JP3122203B2 - 新規ヘテロ分岐シクロデキストリンおよびその製造方法 - Google Patents
新規ヘテロ分岐シクロデキストリンおよびその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規ヘテロ分岐シクロ
デキストリンおよびその製造方法に関し、詳しくはグル
コシル基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐シ
クロデキストリンの該側鎖にα結合でマンノシル基を結
合させた新規ヘテロ分岐シクロデキストリンおよび糖転
移作用を利用した、該新規ヘテロ分岐シクロデキストリ
ンの製造方法に関する。
デキストリンおよびその製造方法に関し、詳しくはグル
コシル基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐シ
クロデキストリンの該側鎖にα結合でマンノシル基を結
合させた新規ヘテロ分岐シクロデキストリンおよび糖転
移作用を利用した、該新規ヘテロ分岐シクロデキストリ
ンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】シク
ロデキストリン(以下、CDと略記する。)は、グルコ
ースがα−1,4結合で連なった環状デキストリンで、
グルコース6,7,8個より成るそれぞれα,βおよび
γCDが良く知られている。最近ではCDの溶解度を改
善するため、これらCDにα−1,6結合でグルコシル
基やマルトシル基を結合させた分岐CDが合成されてい
る。
ロデキストリン(以下、CDと略記する。)は、グルコ
ースがα−1,4結合で連なった環状デキストリンで、
グルコース6,7,8個より成るそれぞれα,βおよび
γCDが良く知られている。最近ではCDの溶解度を改
善するため、これらCDにα−1,6結合でグルコシル
基やマルトシル基を結合させた分岐CDが合成されてい
る。
【0003】これらCDおよび分岐CDには分子内部に
空洞があり、しかもこの空洞内部が疎水性になっている
ため、包接作用があり、各種油性物質を取り込む性質を
有している。CDおよび分岐CDは、このような性質を
もっているため、食品工業,化粧品工業,医薬品工業な
どの分野で広く使用されている。最近、医薬品工業の分
野では、薬剤の副作用を少なくするため、糖質の細胞認
識性に着目して、これをドラッグ・デリバリー・システ
ムの薬剤運搬体の標識細胞へのセンサーとして利用する
研究が活発に行われている。また、マンノースは生体内
の各部位に強い親和性を示すことが良く知られている。
空洞があり、しかもこの空洞内部が疎水性になっている
ため、包接作用があり、各種油性物質を取り込む性質を
有している。CDおよび分岐CDは、このような性質を
もっているため、食品工業,化粧品工業,医薬品工業な
どの分野で広く使用されている。最近、医薬品工業の分
野では、薬剤の副作用を少なくするため、糖質の細胞認
識性に着目して、これをドラッグ・デリバリー・システ
ムの薬剤運搬体の標識細胞へのセンサーとして利用する
研究が活発に行われている。また、マンノースは生体内
の各部位に強い親和性を示すことが良く知られている。
【0004】そこで、本発明者らは分岐CDの有する包
接作用とマンノースのこの特質を利用して、ドラッグ・
デリバリー・システムに応用することを目的として、分
岐CDにマンノシル基を転移結合させたヘテロ分岐CD
の合成を試みた。その結果、市販の各種α−マンノシル
基転移酵素が、α−マンノシル化合物からグルコシル−
α,βおよびγCD(以下、それぞれG1−αCD,G
1−βCDおよびG1−γCDと略記する。)およびマ
ルトシル−α,βおよびγCD(以下、それぞれG2−
αCD,G2−βCDおよびG2−γCDと略記す
る。)の側鎖に、α結合でマンノシル基を転移結合させ
たヘテロ分岐CDを合成することを見出した。さらに、
このうちタチナタマメ由来のα−マンノシル基転移酵素
は、G1−βCDの側鎖のグルコシル基およびG2−α
CDの側鎖のマルトシル基の非還元性末端のグルコシル
基に、α−1,6結合で1個のマンノシル基を転移結合
させたヘテロ分岐CDを優先的に合成することを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成したのである。
接作用とマンノースのこの特質を利用して、ドラッグ・
デリバリー・システムに応用することを目的として、分
岐CDにマンノシル基を転移結合させたヘテロ分岐CD
の合成を試みた。その結果、市販の各種α−マンノシル
基転移酵素が、α−マンノシル化合物からグルコシル−
α,βおよびγCD(以下、それぞれG1−αCD,G
1−βCDおよびG1−γCDと略記する。)およびマ
ルトシル−α,βおよびγCD(以下、それぞれG2−
αCD,G2−βCDおよびG2−γCDと略記す
る。)の側鎖に、α結合でマンノシル基を転移結合させ
たヘテロ分岐CDを合成することを見出した。さらに、
このうちタチナタマメ由来のα−マンノシル基転移酵素
は、G1−βCDの側鎖のグルコシル基およびG2−α
CDの側鎖のマルトシル基の非還元性末端のグルコシル
基に、α−1,6結合で1個のマンノシル基を転移結合
