JP2000352620A - 光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置Info
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Abstract
れ、特に寸法安定性に優れた光学フィルムを提供するこ
と。特にその中でもセルロースエステルフィルムを偏光
板保護フィルムとして採用した偏光板及び該偏光板を装
着した液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 溶融流延によって形成されたセルロース
エステルフィルムを有することを特徴とする光学フィル
ム。
Description
成されたセルロースエステルフィルムを有する光学フィ
ルム、及びそれを偏光板保護フィルムとして用いた偏光
板、及びその偏光板を含む液晶表示装置に関する。
費電力でIC回路への直結が可能であり、そして特に薄
型化が可能であることから、ワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータ、テレビ、モニター、携帯情報端末等
の表示装置として広く採用されている。このLCDは、
基本的な構成は例えば液晶セルの両側に偏光板を設けた
ものである。
けを通すものである。従って、LCDは電界による液晶
の配向の変化を可視化させる重要な役割を担っている。
即ち、偏光板の性能によってLCDの性能が大きく左右
される。
ルムに吸着・延伸したものである。即ち、二色性物質
(ヨウ素)を含むHインキと呼ばれる溶液を、ポリビニ
ルアルコールのフィルムに湿式吸着させた後、このフィ
ルムを一軸延伸することにより、二色性物質を一方向に
配向させたものである。
ス樹脂、特にセルローストリアセテートが用いられてい
る。
物理的に偏光板用の保護フィルムとして有用であるため
一般に広く用いられている。しかしながら、フィルムの
製造方法はハロゲン系の溶媒を用いた流延製膜法による
製造方法であるため、溶媒回収に要する費用は非常に大
きい負担となっていた。そのため、ハロゲン系以外の溶
媒が色々と試験されたが満足する溶解性の得られる代替
物はなかった。代替溶媒以外に、特開平10−9586
1号記載の冷却法等新規溶解方法も試されたが、工業的
な実現が難しくさらなる検討が必要とされている。
みてなされたものであり、その目的は溶媒を使用するこ
となく光学的、物理的に優れ、特に寸法安定性に優れた
光学フィルムを提供することである。更に別の目的とし
て、溶融流延法で得られるフィルムが持つ塗布性不良や
膜厚方向のレターデーションの不安定性を改善すること
にある。
晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディ
スプレイ等の各種表示装置に用いられる機能フィルムの
ことであり、特に偏光板保護フィルム、位相差フィル
ム、反射防止フィルム、輝度向上フィルム、視野角拡大
等の光学補償フィルム等を含む。特にその中でも本発明
のセルロースエステルフィルムを偏光板保護フィルムと
して採用した偏光板及び該偏光板を装着した液晶表示装
置を提供することにある。
の構成により達成される。
スエステルフィルムを有することを特徴とする光学フィ
ルム。
方向及びそれと直交する方向にそれぞれ1.00〜2.
50倍、1.01〜3.00倍に延伸されたフィルムで
あることを特徴とする上記1記載の光学フィルム。
揮発性可塑剤を含有することを特徴とする上記1又は2
記載の光学フィルム。
外線吸収剤を含有することを特徴とする上記1〜3の何
れか1項記載の光学フィルム。
融温度が110〜280℃であることを特徴とする上記
1〜4の何れか1項記載の光学フィルム。
ルロースの低級脂肪酸エステルを含有することを特徴と
する上記1〜5の何れか1項記載の光学フィルム。
ルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セル
ロースブチレート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートフタレート、及びセルロースフタレートから選ば
れる少なくとも一種を有することを特徴とする上記1〜
6の何れか1項記載の光学フィルム。
料セルロースが、木材パルプ及びリンターパルプの少な
くとも一方を含むことを特徴とする上記1〜7の何れか
1項記載の光学フィルム。
05℃、5時間での縦及び横の寸法変化率が±0.1%
以内であることを特徴とする上記1〜8の何れか1項記
載の光学フィルム。
80μm換算でのヘイズが0.6%以下であることを特
徴とする上記1〜9の何れか1項記載の光学フィルム。
面内方向のレターデーションR0が100nm以下であ
ることを特徴とする上記1〜10の何れか1項記載の光
学フィルム。
引っ張り強度が50N/mm2以上であることを特徴と
する上記1〜11の何れか1項記載の光学フィルム。
弾性率が3kN/mm2以上であることを特徴とする上
記1〜12の何れか1項記載の光学フィルム。
動摩擦係数が0.40以下であることを特徴とする上記
1〜13の何れか1項記載の光学フィルム。
膜方向とのなす角度θ1が−30°〜+30°、−60
°〜−90°或いは+60°〜+90°であることを特
徴とする上記1〜14の何れか1項記載の光学フィル
ム。
膜方向とのなす角度θ1と面内方向のレターデーション
R0が下記の関係にあることを特徴とする上記1〜15
の何れか1項記載の光学フィルム。
R0/λ)Pは0.999、λはR0及びθ1を求める
ための三次元屈折率測定の際の光の波長nmを表す。
の偏光板の間に配置された光学フィルムを一方の偏光板
側から光を当てて他方の偏光板の側から観察するに当た
って、直径0.01mm以上である輝点の数が200個
/cm2以下であることを特徴とする上記1〜16の何
れか1項記載の光学フィルム。
であることを特徴とする上記1〜17の何れか1項記載
の光学フィルム。
であることを特徴とする光学フィルム。
態であることを特徴とする上記1〜19の何れか1項記
載の光学フィルム。
少なくとも一方の面にセルロースエステルを溶解もしく
は膨潤させる溶媒を含む塗布組成物によって塗設された
塗布層を有することを特徴とする上記1〜20の何れか
1項記載の光学フィルム。
の面に帯電防止層、硬化樹脂層、反射防止層、易接着
層、防眩層及び光学補償層から選択される少なくとも1
層を設けたことを特徴とする上記1〜21の何れか1項
記載の光学フィルム。
学フィルムを少なくとも1方の面に用いたことを特徴と
する偏光板。
学フィルム、及び上記23記載の偏光板の少なくとも一
方を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
フィルムの材料としてセルロースエステルを使用する系
において、溶媒を使用しないでフィルム製膜する方法を
究明するためになされたもので、非溶媒使用系で製膜す
る方法を採用してセルロースエステルフィルムを製造す
るにはセルロースエステルを最適な温度で溶融・流延す
ることによって形成すればよいとの知見に基づき本発明
に至ったものである。そしてこの方法で得られたセルロ
ースエステルフィルムは光学的、物理的に優れ、特に寸
法安定性等の特性に優れていることも判明し、結果とし
てそれらの特徴を有する保護フィルムとして採用した偏
光板を得るに至った。
ィルムは溶融流延によって形成されたセルロースエステ
ルフィルムであることを特徴とする。
ずセルロースエステルを流動性を示す温度まで加熱溶融
し、その後流動性のセルロースエステルをエンドレスベ
ルト、ドラム上に押し出し製膜することを意味する。
い流動性セルロースエステルにはほとんど揮発性溶媒を
含まないが、一方でその溶融セルロースエステルを調製
する過程の一部では溶媒を使用してもよい。
ルフィルムはセルロースの低級脂肪酸エステル製のもの
を使用するのが好ましい。セルロースの低級脂肪酸エス
テルにおける低級脂肪酸とは炭素原子数が6以下の脂肪
酸を意味し、例えばセルロースアセテート、セルロース
プロピオネート、セルロースブチレート等がセルロース
の低級脂肪酸エステルの好ましいものとして挙げられ
る。その他にも、セルロースアセテートプロピオネート
やセルロースアセテートブチレート等の混合脂肪酸エス
テルを用いることが出来る。最も好ましいセルロースの
低級脂肪酸エステルは炭素原子数2〜4のアシル基を置
換基として有し、アセチル基の置換度をXとし、プロピ
オニル基又はブチリル基の置換度をYとした時、下記式
(I)及び(II)を同時に満たすセルロースエステルを
含むセルロースエステルである。
しく用いられ、中でも1.9≦X≦2.5であり、0.
