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JP2004356522A - 3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途 - Google Patents

3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途 Download PDF

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JP2004356522A
JP2004356522A JP2003154745A JP2003154745A JP2004356522A JP 2004356522 A JP2004356522 A JP 2004356522A JP 2003154745 A JP2003154745 A JP 2003154745A JP 2003154745 A JP2003154745 A JP 2003154745A JP 2004356522 A JP2004356522 A JP 2004356522A
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Seiya Shimizu
誠也 清水
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Yoshihiko Tsuchida
良彦 土田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】高輝度の発光素子となり得る3−5族化合物半導体を提供する。
【解決手段】〔1〕一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該障壁層と該量子井戸層とが、これを繰返し複数回有する多重量子井戸構造を形成した場合における、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成されてなることを特徴とする3−5族化合物半導体。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体に関する。
【0002】
【従来の技術】
紫外、青色もしくは緑色の発光ダイオードまたは紫外、青色もしくは緑色のレーザダイオード等の発光素子の材料として、一般式InGaAlN(ただし、a+b+c=1、0≦a≦1、0≦b≦1、0≦c≦1)で表される3−5族化合物半導体が知られている。以下、この一般式中のa、bおよびcをそれぞれInN混晶比、GaN混晶比およびAlN混晶比と称することがある。該3−5族化合物半導体において、特にInNを混晶比で5%以上含むものは、InN混晶比に応じて可視領域での発光波長を調整できるため、表示用途に特に重要である。
【0003】
該3−5族化合物半導体はサファイア、GaAs、ZnOなどの種々の基板上に成膜することが試みられているが、格子定数や化学的性質が該化合物半導体と大きく異なるため、充分な高品質の結晶が得られていない。このため、該化合物半導体と格子定数、化学的性質がよく似ているGaNの結晶をまず成長し、この上に該化合物半導体を成長することで優れた結晶を得ることが試みられている(特許文献1)。
また、InGaAlN(ただし、a+b+c=1、0<a<1、0<b<1、0≦c<1)で表される半導体を量子井戸構造にすることにより、高効率の発光素子が実現できることが報告されている(特許文献2)が、輝度の点で必ずしも充分満足し得るものではない。
【0004】
一方、SiがドープされたGaNの上に、660〜780℃下で、InGaN層を成長させ、5〜10秒の成長中断後、GaNを成長させ、この条件でInGaN層の成長とGaNの成長を繰り返すことにより多重量子井戸構造を形成し、ついで1040℃でp−GaN層を成長することにより、半導体を製造する方法も知られているが、p−GaN層を成長する際に、InGaN層が破壊され、In金属、あるいはInN結晶が析出してしまい、これにより輝度が著しく低下してしまうことも知られている(非特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特公昭55−3834号公報
【特許文献2】
特許第3064891号公報
【非特許文献1】
ジャーナル・オブ・クリスタル・グロース 248、498(2003)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高輝度の発光素子となり得る3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、このような状況下に鋭意検討した結果、多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であるという特定の平均InN混晶比を有する化合物半導体が、高輝度の発光素子となり得ることを見出すとともに、量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度という特定の条件下で行うことにより、高輝度の発光素子となり得る化合物半導体を製造し得ることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち、本発明は、〔1〕一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも2つ含む多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であることを特徴とする3−5族化合物半導体を提供するものである。
【0009】
また、本発明は、〔2〕一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる単一量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該障壁層と該量子井戸層とが、これを繰返し複数回有する多重量子井戸構造を形成した場合において、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成されてなることを特徴とする3−5族化合物半導体を提供するものである。
