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JP2011512539A - ビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法 - Google Patents

ビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法 Download PDF

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JP2011512539A JP2010547558A JP2010547558A JP2011512539A JP 2011512539 A JP2011512539 A JP 2011512539A JP 2010547558 A JP2010547558 A JP 2010547558A JP 2010547558 A JP2010547558 A JP 2010547558A JP 2011512539 A JP2011512539 A JP 2011512539A
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Abstract

本発明は、多様な被検査体を検査するためのビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法を開示する。本発明のシステムは、被検査体が置かれるテーブルを有するワークピースステージと、複数のラインスキャンカメラと被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするコンピュータとで構成される。テーブルの上面に、ラインスキャンカメラによってスキャンイメージを獲得できるように、マークステージ座標値を有する複数のマークが提供される。マークのうち互いに隣接する二つのマークは、ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配される。マークのうち最初のマークと最後との間のマークのそれぞれは、ラインスキャンカメラのうち互いに隣接する二つのラインスキャンカメラの視野内にオーバーラップされるように配される。本発明の検査方法は、マークイメージ座標値、ワークピースイメージ座標値を用いてワークピースイメージ座標値からワークピースイメージ−ステージ座標値を算出し、ワークピースステージ座標値に対してワークピースイメージ−ステージ座標値が、許容誤差を満足すれば、被検査体を良品として判別する。

Description

本発明は、ビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法に係り、より詳細には、多様な被検査体のスキャンイメージ(Scan Image)を獲得して検査するためのビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法に関する。
ビジョン検査システムは、多様な物体のイメージを撮影してイメージデータを獲得するカメラとカメラから入力されるイメージデータをイメージプロセッシングプログラム(Image Processing Program)によって処理するコンピュータとで構成されている。
ビジョン検査システムは、物体の識別、検査、測定、良品と不良品との選別など多様な分野に応用されている。
特許文献1と特許文献2など多くの特許文献に、ビジョン検査システムが開示されている。この特許文献のビジョン検査システムは、ワークピースステージ(Workpiece Stage)、カメラステージ、コントローラ、カメラとコンピュータとで構成されている。ワークピースステージは、被検査体のローディング(Loading)、アンローディング(Unloading)、ポジショニング(Positioning)のために、X軸及びY軸方向直線運動できるように構成されている。カメラステージは、ワークピースステージの上方に設けられており、カメラのポジショニングとフォーカシング(Focusing)とのために、X軸、Y軸及びZ軸方向直線運動とX軸、Y軸及びZ軸回転運動できるように構成されている。コントローラは、コンピュータと接続されてワークピースステージ、カメラステージとカメラの作動とを制御する。
従来技術のビジョン検査システムには、被検査体の欠陷(Defect)をマイクロメータ(Micrometer)単位で精密に検査するために、解像度が高いラインスキャンカメラ(Line Scan Camera)が使われている。ラインスキャンカメラは、一つのの水平ラインに沿って被検査体をスキャニング(Scanning)して、スキャンイメージを獲得する。
TFT−LCD(Thin Film Transistor−Liquid Drystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、OEL(Organic ElectroLuminescence)などのガラス基板、セル(Cell)、パネル(Panel)、モジュール(Module)などサイズが大きな被検査体の検査は、複数のラインスキャンカメラによって実施している。複数のラインスキャンカメラは、被検査体全体を複数の領域(Area)に分割してスキャニングする。被検査体のスキャンイメージをコンピュータによってプロセッシングして欠陷の座標値を算出するために、基準点となる複数のマーク(Mark)を被検査体に表示している。
しかし、前記従来技術のビジョン検査システムにおいては、複数のラインスキャンカメラのそれぞれが、複数のカメラステージのそれぞれによってポジショニングされるために、ラインスキャンカメラの整列に多くの時間と努力とがかかるだけではなく、ラインスキャンカメラの正確な整列が非常に困難な問題がある。ラインスキャンカメラの位置は、振動、衝撃、機構的な変形など多くの要因によって容易に変動される。したがって、検査の信頼性と再現性とを確保するためには、ラインスキャンカメラの位置を容易に把握することができる方法が必要であり、ラインスキャンカメラのポジショニングを定期的に実施しなければならない。
米国特許第7030351号 米国特許出願公開第2003/0197925A1号
