JP2002543769A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含む、単離されたポリペプチドであって、ここで該腫瘍タンパク質は、以下:
(a)以下の配列番号:
【化1】
に列挙される配列;
(b)以下の配列番号:
【化2】
のいずれか1つに列挙される配列に対して中程度のストリンジェント条件下でハイブリダイズする配列;および
(c)(a)または(b)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含む、
ポリペプチド。
【請求項2】 請求項1に記載の単離されたポリペプチドであって、ここで該ポリペプチドは、以下の配列番号:
【化3】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
【請求項3】 以下の配列番号:
【化4】
のいずれか1つに列挙される配列を含む、単離されたポリペプチド。
【請求項4】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも15アミノ酸残基をコードする単離されたポリヌクレオチドであって、該改変体は抗原特異的抗血清と反応する改変体の能力が実質的に減少されないような、1つ以上の置換、欠失、付加および/または挿入において異なり、ここで該腫瘍タンパク質は、以下の配列番号:
【化5】
のいずれか1つに列挙される配列または該配列のいずれかの相補鎖を含むポリヌクレオチドによりコードされるアミノ酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項5】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、をコードする単離されたポリヌクレオチドであって、ここで該腫瘍タンパク質は、以下の配列番号:
【化6】
のいずれか1つに列挙される配列、または該配列のいずれかの相補鎖を含むポリヌクレオチドによりコードされるアミノ酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項6】 単離されたポリヌクレオチドであって、該ポリヌクレオチドが、以下の配列番号:
【化7】
のいずれか1つに列挙される配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項7】 単離されたポリヌクレオチドであって、該ポリヌクレオチドが、中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化8】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項8】 請求項4〜7のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドと相補的な、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項9】 請求項4〜8のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドを含む、発現ベクター。
【請求項10】 請求項9に記載の発現ベクターを用いて形質転換またはトランスフェクトされた宿主細胞。
【請求項11】 以下の配列番号:
【化9】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列、または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖、によりコードされるアミノ酸配列を含む肺腫瘍タンパク質に特異的に結合する、単離された抗体、またはその抗原結合フラグメント。
【請求項12】 請求項1に記載の少なくとも1つのポリペプチドを含む、融合タンパク質。
【請求項13】 請求項12に記載の融合タンパク質であって、ここで該融合タンパク質は、該融合タンパク質をコードするポリヌクレオチドを用いてトランスフェクトされた宿主細胞において、該融合タンパク質の発現を増大する発現エンハンサーを含む、融合タンパク質。
【請求項14】 請求項12に記載の融合タンパク質であって、ここで該融合タンパク質は、請求項1に記載のポリペプチド内に存在しないTヘルパーエピトープを含む、融合タンパク質。
【請求項15】 前記融合タンパク質がアフィニティータグを含む、請求項12に記載の融合タンパク質。
【請求項16】 請求項12に記載の融合タンパク質をコードする、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項17】 薬学的組成物であって、該薬学的組成物は、生理学的に受容可能なキャリア、および以下:
(a)請求項1に記載のポリペプチド;
(b)請求項4に記載のポリヌクレオチド;
(c)請求項11に記載の抗体;
(d)請求項12に記載の融合タンパク質;および
(e)請求項16に記載のポリヌクレオチド、
からなる群より選択される少なくとも1つの成分を含む、薬学的組成物。
【請求項18】 免疫促進剤および以下:
(a)請求項1に記載のポリペプチド;
(b)請求項4に記載のポリヌクレオチド;
(c)請求項11に記載の抗体;
(d)請求項12に記載の融合タンパク質;および
(e)請求項16に記載のポリヌクレオチド、
からなる群より選択される少なくとも1つの成分を含む、ワクチン。
【請求項19】 前記免疫促進剤がアジュバントである、請求項18に記載のワクチン。
【請求項20】 前記免疫促進剤が主にI型応答を誘導する、請求項18に記載のワクチン。
【請求項21】 患者において癌の発達を阻害するための請求項17に記載の組成物であって、該組成物は、有効量で存在する、組成物。
【請求項22】 患者において癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、請求項18に記載のワクチンの有効量を含む、組成物。
【請求項23】 薬学的に受容可能なキャリアまたは賦形剤と組み合わせて、請求項1に記載のポリペプチドを発現する抗原提示細胞を含む、薬学的組成物。
【請求項24】 前記抗原提示細胞が樹状細胞またはマクロファージである、請求項23に記載の薬学的組成物。
【請求項25】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドを発現する抗原提示細胞を含むワクチンであって、ここで該腫瘍タンパク質は、免疫促進剤と組み合わせて、以下:
(a)以下の配列番号:
【化10】
に列挙される配列;
(b)中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化11】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列;および
(c)(i)または(ii)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含む、ワクチン。
【請求項26】 前記免疫促進剤がアジュバントである、請求項25に記載のワクチン。
【請求項27】 前記免疫促進剤が主にI型応答を誘導する、請求項25に記載のワクチン。
【請求項28】 前記抗原提示細胞が樹状細胞である、請求項25に記載のワクチン。
【請求項29】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドを発現する抗原提示細胞の有効量を含み、ここで該腫瘍タンパク質は、以下:
