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JP2008275084A - クラッチ操作機構 - Google Patents

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JP2008275084A JP2007120046A JP2007120046A JP2008275084A JP 2008275084 A JP2008275084 A JP 2008275084A JP 2007120046 A JP2007120046 A JP 2007120046A JP 2007120046 A JP2007120046 A JP 2007120046A JP 2008275084 A JP2008275084 A JP 2008275084A
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Abstract

【課題】クラッチの断続を手動操作で行うか、アクチュエータを作動させて行う場合に、他方に影響を与えないクラッチ操作機構を提供する。
【解決手段】クラッチレバーと回転作動力伝達部材103との間に設けられ、クラッチレバーを操作していないときに電動モータ58の駆動による回転作動力伝達部材103から受ける被作動力をクラッチレバー側から切断するレバー側ロスト機構170Bと、電動モータ58と回転作動力伝達部材103との間に設けられ、電動モータ58が作動していないときにクラッチレバーの操作による回転作動力伝達部材103から受ける被作動力を電動モータ58側から切断するモータ側ロスト機構170Aとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、クラッチ操作機構の改良に関するものである。
従来のクラッチ操作機構として、クラッチの手動操作力をアシストするために、クラッチアクチュエータを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−196067公報
特許文献1の図1、図7を以下に説明する。
クラッチレバー7は、ワイヤー9を介してアーム10に連結され、クラッチ手動操作力をアシストする電動アクチュエータ24は、ワイヤー9aを介してアーム10に連結されている。
アーム10は、ピニオン軸11に揺動自在に取付けられ、クラッチレバー7の操作又は電動アクチュエータ24の作動によってアーム10を介してピニオン軸11が回転し、ピニオン軸11に取付けられたピニオン12がラック13に噛み合い、ラック13が軸方向移動してクラッチを遮断、あるいは接続する。
特許文献1では、クラッチレバー7側のワイヤー9の端部と、電動アクチュエータ24側のワイヤー9aの端部とが同一のアーム10に取付けられているため、例えば、電動アクチュエータ24が作動しているときに、クラッチレバー7側の操作に影響を与えることになる。
本発明の目的は、クラッチの断続を手動操作で行うか、アクチュエータを作動させて行う場合に、他方に影響を与えないクラッチ操作機構を提供することにある。
請求項1に係る発明は、クラッチを断続させる機構を有するクラッチ断続部と、このクラッチ断続部に手動による操作力を作用させることができるクラッチレバーと、クラッチ断続部に自動で駆動力を作用させることができる電動モータと、クラッチレバーの操作又は電動モータの駆動に連動して回転することでクラッチ断続部に操作力又は駆動力を伝達することができる回転作動力伝達部材と、を備えるクラッチ操作機構であって、クラッチレバーと回転作動力伝達部材との間に設けられ、クラッチレバーを操作していないときに電動モータの駆動による回転作動力伝達部材から受ける被作動力をクラッチレバー側から切断する第1ロスト機構と、電動モータと回転作動力伝達部材との間に設けられ、電動モータが作動していないときにクラッチレバーの操作による回転作動力伝達部材から受ける被作動力を電動モータ側から切断する第2ロスト機構とを有することを特徴とする。
作用として、電動モータを駆動させて自動でクラッチ断続部によりクラッチを断続させるときには、クラッチレバーと回転作動力伝達部材との間に設けられた第1ロスト機構によって、電動モータの駆動による回転作動力伝達部材から受ける被作動力をクラッチレバー側から切断する。この結果、クラッチレバー側に被作動力が伝わらないので、電動モータが駆動中はクラッチレバー側に影響を与えない。
また、クラッチレバーを操作して手動でクラッチ断続部によりクラッチを断続するときには、電動モータと回転作動力伝達部材との間に設けられた第2ロスト機構によって、クラッチレバーの操作による回転作動力伝達部材から受ける被作動力を電動モータ側から切断する。この結果、電動モータ側に被作動力が伝わらないので、クラッチレバーを操作中は電動モータ側に影響を与えない。
請求項2に係る発明は、クラッチ断続部を、クラッチの断続動作を行うためにクラッチに連結されたオペレーティングシリンダと、このオペレーティングシリンダに油圧を発生させるマスターシリンダと、オペレーティングシリンダ及びマスターシリンダのそれぞれを連結する油圧配管とで構成し、油圧配管上に開閉制御弁を設けたことを特徴とする。
作用として、油圧配管上に開閉制御弁を設け、開閉制御弁で油圧配管の油路を閉じることで、オペレーティングシリンダ内の油圧が保たれ、クラッチの切断状態や半クラッチ状態が維持される。
請求項3に係る発明は、クラッチの断続動作を行うためにクラッチに連結されたオペレーティングシリンダと、このオペレーティングシリンダに油圧を発生させるマスターシリンダと、オペレーティングシリンダ及びマスターシリンダのそれぞれを連結する油圧配管と、クラッチの断続を手動で操作するためのクラッチレバーと、クラッチの断続を手動操作によらないで自動で行うことができる駆動力を発生する電動モータと、を備えるクラッチ操作機構において、クラッチレバー操作力を押圧力に変換する第1押圧部と、電動モータ駆動力を押圧力に変換する第2押圧部と、第1押圧部又は第2押圧部に押されることにより回転し、マスターシリンダに押圧力を作用させる回転押圧部材とを備え、第1押圧部と第2押圧部とを、回転押圧部材を同一方向に回転させることができる位置で且つ回転押圧部材の回転中心の反対側に配置したことを特徴とする。
