JP2539292Y2 - 化粧用型枠パネル - Google Patents
化粧用型枠パネルInfo
- Publication number
- JP2539292Y2 JP2539292Y2 JP1992080721U JP8072192U JP2539292Y2 JP 2539292 Y2 JP2539292 Y2 JP 2539292Y2 JP 1992080721 U JP1992080721 U JP 1992080721U JP 8072192 U JP8072192 U JP 8072192U JP 2539292 Y2 JP2539292 Y2 JP 2539292Y2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建築、土木における躯体
成形時に打設されたコンクリートを支える型枠パネルに
関し、特に躯体の外面に凹凸模様の化粧を施すのに最適
な化粧用型枠パネルに関する。
成形時に打設されたコンクリートを支える型枠パネルに
関し、特に躯体の外面に凹凸模様の化粧を施すのに最適
な化粧用型枠パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種、コンクリートの打設時に使用さ
れる化粧用型枠として、例えば、実公平1−39314
号公報に開示されたものが知られている。この化粧用型
枠は補強用の枠体と、枠体に結合された合板と、合板に
結合された弾性板と、引性板の表面に形成した化粧用の
凹凸とで構成されている。使用時上記化粧用型枠は打設
されるコンクリートを支え、貫通する緊締金具の先端を
コンクリートで成形された躯体側のコーンに結合し、外
部から締め付けている。
れる化粧用型枠として、例えば、実公平1−39314
号公報に開示されたものが知られている。この化粧用型
枠は補強用の枠体と、枠体に結合された合板と、合板に
結合された弾性板と、引性板の表面に形成した化粧用の
凹凸とで構成されている。使用時上記化粧用型枠は打設
されるコンクリートを支え、貫通する緊締金具の先端を
コンクリートで成形された躯体側のコーンに結合し、外
部から締め付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の化粧用型枠
はコンクリートを支えるために緊締金具を貫通させるた
め、部品点数が多く、組付、解体の作業性が悪い。又、
躯体側にはコーンが残るため、このコーンを除去する作
業とコンクリート表面を仕上げる後加工が必要である
上、化粧を修理する必要があるから、作業性、経済性に
劣り、工事のスピードアッも図れない不具合がある。そ
こで、本考案の目的はパネル自体を貫通させる緊締金具
が不要であり、部品点数が少なく、躯体の外面に対する
仕上等の後加工が不要となる作業性、経済性にすぐれた
化粧用型枠パネルを提供することである。
はコンクリートを支えるために緊締金具を貫通させるた
め、部品点数が多く、組付、解体の作業性が悪い。又、
躯体側にはコーンが残るため、このコーンを除去する作
業とコンクリート表面を仕上げる後加工が必要である
上、化粧を修理する必要があるから、作業性、経済性に
劣り、工事のスピードアッも図れない不具合がある。そ
こで、本考案の目的はパネル自体を貫通させる緊締金具
が不要であり、部品点数が少なく、躯体の外面に対する
仕上等の後加工が不要となる作業性、経済性にすぐれた
化粧用型枠パネルを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の第1の構成は、表面に化粧用凹凸模様を形
成した化粧板と、化粧板の背面に固定した平板と、平板
の背面に固定した補強用枠体と、補強用枠体の背面に着
脱自在に結合した締め付け部材と、締め付け部材に結合
された地上に起立する支柱又は足場枠とからなり、前記
締め付け部材は補強用枠体の背面に着脱自在に結合した
クランプと、クランプの背面に一体に結合した半円状フ
ランジと、当該フランジに着脱自在に爪又はシューを介
して結合されるブレースとからなり、ブレースの他端が
支柱又は足場枠に結合されていることを特徴とするもの
である。同じく、第2の構成は、表面に化粧用凹凸模様
を形成した化粧板と、化粧板の背面に固定した平板と、
平板の背面に固定した補強用枠体と、補強用枠体の背面
に固定した一つ又は複数の半円状フランジと、フランジ