させたヘテロ分岐CDを優先的に合成することを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成したのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、側
鎖としてグルコシル基またはマルトシル基を、α−、β
−またはγ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐C
Dの該側鎖のグルコシル基の水酸基にα結合でマンノシ
ル基が結合している新規ヘテロ分岐CD、並びに側鎖と
してグルコシル基またはマルトシル基を、α−、β−ま
たはγ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐CDと
α−マンノシル化合物を含有する溶液に、α−マンノシ
ル基転移酵素を作用させることを特徴とする側鎖として
グルコシル基またはマルトシル基を、α−、β−または
γ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐CDの該側
鎖のグルコシル基の水酸基にα結合でマンノシル基が結
合している新規ヘテロ分岐CDの製造方法を提供するも
のである。
鎖としてグルコシル基またはマルトシル基を、α−、β
−またはγ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐C
Dの該側鎖のグルコシル基の水酸基にα結合でマンノシ
ル基が結合している新規ヘテロ分岐CD、並びに側鎖と
してグルコシル基またはマルトシル基を、α−、β−ま
たはγ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐CDと
α−マンノシル化合物を含有する溶液に、α−マンノシ
ル基転移酵素を作用させることを特徴とする側鎖として
グルコシル基またはマルトシル基を、α−、β−または
γ−CDにα−1,6結合で結合させた分岐CDの該側
鎖のグルコシル基の水酸基にα結合でマンノシル基が結
合している新規ヘテロ分岐CDの製造方法を提供するも
のである。
【0006】本発明に係る新規ヘテロ分岐CDは、図1
に示す構造式I〜VIIIで表すことができる。
に示す構造式I〜VIIIで表すことができる。
【0007】本発明の新規ヘテロ分岐CDは、グルコシ
ル基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDと
α−マンノシル化合物を含有する溶液に、α−マンノシ
ル基転移酵素を作用させることによって得られる。本発
明において、グルコシル基またはマルトシル基を側鎖と
して有する分岐CDとしては、G1−αCD,G1−β
CD,G1−γCD,G2−αCD,G2−βCDおよ
びG2−γCDのいずれでもよく、これらの混合物であ
ってもよい。
ル基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDと
α−マンノシル化合物を含有する溶液に、α−マンノシ
ル基転移酵素を作用させることによって得られる。本発
明において、グルコシル基またはマルトシル基を側鎖と
して有する分岐CDとしては、G1−αCD,G1−β
CD,G1−γCD,G2−αCD,G2−βCDおよ
びG2−γCDのいずれでもよく、これらの混合物であ
ってもよい。
【0008】また、本発明に用いるα−マンノシル化合
物(以下、糖供与体と記す。)としては、例えばメチル
−α−マンノシド,フェニル−α−マンノシド,パラニ
トロフェニル−α−マンノシド,α−マンノオリゴ糖な
どのα−マンノシル基を含む配糖体やオリゴ糖、あるい
は多糖やその部分分解物およびそれらの混合物なども用
いることができる。
物(以下、糖供与体と記す。)としては、例えばメチル
−α−マンノシド,フェニル−α−マンノシド,パラニ
トロフェニル−α−マンノシド,α−マンノオリゴ糖な
どのα−マンノシル基を含む配糖体やオリゴ糖、あるい
は多糖やその部分分解物およびそれらの混合物なども用
いることができる。
【0009】本発明に用いるα−マンノシル基転移酵素
としては、α−マンノシル化合物とグルコシル基または
マルトシル基を側鎖として有する分岐CDを含有する溶
液に作用させたとき、糖供与体を分解し、そのα−マン
ノシル基をグルコシル基またはマルトシル基を側鎖とし
て有する分岐CDの該側鎖にα結合で転移させ、ヘテロ
分岐CDを合成するものであれば、いずれも使用可能で
ある。
としては、α−マンノシル化合物とグルコシル基または
マルトシル基を側鎖として有する分岐CDを含有する溶
液に作用させたとき、糖供与体を分解し、そのα−マン
ノシル基をグルコシル基またはマルトシル基を側鎖とし
て有する分岐CDの該側鎖にα結合で転移させ、ヘテロ
分岐CDを合成するものであれば、いずれも使用可能で
ある。
【0010】本発明に用いるα−マンノシル基転移酵素
は、自然界に広く分布しているものである。例えば、タ
チナタマメあるいはアーモンドなどの植物由来の酵素、
サザエや肝臓(ウシ,ラット,ヒト)などの動物由来の
酵素、さらにはアルスロバクター・オーレセンス,アス
ペルギルス・ニガーなどの微生物由来の酵素がよく知ら
れている。