本発明は、前記したようなさまざまな問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、被検査体が積載されて移送されるテーブルにマークが提供されて、ラインスキャンカメラのプロセッシングパラメータ(Processing Parameter)を算出することができるビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法を提供することである。
本発明の他の目的は、ラインスキャンカメラのポジショニングと整列とを簡便に実施することができるビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法を提供することである。
本発明のまた他の目的は、被検査体の欠陷を正確に検査して信頼性と再現性とを大きく向上させうるビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法を提供することである。
このような目的を果たすための本発明の特徴は、被検査体が置かれるテーブルを有し、被検査体を積載するための第1位置と被検査体のイメージをスキャニングするための第2位置との間で、テーブルを移送するワークピースステージと、第2位置に被検査体の移送方向と直交する方向に沿って配されており、被検査体のイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得する複数のラインスキャンカメラと、ワークピースステージとラインスキャンカメラに接続されており、ラインスキャンカメラから入力される被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするコンピュータと、からなり、テーブルの上面に、ラインスキャンカメラによってスキャンイメージを獲得できるように、ラインスキャンカメラの配列方向に沿ってマークステージ座標値を有する複数のマークが提供されており、複数のマークのうち互いに隣接する二つのマークは、ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配されており、複数のマークのうち最初のマークと最後との間のマークのそれぞれは、ラインスキャンカメラのうち互いに隣接する二つのラインスキャンカメラの視野内にオーバーラップされるように配されており、コンピュータは、ラインスキャンカメラから入力される複数のマークのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出すると同時に、マークイメージ座標値によって、被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするように構成されているビジョン検査システムにある。
本発明の他の特徴は、被検査体が置かれるテーブルを有し、被検査体を積載するための第1位置と被検査体のイメージをスキャニングするための第2位置との間で、テーブルを直線運動させるワークピースステージと、第2位置に被検査体の移送方向と直交する方向に沿って配されており、被検査体のイメージをスキャニングしてイメージデータを獲得する複数のラインスキャンカメラと、ワークピースステージとラインスキャンカメラに接続されており、ラインスキャンカメラから入力される被検査体のイメージデータをプロセッシングして被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするコンピュータとを備える被検査体のビジョン検査システムによって被検査体を検査する方法において、ラインスキャンカメラによって、そのイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得できるように、テーブルの上面に、ラインスキャンカメラの配列方向に沿ってマークステージ座標値を有する複数のマークを提供する段階と、ラインスキャンカメラによって、複数のマークのスキャンイメージを獲得する段階と、複数のマークのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出する段階と、マークステージ座標値に対してマークイメージ座標値が、許容誤差を満足すれば、ラインスキャンカメラによって、被検査体のスキャンイメージを獲得する段階と、被検査体のスキャンイメージから被検査体のワークピースイメージ座標値を算出する段階と、ワークピースイメージ座標値から被検査体のワークピースイメージ−ステージ座標値を算出する段階と、被検査体の検査のために設定されているワークピースステージ座標値に対してワークピースイメージ−ステージ座標値が、許容誤差を満足すれば、被検査体を良品として判別する段階と、を含む被検査体の検査方法にある。
本発明によるビジョン検査システムの構成を示す正面図である。 本発明によるビジョン検査システムの構成を示す側面図である。 本発明によるビジョン検査システムで、テーブル、マークとラインスキャンカメラの構成を示す平面図である。 本発明によるビジョン検査システムで、被検査体、テーブル、マークとラインスキャンカメラの構成を示す平面図である。 本発明によるビジョン検査システムで、被検査体とマークのスキャンイメージを示す図である。 本発明による被検査体の検査方法を説明するために示すフローチャートである。 本発明による被検査体の検査方法を説明するために示すフローチャートである。
本発明のそれ以外の目的、特定の長所と新規した特徴は、添付した図面と連関される以下の詳細な説明と望ましい実施形態とからさらに明らかになる。
以下、本発明によるビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法に対する望ましい実施形態を添付した図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図1と図2とを参照すると、本発明によるビジョン検査システム10は、ガラス基板、セル、モジュールなど多様な被検査体2の欠陷4を検査及び測定する。本発明によるビジョン検査システム10は、被検査体2の正確な検査及び測定のために上面が精密で平滑に仕上げされている定盤20を備える。
