JP2005241722A - 目当てキャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 目当てキャップが目当てから簡単に外れないようにする。
【解決手段】 光学機器の目当て20に装着される目当てキャップ10において、目当て20の先端部のフランジ部23を圧入可能な環状凹部15を底面部11に形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 光学機器の目当て20に装着される目当てキャップ10において、目当て20の先端部のフランジ部23を圧入可能な環状凹部15を底面部11に形成した。
【選択図】 図1
Description
この発明は光学機器の目当てに装着される目当てキャップに関する。
双眼鏡等の光学機器の接眼部には、外光の侵入を防止したり、接眼部と目との位置関係を一定に保ち易くしたりすること等を目的として目当てが装着される。
この目当ては一般的に変形し易い軟質ゴム材や軟質合成樹脂材で形成される。目当ては接眼部に装着される装着部とこの装着部から光軸方向へ突出する突出部とを備えている。目当ては使用者の目に押し当てて使用される。
また、目当てには、眼鏡使用者であっても良好な観察をすることができるように、突出部を外側に折り返して使うことができるものがある。
そして、光学機器を使用しないときは、目当ての突出部に目当てキャップを装着し、接眼レンズを保護するようにする。なお、目当てキャップは一般的にプラスチック材料や硬質のゴム材等で形成される。
この種の目当てキャップとしては、特開平8−190059号公報に記載されたものがある。
特開平8−190059号公報
目当てキャップの内周面と目当ての突出部の外周面との摩擦力だけで両者の嵌合状態が維持されている(特開平8−190059号公報の図1参照)。目当ては軟質ゴム材で形成されているため、突出部は変形し易い。突出部が径方向内側へ変形したときには、目当てキャップの内周面と目当ての突出部の外周面との摩擦力が低下し、目当てと目当てキャップとの嵌合が緩くなる。
また、目当てキャップはプラスチック材料等で形成されているので、温度や湿度等の変化によって目当てキャップの径方向の寸法が変わる。目当てキャップの径方向の寸法が大きくなったときには、目当てキャップの内周面と目当ての突出部の外周面との摩擦力が低下し、目当てと目当てキャップとの嵌合が緩くなる。
その結果、目当てキャップの装着中に目当てキャップが目当てから外れ、目当てキャップを紛失するおそれがあった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は目当てキャップが目当てから簡単に外れないようにすることである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、光学機器の目当てに装着される目当てキャップにおいて、前記目当ての観察者側端部を挟持する挟持手段を備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の目当てキャップにおいて、前記挟持手段は前記目当ての観察者側端部が圧入される環状凹部であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の目当てキャップにおいて、前記環状凹部と前記目当ての観察者側端部とが接触する領域の近傍に、前記環状凹部に前記目当ての観察者側端部が圧入されたとき、その環状凹部内の空気を逃がす切欠を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の目当てキャップにおいて、前記環状凹部の一部を構成する外側筒部の先端部の内周面に、前記外側筒部の底面部側の内径より大きい径を有し、前記折返し可能な前記目当ての観察者側端部を前記環状凹部内へ案内する案内面を備えていることを特徴とする。
以上に説明したようにこの発明の目当てキャップによれば、目当てキャップが目当てから簡単に外れないようにすることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る目当てキャップを目当てに装着したときの断面を示す概念図、図2は目当てキャップの平面図である。
図1は双眼鏡等の光学機器に設けられた接眼鏡筒30に嵌合によって装着された目当て20に目当てキャップ10を装着した状態を示している。
接眼鏡筒30には接眼レンズ31が保持されている。接眼レンズ31は観察像を拡大して見るためのものである。
目当て20は変形し易い軟質ゴム材や軟質合成樹脂材で円筒形に成形されている。目当て20は接眼鏡筒30に装着される装着部21とこの装着部21から接眼レンズ31の光射出方向へ突出し、外側に折り返し可能な突出部22とを備えている。
突出部22の先端部(観察者側端部)の内周にはほぼ円形断面のフランジ部23が形成されている。突出部22の先端部の外径及び内径はそれぞれ2a及び2bである(図1参照)。
目当てキャップ10はプラスチック材料や硬質のゴム材等で成形されている。
目当てキャップ10は円盤状の底面部11と外側筒部12と内側筒部13とを備えている。底面部11と外側筒部12と内側筒部13とでフランジ部23を圧入可能な環状凹部(挟持手段)15が形成される。この実施形態では、環状凹部15の幅及び内側筒部13の長さ(高さ)はそれぞれフランジ部23の直径にほぼ等しくしたが、環状凹部15の幅及び内側筒部13の長さはフランジ部23の直径より大きくてもよい。
外側筒部12の内径及び内側筒部13の外径はそれぞれ1a及び1bである(図2参照)。突出部22の先端部の外径2aは外側筒部12の内径1aにほぼ等しく、突出部22の先端部の内径2bは内側筒部13の外径1bにほぼ等しい(図2参照)。
外側筒部12には120°の間隔をおいて切欠14が形成されている(図2参照)。切欠14は、環状凹部15にフランジ部23が圧入されたとき、フランジ部23で圧縮された環状凹部15内の空気を外部に逃がす。
目当て20に目当てキャップ10を装着するとき、突出部22の外周面に外側筒部12の内周面を当てて目当てキャップ10を目当て20側へ押し込む。その結果、目当てキャップ10の環状凹部15にフランジ部23が圧入される。
このようにフランジ部23が目当てキャップ10の環状凹部15に圧入されているので、目当て20と目当てキャップ10との嵌合が緩くなり難い。