(a)以下の配列番号:
【化12】
に列挙される配列;
(b)中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化13】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列;および
(c)以下の配列番号:
【化14】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチドによりコードされる(i)または(ii)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含み、それによって該患者における癌の発達を阻害する、組成物。
【請求項30】 前記抗原提示細胞が樹状細胞である、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】 前記癌が肺癌である、請求項21、22および29のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項32】 生物学的サンプルから腫瘍細胞を除去するための方法であって、該方法は、肺腫瘍タンパク質と特異的に反応するT細胞と生物学的サンプルを接触させる工程を包含し、ここで該腫瘍タンパク質が以下:
(i)以下の配列番号:
【化15】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド;および
(ii)該ポリヌクレオチドの相補鎖;
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含み、ここで該接触の工程が、該サンプルから抗原を発現している細胞の除去を可能にするのに十分な条件下および時間で実施される、方法。
【請求項33】 前記生物学的サンプルが血液またはその分画である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、請求項32に記載の方法に従って処置された生物学的サンプルを含む、組成物。
【請求項35】 肺腫瘍タンパク質に特異的なT細胞を、T細胞の刺激および/または増殖を可能にするのに十分な条件下および時間で、刺激および/または増殖するための方法であって、T細胞を、以下:
(a)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の少なくとも免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下:
(i)以下の配列番号:
【化16】
に列挙される配列;
(ii)以下の配列番号:
【化17】
のいずれか1つに列挙される配列に、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(iii)(i)または(ii)の配列の相補鎖;
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(c)(a)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
からなる群より選択される少なくとも1つの成分と接触させる工程を包含する、方法。
【請求項36】 請求項35に記載の方法に従って調製されるT細胞を含む、単離されたT細胞集団。
【請求項37】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、請求項36に記載のT細胞集団の有効量を含む、組成物。
【請求項38】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、有効量の増殖したT細胞を含み、該T細胞は、患者から単離されたCD4+および/またはCD8+T細胞を、以下からなる群より選択される少なくとも1つの成分と共にインキュベートすることによって増殖され:
(i)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の、少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド:
(1)以下の配列番号:
【化18】
に列挙される配列;
(2)以下の配列番号:
【化19】
のいずれか1つに列挙される配列に対して、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(3)(1)または(2)の配列の相補鎖;
(ii)(i)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(iii)(i)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
そして、それによって該患者における癌の発達を阻害する、組成物。
【請求項39】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、有効量のクローニングされたT細胞を含み、該T細胞は、
(a)患者から単離されたCD4+および/またはCD8+T細胞を、以下からなる群より選択される少なくとも1つの成分と共にインキュベートし、その結果T細胞が増殖する工程:
(i)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の、少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド:
(1)以下の配列番号:
【化20】
に列挙される配列;
(2)以下の配列番号:
【化21】
のいずれか1つに列挙される配列に対して、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(3)(1)または(2)の配列の相補鎖;
(ii)(i)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(iii)(i)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
(b)少なくとも1つの増殖した細胞をクローニングして、クローンT細胞を提供する工程;
によって産生され、それによって該患者における癌の発達を阻害する、
組成物。
【請求項40】 患者における癌の存在または非存在を決定するための組成物であって、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤を含み、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化22】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含み、
ここで、該結合剤に結合するポリペプチドの量は、患者から得られた生物学的サンプルにおける検出を意図されるものであり、ここで該サンプルが該結合剤と接触され、そして該検出されたポリペプチドの量を所定のカットオフ値と比較し、該患者における癌の存在または非存在を決定する、組成物。
【請求項41】 前記結合剤が抗体である、請求項40に記載の組成物。
【請求項42】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】 前記癌が肺癌である、請求項40に記載の組成物。
