温度をはじめ、温風や便座の標準的
な設定温度は、マイクロコンピュータ(以下マイコンと
称する)にて可変制御することにより、使用者自身の好
みの温度に設定することができる。
〔発明が解決するための課題〕
前記した従来の衛生洗浄装置においては、洗浄水等の温
度制御は、今日、マイコンによって行うfIt 向にあ
り、このマイコンによる温度制御は従前の比較器等の制
御部品を使用した場合に比べ、部品点数及び設置スペー
スが減少し、かつ、温度制御自体も自動化できるため、
大変便利である。
しかし、前記洗浄水等の各温度制御をすべてマイコン化
した場合、前記のような利点がある反面、次のような問
題がある。即ち、衛生洗浄装置の電源を外した場合、停
電(瞬間停電も含む)事故が生じたあと、再通電を行う
と、マイコンは内部に記憶されているメモリがすべて初
期化されてしまい、停電事故等が生ずる前に使用してい
た状態の記憶内容が消えてしまう。この場合、洗浄手段
や乾燥手段においては、設定温度が初期設定値に復帰す
るだけのことであるため、使用者は必要に応じて操作ス
イッチを操作すれば、従前どおり局部の洗浄、乾燥を行
うことが可能となり、又、設定温度も好みに応じて再設
定することができるので、使用上特に不都合は感じない
。ところが、便座を保温していた場合、温度設定につい
ては洗浄水の温度設定を行う場合と同様であるが、それ
以前の便座への通電方式に問題があった。
即ち、便座への通電は便座温度の制御をマイコンで行っ
ている関係上、マイコンの出力端側は、常にON信号、
あるいは、OFF信号のいづれか一方の信号のみが出力
するようにモード設定されている。このため、例えば、
マイコンのプログラムシーケンスが常にON状態の出力
信号を出力するようONモード設定されていると、便座
ヒータへの通電指令をマイコンに出力する便座スイッチ
は、前記マイコンのプログラムシーケンスによって、常
に初回はON状態となるように設定されているので、衛
生洗浄装置に通電を行うと、前記便座スイッチはON状
態となり、又、マイコンの出力端からはON信号が出力
されてスイ・ンチング素子を導通し、便座ヒータへの通
電を行う、そして、ヒータへの通電を断つ場合は、便座
スイッチを押すことにより、マイコンへの通電指令が断
れ、マイコンの便座ヒータに通電を行わせるプログラム
が停止し、前記ヒータへの通電を阻止する。この状態で
便座ヒータを再通電する場合は便座スイ・ンチを再度押
せば、マイコンのプログラムシーケンスによって前記ヒ
ータは再通電される。
しかし、前記便座スイッチを使用者の意思で押してヒー
タの通電を断った後に、停電事故が生し、かつ、前記停
電が回復すると、便座スイフチを投入しなくても、マイ
コンのプログラムシーケンスによってマイコンに通電指
令が出力される。この結果、マイコンの出力端は常にO
Nモード設定されているので、停電回復時には便座ヒー
タに自動的に通電されることとなる。この場合、使用者
が停電事故を知っておれば、余り問題はないが、知らな
い場合は、便座への通電を停止しておいたにもかかわら
ず、何故、便座が通電されて暖かくなっているのか不安
にかられる。即ち、マイコンのプログラムシーケンスが
通電中においては、常に便座への通電が行えるよう○N
モード設定されている場合、使用者の意思にかかわらず
、再通電後は停電の前の状態から逆の状態に設定される
ため、使用者に不安感を持たせるという問題があった。
このため、前記とは逆に、マイコンのプログラムシーケ
ンスが常にOFF状態の出力信号を出力するようOFF
モード設定をしておけば、便座ヒータへの通電開始時は
いつもOFF状態にあるため、使用者は必ず便座スイッ
チを押してON状態に変更して通電を行うこととなる。
又、この方式においては、便座への通電中、使用者の意
思で通電を断った場合を除き、停電事故が生じたあと再
通電が行われると、便座への通電はOFFスタートとな
るため、便座に通電する場合は、その都度便座スイッチ
を押して便座への通電を開始しなければならないという
煩わしさがあった。又、便座への通電中に、瞬間停電等
の事故が生じた場合も、停電回復後は前記同様に、便座
への通電はOFFスタートとなる。このため、使用者は
便座への通電中に便座スイッチを押して通電を断つ行為
を行っていないにもかかわらず、停電回復後はOFFス