1≦Y≦0.9であることが好ましい。アシル基で置換
されていない部分は通常水酸基として存在しているのも
のである。これらは公知の方法で合成することができ
る。
は、重量平均分子量Mw/数平均分子量Mn比が1.5
〜5.5のものが好ましく用いられ、特に好ましくは
2.0〜5.0であり、更に好ましくは2.5〜5.0
であり、更に好ましくは3.0〜5.0のセルロースエ
ステルが好ましく用いられる。
原料セルロースは、木材パルプでも綿花リンターでもよ
く、木材パルプは針葉樹でも広葉樹でもよいが、針葉樹
の方がより好ましい。製膜の際の剥離性の点からは綿花
リンターが好ましく用いられる。これらから作られたセ
ルロースエステルは適宜混合して、或いは単独で使用す
ることができる。
テル:木材パルプ(針葉樹)由来セルロースエステル:
木材パルプ(広葉樹)由来セルロースエステルの比率が
100:0:0、90:10:0、85:15:0、5
0:50:0、20:80:0、10:90:0、0:
100:0、0:0:100、80:10:10、8
5:0:15、40:30:30で用いることが出来
る。
ルはフィルムにしたときの輝点異物が少ないものである
ことが好ましい。輝点異物とは、2枚の偏光板を直交に
配置し(クロスニコル)、この間にセルロースエステル
フィルムを配置して、一方の面から光源の光を当てて、
もう一方の面からセルロースエステルフィルムを観察し
たときに、光源の光がもれて見える点のことである。こ
のとき評価に用いる偏光板は輝点異物がない保護フィル
ムで構成されたものであることが望ましく、偏光子の保
護にガラス板を使用したものが好ましく用いられる。輝
点異物はセルロースエステルに含まれる未酢化のセルロ
ースがその原因の1つと考えられ、輝点異物の少ないセ
ルロースエステルを用いることと、溶融したセルロース
エステルを濾過することによって除去し、低減すること
ができる。又、フィルム膜厚が薄くなるほど単位面積当
たりの輝点異物数は少なくなり、フィルムに含まれるセ
ルロースエステルの含有量が少なくなるほど輝点異物は
少なくなる傾向がある。
が200個/cm2以下であることが好ましく、更に1
00個/cm2以下であることが好ましく、50個/c
m2以下であることが好ましく、30個/cm2以下であ
ることが好ましく、10個/cm2以下であることが好
ましいが、皆無であることが最も好ましい。又、0.0
05〜0.01mm以下の輝点についても200個/c
m2以下であることが好ましく、更に100個/cm2以
下であることが好ましく、50個/cm2以下であるこ
とが好ましく、30個/cm2以下であることが好まし
く、10個/cm2以下であることが好ましいが、皆無
であることが最も好ましい。
ルロースエステルを単独で溶融させたものを濾過するよ
りも可塑剤を添加混合した組成物を濾過することが輝点
異物の除去効率が高く好ましい。紫外線吸収剤、その他
の添加物も適宜混合したものを濾過することができる。
濾過はセルロースエステルを含む溶融物の粘度が100
00P以下で濾過されるこが好ましく、更に好ましくは
5000P以下が好ましく、1000P以下であること
が更に好ましく、500P以下であることが更に好まし
い。濾材としては、ガラス繊維、セルロース繊維、濾
紙、四フッ化エチレン樹脂などのフッ素樹脂等の従来公
知のものが好ましく用いられるが、特にセラミックス、
金属等が好ましく用いられる。絶対濾過精度としては5
0μm以下のものが好ましく用いられ、30μm以下の
ものが更に好ましく、10μm以下のものが更に好まし
く、5μm以下のものが更に好ましく用いられる。これ
らは適宜組み合わせて使用することもできる。濾材はサ
ーフェースタイプでもデプスタイプでも用いることがで
きるが、デプスタイプの方が比較的目詰まりしにくく好
ましく用いられる。
テルは少なくとも一度溶媒に溶解させた後、溶媒を乾燥
させたセルロースエステルを用いることが好ましい。好
ましくは可塑剤、紫外線吸収剤及びマット剤の少なくと
も1つ以上と共に溶媒に溶解させた後、乾燥させたセル
ロースエステルを用いる。更に、溶解の過程で−20℃
以下に冷却したものであることがより好ましい。このよ
うなセルロースエステルを添加することが溶融状態にし
たときの各添加物を均一にしやすいため好ましく、光学
特性を均一にするためにも優れている。特に全セルロー
スエステルの1質量%以上、より好ましくは5質量%以
上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは3
0質量%以上、更に好ましくは50質量%以上添加する
ことが好ましく、最も好ましくは全てのセルロースエス
テル原料が一度溶媒で溶解されたものであることが望ま
しい。
ル以外の高分子成分を適宜混合したものでもよい。混合
される高分子成分はセルロースエステルと相溶性に優れ
るものが好ましく、フィルムにしたときの透過率が80
%以上、更に好ましくは90%以上、更に好ましくは9
2%以上であることが好ましい。
更に詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。この中で、縦方向とは、フィルムの製膜方向
(長手方向)を、横方向(幅手方向)とはフィルムの製
膜方向と直角方向のことをいう。
成型し、熱風乾燥又は真空乾燥した後、溶融押出し、T
ダイよりシート状に押出して、静電印加法等により冷却
ドラムに密着させ、冷却固化させ、未延伸シートを得
る。冷却ドラムの温度は90〜150℃に維持されてい
ることが好ましい。
ムとして偏光板を作製した場合、該セルロースエステル
フィルムは、幅手方向もしくは製膜方向に延伸製膜され
たフィルムであることが特に好ましい。
未延伸シートを複数のロール群及び/又は赤外線ヒータ
ー等の加熱装置を介してセルロースエステルのガラス転
移温度(Tg)からTg+100℃の範囲内に加熱し、
一段又は多段縦延伸することが好ましい。
延伸されたセルロースエステルフィルムを、Tg〜Tg
−20℃の温度範囲内で横延伸し次いで熱固定すること
が好ましい。
伸領域で温度差を1〜50℃の範囲で順次昇温しながら
横延伸すると巾方向の物性の分布が低減でき好ましい。
更に横延伸後、フィルムをその最終横延伸温度以下でT
g−40℃以上の範囲に0.01〜5分間保持すると巾
方向の物性の分布が更に低減でき好ましい。
で、Tg−20℃以下の温度範囲内で通常0.5〜30
0秒間熱固定する。この際、2つ以上に分割された領域
で温度差を1〜100℃の範囲で順次昇温しながら熱固
定することが好ましい。
冷却され、フィルム両端のクリップ把持部分をカットし
巻き取られる。この際、最終熱固定温度以下、Tg以上
の温度範囲内で、横方向及び/又は縦方向に0.1〜1
0%弛緩処理することが好ましい。又冷却は、最終熱固
定温度からTgまでを、毎秒100℃以下の冷却速度で
徐冷することが好ましい。冷却、弛緩処理する手段は特
に限定はなく、従来公知の手段で行えるが、特に複数の
温度領域で順次冷却しながらこれらの処理を行うことが
フィルムの寸法安定性向上の点で好ましい。尚、冷却速
度は、最終熱固定温度をT1、フィルムが最終熱固定温
度からTgに達するまでの時間をtとしたとき、(T1
−Tg)/tで求めた値である。
より最適な条件は、フィルムを構成するセルロースエス
テルにより異なるので、得られた二軸延伸フィルムの物
性を測定し、好ましい特性を有するように適宜調整する
ことにより決定すればよい。
ムとして偏光板を作製した場合、該セルロースエステル
フィルムのTgは150℃以上が好ましく、更に180
℃以上が好ましい。Tgは示差走査熱量計で測定すると
ころのベースラインが偏奇し始める温度と、新たにベー
スラインに戻る温度との平均値として求められる。又、
溶融温度は110〜280℃の範囲であることが好まし
く、更に200℃以上が好ましい。
伸倍率は、一方向の延伸倍率が1.01〜3.00倍に
延伸され、もう一方の延伸倍率が1.00〜2.5倍に
延伸製膜されたものであり、より好ましくは一方向の延
伸倍率が1.01〜3.0倍に延伸され、もう一方の延
伸倍率が1.00〜2.50倍に延伸されたものが好ま
しく、更に好ましくは一方向の延伸倍率が1.01〜
3.0倍に延伸され、もう一方の延伸倍率が1.00〜
2.00倍に延伸されたものであり、更に好ましくは一
方向の延伸倍率が1.01〜3.0倍に延伸され、もう
一方の延伸倍率が1.01〜1.50倍未満に延伸され
たものであり、更に好ましくは一方向の延伸倍率が1.
01〜3.0倍に延伸され、もう一方の延伸倍率が1.
01〜1.25倍未満に延伸されたものであり、更に好
ましくは一方向の延伸倍率が1.01〜2.50倍に延
伸され、もう一方の延伸倍率が1.01〜1.25倍未
満に延伸されたものであり、最も好ましくは一方向の延
伸倍率が1.01〜2.00倍に延伸され、もう一方の
延伸倍率が1.01〜1.10倍未満に延伸されたもの
である。これにより、光学的等方性に優れたセルロース
エステルフィルムを好ましく得ることができる。製膜工
程のこれらの幅保持或いは横方向の延伸はテンターによ
って行うことが好ましく、ピンテンターでもクリップテ
ンターでもよい。
ムとした場合、該保護フィルムの厚さは10〜500μ
mが好ましい。特に20μm以上、更には35μm以上
が好ましい。又、100μm以下、更には85μm以下
が好ましい。特に好ましくは20〜80μmが好まし
く、特に好ましくは30〜60μm、更に好ましくは3
0〜50μmである。
れたセルロースエステルフィルムの面内方向におけるレ
ターデーションR0nmは小さいほど好ましく、特に5
00nm未満であることが好ましく、300nm未満で
あることが好ましく、200nm未満であることが更に
好ましく、100nm以下であることが更に好ましく、
50nm以下であることが更に好ましく、30nm以下
であることが更に好ましい。10nm以下であることが
特に好ましく0nmであることが更に好ましい。
向に相当する)と、フィルムの遅相軸とのなす角度θ
(ここではθ1)が0°、+90°もしくは−90°に
近いほど好ましい。ただし、θ1は製膜方向と遅相軸と
がなす狭い角度であり、+90°〜−90°の範囲であ
る。特に偏光板保護フィルムとして用いる場合に、得ら
れる偏光板の偏光度向上に寄与する。ここで遅相軸とは
フィルム面内の屈折率が最も高くなる方向である。以
下、図1に従って好ましい範囲を説明する。
の遅相軸とのなす角度を模式的に説明した概略図であ
る。具体的には、θ1が−30°〜+30°(図1では
b及びc)或いは+60°〜+90°(図1ではa)又
は−60°〜−90°(図1ではd)にあることが好ま
しく、より好ましくはθ1が−20°〜+20°或いは
+70°〜+90°又は−70°〜−90°にあること
が好ましく、更に好ましくは−15°〜+15°或いは
+75°〜+90°又は−75°〜−90°であること