【請求項44】 患者における癌の進行のモニターを補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から、第1の時点で得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤に接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化23】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該結合剤に結合するポリペプチドの量を検出する工程;
(c)該患者から、次の時点で得られた生物学的サンプルを使用して、工程(a)および(b)を繰り返す工程;ならびに
(d)工程(c)において検出された該ポリペプチドの量を、工程(b)において検出された該量と比較し、それから該患者における該癌の進行をモニターする工程、
を包含する、方法。
【請求項45】 前記結合剤が抗体である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】 前記癌が肺癌である、請求項44に記載の方法。
【請求項48】 患者における癌の存在または非存在を決定するための組成物であって、該組成物は、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを含み、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化24】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含み、
ここで該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズするポリヌクレオチドの量は、患者から得られた生物学的サンプルにおける検出を意図され、ここで該サンプルは、オリゴヌクレオチドと接触され、そして該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を所定のカットオフ値と比較し、該患者における癌の存在または非存在を決定する、組成物。
【請求項49】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項48に記載の組成物。
【請求項50】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項48に記載の組成物。
【請求項51】 患者における癌の進行のモニターを補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドに接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化25】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズするポリヌクレオチドの量を検出する工程;
(c)該患者から、次の時点で得られた生物学的サンプルを使用して、工程(a)および(b)を繰り返す工程;ならびに
(d)工程(c)において検出された該ポリヌクレオチドの量を、工程(b)において検出された該量と比較し、それから該患者における該癌の進行をモニターする工程、
を包含する、方法。
【請求項52】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項51に記載の方法。
【請求項53】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項51に記載の方法。
【請求項54】 診断キットであって、以下:
(a)請求項11に記載の1つ以上の抗体;および
(b)レポーター基を含む検出試薬、
を備える、キット。
【請求項55】 前記抗体が固体支持体上に固定化される、請求項54に記載のキット。
【請求項56】 前記検出試薬が、抗免疫グロブリン、プロテインG、プロテインAまたはレクチンを含む、請求抗54に記載のキット。
【請求項57】 前記レポーター基が、放射性同位体、蛍光基、発光基、酵素、ビオチンおよび色素粒子からなる群より選択される、請求項54に記載のキット。
【請求項58】 肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドに、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする10〜40の連続したヌクレオチドを含むオリゴヌクレオチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化26】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列、または該ポリヌクレオチドのいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、オリゴヌクレオチド。
【請求項59】 請求項58に記載のオリゴヌクレオチドであって、ここで該オリゴヌクレオチドが、以下の配列番号:
【化27】
のいずれか1つに列挙される10〜40の連続したヌクレオチドを含む、オリゴヌクレオチド。
【請求項60】 診断キットであって、以下:
(a)請求項59に記載のオリゴヌクレオチド;および
(b)ポリメラーゼ連鎖反応またはハイブリダイゼーションアッセイにおける使用のための診断試薬、
を備える、キット。
【請求項61】 患者における癌の存在または非存在の決定を補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤に接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化22】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該結合剤に結合するポリペプチドの量を検出する工程;および
(c)該ポリペプチドの量を所定のカットオフ値と比較し、それから該患者における癌の存在または非存在を決定する工程、
を包含する、方法。
【請求項62】 前記結合剤が抗体である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】 前記癌が肺癌である、請求項61に記載の方法。
【請求項65】 患者における癌の存在または非存在の決定を補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドに接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化24】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を検出する工程;および
(c)該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を所定のカットオフ値と比較し、それから該患者における癌の存在または非存在を決定する工程、
を包含する、方法。
【請求項66】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項65に記載の方法。
【請求項1】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含む、単離されたポリペプチドであって、ここで該腫瘍タンパク質は、以下:
(a)以下の配列番号:
【化1】
に列挙される配列;
(b)以下の配列番号:
【化2】
のいずれか1つに列挙される配列に対して中程度のストリンジェント条件下でハイブリダイズする配列;および