作用として、マスターシリンダに直接に第1押圧部と第2押圧部とから押圧力を作用させるのに比べて、マスターシリンダに回転押圧部材を介して第1押圧部と第2押圧部とから押圧力を作用させる方が、構造的に押圧力を作用させやすくなる。
また、第1押圧部と第2押圧部とを、回転押圧部材を同一方向に回転させることができる位置で且つ回転押圧部材の回転中心の反対側に配置することで、第1押圧部と第2押圧部とを離して配置することが可能になり、第1押圧部及び第2押圧部の配置自由度が増す。
請求項4に係る発明は、マスターシリンダ、第1押圧部、第2押圧部及び回転押圧部材からなるクラッチ操作ユニットを備え、このクラッチ操作ユニットを、車体フレームとフロントカウルとに囲まれる部位に設けたことを特徴とする。
作用として、クラッチ操作ユニットを、メインフレームとフロントカウルとの間に設けたことで、クラッチ操作ユニットが、エンジンの熱の影響を受けにくくなるとともに、フロントカウルによって外力から保護される。
請求項5に係る発明は、クラッチ操作ユニットを、クラッチレバー近傍に設けたことを特徴とする。
作用として、クラッチレバーからの操作力の伝達ロスが小さくなる。また、従来クラッチレバーの近傍に設けられていたマスターシリンダ等の操作系を活用することが可能になる。
請求項6に係る発明は、油圧配管上に開閉制御弁を設けたことを特徴とする。
作用として、油圧配管上に開閉制御弁を設け、開閉制御弁で油圧配管の油路を閉じることで、オペレーティングシリンダ内の油圧が保たれ、クラッチの遮断状態や半クラッチ状態を維持することが可能になる。
請求項7に係る発明は、電動モータの駆動力を、ウォームを介して第2押圧部に伝達することを特徴とする。
作用として、第2押圧部を、ウォームに噛み合うホイールとすることで、これらのウォームと第2押圧部との噛み合いにより、第2押圧部を一定の位置に止めておくことが可能になり、オペレーティングシリンダ内の油圧が保たれて、クラッチの遮断状態や半クラッチ状態を維持することが可能になる。
請求項1に係る発明では、クラッチレバーと回転作動力伝達部材との間に設けられ、クラッチレバーを操作していないときに電動モータの駆動による回転作動力伝達部材から受ける被作動力をクラッチレバー側から切断する第1ロスト機構と、電動モータと回転作動力伝達部材との間に設けられ、電動モータが作動していないときにクラッチレバーの操作による回転作動力伝達部材から受ける被作動力を電動モータ側から切断する第2ロスト機構とを有するので、電動モータにより自動でクラッチを断続させるときには、第1ロスト機構によって、クラッチレバー側に被作動力を伝わらず、クラッチレバー側に影響を与えないようにすることができる。
また、クラッチレバーにより手動でクラッチを断続するときには、第2ロスト機構によって、電動モータ側に被作動力が伝わらず、電動モータ側に影響を与えないようにすることができる。
以上より、オートクラッチ使用時にマニュアルクラッチの操作性を向上させることができる。また、クラッチレバー、オペレーティングシリンダには、従来の操作系をそのまま活用できる。
請求項2に係る発明では、クラッチ断続部を、クラッチの断続動作を行うためにクラッチに連結されたオペレーティングシリンダと、このオペレーティングシリンダに油圧を発生させるマスターシリンダと、オペレーティングシリンダ及びマスターシリンダのそれぞれを連結する油圧配管とで構成し、油圧配管上に開閉制御弁を設けたので、オートクラッチ作動中の停車時、半クラッチ時などに、電動モータを常に駆動させなくても、クラッチの遮断状態、半クラッチ状態を維持できるため、電動モータへの負担を軽減することができ、消費電力を少なくすることができる。
請求項3に係る発明では、クラッチレバー操作力を押圧力に変換する第1押圧部と、電動モータ駆動力を押圧力に変換する第2押圧部と、第1押圧部又は第2押圧部に押されることにより回転し、マスターシリンダに押圧力を作用させる回転押圧部材とを備え、第1押圧部と第2押圧部とを、回転押圧部材を同一方向に回転させることができる位置で且つ回転押圧部材の回転中心の反対側に配置したので、マスターシリンダに直接に第1押圧部と第2押圧部とから押圧力を作用させるのに比べて、マスターシリンダに回転押圧部材を介して第1押圧部と第2押圧部とから押圧力を作用させる構造を簡単にすることができ、コストを低減することができる。
また、第1押圧部と第2押圧部とを回転押圧部材の回転中心の反対側に配置することで、第1押圧部と第2押圧部とを離すことができ、第1押圧部及び第2押圧部の配置自由度を増すことができる。
請求項4に係る発明では、マスターシリンダ、第1押圧部、第2押圧部及び回転押圧部材からなるクラッチ操作ユニットを備え、このクラッチ操作ユニットを、車体フレームとフロントカウルとに囲まれる部位に設けたので、ユニットとしてまとめてコンパクトにすることができ、車体の狭いスペースを利用して容易に配置することができる。また、メインフレームとフロントカウルとの間に設けることでエンジンからの熱の影響が受けにくく、また、外力に対してもフロントカウルにより保護することができる。
請求項5に係る発明では、クラッチ操作ユニットをクラッチレバー近傍に設けたので、クラッチレバーからの操作力の伝達ロスを最小限にすることができ、且つ従来の操作系をそのまま活用することができる。即ち、従来の油圧式クラッチに電動モータから第2押圧部を形成するオペレーティングシリンダまでを後から追加することが可能である。
請求項6に係る発明では、油圧配管上に開閉制御弁を設けたので、オートクラッチ作動の停止時、半クラッチ時などに、電動モータを常に作動させなくてもクラッチの遮断状態、半クラッチ状態を維持できるため、電動モータへの負荷を軽減することができ、消費電力を少なくすることができる。