が好ましく、更に好ましくは−14°〜+14°或いは
+80°〜+90°又は−80°〜−90°であること
が好ましく、更に好ましくは−10°〜+10°である
ことが好ましく、更に好ましくは−5°〜+5°である
ことが好ましく、更に好ましくは−3°〜+3°である
ことが好ましい。更に好ましくは−1°〜+1°であ
り、0°であることが最も好ましい。
のa〜dの範囲と同義であり、各a〜dに含まれる。
ムとして用いた際、偏光板の偏光子と偏光板保護フィル
ムの関係は、偏光子の配向方向と偏光板保護フィルムの
遅相軸とのなす角度θ2が0°、+90°もしくは−9
0°に近くなるように配置すると偏光板の偏光度が高く
なり好ましい。
いは+60°〜+90°又は−60°〜−90°にある
ことが好ましく、より好ましくはθ2が−20°〜+2
0°或いは+70°〜+90°又は−70°〜−90°
にあることが好ましく、更に好ましくは−15°〜+1
5°或いは+75°〜+90°又は−75°〜−90°
であることが好ましく、更に好ましくは−14°〜+1
4°或いは+80°〜+90°又は−80°〜−90°
であることが好ましく、更に好ましくは−10°〜+1
0°であることが好ましく、更に好ましくは−5°〜+
5°であることが好ましく、更に好ましくは−3°〜+
3°であることが好ましい。更に好ましくは−1°〜+
1°であり、0°であることが最も好ましい。
ションR0が下記の関係にあることがより好ましい。θ
は偏光板保護フィルムではθ1であり、偏光板ではθ2の
ことである。
屈折率測定の際の光の波長nmである。更に好ましくは
Pが0.9995であるときにθとR0が上式を満たす
ことが好ましく、更に好ましくはPが0.9998であ
るときにθとR0が上式を満たすことが好ましく、更に
好ましくはPが0.9999であるときにθとR0が上
式を満たすことが好ましく、更に好ましくはPが0.9
9995であるときにθとR0が上式を満たすことが好
ましく、更に好ましくはPが0.99998であるとき
にθとR0が上式を満たすことが好ましく、更に好まし
くはPが0.99999であるときにθとR0が上式を
満たすことが好ましい。
量が0.1質量%未満のセルロースエステルフィルムを
提供する。即ち、残留有機溶媒量が0.1質量%未満で
あると特に膜厚方向のレターデーションRtの値は安定
しており、取扱がしやすかった。偏光板保護フィルムで
は、Rtの変動が少ないことが安定した光学特性を得る
ために求められている。Rtの安定したセルロースエス
テルフィルムを得るため検討を重ねた結果、Rtはセル
ロースエステルフィルム自身の残留有機溶媒量に依存し
て変動することが明らかとなった。製造されたセルロー
スエステルフィルムは長尺の巻物(ロール)の状態で保
管、輸送され、偏光板製造等に用いられる。巻きの状態
では、セルロースエステルフィルム自身からの残留有機
溶媒の揮散は乏しく、特に100m以上の長さで巻き取
られたものは中心にいくほど経時での残留有機溶媒の揮
散が少ないため、巻きの中心と最表面との残留有機溶媒
量に分布を持つことになる。このため、巻きの中でもR
tの分布を持ってしまうという問題があった。又、保管
期間或いは保管条件によっても残留有機溶媒量が変動し
ていくため、Rtの安定した状態で、或いは安定したR
t値を確認しながら偏光板を製造することが難しかっ
た。
に溶媒を使用することがないため、製膜後巻き取られた
セルロースエステルフィルムに含まれる残留有機溶媒量
は安定して0.1質量%未満であり、これによって従来
以上に安定したRtを持つセルロースエステルフィルム
を提供することが可能である。特に100m以上の長尺
の巻物においても安定したRtを持つセルロースエステ
ルフィルムを提供することが可能となった。該セルロー
スエステルフィルムは巻きの長さについては特に制限は
なく、1500m、2500m、5000mであっても
好ましく用いられる。Rtは500nm以下、更に好ま
しくは300nm以下が好ましく、更に好ましくは0〜
150nm以下が好ましく、更に好ましくは30〜10
0nmが好ましい。又、Rtの変動や分布の幅は±50
%未満であることが好ましく、±30%未満であること
が好ましく、±20%未満であることが好ましく、±1
5%未満であることが好ましく、±10%未満であるこ
とが好ましく、±5%未満であることが好ましい。最も
好ましくはRtの変動がないことである。
好な塗布性を有するものである。セルロースエステルフ
ィルムを用いた光学フィルムでは、各種機能を付与する
ために塗布工程で帯電防止層、硬化樹脂層、反射防止
層、易接着層、防眩層、光学補償層などを塗設すること
ができる。従来の溶液流延法によって製膜されたセルロ
ースエステルフィルムでは、製造後の経過時間によって
塗布性が変わることがあった。この問題を解決するため
鋭意検討を重ねた結果、セルロースエステルフィルムの
残留有機溶媒量が一因であることが判明した。
膨潤させる溶媒を含む塗布組成物によって塗設する際
に、セルロースエステルフィルムの残留有機溶媒量が多
いとブラッシングを起こしたり、塗膜に微細な亀裂が発
生することが確認された。これらの現象は塗布環境にも
依存することが判明しているが、完全に原因が特定され
てはいない。
種機能を付与するために塗布工程で帯電防止層、硬化樹
脂層、反射防止層、防眩層、易接着層、光学補償層、配
向層などの機能層を塗設する際に、セルロースエステル
を溶解もしくは膨潤させる溶媒を含む塗布組成物によっ
て塗設しても、安定して良好な塗布性を得られることが
確認された。又、該セルロースエステルフィルムに塗布
層を設けた場合でも、塗布層の膜厚は通常セルロースエ
ステルフィルムの膜厚よりも薄いため、前述のRt値は
安定した値を得ることができる。
とそのような塗布故障が起こることは少なく、特に0.
08質量%未満ではより少なくなり、0.05質量%未
満であることが更に好ましく、0.03質量%未満であ
ることが更に好ましい。特に巻物(ロール)の状態でそ
の中心から表面(外)にかけて上記範囲にあることが望
ましい。
ロ法により測定できる。即ち、既知量のセルロースエス
テルフィルムを密閉容器内で120℃で20分間加熱
し、その密閉容器内の気相に含まれる有機溶媒をガスク
ロマトグラフにより定量する。この結果から残留有機溶
媒量(%)を算出することができる。
(g)/加熱処理前のセルロースエステルフィルム
(g) 或いは、加熱前後の質量変化から、下式により残留有機
溶媒量(%)を求めることも出来る。
ルロースエステルフィルムの質量差(g)/加熱処理前
のセルロースエステルフィルム(g) フィルムが水分を含む場合は、更にセルロースエステル
フィルムに含まれている水分量(g)を別の方法で求
め、前記の加熱処理前後のセルロースエステルフィルム
の質量差(g)から水分の質量(g)を差し引いて求め
た値により、残留有機溶媒含有量(%)を求めることが
できる。
ルフィルムの残留有機溶媒量(%)を0.1質量%以下
とすることは困難であり、そのためには長い乾燥工程が
必要であるが、この方法によれば安いコストで極めて低
い残留有機溶媒含有量のセルロースエステルフィルムを
得ることが出来、偏光板保護フィルムとして優れた特性
を持つセルロースエステルフィルムを得ることができ
る。
ルの他に所望により可塑剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑
り剤及びマット剤等を含有させてもよい。
ェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェニル
ホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、ジフ
ェニルビフェニルホスフェート、トリオクチルホスフェ
ート、トリブチルホスフェート、トリナフチルホスフェ
ート、トリキシリルオスフェート、トリスオルト−ビフ
ェニルホスフェート等のリン酸エステル系の可塑剤、ジ
エチルフタレート、ジメトキシエチルフタレート、ジメ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジブチルフタ
レート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート等のフタル
酸エステル系の可塑剤、トリアセチン、トリブチリン、
ブチルフタリルブチルグリコレート、エチルフタリルエ
チルグリコレート、メチルフタリルエチルグリコレー
ト、ブチルフタリルブチルグリコレート等のグリコール
酸エステル系の可塑剤などが挙げられる。中でも、フタ
ル酸エステル系やグリコール酸エステル系の可塑剤は、
セルロースエステルの加水分解を引き起こし難いことか
ら好ましい。又、凝固点が20℃以下の可塑剤が含まれ
ることが好ましい。このような可塑剤としては、例えば
トリクレジルホスフェート、クレジルフェニルホスフェ
ート、トリブチルホスフェート、ジエチルフタレート、
ジメチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジブチル
フタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、エチ
ルフタリルエチルグリコレートなどが挙げられる。
ものが好ましく使用される。不揮発性可塑剤とは、20
0℃における蒸気圧が10mmHg以下の化合物であ
り、極めて低い蒸気圧を有し、かつ低い揮発度を有する
性質のものである。好ましくは5mmHg以下、更に好
ましくは1mmHg以下である。具体的には特表平6−
501040号に記載されている不揮発性燐酸エステル
が挙げられ、例えばアリーレンビス(ジアリールホスフ
ェート)エステルが好ましい。
体例を例示する。
から、セルロースエステルに対して0.1〜30質量%
が好ましく、特に0.5〜15質量%が好ましい。
を向上させ、フィルムの加工性(スリット加工或いは打
抜加工であり、これらの加工性が悪いと、切断面が鋸状
になり、切り屑が発生する。そして、これらの屑がフィ
ルムに付着すると、液晶表示性能が悪くなる)が良くな
ることから、凝固点が20℃以下、特に14℃以下の可
塑剤が多い方が好ましい。
観点から、波長370nm以下の紫外線の吸収能に優
れ、かつ、液晶表示性の観点から、波長400nm以上
の可視光の吸収が少ないものが好ましい。例えば「高分
子添加剤の最新技術」100頁(1987)シー・エム
・シー社刊のベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、アクリレート系、サリシレート系、オキザニリド
系、ヒンダートアミン系、ニッケル系などが挙げられ
る。好ましくはベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系である。
