JP2623199B2 - タイヤの艶出し保護組成物 - Google Patents
タイヤの艶出し保護組成物Info
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- C09D183/00—Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車又は自転車などの
タイヤの艶出し保護組成物に関するものであって、古く
艶を失ったタイヤに対し艶を与え、タイヤを保護して撥
水性を付与する組成物に関するものである。
タイヤの艶出し保護組成物に関するものであって、古く
艶を失ったタイヤに対し艶を与え、タイヤを保護して撥
水性を付与する組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車や自転車などのタイヤは、走行す
ることにより埃や泥などが付着して汚れ、見苦しくな
る。しかも長期に亘って使用すると艶を失い、汚れを洗
い落しても白っぽく、艶の無い状態にしかならない。
ることにより埃や泥などが付着して汚れ、見苦しくな
る。しかも長期に亘って使用すると艶を失い、汚れを洗
い落しても白っぽく、艶の無い状態にしかならない。
【0003】そこでタイヤに艶出し剤を塗布し、艶を与
えて新しい感じのタイヤにすることが行われている。
えて新しい感じのタイヤにすることが行われている。
【0004】そして従来そのための艶出し剤として、シ
リコーンオイルやワックス類を、有機溶剤に溶解又は分
散したものや、界面活性剤で水に乳化したものが使用さ
れている。
リコーンオイルやワックス類を、有機溶剤に溶解又は分
散したものや、界面活性剤で水に乳化したものが使用さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
艶出し剤は、タイヤに塗布したときには艶を与え、良好
な撥水性を付与するが、雨や埃に触れて落とされ易く、
艶や撥水性が一時的なものであった。
艶出し剤は、タイヤに塗布したときには艶を与え、良好
な撥水性を付与するが、雨や埃に触れて落とされ易く、
艶や撥水性が一時的なものであった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、タイヤに塗布することにより艶や撥水性を長期
間に亘って持続することのできる、艶出し保護組成物を
提供することを目的とするものである。
あって、タイヤに塗布することにより艶や撥水性を長期
間に亘って持続することのできる、艶出し保護組成物を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】而して本発明は、有機溶剤中
に、シリコーンワニス2〜25重量%、ゴム系高分子重
合体0.1〜4重量%及び粘着付与剤0.1〜10重量
%を含有せしめたことを特徴とするものである。
に、シリコーンワニス2〜25重量%、ゴム系高分子重
合体0.1〜4重量%及び粘着付与剤0.1〜10重量
%を含有せしめたことを特徴とするものである。
【0008】本発明においては、前記ゴム系高分子重合
体としては、スチレン−ブタジエン共重合体若しくはス
チレン−イソプレン共重合体又はそれらの水素添加物若
しくはビニル基含有単量体をグラフト重合せしめたグラ
フト変性物が好ましく、前記粘着付与剤としては、ロジ
ン系樹脂を使用するのが好ましい。
体としては、スチレン−ブタジエン共重合体若しくはス
チレン−イソプレン共重合体又はそれらの水素添加物若
しくはビニル基含有単量体をグラフト重合せしめたグラ
フト変性物が好ましく、前記粘着付与剤としては、ロジ
ン系樹脂を使用するのが好ましい。
【0009】またこの組成物には、前記成分の他、シリ
コーンオイル5〜25重量%を付加するのが好ましい。
コーンオイル5〜25重量%を付加するのが好ましい。
【0010】本発明におけるシリコーンワニスは、分子
中に水酸基、メトキシ基又はエトキシ基を有するオルガ
ノポリシロキサン初期縮合物を有機溶剤に溶解したもの
であって、一般に市販されているものとしては、信越化
学株式会社製KR−272、KR−211、ES−10
04、トーレシリコーン株式会社製SH−805、SH
−840、SH−7020などを挙げることができる。
中に水酸基、メトキシ基又はエトキシ基を有するオルガ
ノポリシロキサン初期縮合物を有機溶剤に溶解したもの
であって、一般に市販されているものとしては、信越化
学株式会社製KR−272、KR−211、ES−10
04、トーレシリコーン株式会社製SH−805、SH
−840、SH−7020などを挙げることができる。
【0011】シリコーンワニスの含有量は、2〜25重
量%、好ましくは4〜20重量%とすべきである。含有
量が2重量%未満では光沢及び撥水性の持続性が悪くな
り、25重量%を超えると光沢が劣る。
量%、好ましくは4〜20重量%とすべきである。含有