定盤20の上面両側に被検査体2を積載及び搬出するための第1位置P1と被検査体2のイメージをスキャニングして検査するための第2位置P2とが提供されている。定盤20は、X軸、X軸方向に対して直交するY軸及びX軸方向に対して垂直なZ軸を有し、振動及び衝撃を吸収する複数のベースアイソレーター(Base Isolator)22によって安定的に支持されている。
アイソレーター22は、ベース(Base)24の上面に装着されている。定盤20の上部にオーバーヘッドフレーム(Overhead Frame)26が装着されている。オーバーヘッドフレーム26は、第2位置P2に被検査体2の移送方向と直交するようにX軸方向に沿って配されている。
定盤20の上面に被検査体2を積載して移送するワークピースステージ30が設けられている。ワークピースステージ30は、テーブル32とリニアアクチュエータ(Linear Actuator)34とで構成されている。テーブル32は、定盤20の上方に定盤20の一方向、すなわち、X軸またはY軸方向に沿って運動できるように配されている。被検査体2は、テーブル32の上面にクランプ(Clamp)、固定装置(Fixture)などによって固定的に置かれる。図1にワークピースステージ30は、第1位置P1から定盤20のY軸方向に沿ってテーブル32を運動させるように構成されているものが例示されている。
リニアアクチュエータ34は、定盤20の上面とテーブル32の下面との間に装着されている。リニアアクチュエータ34は、定盤20の上面とテーブル32の下面との間に装着されている一対のリニアモーションガイド(Linear Motion Guide)36とリニアモーションガイド36の間にテーブル32と連結されるように装着されているリニアモータ(Linear Motor)38とで構成されている。リニアモーションガイド36は、定盤20の上面に固定されている一対のガイドレール36aと、ガイドレール36aに沿ってスライディングするように装着されており、テーブル32の下面に固定されている複数のスライダー(Slider)36bとで構成されている。テーブル32は、リニアモータ38の駆動とリニアモーションガイド36の案内によって直線運動される。
リニアアクチュエータ34は、サーボモータ(Servo Motor)、リードスクリュー(Lead Screw)、ボールナット(Ball Nut)と一対のリニアモーションガイドとで構成することができる。ワークピースステージ30は、定盤20のX軸及びY軸方向に沿ってテーブル32を直線往復運動させるX軸及びY軸リニアアクチュエータを有する直角座標ロボットで構成することができる。また、ワークピースステージ30は、定盤20のX軸、Y軸及びZ軸方向に沿ってテーブル32を直線往復運動させ、X軸、Y軸及びZ軸を基準にテーブル32を回転運動させる多軸ロボットで構成することができる。直角座標ロボット及び多軸ロボットの作動によっては、テーブル32に置かれている被検査体2の正確なポジショニングが可能である。
複数のラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nが、第2位置P2に整列されるように定盤20の上部にX軸方向に沿って配されている。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nは、被検査体2のイメージを分割して撮影し、そのスキャンイメージを出力する。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのそれぞれは、複数のカメラステージ50に設けられている。カメラステージ50は、オーバーヘッドフレーム26に装着されている。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nは、カメラステージ50の作動によってX軸、Y軸及びZ軸方向直線運動とX軸、Y軸及びZ軸回転運動されるので、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのポジショニングとフォーカシングとが精密に実施される。カメラステージ50は、オーバーヘッドフレーム60の代わりに、リニアアクチュエータ、直角座標ロボット、多軸ロボットなどの作動によって運動されるように構成することができる。
本発明によるビジョン検査システム10は、ワークピースステージ30とラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの作動を制御できるように、ワークピースステージ30のリニアモータ38、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nと接続されているコンピュータ60とを備える。コンピュータ60のデータベース62には、被検査体2と被検査体2に存在する欠陷4の検査のための一連のデータ、例えば、被検査体2の大きさ値、検査領域の位置値、検査基準値などがワークピースステージ座標値として入力されて保存される。
コンピュータ60は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nに対して被検査体2を移動させるようにワークピースステージ30の作動を制御する。また、コンピュータ60は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nから入力されるスキャンイメージをイメージプロセッシングプログラムによってプロセッシングし、その結果として獲得される被検査体2のスキャンイメージ、欠陷4の検査結果など一連のデータをモニター64などの出力装置を通じて出力する。
図3と図4とを参照すると、テーブル32の上面にラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのポジショニングと被検査体2のスキャンイメージをプロセッシングするための複数のマークM−1、M−2、M−3、…、M−nが提供されている。マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのそれぞれは、マークステージ座標値を有する。マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのマークステージ座標値は、コンピュータ60のデータベース62に保存される。