に着脱自在に爪又はシューを介して結合されるブレース
と、ブレースに結合された地上に起立する支柱又は足場
枠とからなり、補強用枠体は矩形の外側枠と、外側枠の
内側に横方向に架設した複数の横枠と、横枠間に縦方向
に架設した縦枠とからなり、横枠又は縦枠の背面にフラ
ンジが固定されていることを特徴とするものである。
め、本考案の第1の構成は、表面に化粧用凹凸模様を形
成した化粧板と、化粧板の背面に固定した平板と、平板
の背面に固定した補強用枠体と、補強用枠体の背面に着
脱自在に結合した締め付け部材と、締め付け部材に結合
された地上に起立する支柱又は足場枠とからなり、前記
締め付け部材は補強用枠体の背面に着脱自在に結合した
クランプと、クランプの背面に一体に結合した半円状フ
ランジと、当該フランジに着脱自在に爪又はシューを介
して結合されるブレースとからなり、ブレースの他端が
支柱又は足場枠に結合されていることを特徴とするもの
である。同じく、第2の構成は、表面に化粧用凹凸模様
を形成した化粧板と、化粧板の背面に固定した平板と、
平板の背面に固定した補強用枠体と、補強用枠体の背面
に固定した一つ又は複数の半円状フランジと、フランジ
に着脱自在に爪又はシューを介して結合されるブレース
と、ブレースに結合された地上に起立する支柱又は足場
枠とからなり、補強用枠体は矩形の外側枠と、外側枠の
内側に横方向に架設した複数の横枠と、横枠間に縦方向
に架設した縦枠とからなり、横枠又は縦枠の背面にフラ
ンジが固定されていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】打設されたコンクリートを支えるには外方から
ブレースで加圧して締め付ける。成形された躯体の表面
には化粧板の凹凸に対応する凸状と凹状の化粧模様が形
成される。
ブレースで加圧して締め付ける。成形された躯体の表面
には化粧板の凹凸に対応する凸状と凹状の化粧模様が形
成される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図にもとづいて説明
する。本考案の一実施例に係る化粧用型枠パネル1は図
1に示すように、表面に化粧用凹凸28模様を形成した
化粧板Aと、化粧板Aの背面に固定した平板2と、平板
2の背面に固定した補強用枠体3と、補強用枠体3の背
面に着脱自在に結合した締め付け部材Bと、締め付け部
材Bに結合された地上に起立する支柱又は足場枠とから
なっている。化粧板Aと平板2と補強用枠体3は一つの
パネルを構成している。締め付け部材Bは補強用枠体4
の背面に着脱自在に結合したクランプ26と、クランプ
26の背面に一体に結合した半円状フランジ29と、当
該フランジ29に着脱自在に爪又はシュー31を介して
結合されるブレース30とからなり、ブレース30の他
端が支柱又は足場枠に結合されるものである。本考案の
もう一つの実施例に係る化粧用型枠パネル1はフランジ
29を直接補強用枠体4の背面に固定したものであり、
これは、表面に化粧用凹凸28模様を形成した化粧板A
と、化粧板Aの背面に固定した平板2と、平板2の背面
に固定した補強用枠体3と、補強用枠体3の背面に固定
した一つ又は複数の半円状フランジ29と、フランジ2
9に着脱自在に爪又はシュー31を介して結合されるブ
レース30と、ブレース30に結合された地上に起立す
る支柱又は足場枠とからなっており、化粧板Aと平板2
と補強用枠体3とで一つのパネルを構成している。この
場合、補強用枠体3は矩形の外側枠4と、外側枠4の内
側に横方向に架設した複数の横枠5と、横枠5間に縦方
向に架設した縦枠6とからなり、横枠5又は縦枠6の背
面にフランジ29が固定されているものである。以下、
更に詳しく述べる。化粧板Aは金属、プラスチックス、
木材又は耐久性、耐候性、耐油性、耐熱性にすぐれたゴ
ムで成形される。枠体3は全体が矩形の外側枠4と、外
側枠4の内側に一つ又は複数横方向に架設した横枠5
と、横枠5間と縦方向に架設した縦枠6とで構成されて
いる。外側枠4は長尺な型材材料から任意の長さに切断
した中空なアルミニューム等の型材4と、型材4の一端
に水平に張出した平板支持用の支持片12を備えてい
る。型枠4の内部は梁材13で補強され、その外面の上
下、及び背面に内周にテーパを形成した断面V字状又は
台形状の溝14,15,16が軸方向に沿って形成さ
れ、これにより外周に凹凸が形成されて凸部が型材4を