本発明はこれらに限定されない。 UV−1:2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール UV−2:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール UV−3:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−
ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール UV−4:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール UV−5:2−(2′−ヒドロキシ−3′−(3″,
4″,5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)
−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール UV−6:2,2−メチレンビス(4−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリア
ゾール−2−イル)フェノール) UV−7:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−
ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール UV−8:2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−6−(直鎖及び側鎖ドデシル)−4−メチルフェ
ノール(TINUVIN171:Ciba製) UV−9:オクチル−3−〔3−tert−ブチル−4
−ヒドロキシ−5−(クロロ−2H−ベンゾトリアゾー
ル−2−イル)フェニル〕プロピオネートと2−エチル
ヘキシル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シ−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2
−イル)フェニル〕プロピオネートの混合物(TINU
VIN109:Ciba製) 又、紫外線吸収剤としては高分子紫外線吸収剤も好まし
く用いることができ、特に特開平6−148430号記
載のポリマータイプの紫外線吸収剤が好ましく用いられ
る。
〜20質量%添加することが好ましく、更に0.5〜1
0質量%添加することが好ましく、更に1〜5質量%添
加することが好ましい。
剤の具体例を例示する。
い効果があることが多いので、製造条件、使用条件等に
より適宜最適な組み合わせを探索するのが好ましい。使
用量は、セルロースエステルに対して、0.01〜10
質量%の範囲であり、好ましくは着色の点から0.1〜
5質量%である。紫外線吸収剤は熱安定性の高いものが
好ましい。
滑り性を付与するためにマット剤等の微粒子を添加する
ことができる。微粒子としては、無機化合物の微粒子又
は有機化合物の微粒子が挙げられる。
二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭
酸カルシウム、タルク、クレイ、焼成カオリン、焼成ケ
イ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸マグネシウム及びリン酸カルシウム等が
好ましく、更に好ましくは、ケイ素を含む無機化合物や
酸化ジルコニウムであり、二酸化珪素が特に好ましく用
いられる。
エロジルR972、R972V、R974、R812、
200、200V、300、R202、OX50、TT
600(以上日本アエロジル(株)製)等の市販品が使
用できる。
ば、アエロジルR976及びR811(以上日本アエロ
ジル(株)製)等の市販品が使用できる。
脂、弗素樹脂及びアクリル樹脂等のポリマーが好まし
く、中でもシリコーン樹脂が好ましく用いられる。
元の網状構造を有するものが好ましく、例えばトスパー
ル103、同105、同108、同120、同145、
同3120及び同240(以上、東芝シリコーン(株)
製)等の商品名を有する市販品が使用できる。
ては、ヘイズを低く抑えるという観点から20nm以下
が好ましく、更に好ましくは16〜5nmであり、特に
好ましくは12〜5nmである。
定は、透過型電子顕微鏡(倍率50万〜200万倍)で
粒子の観察を行い、粒子100個を観察し、その平均値
をもって1次平均粒子径とした。
練するなどにより行うことができるが、特に好ましくは
予め溶媒に分散した微粒子とセルロースエステル及び/
又は可塑剤及び/又は紫外線吸収剤を混合分散させた
後、溶媒を揮発させた固形物とし、これをセルロースエ
ステル溶融物の製造過程で用いることが均一な溶融物が
得られる点で等に好ましい。
2,492,978号、同第2,739,070号、同
第2,739,069号、同第2,492,977号、
同第2,336,310号、同第2,367,603
号、同第2,607,704号、英国特許第64,07
1号、同第735,892号、特公昭45−9074
号、同49−4554号、同49−5614号、同60
−27562号、同61−39890号、同62−42
08号に記載の方法を参照して製膜できる。
の前及び/又は後で帯電防止層、ハードコート層、反射
防止層、易滑性層、接着層、防眩層、バリアー層等の機
能性層を塗設してもよい。この際、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理、薬液処理等の各種表面処理を必要に応じて
施すことができる。
部分は、粉砕処理された後、或いは必要に応じて造粒処
理や解重合・再重合等の処理を行った後、同じ品種のフ
ィルム用原料として又は異なる品種のフィルム用原料と
して再利用してもよい。又、前述の可塑剤、紫外線吸収
剤、マット剤等の添加物濃度が異なるセルロースエステ
ルを含む組成物を共押し出しして、積層構造のセルロー
スエステルフィルムを作製することもできる。例えば、
スキン層/コア層/スキン層といった構成のセルロース
エステルフィルムを作ることが出来る。例えば、マット
剤は、スキン層に多く、又はスキン層のみに入れること
が出来る。可塑剤、紫外線吸収剤はスキン層よりもコア
層に多くいれることができ、コア層のみにいれてもよ
い。又、コア層とスキン層で可塑剤、紫外線吸収剤の種
類を変更することもでき、例えば、スキン層に低揮発性
の可塑剤及び/又は紫外線吸収剤を含ませ、コア層に可
塑性に優れた可塑剤、或いは紫外線吸収性に優れた紫外
線吸収剤を添加することもできる。スキン層とコア層の
Tgが異なっていても良く、スキン層のTgよりコア層
のTgが低いことが好ましい。又、溶融流延時のセルロ
ースエステルを含む溶融物の粘度もスキン層とコア層で
異なっていても良く、スキン層の粘度>コア層の粘度で
も、コア層の粘度≧スキン層の粘度でもよい。
れたセルロースエステルフィルムを105℃、5時間と
いう条件下での縦及び横の寸法収縮率が±0.1%以下
であることが好ましい。又セルロースエステルフィルム
の80μm換算でのヘイズが0.6%以下であることが
好ましく、特にそのヘイズ値が0.5%以下のものが好
ましく、更に好ましくは0.1%以下である。尚、ヘイ
ズ値の下限は特に限定されるものでは無い。又、本発明
の光学フィルムの引き裂き強度は10g以上であること
が好ましく12g以上であることがより好ましく、15
g以上であることが更に好ましく、18g以上であるこ
とが更に好ましく、20g以上であることが更に好まし
く、22g以上であることが更に好ましい。又セルロー
スエステルフィルムの引っ張り強度が50N/mm2以
上であることが好ましく、又弾性率が3kN/mm2以
上であることが好ましい。又セルロースエステルフィル
ムの動摩擦係数が0.40以下であることが好ましく、
更に好ましくは0.35以下である。
れ、80℃、90%RHにおける寸法収縮率が±0.5
%未満であり、更に好ましくは0.3%未満であり、更
に好ましくは0.1%未満であり、更に好ましくは0.
08%未満であり、更に好ましくは0.06%未満であ
り、更に好ましくは0.04%未満である。
フィルムとして使用して偏光板には帯電防止加工、クリ
アハードコート加工、防眩加工、反射防止加工、易接着
加工等を施すことが出来る。或いは配向膜を形成して液
晶層を設け、光学補償機能を付与することもできる。
際に、この樹脂フィルムが帯電するのを防ぐ機能を付与
するものであり、具体的には、イオン導電性物質や導電
性微粒子を含有する層を設けることによって行う。ここ
でイオン導電性物質とは電気伝導性を示し、電気を運ぶ
担体であるイオンを含有する物質のことであるが、例と
してはイオン性高分子化合物を挙げることができる。
9−23828号、同49−23827号、同47−2
8937号に見られるようなアニオン性高分子化合物;
特公昭55−734号、特開昭50−54672号、特
公昭59−14735号、同57−18175号、同5
7−18176号、同57−56059号などに見られ
るような、主鎖中に解離基を持つアイオネン型ポリマ
ー;特公昭53−13223号、同57−15376
号、同53−45231号、同55−145783号、
同55−65950号、同55−67746号、同57
−11342号、同57−19735号、同58−56
858号、特開昭61−27853号、同62−934
6号に見られるような、側鎖中にカチオン性解離基を持
つカチオン性ペンダント型ポリマー;等を挙げることが
できる。
微粒子状をしており、上記樹脂中にこれらを微分散し添
加したものであって、これらに用いられる好ましい導電
性物質として、金属酸化物やこれらの複合酸化物からな
る導電性微粒子及び特開平9−203810号に記載さ
れているようなアイオネン導電性ポリマー或いは分子間
架橋を有する第4級アンモニウムカチオン導電性ポリマ
ー粒子などを含有することが望ましい。好ましい粒径と
しては5nm〜10μmの範囲であり、更に好ましい範
囲は用いられる微粒子の種類に依存する。
は、ZnO、TiO2、SnO2、Al2O3、In2O3、
SiO2、MgO、BaO、MoO2、V2O5等、或いは
これらの複合酸化物が好ましく、特にZnO、TiO2
及びSnO2が好ましい。異種原子を含む例としては、
例えばZnOに対してはAl、In等の添加、TiO2
に対してはNb、Ta等の添加、又SnO2に対して
は、Sb、Nb、ハロゲン元素等の添加が効果的であ
る。これら異種原子の添加量は0.01〜25mol%
の範囲が好ましいが、0.1〜15mol%の範囲が特
に好ましい。
化物粉体の体積抵抗率は107Ωcm以下、特に105Ω
cm以下であって、1次粒子径が100Å以上0.2μ
m以下で、高次構造の長径が30nm以上6μm以下で
ある特定の構造を有する粉体を導電層に体積分率で0.