タートに変換されているので、便座が故障したのではな
いかという不安、不信感に駆られるおそれがあった。
前記の問題点を解決するには、例えば、マイコンの記憶
装置(RAM)にEEFROM等の不揮発性メモリを用
いたり、あるいは、マイコン自体に停電時に備えてバッ
クアップ電源を事前に準備しておけば問題は解決できる
。しかし、RAMに不揮発性のメモリを使用する場合は
、マイコン自体の1ti!1回路をはじめてとして内部
の回路構成を大幅に変更することが必要となり、又、バ
ックアップ電源を具備する場合もそのスペースファクタ
ーを余分に必要としたり、電源の充電時期等を管理しな
ければならない等、種々の問題があり、しかも、部品点
数が増加するため、衛生洗浄装置の製作原価を高くする
欠点があった。
本発明は前記の問題点に濡み、便座への通電中、あるい
は、通電を停止しているときに、停電事故や、機器のプ
ラグを電源から外して通電状態が断れたあと、再通電を
行った際、前記便座に対する通電有無の状態が、再通電
を行う前の状態に確実に保持されるようにしたマイコン
制御可能な衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、便座
の温度制御回路に出力信号を送出するマイクロコンピュ
ータに、前記出力信号は常に、ON状態を維持するON
モードをプログラムilし、前記マイクロコンピュータ
の便座への通電指令信号を出力する出力端と、前記便座
の温度制御回路との間には、ロック機横付オルタネート
式の便座スイッチを接続し、便座への通電に際しては、
マイクロコンピュータの出力端がONモード設定されて
いるので、前記便座スイッチを投入してONさせると、
マイクロコンピュータからON信号が便座の温度制御回
路に出力されて便座のヒータに通電を開始し、この状態
で停電事故が生じれば通電は停止されるが、回復すれば
、便座スイッチは作為的にOFF状態に切替えない限り
、ON状態を維持しているので便座ヒータへの通電が自
動的に再開される。又、便座スイッチを自発的にOFF
させて便座ヒータへの通電を停止しているときに停電が
生じ、これが回復したとき、マイクロコンピュータの出
力端からON信号が出力されていても、便座スイッチは
作為的にONLない限りOFF状態にあるため、便座へ
の通電は行われない、即ち、本発明は便座の温度制御を
マイコン制御nする際、前記便座スイッチを作動させな
い限り、停電事故が生じても、その回復後は便座の通電
状況を停電前の状態に常に維持しているため、使用者の
知らない間に生じた停電によって便座の通電状況が変更
されてしまうといった現象を皆無とし、かつ、前記状態
を維持するのに、マイクロコンピュータからの信号では
ON、0FFLない通常のオルタネイト式の便座スイッ
チを用意するだけの簡素な構成によって、使用者の不安
、不信感を一掃するようにした衛生洗浄装置を提供する
ようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図によって説
明する。
第1図及び第2図において、lは便器2上面の後背部に
便座3を起倒自在に枢支して取付けられた衛生洗浄装置
の横長な制御n箱体で、この箱体1内には給水源と接続
する給水管4を電磁弁5を介して配管し、その先端は便
器2内に出没する温水噴出用のノズル6を取付け、この
ノズル6と電磁弁5との間には、水道水加熱用のヒータ
7(第3図参照)と温度センサ8を内蔵し、水道水が流
入した場合、これを前記ヒータ7にて目標温度までほぼ
瞬間的に加熱する加熱装置9を配管接続し、更に、前記
ノズル60近くに吹出口10aを開口して被洗浄部に温
風を噴出するヒータlOと温度センサ11を備えた送風
8112からなる乾燥装置13が収容されている0、又
、便座3の内側には、便座保温用のヒータ14と温度セ
ンサ15とが取付けられている。更に、制御箱体1の側
方(第1図の左方)には、温水、温風1便座の各温度等
を制御するための制御装置16を収容した操作箱laが
、制御箱体lと一体に形成されており、この操作箱1a
の上面操作部には、使用者が押動操作するのに適した位
置に、「停止JS+、’洗浄」S3.「乾燥JSs+’
便座」27等各操作用のスイッチが配設されている。そ
して、便座3.電磁弁5.加熱装置9.乾燥装置13.