請求項7に係る発明では、電動モータの駆動力をウォームを介して第2押圧部に伝達するので、開閉制御弁を使用しなくてもオートクラッチ作動中のクラッチ遮断状態や半クラッチ状態を維持できるため、電動モータへの負担を軽減することができ、消費電力を少なくすることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)を備える車両前部の側面図であり、車両10は、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ12にフロントフォーク13が操舵自在に取付けられ、車体フレーム11を構成するためにヘッドパイプ12から後方に延ばされた左右一対のメインフレーム14,15(手前側の符号15のみ示す。)及びヘッドパイプ12から下方に延ばされた左右一対のダウンフレーム16,17(手前側の符号17のみ示す。)にエンジン18が取付けられている。
フロントフォーク13は上部にバーハンドル21が取付けられ、下端部に前輪22が取付けられている。
エンジン18は、後部に変速機25が一体的に付設され、エンジン18及び変速機25のケースとなるクランクケース26には、エンジン18の出力側と変速機25の入力側との間の動力の伝達・遮断を行う、即ち、動力の伝達を断続させるクラッチ27が収納されている。
右側のダウンフレーム17には、クラッチ27の断続を自動で行うためのクラッチ操作ユニットとしてのアクチュエータユニット33がブラケット34を介して取付けられている。なお、図中の36はヘッドランプ、37はメータ、38はアクチュエータユニット33を含む車体前部の両側方及び前方を覆うフロントカウル、41は燃料タンクである。
アクチュエータユニット33は、車体フレーム11を構成するヘッドパイプ12及びフロントフォーク13と、フロントカウル38との間に配置され、後述するクラッチ操作機構を構成する装置である。
本発明のクラッチ操作機構は、通常は、ギヤチェンジペダルの踏力や車速等を検知して、ギヤチェンジの際に、例えば、上記アクチュエータユニット33によりクラッチ27を自動で断続し、必要に応じてクラッチレバーによりクラッチ27を手動で断続することも可能なものである。
アクチュエータユニット33は、上記したように、ヘッドパイプ12及びフロントフォーク13とフロントカウル38との間に配置されることで、エンジン18の熱の影響を受けず、また、フロントカウル38で外力から保護することができる。
図2は本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)を示す系統図であり、クラッチ操作機構50は、バーハンドル21(図1参照)に設けられたクラッチレバー51を含むレバー操作部52と、このレバー操作部52に油圧配管53を介して接続されたアクチュエータユニット33と、このアクチュエータユニット33に油圧配管54を介して接続された第2オペレーティングシリンダ56(第1オペレーティングシリンダについては、後で詳述する。)と、この第2オペレーティングシリンダ56及びクラッチ27のそれぞれの間に配置されたプッシュロッド57と、アクチュエータユニット33に設けられた電動モータ58及び油圧配管54の途中に設けられた開閉制御弁としてのソレノイドバルブ87(詳細は後述する。)の作動を制御する制御部61とからなる。
上記の第2オペレーティングシリンダ56は、クラッチ27の断続動作を行うためにプッシュロッド57を介してクラッチ27に連結されたものである。
上記のクラッチ操作機構50では、クラッチレバー51を操作することでレバー操作部52で油圧を発生させ、この油圧をアクチュエータユニット33を介して第2オペレーティングシリンダ56に伝え、プッシュロッド57を介してクラッチ27を手動で断続する。
また、クラッチ操作機構50では、クラッチレバー51を操作せずに、アクチュエータユニット33の電動モータ58を作動させて油圧を発生させ、その油圧を第2オペレーティングシリンダ56に伝えてプッシュロッド57を介してクラッチ27を自動で断続する。
図3は本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)のレバー操作部を示す断面図であり、レバー操作部52は、クラッチレバー51と、このクラッチレバー51の操作により油圧を発生させる第1マスターシリンダ64と、クラッチレバー51の揺動角を検出するためにクラッチレバー51の揺動軸65に取付けられたレバー回転角度センサ66とからなる。
第1マスターシリンダ64は、筒状のシリンダ本体71と、このシリンダ本体71に設けられたシリンダ穴71aに移動自在に挿入されたピストン72と、このピストン72を押し付けるために一端がクラッチレバー51のアーム部51aに連結され、他端がピストン72の凹部72aに挿入されたロッド73と、このロッド73側へピストン72を弾性力で押し出すスプリング74とからなり、シリンダ本体71の端部に設けられた配管接続口71bには油圧配管53が接続されている。
レバー回転角度センサ66は、導線75を介して制御部61(図2参照)に接続されている。
ここで、77はピストン72に装着されたシール部材、78はピストン72がシリンダ穴71aから抜けるのを防止するワッシャ、79はワッシャ77をシリンダ本体71に固定する止め輪である。
図4は本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図であり、アクチュエータユニット33は、油圧配管53に接続された第1押圧部としての第1オペレーティングシリンダ82と、この第1オペレーティングシリンダ82で発生する油圧で作動するシーソー機構83と、このシーソー機構83の作動により油圧を発生させる第2マスターシリンダ84と、この第2マスターシリンダ84内に出入りする作動油を貯めるリザーバタンク86と、油圧配管54の油路を開閉するために油圧配管54の途中に設けられたソレノイドバルブ87と、電動モータ58と、この電動モータ58に減速ギヤ88を介して噛み合う第2押圧部としての扇状の出力ギヤ89と、各ギヤを収納するギヤケース85と、このギヤケース85に取付けられて出力ギヤ89と連結し、回転角度を検出するクランク回転角度センサ90とからなる。
