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JP3031298U - 椅子等の制御装置 - Google Patents

椅子等の制御装置

Info

Publication number
JP3031298U
JP3031298U JP1996005749U JP574996U JP3031298U JP 3031298 U JP3031298 U JP 3031298U JP 1996005749 U JP1996005749 U JP 1996005749U JP 574996 U JP574996 U JP 574996U JP 3031298 U JP3031298 U JP 3031298U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
proportional control
valve
control valve
return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996005749U
Other languages
English (en)
Inventor
敏彦 大林
石夫 西岡
浩之介 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Belmont Corp
Original Assignee
Takara Belmont Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Belmont Corp filed Critical Takara Belmont Corp
Priority to JP1996005749U priority Critical patent/JP3031298U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031298U publication Critical patent/JP3031298U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダを復帰作動させる際、シリンダ内の
圧力の急激な低下を防止して静粛な作動を図り常時一定
の油圧保持する。 【解決手段】 比例制御弁が組み込まれる椅子等におい
て、シリンダ1(2)の排出管側に設けられる復帰側比
例制御弁14と該復帰側比例制御弁14の下流側に保圧
弁15を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、比例電磁弁が組み込まれた油圧作動で動作する椅子および手術台等 (以下椅子等という)の動作を制御するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧作動で行われる椅子等の昇降動作および背凭れなどの傾動動作を穏 やかとさせるためには、サーボ弁や比例電磁弁(以下比例制御弁という)等が採 用されている。 特に復帰側の制御用として、シリンダの排油管路に設けられる比例制御弁は復 帰側電磁弁の下流側に設けられ、該比例制御弁を経由した排出油は直接タンクに 還流させるようにしている。 即ち、復帰側比例制御弁の排油管はタンクに直結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、比例制御弁が組み込まれ、昇降動作および傾動動作が行われ る椅子等において、復帰側管路の油圧の保持状態を見れば、シリンダから電磁弁 までは高圧が保持されているが、同電磁弁の出口からタンクまでは常圧となって いる。 これは、比例制御弁は油圧を完全に保持する構造とはなっていないためである 。
【0004】 このシリンダを復帰作動させる際、復帰側電磁弁を開とすれば、シリンダの圧 力は一気に比例制御弁まで到達し、同箇所の作動油の圧縮率相当分及び空気の含 有分だけシリンダは一気に降下し、これが原因となってシリンダの起動時のショ ックを発生させているという問題がある。
【0005】 本考案は、前記した問題点を解決せんとするもので、復帰側電磁弁から比例制 御弁間も常時一定の油圧保持をしておくことで、その目的とするところは、復帰 用電磁弁を開き、シリンダを復帰作動させる時、シリンダ内の圧力の急激な低下 を防止して、スムースなシリンダの復帰動作を得るようにする椅子等の制御装置 を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の椅子等の制御装置は、前記目的を達成せんとするもので、その手段と しては、比例制御弁が組み込まれる椅子等において、シリンダの排出管側に設け られた復帰側比例制御弁と該比例制御弁の下流側に保圧弁を設ける。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る椅子等の制御装置の実施の形態を図1と共に説明する。 1は油圧で作動する昇降用シリンダ、2は同じく油圧で作動する起倒用シリン ダであり、3は椅子本体で3aはシート、3bは背凭れを示す。 以上の構成で、前記昇降用シリンダ1は、椅子本体すなわちシート3aおよび 背凭れ3bを昇降させ、起倒シリンタ2は背凭れ3bを起倒させるように構成さ れている。
【0008】 4は油を溜めておくタンク、5は前記シリンダに油を送り込むためのモータポ ンプである。 6は送油量を調整するための作動側比例制御弁であり、シリンダ等の速度と作 動初期のショックを緩和するように制御するものである。 7はリリーフ弁、8は給油管である。