は、自然界に広く分布しているものである。例えば、タ
チナタマメあるいはアーモンドなどの植物由来の酵素、
サザエや肝臓(ウシ,ラット,ヒト)などの動物由来の
酵素、さらにはアルスロバクター・オーレセンス,アス
ペルギルス・ニガーなどの微生物由来の酵素がよく知ら
れている。
【0011】本発明の反応系において、グルコシル基ま
たはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDと糖供与
体を含む溶液(水溶液または懸濁液)は、該分岐CDの
濃度が約1〜100%(W/W),糖供与体の濃度が約
1〜50%(W/W)であることが好ましく、かつ該分
岐CDに対する糖供与体の比率(重量)は、使用する糖
供与体の種類によって異なるが、0.1〜50倍の範
囲、好ましくは0.3〜2倍の範囲とするのが適当であ
る。
たはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDと糖供与
体を含む溶液(水溶液または懸濁液)は、該分岐CDの
濃度が約1〜100%(W/W),糖供与体の濃度が約
1〜50%(W/W)であることが好ましく、かつ該分
岐CDに対する糖供与体の比率(重量)は、使用する糖
供与体の種類によって異なるが、0.1〜50倍の範
囲、好ましくは0.3〜2倍の範囲とするのが適当であ
る。
【0012】反応液のpHは3〜10、好ましくは4〜
9、温度は20〜70、好ましくは30〜60℃に調整
して反応させることが適当である。使用酵素量は反応時
間と密接な関係があるので、通常は反応が5〜100時
間、好ましくは5〜20時間で終了するような酵素量と
すればよいが、これらに限定されるものではない。
9、温度は20〜70、好ましくは30〜60℃に調整
して反応させることが適当である。使用酵素量は反応時
間と密接な関係があるので、通常は反応が5〜100時
間、好ましくは5〜20時間で終了するような酵素量と
すればよいが、これらに限定されるものではない。
【0013】以上のような方法で反応させて得られた液
を、高速液体クロマトグラフィーにかけて、グルコシル
基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDへの
転移生成物を分取した後、酵素分解法により構造を調べ
た。得られた転移生成物のうち、G1−βCDおよびG
2−αCDへの転移生成物について、それぞれを分画,
分取した後、酵素分解法および核磁気共鳴により構造解
析を行った結果、図1に示す構造式I〜VIIIで表される
ヘテロ分岐CDであることを確認した。
を、高速液体クロマトグラフィーにかけて、グルコシル
基またはマルトシル基を側鎖として有する分岐CDへの
転移生成物を分取した後、酵素分解法により構造を調べ
た。得られた転移生成物のうち、G1−βCDおよびG
2−αCDへの転移生成物について、それぞれを分画,
分取した後、酵素分解法および核磁気共鳴により構造解
析を行った結果、図1に示す構造式I〜VIIIで表される
ヘテロ分岐CDであることを確認した。
【0014】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (1)転移反応 メチル−α−マンノシド3g,G1−βCD3gを50
mM酢酸緩衝液(pH4.5)10mlに溶解させた
後、タチナタマメのα−マンノシル基転移酵素(シグマ
社製)を25単位加え、40℃にて40時間反応させ
た。反応液の一部を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した結果を図2に示す。反応終了後、酵素を熱失活
させた溶液を高速液体クロマトグラフィーにかけて転移
生成物80mgを分取した。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (1)転移反応 メチル−α−マンノシド3g,G1−βCD3gを50
mM酢酸緩衝液(pH4.5)10mlに溶解させた
後、タチナタマメのα−マンノシル基転移酵素(シグマ
社製)を25単位加え、40℃にて40時間反応させ
た。反応液の一部を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した結果を図2に示す。反応終了後、酵素を熱失活
させた溶液を高速液体クロマトグラフィーにかけて転移
生成物80mgを分取した。
【0015】(2)構造解析 上記(1)で単離された転移生成物は、図3に示すよう
に、タチナタマメのα−マンノシダーゼにより、完全に
等モルのマンノースとG1−βCDに分解された。ま
た、13C−NMR解析により、図4に示すように、G1
−βCDの側鎖のグルコシル基の6位の水酸基にα結合
でマンノシル基が結合した化合物(図1の構造式IV)で
あることが確認された。
に、タチナタマメのα−マンノシダーゼにより、完全に
等モルのマンノースとG1−βCDに分解された。ま
た、13C−NMR解析により、図4に示すように、G1
−βCDの側鎖のグルコシル基の6位の水酸基にα結合
でマンノシル基が結合した化合物(図1の構造式IV)で
あることが確認された。
【0016】実施例2 (1)転移反応 メチル−α−マンノシド3g,G2−αCD3gを50