【0010】
また、本発明は、〔3〕一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体を製造するに当り、量子井戸層の成長終了後から障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸の成長温度以上の温度で行うことを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法、および〔4〕成長中断を、3族原料の供給停止下に実施することを特徴とする上記〔3〕の3−5族化合物半導体の製造方法を提供するものである。
【0011】
また、本発明は、〔5〕上記〔1〕〜〔2〕の3−5族化合物半導体を又は〔3〕〜〔4〕の製造方法によって得られた3−5族化合物半導体を用いてなることを特徴とする3−5族化合物半導体発光素子を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を詳細に説明する。
本発明における3−5族化合物半導体は、一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有するものである。
該量子井戸層は、その膜厚が通常5〜90Åである。好ましくは、10〜70Å、より好ましくは15〜60Åである。
また該量子井戸層は、不純物がドープされていてもされていなくても良く、ドープされている場合は、その濃度が高すぎると結晶性を低下させることがあるので、通常1021cm以下である。
【0013】
また該障壁層としては、InGaAlN(a+b+c=1、0≦a<1、0≦b≦1、0≦c≦1)で表される3−5族化合物半導体が通常用いられる。この層には、不純物がドープされていてもされていなくともよい。不純物としては、例えばSi、Zn、Mg、Oなどの元素が挙げられる。これら複数の元素の元素がドープされていてもよい。不純物がドープされている場合、その量は、通常1016cm〜1021cm程度である。 量子井戸層を挟む2つの障壁層は同一であっても異なっていても良い。
障壁層の膜厚は、通常30〜1000Åであり、好ましくは50〜500Å、より好ましくは100〜300Åである。
【0014】
上記のような量子井戸層と、上記のような障壁層とから、量子井戸構造が構成されるが、本発明においては、量子井戸構造を少なくとも2つ含む多重量子井戸構造を有することが好ましい。もちろん単一の量子井戸構造を有していても良い。
また多重量子井戸構造を有する場合は、複数の量子井戸層は同一であっても異なっていても良いし、複数の障壁層も同一であっても異なっていても良いが、同一の量子井戸層と同一の障壁層とが交互に繰返された構造を含むことが好ましい。
【0015】
本発明の3−5族化合物半導体は、上記のような量子井戸構造を有するものであるが、多重量子井戸構造を有する場合は、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であることを特徴とし、また単一量子井戸構造を有する場合は、該障壁層と該量子井戸層とが、これを繰返し複数回有する多重量子井戸構造を形成した場合における、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成されてなることを特徴とする。
多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比は、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し40%以下であることが好ましく、35%以下であることがさらに好ましい。最も好ましくは30%以下である。
【0016】
ここで、InN混晶比の測定は、X線回折により行なう。例えば、多重量子井戸構造の超格子の衛星反射から測定されるInN混晶比を、量子井戸層と障壁層の平均的なInN混晶比とし、量子井戸層と障壁層の膜厚の割合から、量子層のInN混晶比を算出する方法が挙げられる。
【0017】
また電荷注入による発光波長から、量子井戸層におけるInN混晶比の算出は、以下の方法で行なう。
一般に発光デバイスに用いられる半導体の発光波長λ(nm)は、該半導体のバンドギャップエネルギーをEg(eV)とすると、
λ=1240/Eg (1)
で表すことができる。
一方、化合物半導体の場合のバンドギャップエネルギーはその混晶比から算出することが可能である。例えば、InNとGaNの混晶であるInGa1−xNの場合においては、InNのバンドギャップエネルギーは0.8eVであり、GaNのバンドギャップエネルギーは3.42eVであるので、該化合物半導体のバンドギャップエネルギー(Eg)は、
Eg=0.8x+3.42(1−x) (2)
で表すことができる。従って、該化合物半導体のInN混晶比xは、 (1)と(2)より、
x=(3.42−(1240/λ))/(3.42−0.8)
と算出することができる。発光波長が470nmの場合は、x=0.298となる。
【0018】
上記のInN混晶比を有する量子井戸構造は、熱処理することにより製造し得る。量子井戸層は、通常650〜850℃で、障壁層は、通常650〜1000℃で成長するが、例えばこの量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度で行うことにより製造し得る。
該中断を量子井戸層の成長温度で行う場合、その中断時間は、好ましくは12分以上、更に好ましくは15分以上であり、上限は特に無いが通常60分程度までである。
【0019】