補強している。同じく横枠5も上記と同じく中空な型材
17と、この型材17内に設けた梁材18とを備え、型
材17の外周上下、前後に相対向する溝19,20及び
21,22が軸方向に形成されている。同じく縦枠6は
中空な型材23と、型材23の左右に相対向する一対の
断面コ字状の溝24,25が軸方向に沿って形成されて
いる。従って、この溝24,25によって外周に凹凸が
形成されて凸部が全体を補強している。上記外側枠4の
溝14,15,16、横枠5の溝19,20,21,2
2及び縦枠6の溝24,25には上下背部又は左右から
指を差し込める為に、手で簡単につかみやすく、手動で
型枠パネル1の持ち運びが出来る。更に型枠パネルは躯
体の大きさによって複数上下方向又は横方向に連設する
が、この際、隣接する型枠パネル1,1同志を図1、図
2に示すように、クランプ26で結合させる。この時ク
ランプ26の爪等の引掛部を外側枠4の溝15に引掛け
る為、喰い込みが良く、しっかりと締結できる。この結
果、隣接する型枠パネル同志の間には隙間がなく、位置
がずれるような目違いの発生も防止できる。平板2は複
数の板材を積層して合板とするのが好ましいが、一枚の
板体でもよい。化粧板Aは金属、木材、ゴム、プラスチ
ックス等からなる一枚の板材又は合板からなる板体27
と、板体27の表面に形成した凹凸28とで構成され、
凹凸28は躯体の表面に成形されたる化粧としていろい
ろな模様に成形される。一つの実施例に係る締め付け部
材Bは枠体3の背面に着脱自在に結合されるクランプ2
6と、このクランプ26の背面と一体に結合したフラン
ジ29と、このフランジ29に着脱自在に結合されるブ
レース30とで構成されている。他の実施例としてフラ
ンジ29は縦枠6又は横枠5の背面に固定されている。
このフランジ29は外周にフックを設けた皿板、多孔の
板、又は半リング状、半カップ状等に形成され、爪や、
フックやシューが引掛けられるようになっている。ブレ
ース30はフランジ29の引掛部に着脱自在に引掛けら
れる爪、フック又はシュー31を備え、これらの爪、フ
ック又はシュー31を介して一つ又は複数いろいろな方
向にブレース30を結合している。ブレース30は地上
から起立する支柱、足場枠等に結合されている。化粧用
型枠パネル1は打設されるコンクリートを支え、ブレー
ス30で支えておく。この為、打設されたコンクリート
からの荷重はフランジ29とブレース30を介して支柱
や足場枠で支え、しかもコンクリート側に押し込むこと
により化粧用型枠パネル1を締め付ける。コンクリート
で躯体が成形されたとき、この躯体の表面は化粧板Aの
凹凸28により、この凹凸に対応する凸状又は凹状の化
粧模様が成形される。しかも、締め付け部材Bを介して
化粧用型枠パネル1を引張って解体したとき凹凸の化粧
模様がそのまま残り、コンクリート表面の仕上げ等の後
加工をする必要がない。
する。本考案の一実施例に係る化粧用型枠パネル1は図
1に示すように、表面に化粧用凹凸28模様を形成した
化粧板Aと、化粧板Aの背面に固定した平板2と、平板
2の背面に固定した補強用枠体3と、補強用枠体3の背
面に着脱自在に結合した締め付け部材Bと、締め付け部
材Bに結合された地上に起立する支柱又は足場枠とから
なっている。化粧板Aと平板2と補強用枠体3は一つの
パネルを構成している。締め付け部材Bは補強用枠体4
の背面に着脱自在に結合したクランプ26と、クランプ
26の背面に一体に結合した半円状フランジ29と、当
該フランジ29に着脱自在に爪又はシュー31を介して
結合されるブレース30とからなり、ブレース30の他
端が支柱又は足場枠に結合されるものである。本考案の
もう一つの実施例に係る化粧用型枠パネル1はフランジ
29を直接補強用枠体4の背面に固定したものであり、
これは、表面に化粧用凹凸28模様を形成した化粧板A
と、化粧板Aの背面に固定した平板2と、平板2の背面
に固定した補強用枠体3と、補強用枠体3の背面に固定
した一つ又は複数の半円状フランジ29と、フランジ2
9に着脱自在に爪又はシュー31を介して結合されるブ
レース30と、ブレース30に結合された地上に起立す
る支柱又は足場枠とからなっており、化粧板Aと平板2
と補強用枠体3とで一つのパネルを構成している。この
場合、補強用枠体3は矩形の外側枠4と、外側枠4の内
側に横方向に架設した複数の横枠5と、横枠5間に縦方