量が2重量%未満では光沢及び撥水性の持続性が悪くな
り、25重量%を超えると光沢が劣る。
【0012】本発明におけるゴム系高分子重合体は、ゴ
ム弾性を有する皮膜を形成する高分子重合体であって、
天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、スチレン−イソプレンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム、エチレン−プロピレン共
重合体、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコンゴムなど
を使用することができる。
ム弾性を有する皮膜を形成する高分子重合体であって、
天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、スチレン−イソプレンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム、エチレン−プロピレン共
重合体、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコンゴムなど
を使用することができる。
【0013】特に、スチレン−ブタジエンゴム、スチレ
ン−イソプレンゴム若しくはそれらの水素添加物、ウレ
タンゴム又は各種ゴム系高分子重合体にビニル基含有単
量体をグラフト重合させたものが好ましい。これらの物
質は微細な相分離構造を有し、架橋反応を行うことなく
ゴム弾性を示す。
ン−イソプレンゴム若しくはそれらの水素添加物、ウレ
タンゴム又は各種ゴム系高分子重合体にビニル基含有単
量体をグラフト重合させたものが好ましい。これらの物
質は微細な相分離構造を有し、架橋反応を行うことなく
ゴム弾性を示す。
【0014】前記ビニル基含有単量体の例としては、ア
クリル酸エステルやメタクリル酸エステルのような汎用
のアクリル酸又はメタクリル酸エステル類、スチレン、
酢酸ビニルなどの他、水酸基、カルボキシル基、アミノ
基、グリシジル基などの官能基を有するアクリル酸又は
メタクリル酸エステル類、無水マレイン酸、イタコン
酸、ソルビン酸などを使用することができる。
クリル酸エステルやメタクリル酸エステルのような汎用
のアクリル酸又はメタクリル酸エステル類、スチレン、
酢酸ビニルなどの他、水酸基、カルボキシル基、アミノ
基、グリシジル基などの官能基を有するアクリル酸又は
メタクリル酸エステル類、無水マレイン酸、イタコン
酸、ソルビン酸などを使用することができる。
【0015】ゴム系高分子重合体の含有量は、0.1〜
4重量%、好ましくは0.2〜3重量%とするべきであ
る。含有量が0.1重量%未満では光沢及び撥水性の持
続性が悪くなり、4重量%を超えると塗りむらが生じて
外観が悪くなる。
4重量%、好ましくは0.2〜3重量%とするべきであ
る。含有量が0.1重量%未満では光沢及び撥水性の持
続性が悪くなり、4重量%を超えると塗りむらが生じて
外観が悪くなる。
【0016】また粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、
石油樹脂、テルペン系樹脂などが挙げられ、特にロジン
系樹脂が好ましい。ロジン系樹脂としては、ガムロジ
ン、ウッドロジン及びトール油ロジン並びに、これらの
水素添加反応物、不均斉化物、1価のアルコールとのエ
ステルなどが適当である。
石油樹脂、テルペン系樹脂などが挙げられ、特にロジン
系樹脂が好ましい。ロジン系樹脂としては、ガムロジ
ン、ウッドロジン及びトール油ロジン並びに、これらの
水素添加反応物、不均斉化物、1価のアルコールとのエ
ステルなどが適当である。
【0017】粘着付与剤の含有量は、0.1〜10重量
%、好ましくは0.5〜8重量%とするべきである。含
有量が0.1重量%未満ではゴム系高分子重合体を軟化
させる作用に劣り、塗りむらを生じ、また光沢や撥水性
が悪くなる。また10重量%を超えると被膜成分が固く
なるため塗りむらが生じ、またタイヤとの密着性が悪く
なって耐久性に劣る。
%、好ましくは0.5〜8重量%とするべきである。含
有量が0.1重量%未満ではゴム系高分子重合体を軟化
させる作用に劣り、塗りむらを生じ、また光沢や撥水性
が悪くなる。また10重量%を超えると被膜成分が固く
なるため塗りむらが生じ、またタイヤとの密着性が悪く
なって耐久性に劣る。
【0018】また以上の成分の他、シリコーンオイルを
添加すると、タイヤへの塗布の作業性が向上し、タイヤ
の艶が一層良くなる。シリコーンオイルの添加量は、5
〜25重量%程度が適当である。
添加すると、タイヤへの塗布の作業性が向上し、タイヤ
の艶が一層良くなる。シリコーンオイルの添加量は、5
〜25重量%程度が適当である。
【0019】さらにその他の成分として、紫外線吸収剤
や酸化防止剤を添加することにより、それらの機能に基
いてタイヤの劣化を防止することができる。また必要に