第1オペレーティングシリンダ82は、筒状のシリンダ本体91と、このシリンダ本体91に設けられたシリンダ穴91aに移動自在に挿入されたピストン92と、このピストン92をシーソー機構83側とは反対の側へ弾性力で押し出すスプリング94とからなり、シリンダ本体91の端部に設けられた配管接続口91bには油圧配管53が接続されている。なお、97はピストン92に装着されたシール部材、98はスプリング94の一端を支持するワッシャ、99はワッシャ97をシリンダ本体91に固定する止め輪である。
シーソー機構83は、ギヤケース85に回転自在に支持された揺動軸102と、この揺動軸102を中心に揺動する回転作動力伝達部材(及び回転押圧部材)としてのシーソー本体103と、このシーソー本体103の一端部103aにスイング自在に連結されるとともにピストン92に形成された凹部92aに先端が挿入されたロッド部材104とからなる。
第2マスターシリンダ84は、油圧配管54を介して第2オペレーティングシリンダ56(図2参照)に油圧を発生させるものであり、筒状のシリンダ本体111と、このシリンダ本体111に設けられたシリンダ穴111aに移動自在に挿入されたピストン112と、このピストン112をシーソー機構83側へ弾性力で押し出すスプリング114と、シリンダ穴111aをリザーバタンク86に連通させるためにシリンダ本体111に設けられたタンク側接続口116とからなり、ピストン112の端面112aにシーソー本体103の他端部103bが押し当てられ、シリンダ本体111の端部に設けられた配管接続口111bに油圧配管54が接続されている。なお、117はピストン112に装着されたシール部材、118はピストン112がシリンダ穴111aから抜けるのを防止するワッシャ、119はワッシャ118をシリンダ本体111に固定する止め輪、122はタンク側接続口116とリザーバタンク86とを接続する配管である。
ソレノイドバルブ87は、制御部61(図2参照)に導線124を介して接続されている。例えば、車速や、エンジンの吸気通路に設けられたスロットルバルブの開度を検出して、制御部61からソレノイドバルブ87に閉信号が送られると、ソレノイドバルブ87が閉じるため、第2オペレーティングシリンダ56(図2参照)内の作動油が油圧配管54を通じて第2マスターシリンダ84に戻れなくなり、第2オペレーティングシリンダ56内の油圧が保持されて、車両が停車中のクラッチ27(図2参照)を切った状態や半クラッチ状態を維持することができる。
電動モータ58は、その回転軸126にピニオン127が取付けられ、制御部61により作動が制御される。なお、128は電動モータ58と制御部61とを繋ぐ導線である。
減速ギヤ88は、支軸131に回転自在に取付けられ、ピニオン127に噛み合う大ギヤ132と、この大ギヤ132に一体的に設けられた小ギヤ133とからなる。
出力ギヤ89は、回転角度センサ90の回転軸と連結するとともに減速ギヤ88の小ギヤ132に噛み合い、シーソー本体103の揺動軸102に一体的に取付けられ、裏面に、シーソー本体103の他端部103b側の背面103cを押圧可能なクランクピン134を備える。このクランクピン134とロッド部材104とは、揺動軸102に対して反対側に配置されている。
ギヤケース85は、上記したシーソー本体103、電動モータ58の回転軸126、ピニオン127、減速ギヤ89及び出力ギヤ89を収納している。
クランク回転角度センサ90は、揺動軸102回りの出力ギヤ89の回転角度、即ちクランクピン134の回転角度を検出し、制御部61に出力するものであり、制御部61では、クランクピン134がシーソー本体103を介してピストン112を押圧する押圧状態を監視する。なお、136はクランク回転角度センサ90と制御部61とを繋ぐ導線である。
図5は本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)の第2オペレーティングシリンダ及びクラッチを説明する断面図であり、第2オペレーティングシリンダ56は、有底筒状のシリンダ本体141と、このシリンダ本体141に形成されたシリンダ穴141aに移動自在に挿入されたピストン142と、このピストン142及びシリンダ本体141の底壁141bのそれぞれの間に設けられてピストン142をプッシュロッド57側に押し出すスプリング143とからなる。なお、141cは油圧配管54を接続するためにシリンダ本体141の底壁141bに設けられた配管接続口、145,145はシリンダ穴141aとピストン142との間をシールするためにピストン142に装着されたOリング、146はシリンダ本体141内の作動油に混入したエアを抜くエア抜き用プラグである。
ピストン142は、プッシュロッド57の一端が挿入されるロッド挿入穴142aが形成されている。
クラッチ27は、変速機25を構成するメインシャフト153に回転自在に取付けられてクランクシャフト側のギヤに噛み合う大被動ギヤ155と、この大被動ギヤ155にコイルスプリング156を介して取付けられたドライブ部材157と、メインシャフト153の軸方向に移動自在でドライブ部材157の内周面に回転方向に係合された複数の摩擦円板であるクラッチディスク158と、これらのクラッチディスク158に交互に重ねられた複数のクラッチプレート161と、メインシャフト153にスプライン結合されるとともにクラッチプレート161の内周部がメインシャフト153の軸方向に移動自在で回転方向に係合されたドリブン部材162と、このドリブン部材162に複数のコイルスプリング163を介して取付けられてドリブン部材162を複数のクラッチディスク158及びクラッチプレート161を介して押し付ける押圧部材164と、押圧部材164にベアリング169を介して配置されるとともにメインシャフト153の端部に移動自在に取付けられ且つプッシュロッド57の他端部が挿入されるロッド挿入穴171aが形成された入力部材171とからなる多板型のものである。なお、172はドリブン部材162へ押圧部材164を押し付けるために設けられたコイルスプリング163をドリブン部材162に取付けるためのボルトであり、複数設けられる。173はメインシャフト153にドリブン部材162を取付けるナットである。