コンピュータ60は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nから入力されるマークM−1、M−2、M−3、…、M−nのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出する。
複数のマークM−1、M−2、M−3、…、M−nは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの配列方向、すなわち、X軸方向に沿って配されている。マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのうち互いに隣接する二つのマークは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのそれぞれの視野(Field of View:FOV−1、FOV−2、FOV−3…、FOV−N)内に配されている。マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのうち最初のマークM−1と最後のM−nとの間のマークのそれぞれは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのうち互いに隣接する二つのラインスキャンカメラの視野内にオーバーラップ(Overlap)されるように配されている。図3に互いに隣接する二つのラインスキャンカメラのそれぞれのオーバーラップ距離OV−1、OV−2、OV−3、…、OV−nが示されている。図3と図4とに、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nは、十字型に形成されているものが示されているが、これは例示的なものであって、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nは、円型、四角形など多様な形状に形成される。
今からは、このような構成を有する本発明によるビジョン検査システムによる被検査体の検査方法を、図6と図7とに基づいて説明する。
図1ないし図3をともに参照すると、テーブル32の上面にマークステージ座標値を有する複数のマークM−1、M−2、M−3、…、M−nを提供する(S100)。マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのそれぞれのマークステージ座標値と被検査体2のワークピースステージ座標値とをコンピュータ60のデータベース62に入力して保存する(S102)。
図1、図3と図4とを参照すると、被検査体2がテーブル32の上面に置かれれば、リニアアクチュエータ34の作動によってテーブル32を第1位置P1から第2位置P2に移送する(S104)。テーブル32上に積載される被検査体2の移送方向先端2aは、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nの下流に配される。
コンピュータ60の制御によってリニアモータ38が一方向に駆動され、リニアモータ38の一方向駆動によってテーブル32は、第1位置P1から第2位置P2に移送される。リニアモーションガイド36は、テーブル32の移送を直線運動で案内する。
次いで、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの作動によってマークM−1、M−2、M−3、…、M−nのイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得し(S106)、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出する(S108)。コンピュータ60は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nが同時にイメージをスキャニングするようにフレームトリガー信号(Frame Trigger Signal)をラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nに伝送する。
図3ないし図5に、フレームトリガーライン(Frame Trigger Line:FT)が示されている。図3ないし図5を参照すると、フレームトリガーラインFTは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nがイメージを同時にスキャニングするようにコンピュータ60の制御によってラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nにフレームトリガー信号が与えられる時点を示す。フレームトリガーラインFTは、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nの上流に配される。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nがいずれも完璧に整列されれば、図5に示されているように、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nによって獲得されるスキャンイメージのあらゆるスキャン開始点、すなわち、Y軸方向のスキャン開始点は、フレームトリガーラインFTと一致する。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのあらゆるスキャン開始点が、フレームトリガーラインFTと一致されるラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの完璧な整列は、理論的に可能であるが、実際には不可能である。
ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nは、移送されるテーブル32とマークM−1、M−2、M−3、…、M−nのイメージを撮影したスキャンイメージとをコンピュータ60に入力する。図5に示されているように、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのスキャンイメージは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのスキャニングによって獲得されるイメージフレーム(Image Frame)42に含まれてコンピュータ60に入力される。
