JP2714708B2 - 会議通話端末装置 - Google Patents
会議通話端末装置Info
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- JP2714708B2 JP2714708B2 JP2112340A JP11234090A JP2714708B2 JP 2714708 B2 JP2714708 B2 JP 2714708B2 JP 2112340 A JP2112340 A JP 2112340A JP 11234090 A JP11234090 A JP 11234090A JP 2714708 B2 JP2714708 B2 JP 2714708B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は会議通話装置に利用する。特に、互いに会議
通話用の音声回線で接続され、ヘッドホン形の両耳レシ
ーバで音像を生成する通話者端末に関する。さらに詳し
くは、個々の通話者端末において複数の通話者から送信
元を識別する音像位置認識に関する。
通話用の音声回線で接続され、ヘッドホン形の両耳レシ
ーバで音像を生成する通話者端末に関する。さらに詳し
くは、個々の通話者端末において複数の通話者から送信
元を識別する音像位置認識に関する。
本発明は、複数の通話者に対して両耳レシーバで通話
者毎に異なる位置に音像を再生することのできる会議通
話端末装置において、音像位置を可変に設定することに
より、受聴者による送話者認識を容易にするものであ
る。
者毎に異なる位置に音像を再生することのできる会議通
話端末装置において、音像位置を可変に設定することに
より、受聴者による送話者認識を容易にするものであ
る。
遠隔会議通話方式では、送話中の通話者を識別するた
め、そして参加者が集まって行う一般の会議の雰囲気を
得るため、通話者毎に異なる場所に音像を生成すること
が望まれている。
め、そして参加者が集まって行う一般の会議の雰囲気を
得るため、通話者毎に異なる場所に音像を生成すること
が望まれている。
このような会議通話方式として、複数の対地間を接続
して音像を各対地毎に生成する方式が、例えば、島田、
鈴木、「多対地音声会議通信システムの対地識別音像生
成方式」、電子情報通信学会誌、第J70−B巻第9号(1
987年9月)に示されている。この論文の内容につい
て、第4図、第5図および表を参照して説明する。
して音像を各対地毎に生成する方式が、例えば、島田、
鈴木、「多対地音声会議通信システムの対地識別音像生
成方式」、電子情報通信学会誌、第J70−B巻第9号(1
987年9月)に示されている。この論文の内容につい
て、第4図、第5図および表を参照して説明する。
上述した論文に示された遠隔会議通信システムでは、
送話者となった端末は、音声とともに、その送話者を示
す送話元制御情報を同時に送信する。この送信元制御情
報には、表に示したような符号フォーマットを用いる。
すなわち、送信元の対地番号に対応するビットが「1」
で他が「0」の信号を用いる。この送信元制御情報は、
音声とともに、ノード装置を経由して複数対地に伝達さ
れる。受信側では、送信元制御情報の内容に対応して、
あらかじめ定めた音像位置にその音声を生成する。
送話者となった端末は、音声とともに、その送話者を示
す送話元制御情報を同時に送信する。この送信元制御情
報には、表に示したような符号フォーマットを用いる。
すなわち、送信元の対地番号に対応するビットが「1」
で他が「0」の信号を用いる。この送信元制御情報は、
音声とともに、ノード装置を経由して複数対地に伝達さ
れる。受信側では、送信元制御情報の内容に対応して、
あらかじめ定めた音像位置にその音声を生成する。
第4図は6対地接続時の例を示し、第5図は通話者B
における音像生成方法を示す。
における音像生成方法を示す。
ここで、通話者Aが送話者として発言していると仮定
する。このとき、通話者Aから、音声信号と送話元制御
情報「100000」とが同時にノード装置40に伝達される。
ノード装置40では、通話者Aからの音声信号と、送話元
制御情報「100000」とを同報的に通話者B〜Fに伝達す
る。
する。このとき、通話者Aから、音声信号と送話元制御
情報「100000」とが同時にノード装置40に伝達される。
ノード装置40では、通話者Aからの音声信号と、送話元
制御情報「100000」とを同報的に通話者B〜Fに伝達す
る。
通話者Bの受聴側では、自分の通話者番号を除いた通
話者番号に対応して頭外音像定位を定め、送話元制御情
報信号にしたがって音声情報の音像を頭外に生成する。
このようにして、現時点の通話者が誰であるのかについ
て、あらかじめ定めた音像定位からの発生を確認するこ
とにより、通話者が容易に認識できる。
話者番号に対応して頭外音像定位を定め、送話元制御情