制御装置16への通電は、接続端子(プラグ)を介して
商用交流電源から供給される。
つづいて、前記制御装置16の構成について説明する。
この制御装置16は電源回路17と、ワンテンプ4ビツ
トマイクロコンピユータ(以下、マイコンという)18
の入力端側に配置した操作回路19と、周知のセンサ出
力回路2oど、イニシアライズ回路21と、前記マイコ
ン18の出力端側に配置した電磁弁及び送風機制御回路
22゜23と、便座3等の温度制御回路24と、ゼロク
ロス検出回路25によって構威されている。
次に、前記制御装置16の具体化した回路構成について
説明する。
第3図において、電源回路17は電源トランスT「と、
該トランスTrの2次側に交流入力端子を接続したダイ
オードブリッジDBと該ダイオードブリッジDBの直流
出力端子に直列に挿入したダイオードD及び定電圧装置
AVRと、前記ダイオードブリッジDBの直流出力端子
に並列に挿入した平滑コンデンサCとからなり、この電
源回路17に設けた定電圧電fiVccの出力端から出
力する商用電源を降圧して全波整流した直流がマイコン
18をはじめ、各回路に動作用電源として供給される。
操作回路19は、「停止」、「洗浄」、「乾燥」の各ス
イ・ンチS、〜S3の一方端が定電圧電源Vccと接続
され、他方端は個々に接地抵抗R1を介してマイコン1
8の入力IA、〜A、とそれぞれ接続して構成したもの
で、投入状態及び解除状態の保持はマイコン18からの
指令によって行われる。
センサ出力回路20は、加熱装置ff19.乾燥装置1
3、便座3にそれぞれ取付けた温度センサ8゜11.1
5(例えば、サー果スタ)により、検出した検出温度に
相当する抵抗値を電圧に交換してマイコン18に送出す
るように構成されており、水道水を加熱した洗浄水の検
出信号aはマイコン1Bの入力端A、に、温風温度の検
出信号すは同じく入力端A、に、便座3温度の検出信号
Cは同じく入力端A、にそれぞれ入力される。
イニシアライズ回路21は、マイコン18に入力する定
電圧電fiVccがOFFしたとき、マイコン18にリ
セットかけてマイコン18内のデータを初期化させるも
ので、入力端A、に接続されている。
次に、マイコン18の出力端側に接続されている各回路
の構成を説明する。
まず、電磁弁制御回路22は、エミッタ接地のトランジ
スタQ、  と、リレーXとからなり、トランジスタQ
、のベースは、抵抗R9とベース・工ξンタ間に接続し
た抵抗R2とを介してマイコン18の出カニfaB、 
と接続し、コレクタは定電圧電源Vccに前記リレーX
を介して接続し、かつ、前記リレーXの端子間にダイオ
ードD、を接続して構威し、又、リレーXの常開接点X
aは電磁弁5と直列接続した状態で1fflプラグ26
に接続されている。
送風機制御回路23は、前記電磁弁制御回路22と同樺
に、エミッタ接地のトランジスタQ2と、リレーYとを
有し、トランジスタQ1のベースは、抵抗R3とベース
・エミッタ間に挿入接続した抵抗R4とを介してマイコ
ン18の出力$82に接続し、コレクタは定電圧電源V
CCにリレーYを介してtIaするとともに、リレーY
の端子間にダイオードD8を接続して構成され、リレー
Yの常開接点Yaは送風機12と直列に接続した状態で
、itsプラグ26と接続される。
温度whm回路24は、洗浄水、温風、便座3の各温度
をそれぞれ個別に制御可能としたもので、ホトトライア
ックカプラPTC,〜PTC,と、トライアック等から
なるスイッチング素子T h +〜Th、とによって構
成し、ホトトライアックカフ” 7 P T C、は抵
抗5を介してマイコン18の出力端B、と接続され、前
記出力端B、がらは、洗浄水の加熱及び停止の信号が出
力し、又、ホトトライアックカブラPTC,は同じく抵
抗R4を介してマイコン18の温風吹出及び停止の信号
が出力する出力端B4と接続し、更に、ホトトライアッ
クカブラPTC3は、マイコン18の便座3への通電及
び停止の信号を出力する出力端B、との間に、例えば、
ロック機構付オルタネイト式の手動操作可能な便座スイ
ッチ27と抵抗R7とを介して接続されている。
そして、前記各ホトトライアックカプラPTC〜PTC
3は、マイコン18の各出力端B、〜B、に抵抗Rs 
、R6、R−を介して接続したホトダイオードD3〜D
、と、第1陽極をそれぞれヒータ7.10.14とスイ