コンピュータ60は、イメージフレーム42の1個所に零点44を付与し、イメージフレーム42の零点44を基準にマークM−1、M−2、M−3、…、M−nのそれぞれのマークイメージ座標値を算出する。図5に、零点44は、イメージフレーム42の左側上端(left Top)に付与されているものが示されているが、零点44は必要によって、左側下端、右側上端、右側下端に付与されうる。
次いで、コンピュータ60は、マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのマークステージ座標値に対してマークイメージ座標値が、許容誤差を満足するか否かを判断する(S110)。マークイメージ座標値が、許容誤差を満足するかどうかは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのプロセッシングパラメータを検証して判断する。
プロセッシングパラメータは、ピクセル解像度(Pixel Resolution)、イメージフレームの零点のX軸及びY軸ステージ座標値OX(mm)及びOY(mm)、ラインスキャンカメラの傾きで構成される。ピクセル解像度は、スキャンイメージで1ピクセル(Pixel)の実際の大きさ値を意味する。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの傾きは、X軸に対して傾いた値を意味する。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのプロセッシングパラメータは、マークステージ座標値とマークイメージ座標値とによって求める。
マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのスキャンイメージに対するX軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値ReX(mm/Px)は、数式1によって求める。ReXは、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの光学系で決定される値であるが、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの整列誤差などによって微細な誤差が発生しうる。したがって、被検査体2の精密な検査のために、数式1によってReXを求める。
Figure 2011512539
ここで、Xとxとの正数の方向は同じである。MXは、ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配される二つのマークのうち左側のマークのX軸ステージ座標値である。MXは、二つのマークのうち右側のマークのX軸ステージ座標値である。mxは、二つのマークのうち左側のマークのX軸イメージ座標値である。mxは、二つのマークのうち右側のマークのX軸イメージ座標値である。
X軸に対するラインスキャンカメラのそれぞれの傾き(θ)(Radian)は、数式2によって求める。
Figure 2011512539
ここで、MYは、ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配される二つのマークのうち右側のマークのY軸ステージ座標値である。myは、二つのマークのうち右側のマークのY軸ステージ座標値である。
イメージフレーム42の零点44のX軸及びY軸ステージ座標値OX(mm)及びOY(mm)は、数式3によって求める。OXとOYは、テーブル上の実際のステージ座標値である。
Figure 2011512539
ここで、Xとxとの正数の方向は同じであり、Yとyとの正数の方向は同じである。MYは、ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配される二つのマークのうち左側のマークのY軸ステージ座標値である。myは、二つのマークのうち左側のマークのY軸イメージ座標値である。
マークM−1、M−2、M−3、…、M−nのスキャンイメージに対するX軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値ReY(mm/Px)である。ReY(mm/Px)は、被検査体の移送速度S(mm/sec)とトリガー信号の週期C(sec)とによって決定される値であって、ReY(mm/Px)は、数式4によって求める。
Figure 2011512539
被検査体2のスキャンイメージを検査するためには、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのプロセッシングパラメータが正確ではなければならない。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのプロセッシングパラメータが、許容誤差を外れれば、被検査体2を正確に検査することができない。コンピュータ60は、マークステージ座標値とマークイメージ座標値とのプロセッシングによって算出されるラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのプロセッシングパラメータが、許容誤差以内であれば、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの整列が完了したと判断する。
コンピュータ60は、マークイメージ座標値が、許容誤差を満足しなければ、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nを停止させ、リニアアクチュエータ34のリニアモータ38を他方向に駆動させてテーブル32を第1位置P1に復帰させる(S112)。テーブル32が復帰されれば、コンピュータ60は、モニター62などの出力装置を通じてラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの整列を要請するメッセージを出力した後(S114)、終了する。作業者は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのそれぞれのカメラステージ50を作動させてラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nをX軸、Y軸及びZ軸方向直線運動、X軸、Y軸及びZ軸回転運動させることによって、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのポジショニングとフォーカシングとを精密に実施してラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nを整列させることができる。