また該中断を量子井戸層成長温度より高い温度で行う場合は、量子井戸層の成長温度より10℃程度以上高いことが好ましい。より好ましくは30℃以上、最も好ましくは50℃以上高いことが好ましい。上限は特に無いが、量子井戸層成長温度より、通常100℃程度高い温度以下で実施される。その中断時間は、温度にもよるが、通常1分以上、好ましくは3分以上、より好ましくは5分以上、最も好ましくは7分以上であり、上限は特に無いが通常60分程度である。かかる中断時間は、量子井戸層成長後の障壁層成長までの昇温時間であることが好ましい。
また成長中断時において、3族原料の供給は停止される。5族原料、キャリアガスは供給してもしなくても良いいが、5族原料は供給することが好ましく、この供給により量子井戸層における窒素の減少を防止し得る。
【0020】
上記のような熱処理により、多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比を低減せしめることができ、上記のような特定のInN混晶比を有する量子井戸構造を製造し得る。
該中断の条件以外は、公知の条件に準拠して、本発明の3−5族化合物半導体を製造し得る。
【0021】
次に、本発明の3−5族化合物半導体を用いた素子の構造の1例を図1に示す。図1に示す例は、n型GaN層1の上に、ノンドープのGaN層2が積層され、さらに障壁層としてのGaN層3と量子井戸層としてのInGaN層4が交互に5層積層された層とこの上に障壁層としてのGaN層5(第1キャップ層)とからなる量子井戸構造と、MgドープAlGaN層7(第2キャップ層)、p型GaN層7とをこの順に積層したものである。n型GaN層1にn電極9、p型GaN層7にp電極8を設け、順方向に電圧を加えることにより、電流が注入され量子井戸層から発光が得られる。
【0022】
上記のような3−5族化合物半導体の製造方法としては、分子線エピタキシー(以下、MBEと記すことがある。)法、有機金属気相成長(以下、MOVPEと記すことがある。)法、ハイドライド気相成長(以下、HVPEと記すことがある。)法などが挙げられる。これらの方法のなかでは、MOVPE法が、大面積にわたり、均一な結晶成長が可能なため重要である。
【0023】
またMOVPE法においては、以下のような原料を用いることができる。
3族原料としては、例えばトリメチルガリウム[(CHGa、以下TMGと記すことがある。]、トリエチルガリウム[(CGa、以下TEGと記すことがある。]等の一般式RGa(ここで、R、R、Rは、低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルガリウム;トリメチルアルミニウム[(CHAl、以下TMAと記すことがある]、トリエチルアルミニウム[(CAl、以下TEAと記すことがある。]、トリイソブチルアルミニウム[(i−CAl]等の一般式RAl(ここで、R、R、Rは、低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルアルミニウム;トリメチルアミンアラン[(CHN:AlH];トリメチルインジウム[(CHIn、以下「TMI」と記すことがある。]、トリエチルインジウム[(CIn]等の一般式RIn(ここで、R、R、Rは、低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルインジウム、ジエチルインジウムクロライド[(CInCl]などのトリアルキルインジウムから1ないし3つのアルキル基をハロゲン原子に交換したもの、インジウムクロライド[InCl]など一般式InX(Xはハロゲン原子)で表わされるハロゲン化インジウム等が挙げられる。これらは、単独でまたは混合して用いられる。
【0024】
次に、5族原料としては、例えばアンモニア、ヒドラジン、メチルヒドラジン、1,1−ジメチルヒドラジン、1,2−ジメチルヒドラジン、t−ブチルアミン、エチレンジアミンなどが挙げられる。これらは単独でまたは混合して用いられる。これらの原料のうち、アンモニアとヒドラジンは、分子中に炭素原子を含まないため、半導体中への炭素の汚染が少なく好適である。
【0025】
該3−5族化合物半導体を成長する基板としては、サファイア、ZnO、ZrBなどの金属硼化物、SiC、GaN、AlNを単独、あるいは複数の基板を積層して用いる事が可能である。
【0026】
また化合物半導体のp型層としては、一般式InGaAlN(g+h+i=1、0≦g≦1、0≦h≦1、0≦i≦1)で表されれる3−5族化合物半導体にp型ドーパントをドープして形成する。p型ドーパントとしてMg、Zn、Caなどの金属が用いられる。p型ドーパントは有機金属の形で供給されるのが望ましい。
特に、p型層にInを含む一般式p型InGaN(j+k=1、0<j≦1、0≦k<1)で表される3−5族半導体、は比較的低温例えば、650〜950℃で結晶成長可能であり、量子井戸構造の熱劣化を抑制することが容易である。
p型層を成長した後、電極形成の前あるいは電極形成後に、電極との良好な接触抵抗を得るためにアニーリングを行なってもよい。アニーリングを行なう雰囲気は、不活性ガス中でもよい。また、実質的に水素を含むガスでもよいし、あるいは、これらのガスに酸素を含むガスを加えてもよい。アニーリングの温度は、通常200〜1000℃、好ましくは400〜800℃である。
【0027】
量子井戸層とp型層の間にキャップ層として一般式InGaAlN(l+m+n=1、0≦l≦1、0≦m≦1、0≦n≦1)を含んだ層を1層または2層以上形成してもよい。特にAlN混晶を含むと耐熱性が向上し、発光層の相分離などの熱劣化を抑制することがある。該キャップ層には、Mg,Zn,Caなどのp型ドーパントおよび/または、Si,O,S,Seなどのn型ドーパントをドープしてもよい。
【0028】
本発明の3−5族化合物半導体を製造するに当り、好ましく用いられるMOVPE法による結晶成長装置としては、公知の構造のものを用いることができる。具体的には、基板の上部から原料ガスを吹き付けるもの、基板の側方から原料を吹き付けるものなどを挙げることができる。これらは、基板をおおよそ上向きに配置したものであるが、逆に基板を下向きに配置したものも用いることができる。この場合、原料を基板の下部から供給するもの、または基板の側方から吹き付けるものが挙げられる。これらの反応炉で、基板の角度は、正確に水平を向いている必要はなく、ほとんど垂直、または完全に垂直な場合も含まれる。また、これらの基板とガス供給の配置を応用した、複数枚の基板を同時に処理できる成長装置についても同様である。