応じて色素や香料を添加することもできる。さらに塗り
むらを少くするためにレベリング剤を添加することも可
能である。
や酸化防止剤を添加することにより、それらの機能に基
いてタイヤの劣化を防止することができる。また必要に
応じて色素や香料を添加することもできる。さらに塗り
むらを少くするためにレベリング剤を添加することも可
能である。
【0020】本発明は、以上述べた各成分を有機溶剤に
混入するのであるが、その有機溶剤としては、脂肪族炭
化水素系、芳香族炭化水素系などの溶剤を使用すること
ができ、この溶剤に各成分を溶解又は分散する。
混入するのであるが、その有機溶剤としては、脂肪族炭
化水素系、芳香族炭化水素系などの溶剤を使用すること
ができ、この溶剤に各成分を溶解又は分散する。
【0021】またその溶液又は分散物に界面活性剤と水
とを加えて、水性のエマルジョンとして使用することも
できる。さらに噴霧剤を加えてエアゾールとして使用す
ることも可能である。
とを加えて、水性のエマルジョンとして使用することも
できる。さらに噴霧剤を加えてエアゾールとして使用す
ることも可能である。
【0022】
【作用】本発明においては、主成分としてシリコーンワ
ニスを含んでおり、当該シリコーンワニスはタイヤの表
面に塗布したときにタイヤ面において縮合して、タイヤ
表面上に強靭なシリコーン皮膜を形成し、タイヤと強固
に結合して密着すると共に、シリコーン皮膜の有する光
沢及び撥水性能により、タイヤに良好な艶及び撥水性を
与える。
ニスを含んでおり、当該シリコーンワニスはタイヤの表
面に塗布したときにタイヤ面において縮合して、タイヤ
表面上に強靭なシリコーン皮膜を形成し、タイヤと強固
に結合して密着すると共に、シリコーン皮膜の有する光
沢及び撥水性能により、タイヤに良好な艶及び撥水性を
与える。
【0023】またゴム系高分子重合体はタイヤを構成す
るゴムに近いゴム弾性を有しているため、当該ゴム系高
分子重合体を添加することにより、タイヤとのなじみが
よくなる。そのためタイヤとの密着性が向上すると共
に、走行によるタイヤの変形に追従することができ、耐
久性が良好となる。
るゴムに近いゴム弾性を有しているため、当該ゴム系高
分子重合体を添加することにより、タイヤとのなじみが
よくなる。そのためタイヤとの密着性が向上すると共
に、走行によるタイヤの変形に追従することができ、耐
久性が良好となる。
【0024】また粘着付与剤はゴム系高分子重合体と相
溶して粘着性を付与し、ゴム系高分子重合体のタイヤに
対する密着性をさらに向上させる。
溶して粘着性を付与し、ゴム系高分子重合体のタイヤに
対する密着性をさらに向上させる。
【0025】
【発明の効果】従って本発明によれば、本発明のタイヤ
艶出し保護組成物をタイヤに塗布することにより良好な
艶及び撥水性を付与すると共に、その性能を長期間に亘
って持続することができる。
艶出し保護組成物をタイヤに塗布することにより良好な
艶及び撥水性を付与すると共に、その性能を長期間に亘
って持続することができる。
【0026】
【実施例】以下本発明を実施例に基いて説明する。
【0027】実施例1 ジメチルシリコーンオイル 20重量% シリコーンワニスSH-805 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 24重量% 水素添加ロジン 4重量% ゴム系高分子重合体A 3重量% キシレン 49重量%
【0028】実施例2 ジメチルシリコーンオイル 15重量% シリコーンワニスKR-213 (信越化学株式会社製) 20重量% 不均斉化ガムロジン 5重量% ゴム系高分子重合体B 2重量% オクタン 58重量%
【0029】実施例3 シリコーンワニスSH-840 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 21重量% ガムロジン 8重量% ゴム系高分子重合体C 4重量% ミネラルスピリット 67重量%
【0030】実施例4 ジメチルシリコーンオイル 15重量% シリコーンワニスKR-272 (信越化学株式会社製) 18重量% テルペンフェノール樹脂 6重量% ゴム系高分子重合体A 2重量% オクタン 59重量%
【0031】実施例5 ジメチルシリコーンオイル 16重量% シリコーンワニスSH-840 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 24重量% テルペンフェノール樹脂 8重量% ゴム系高分子重合体C 3重量% キシレン 49重量%
【0032】実施例6 実施例1の組成物 40重量% 界面活性剤(ホ゜リオキシエチレンノニルフェニルエ-テル (ノイケ゛ンEA-140 )) 4重量% 水 56重量%
【0033】実施例7 実施例6の組成物 70重量% 噴射剤(液化石油ガス) 30重量%
【0034】比較例1 ジメチルシリコーンオイル 40重量% ヘキサン 60重量%