mM酢酸緩衝液(pH4.5)10mlに溶解させた
後、タチナタマメのα−マンノシル基転移酵素(シグマ
社製)を25単位加え、40℃にて40時間反応させ
た。反応液の一部を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した結果を図5に示す。反応終了後、酵素を熱失活
させた溶液を高速液体クロマトグラフィーにかけて転移
生成物57mgを分取した。
mM酢酸緩衝液(pH4.5)10mlに溶解させた
後、タチナタマメのα−マンノシル基転移酵素(シグマ
社製)を25単位加え、40℃にて40時間反応させ
た。反応液の一部を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した結果を図5に示す。反応終了後、酵素を熱失活
させた溶液を高速液体クロマトグラフィーにかけて転移
生成物57mgを分取した。
【0017】(2)構造解析 (1)で単離された転移生成物は、タチナタマメのα−
マンノシダーゼにより、完全に等モルのマンノースとG
2−αCDに分解された。また、13C−NMR解析によ
り、図6に示すように、G2−αCDの側鎖のマルトシ
ル基の非還元性末端または還元性末端のグルコシル基の
6位の水酸基にα結合でマンノシル基が結合した化合物
(図1の構造式II)であることが確認された。マンノー
スの代わりにガラクトースを用いて行った同様な反応で
は、G2−αCDの側鎖のマルトシル基の非還元性末端
のグルコシル基の6位の水酸基にα結合でガラクトシル
基が結合した化合物が得られたことがメチル化分析によ
り確認された。したがって、この場合もマルトシル基は
非還元性末端のグルコシル基の6位の水酸基にα結合し
ているものと考えられる。
マンノシダーゼにより、完全に等モルのマンノースとG
2−αCDに分解された。また、13C−NMR解析によ
り、図6に示すように、G2−αCDの側鎖のマルトシ
ル基の非還元性末端または還元性末端のグルコシル基の
6位の水酸基にα結合でマンノシル基が結合した化合物
(図1の構造式II)であることが確認された。マンノー
スの代わりにガラクトースを用いて行った同様な反応で
は、G2−αCDの側鎖のマルトシル基の非還元性末端
のグルコシル基の6位の水酸基にα結合でガラクトシル
基が結合した化合物が得られたことがメチル化分析によ
り確認された。したがって、この場合もマルトシル基は
非還元性末端のグルコシル基の6位の水酸基にα結合し
ているものと考えられる。
【0018】実施例3 (1)転移反応 フェニル−α−マンノシド1g,G1−αCD2gを5
0mM酢酸緩衝液(pH6.0)10mlに溶解させた
後、アーモンドのα−マンノシル基転移酵素(シグマ社
製)を20単位加え、40℃にて1時間反応させた。反
応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速液体クロマト
グラフィーにかけて転移生成物15mgを分取した。
0mM酢酸緩衝液(pH6.0)10mlに溶解させた
後、アーモンドのα−マンノシル基転移酵素(シグマ社
製)を20単位加え、40℃にて1時間反応させた。反
応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速液体クロマト
グラフィーにかけて転移生成物15mgを分取した。
【0019】(2)構造解析 上記(1)で単離された転移生成物は、アーモンドのα
−マンノシダーゼにより完全に等モルのマンノースとG
1−αCDに加水分解された。さらに、この転移生成物
をFAB−MSにより分析したところ、図7に示すよう
に分子量は、1296であることがわかった。また、9
71にピークがあることより、この転移生成物は、G1
−αCDの側鎖のグルコシル基にマンノシル基が結合し
た化合物であることがわかった(Carbohydra
te Research,215(1991)127−
136)。以上のことより、上記(1)で単離された転
移生成物は、G1−αCDの側鎖のグルコシル基のC
2,C3,C4,C6位のいずれかの水酸基にα結合で
マンノシル基が転移した化合物(図1の構造式I)であ
ることが確認された。
−マンノシダーゼにより完全に等モルのマンノースとG
1−αCDに加水分解された。さらに、この転移生成物
をFAB−MSにより分析したところ、図7に示すよう
に分子量は、1296であることがわかった。また、9
71にピークがあることより、この転移生成物は、G1
−αCDの側鎖のグルコシル基にマンノシル基が結合し
た化合物であることがわかった(Carbohydra
te Research,215(1991)127−
136)。以上のことより、上記(1)で単離された転
移生成物は、G1−αCDの側鎖のグルコシル基のC
2,C3,C4,C6位のいずれかの水酸基にα結合で
マンノシル基が転移した化合物(図1の構造式I)であ
ることが確認された。
【0020】実施例4 (1)転移反応 フェニル−α−マンノシド1g,G2−βCD2gを5
0mM酢酸緩衝液(pH6.0)10mlに溶解させた
後、アーモンドのα−マンノシル基転移酵素(シグマ社
製)を20単位加え、40℃にて1時間反応させた。反