【0029】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【0030】
実施例1
サファイアC面上に、TMGとアンモニアを原料とし、キャリアガスとして水素を用いて490℃にて、GaN低温成長バッファ層を約50nm成長した。次に、TMGの供給を一旦停止し、1090℃まで昇温し、TMGとアンモニアとシランを原料とし、キャリアガスとして水素を用いて、n型GaN層を約3μm成長し、シランの供給を停止しノンドープGaN層を約0.3μm成長した。次いでTMGの供給を停止し、720℃まで降温した後、TEGとTMIとアンモニアを原料とし、キャリアガスとして窒素を用いて、15nmのGaN層と3nmのInGaN層を5回繰り返して成長した。詳しい成長の手順は、アンモニアとTEGを供給して、ノンドープGaN層を15nm成長したのち、TEGの供給を停止し、アンモニアとキャリアガスのみ供給し成長中断を3分間実施した。その後TMIと再びTEGを供給し、InGaN層を3nm成長した。この後、TMIとTEGの供給を停止し、アンモニアとキャリアガスのみ供給し、成長中断を15分実施した。
【0031】
このGaN層成長、GaN層の成長中断、InGaN層成長、InGaN層の成長を5回繰り返した後、TEGとアンモニアを供給し、ノンドープGaN層を18nm成長した。このノンドープのGaN層を成長後、800℃まで昇温し、TMAとTEGおよびアンモニアとp型ドーパント原料としてビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムを供給し、AlGaN層を25nm成長した。AlGaN層を成長後、TMA、TEGおよびビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムの供給を停止し、1050℃まで昇温し、TMGとアンモニアとp型ドーパント原料としてビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムを供給し、p型GaNを200nm成長した。次いで、基板を反応炉から取り出し、アンモニアと酸素を含んだ窒素気流下において、800℃で48秒間アニールすることにより3−5族化合物半導体を製造した。
【0032】
X線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.96%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.76%であることが示された。
【0033】
得られた試料に、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は1795mcdであり、発光波長は470.8nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、InN混晶比は29.8%と算出された。
【0034】
実施例2
実施例1において、InGaN層を3nm成長した後の成長中断を、15分から20分に変更する以外は、実施例1に準拠することにより、3−5族化合物半導体を製造した。
【0035】
X線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.915%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.49%であることが示された。
【0036】
得られた試料に、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は1175mcdであり、発光波長は476nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、InN混晶比は31.1%と算出された。
【0037】
実施例3
実施例1に準拠して、GaN低温成長バッファ層を約50nm、n型GaN層を約3μm、ノンドープGaN層を約0.3μm成長した。次いで、TMGの供給を停止した後に、770℃まで降温したのち、TEGとTMIとアンモニアを原料とし、キャリアガスとして窒素を用いて、15nmのGaN層と、720℃にて3nmのInGaN層を成長し、GaN層とInGaN層を5回繰り返して成長した。詳しい成長の手順は、770℃にてアンモニアとTEGを供給して、ノンドープGaN層を15nm成長したのち、TEGの供給を停止しアンモニアとキャリアガスのみ供給し、5分間成長中断した。この成長中断中に720℃まで降温し、その後TMIと再びTEGを供給し、InGaN層を3nm成長した
【0038】
。この後、TMIとTEGの供給を停止し、アンモニアとキャリアガスのみ供給し、15分間成長中断した。この成長中断中に770℃に再び昇温し、再びGaN層を成長した。
このGaN層成長、GaN層の成長中断(降温)、InGaN層の成長、InGaN層の成長中断(昇温)を5回繰り返した後、実施例1に準拠してノンドープGaN層、AlGaN層、p型GaN層を成長することにより3−5族化合物半導体を製造した。
【0039】
X線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.53%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、9.18%であることが示された。
【0040】
得られた試料に、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は3548mcdであり、発光波長は482.9nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、InN混晶比は32.5%と算出された。