変速機25は、メインシャフト153がハウジング175にベアリング176,177を介して回転自在に取付けられ、図示せぬカウンタシャフトがハウジング175に一対のベアリングを介して回転自在に取付けられている。
メインシャフト153上には、複数のドライブギヤで構成されるドライブギヤ列178が軸方向移動自在にスプライン結合され、複数のドリブンギヤで構成されるドリブンギヤ列がカウンタシャフト上にスプライン結合され、ドライブギヤ列178の各ギヤにドリブンギヤ列の各ギヤが噛み合わされ、図示せぬ変速機構により動力伝達するギヤが選択される。
図2に戻って、第2マスターシリンダ84(図2参照)、第2オペレーションシリンダ56及び油圧配管54は、クラッチを断続させるクラッチ断続部179を構成する部品である。
以上に述べたクラッチ操作機構50の作用を次に説明する。
クラッチ27(図2参照)を手動により断続するには、図3において、クラッチレバー51を操作してロッド73をピストン72に押し付けると、ピストン72はシリンダ穴71a内をスプリング74の弾性力に抗して配管接続口71b側へ移動するため、シリンダ穴71a内の油室71Aの油圧が高くなる。
図6(a),(b)は本発明に係るアクチュエータユニットの作用を示す作用図(第1実施形態)である。
(a)において、マスターシリンダ64(図3参照)の高まった油圧が油圧配管53を介して矢印Aの向きに第1オペレーティングシリンダ82に伝わると、シリンダ本体91内の油室91Aの油圧が高くなり、この油圧でピストン92が移動してシーソー機構83のロッド部材104を矢印Bの向きに押すため、シーソー本体103が揺動軸102を中心にして矢印Cの向きにスイングし、他端部103bで矢印Dの向きに第2マスターシリンダ84のピストン112を押し付ける。
これにより、シリンダ本体111内の油室111Aの油圧が高くなり、この油圧は矢印Eのように、油圧配管54を介して図5に示した第2オペレーティングシリンダ56のシリンダ本体141内の油室141Aに伝わり、油室141Aの油圧が高くなる。これにより、ピストン142がプッシュロッド57を押し、プッシュロッド57がクラッチ27側へ移動する。
この結果、ベアリング169を介して押圧部材164がクラッチディスク158から離れ、各クラッチディスク158と各クラッチプレート161とを押し付ける押圧力がほとんど無くなり、クラッチ27が遮断される、即ち、ドライブ部材157からドリブン部材162に動力が伝わらなくなる。
このとき、電動モータ58(図4参照)は作動していないので、図6(a)に示した出力ギヤ89は静止した状態にあり、シーソー本体103は出力ギヤ89のクランクピン134から離れているため、クラッチレバー51(図2参照)を操作したことが電動モータ58側に影響を与えない。
上記したクランクピン134とシーソー本体103とは、電動モータ58が作動していないときにクラッチレバー51の操作によるシーソー本体103から受ける被作動力を電動モータ58側から切断する第2ロスト機構としてのモータ側ロスト機構170Aを構成する部品である。
図6(b)において、クラッチ27(図2参照)を自動で断続するには、電動モータ58を作動させ、ピニオン127の矢印Gの向きの回転を減速ギヤ88(矢印Hの向きの回転)を介して出力ギヤ89(矢印Jの向きの回転)に伝える。
出力ギヤ89が矢印Jの向きに回転すると、出力ギヤ89のクランクピン134が矢印Kの向きにシーソー本体103の背面103cを押し付けるため、シーソー本体103の他端部103bが矢印Lのように第2マスターシリンダ84のピストン112を押すため、シリンダ本体111の油室111Aの油圧が高くなる。これにより、(a)で述べたのと同様にしてクラッチ27が遮断される。
このとき、第1オペレーティングシリンダ82のピストン92は静止した状態にあり、シーソー機構83のロッド部材104がピストン92の凹部92aから離れるため、電動モータ58を作動させたことがクラッチレバー51(図2参照)側に影響を与えない。
上記したピストン92とロッド部材104とは、クラッチレバー51とシーソー本体103との間に設けられ、クラッチレバー51を操作していないときに電動モータ58の駆動によるロッド部材104から受ける被作動力をクラッチレバー51側から切断する第1ロスト機構としてのレバー側ロスト機構170Bを構成する部品である。
図7は本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)を示す系統図であり、図2に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
クラッチ操作機構180は、電動モータ58の作動により油圧を発生させるアクチュエータユニット181と、クラッチレバー182を備え、アクチュエータユニット181に油圧配管183を介して接続されたクラッチ操作ユニットとしてのレバー操作部184と、このレバー操作部184に油圧配管186を介して接続された第2オペレーティングシリンダ56と、プッシュロッド57と、電動モータ58及びソレノイドバルブ87の作動を制御する制御部61とからなる。
上記のレバー操作部184は、クラッチレバー182の近傍に設けられている。
上記のクラッチ操作機構180では、クラッチレバー182を操作することでレバー操作部184で油圧を発生させ、この油圧を第2オペレーティングシリンダ56に伝え、プッシュロッド57を介してクラッチ27を手動で断続する。