ッチング素子Th。
〜Th、との接続端に接続し、第2陽極を前記スイッチ
ング素子Th、〜Th、のゲートに、それぞれ抵抗R7
を介して接続したホトトライアックTC,〜TC,とか
らなり、又、各ヒータ7.10.14はスイッチング素
子T h + 〜Th、と直列接続した状態で電源プラ
グ26に接続されている。
ゼロクロス検出回路25は、エミッタ接地のトランジス
タQ、と、このトランジスタQ3のベースにカソードを
接続したダイオードD6と、ダイオードD、のアノード
とダイオードブリッジDBの脈iJt電圧出力端との間
に挿入した抵抗R,と、トランジスタQ、!のベース・
接地間に挿入した抵m R+ oとによって横威し、ト
ランジスタQ、のコレクタを出力端として、交流の零点
に同期したパルス信号をマイコン1日に送出し、ヒータ
7.10.14と接続したスイッチング素子Th、〜T
h1により、ゼロクロス制御あるいは位相l!i1mを
行うためのタイミングを得る(第3図のB、参照)。
次にマイコン18には、加熱装置9.乾燥装置13、便
座3の各基準温度と停止状態を設定した書き換え可能な
データを記憶するRAMと、マイコン18の制御シーケ
ンスのプログラムを記憶したROMと、操作回路19及
びセンサ出力回路20からマイコン18内に入力される
信号に基づき、前記RAM及びROMに記憶させたデー
タと制御プログラムによってj21通な制御指令を演算
処理して所要の出力@B、〜B、から出力信号を出力さ
せるCPUとからなり、更に、前記ROMには、次に示
すような制御プログラムが記憶されている。
(1)  電磁弁制御回路22と送風機制御回路23に
通電開始及び通電停止を指令する機能、(2)  便座
3の保温温度が設定温度となるまで常に通電を指令する
機能、 (3)  温水及び温風の温度が設定温度に達するまで
通電を指令する機能、 (4)@水及び温風の吐出が一定時間行われたあと、前
記吐出を停止させるタイマ機能、 とがプログラムされている。
次に、動作について説明する。
衛生洗浄装置の電源プラグ26を図示しない電源に差し
込むと、it源回路17からvi御装置I6の各回路に
定電圧を源VCCが動作用電源として供給される。
この段階で、「洗浄」あるいは「乾燥」用の操作スイ・
ンチSt、ssを操作(投入〉しない限り、マイコン1
8は作動せず、加熱装置9及び乾燥装置13の通電回路
内に挿入接続したヒータ7、 10は通電されない。一
方、便座3においても、便座スイッチ27を投入しない
限り、便座3の通電回路内に設けたヒータ14には通電
されることはない、この場合、便座3の温度が設定温度
以下であれば、マイコン18の出力端B、からは常にヒ
ータ14に通電を行うためのON信号が出力されている
。前記の状態で、便座スイッチ27を投入(ON)する
と、マイコン18の出力端8.から出力しているON信
号にてホトトライアックカプラP T Csのホトダイ
オードD、が点灯してホトトライアックP T Csを
ONさせる。このため、スイッチング素子Th、のゲー
トにゲート電流が流れて前記スイッチング素子Thsを
導通させ、ヒータ14に通電を行ない便座3を暖める。
前記ヒータ14の通電によって便座3の温度が保温温度
く約35℃)達すると、温度センサ15がこれを検出し
、センサ出力回路20からその検出信号Cがマイコン1
8の入力端A、に入力される。マイコン18は前記検出
信号Cを取込み、設定値と比較し、設定値以上であれば
CPUからヒータ14の通電を停止させる信号が出力#
ABsを通ってホトトライアックカプラP T Csに
出力され、これをOFFする。このため、便座3のヒー
タ14への通電が断れ、便座3の保温を停止する。前記
ヒータ14の通電停止によって便座3の温度が設定温度
以下に降下すると、これを温度センサ15が検出してマ
イコン18に人力する。マイコン18は設定値と比較し
、その差に基づいて出力端Bから通電指令の信号が出力
されてホトトライアックPTC,をONL、再度ヒータ
14を通電させて便座3を加温する。前記を動作を繰返
すことによって、便!3は常に設定温度に維持すること
ができる。
前記のように、便座3への通電中に停電事故が生じた場
合、ヒータ14への通電は停止される。
そして、停電が回復すると、便座3の温度が設定温度以
下の場合、マイコン18はその出力IBSからON信号