向に架設した縦枠6とからなり、横枠5又は縦枠6の背
面にフランジ29が固定されているものである。以下、
更に詳しく述べる。化粧板Aは金属、プラスチックス、
木材又は耐久性、耐候性、耐油性、耐熱性にすぐれたゴ
ムで成形される。枠体3は全体が矩形の外側枠4と、外
側枠4の内側に一つ又は複数横方向に架設した横枠5
と、横枠5間と縦方向に架設した縦枠6とで構成されて
いる。外側枠4は長尺な型材材料から任意の長さに切断
した中空なアルミニューム等の型材4と、型材4の一端
に水平に張出した平板支持用の支持片12を備えてい
る。型枠4の内部は梁材13で補強され、その外面の上
下、及び背面に内周にテーパを形成した断面V字状又は
台形状の溝14,15,16が軸方向に沿って形成さ
れ、これにより外周に凹凸が形成されて凸部が型材4を
補強している。同じく横枠5も上記と同じく中空な型材
17と、この型材17内に設けた梁材18とを備え、型
材17の外周上下、前後に相対向する溝19,20及び
21,22が軸方向に形成されている。同じく縦枠6は
中空な型材23と、型材23の左右に相対向する一対の
断面コ字状の溝24,25が軸方向に沿って形成されて
いる。従って、この溝24,25によって外周に凹凸が
形成されて凸部が全体を補強している。上記外側枠4の
溝14,15,16、横枠5の溝19,20,21,2
2及び縦枠6の溝24,25には上下背部又は左右から
指を差し込める為に、手で簡単につかみやすく、手動で
型枠パネル1の持ち運びが出来る。更に型枠パネルは躯
体の大きさによって複数上下方向又は横方向に連設する
が、この際、隣接する型枠パネル1,1同志を図1、図
2に示すように、クランプ26で結合させる。この時ク
ランプ26の爪等の引掛部を外側枠4の溝15に引掛け
る為、喰い込みが良く、しっかりと締結できる。この結
果、隣接する型枠パネル同志の間には隙間がなく、位置
がずれるような目違いの発生も防止できる。平板2は複
数の板材を積層して合板とするのが好ましいが、一枚の
板体でもよい。化粧板Aは金属、木材、ゴム、プラスチ
ックス等からなる一枚の板材又は合板からなる板体27
と、板体27の表面に形成した凹凸28とで構成され、
凹凸28は躯体の表面に成形されたる化粧としていろい
ろな模様に成形される。一つの実施例に係る締め付け部
材Bは枠体3の背面に着脱自在に結合されるクランプ2
6と、このクランプ26の背面と一体に結合したフラン
ジ29と、このフランジ29に着脱自在に結合されるブ
レース30とで構成されている。他の実施例としてフラ
ンジ29は縦枠6又は横枠5の背面に固定されている。
このフランジ29は外周にフックを設けた皿板、多孔の
板、又は半リング状、半カップ状等に形成され、爪や、
フックやシューが引掛けられるようになっている。ブレ
ース30はフランジ29の引掛部に着脱自在に引掛けら
れる爪、フック又はシュー31を備え、これらの爪、フ
ック又はシュー31を介して一つ又は複数いろいろな方
向にブレース30を結合している。ブレース30は地上
から起立する支柱、足場枠等に結合されている。化粧用
型枠パネル1は打設されるコンクリートを支え、ブレー
ス30で支えておく。この為、打設されたコンクリート
からの荷重はフランジ29とブレース30を介して支柱
や足場枠で支え、しかもコンクリート側に押し込むこと
により化粧用型枠パネル1を締め付ける。コンクリート
で躯体が成形されたとき、この躯体の表面は化粧板Aの
凹凸28により、この凹凸に対応する凸状又は凹状の化
粧模様が成形される。しかも、締め付け部材Bを介して
化粧用型枠パネル1を引張って解体したとき凹凸の化粧
模様がそのまま残り、コンクリート表面の仕上げ等の後
加工をする必要がない。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、次の効果がある。 1)各請求項1、2の考案によれば、化粧板と平板と補
強用枠体とがフランジとブレースとを介して地上に起立
する支柱又は足場枠に結合されているため、上記化粧板
等が支柱又は足場枠を介してコンクリートの打設位置に
配置でき、コンクリートの打設時にコンクリートからの
荷重を支柱又は足場枠で支えることができる。この結
果、上記化粧板等を締め付ける緊締金具やコーン等が不
要となり、これにより、躯体内に埋め殺しとなる部材を
使用していないから経済性にすぐれ、組付け、解体が向