【0009】 9は前記した起倒用シリンダ2に送油する管路側に設けられる作動側電磁弁で あり、10は前記した昇降用シリンダ1に送油する管路側に設けられる作動側電 磁弁であり、それぞれの開閉によって昇降シリンダ1または起倒シリンダ2の作 動制御を行うようになっている。 11は背凭れの起倒用シリンダの戻り油側すなわち復帰側電磁弁であり、12 は用シリンダの下降側、すなわち復帰側電磁弁である。13は油管路である。
【0010】 14は復帰側の比例制御弁で、戻りの油量を制御してシリンダの復帰速度と作 動初めのショックを緩和するようにしている。 背凭れ3bを寝かす時は、復帰側電磁弁11を開とすると、油が管路13を経 て復帰側比例制御弁14に戻り、椅子本体3を下降させる時は、復帰側電磁弁1 2を開とすると、油が管路13方向に戻るように構成されており、これに従来か ら知られている比例制御弁が組み込まれている椅子等の制御装置である。
【0011】 さらに、管路13の下流に15の保圧弁が組み込まれている。 16は排油管であり、前記したタンク4へと油は戻るように構成されている。 従って、椅子本体3を下降させるときの制御について説明すると、まず復帰側 電磁弁12および保圧弁5を「開」とするが、その瞬間では昇降用シリンダ1か ら復帰側比例制御弁14間にはなお圧力が保持されているので、昇降用シリンダ 1の油圧は急激には下がらないのでショックは発生せず、徐々に「開」とすれば 椅子はゆるやかに下降する。
【0012】 停止の時は復帰側比例制御弁14を徐々に「閉」とすれば椅子は静かに停止す るが、完全に「閉」となる直前に保圧弁15と、次に復帰側電磁弁6を「閉」と すれば、圧力は昇降用シリンダ1から保圧弁15間に保持された状態となり、こ の状態は次なる復帰作動の起動時のショックを緩和する。 起倒用シリンダ2の復帰動作についても同様に制御されるため、背凭れ3bの 復帰作動(図では、背凭れが寝る時)の起動時のショックを緩和する。
【0013】 以上の構成により、復帰側比例制御弁14の下流側に保圧弁15を設け、復帰 作動終了直前に該保圧弁15を「閉」とすれば、シリンダ1(2)から保圧弁1 5までは所定の圧力が保持される。 このように構成すれば、次の復帰作動のとき復帰側電磁弁11(12)と保圧 弁15を開いても、シリンダ1(2)から復帰側比例制御弁14間の圧力は急激 には下がらずショックはなくなる。その後、復帰側比例制御弁15を徐々に「開 」とすればジリンダ1(2)内の油は徐々にベントされて椅子本体は静かに復帰 を始める。
【0014】
【考案の効果】
本考案の椅子等の制御装置は、以上のように構成されているので、比例制御弁 を使用しているこれまでの椅子等では復帰側電磁弁を開くとその瞬間にシリンダ の油圧が急激に下がって椅子が降下しショックが発生していたが、復帰側電磁弁 を開としてもシリンダと復帰側比例制御弁間に常に所定の圧力が保持されている ので、シリンダの圧力は急激には下がらないので起動時のショックはなく、以降 徐々に比例制御弁を開くことで椅子は穏やかに下降等の復帰作動を始めることが でき、シリンダのスムースな動作が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態における椅子等の制御装置
の油圧構造図である。
【符号の説明】
1 昇降用シリンダ 2 起倒用シリンダ 3 椅子本体 3a シート 3b 背凭れ 4 タンク 5 モータポンプ 6 作動側比例制御弁 8 給油管 9、10 作動側電磁弁 11、12 復帰側電磁弁 13 管路 14 復帰側比例制御弁 15 保圧弁 16 排油管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比例制御弁が組み込まれる椅子等にお
    いて、シリンダの排出管側に設けられた復帰側比例制御
    弁と該比例制御弁の下流側に保圧弁を設けたことを特徴
    とする椅子等の制御装置。
JP1996005749U 1996-05-15 1996-05-15 椅子等の制御装置 Expired - Lifetime JP3031298U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996005749U JP3031298U (ja) 1996-05-15 1996-05-15 椅子等の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1996005749U JP3031298U (ja) 1996-05-15 1996-05-15 椅子等の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3031298U true JP3031298U (ja) 1996-11-22

Family

ID=43166251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996005749U Expired - Lifetime JP3031298U (ja) 1996-05-15 1996-05-15 椅子等の制御装置

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JP (1) JP3031298U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233604A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Gc Corp 歯科用ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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