また、クラッチ操作機構180では、クラッチレバー182を操作せずに、アクチュエータユニット181の電動モータ58を作動させて油圧を発生させ、その油圧をレバー操作部184を介して第2オペレーティングシリンダ56に伝えてプッシュロッド57を介してクラッチ27を自動で断続する。
図8は本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図であり、アクチュエータユニット181は、電動モータ58と、この電動モータ58に減速ギヤ88を介して噛み合う出力ギヤ89と、各ギヤを収納するギヤケース85と、クランク回転角度センサ90と、出力ギヤ89のクランクピン134に押し出されるとともに揺動軸102に回動自在に取付けられたアーム部材191と、このアーム部材191のスイングにより油圧を発生させる第1マスターシリンダ192と、この第1マスターシリンダ192内に出入りする作動油を貯めるリザーバタンク86と、第1マスターシリンダ192に接続された油圧配管183の油路を開閉するために油圧配管183の途中に設けられたソレノイドバルブ87とからなる。
第1マスターシリンダ192は、図4に示した第1実施形態の第2マスターシリンダ84と同一構造であり、筒状のシリンダ本体111と、シリンダ穴111aに移動自在に挿入されたピストン112と、スプリング114と、タンク側接続口116とからなり、ピストン112の端面112aにアーム部材191の端部191aが押し当てられ、シリンダ本体111の端部に設けられた配管接続口111bに油圧配管183が接続されている。
図9は本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)のレバー操作部を示す説明図であり、レバー操作部184は、クラッチレバー182の近傍に設けられ、アクチュエータユニット181(図8参照)に油圧配管183を介して接続された第2押圧部としての第1オペレーティングシリンダ195と、この第1オペレーティングシリンダ195で発生する油圧で作動するシーソー機構196と、このシーソー機構196の動作により油圧を発生させる第2マスターシリンダ197と、この第2マスターシリンダ197内に出入りする作動油を貯めるリザーバタンク86(図7参照)と、バーハンドル21(図1参照)に回転自在に支持された揺動軸198に取付けられたクラッチレバー182と、クラッチレバー182の揺動角を検出するために揺動軸198に検出軸が連結されたレバー回転角度センサ66とからなる。
第1オペレーティングシリンダ195は、筒状のシリンダ本体201と、このシリンダ本体201に設けられたシリンダ穴201aに移動自在に挿入されたピストン202と、このピストン202をシーソー機構196側とは反対の側へ弾性力で押し出すスプリング204とからなり、シリンダ本体201の他端部に設けられた接続口201bには油圧配管183が接続されている。なお、207はピストン202に装着されたシール部材、208はスプリング204の一端を支持するワッシャ、209はワッシャ208をシリンダ本体201に固定する止め輪である。
シーソー機構196は、揺動軸198と、この揺動軸198を中心に揺動する回転作動力伝達部材(及び回転押圧部材)としてのシーソー本体212と、このシーソー本体212の一端部212aに支軸213を介して回転自在に取付けられてピストン202の端面202aに当てられた第1ローラ214と、シーソー本体212の他端部212bに支軸216を介して回転自在に取付けられて第2マスターシリンダ197のピストン112の端面112aに当てられた第2ローラ217とからなる。
第2マスターシリンダ197は、油圧配管186を介して第2オペレーティングシリンダ56(図7参照)に油圧を発生させるものであり、第1マスターシリンダ192(図8参照)と同一構造であり、シリンダ本体111と、シリンダ穴111aに移動自在に挿入されたピストン112と、スプリング114と、タンク側接続口116とからなり、シリンダ本体111の端部に設けられた配管接続口111bに油圧配管186が接続されている。
クラッチレバー182は、シーソー本体212に一体に形成された第1押圧部としての端部突出部212cに当てることでクラッチレバー182のレバー角度を調整するアジャストスクリュー221を備える。
図7に戻って、第2マスターシリンダ197、第2オペレーティングシリンダ56及び油圧配管186は、クラッチ27を断続するクラッチ断続部222を構成する部品である。
以上に述べたクラッチ操作機構180の作用を次に説明する。
図10は本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)の作用を示す第1作用図である。
クラッチ27(図7参照)を手動で断続するには、クラッチレバー182を矢印Pの向きに操作する。これにより、アジャストスクリュー221を介してシーソー機構196が矢印Qの向きにスイングし、シーソー機構196の第2ローラ217が第2マスターシリンダ197のピストン112を矢印Rの向きに押し出すため、第2マスターシリンダ197内の油室111Aの油圧が高くなり、この油圧が矢印Sの向きに油圧配管186を介して第2オペレーティングシリンダ56(図7参照)に伝わるため、前述のように、クラッチ27が遮断される。
上記した第1オペレーティングシリンダ195のピストン202と、シーソー機構196の第1ローラ214とは、電動モータ58(図9参照)とシーソー本体212との間に設けられ、電動モータ58が作動していないときにクラッチレバー182の操作によるシーソー本体212から受ける被作動力を電動モータ58側から切断する第2ロスト機構としてのモータ側ロスト機構225Aを構成する部品である。
図11(a),(b)は本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)の作用を示す第2作用図である。
(a)において、クラッチ27(図7参照)を自動で断続するには、電動モータ58を作動させ、ピニオン127の矢印Uの向きの回転を減速ギヤ88(矢印Vの向きの回転)を介して出力ギヤ89(矢印Wの向きの回転)に伝える。