が出力するように制御プログラムが組込まれているので
、直ちにヒータ14に通電が行われ、便座3を保温する
ことができる。この場合、便座スイッチ27はマイコン
18の指令に妨げられることのない機械式のスイッチを
使用しているので、停電事故後の再通電によってマイコ
ン18のデータが初期化されても、便座3のヒータ14
への通電が妨げられることはない、このことは、特に、
便座スイッチ27がOFFのときに停電があった場合、
停電回復後、従来のマイコン制御によって作動するスイ
ッチであれば、マイコンが初期化されることによってマ
イコンの出力端から常にON信号が出力するようにプロ
グラムが設定しであると、便座スイッチをOFF状態に
切替えていたとしても、停電回復後はON (i号が出
力され便座が暖められるという現象が生じ、使用者に不
信感を持たせることになる。
しかし、本発明はマイコン18の出力端B、と便座3の
通電回路内に機械式の便座スイッチ27が挿入接続され
ているため、この便座スイッチ27がOFF状態であれ
ば、停電回復後、マイコン18の出力端B、からON信
号が出力されていても、この信号はホトトライアックカ
プラPTC3に送出されることはない。従って、停電回
復により便WL3が加温されるということは全く生じな
い。
即ち、本発明においては、停電回復後においても、便座
3は停電荊の状態に維持されているので、使用者に不安
や不信感をいだかせることは全くない。
又、便座3への通電再開に際しては、使用者が自からの
判断で便座スイッチ27をOFF状態にしたのであるか
ら、通電に先立ち、自からの意思で通電を行うにあたり
、便座スイッチ27を投入するという煩わしさを感する
ことはあり得ない。
次に本発明の衛生洗浄装置を使用して用便後の局部洗浄
及び乾燥を行う場合について説明する。
まず、局部洗浄を行う場合は、操作回路19の「洗浄」
用の操作スイッチS2を押す。すると、マイコン18の
入力端A2は定電圧電源Vccと接続され、マイコン1
8内の加熱装置9の停止状態を解除する信号が入力され
る。このため、マイコン18の出力端B、から電磁弁5
を開放する出力信号が電磁弁制御回路22に出力され、
トランジスタQ、をONさせてリレーXを励磁し、その
室間接点Xaを閉じさせて電磁弁5の通電回路を閉路す
る。このため、電磁弁5は通電により開放し、水道水が
加熱装置e9に流入する。一方、マイコン18の出力端
B3からも、前記加熱装置9の停止解除信号の入力によ
って、ヒータ7をONさせる信号が出力される。この場
合、水道水の温度が基準温度(約38 ”C)に達して
おればON信号は出力されない。通常は基準温度以下で
あるため、加熱装置9内に設けた温度センサ8が水道水
の温度を検出してその検出温度aがマイコン18に入力
されると、マイコン18は検出信号aを取込み、設定値
と比較し、その差によってヒータ7に通電する位相を決
定した出力信号、即ち、前記ON信号を出力@B sか
ら出力する。マイコン1Bの出力端B、から出力される
信号により、ホトトライアックカブラPTCI はON
I、、これによってスイッチング素子Th、を導通させ
、ヒータ7への通電を開始する。この結果、水道水は加
熱装置9内を通過する間にほぼ瞬間的に基準温度まで加
熱され、ノズル6から局部に向けて噴射される。なお、
加熱された洗浄水の温度が基準温度に達すると、温度セ
ンサ8がこれを検出して検出信号aがマイコン18に人
力され、マイコン18の設定値と一致すれば、マイコン
18の出力端B、からヒータ7への通電を停止させる信
号がホトトライアックPTC,に出力され、これをOF
Fすることによってヒータ7への通電を断つ、一方、洗
浄水の温度が基準温度以下に降下すれば、温度センサ8
はこれを検出し、マイコン18から前記ヒータマを再通
電する信号を出力し、ヒータ7への通電を再開する。洗
浄を終えた場合は、「停止」用の操作スイッチS1を押
すと、マイコン18の入力端A□に加熱装置9を停止さ
せる信号が入力されて、マイコン18の出力端B、から
ヒータ7の通電を指令する信号の出力を停止させる。又
、マイコン18の出力端B、からも、電磁弁5への通電
を指令する信号の出力が停止され電磁弁5を閉鎖させて
水道水の加熱装置9への流入を中止し、水道水がノズル
6から噴出するのを停止させる。
前記のようにして洗浄水による局部洗浄を終えたら引続