01%以上20%以下含んでいることが好ましい。
チオン性導電性ポリマーの特徴は、粒子内のカチオン成
分を高濃度、高密度に持たせることができるため、優れ
た導電性を有しているばかりでなく、低相対湿度下にお
いても導電性の劣化は見られず、粒子同志も分散状態で
はよく分散されているにもかかわらず、塗布後造膜過程
において粒子同志の接着性もよいため膜強度も強く、又
他の物質例えば支持体にも優れた接着性を有し、耐薬品
性に優れている。
チオン性導電性ポリマーである分散性粒状ポリマーは一
般に約10nm〜0.3μmの粒子サイズ範囲にあり、
好ましくは50nm〜0.15μmの範囲の粒子サイズ
が用いられる。ここで用いる“分散性粒状性ポリマー”
とは、視覚的観察によって透明又はわずかに濁った溶液
に見えるが、電子顕微鏡の下では粒状分散物として見え
るポリマーである。下層塗布組成物に上層の膜厚に相当
する粒子径よりも大きなゴミ(異物)が実質的に含まれ
ない塗布組成物を用いることによって、上層の異物故障
を防止することができる。
対して、樹脂が0.5〜4質量部が密着性の点で好まし
く、特に紫外線照射後の密着性では微粒子1質量部に対
して、樹脂が1〜2質量部であることが好ましい。
スジアセテート、セルローストリアセテート、セルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテートフタレ
ート、又はセルロースナイトレート等のセルロース誘導
体、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ポリブチレンテレフタレート、又はコポリブチレン
/テレ/イソフタレート等のポリエステル、ポリビニル
アルコール、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセタ
ール、ポリビニルブチラール、又はポリビニルベンザー
ル等のポリビニルアルコール誘導体、ノルボルネン化合
物を含有するノルボルネン系ポリマー、ポリメチルメタ
クリレート、ポリエチルメタクリレート、ポリプロピル
チルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ
メチルアクリレート等のアクリル樹脂もしくはアクリル
樹脂とその他樹脂との共重合体を用いることが出来るが
特にこれらに限定されるものではない。この中でセルロ
ース誘導体或いはアクリル樹脂が好ましく、更にアクリ
ル樹脂が最も好ましく用いられる。
しては、重量平均分子量が40万を超え、ガラス転移点
が80〜110℃である前述の熱可塑性樹脂が光学特性
及び塗布層の面品質の点で好ましい。
の方法にて求めることができる。ここで使用する樹脂は
下層で使用している樹脂全体の60質量%以上、更に好
ましくは80質量%以上であることが好ましく、必要に
応じて活性線硬化性樹脂或いは熱硬化樹脂を添加するこ
ともできる。これらの樹脂はバインダーとして前述の適
当な溶剤に溶解した状態で塗設される。
は、次の溶剤が好ましく用いられる。溶剤としては、炭
化水素、アルコール類、ケトン類、エステル類、グリコ
ールエーテル類、その他の溶媒(メチレンクロライド)
を適宜混合して使用することができるが特にこれらに限
定されるものではない。
発によって空気中の水分を結露させやすく、調液工程、
塗布工程にて塗布組成物中に水分を取り込みやすい。特
に、降雨時には外部の湿度上昇の影響を受けやすく、湿
度65%RH以上の環境ではその影響が顕著となってく
る。特に調液工程で樹脂の溶解時間が長時間となった
り、塗布工程で塗布組成物が空気に暴露されている時間
が長くなったり、塗布組成物と空気との接触面積が広い
場合はその影響は大きくなる。
エン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン等が挙げら
れ、アルコール類としては、メタノール、エタノール、
n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコー
ル、n−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタ
ノール、ペンタノール、2−メチル−2−ブタノール、
シクロヘキサノール等が挙げられ、ケトン類としては、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等が挙げられ、エステル類として
は、蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸イソプロピル、酢酸アミル、乳酸エチル、乳酸
メチル等が挙げられ、グリコールエーテル(C1〜C
4)類としては、メチルセルソルブ、エチルセルソル
ブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM
E)、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピ
レングリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレン
グリコールモノブチルエーテル、又はプロピレングリコ
ールモノ(C1〜C4)アルキルエーテルエステル類と
しては、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、その他の溶媒としてメチレンクロライド、N−
メチルピロリドンなどが挙げられる。特にこれらに限定
されるものではないが、これらを適宜混合した溶媒も好
ましく用いられる。
は、ドクターコート、エクストルージョンコート、スラ
イドコート、ロールコート、グラビアコート、ワイヤー
バーコート、リバースコート、カーテンコート、押し出
しコート或いは米国特許第2,681,294号に記載
のホッパーを使用するエクストルージョンコート方法等
により0.1〜10μmの乾燥膜厚となるように塗布す
ることが出来る。好ましくは通常0.1〜1μmの乾燥
膜厚となるように塗布される。
コート層を設けることが出来る。クリアハードコート層
としては活性線硬化性樹脂或いは熱硬化樹脂が好ましく
用いられる。
ような活性線照射により架橋反応などを経て硬化する樹
脂を主たる成分とする層をいう。活性線硬化性樹脂とし
ては紫外線硬化性樹脂や電子線硬化性樹脂などが代表的
なものとして挙げられるが、紫外線や電子線以外の活性
線照射によって硬化する樹脂でもよい。紫外線硬化性樹
脂としては、例えば、紫外線硬化型アクリルウレタン系
樹脂、紫外線硬化型ポリエステルアクリレート系樹脂、
紫外線硬化型エポキシアクリレート系樹脂、紫外線硬化
型ポリオールアクリレート系樹脂、又は紫外線硬化型エ
ポキシ樹脂等を挙げることが出来る。
一般にポリエステルポリオールにイソシアネートモノマ
ー、もしくはプレポリマーを反応させて得られた生成物
に更に2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート(以下アクリレートにはメタ
クリレートを包含するものとしてアクリレートのみを表
示する)、2−ヒドロキシプロピルアクリレート等の水
酸基を有するアクリレート系のモノマーを反応させるこ
とによって容易に得ることが出来る(例えば、特開昭5
9−151110号)。
樹脂は、一般にポリエステルポリオールに2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシアクリレート系
のモノマーを反応させることによって容易に得ることが
出来る(例えば、特開昭59−151112号)。
の具体例としては、エポキシアクリレートをオリゴマー
とし、これに反応性希釈剤、光反応開始剤を添加し、反
応させたものを挙げることが出来る(例えば、特開平1
−105738号)。この光反応開始剤としては、ベン
ゾイン誘導体、オキシムケトン誘導体、ベンゾフェノン
誘導体、チオキサントン誘導体等のうちから、1種もし
くは2種以上を選択して使用することが出来る。
系樹脂の具体例としては、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレート、アルキル変性ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート等を挙げることが出来
る。これらの樹脂は通常公知の光増感剤と共に使用され
る。
用出来る。具体的には、アセトフェノン、ベンゾフェノ
ン、ヒドロキシベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、α
−アミロキシムエステル、チオキサントン等及びこれら
の誘導体を挙げることが出来る。又、エポキシアクリレ
ート系の光反応剤の使用の際、n−ブチルアミン、トリ
エチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等の増感剤
を用いることが出来る。
外線硬化性樹脂組成物に含まれる光反応開始剤、又は光
増感剤は該組成物の2.5〜6質量%であることが特に
好ましい。2.5%未満では樹脂フィルムから溶出する
可塑剤及び/又は紫外線吸収剤によって硬化阻害を受
け、耐擦傷性が低下し、逆に6質量%を超えると相対的
に紫外線硬化性樹脂成分が減るため逆に耐擦傷性が低下
したり、塗布性が悪化するなどのため塗膜の面品質を悪
くすることがある。
重結合が一つのモノマーとして、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、ブチルアクリレート、酢酸ビニ
ル、ベンジルアクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト、スチレン等の一般的なモノマーを挙げることが出来
る。又不飽和二重結合を二つ以上持つモノマーとして、
エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコ
ールジアクリレート、ジビニルベンゼン、1,4−シク
ロヘキサンジアクリレート、1,4−シクロヘキシルジ
メチルアジアクリレート、前出のトリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リルエステル等を挙げることができる。
濃度は10〜95質量%であることが好ましく、塗布方
法により適当な濃度が選ばれる。
皮膜層を形成するための光源としては、紫外線を発生す
る光源であれば何れでも使用出来る。例えば、低圧水銀
灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボン
アーク灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を
用いることが出来る。照射条件はそれぞれのランプによ
って異なるが、照射光量は20〜10000mJ/cm
2程度あればよく、好ましくは50〜2000mJ/c
m2である。近紫外線領域から可視光線領域にかけては
その領域に吸収極大のある増感剤を用いることによって
使用出来る。
して前述の樹脂層を塗設する溶媒、例えば、炭化水素
類、アルコール類、ケトン類、エステル類、グリコール
エーテル類、その他の溶媒の中から適宜選択し、或いは
混合されて利用できる。好ましくは、プロピレングリコ
ールモノ(C1〜C4)アルキルエーテル又はプロピレ
ングリコールモノ(C1〜C4)アルキルエーテルエス
テルを5質量%以上、更に好ましくは5〜80質量%以
上含有する溶媒が用いられる。
としては、グラビアコーター、スピナーコーター、ワイ
ヤーバーコーター、ロールコーター、リバースコータ
ー、押出コーター、エアードクターコーター等公知の装
置を用いることが出来る。塗布量はウェット膜厚で0.
1〜30μmが適当で、好ましくは、0.5〜15μm
である。塗布速度は好ましくは10〜60m/minで
行われる。
後、紫外線を光源より照射するが、照射時間は0.5秒
〜5分がよく、紫外線硬化性樹脂の硬化効率、作業効率
とから3秒〜2分がより好ましい。
めに、無機或いは有機の微粒子を加えることもできる。
例えば、無機微粒子としては酸化ケイ素、酸化チタン、
酸化アルミニウム、酸化錫、酸化亜鉛、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、タルク、カオリン、硫酸カルシウム
等を挙げることができ、又有機微粒子としては、ポリメ