報信号にしたがって音声情報の音像を頭外に生成する。
このようにして、現時点の通話者が誰であるのかについ
て、あらかじめ定めた音像定位からの発生を確認するこ
とにより、通話者が容易に認識できる。
両耳レシーバによる音像定位の詳細については、特願
平1−59942、「頭外定位ヘッドセット通話システム」
に示されている。この先の出願には、送信元信号と音声
信号とを同時に同じタイムスロットで送信し、さらに、
あらかじめ指定された位置に音像が生成されるので、誰
の声なのかを容易に判断できる。
平1−59942、「頭外定位ヘッドセット通話システム」
に示されている。この先の出願には、送信元信号と音声
信号とを同時に同じタイムスロットで送信し、さらに、
あらかじめ指定された位置に音像が生成されるので、誰
の声なのかを容易に判断できる。
しかし、上述した従来技術では、送話元信号に対応し
た音像生成位置があらかじめ強制的に定められているの
で、各会議通話毎に注目すべき人の音声を中央に生成さ
せたり、受聴者の希望の位置に音像を生成することがで
きなかった。
た音像生成位置があらかじめ強制的に定められているの
で、各会議通話毎に注目すべき人の音声を中央に生成さ
せたり、受聴者の希望の位置に音像を生成することがで
きなかった。
本発明は、以上の課題を解決し、両耳レシーバによる
音像の発生位置を受聴者の希望により設定変更できる会
議通話端末装置を提供することを目的とする。
音像の発生位置を受聴者の希望により設定変更できる会
議通話端末装置を提供することを目的とする。
本発明の会議通話端末装置は、人の両耳に対応する二
つの電気音響変換手段により生成される相手通話者に対
する音像位置を設定変更するために受聴者が操作するこ
とのできる設定変更入力手段と、受信した音像を定位す
るための制御信号を前記設定変更入力手段に入力された
設定変更に対応する制御信号に変換する手段とを備えた
ことを特徴とする。
つの電気音響変換手段により生成される相手通話者に対
する音像位置を設定変更するために受聴者が操作するこ
とのできる設定変更入力手段と、受信した音像を定位す
るための制御信号を前記設定変更入力手段に入力された
設定変更に対応する制御信号に変換する手段とを備えた
ことを特徴とする。
設定変更する手段による設定変更が行われない場合に
は、受信した制御情報にしたがってあらかじめ設定され
た位置に音像を生成する。変換する手段は、二人の相手
通話者に対する音像位置を入れ換える構成であることが
望ましい。
は、受信した制御情報にしたがってあらかじめ設定され
た位置に音像を生成する。変換する手段は、二人の相手
通話者に対する音像位置を入れ換える構成であることが
望ましい。
他の会議通話端末装置からの音声信号を受信している
会議通話端末装置では、受信した制御情報にしたがっ
て、人の両耳に対応する二つの電気音響変換手段が設け
られた両耳レシーバで、相手の会議通話端末装置毎に位
置の異なる音像を発生させる。このとき、受聴者の手操
作により、音像位置を自由に変更できるようにする。こ
の変更は、会議通話毎であっても、会議通話中であって
も可能である。これにより、例えば、注目する人の発生
位置を受聴者の希望する位置に移動させることができ
る。
会議通話端末装置では、受信した制御情報にしたがっ
て、人の両耳に対応する二つの電気音響変換手段が設け
られた両耳レシーバで、相手の会議通話端末装置毎に位
置の異なる音像を発生させる。このとき、受聴者の手操
作により、音像位置を自由に変更できるようにする。こ
の変更は、会議通話毎であっても、会議通話中であって
も可能である。これにより、例えば、注目する人の発生
位置を受聴者の希望する位置に移動させることができ
る。
第1図は本発明実施例会議通話端末装置のブロック構
成図である。
成図である。
この実施例装置は、会議通話用の音声回線から受信し
た音声信号に対する音像を人の両耳に対応する二つの電
気音響変換手段で生成する音像生成手段として、リニア
符号化回路2、ディジタル・アナログ変換器7、低域通
過フィルタ8r、8l、増幅器9r、9lおよび両耳レシーバ10
を備え、この音像生成手段により生成される音像を音声
回線から音声信号とともに受信した制御信号にしたがっ
て相手通話者毎に異なる位置に定位する音像定位手段と
して、音像定位切替回路4、6および音像定位情報パラ
メータ乗算回路5r、5lを備える。両耳レシーバ10は、二
つの電気音響変換器10r、10lを備える。
た音声信号に対する音像を人の両耳に対応する二つの電
気音響変換手段で生成する音像生成手段として、リニア
符号化回路2、ディジタル・アナログ変換器7、低域通
過フィルタ8r、8l、増幅器9r、9lおよび両耳レシーバ10
を備え、この音像生成手段により生成される音像を音声
回線から音声信号とともに受信した制御信号にしたがっ
て相手通話者毎に異なる位置に定位する音像定位手段と