(c)(a)または(b)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含む、
ポリペプチド。
【請求項2】 請求項1に記載の単離されたポリペプチドであって、ここで該ポリペプチドは、以下の配列番号:
【化3】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
【請求項3】 以下の配列番号:
【化4】
のいずれか1つに列挙される配列を含む、単離されたポリペプチド。
【請求項4】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも15アミノ酸残基をコードする単離されたポリヌクレオチドであって、該改変体は抗原特異的抗血清と反応する改変体の能力が実質的に減少されないような、1つ以上の置換、欠失、付加および/または挿入において異なり、ここで該腫瘍タンパク質は、以下の配列番号:
【化5】
のいずれか1つに列挙される配列または該配列のいずれかの相補鎖を含むポリヌクレオチドによりコードされるアミノ酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項5】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、をコードする単離されたポリヌクレオチドであって、ここで該腫瘍タンパク質は、以下の配列番号:
【化6】
のいずれか1つに列挙される配列、または該配列のいずれかの相補鎖を含むポリヌクレオチドによりコードされるアミノ酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項6】 単離されたポリヌクレオチドであって、該ポリヌクレオチドが、以下の配列番号:
【化7】
のいずれか1つに列挙される配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項7】 単離されたポリヌクレオチドであって、該ポリヌクレオチドが、中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化8】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列を含む、ポリヌクレオチド。
【請求項8】 請求項4〜7のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドと相補的な、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項9】 請求項4〜8のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドを含む、発現ベクター。
【請求項10】 請求項9に記載の発現ベクターを用いて形質転換またはトランスフェクトされた宿主細胞。
【請求項11】 以下の配列番号:
【化9】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列、または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖、によりコードされるアミノ酸配列を含む肺腫瘍タンパク質に特異的に結合する、単離された抗体、またはその抗原結合フラグメント。
【請求項12】 請求項1に記載の少なくとも1つのポリペプチドを含む、融合タンパク質。
【請求項13】 請求項12に記載の融合タンパク質であって、ここで該融合タンパク質は、該融合タンパク質をコードするポリヌクレオチドを用いてトランスフェクトされた宿主細胞において、該融合タンパク質の発現を増大する発現エンハンサーを含む、融合タンパク質。
【請求項14】 請求項12に記載の融合タンパク質であって、ここで該融合タンパク質は、請求項1に記載のポリペプチド内に存在しないTヘルパーエピトープを含む、融合タンパク質。
【請求項15】 前記融合タンパク質がアフィニティータグを含む、請求項12に記載の融合タンパク質。
【請求項16】 請求項12に記載の融合タンパク質をコードする、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項17】 薬学的組成物であって、該薬学的組成物は、生理学的に受容可能なキャリア、および以下:
(a)請求項1に記載のポリペプチド;
(b)請求項4に記載のポリヌクレオチド;
(c)請求項11に記載の抗体;
(d)請求項12に記載の融合タンパク質;および
(e)請求項16に記載のポリヌクレオチド、
からなる群より選択される少なくとも1つの成分を含む、薬学的組成物。
【請求項18】 免疫促進剤および以下:
(a)請求項1に記載のポリペプチド;
(b)請求項4に記載のポリヌクレオチド;
(c)請求項11に記載の抗体;
(d)請求項12に記載の融合タンパク質;および
(e)請求項16に記載のポリヌクレオチド、
からなる群より選択される少なくとも1つの成分を含む、ワクチン。
【請求項19】 前記免疫促進剤がアジュバントである、請求項18に記載のワクチン。
【請求項20】 前記免疫促進剤が主にI型応答を誘導する、請求項18に記載のワクチン。
【請求項21】 患者において癌の発達を阻害するための請求項17に記載の組成物であって、該組成物は、有効量で存在する、組成物。
【請求項22】 患者において癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、請求項18に記載のワクチンの有効量を含む、組成物。
【請求項23】 薬学的に受容可能なキャリアまたは賦形剤と組み合わせて、請求項1に記載のポリペプチドを発現する抗原提示細胞を含む、薬学的組成物。
【請求項24】 前記抗原提示細胞が樹状細胞またはマクロファージである、請求項23に記載の薬学的組成物。
【請求項25】 肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドを発現する抗原提示細胞を含むワクチンであって、ここで該腫瘍タンパク質は、免疫促進剤と組み合わせて、以下:
(a)以下の配列番号:
【化10】
に列挙される配列;
(b)中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化11】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列;および
(c)(i)または(ii)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含む、ワクチン。
【請求項26】 前記免疫促進剤がアジュバントである、請求項25に記載のワクチン。
【請求項27】 前記免疫促進剤が主にI型応答を誘導する、請求項25に記載のワクチン。
【請求項28】 前記抗原提示細胞が樹状細胞である、請求項25に記載のワクチン。
【請求項29】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、肺腫瘍タンパク質、またはその改変体、の少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドを発現する抗原提示細胞の有効量を含み、ここで該腫瘍タンパク質は、以下:
(a)以下の配列番号:
【化12】
に列挙される配列;
(b)中程度のストリンジェント条件下で、以下の配列番号:
【化13】
のいずれか1つに列挙される配列に対してハイブリダイズする配列;および
(c)以下の配列番号:
