JP3020181U - 解凍可能なまな板 - Google Patents
解凍可能なまな板Info
- Publication number
- JP3020181U JP3020181U JP1995006788U JP678895U JP3020181U JP 3020181 U JP3020181 U JP 3020181U JP 1995006788 U JP1995006788 U JP 1995006788U JP 678895 U JP678895 U JP 678895U JP 3020181 U JP3020181 U JP 3020181U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thawing
- cutting board
- board body
- cutting
- food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 解凍盤と一体に結合させて、単に包丁の下敷
きだけではなく解凍機能をも兼合せて、放置空間を節減
し機械強度を向上させた解凍可能なまな板を提供するこ
と。 【解決手段】 まな板本体(10)の何れか一面に熱伝
導性良好な平板状アルミ合金製解凍盤(20)を嵌め込
んで、上記解凍盤(20)表面に複数条の溝道(23)
が平行状に横切るよう形成し、且つ上記まな板本体(1
0)の適当な位置に何れの溝道(23)とも連絡して側
端縁へ通ずる導水溝(13)を開設して構成する。
きだけではなく解凍機能をも兼合せて、放置空間を節減
し機械強度を向上させた解凍可能なまな板を提供するこ
と。 【解決手段】 まな板本体(10)の何れか一面に熱伝
導性良好な平板状アルミ合金製解凍盤(20)を嵌め込
んで、上記解凍盤(20)表面に複数条の溝道(23)
が平行状に横切るよう形成し、且つ上記まな板本体(1
0)の適当な位置に何れの溝道(23)とも連絡して側
端縁へ通ずる導水溝(13)を開設して構成する。
Description
【0001】
本考案はキッチン用具に関し、特に多様な機能を具えた解凍可能なまな板に関 する。
【0002】
一般のまな板は、魚肉や野菜などの食物を切る場合の敷板として使われるほか は、別にめぼしい用途もない。一方、冷凍された食物、例えば魚や肉類などは、 料理する前に調理し易いように一旦解凍されるが、室温に放置して自然解凍する と比較的長い時間を要することから、電子レンジの解凍機能を利用して解凍する ようになった。しかし、電子レンジによって解凍された食物は味や鮮度が幾分か 落ちるので、近年解凍盤が出現するようになった。該解凍盤は、主として熱伝導 率の高い金属によって作られており、食物をその上に放置すれば該解凍盤の熱拡 散作用により解凍の目的を達成することができる。このように各種器材にはそれ ぞれの使用効果があるに違いないが、もしもこれらを一通り揃えようとすると、 そのために余分な空間が必要となり且つ整理するにも煩わしいという問題がある 。
【0003】
このような問題点に鑑み、本考案は、解凍盤と一体に結合させて、単に包丁の 下敷きだけではなく解凍機能をも兼合せて、放置空間を節減し、且つ機械強度を 向上させた解凍可能なまな板を提供することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は、まな板本体の何れか一面に熱伝導性良好 な平板状アルミ合金製解凍盤を嵌め込んで、該解凍盤表面に複数条の溝道を平行 状に横切るよう形成し、且つ上記まな板本体の適当な位置に何れの溝道とも連通 して側端縁へ通ずる導水溝を開設して構成される。 そして、上記解凍盤表面に形成した解凍面に、チタンめっき或いはフルオロカ ーボン樹脂、例えば、デュポン社製のテフロン(登録商標)樹脂により表面処理 層を被覆すれば一層好ましくなる。
【0005】 上記のように構成された本考案は次のように作用する。即ち、そのまな板本体 の何れか一面に嵌装されたアルミ合金製平板状解凍盤により冷凍食物を載置して 解凍させることができ、解凍盤を設けていない他面或いは区域で食物を切断する ことができる。 この考案の上記目的またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しな がら下記考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0006】
図1及び図2は、本考案の第1実施例の解凍可能なまな板を示したものであり 、該まな板は、まな板本体10及び解凍盤20からなる。該まな板本体10は、 本実施例においてはプラスチック材質からなり、その一方側面を平坦な切截用面 11に形成し、他方側面に適当な広さの凹陥部12を設けると共に、該凹陥部1 2の一方端縁に側端縁へ貫通する導水溝13を形成し、該まな板本体10の適当 な角隅に通孔14を穿設し、所定位置に掛け吊れるようにする。
【0007】 上記解凍盤20は、上記まな板本体10の凹陥部12に離脱し難いように嵌装 されるもので、温度の伝導拡散効果に優れているアルミ合金により平板状に形成 され、その外側面に解凍面21を形成し、該解凍面21に平滑状の表面処理層2 2(チタンめっき或いはテフロン(登録商標)樹脂)を被覆させて、更にその上 に所定数の溝道23を平行状に横切るよう設け、且つそれぞれ溝道23を上記導 水溝13に連絡させて解凍水を排出させると共に、上記解凍盤20の上記通孔1 4と対応する個所に円孔24を穿設する。