【0041】
比較例1
実施例1において、InGaN層を3nm成長した後の成長中断を、15分から5分に変更する以外は、実施例1に準拠することにより、3−5族化合物半導体を製造した。
【0042】
X線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では3.29%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、19.74%であることが示された。
【0043】
得られた試料に、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は46mcdであり、発光波長は480nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、InN混晶比は31.9%と算出された。
【0044】
比較例2
実施例1において、InGaN層を3nm成長した後の成長中断を、15分から10分に変更する以外は、実施例1に準拠することにより、3−5族化合物半導体を製造した。
【0045】
X線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均で2.26%でありInGaN発光層のInN混晶比は、13.56%であることが示された。
【0046】
得られた試料に、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は163mcdであり、発光波長は464nmであった。この発光波長から、InGaN発光層中における、InN混晶比は28.5%と算出された。
【0047】
図2に実施例1〜3および比較例1〜2における発光波長から算出されるInN混晶比(百分率)を縦軸に、多重量子井戸構造のX線回折により測定されるInN混晶比(百分率)を横軸にプロットした。実施例と比較例のプロットは、電荷注入による発光波長より算出されるInN混晶比が、X線回折より得られるInN混晶比の42.5%であるラインにより、明瞭に区別されることがわかる。
【0048】
図3に実施例1〜2および、比較例1〜2における量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断時間を横軸に、多重量子井戸構造の量子井戸層のX線回折より測定されるInN混晶比と電荷注入により発光する発光波長を縦軸にプロットした。驚くべきことに、X線回折より得られるIn混晶比が減少するにもかかわらず、電荷注入により発光する発光波長はほとんど変化のないことことが示された。このことは、X線回折で測定される活性層中のInN混晶比をコントロールすることで発光波長を変化させずに高輝度化することが可能であることが明瞭に示されている。
【0049】
【発明の効果】
本発明の3−5族化合物半導体は、X線回折により測定される多重量子井戸構造のInN混晶比が、電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であるが故に、高輝度の発光素子となり得る。
また本発明によれば、量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度で行うという特定の条件下で実施することにより、高輝度の発光素子となり得る3−5族化合物半導体を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態に係る素子の構造を示す断面図である。
【図2】X線回折より算出した発光層のInN混晶比と電荷注入による発光波長より算出したInN混晶比の関係を示した図である。破線は、発光波長より求めた窒化インジウム混晶比とX線回折より求めた窒化インジウム混晶比との比が0.425となるラインである。
【図3】成長中断時間とX線回折より算出した発光層のInN混晶比、および成長中断時間と電荷注入による発光波長より算出したInN混晶比の関係を示した図である。
【符号の説明】
1 n型GaN層
2 ノンドープGaN層
3 GaN層(障壁層)
4 InGaN層(量子井戸層)
5 GaN層(障壁層、第1キャップ層)
6 MgドープAlGaN層(第2キャップ層)
7 p型GaN層
8 p電極
9 n電極

Claims (5)

  1. 一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも2つ含む多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
  2. 一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる単一量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該障壁層と該量子井戸層とが、これを繰返し複数回有する多重量子井戸構造を形成した場合における、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成されてなることを特徴とする3−5族化合物半導体。
  3. 一般式InGaAlN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体を製造するに当り、量子井戸層の成長終了後から障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度で行うことを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。
  4. 成長中断を、3族原料の供給停止下に実施することを特徴とする請求項4記載の3−5族化合物半導体の製造方法。
  5. 請求項1〜2記載の3−5族化合物半導体又は請求項3〜4記載の製造方法によって得られた3−5族化合物半導体を用いてなることを特徴とする3−5族化合物半導体発光素子。
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