して、音像定位切替回路4、6および音像定位情報パラ
メータ乗算回路5r、5lを備える。両耳レシーバ10は、二
つの電気音響変換器10r、10lを備える。
ここで本実施例の特徴とするところは、音像定位手段
としてさらに、相手通話者に対する音像位置を受聴者の
操作により設定変更する手段として制御盤11を備え、こ
の制御盤11の設定値により受信制御情報を変換する手段
として切替制御回路3を備えたことにある。
としてさらに、相手通話者に対する音像位置を受聴者の
操作により設定変更する手段として制御盤11を備え、こ
の制御盤11の設定値により受信制御情報を変換する手段
として切替制御回路3を備えたことにある。
音声回線からの音声信号と制御信号(送話元制御情
報)とは、信号分離回路1により分離され、音声信号は
リニア符号化回路2に、送話元制御情報は切替制御回路
3にそれぞれ供給される。
報)とは、信号分離回路1により分離され、音声信号は
リニア符号化回路2に、送話元制御情報は切替制御回路
3にそれぞれ供給される。
リニア符号化回路2には、伝送路からの符号化音声信
号をリニア符号に変換する。これは、ディジタル演算の
ためのものである。
号をリニア符号に変換する。これは、ディジタル演算の
ためのものである。
リニア符号化回路2の出力は、音像定位切替回路4を
介して、音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5lに供給
される。音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5lは、実
音場中の頭部インパルス応答とレシーバ特性を音声帯域
内で補正する逆フィルタ特性との畳み込み演算により得
られたパラメータを記憶し、このパラメータをリニア符
号化された音声信号に畳み込み演算する。これにより、
音像定位情報が含まれたディジタル信号が得られる。こ
の信号は、ディジタル・アナログ変換器7、低域通過フ
ィルタ8r、8lおよび増幅器9r、9lを介して両耳レシーバ
10に送られる。
介して、音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5lに供給
される。音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5lは、実
音場中の頭部インパルス応答とレシーバ特性を音声帯域
内で補正する逆フィルタ特性との畳み込み演算により得
られたパラメータを記憶し、このパラメータをリニア符
号化された音声信号に畳み込み演算する。これにより、
音像定位情報が含まれたディジタル信号が得られる。こ
の信号は、ディジタル・アナログ変換器7、低域通過フ
ィルタ8r、8lおよび増幅器9r、9lを介して両耳レシーバ
10に送られる。
音像定位切替回路4、6は、切替制御回路3から供給
される音像生成制御出力情報により切り替えられる。こ
の切替により、音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5l
において音声信号に畳み込まれるパラメータの値を設定
でき、両耳レシーバ10に供給されるアナログ信号の音像
定位を行うことができる。
される音像生成制御出力情報により切り替えられる。こ
の切替により、音像定位情報パラメータ乗算回路5r、5l
において音声信号に畳み込まれるパラメータの値を設定
でき、両耳レシーバ10に供給されるアナログ信号の音像
定位を行うことができる。
音像の発生位置を変更する場合、例えば受聴者が送信
元の音声を受聴することによって特に注目すべき人の発
言に対して音像発生位置を変更したいという要求があっ
た場合には、その音声を受聴している間に、希望の音像
発生位置に対応して設けられている制御盤11上の押しボ
タンを押下する。押しボタンの押下に関する情報は、音
像生成制御入力情報として切替制御回路3に供給され
る。切替制御回路3は、音像生成制御入力情報にしたが
って送話元制御情報を変換し、それを音像生成制御出力
情報として音像定位切替回路4、6に供給する。
元の音声を受聴することによって特に注目すべき人の発
言に対して音像発生位置を変更したいという要求があっ
た場合には、その音声を受聴している間に、希望の音像
発生位置に対応して設けられている制御盤11上の押しボ
タンを押下する。押しボタンの押下に関する情報は、音
像生成制御入力情報として切替制御回路3に供給され
る。切替制御回路3は、音像生成制御入力情報にしたが
って送話元制御情報を変換し、それを音像生成制御出力
情報として音像定位切替回路4、6に供給する。
n対地またはn話者識別のための送話元制御情報とし
ては、表に示した符号フォーマットが適しているが、そ
の逆論理の符号を用いてもよい。この符号系列の信号は
互いに無相関であるため、複数の話者が同時に発話した