いて「乾燥」用の操作スイッチングを押す、すると、洗
浄時と同様に、乾燥装置13の停止状態を解除する信号
がマイコン18の入力端Aに人力され、これに伴い、出
力端Ba、Baから送風機制御回路23には送風機12
を回転させる出力信号が、又、温度Wi ?11回路2
4のホトトライアックPTC,は、これをゼロクロス制
御回路25により、電源と同期させて電源電圧が零点(
Ov)となる点からONさせてヒータ10の通電を指令
する出力信号がそれぞれ出力される。このため、リレー
Yが励磁されてその常開接点Yaを閉じ、送風機12の
通電回路を閉路させて送風機12を駆動し、又、出力端
B4からの信号にてホトトライアックカプラPTC,を
ONI、、スイッチング素子Thgの導通によりヒータ
10を通電させて、送風機12から吐出される空気を加
熱して温風化し、これを送風機12の噴出口10aから
局部に向けて噴射し、洗浄を終えた局部の乾燥を行う。
温風の温度は温度センサにll検出し、基準温度(約5
0℃)に達したらマイコン18からの指令により、ヒー
タ10の通電を停止させる。
乾燥を終える場合は洗浄時と同様に、「停止」用の操作
スイッチングを押すことによって、送風機12の駆動を
停止させ、かつ、ヒータ11への通電を断つことによっ
て局部の乾燥処理を終了する。
〔発明の効果〕 本発明は以上説明したように、洗浄水、温風便座の各温
度を使用者の好みに応じてマイコンを備えた制御装置に
より自動設定可能とした衛生洗浄装置において、前記制
御装置の便座への通電指令を送出する出力端からは、便
座を保温温度に維持するためのON信号を常時出力可能
となし、かつ、前記出力端と、便座のヒータに通電を行
う通電回路との間には、前記通電回路を、制御装置から
の出力信号に妨げられることなく、ON−OFFさせる
便座スイッチを取付けて衛生洗浄装置を構成したので、
便座の通電中において、停電により一旦通電が解除され
た後の再通電に際し、便座は、使用者が便座スイッチを
操作しない限り、停電前の状態を維持し、しかも、停電
前に便座スイッチをOFFさせておけば、停電回復後も
同じ状態を維持しており、これによって、従来のように
、マイコン制御を行っていることにより、便座の状況が
停電前と停電後とで変更されるという奇妙な現象を解消
させることが可能となり、使用者に不安や不信感を持た
・仕ることのない衛生洗浄装置のtl供が可能となる。
しかも、従来の場合でも、マイコン内部を修正すれば、
問題は解決できるが、便座の温度制御のためにマイコン
自体を高級化する必要は全くなく、既存のマイコン制御
の衛生洗浄装置をそのまま利用し、便座スイッチをマイ
コン制御から切り離してそのままw4御装置の出力端側
に接続するだけの簡単な構成により、従来の問題点が一
挙に解決することができるので、衛生洗浄装置の信頼性
を著しく高めることができるとともに、その製作も従前
の衛生洗浄装置が利用できるため経済的に行うことがで
きる等、実用上優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衛生洗浄装置の平面図、第2図は側面
図、第3図は制御装置の電気回路図である。 3・便座、9・加熱装置、13・乾燥装置16・制御装
置、27・便座スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 便座の保温温度を所定の温度に制御する制御装置の前記
    便座への通電指令及び解除の指令信号を出力する出力端
    と、前記便座の温度制御回路との間に、便座の通電回路
    をON−OFFするスイッチを配設したことを特徴とす
    る衛生洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261561A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置の保護制御装置

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JPS62198074A (ja) * 1986-02-25 1987-09-01 アイシン精機株式会社 加熱温度制御装置
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