【0008】 次に、本実施例の作用について述べることとする。まず、冷凍食物を解凍する 時は、解凍盤20の解凍面21を上向きにしてまな板本体10を所定位置に置き (例えば、台所の流し台におけるシンク内に直接置いてもよい)、冷凍しようと する食物を上記解凍盤20の上に置く。すると、該食物は、上記解凍盤20の優 れた熱伝導拡散作用及びその表面処理層22の解凍中における食物の再凝結を防 止できる作用のため速やかに解凍し、かつ解凍して生じた水は溝道23から導水 溝23へと流通され排出される。
【0009】 一方、食物を切截する時は、切截用面11を上向きにして置くとまな板として 使用することができる。そして、使用者が比較的強い力で食物(例えば、骨付き 鶏肉、助骨付き肉類…などの食物)を切截する時、硬質の解凍盤20を設置して いることから敷板としての支持力が強く、切断操作が比較的安定して容易になる と共に、上記解凍盤20の設置により上記まな板本体10に比較的優れた機械的 強度が提供され変形が生じ難くなる。
【0010】 次に、本考案の第2実施例について説明する。図3に示すように、解凍盤20 を小面積とし、まな板本体10の切截用面11を設置した同一面上に嵌装して設 けると、解凍盤20で食物の解凍をして、解凍盤20を設けていない部分区域で 食物を切断することができるので、食物の解凍及び切断を同一面上で行なうこと ができる。
【0011】 したがって、本考案は食物の解凍及び切断支承の両機能を具えているばかりで なく、収納区間を節減して食物本来の新鮮味を保持できるので、極めて実用性に 富む。
【0012】
上記のように本考案は、まな板本体に固装されたアルミ合金製解凍盤により食 物を載置して解凍をし、解凍盤を設けていない側面或いは区域で食物を切断する ことができるので、まな板の収納空間を節減して食物本来の新鮮味を保持するこ とができる。
【図1】本考案における好ましい第1実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図2】上記実施例の断面図である。
【図3】本考案における第2実施例の斜視図である。
10…まな板本体 13…導水溝 20…解凍盤 21…解凍面 22…表面処理層 23…溝道
Claims (3)
- 【請求項1】 まな板本体(10)の何れか一面に熱伝
導性良好な平板状アルミ合金製解凍盤(20)を嵌め込
んで、該解凍盤(20)表面に複数条の溝道(23)を
平行状に横切るよう形成し、且つ上記まな板本体(1
0)を適当な位置に何れの溝道(23)とも連絡して側
端縁へ通ずる導水溝(13)を開設してなる解凍可能な
まな板。 - 【請求項2】 上記解凍盤(20)表面に形成した解凍
面(21)に、チタンめっきにより表面処理層(22)
を被覆してなる請求項1記載の解凍可能なまな板。 - 【請求項3】 上記解凍盤(20)表面に形成した解凍
面(21)に、フルオロカーボン樹脂により表面処理層
(22)を被覆してなる請求項1記載の解凍可能なまな
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006788U JP3020181U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 解凍可能なまな板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006788U JP3020181U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 解凍可能なまな板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020181U true JP3020181U (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=43155565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006788U Expired - Lifetime JP3020181U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 解凍可能なまな板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020181U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101440755B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2014-09-17 | 최석중 | 해동보드 |
JP2017205058A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | チェン−イ,シェ | 解凍板 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP1995006788U patent/JP3020181U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101440755B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2014-09-17 | 최석중 | 해동보드 |
JP2017205058A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | チェン−イ,シェ | 解凍板 |
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