応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速液体クロマト
グラフィーにかけて、転移生成物20mgを分取した。
0mM酢酸緩衝液(pH6.0)10mlに溶解させた
後、アーモンドのα−マンノシル基転移酵素(シグマ社
製)を20単位加え、40℃にて1時間反応させた。反
応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速液体クロマト
グラフィーにかけて、転移生成物20mgを分取した。
【0021】(2)構造解析 (1)で単離された転移生成物は、アーモンドのα−マ
ンノシダーゼにより、完全に等モルのマンノースとG2
−βCDに加水分解された。また、13C−NMR解析
により、図8に示すように、G2−βCDの側鎖のマル
トシル基の非還元性末端のグルコシル基の6位の水酸基
にα結合でマンノシル基が転移した化合物(図1の構造
式VI)であることが確認された。
ンノシダーゼにより、完全に等モルのマンノースとG2
−βCDに加水分解された。また、13C−NMR解析
により、図8に示すように、G2−βCDの側鎖のマル
トシル基の非還元性末端のグルコシル基の6位の水酸基
にα結合でマンノシル基が転移した化合物(図1の構造
式VI)であることが確認された。
【0022】実施例5 (1)転移反応 パラニトロフェニル−α−マンノシド500mg,G1
−γCD1gを50mM酢酸緩衝液(pH4.0)10
mlに溶解させた後、サザエのα−マンノシル基転移酵
素(シグマ社製)を20単位加え、40℃にて1時間反
応させた。反応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速
液体クロマトグラフィーにかけて、転移生成物15mg
を分取した。
−γCD1gを50mM酢酸緩衝液(pH4.0)10
mlに溶解させた後、サザエのα−マンノシル基転移酵
素(シグマ社製)を20単位加え、40℃にて1時間反
応させた。反応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速
液体クロマトグラフィーにかけて、転移生成物15mg
を分取した。
【0023】(2)構造解析 (1)で単離された転移生成物は、サザエのα−マンノ
シダーゼにより完全に等モルのマンノースとG1−γC
Dに加水分解された。さらに、この転移生成物をFAB
−MSにより分析したところ、分子量は、1620であ
ることがわかった。また、1295にピークがあること
より、この転移生成物は、G1−γCDの側鎖のグルコ
シル基にマンノシル基が結合した化合物であることがわ
かった(Carbohydrate Researc
h,215(1991)127−136)。以上のこと
より、(1)で単離された転移生成物は、G1−γCD
の側鎖のグルコシル基のC2,C3,C4,C6位のい
ずれかの水酸基にα結合でマンノシル基が転移した化合
物(図1の構造式VII)であることが確認された。
シダーゼにより完全に等モルのマンノースとG1−γC
Dに加水分解された。さらに、この転移生成物をFAB
−MSにより分析したところ、分子量は、1620であ
ることがわかった。また、1295にピークがあること
より、この転移生成物は、G1−γCDの側鎖のグルコ
シル基にマンノシル基が結合した化合物であることがわ
かった(Carbohydrate Researc
h,215(1991)127−136)。以上のこと
より、(1)で単離された転移生成物は、G1−γCD
の側鎖のグルコシル基のC2,C3,C4,C6位のい
ずれかの水酸基にα結合でマンノシル基が転移した化合
物(図1の構造式VII)であることが確認された。
【0024】実施例6 (1)転移反応 パラニトロフェニル−α−マンノシド500mg,G2
−γCD1gを50mM酢酸緩衝液(pH4.0)10
mlに溶解させた後、サザエのα−マンノシル基転移酵
素(シグマ社製)を20単位加え、40℃にて1時間反
応させた。反応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速
液体クロマトグラフィーにかけて転移生成物18mgを
分取した。
−γCD1gを50mM酢酸緩衝液(pH4.0)10
mlに溶解させた後、サザエのα−マンノシル基転移酵
素(シグマ社製)を20単位加え、40℃にて1時間反
応させた。反応終了後、酵素を熱失活させた溶液を高速
液体クロマトグラフィーにかけて転移生成物18mgを
分取した。
【0025】(2)構造解析 上記(1)で単離された転移生成物は、サザエのα−マ
ンノシダーゼにより完全に等モルのマンノースとG2−
γCDに加水分解された。さらに、この転移生成物をF
AB−MSにより分析したところ、分子量は、1782
であることがわかった。また、1295にピークがある
ことより、この転移生成物は、G2−γCDの側鎖のマ
ルトシル基にマンノシル基が結合した化合物であること
がわかった(Carbohydrate Resear
ch,215(1991)127−136)。以上のこ
とより、上記(1)で単離された転移生成物は、G2−
γCDの側鎖のマルトシル基のいずれかのC2,C3,
C4,C6位のいずれかの水酸基にα結合でマンノシル