一方、前記の段階(S110)で、コンピュータ60は、マークイメージ座標値が、許容誤差を満足すれば、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nの作動によって被検査体2のイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得する(S116)。ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nは、テーブル32上に積載されて移送される被検査体2のイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得し、被検査体2のスキャンイメージをコンピュータ60に入力する。
コンピュータ60は、被検査体2のスキャンイメージからワークピースイメージ座標値を算出し(S118)、該算出されるワークピースイメージ座標値からワークピースイメージ−ステージ座標値を算出する(S120)。コンピュータ60のプロセッシングによってワークピースイメージ座標値をワークピースイメージ−ステージ座標値に変換することができるステージ座標変換式を算出することができる。コンピュータ60は、ワークピースイメージ座標値をステージ座標変換式に代入して、ワークピースイメージ−ステージ座標値を算出する。ワークピースイメージ−ステージ座標値は、被検査体2の実際のステージ座標値である。
ワークピースイメージ座標値からワークピースステージ座標値を算出するステージ座標変換式は、数式5のようである。
Figure 2011512539
ここで、WX(mm)は、X軸に対するワークピースステージ座標値であり、WY(mm)は、Y軸に対するワークピースステージ座標値である。wxは、X軸に対するワークピースイメージ座標値であり、wyは、Y軸に対するワークピースイメージ座標値である。
コンピュータ60は、数式5によって求められるワークピースイメージ−ステージ座標値が、ワークピースステージ座標値の許容誤差を満足するか否かを判断する(S122)。
コンピュータ60は、ワークピースイメージ−ステージ座標値が、ワークピースステージ座標値の許容誤差を満足すれば、被検査体2を良品として選別する(S124)。
コンピュータ60は、ワークピースイメージ−ステージ座標値が、ワークピースステージ座標値の許容誤差を満足しなければ、ワークピースイメージ−ステージ座標値が、ワークピースステージ座標値の許容誤差を満足しない部分を欠陷4として検出し(S126)、欠陷4の欠陷ステージ座標値を算出する(S128)。
コンピュータ60は、被検査体2のスキャンイメージから欠陷4の欠陷イメージ座標値を算出し、欠陷イメージ座標値をワークピースイメージ−ステージ座標値を求めるものと同様の方法でステージ座標変換式に代入して、欠陷4の欠陷ステージ座標値を算出する。欠陷ステージ座標値は、被検査体2に存在する欠陷4の実際の座標値である。
図3ないし図5を参照すると、被検査体2の一例として、TFT−LCD用ガラス基板には、その製造工程中に、異物、石物(Stone)、コード(Code)、クラック(Crack)、突出、ピット(Pit)などの多様な欠陷4が発生しうる。このような異物などの欠陷4は、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのスキャニングによってガラス基板のスキャンイメージに含まれる。ガラス基板は、スキャンイメージに含まれる欠陷4のイメージによって不良品として選別される。
一方、TFT−LCD用パネルは、液晶の注入口がシール(Seal)によって密封されている。シールの断線と位置などを検査するためには、まず、シールのステージ座標値、すなわち、シールの目標値(Target Value)を求めてコンピュータ60のデータベースに入力する。
次いで、ラインスキャンカメラ40−1、40−2、40−3、…、40−nのそれぞれのスキャンイメージからイメージ座標値とイメージ−ステージ座標値とを求める。シールの断線が発生している場合、イメージ−ステージ座標値は、ステージ座標値の許容誤差を外れるので、TFT−LCD用パネルは、不良品として選別される。コンピュータ60は、シールの断線が発生した部分を欠陷として判別する。また、シールのスキャンイメージから算出されるシールの長さが許容誤差より大きな場合、シールは、欠陷として判別する。
コンピュータ60は、被検査体2の検査結果をモニター62などの出力装置を通じて表示し、データベース64に保存する(S130)。コンピュータ60は、欠陷4の大きさ値を算出し、欠陷4がある被検査体2を不良品として選別する。
最後に、被検査体2の検査が完了すれば、テーブル32は、第2位置P2から第1位置P1に復帰する(S132)。したがって、被検査体2の欠陷4を正確に検査して信頼性と再現性とを大きく向上させうる。
前述した実施形態は、本発明の望ましい実施形態を説明したものに過ぎず、本発明の権利範囲は、説明された実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と特許請求の範囲内で、この分野の当業者によって多様な変更、変形または置き換えが可能であり、そのような実施形態は、本発明の範囲に属するものと理解されなければならない。
本発明によるビジョン検査システム及びこれを利用した被検査体の検査方法によれば、被検査体が積載されて移送されるテーブルに検査の基準となるマークが提供されてラインスキャンカメラのプロセッシングパラメータを算出し、プロセッシングパラメータの検証によってラインスキャンカメラのポジショニングと整列とを簡便に実施することができる。また、被検査体の欠陷を正確に検査して信頼性と再現性とを大きく向上させうる効果がある。

Claims (19)