タアクリル酸メチルアクリレート樹脂粉末、アクリルス
チレン系樹脂粉末、ポリメチルメタクリレート樹脂粉
末、シリコーン系樹脂粉末、ポリスチレン系樹脂粉末、
ポリカーボネート樹脂粉末、ベンゾグアナミン系樹脂粉
末、メラミン系樹脂粉末、ポリオレフィン系樹脂粉末、
ポリエステル系樹脂粉末、ポリアミド系樹脂粉末、ポリ
イミド系樹脂粉末、或いはポリ弗化エチレン系樹脂粉末
等を挙げることができ、紫外線硬化性樹脂組成物に加え
ることが出来る。これらの微粒子粉末の平均粒径として
は、体積平均粒径0.005〜0.1μmの粒子を樹脂
組成物100質量部に対して0.1〜5質量部配合する
ことが望ましい。
〜10μmの粒子及び/又は前記の微粒子を添加して防
眩層とすることもできる。0.5〜20質量%の微粒子
を添加することが好ましい。
上にこれら活性線硬化性樹脂層を設けることもできる。
帯電防止層或いはクリアハードコート層はそれぞれ単独
でもしくは積層して設けることができる。具体的には、
特願平11−291784号、特開平6−123806
号、同9−113728号、同9−203810号等の
帯電防止付き光学フィルム、偏光板保護フィルム、セル
ロースエステルフィルム等のどちらかの面に直接もしく
は下引き層を介して設けることが出来るのである。
設けることもできる。反射防止層の構成としては、単
層、多層等各種知られているが、多層のものとしては高
屈折率層、低屈折率層を交互に積層した構造のものが一
般的である。
率層/低屈折率層の2層の順のものや、屈折率の異なる
3層を、中屈折率層(透明基材或いはハードコート層よ
りも屈折率が高く、高屈折率層よりも屈折率の低い層)
/高屈折率層/低屈折率層の順に積層されているもの等
があり、更に多くの反射防止層を積層するものも提案さ
れている。中でも、耐久性、光学特性、コストや生産性
などから、ハードコート層を有する基材上に、高屈折率
層/中屈折率層/低屈折率層の順に塗布することが好ま
しい構成である。
高屈折率層、空気に向かって低屈折率層を順に積層し、
高屈折率層及び低屈折率層の光学膜厚光の波長に対しあ
る値に設定することにより光学干渉層を作り、反射防止
積層体としたものが反射防止層としては特に好ましく、
屈折率と膜厚は分光反射率の測定より計算して算出し得
る。
化合物によってほぼ決まり、例えばTiは高く、Siは
低く、Fを含有する化合物は更に低く、このような組み
合わせによって屈折率が設定される。
して反射防止層を作製するには、反射防止層のうち少な
くとも1層を、高屈折率層としてはチタン、ジルコニウ
ム等の金属アルコキシド及びその加水分解物から選ばれ
る化合物、活性エネルギー線反応性化合物及び有機溶媒
を含有する組成物を塗布し、活性エネルギー線を照射し
て形成された高屈折率層と、この上に(中屈折層を設け
る場合もある)、低屈折物質及び有機溶媒を含有する低
屈折率層組成物を塗布し低屈折率塗膜とした後に、活性
エネルギーを付与して低屈折率層を形成し反射防止層を
形成する。
明基材上の多層ある反射防止層のうち少なくとも1層
を、活性エネルギー線反応性基を有しない金属アルコキ
シド及びその加水分解物から選ばれる少なくとも一つ、
後述する一般式(II)で表される活性エネルギー線反応
性の金属アルコキシド化合物、又、好ましくは該一般式
(II)の化合物を除く活性エネルギー線反応性化合物を
含有しており、高屈折率組成物を該透明基体上に塗設
後、塗膜に活性エネルギー線を照射して任意の屈折率の
高屈折率層を形成するものである。
及びその部分加水分解物から選ばれる少なくとも一つの
化合物、及び後述する一般式(II)の活性エネルギー線
反応性の金属アルコキシド化合物の何れの金属は同様な
ものであり、金属としてはAl、Si、Ti、V、N
i、Cu、Zn、Y、Ga、Ge、Zr、In、Sn、
Sb、Sr、La、Ta、Tl、W、Ce及びNdを挙
げることが出来る。後述する一般式(II)の活性エネル
ギー線反応性の金属アルコキシド化合物の何れの金属化
合物は、特に紫外線照射により、これらを含有する層の
屈折率を変化させるのに役立つ。好ましい金属として
は、Al、Si、Ti、V、Zn、Y、Zr、In、S
n、Sr、Ta、Tl、W及びCeであり、特に屈折率
を変化させ易い好ましい金属としてはTi、Zr、T
l、In(In−Sn錯体として)、Sr(Sr−Ti
O2錯体として)である。Tiの場合、光に反応するこ
とは知られているが、Ti化合物を含む層の屈折率を光
により変化させることについては知られていない。
ギー線量、特に紫外線照射量は、後述の紫外線反応性化
合物を反応硬化させる照射量と同程度でよい。又、活性
エネルギーとしてプラズマ照射、熱処理等によっても可
能である。
アルコキシドとしては、炭素原子数1〜10のものがよ
いが、好ましくは炭素原子数1〜4である。又金属アル
コキシドの加水分解物はアルコキシド基が加水分解を受
けて−金属原子−酸素原子−金属原子−のように反応
し、架橋構造を作り、硬化した層を形成する。
アルコキシドの例として;Alのアルコキシドとして
は、Al(O−CH3)3、Al(OC2H5)3、Al
(O−i−C3H7)3、Al(O−n−C4H9)3;Si
の例としては、Si(OCH3)4、Si(OC
2H5)4、Si(O−i−C3H7)4、Si(O−t−C
4H9)4;Tiの例としては、Ti(OCH3)4、Ti
(OC2H5)4、Ti(O−n−C3H7)4、Ti(O−
i−C3H7)4、Ti(O−n−C4H9)4、Ti(O−
n−C3H7)4の2〜10量体、Ti(O−i−C
3H7)4の2〜10量体、Ti(O−n−C4H9)4の2
〜10量体、Vの例としては、VO(OC2H5)3;Z
nの例としては、Zn(OC2H5)2;Yの例としては
Y(OC4H9)3;Zrの例としては、Zr(OCH3)
4、Zr(OC2H5)4、Zr(O−n−C3H7)4、Z
r(O−i−C3H7)4、Zr(O−i−C4H9)4、Z
r(O−n−C4H9) 4の2〜10量体;Inの例とし
ては、In(O−n−C4H9)3;Snの例としては、
Sn(O−n−C4H9)4、Taの例としてはTa(O
CH3)5、Ta(O−n−C3H7)5、Ta(O−i−
C3H7)5、Ta(O−n−C4H9)5;Wの例として
は、W(OC2H5)6;Ceの例としては、Ce(OC3
H7)3等が挙げられる。これらを単独で又は2種以上組
み合わせて用いることが出来る。中でも、Ti(O−n
−C3H7)4、Ti(O−i−C3H7)4、Ti(O−n
−C4H9)4、Ti(O−n−C3H7)4の2〜10量
体、Ti(O−n−C4H9)4の2〜10量体;Zr
(O−i−C3H7)4、Zr(O−n−C4H9)4;Si
(OC2H5)4、Si(O−i−C3H7)4が特に好まし
い。
は完全加水分解)させて使用してもよく、酸性触媒又は
塩基性触媒の存在下に例えば上記の金属アルコキシドを
有機溶媒中で加水分解することによって得られる。この
酸性触媒としては、例えば硝酸、塩酸等の鉱酸やシュウ
酸、酢酸等の有機酸がよく、又塩基性触媒としては、例
えばアンモニア等が挙げられる。
金属アルコキシド自身が自己縮合して架橋し網状結合す
るものである。その反応を促進するために触媒や硬化剤
を使用することが出来、それらには金属キレート化合
物、有機カルボン酸塩等の有機金属化合物や、アミノ基
を有する有機ケイ素化合物、光酸発生剤等がある。これ
らの触媒又は硬化剤の中で特に好ましいのは、アルミキ
レート化合物と光による酸発生剤(光酸発生剤)であ
り、アルミキレート化合物の例としてはエチルアセトア
セテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウ
ムトリスエチルアセトアセテート、アルキルアセトアセ
テートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウム
モノアセチルアセトネートビスエチルアセトアセテー
ト、アルミニウムトリスアセチルアセトネート等であ
り、他の光酸発生剤の例としてはベンジルトリフェニル
ホスホニウムヘキサフルオロホスフェートやその他のホ
スホニウム塩やトリフェニルホスホニウムヘキサフルオ
ロホスフェートの塩等を挙げることが出来る。
ない金属アルコキシド及び/又はその加水分解物を含む
塗布組成物には、塗布液の保存安定化のためにβ−ジケ
トンと反応させてキレート化合物を添加することにより
安定な塗布組成物とすることが出来る。このβ−ジケト
ンの具体例として、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチ
ル、アセト酢酸−n−プロピル、アセト酢酸−i−プロ
ピル、アセチルアセトン等を挙げることが出来るが、特
に安定性の面から好ましいのは、アセト酢酸エチルであ
る。β−ジケトンは、上記金属アルコキシド又はその加
水分解物に対してモル比として0.5〜2の範囲で用い
られるが、より好ましい範囲は0.8〜1.2である。
る一般式(II)の活性エネルギー線反応性の金属アルコ
キシドの化合物を除く、活性エネルギー線反応性化合物
は、重合可能なビニル基、アリル基、アクリロイル基、
メタクリロイル基、イソプロペニル基、エポキシ基等の
重合性基を二つ以上有するもので、活性エネルギー線照
射により架橋構造又は網目構造を形成するものが好まし
い。これらの活性基のうちアクリロイル基、メタクリロ
イル基又はエポキシ基が重合速度、反応性の点から好ま
しく、多官能モノマー又はオリゴマーがより好ましい。
活性エネルギー線硬化性樹脂としては、紫外線硬化型ア
クリルウレタン系樹脂、紫外線硬化型ポリエステルアク
リレート系樹脂、紫外線硬化型エポキシアクリレート系
樹脂、紫外線硬化型ポリオールアクリレート系樹脂等を
挙げることが出来る。
一般にポリエステルポリオールにイソシアネートモノマ
ー、もしくはプレポリマーを反応させて得られた生成物
に更に2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート(以下アクリレートにはメタ
クリレートを包含するものとしてアクリレートのみを表
示する)、2−ヒドロキシプロピルアクリレート等の水
酸基を有するアクリレート系のモノマーを反応させるこ
とによって容易に得ることが出来る(例えば、特開昭5
9−151110号)。
樹脂は、一般にポリエステル末端の水酸基やカルボキシ
ル基に2−ヒドロキシエチルアクリレート、グリシジル
アクリレート、アクリル酸のようなのモノマーを反応さ
せることによって容易に得ることが出来る(例えば、特
開昭59−151112号)。
は、エポキシ樹脂の末端の水酸基にアクリル酸、アクリ
ル酸クロライド、グリシジルアクリレートのようなモノ
マーを反応させて得られる。
脂としては、エチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
グリセリントリ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート、アルキル変性
ジペンタエリスリトールペンタエリスリトール等を挙げ
ることが出来る。
合或いは光架橋反応を開始させるには上記活性エネルギ
ー線反応性化合物のみでも開始するが、重合の誘導期が
長かったり重合開始が遅かったりするため、光増感剤や
光開始剤を用いることが好ましく、それにより重合を早
めることが出来る。これらの光増感剤や光開始剤は公知
のものを使用し得る。具体的には、アセトフェノン、ベ
ンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、ミヒラーケ
トン、α−アミロキシムエステル、テトラメチルウラム
モノサルファイド、チオキサントン等及びこれらの誘導
体を挙げることが出来る。
エネルギー線反応性化合物の場合は、n−ブチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等
の増感剤を用いることが出来る。光反応を開始するには
この活性エネルギー線反応性化合物に用いられる光反応
開始剤又は光増感剤の量は紫外線反応性化合物の100
質量部に対して0.1〜15質量部で十分であり、好ま
しくは1〜10質量部である。この増感剤は近紫外線領
域から可視光線領域に吸収極大のあるものが好ましい。
ましく用いられる。活性エネルギー線反応性エポキシ樹
脂としては、芳香族エポキシ化合物(多価フェノールの