【化14】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチドによりコードされる(i)または(ii)の配列の相補鎖、
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含み、それによって該患者における癌の発達を阻害する、組成物。
【請求項30】 前記抗原提示細胞が樹状細胞である、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】 前記癌が肺癌である、請求項21、22および29のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項32】 生物学的サンプルから腫瘍細胞を除去するための方法であって、該方法は、肺腫瘍タンパク質と特異的に反応するT細胞と生物学的サンプルを接触させる工程を包含し、ここで該腫瘍タンパク質が以下:
(i)以下の配列番号:
【化15】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド;および
(ii)該ポリヌクレオチドの相補鎖;
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列を含み、ここで該接触の工程が、該サンプルから抗原を発現している細胞の除去を可能にするのに十分な条件下および時間で実施される、方法。
【請求項33】 前記生物学的サンプルが血液またはその分画である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、請求項32に記載の方法に従って処置された生物学的サンプルを含む、組成物。
【請求項35】 肺腫瘍タンパク質に特異的なT細胞を、T細胞の刺激および/または増殖を可能にするのに十分な条件下および時間で、刺激および/または増殖するための方法であって、T細胞を、以下:
(a)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の少なくとも免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下:
(i)以下の配列番号:
【化16】
に列挙される配列;
(ii)以下の配列番号:
【化17】
のいずれか1つに列挙される配列に、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(iii)(i)または(ii)の配列の相補鎖;
からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(c)(a)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
からなる群より選択される少なくとも1つの成分と接触させる工程を包含する、方法。
【請求項36】 請求項35に記載の方法に従って調製されるT細胞を含む、単離されたT細胞集団。
【請求項37】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、請求項36に記載のT細胞集団の有効量を含む、組成物。
【請求項38】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、有効量の増殖したT細胞を含み、該T細胞は、患者から単離されたCD4+および/またはCD8+T細胞を、以下からなる群より選択される少なくとも1つの成分と共にインキュベートすることによって増殖され:
(i)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の、少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド:
(1)以下の配列番号:
【化18】
に列挙される配列;
(2)以下の配列番号:
【化19】
のいずれか1つに列挙される配列に対して、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(3)(1)または(2)の配列の相補鎖;
(ii)(i)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(iii)(i)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
そして、それによって該患者における癌の発達を阻害する、組成物。
【請求項39】 患者における癌の発達を阻害するための組成物であって、該組成物は、有効量のクローニングされたT細胞を含み、該T細胞は、
(a)患者から単離されたCD4+および/またはCD8+T細胞を、以下からなる群より選択される少なくとも1つの成分と共にインキュベートし、その結果T細胞が増殖する工程:
(i)肺腫瘍タンパク質またはその改変体の、少なくとも1つの免疫原性部分を含むポリペプチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下からなる群より選択されるポリヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド:
(1)以下の配列番号:
【化20】
に列挙される配列;
(2)以下の配列番号:
【化21】
のいずれか1つに列挙される配列に対して、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列;および
(3)(1)または(2)の配列の相補鎖;
(ii)(i)のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;および
(iii)(i)のポリペプチドを発現する抗原提示細胞;
(b)少なくとも1つの増殖した細胞をクローニングして、クローンT細胞を提供する工程;
によって産生され、それによって該患者における癌の発達を阻害する、
組成物。
【請求項40】 患者における癌の存在または非存在を決定するための組成物であって、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤を含み、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化22】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含み、
ここで、該結合剤に結合するポリペプチドの量は、患者から得られた生物学的サンプルにおける検出を意図されるものであり、ここで該サンプルが該結合剤と接触され、そして該検出されたポリペプチドの量を所定のカットオフ値と比較し、該患者における癌の存在または非存在を決定する、組成物。
【請求項41】 前記結合剤が抗体である、請求項40に記載の組成物。
【請求項42】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】 前記癌が肺癌である、請求項40に記載の組成物。
【請求項44】 患者における癌の進行のモニターを補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から、第1の時点で得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤に接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化23】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該結合剤に結合するポリペプチドの量を検出する工程;