場合でもノード装置での処理が可能である。制御盤11の
出力する音像生成制御入力情報についても、同じ符号系
列の信号を用いる。
ては、表に示した符号フォーマットが適しているが、そ
の逆論理の符号を用いてもよい。この符号系列の信号は
互いに無相関であるため、複数の話者が同時に発話した
場合でもノード装置での処理が可能である。制御盤11の
出力する音像生成制御入力情報についても、同じ符号系
列の信号を用いる。
第2図は切替制御回路3の詳細を示すブロック構成図
である。
である。
この切替制御回路3は、オン/オフ検出器21、25、ア
ドレスメモリ22、n×nビットのランダムアクセスメモ
リ23、情報出力メモリ24、シーケンサ26、情報入力メモ
リ27および切替器28を備える。
ドレスメモリ22、n×nビットのランダムアクセスメモ
リ23、情報出力メモリ24、シーケンサ26、情報入力メモ
リ27および切替器28を備える。
オン/オフ検出器21は、制御入力の有無により、いず
れかの対地からノード装置を介して送られてきた送話元
制御情報を受信したのか否かを検出する。送話元制御情
報を受信した場合には、その情報をアドレスメモリ22に
格納する。送話元制御情報を受信していないときには、
音声信号が受信されていないものとし、その状態で送話
元制御情報を待つ。
れかの対地からノード装置を介して送られてきた送話元
制御情報を受信したのか否かを検出する。送話元制御情
報を受信した場合には、その情報をアドレスメモリ22に
格納する。送話元制御情報を受信していないときには、
音声信号が受信されていないものとし、その状態で送話
元制御情報を待つ。
アドレスメモリ22に格納された送話元制御情報はラン
ダムアクセスメモリ23のアドレス番号に対応しており、
その情報内容が情報出力メモリ24に格納される。
ダムアクセスメモリ23のアドレス番号に対応しており、
その情報内容が情報出力メモリ24に格納される。
情報出力メモリ24に格納された情報は、切替器28を経
由して、音像生成制御出力情報として音像定位切替回路
4、6に送られる。
由して、音像生成制御出力情報として音像定位切替回路
4、6に送られる。
オン/オフ検出器25は、制御盤11からの音像生成制御
入力情報を検出すると、その情報をそのまま切替器28を
介して音像定位切替回路4、6に出力するとともに、同
じ情報を情報入力メモリ27に格納する。
入力情報を検出すると、その情報をそのまま切替器28を
介して音像定位切替回路4、6に出力するとともに、同
じ情報を情報入力メモリ27に格納する。
情報入力メモリ27に格納された情報内容は、まず、ラ
ンダムアクセスメモリ23に書き込まれる。これにより、
送話元制御情報で指定されたアドレス番号の内容が、制
御盤11からの音像生成制御入力情報に書き換えられる。
ンダムアクセスメモリ23に書き込まれる。これにより、
送話元制御情報で指定されたアドレス番号の内容が、制
御盤11からの音像生成制御入力情報に書き換えられる。
続いて、同じ情報内容を情報入力メモリ27からアドレ
スメモリ22に転送し、その時点で情報出力メモリ24に格
納されていた情報を情報入力メモリ27に転送し、これを
ランダムアクセスメモリ23に書き込む。これにより、制
御盤11からの音像生成制御入力情報により指定されたア
ドレス番地の情報内容が、そのときの送話元制御情報に
対応する内容に書き換えられる。
スメモリ22に転送し、その時点で情報出力メモリ24に格
納されていた情報を情報入力メモリ27に転送し、これを
ランダムアクセスメモリ23に書き込む。これにより、制
御盤11からの音像生成制御入力情報により指定されたア
ドレス番地の情報内容が、そのときの送話元制御情報に
対応する内容に書き換えられる。
このようにして、制御盤11の操作により、アドレス番
号に対応したランダムアクセスメモリ23の情報内容が互
いに交換される。例えば、アドレス番号「100000」に対
応する情報内容が「100000」、音像生成制御入力情報が
「000100」であったとする。このとき、上述した動作に
より、アドレス番号「100000」で指定される情報内容が
「000100」となり、アドレス番号「000100」で指定され
る情報内容が「100000」となる。
号に対応したランダムアクセスメモリ23の情報内容が互
いに交換される。例えば、アドレス番号「100000」に対
応する情報内容が「100000」、音像生成制御入力情報が
「000100」であったとする。このとき、上述した動作に
より、アドレス番号「100000」で指定される情報内容が
「000100」となり、アドレス番号「000100」で指定され
る情報内容が「100000」となる。
アドレスメモリ22、ランダムアクセスメモリ23、情報
出力メモリ24および情報入力メモリ27の間の情報転送
は、シーケンサ26の制御により行われる。シーケンサ26