  1. 被検査体が置かれるテーブルを有し、前記被検査体を積載するための第1位置と前記被検査体のイメージをスキャニングするための第2位置との間で、前記テーブルを移送するワークピースステージと、
    前記第2位置に前記被検査体の移送方向と直交する方向に沿って配されており、前記被検査体のイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得する複数のラインスキャンカメラと、
    前記ワークピースステージと前記ラインスキャンカメラに接続されており、前記ラインスキャンカメラから入力される前記被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするコンピュータと、からなり、
    前記テーブルの上面に、前記ラインスキャンカメラによってスキャンイメージを獲得できるように、前記ラインスキャンカメラの配列方向に沿ってマークステージ座標値を有する複数のマークが提供されており、前記複数のマークのうち互いに隣接する二つのマークは、前記ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配されており、前記複数のマークのうち最初のマークと最後との間のマークのそれぞれは、前記ラインスキャンカメラのうち互いに隣接する二つのラインスキャンカメラの視野内にオーバーラップされるように配されており、前記コンピュータは、前記ラインスキャンカメラから入力される前記複数のマークのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出すると同時に、前記マークイメージ座標値によって、前記被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするように構成されていることを特徴とするビジョン検査システム。
  2. 前記コンピュータは、
    前記マークステージ座標値に対する前記マークイメージ座標値が、許容誤差を満足すれば、前記被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のビジョン検査システム。
  3. 前記被検査体は、前記ラインスキャンカメラのスキャニングによってスキャンイメージを獲得することができる一つ以上の欠陷を有し、前記コンピュータは、前記欠陷のスキャンイメージをプロセッシングして、前記マークステージ座標値を基準に、前記欠陷の欠陷ステージ座標値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の被検査体のビジョン検査システム。
  4. 前記テーブルは、Y軸方向に沿って移送され、前記複数のラインスキャンカメラと前記複数のマークは、前記Y軸方向に対して直交するX軸方向に沿って配列されており、前記コンピュータは、前記マークのスキャンイメージに対するX軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値ReX(mm/Px)を
    Figure 2011512539
    によって求めるように構成されており、
    ここで、Xとxとの正の方向は同じであり、MXは、前記二つのラインスキャンカメラの視野内に配される前記二つのマークのうち左側のマークのX軸ステージ座標値であり、MXは、前記二つのマークのうち右側のマークのX軸ステージ座標値であり、mxは、前記左側のマークのX軸イメージ座標値であり、mxは、前記右側のマークのX軸イメージ座標値であることを特徴とする請求項1に記載の被検査体のビジョン検査システム。
  5. 前記コンピュータは、
    前記ラインスキャンカメラのそれぞれのX軸に対する傾き(θ)(Radian)を
    Figure 2011512539
    によって求めるように構成されており、
    ここで、前記MYは、前記右側のマークのY軸ステージ座標値であり、myは、前記右側のマークのY軸イメージ座標値であることを特徴とする請求項4に記載の被検査体のビジョン検査システム。
  6. 前記コンピュータは、
    前記複数のマークのスキャンイメージを前記ラインスキャンカメラのスキャニングによって獲得されるイメージフレームに含み、前記イメージフレームに零点を付与し、前記零点のX軸及びY軸ステージ座標値OX(mm)及びOY(mm)を
    Figure 2011512539
    によって求めるように構成されており、
    ここで、Yとyとの正数の方向は同じであり、MYは、前記左側のマークのY軸ステージ座標値であり、myは、前記左側のマークのY軸イメージ座標値であり、ReY(mm/Px)は、前記複数のマークのスキャンイメージに対するY軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値であることを特徴とする請求項5に記載の被検査体のビジョン検査システム。
  7. 前記コンピュータは、
    X軸に対するワークピースステージ座標値WX(mm)とY軸に対するワークピースステージ座標値WY(mm)とを
    Figure 2011512539
    によって求めるように構成されており、
    ここで、wxは、X軸に対するワークピースイメージ座標値であり、wyは、Y軸に対するワークピースイメージ座標値であることを特徴とする請求項6に記載の被検査体のビジョン検査システム。
  8. 被検査体が置かれるテーブルを有し、前記被検査体を積載するための第1位置と前記被検査体のイメージをスキャニングするための第2位置との間で、前記テーブルを直線運動させるワークピースステージと、前記第2位置に前記被検査体の移送方向と直交する方向に沿って配されており、前記被検査体のイメージをスキャニングしてイメージデータを獲得する複数のラインスキャンカメラと、前記ワークピースステージと前記ラインスキャンカメラに接続されており、前記ラインスキャンカメラから入力される前記被検査体のイメージデータをプロセッシングして、前記被検査体のスキャンイメージをプロセッシングするコンピュータとを備える被検査体のビジョン検査システムによって被検査体を検査する方法において、