ポリグリシジルエーテル)、例えば、水素添加ビスフェ
ノールA又はビスフェノールAとエピクロルヒドリンと
の反応物のグリシジルエーテル、エポキシノボラック樹
脂、脂肪族エポキシ樹脂としては、脂肪族多価アルコー
ル又はそのアルキレンオキサイド付加物のポリグリシジ
ルエーテル、脂肪族長鎖多塩基酸のポリグリシジルエス
テル、グリシジルアクリレートやグリシジルメタクリレ
ートのホモポリマー、コポリマーなどがあり、その代表
例としては、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ジエ
チレングリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリ
コールグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオールジ
グリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル、ノナプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル、ジグリセロ
ールトリグリシジルエーテル、ジグリセロールテトラグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテル、ペンタエリスリトールトリグリシジルエ
ーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテ
ル、ソルビトールのポリグリシジルエーテル、脂環式エ
ポキシ化合物、例えば、3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−3′,4′−エポキシシクロヘキサンカルボ
キシレート、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−
5,5−スピロ−3′,4′−エポキシ)シクロヘキサ
ン−メタ−ジオキサン、ビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)アジペート、ビニルシクロヘキセンジ
オキサイド、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシク
ロヘキシルメチル)アジペート、3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキシル−3′,4′−エポキシ−6−
メチルシクロヘキサンカルボキシレート、メチレンビス
(3,4−エポキシシクロヘキサン)ジシクロペンタジ
エンジエポキサイド、エチレングリコールのジ(3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル)エーテル、エチレン
ビス(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト)、ジシクロペンタジエンジエポキサイド、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのジグリシ
ジルエーテル、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシ
アヌレートのトリグリシジルエーテル、ポリグリシジル
アクリレート、ポリグリシジルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートと他の
モノマーとの共重合物、ポリ−2−グリシジルオキシエ
チルアクリレート、ポリ−2−グリシジルオキシエチル
メタクリレート、2−グリシジルオキシエチルアクリレ
ート、2−グリシジルオキシエチルアクリレート又は2
−グリシジルオキシエチルメタクリレートと他のモノマ
ーとの共重合物、ビス−2,2−ヒドロキシシクロヘキ
シルプロパンジグリシジルエーテル等を挙げることが出
来、単独又は2種以上組み合わせた付加重合物を挙げる
ことが出来る。本発明はこれらの化合物に限定せず、こ
れらから類推される化合物も含むものである。
脂は、エポキシ基を分子内に2つ以上有するもの以外
に、モノエポキサイドも所望の性能に応じて配合して使
用することが出来る。
脂はラジカル重合によるのではなく、カチオン重合によ
り重合、架橋構造又は網目構造を形成する。ラジカル重
合と異なり反応系中の酸素に影響を受けないため好まし
い活性エネルギー線反応性樹脂である。
ましく用いることが出来る。有用な活性エネルギー線反
応性エポキシ樹脂は、活性エネルギー線照射によりカチ
オン重合を開始させる物質を放出する化合物を光重合開
始剤又は光増感剤により重合する。照射によりカチオン
重合させるルイス酸を放出するオニウム塩での複塩の一
群が特に好ましい。
表される化合物である。 一般式(I) 〔(R1)a(R2)b(R3)c(R4)dZ〕+w〔Me
Xv〕-w 式中、カチオンはオニウムであり、ZはS、Se、T
e、P、As、Sb、Bi、O、ハロゲン(例えばI、
Br、Cl)、又はN=N(ジアゾ)であり、R 1、
R2、R3、R4は同一であっても異なっていてもよい有
機の基である。a、b、c、dはそれぞれ0〜3の整数
であって、a+b+c+dはZの価数に等しい。Meは
ハロゲン化物錯体の中心原子である金属又は半金属(m
etalloid)であり、B、P、As、Sb、F
e、Sn、Bi、Al、Ca、In、Ti、Zn、S
c、V、Cr、Mn、Co等である。Xはハロゲンであ
り、wはハロゲン化錯体イオンの正味の電荷であり、v
はハロゲン化錯体イオン中のハロゲン原子の数である。
vから中心原子Meの価数を減じたものがwとなる。
オン〔MeXv〕-wの具体例としては、テトラフルオロ
ボレート(BF4 -)、テトラフルオロホスフェート(P
F4 -)、テトラフルオロアンチモネート(SbF4 -)、
テトラフルオロアルセネート(AsF4 -)、ヘキサクロ
ロアンチモネート(SbCl4 -)等を挙げることが出来
る。更に陰イオン〔MeXv〕-wには(OH-)の陰イオ
ンも用いることが出来る。又、その他の陰イオンとして
は過塩素酸イオン(ClO4 -)、トリフルオロメチル亜
硫酸イオン(CF3SO3 -)、フルオロスルホン酸イオ
ン(FSO3 -)、トルエンスルホン酸イオン、トリニト
ロベンゼン酸陰イオン等を挙げることが出来る。
オニウム塩をカチオン重合開始剤として使用するのが特
に有効であり、中でも特開昭50−151996号、同
50−158680号等に記載の芳香族ハロニウム塩、
特開昭50−151997号、同52−30899号、
同59−55420号、同55−125105号等に記
載のVIA族芳香族オニウム塩、特開昭56−8428
号、同56−149402号、同57−192429号
等に記載のオキソスルホニウム塩、特公昭49−170
40号等に記載の芳香族ジアゾニウム塩、米国特許第
4,139,655号等に記載のチオピリリウム塩等が
好ましい。又、アルミニウム錯体や光分解性ケイ素化合
物系重合開始剤等を挙げることが出来る。上記カチオン
重合開始剤と、ベンゾフェノン、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル、チオキサントンなどの光増感剤を併用する
ことが出来る。
て、重合開始剤は、一般的には活性エネルギー線硬化性
エポキシ樹脂(プレポリマー)100質量部に対して好
ましくは0.1〜15質量部、より好ましくは1〜10
質量部の範囲で添加される。又エポキシ樹脂を上記ウレ
タンアクリレート型樹脂、ポリエーテルアクリレート型
樹脂等とも併用することも出来、この場合、活性エネル
ギー線ラジカル重合開始剤と活性エネルギー線カチオン
重合開始剤を併用することが好ましい。
知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂或いはゼラチンなどの
親水性樹脂等のバインダーを上記活性エネルギー線硬化
樹脂に混合して使用することが出来る。これら樹脂には
その分子中に極性基を持っていることが好ましく、極性
基としては、−COOM、−OH、−NR2、−NR
3X、−SO3M、−OSO3M、−PO3M2、−OPO3
M(ここで、Mは水素原子、アルカリ金属又はアンモニ
ウム基を、Xはアミン塩を形成する酸を、Rは水素原
子、アルキル基を表す)等を挙げることが出来る。
性の金属アルコキシド化合物について説明する。
基で、ビニル基、イソプロペニル基、アリル基、アクリ
ロイル基、メタクリロイル基、エポキシ基を有する基を
表し、R2は炭素原子数1〜4の脂肪族炭化水素基を表
し、R3は炭素原子数1〜4の脂肪族炭化水素基又は水
素原子を表し、m+n+p=qで、qは金属の原子価
で、q−1≧m≧1、q−1≧p≧1、q−1≧n≧0
であり、m、n及びpは正の整数を表す。
金属アルコキシド化合物のR1は活性エネルギー線反応
性基で不飽和二重結合性の官能基を有しており、上記の
うちアクリロイル基、メタクリロイル基又はエポキシ基
が反応性の速さから好ましい。又反応する際、酸素の影
響を受けないエポキシ基が特に好ましい。R3Oのアル
コキシ基は、前述の活性エネルギー線反応性基を有しな
い金属アルコキシドと同様に加水分解を受けながら金属
酸化物へと連鎖的に反応する。
キシド化合物は上記活性エネルギー線反応性基を有しな
い金属アルコキシド化合物とともに加水分解を受けなが
ら相互に反応し、金属酸化物マトリックスの中に組み込
まれ、結合し架橋する。
キシド化合物は上記活性エネルギー線反応性基を有しな
い金属アルコキシド化合物とともに加水分解を受けなが
ら相互に反応し、金属酸化物マトリックスの中に組み込
まれ、結合し架橋する。
コキシド化合物の活性エネルギー線反応性基とこれ以外
の活性エネルギー線反応性化合物も、活性エネルギー線
により重合し、相互に架橋結合を形成する。
これらを含有する層は非常に高い硬度を持つようにな
る。これらの架橋構造は、無機酸化物と有機ポリマーが
結合し合ったハイブリッドの状態になっていると考えら
れる。このようなハイブリッドの状態は金属酸化物と有
機物が混在する状態とは異なり、一体化しているため硬
度が高く、相分離が起きにくい。従って、均質な塗膜が
出来やすく、硬度が不足したり、白濁したり、透過率が
低下するなどの問題点を解決することが出来る。
合していてもよく、酸素原子を介して結合していてもよ
く、又オキシアルキル基を介していてもよい。
キシドの具体的例として、ビニルトリメトキシチタン、
ビニルトリ(β−メトキシ−エトキシ)チタン、ジビニ
ロキジメトキシチタン、グリシジルオキシエチルトリエ
トキシチタン、γ−アクリロイルオキシプロピルトリ−
n−プロピルチタン、γ−メタクリロイルオキシ−n−
プロピルトリ−n−プロピルチタン、ジ(γ−アクリロ
イルオキシ−n−プロピル)ジ−n−プロピルチタン、
アクリロイルオキシジメトキシエチルチタン、ビニルト
リメトキシジルコン、ジビニロキジメトキシジルコン、
アクリロイルオキシエチルトリエトキシジルコン、γ−
アクリロイルオキシ−n−プロピルトリ−n−プロピル
ジルコン、γ−メタクリロイルオキシ−n−プロピルト
リ−n−プロピルジルコン、ジ(γ−アクリロイルオキ
シ−n−プロピル)ジ−n−プロピルジルコン、アクリ
ロイルオキシジメトキシエチルジルコン、ビニルジメト
キシタリウム、ビニルジ(β−メトキシ−エトキシ)タ
リウム、ジビニロキシメトキシタリウム、アクリロイル
オキシエチルジエトキシタリウム、γ−アクリロイルオ
キシ−n−プロピルジ−n−プロピルタリウム、γ−メ
タクリロイルオキシ−n−プロピルジ−n−プロピルタ
リウム、ジ(γ−アクリロイルオキシ−n−プロピル)
−n−プロピルタリウム、アクリロイルオキシメトキシ
エチルタリウム、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、ジビニロキジメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)−エチルトリアルコキシシラン、アクリロイルオキ
シエチルトリエトキシシラン、グリシジルオキシエチル
トリエトキシシラン、γ−アクリロイルオキシ−n−プ
ロピルトリ−n−プロピルシラン、γ−メタクリロイル
オキシ−n−プロピルトリ−n−プロピルシラン、ジ
(γ−アクリロイルオキシ−n−プロピル)ジ−n−プ
ロピルシラン、アクリロイルオキシジメトキシエチルシ
ラン等を挙げることが出来る。