上する。 2)請求項1の考案によれば、締め付け部材がクランプ
を備えているから、化粧板と平板と補強用枠体とからな
るパネルを縦横に連設する場合、隣接する二つの化粧板
等のパネルをクランプを結合でき、しかも同時に二つの
パネルを支柱又は足場枠で支えることができる。 3)請求項2の考案によれば、補強用枠体の背面にフラ
ンジが一体に設けられ、このフランジにブレースを介し
て支柱又は足場枠を結合しているから化粧板と平板と補
強用枠体からなるパネルを支柱又は足場枠に接続する部
材がシンプルであり、部品点数が少なく、着脱作業が容
易であり、経済性にすぐれ、組立、解体の作業性が向上
する。 4)各請求項1、2の考案によれば、フランジに対して
ブレースが着脱自在に結合されるから、両者を分離した
とき、別々に持ち運びができ搬送に有利である。 5)同じく各請求項1、2の考案によれば、化粧板等が
支柱又は足場枠で支えられているから化粧板等の背部に
は縦端太材や横端太材を配設する必要がなく、部品点数
が少な〈組付け、解体の作業性が向上し、経済性にすぐ
れている。
強用枠体とがフランジとブレースとを介して地上に起立
する支柱又は足場枠に結合されているため、上記化粧板
等が支柱又は足場枠を介してコンクリートの打設位置に
配置でき、コンクリートの打設時にコンクリートからの
荷重を支柱又は足場枠で支えることができる。この結
果、上記化粧板等を締め付ける緊締金具やコーン等が不
要となり、これにより、躯体内に埋め殺しとなる部材を
使用していないから経済性にすぐれ、組付け、解体が向
上する。 2)請求項1の考案によれば、締め付け部材がクランプ
を備えているから、化粧板と平板と補強用枠体とからな
るパネルを縦横に連設する場合、隣接する二つの化粧板
等のパネルをクランプを結合でき、しかも同時に二つの
パネルを支柱又は足場枠で支えることができる。 3)請求項2の考案によれば、補強用枠体の背面にフラ
ンジが一体に設けられ、このフランジにブレースを介し
て支柱又は足場枠を結合しているから化粧板と平板と補
強用枠体からなるパネルを支柱又は足場枠に接続する部
材がシンプルであり、部品点数が少なく、着脱作業が容
易であり、経済性にすぐれ、組立、解体の作業性が向上
する。 4)各請求項1、2の考案によれば、フランジに対して
ブレースが着脱自在に結合されるから、両者を分離した
とき、別々に持ち運びができ搬送に有利である。 5)同じく各請求項1、2の考案によれば、化粧板等が
支柱又は足場枠で支えられているから化粧板等の背部に
は縦端太材や横端太材を配設する必要がなく、部品点数
が少な〈組付け、解体の作業性が向上し、経済性にすぐ
れている。
【図1】化粧用型枠パネルの分解斜視図である。
【図2】図1の横断平面図である。
【図3】外側枠の断面図である。
【図4】横枠の断面図である。
【図5】縦枠の断面図である。
2 平板 3 補強用枠体 26 クランプ 28 凹凸 29 フランジ 30 ブレース 31 シュー A 化粧板 B 締め付け部材
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に化粧用凹凸模様を形成した化粧板
と、化粧板の背面に固定した平板と、平板の背面に固定
した補強用枠体と、補強用枠体の背面に着脱自在に結合
した締め付け部材と、締め付け部材に結合された地上に
起立する支柱又は足場枠とからなり、前記締め付け部材
は補強用枠体の背面に着脱自在に結合したクランプと、
クランプの背面に一体に結合した半円状フランジと、当
該フランジに着脱自在に爪又はシューを介して結合され
るブレースとからなり、ブレースの他端が支柱又は足場
枠に結合されている化粧用型枠パネル。 - 【請求項2】 表面に化粧用凹凸模様を形成した化粧板
と、化粧板の背面に固定した平板と、平板の背面に固定
した補強用枠体と、補強用枠体の背面に固定した一つ又
は複数の半円状フランジと、フランジに着脱自在に爪又
はシューを介して結合されるブレースと、ブレースに結
合された地上に起立する支柱又は足場枠とからなり、補
強用枠体は矩形の外側枠と、外側枠の内側に横方向に架
設した複数の横枠と、横枠間に縦方向に架設した縦枠と
からなり、横枠又は縦枠の背面にフランジが固定されて