基が転移した化合物(図1の構造式VIII)であるこ
とが確認された。
ンノシダーゼにより完全に等モルのマンノースとG2−
γCDに加水分解された。さらに、この転移生成物をF
AB−MSにより分析したところ、分子量は、1782
であることがわかった。また、1295にピークがある
ことより、この転移生成物は、G2−γCDの側鎖のマ
ルトシル基にマンノシル基が結合した化合物であること
がわかった(Carbohydrate Resear
ch,215(1991)127−136)。以上のこ
とより、上記(1)で単離された転移生成物は、G2−
γCDの側鎖のマルトシル基のいずれかのC2,C3,
C4,C6位のいずれかの水酸基にα結合でマンノシル
基が転移した化合物(図1の構造式VIII)であるこ
とが確認された。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、α−マンノシル基転移
酵素の糖転移作用を利用して、グルコシル基またはマル
トシル基を側鎖として有する分岐CDの該側鎖のグルコ
シル基の水酸基にα結合でマンノシル基が結合している
新規ヘテロ分岐CDを効率よく得ることができる。本発
明の新規ヘテロ分岐CDは、医薬品分野のほか食品分
野,化粧品分野等における幅広い利用が期待される。
酵素の糖転移作用を利用して、グルコシル基またはマル
トシル基を側鎖として有する分岐CDの該側鎖のグルコ
シル基の水酸基にα結合でマンノシル基が結合している
新規ヘテロ分岐CDを効率よく得ることができる。本発
明の新規ヘテロ分岐CDは、医薬品分野のほか食品分
野,化粧品分野等における幅広い利用が期待される。
【図1】 本発明に係る新規ヘテロ分岐CDの構造式を
示す。
示す。
【図2】 実施例1における転移反応生成物の、高速液
体クロマトグラムを示す。
体クロマトグラムを示す。
【図3】 実施例1における転移反応生成物の、タチナ
タマメのα−マンノシル基転移酵素による分解物の高速
液体クロマトグラムを示す。
タマメのα−マンノシル基転移酵素による分解物の高速
液体クロマトグラムを示す。
【図4】 実施例1の(1)で単離された転移生成物の
13C−NMRスペクトルを示す。
13C−NMRスペクトルを示す。
【図5】 実施例2における転移反応生成物の、高速液
体クロマトグラムを示す。
体クロマトグラムを示す。
【図6】 実施例2の(1)で単離された転移生成物の
13C−NMRスペクトルを示す。
13C−NMRスペクトルを示す。
【図7】 実施例3の(1)で単離された転移生成物の
FAB−MSを示す。
FAB−MSを示す。
【図8】 実施例4の(1)で単離された転移生成物の
13C−NMRスペクトルを示す。
13C−NMRスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 孝輝 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13番46号 塩水港精糖株式会社内 (72)発明者 桑原 宣洋 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13番46号 塩水港精糖株式会社内 (72)発明者 北畑 寿美雄 大阪府泉南郡熊取町野田621−440 (72)発明者 小泉 京子 大阪府藤井寺市春日丘3−14−3 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08B 37/16 C12P 19/00 - 19/64 BIOSIS(DIALOG) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)
Claims (2)
- 【請求項1】 側鎖としてグルコシル基またはマルトシ
ル基を、α−、β−またはγ−シクロデキストリンにα
−1,6結合で結合させた分岐シクロデキストリンの該
側鎖のグルコシル基の水酸基にα結合でマンノシル基が
結合している新規ヘテロ分岐シクロデキストリン。 - 【請求項2】 側鎖としてグルコシル基またはマルトシ
ル基を、α−、β−またはγ−シクロデキストリンにα
−1,6結合で結合させた分岐シクロデキストリンとα
−マンノシル化合物を含有する溶液に、α−マンノシル
基転移酵素を作用させることを特徴とする側鎖としてグ
ルコシル基またはマルトシル基を、α−、β−またはγ
−シクロデキストリンにα−1,6結合で結合させた分
岐シクロデキストリンの該側鎖のグルコシル基の水酸基
にα結合でマンノシル基が結合している新規ヘテロ分岐
シクロデキストリンの製造方法。
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EP92117621A EP0541984B1 (en) | 1991-11-13 | 1992-10-15 | Hetero-branched cyclodextrins and method of preparing them |
DE69219558T DE69219558T2 (de) | 1991-11-13 | 1992-10-15 | Heteroverzweigte Cyclodextrine und Verfahren zu deren Herstellung |