【0035】比較例2 ジメチルシリコーンオイル 15重量% 蜜ろう 20重量% カーボン粉 5重量% ミネラルスピリット 60重量%
【0036】比較例3 ジメチルシリコーンオイル 10重量% シリコーンワニスSH-805 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 35重量% テルペンフェノール樹脂 5重量% ゴム系高分子重合体A 3重量% ヘキサン 47重量%
【0037】比較例4 ジメチルシリコーンオイル 25重量% シリコーンワニスKR-213 (信越化学株式会社製) 1重量% 水素添加ロジン 8重量% ゴム系高分子重合体C 2重量% ヘキサン 64重量%
【0038】比較例5 ジメチルシリコーンオイル 15重量% シリコーンワニスSH-7020 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 10重量% ガムロジン 15重量% ゴム系高分子重合体B 1重量% ヘキサン 59重量%
【0039】比較例6 ジメチルシリコーンオイル 20重量% シリコーンワニスSH-805 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 20重量% 水素添加ロジン 0.05重量% ゴム系高分子重合体B 3重量% ヘキサン 56.95重量%
【0040】比較例7 ジメチルシリコーンオイル 18重量% シリコーンワニスSH-805 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 20重量% テルペンフェノール樹脂 8重量% ゴム系高分子重合体A 6重量% ヘキサン 48重量%
【0041】比較例8 ジメチルシリコーンオイル 15重量% シリコーンワニスSH-840 (ト-レシリコ-ン株式会社製) 24重量% ガムロジン 10重量% ゴム系高分子重合体B 0.05重量% ヘキサン 50.95重量%
【0042】なお以上の配合において、ゴム系高分子重
合体A,B,Cは、次の通りのものである。
合体A,B,Cは、次の通りのものである。
【0043】 ゴム系高分子重合体A スチレン−ブタジエン共重合体(SBR#1502) 100重量部 メタクリル酸メチル 40重量部 アクリル酸メチル 10重量部 メタクリル酸グリシジル 5重量部 過酸化ベンゾイル 1重量部 溶剤 適量
【0044】以上の配合物を70〜80℃にて窒素気流
中で8時間加熱してグラフト重合を行い、反応物溶液を
メタノールで再沈澱して精製し、ゴム系高分子重合体A
を得た。ゴム系高分子重合体Aの皮膜物性は、Tb=1
50Kg/cm2 、Eb=500%であった。
中で8時間加熱してグラフト重合を行い、反応物溶液を
メタノールで再沈澱して精製し、ゴム系高分子重合体A
を得た。ゴム系高分子重合体Aの皮膜物性は、Tb=1
50Kg/cm2 、Eb=500%であった。
【0045】ゴム系高分子重合体B ゴム系高分子重合体Bとして、スチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体(シェル社製カリフレックスTR−110
1)を使用した。その被膜物性は、Tb=320Kg/cm
2 、Eb=880%であった。
ロック共重合体(シェル社製カリフレックスTR−110
1)を使用した。その被膜物性は、Tb=320Kg/cm
2 、Eb=880%であった。
【0046】 ゴム系高分子重合体C 天然ゴム(ペールクレープ) 100重量部 メタクリル酸メチル 100重量部 酢酸ビニル 100重量部 過酸化ベンゾイル 1重量部 溶剤 適量
【0047】以上の配合物をゴム系高分子重合体Aと同
様に操作してグラフト重合を行って、ゴム系高分子重合
体Cを得た。ゴム系高分子重合体Cの皮膜物性は、Tb
=70Kg/cm2 、Eb=150%であった。
様に操作してグラフト重合を行って、ゴム系高分子重合
体Cを得た。ゴム系高分子重合体Cの皮膜物性は、Tb
=70Kg/cm2 、Eb=150%であった。
【0048】以上の各実施例及び比較例の配合のタイヤ
艶出し保護組成物をタイヤに塗布し、その艶、撥水性、
塗りむらの状態及び耐久性を測定した。
艶出し保護組成物をタイヤに塗布し、その艶、撥水性、
塗りむらの状態及び耐久性を測定した。
【0049】測定方法 艶 : タイヤ艶出し保護組成物を塗布したタイヤの
表面の艶を、目視により評価した。
表面の艶を、目視により評価した。
【0050】撥水性 : タイヤ艶出し保護組成物を塗
布したタイヤに水をシャワー状に掛け、そのときの撥水
状態を目視により評価した。
布したタイヤに水をシャワー状に掛け、そのときの撥水
状態を目視により評価した。
【0051】塗りむら: タイヤ艶出し保護組成物を塗
布したタイヤの表面の塗りむらの状態を、目視により評
価した。
布したタイヤの表面の塗りむらの状態を、目視により評
