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JP2503557Y2 - 接眼装置 - Google Patents

接眼装置

Info

Publication number
JP2503557Y2
JP2503557Y2 JP11017989U JP11017989U JP2503557Y2 JP 2503557 Y2 JP2503557 Y2 JP 2503557Y2 JP 11017989 U JP11017989 U JP 11017989U JP 11017989 U JP11017989 U JP 11017989U JP 2503557 Y2 JP2503557 Y2 JP 2503557Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyepiece
groove
sleeve
ring
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11017989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349520U (ja
Inventor
英彦 古橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP11017989U priority Critical patent/JP2503557Y2/ja
Publication of JPH0349520U publication Critical patent/JPH0349520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503557Y2 publication Critical patent/JP2503557Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Lens Barrels (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は接眼装置に関し、例えば顕微鏡の接眼装置と
して用いられるものである。
〔従来の技術〕
接眼レンズ自体に視度補正用ヘリコイドや写真撮影用
焦点鏡を内蔵する従来の顕微鏡におけるこの種装置は第
6図〜第9図に示す様な構造であった。第6図に示す鏡
筒の縦断面図及び第7図に示す鏡筒の平面図(第6図の
C矢視図)に於て、鏡筒本体11から突出して形成された
接眼スリーブ12には、胴付面12aからスラスト方向へ溝1
3が設けられ、第8図、第9図に示した接眼レンズ14に
ねじ止められたピン15が接眼レンズ14を接眼スリーブ12
に挿入するとき溝13に係合し、鏡筒の胴付面12aに接眼
レンズ14の鍔16により形成される胴付面16aが当接し、
接眼スリーブ12への接眼レンズ14の装着が完了する。こ
のとき、溝13に嵌入するピン15のために、接眼レンズ14
の本体が接眼スリーブ12内で回転しないよう制限されて
いる構造であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の技術に於いては鏡筒スリーブに溝
を有しない鏡筒にピンの付いた接眼レンズを使おうとす
ると、ピンが挿入時の制限となり、顕微鏡の鏡筒長が規
定値より長くなり、顕微鏡の性能を損なう欠点があっ
た。又、ピンのねじ止め部の接眼レンズの筒は肉厚を厚
くとれないことが多く、ねじ山が少くピンの着脱を頻繁
に行うとねじ山がつぶれ、ピンの装着不能となる欠点が
あり、更にピンの着脱にはドライバのような工具を必要
とする繁雑さを有するという欠点があった。本考案はこ
の様な従来の問題点に鑑みて、工具を必要とせず、接眼
レンズの回転制限の有るものと無いものでも鏡筒長を変
化させずに互換性を保つことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本考案はまず、鏡筒の接
眼スリーブ外周に、接眼レンズ用の胴付け面からスラス
ト方向へ少なくとも一つの溝または突起を形成すると共
に、前記溝または突起と嵌まり合う突起または溝を内側
に有するリングを前記スリーブ外周に嵌合して接眼鏡筒
を構成し、前記スリーブの内周に嵌合する接眼レンズの
胴付け面を形成する鍔側面に、前記リングの突起または
溝と嵌まり合う溝または突起を形成してなることを特徴
とする接眼装置であり、さらに、前記リングは前記スリ
ーブ外周に着脱自在に嵌合していることを特徴とする顕
微鏡の接眼装置であり、さらに、前記接眼スリーブ外周
と前記リングの内周とに前記リングの抜け止め防止用の
突起と該突起の嵌まり合う溝を形成したことを特徴とす
る接眼装置であり、また、接眼スリーブ外周に、接眼レ
ンズ用の胴付け面からスラスト方向へ、少なくとも一つ
の溝または突起を形成すると共に、前記溝または突起と
嵌まり合う突起または溝を内側に有するリングを、前記
スリーブ外周に着脱自在に嵌合してなることを特徴とす
る接眼鏡筒であり、さらにまた、接眼スリーブの胴付け
面の外周近傍に、スラスト方向へ突出して少なくとも一
つの溝または突起を形成して接眼鏡筒を構成し、前記ス
リーブの内周に嵌合する接眼レンズの胴付け面を形成す
る鍔側面に、前記溝または突起と嵌まり合う突起または
溝を形成してなることを特徴とする接眼装置である。
〔作用〕
本考案に於ては回転制限を有する接眼レンズを制限を
有しない鏡筒に使用する場合、回転制限は接眼レンズ胴
付面を形成する鍔側面にあるため、じゃまにはならず、
そのまま使用することができる又、回転制限を有しない
接眼レンズを回転制限を有する鏡筒に使用する場合、接
眼レンズ胴付面を形成する鍔外径が接眼鏡筒のリングの
最小内径よりも小さければそのまま使用可能であり、逆
に鍔外径が大きければ、該リングを取り外せば使用可能
となり、それぞれ互換性を有する。
〔実施例〕
第1図〜第5図は本考案を顕微鏡に利用した実施例で
あって、第1図及び第1図のA矢視図である第2図に示
したように、鏡筒1の接眼スリーブ2の外周には接眼レ
ンズ2の胴付面2aからスラスト方向へ溝5が形成され、
この溝5に第3図に斜視図で示したリング3の内径に設
けられた突起4がキーとキー溝の如くに嵌め合ってい
る。更に、第4図及び第4図のB矢視図として示した接
眼レンズ8の胴付面10aを形成する鍔10にも、接眼レン
ズ8の接眼スリーブ2への挿入時に突起4に嵌め合う溝
9が設けられている。第1図及び第3図に示したよう
に、リング3には内径に別の突起6、6′があり、第1
図に示したように、突起6、6′は接眼スリーブ2の外
周に設けられた溝7、7′に嵌まっている。なお、溝
7、7′はリング状の溝でも良い。リング3はスリーブ
2から人為的に着脱可能なように伸縮がある程度可能な
合成樹脂等の材料で作られるか、変形し易いようにリン
グ3の内周とスリーブ2の外周の嵌合は、ある程度の隙
間を有するように構成されている。以上の構成では鏡筒
と接眼レンズの組合わせではリング3に設けた突起4と
接眼スリーブ2、及び接眼レンズ8の溝5、9により接
眼レンズの回転制限としての作用を有する。すなわち、
リング4の突起4が接眼スリーブ2の溝5に嵌入してリ
ング4が回転を制限され、制限レンズ8の接眼スリーブ
2への挿入により、接眼スリーブ2の胴付面2aに接眼レ
ンズ8の胴付面10aが当接したとき、接眼レンズの鍔10
の溝9が突起4に嵌入して回転を制限されている。回転
制限を持たない接眼レンズを接眼スリーブ2に挿入する
場合は、接眼レンズ8の胴付面10aを形成する鍔10の外
径がリング3の突起4の内径より小さい場合は、鍔10が
突起4に当たらないので、突起4が何ら支障とならずに
胴付面2a、10a同志が当接するまでレンズ8を挿入で
き、大きい場合は、鍔10が突起4に当接して、レンズ8
はそれ以上挿入できないが、リング3を接眼スリーブ2
から取り外すことで何ら支障なく胴付面2a、10a同志が
当接するまで挿入できる。なお、第4図、第5図の接眼
レンズを通常の鏡筒(回転止めのないもの)に使用する
場合には、通常の鏡筒の接眼スリーブには何も拘束物が
無いのでそのまま使用することができる。
なお、以上の実施例では接眼スリーブ2とリング3と
を着脱自在とすることにより、リング3に突起4を形成
した場合であっても、あらゆる接眼レンズとの組み合わ
せを可能にしたが、接眼レンズの種類が限られており、
制限の必要でない接眼レンズの鍔外周がリング内径突起
4と干渉しない小径の場合には、接眼スリーブ2とリン
グ3とを固定したものであっても良く、さらに、リング
3の機能を接眼スリーブ2自体に持たせてもよい。
また、以上の実施例は顕微鏡に適用したが、本考案は
広く接眼レンズを有する光学機器に適用することができ
る。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によれば接眼レンズの回転制限が鏡
筒の接眼スリーブの接眼レンズとの胴付面より外部にあ
るので回転制限の有るものと無いものとの互換性が可能
となる利点がある。又回転制限が薄肉部へのねじ止めで
ないため回転制限着脱によるねじ山のつぶれ等による回
転制限の取付け不能の故障になり難い等の効果がある。
さらに、鏡筒の回転制限を人為的に取り除くことを可
能とすることにより、鏡筒の回転制限に当接する程度に
大径の接眼レンズも使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による接眼鏡筒の断面図、第2図は第1
図のA矢視図、第3図はリング3の斜視図、第4図は本
考案による接眼レンズの側面図、第5図は第4図のB矢
視図、第6図は従来の鏡筒の断面図、第7図は第6図の
C矢視図、第8図は従来の接眼レンズの側面図、第9図
は第8図のD矢視図である。 〔主要部分の符号の説明〕 2……接眼スリーブ、2a……胴付面、3……リング、4
……リング内径突起、5……鏡筒スリーブ溝、9……接
眼レンズ溝、10……鍔、10a……胴付面。