は、オン/オフ検出器21または25の検出出力により制御
動作を開始する。シーケンサ26の制御の流れを第3図に
示す。
出力メモリ24および情報入力メモリ27の間の情報転送
は、シーケンサ26の制御により行われる。シーケンサ26
は、オン/オフ検出器21または25の検出出力により制御
動作を開始する。シーケンサ26の制御の流れを第3図に
示す。
以上説明したように、本発明の会議通話端末装置は、
受聴者の手操作により、両耳レシーバによる頭外の音像
位置を自由に変更できる。また、このときに、新たに指
定された音像位置に音像を生成するだけでなく、前の送
話元制御情報に対する音像生成制御情報と入れ換える
と、次から次へと異なる音声の通話者毎に音像位置を変
更することができる。
受聴者の手操作により、両耳レシーバによる頭外の音像
位置を自由に変更できる。また、このときに、新たに指
定された音像位置に音像を生成するだけでなく、前の送
話元制御情報に対する音像生成制御情報と入れ換える
と、次から次へと異なる音声の通話者毎に音像位置を変
更することができる。
本発明は、簡単な操作で音像位置を変更できるので、
重要な発言を行う通話者に対して受聴者の注意力を最大
限に向けることができ、会議通話の利便性をさらに高め
ることができる効果がある。
重要な発言を行う通話者に対して受聴者の注意力を最大
限に向けることができ、会議通話の利便性をさらに高め
ることができる効果がある。
第1図は本発明実施例の会議通話端末装置のブロック構
成図。 第2図は切替制御回路のブロック構成図。 第3図はシーケンサによる切替制御回路の制御の流れを
示す図。 第4図は従来例の多対地音声会議通信システムを示すブ
ロック構成図。 第5図は従来例における音像生成方法を示す図。 1……信号分離回路、2……リニア符号化回路、3……
切替制御回路、4、6……音像定位切替回路、5r、5l…
…音像定位情報パラメータ乗算回路、7……ディジタル
・アナログ変換器、8r、8l……低域通過フィルタ、9r、
9l……増幅器、10……両耳レシーバ、10r、10l……電気
音響変換器、11……制御盤、21、25……オン/オフ検出
器、22……アドレスメモリ、23……ランダムアクセスメ
モリ、24……情報出力メモリ、26……シーケンサ、27…
…情報入力メモリ、28……切替器。
成図。 第2図は切替制御回路のブロック構成図。 第3図はシーケンサによる切替制御回路の制御の流れを
示す図。 第4図は従来例の多対地音声会議通信システムを示すブ
ロック構成図。 第5図は従来例における音像生成方法を示す図。 1……信号分離回路、2……リニア符号化回路、3……
切替制御回路、4、6……音像定位切替回路、5r、5l…
…音像定位情報パラメータ乗算回路、7……ディジタル
・アナログ変換器、8r、8l……低域通過フィルタ、9r、
9l……増幅器、10……両耳レシーバ、10r、10l……電気
音響変換器、11……制御盤、21、25……オン/オフ検出
器、22……アドレスメモリ、23……ランダムアクセスメ
モリ、24……情報出力メモリ、26……シーケンサ、27…
…情報入力メモリ、28……切替器。
Claims (1)
- 【請求項1】会議通話用の音声回線から受信した音声信
号に対する音像を人の両耳に対応する二つの電気音響変
換手段で生成する音像生成手段と、 この音像生成手段により生成される音像を前記音声回線
から音声信号とともに受信した制御信号にしたがって相
手通話者毎に異なる位置に定位する音像定位手段と を備えた会議通話端末装置において、 前記音像定位手段は、相手通話者に対する音像位置を設
定変更するために受聴者が操作することのできる設定変
更入力手段と、受信した音像を定位するための制御信号
を前記設定変更入力手段に入力された設定変更に対応す
る制御信号に変換する手段とを含む ことを特徴とする会議通話端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112340A JP2714708B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 会議通話端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112340A JP2714708B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 会議通話端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410743A JPH0410743A (ja) | 1992-01-14 |