(c)該患者から、次の時点で得られた生物学的サンプルを使用して、工程(a)および(b)を繰り返す工程;ならびに
(d)工程(c)において検出された該ポリペプチドの量を、工程(b)において検出された該量と比較し、それから該患者における該癌の進行をモニターする工程、
を包含する、方法。
【請求項45】 前記結合剤が抗体である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】 前記癌が肺癌である、請求項44に記載の方法。
【請求項48】 患者における癌の存在または非存在を決定するための組成物であって、該組成物は、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを含み、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化24】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含み、
ここで該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズするポリヌクレオチドの量は、患者から得られた生物学的サンプルにおける検出を意図され、ここで該サンプルは、オリゴヌクレオチドと接触され、そして該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を所定のカットオフ値と比較し、該患者における癌の存在または非存在を決定する、組成物。
【請求項49】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項48に記載の組成物。
【請求項50】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項48に記載の組成物。
【請求項51】 患者における癌の進行のモニターを補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドに接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化25】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズするポリヌクレオチドの量を検出する工程;
(c)該患者から、次の時点で得られた生物学的サンプルを使用して、工程(a)および(b)を繰り返す工程;ならびに
(d)工程(c)において検出された該ポリヌクレオチドの量を、工程(b)において検出された該量と比較し、それから該患者における該癌の進行をモニターする工程、
を包含する、方法。
【請求項52】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項51に記載の方法。
【請求項53】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項51に記載の方法。
【請求項54】 診断キットであって、以下:
(a)請求項11に記載の1つ以上の抗体;および
(b)レポーター基を含む検出試薬、
を備える、キット。
【請求項55】 前記抗体が固体支持体上に固定化される、請求項54に記載のキット。
【請求項56】 前記検出試薬が、抗免疫グロブリン、プロテインG、プロテインAまたはレクチンを含む、請求抗54に記載のキット。
【請求項57】 前記レポーター基が、放射性同位体、蛍光基、発光基、酵素、ビオチンおよび色素粒子からなる群より選択される、請求項54に記載のキット。
【請求項58】 肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドに、中程度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする10〜40の連続したヌクレオチドを含むオリゴヌクレオチドであって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化26】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列、または該ポリヌクレオチドのいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、オリゴヌクレオチド。
【請求項59】 請求項58に記載のオリゴヌクレオチドであって、ここで該オリゴヌクレオチドが、以下の配列番号:
【化27】
のいずれか1つに列挙される10〜40の連続したヌクレオチドを含む、オリゴヌクレオチド。
【請求項60】 診断キットであって、以下:
(a)請求項59に記載のオリゴヌクレオチド;および
(b)ポリメラーゼ連鎖反応またはハイブリダイゼーションアッセイにおける使用のための診断試薬、
を備える、キット。
【請求項61】 患者における癌の存在または非存在の決定を補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質に結合する結合剤に接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化22】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該結合剤に結合するポリペプチドの量を検出する工程;および
(c)該ポリペプチドの量を所定のカットオフ値と比較し、それから該患者における癌の存在または非存在を決定する工程、
を包含する、方法。
【請求項62】 前記結合剤が抗体である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】 前記癌が肺癌である、請求項61に記載の方法。
【請求項65】 患者における癌の存在または非存在の決定を補助するための方法であって、以下の工程:
(a)患者から得られた生物学的サンプルを、肺腫瘍タンパク質をコードするポリヌクレオチドにハイブリダイズするオリゴヌクレオチドに接触させる工程であって、ここで、該腫瘍タンパク質が、以下の配列番号:
【化24】
のいずれか1つに列挙されるポリヌクレオチド配列または該ポリヌクレオチド配列のいずれかの相補鎖によってコードされるアミノ酸配列を含む、工程;
(b)該サンプルにおいて、該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を検出する工程;および
(c)該オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする該ポリヌクレオチドの量を所定のカットオフ値と比較し、それから該患者における癌の存在または非存在を決定する工程、
を包含する、方法。
【請求項66】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ポリメラーゼ連鎖反応を使用して決定される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】 前記オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする前記ポリヌクレオチドの量が、ハイブリダイゼーションアッセイを使用して決定される、請求項65に記載の方法。
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