出力ギヤ89が矢印Wのように回転すると、出力ギヤ89のクランクピン134が矢印Xのようにアーム部材191の背面191cを押し付けるため、アーム部材191の端部191aが矢印Yの向きに第1マスターシリンダ192のピストン112を押すため、シリンダ本体111の油室111Aの油圧が高くなる。
(b)において、油圧配管183を介して第1マスターシリンダ192((a)参照)の高まった油圧が矢印aのように第1オペレーティングシリンダ195に伝わると、シリンダ本体201内の油室201Aの油圧が高くなる。
この結果、ピストン202が移動してシーソー機構196の第1ローラ214を矢印bの向きに押すため、シーソー機構196が矢印cの向きにスイングし、第2ローラ217が第2マスターシリンダ197のピストン112を矢印dの向きに押し出すので、第2マスターシリンダ197内の油室111Aの油圧が高くなり、この油圧が矢印eの向きに油圧配管186を介して第2オペレーティングシリンダ56(図7参照)に伝わり、前述のように、クラッチ27が遮断される。
上記のアジャストスクリュー221と、シーソー機構196の端部突出部212cとは、クラッチレバー182に隣接し、シーソー本体212の一部に設けられ、クラッチレバー182を操作していないときに電動モータ58の駆動によるシーソー本体212から受ける被作動力をクラッチレバー182側から切断する第1ロスト機構としてのレバー側ロスト機構225Bを構成する部品である。
図12は本発明に係るクラッチ操作機構(第3実施形態)を示す系統図であり、図2に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
クラッチ操作機構230は、バーハンドル21(図1参照)に設けられたクラッチレバー51を含むレバー操作部52と、このレバー操作部52に油圧配管53を介して接続されたクラッチ操作ユニットとしてのアクチュエータユニット231と、このアクチュエータユニット231に油圧配管54を介して接続された第2オペレーティングシリンダ56と、この第2オペレーティングシリンダ56及びクラッチ27のそれぞれの間に配置されたプッシュロッド57と、アクチュエータユニット231に設けられた電動モータ233の作動を制御する制御部61とからなる。
図13は本発明に係るクラッチ操作機構(第3実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図であり、図4に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
アクチュエータユニット231は、第1オペレーティングシリンダ82と、シーソー機構83と、第2マスターシリンダ84と、リザーバタンク86と、電動モータ233と、この電動モータ233の回転軸233aに取付けられたウォーム234と、このウォーム234に噛み合う扇状のウォームホイール236と、ウォームホイール236の回転角度を検出するクランク回転角度センサ90とからなる。
電動モータ233は、制御部61に導線237で繋がれたモータ駆動制御部238を付設したものであり、制御部61はモータ駆動制御部238にモータ駆動信号を送ることで電動モータ233の作動を制御する。
ウォームホイール236は、シーソー本体103の揺動軸102に一体的に取付けられ、裏面に、シーソー本体103の他端部103b側の背面103cを押圧可能なクランクピン134を備える。
クランク回転角度センサ90は、揺動軸102回りのウォームホイール236の回転角度、即ちクランクピン134の回転角度を検出し、制御部61に出力する。
図14は本発明に係るクラッチ操作機構(第4実施形態)を示す系統図であり、図7に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
クラッチ操作機構240は、電動モータ233の作動により油圧を発生させるアクチュエータユニット241と、レバー操作部184と、このレバー操作部184に油圧配管186を介して接続された第2オペレーティングシリンダ56と、プッシュロッド57と、電動モータ233と、制御部61とからなる。
図15は本発明に係るクラッチ操作機構(第4実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図であり、図8、図13に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
アクチュエータユニット241は、電動モータ233と、この電動モータ233の回転軸233aに取付けられたウォーム234と、このウォーム234に噛み合う扇状のウォームホイール236と、ウォームホイール236の回転角度を検出するクランク回転角度センサ90と、ウォームホイール236のクランクピン134に押し出されるとともに揺動軸102に回動自在に取付けられたアーム部材191と、このアーム部材191のスイングにより油圧を発生させる第1マスターシリンダ192と、この第1マスターシリンダ192内に出入りする作動油を貯めるリザーバタンク86とからなる。
尚、本実施形態では、図8及び図15に示したように、クランクピン134でアーム部材191を介してピストン112を押し出すようにしたが、これに限らず、クランクピン134で直接にピストン112を押し出すようにしてもよい。
本発明のクラッチ操作機構は、二輪車に好適である。