なお、上述したように目当てキャップ10の径方向の寸法は成形後の温度や湿度等の変化に応じて変わる。
外側筒部12の内径1a及び内側筒部13の外径1bは同じ方向(径方向外側又は内側)に変化するので、環状凹部15の径方向寸法の変化量は外側筒部12の内径1aの変化量Δ1aと内側筒部13の外径1bの変化量Δ1bとの差(Δ1a−Δ1b)になる。
通常、外側筒部12の内径1a及び内側筒部13の外径1bと、外側筒部12の内径1aと内側筒部13の外径1bとの差(1a−1b)との間には次の関係がある。
1a,1b>>(1a−1b)
したがって、外側筒部12の内径1aの変化量Δ1a及び内側筒部13の外径1bの変化量Δ1bと両変化量の差(Δ1a−Δ1b)との間にも次の関係が成り立つ。
Δ1a,Δ1b>>(Δ1a−Δ1b)
このように、目当てキャップ10は成形後の温度や湿度等の環境変化をほとんど受けないことがわかる。
この実施形態によれば、目当てキャップ10が目当て20から簡単に外れない。その結果、目当てキャップ10を紛失し難くなる。また、目当てキャップ10を目当て20に装着するとき、環状凹部15内で圧縮された空気を切欠14を介して外部へ逃がすことができるので、フランジ部23をスムーズに環状凹部15に圧入することができる。更に、フランジ部23を備えるものであれば、目当て20の突出部22の光軸方向への寸法が長くなったとしても目当てキャップ10が目当て20から簡単に外れない。
なお、この実施形態では外側に折り返し可能な突出部22を備えた目当て20に目当てキャップ10を装着する場合を説明したが、目当て20はこれに限られるものではなく、フランジ部23を備えるものであれば、突出部を折り返さない、例えばスライド式の目当て(図示せず)に対しても同様に目当てキャップ10を装着することができる。
図3はこの発明の第2実施形態に係る目当てキャップを目当てに装着する直前の断面を示す概念図、図4は目当てキャップを目当てに装着したときの断面を示す概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
目当てキャップ110は底面部111と外側筒部112と内側筒部113とを備えている。底面部111と外側筒部112と内側筒部113とでフランジ部23を圧入可能な環状凹部(挟持手段)115が形成される。環状凹部115の幅及び内側筒部113の長さはそれぞれフランジ部23の直径にほぼ等しい。
突出部22の先端部の外径は外側筒部112の底面部側の内径にほぼ等しく、突出部22の先端部の内径は内側筒部113の外径にほぼ等しい。
外側筒部112には120°の間隔をおいて切欠114が形成されている。切欠114は、環状凹部115にフランジ部23が圧入されたとき、フランジ部23で圧縮された環状凹部115内の空気を外部に逃がす。
また、外側筒部112の先端部の内周面には折返し可能な突出部22を環状凹部115内へ案内する案内面116が設けられている。
案内面116は光軸Lを中心軸とする円筒面を有する。この面の内径1dは外側筒部112の底面部側の内径より大きい。なお、案内面116を光軸Lに対して対称な傾斜を有するテーパ面としてもよい。
また、内側筒部113の先端部は面取りされ、斜面(又は曲面)1eとなっている。
目当て20に目当てキャップ110を装着する手順は第1実施形態と同様である。
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、折返しによって突出部22が径方向外側へ変形してその径が大きくなったとしても、突出部22をすぼめることなく目当て20の先端部を目当てキャップ110内に挿入することができる。更に、フランジ部23が斜面1eに案内されるため、フランジ部23を環状凹部115に容易に圧入することができる。
10,110 目当てキャップ
14,114 切欠
15,115 環状凹部(挟持手段)
20 目当て
116 案内面
14,114 切欠
15,115 環状凹部(挟持手段)
20 目当て
116 案内面
Claims (4)
- 光学機器の目当てに装着される目当てキャップにおいて、
前記目当ての観察者側端部を挟持する挟持手段を備えていることを特徴とする目当てキャップ。 - 前記挟持手段は前記目当ての観察者側端部が圧入される環状凹部であることを特徴とする請求項1記載の目当てキャップ。
- 前記環状凹部と前記目当ての観察者側端部とが接触する領域の近傍に、前記環状凹部に前記目当ての観察者側端部が圧入されたとき、その環状凹部内の空気を逃がす切欠を備えていることを特徴とする請求項2記載の目当てキャップ。
- 前記環状凹部の一部を構成する外側筒部の先端部の内周面に、前記外側筒部の底面部側の内径より大きい径を有し、前記折返し可能な前記目当ての観察者側端部を前記環状凹部内へ案内する案内面を備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の目当てキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004047839A JP2005241722A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 目当てキャップ |
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JP2004047839A JP2005241722A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 目当てキャップ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014177884A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Hitachi Automotive Systems Steering Ltd | ポンプ装置 |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004047839A patent/JP2005241722A/ja not_active Withdrawn
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