JP2714708B2 true JP2714708B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=14584236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112340A Expired - Lifetime JP2714708B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 会議通話端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714708B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1997006479A2 (en) * | 1995-08-03 | 1997-02-20 | Interval Research Corporation | Computerized interactor systems and methods for providing same |
US6940486B2 (en) | 1995-08-03 | 2005-09-06 | Vulcan Patents Llc | Computerized interactor systems and methods for providing same |
WO1999020010A1 (en) | 1997-10-09 | 1999-04-22 | Interval Research Corporation | Variable bandwidth communication systems and methods |
US6356255B1 (en) | 1998-04-07 | 2002-03-12 | Interval Research Corporation | Methods and systems for providing programmable computerized interactors |
DE60027170T2 (de) * | 1999-12-24 | 2007-03-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Anordnung zur audiosignalverarbeitung |
JP4451794B2 (ja) | 2005-01-25 | 2010-04-14 | パナソニック株式会社 | 音声対話装置 |
JP2006279492A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Tsuken Denki Kogyo Kk | 電話会議システム |
JP4661467B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2011-03-30 | カシオ計算機株式会社 | 音声通信端末及びプログラム |
US8078188B2 (en) * | 2007-01-16 | 2011-12-13 | Qualcomm Incorporated | User selectable audio mixing |
JP4700126B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 音声対話装置 |
GB2610605A (en) * | 2021-09-10 | 2023-03-15 | Nokia Technologies Oy | Apparatus, methods and computer programs for repositioning spatial audio streams |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59125190A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動交換機 |
JPS59202761A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-16 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 会議電話装置 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2112340A patent/JP2714708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
電子情報通信学会論文誌、J70−B[9](1987)島田正治、鈴木純司、多対地音声会議通信システムの対地識別音像生成方式、P.1017−1023 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0410743A (ja) | 1992-01-14 |
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