本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)を備える車両前部の側面図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)を示す系統図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)のレバー操作部を示す断面図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第1実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図である。 本発明に係るクラッチ操作機構の第2オペレーティングシリンダ及びクラッチを説明する断面図(第1実施形態)である。 本発明に係るアクチュエータユニットの作用を示す作用図(第1実施形態)である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)を示す系統図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)のレバー操作部を示す説明図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)の作用を示す第1作用図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第2実施形態)の作用を示す第2作用図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第3実施形態)を示す系統図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第3実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第4実施形態)を示す系統図である。 本発明に係るクラッチ操作機構(第4実施形態)のアクチュエータユニットを示す説明図である。
符号の説明
11…車体フレーム、27…クラッチ、33…クラッチ操作ユニット(アクチュエータユニット)、38…フロントカウル、50,180,230,240…クラッチ操作機構、51,182…クラッチレバー、54,183,186…油圧配管、56…オペレーティングシリンダ(第2オペレーティングシリンダ)、58,233…電動モータ、82,212c…第1押圧部(第1オペレーティングシリンダ、端部突出部)、84,197…マスターシリンダ(第2マスターシリンダ)、87…開閉制御弁(ソレノイドバルブ)、89,195…第2押圧部(出力ギヤ、第1オペレーティングシリンダ)、102,198…回転押圧部材の回転中心(揺動軸)、103,212…回転作動力伝達部材・回転押圧部材(シーソー本体)、170A,225A…第2ロスト機構(モータ側ロスト機構)、170B,225B…第1ロスト機構(レバー側ロスト機構)、179,222…クラッチ断続部、184,231…クラッチ操作ユニット(レバー操作部)、234…ウォーム。

Claims (7)

  1. クラッチを断続させる機構を有するクラッチ断続部と、このクラッチ断続部に手動による操作力を作用させることができるクラッチレバーと、前記クラッチ断続部に自動で駆動力を作用させることができる電動モータと、前記クラッチレバーの操作又は電動モータの駆動に連動して回転することで前記クラッチ断続部に操作力又は駆動力を伝達することができる回転作動力伝達部材と、を備えるクラッチ操作機構であって、
    前記クラッチレバーと前記回転作動力伝達部材との間に設けられ、前記クラッチレバーを操作していないときに前記電動モータの駆動による前記回転作動力伝達部材から受ける被作動力を前記クラッチレバー側から切断する第1ロスト機構と、
    前記電動モータと前記回転作動力伝達部材との間に設けられ、前記電動モータが作動していないときに前記クラッチレバーの操作による前記回転作動力伝達部材から受ける被作動力を前記電動モータ側から切断する第2ロスト機構とを有することを特徴とするクラッチ操作機構。
  2. 前記クラッチ断続部は、クラッチの断続動作を行うために前記クラッチに連結されたオペレーティングシリンダと、このオペレーティングシリンダに油圧を発生させるマスターシリンダと、前記オペレーティングシリンダ及び前記マスターシリンダのそれぞれを連結する油圧配管と、で構成され、前記油圧配管上に開閉制御弁を設けたことを特徴とする請求項1記載のクラッチ操作機構。
  3. クラッチの断続動作を行うためにクラッチに連結されたオペレーティングシリンダと、このオペレーティングシリンダに油圧を発生させるマスターシリンダと、前記オペレーティングシリンダ及び前記マスターシリンダのそれぞれを連結する油圧配管と、クラッチの断続を手動で操作するためのクラッチレバーと、クラッチの断続を手動操作によらないで自動で行うことができる駆動力を発生する電動モータと、を備えるクラッチ操作機構において、
    前記クラッチレバー操作力を押圧力に変換する第1押圧部と、
    前記電動モータ駆動力を押圧力に変換する第2押圧部と、前記第1押圧部又は前記第2押圧部に押されることにより回転し、マスターシリンダに押圧力を作用させる回転押圧部材とを備え、
    前記第1押圧部と前記第2押圧部とは、前記回転押圧部材を同一方向に回転させることができる位置で且つ回転押圧部材の回転中心の反対側に配置されることを特徴とするクラッチ操作機構。
  4. 前記マスターシリンダ、前記第1押圧部、前記第2押圧部及び前記回転押圧部材からなるクラッチ操作ユニットを備え、
    このクラッチ操作ユニットは、車体フレームとフロントカウルとに囲まれる部位に設けられることを特徴とする請求項3記載のクラッチ操作機構。
  5. 前記クラッチ操作ユニットは、前記クラッチレバー近傍に設けられていることを特徴とする請求項3記載のクラッチ操作機構。
  6. 前記油圧配管上に開閉制御弁を設けたことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項記載のクラッチ操作機構。
  7. 前記電動モータの駆動力は、ウォームを介して第2押圧部に伝達されることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項記載のクラッチ操作機構。
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