いる化粧用型枠パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080721U JP2539292Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 化粧用型枠パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080721U JP2539292Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 化粧用型枠パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640198U JPH0640198U (ja) | 1994-05-27 |
JP2539292Y2 true JP2539292Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13726230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992080721U Expired - Lifetime JP2539292Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 化粧用型枠パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539292Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA036484B9 (ru) * | 2015-07-31 | 2021-04-22 | Не-Ру Иншаат Тиджарет Ве Санайи Лимитед Ширкети | Конструкция панели для системы туннельной опалубки |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120031A (en) * | 1975-04-14 | 1976-10-21 | Shimizu Construction Co Ltd | Largeesized pannel device |
AT355916B (de) * | 1976-07-13 | 1980-03-25 | Akzo Nv | Zahnradpumpe mit verminderter leistungsaufnahme zum foerdern viskoser fluessigkeiten |
JPS60110539U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | 鐘淵化学工業株式会社 | 繰形型枠 |
JPS60121061U (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | ホリ−株式会社 | コンクリ−ト壁体構築用型枠パネルの締付け連結具 |
JPS6439314U (ja) * | 1987-09-02 | 1989-03-09 | ||
JP2617737B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1997-06-04 | ホリー株式会社 | 壁型枠支持装置 |
JPH0222435U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-14 | ||
JPH02178442A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-11 | Tatsuo Ono | 支柱の連結方法及び支柱装置 |
JP2645325B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1997-08-25 | 学校法人早稲田大学 | 型枠部材及び型枠部材把持装置 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP1992080721U patent/JP2539292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0640198U (ja) | 1994-05-27 |
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