    前記ラインスキャンカメラによって、そのイメージをスキャニングしてスキャンイメージを獲得できるように、前記テーブルの上面に、前記ラインスキャンカメラの配列方向に沿ってマークステージ座標値を有する複数のマークを提供する段階と、
    前記ラインスキャンカメラによって、前記複数のマークのスキャンイメージを獲得する段階と、
    前記複数のマークのスキャンイメージからマークイメージ座標値を算出する段階と、
    前記マークステージ座標値に対して前記マークイメージ座標値が、許容誤差を満足すれば、前記ラインスキャンカメラによって、前記被検査体のスキャンイメージを獲得する段階と、
    前記被検査体のスキャンイメージから前記被検査体のワークピースイメージ座標値を算出する段階と、
    前記ワークピースイメージ座標値から前記被検査体のワークピースイメージ−ステージ座標値を算出する段階と、
    前記被検査体の検査のために設定されているワークピースステージ座標値に対して前記ワークピースイメージ−ステージ座標値が、許容誤差を満足すれば、前記被検査体を良品として判別する段階と、
    を含むことを特徴とする被検査体の検査方法。
  9. 前記マークを提供する段階では、
    前記複数のマークのうち互いに隣接する二つのマークを前記ラインスキャンカメラのそれぞれの視野内に配置し、前記複数のマークのうち最初のマークと最後との間のマークのそれぞれは、前記ラインスキャンカメラのうち互いに隣接する二つのラインスキャンカメラの視野内にオーバーラップされるように配置することを特徴とする請求項8に記載の被検査体の検査方法。
  10. 前記コンピュータによって、前記ラインスキャンカメラにフレームトリガー信号が伝送されるフレームトリガーラインを前記複数のマークの上流に配置し、前記被検査体の移送方向先端は、前記複数のマークの下流に配置することを特徴とする請求項9に記載の被検査体の検査方法。
  11. 前記マークイメージ座標値が、許容誤差を満足するかどうかは、前記マークステージ座標値と前記マークイメージ座標値とから前記ラインスキャンカメラのプロセッシングパラメータを算出し、前記プロセッシングパラメータの検証によって判断することを特徴とする請求項8に記載の被検査体の検査方法。
  12. 前記マークイメージ座標値が、許容誤差を満足しなければ、前記テーブルを前記第2位置に復帰することを特徴とする請求項11に記載の被検査体の検査方法。
  13. 前記ワークピースイメージ−ステージ座標値を算出する段階では、
    前記マークステージ座標値と前記マークイメージ座標値との関係から前記マークステージ座標値を前記マークイメージ座標値に変換することができるステージ座標変換式を算出し、前記ワークピースイメージ座標値を、前記ステージ座標変換式に代入して、前記ワークピースイメージ−ステージ座標値を算出することを特徴とする請求項8に記載の被検査体の検査方法。
  14. 前記ワークピースイメージ−ステージ座標値が、許容誤差を満足しなければ、前記ワークピースイメージ−ステージ座標値が、許容誤差を満足しない部分を欠陷として検出する段階と、前記欠陷の欠陷ステージ座標値を算出する段階とをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の被検査体の検査方法。
  15. 前記欠陷ステージ座標値は、
    前記マークステージ座標値と前記マークイメージ座標値との関係から前記マークイメージ座標値を前記マークステージ座標値に変換することができるステージ座標変換式を算出し、前記欠陷の欠陷イメージ座標値を算出した後、前記欠陷イメージ座標値を、前記ステージ座標変換式に代入して算出することを特徴とする請求項14に記載の被検査体の検査方法。
  16. 前記テーブルは、Y軸方向に沿って移送し、前記複数のラインスキャンカメラと前記複数のマークは、前記Y軸方向に対して直交するX軸方向に沿って配列し、前記コンピュータは、前記マークのスキャンイメージのX軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値ReX(mm/Px)を
    Figure 2011512539
    によって求め、
    ここで、Xとxとの正の方向は同じであり、MXは、前記二つのラインスキャンカメラの視野内に配される前記二つのマークのうち左側のマークのX軸ステージ座標値であり、MXは、前記二つのマークのうち右側のマークのX軸ステージ座標値であり、mxは、前記左側のマークのX軸イメージ座標値であり、mxは、前記右側のマークのX軸イメージ座標値であることを特徴とする請求項8に記載の被検査体の検査方法。
  17. 前記コンピュータは、
    前記ラインスキャンカメラのそれぞれのX軸に対する傾き(θ)(Radian)を
    Figure 2011512539
    によって求め、
    ここで、前記MYは、前記右側のマークのY軸ステージ座標値であり、myは、前記右側のマークのY軸イメージ座標値であることを特徴とする請求項16に記載の被検査体の検査方法。
  18. 前記コンピュータは、
    前記複数のマークのスキャンイメージを前記ラインスキャンカメラのスキャニングによって獲得されるイメージフレームに含み、前記イメージフレームに零点を付与し、前記零点のX軸及びY軸ステージ座標値OX(mm)及びOY(mm)を
    Figure 2011512539
    によって求め、
    ここで、Yとyとの正数の方向は同じであり、MYは、前記左側のマークのY軸ステージ座標値であり、myは、前記左側のマークのY軸イメージ座標値であり、ReY(mm/Px)は、前記複数のマークのスキャンイメージに対するY軸方向の1ピクセルの実際の大きさ値であることを特徴とする請求項17に記載の被検査体の検査方法。
  19. 前記コンピュータは、
    X軸に対するワークピースステージ座標値WX(mm)とY軸に対するワークピースステージ座標値WY(mm)とを
    Figure 2011512539
    によって求め、
    ここで、wxは、X軸に対するワークピースイメージ座標値であり、wyは、Y軸に対するワークピースイメージ座標値であることを特徴とする請求項18に記載の被検査体の検査方法。
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