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡筒の接眼スリーブ外周に、接眼レンズ用
    の胴付け面からスラスト方向へ少なくとも一つの溝また
    は突起を形成すると共に、前記溝または突起と嵌まり合
    う突起または溝を内側に有するリングを前記スリーブ外
    周に嵌合して接眼鏡筒を構成し、前記スリーブの内周に
    嵌合する接眼レンズの胴付け面を形成する鍔側面に、前
    記リングの突起または溝と嵌まり合う溝または突起を形
    成してなることを特徴とする接眼装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の接眼装置において、 前記リングは前記スリーブ外周に着脱自在に嵌合してい
    ることを特徴とする接眼装置。
  3. 【請求項3】請求項(2)記載の接眼装置において、 前記接眼スリーブ外周と前記リングの内周とに前記リン
    グの抜け止め防止用の突起と該突起の嵌まり合う溝を形
    成したことを特徴とする接眼装置。
  4. 【請求項4】接眼スリーブ外周に、接眼レンズ用の胴付
    け面からスラスト方向へ、少なくとも一つの溝または突
    起を形成すると共に、前記溝または突起と嵌まり合う突
    起または溝を内側に有するリングを、前記スリーブ外周
    に着脱自在に嵌合してなることを特徴とする接眼鏡筒。
  5. 【請求項5】接眼スリーブの胴付け面の外周近傍に、ス
    ラスト方向へ突出して少なくとも一つの溝または突起を
    形成して接眼鏡筒を構成し、前記スリーブの内周に嵌合
    する接眼レンズの胴付け面を形成する鍔側面に、前記溝
    または突起と嵌まり合う突起または溝を形成してなるこ
    とを特徴とする接眼装置。
JP11017989U 1989-09-20 1989-09-20 接眼装置 Expired - Lifetime JP2503557Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11017989U JP2503557Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 接眼装置

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JP11017989U JP2503557Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 接眼装置

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JPH0349520U JPH0349520U (ja) 1991-05-15
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JPH0349520U (ja) 1991-05-15

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