価した。
【0052】耐久性 : タイヤを装着した自動車を洗
車機で洗浄し、艶及び撥水性を維持した回数を測定し
た。
車機で洗浄し、艶及び撥水性を維持した回数を測定し
た。
【0053】測定の結果を表1に示す。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一角 泰彦 兵庫県神戸市西区樫野台3丁目15−6 (56)参考文献 特開 平3−72582(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】 有機溶剤中に、シリコーンワニス2〜2
5重量%、ゴム系高分子重合体0.1〜4重量%及び粘
着付与剤0.1〜10重量%を含有せしめたことを特徴
とする、タイヤ艶出し保護組成物 - 【請求項2】 前記ゴム系高分子重合体が、スチレン−
ブタジエン共重合体若しくはスチレン−イソプレン共重
合体又はそれらの水素添加物若しくはビニル基含有単量
体をグラフト重合せしめたグラフト変性物であることを
特徴とする、請求項1のタイヤ艶出し保護組成物 - 【請求項3】 前記粘着付与剤が、ロジン系樹脂である
ことを特徴とする、請求項1又は2のタイヤ艶出し保護
組成物 - 【請求項4】 シリコーンオイル5〜25重量%を含む
ことを特徴とする、請求項1、2又は3のタイヤ艶出し
保護組成物
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4273579A JP2623199B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | タイヤの艶出し保護組成物 |
US08/112,460 US5378271A (en) | 1992-09-16 | 1993-08-27 | Tire polishing and protective composition |
DE69311477T DE69311477T2 (de) | 1992-09-16 | 1993-09-15 | Polieren von Reifen und Schutzzusammensetzung |
EP93114863A EP0588326B1 (en) | 1992-09-16 | 1993-09-15 | Tire polishing and protective composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4273579A JP2623199B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | タイヤの艶出し保護組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06100836A JPH06100836A (ja) | 1994-04-12 |
JP2623199B2 true JP2623199B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=17529770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4273579A Expired - Fee Related JP2623199B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | タイヤの艶出し保護組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5378271A (ja) |
EP (1) | EP0588326B1 (ja) |
JP (1) | JP2623199B2 (ja) |
DE (1) | DE69311477T2 (ja) |
Families Citing this family (15)
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---|---|---|---|---|
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JP4408998B2 (ja) * | 1999-08-18 | 2010-02-03 | 株式会社ジーシー | マウスガード組成物 |
US7497240B2 (en) * | 2001-12-19 | 2009-03-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire including projections having sides of unequal length and an undercut extending beneath the apex |
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