DK92117621.0T DK0541984T3 (da) | 1991-11-13 | 1992-10-15 | Hetero-forgrenet cyclodextrin og fremgangsmåde til fremstilling deraf. |
CA002080868A CA2080868C (en) | 1991-11-13 | 1992-10-19 | Novel hetero-branched cyclodextrins and method of preparing them |
US08/263,124 US5463039A (en) | 1991-11-13 | 1994-06-21 | Method of preparing hetero-branched cyclodextrins |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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DE4325057C2 (de) * | 1993-07-26 | 1996-10-17 | Consortium Elektrochem Ind | Verfahren zur Herstellung von verzweigten Cyclodextrinen |
JP5144957B2 (ja) * | 2007-05-16 | 2013-02-13 | ナノデックス株式会社 | 多分岐シクロデキストリン化合物、その製造方法、および標的指向性薬物送達システム用の薬物送達剤 |
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---|---|---|---|---|
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JPS6346201A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-27 | Natl Food Res Inst | 重分岐サイクロデキストリン、及びその製法 |
JPS6474997A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Nat Food Res | Complex branched cyclodextrin and production thereof |
JPH0698012B2 (ja) * | 1988-05-13 | 1994-12-07 | 農林水産省食品総合研究所長 | 複分岐グルコシルーサイクロデキストリンの製法 |
JP2775046B2 (ja) * | 1989-12-21 | 1998-07-09 | 農林水産省食品総合研究所長 | ヘテロ糖を含有する修飾サイクロデキストリンの製造方法 |
TW282399B (ja) * | 1990-05-25 | 1996-08-01 | Takeda Pharm Industry Co Ltd |
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1991
- 1991-11-13 JP JP03324021A patent/JP3122203B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-08 US US07/958,579 patent/US5356884A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-15 EP EP92117621A patent/EP0541984B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-15 DK DK92117621.0T patent/DK0541984T3/da active
- 1992-10-15 DE DE69219558T patent/DE69219558T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-19 CA CA002080868A patent/CA2080868C/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-21 US US08/263,124 patent/US5463039A/en not_active Expired - Fee Related
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US5463039A (en) | 1995-10-31 |
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US5356884A (en) | 1994-10-18 |
EP0541984A1 (en) | 1993-05-19 |
CA2080868C (en) | 2003-07-01 |
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