活性エネルギー線反応性基と、好ましく使用される該一
般式(II)を除く活性エネルギー線反応性化合物の反応
基に対する活性エネルギー線による光重合の挙動はほと
んど変わりなく、前述の一般式(II)を除く活性エネル
ギー線化合物の光増感剤や光開始剤などは同様なものが
用いられる。
線等で、化合物を活性させるエネルギー源であれば制限
なく使用出来るが、紫外線、電子線が好ましく、特に取
り扱いが簡便で高エネルギーが容易に得られるという点
で紫外線が好ましい。紫外線反応性化合物を光重合させ
る紫外線の光源としては、紫外線を発生する光源であれ
ば何れでも使用出来る。例えば、低圧水銀灯、中圧水銀
灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、メ
タルハライドランプ、キセノンランプ等を用いることが
出来る。又、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレ
ーザ、エキシマランプ又はシンクロトロン放射光等も用
いることができる。照射条件はそれぞれのランプによっ
て異なるが、照射光量は50mJ/m2以上、好ましく
は100mJ/cm2以上、更に400mJ/cm2以上
が好ましい。紫外線は多層の反射防止層を1層ずつ照射
してもよいし、積層後照射してもよい。生産性の点か
ら、多層を積層後、紫外線を照射することが好ましい。
又この際には酸素濃度が0.5%以下の条件で行うのが
効率的であり、硬化速度の点で好ましい。
しては、コックロフトワルトン型、バンデグラフ型、共
振変圧型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン
型、高周波型等の各種電子線加速器から放出される50
〜1000keV、好ましくは100〜300keVの
エネルギーを有する電子線を挙げることが出来る。
も行うことができる。プラズマ処理を連続的に行うもの
が好ましく、これらの装置の例としては例えば、特願平
11−143206号に記載のものが挙げられる。プラ
ズマ処理の時間等は条件により異なるので一概にはいえ
ないが、プラズマ処理の条件にはプラズマ処理ガス条件
(ガス種、ガス濃度、ガス封入条件、圧力等)、電界強
度、放電条件等がある。これらは適宜コントロールする
ことができる。
素、窒素、二酸化炭素、フッ素含有化合物ガス等の反応
性ガスが効果的である。
処理に於いては、その雰囲気を6.6〜2.7×103
Paの範囲に保つように、上記反応ガスを導入する必要
がある。処理速度を増加させる為には、対向電極になる
べく高圧側で高出力条件を採用するのが好ましいが、電
界強度を上げ過ぎると基材にダメージを与えることにな
る場合がある。
は、ヘリウムやアルゴン等の不活性ガスが必要であり、
上記反応ガスとの割合も60%以上と不活性ガスの割合
を多くしないと電極間に安定な放電が発生しない。ここ
でも反応ガスの割合をなるべく多くし、高出力条件を採
用するのが処理速度を増加させる為には好ましいが同様
に電界強度を上げ過ぎると基材にダメージを与えること
になる。
ルス化された電界を印加しプラズマを発生させる場合に
は、上記不活性ガスは必ずしも必要なく、反応ガス濃度
を増加させることができる。これにより反応速度は大き
く増加させることが可能になる。
特開平10−130851号の図1(a)〜(d)に記
載されたパルス波形であってもよい。しかしながら、パ
ルスの立ち上がり時間及び立ち下がり時間が短いほどプ
ラズマ発生の際のガスの電離が効率よく行われる。特
に、パルスの立ち上がり時間及び立ち下がり時間が40
ns〜100μsであることが好ましい。40ns未満
では現実的でなく、100μsを超えると放電状態がア
ークに移行しやすく不安定なものとなる。より好ましく
は50ns〜5μsである。尚、ここでいう「立ち上が
り時間」とは電圧変化が連続して正である時間、「立ち
下がり時間」とは電圧変化が連続して負である時間を指
すものとする。更に、パルス波形、立ち上がり時間、周
波数の異なるパルスを用いて変調を行ってもよい。この
ような変調は高速連続表面処理を行うのに適している。
kHzであることが好ましい。1kHz未満であると処
理に時間がかかりすぎ、100kHzを超えるとアーク
放電が発生しやすくなる。又、一つのパルス電界が印加
される時間は、1〜1000μsであることが好まし
い。1μs未満であると放電が不安定なものとなり、1
000μsを超えるとアーク放電に移行しやすくなる。
より好ましくは、3〜200μsである。ここで「一つ
のパルス電界が印加される時間」とは、ON、OFFの
繰り返しからなるパルス電界における、一つのパルスの
連続するON時間を言う。
められるが、電極に印加した際に電界強度が1〜100
kV/cmとなる範囲にすることが好ましい。1kV/
cm未満であると処理に時間がかかりすぎ、100kV
/cmを超えるとアーク放電が発生しやすくなる。又、
大きい程処理速度は増加するが上げ過ぎると基材にダメ
ージを与えるのは同様である。又、直流が重畳されたパ
ルス電界を印加してもよい。
ート状基材は、対向電極間の空間を連続的に走行させる
ように処理容器内に導入され、排出される。上記シート
状基材の導入及び排出は、公知の方法により行うことが
できる。
〜2.7×103Paの範囲に維持されていることが好
ましい。
に導入する処理ガスとしては、窒素(N2)ガス、水素
(H2)ガス、酸素(O2)ガス、二酸化炭素(CO2)
ガス、アンモニア(NH3)ガス、フッ素含有化合物ガ
ス、水蒸気の他、アルゴン等の不活性ガスなどを用いる
ことができる。
率を低下させる為に下記のフッ素原子或いは珪素原子を
含有する低屈折率物質が含有されている。
シリケートオリゴマーから形成される化合物、及びSi
O2ゾルと反応性有機ケイ素化合物から形成される化合
物から選ばれる少なくとも1つの化合物が挙げられ、特
に特開平7−126552号、同7−188582号、
同8−48935号、同8−100136号、同9−2
20791号、同9−272169号等に記載されてい
る化合物が好ましく用いられる。
脂としては、フッ素含有不飽和エチレン性単量体成分を
主として含有する重合物及びフッ素含有エポキシ化合物
を挙げることが出来る。
は、含フッ素アルケン、含フッ素アクリル酸エステル、
含フッ素メタクリル酸エステル、含フッ素ビニルエステ
ル、含フッ素ビニルエーテル等を挙げることが出来、例
えば、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレ
ン、トリフルオロクロロエチレン、フッ化ビニリデン、
フッ化ビニル、トリフルオロプロピレン、ヘプタフルオ
ロプロピレン、ヘキサフルオロプロピレン、2−ブロモ
−3,3,3−トリフルオロエチレン、3−ブロモ−
3,3−ジフルオロエチレン、3,3,4,4,5,
5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン、3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ト
リデカフルオロ−1−オクテン、4−エトキシ−1,
1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン、ペンタ
デカフルオロオクチルアクリレート、テトラフルオロ−
3−(ヘプタフルオロプロポキシ)プロピルアクリレー
ト、テトラフルオロ−3−(ペンタフルオロエトキシ)
プロピルアクリレート、テトラフルオロ−3−トリフル
オロメトキシプロピルアクリレート、ウンデカフルオロ
ヘキシルアクリレート、ノナフルオロペンチルアクリレ
ート、オクタフルオロペンチルアクリレート、ペンタフ
ルオロピロピルアクリレート、2−ヘプタフルオロブト
キシエチルアクリレート、2,2,3,4,4,4−ヘ
キサフルオロブトキシアクリレート、トリフルオロエチ
ルアクリレート、2−(1,1,2,2−テトラフルオ
ロエトキシ)エチルアクリレート、トリフルオロイソプ
ロピルメタクリレート、(2,2,2−トリフルオロ−
1−メチル)エチルメタクリレート、2−トリフルオロ
エトキシエチルアクリレート、トリフルオロエチルメタ
クリレート、2−トリフルオロメチル−3,3,3−ト
リフルオロプロピルアクリレート、3−トリフルオロメ
チル−4,4,4−トリフルオロブチルアクリレート、
1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ピルアクリレート、1−メチル−2,2,3,3,4,
4,4−ヘプタウルオロブチルアクリレート、2,2,
2−トリフルオロエチルアクリレート、2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピルアクリレート、1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルアク
リレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルア
クリレート、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリ
レート、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロ
ブチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,5,
5,5−ノナフルオロペンチルアクリレート、2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,6−ウンデカフルオ
ロヘキシルアクリレート、2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチ
ルアクリレート、2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロオク
チルアクリレート、3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルアクリ
レート、2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,10−ノナデカ
フルオロデシルアクリレート、3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシルアクリレート、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルアクリレ
ート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリ
レート、2,2,3,3,4,4,4−ヘキサフルオロ
ブチルアクリレート(以上のアクリレートはメタクリレ
ート或いはα−フルオロアクリレートであってもよ
い)、ビニルトリフルオロアセテート、ビニル−2,
2,2−トリフルオロプロピオネート、ビニル−3,
3,3,2,2−ヘプタブチレート、2,2,2−トリ
フルオロエチルビニルエーテル、1−(トリフルオロメ
チル)エテニルアセテート、アリルトリフルオロアセテ
ート、アリル−1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、アリル−1,2,3,3,3−ヘキサフルオ
ロプロピルエーテル、エチル−4,4,4−トリフルオ
ロクロトネート、イソプロピル−2,2,2−トリフル
オロエチルフマレート、イソプロピル−2,2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロピルフマレート、イソ
プロピル−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオ
ロブチルフマレート、イソプロピル−2,2,3,3,
4,4,5,5,5−ノナプロピルペンチルフマレー
ト、イソプロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ウンデカフルオロヘキシルフマレート、イ
ソプロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチルフマレー
ト、イソプロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロオク
チルフマレート、イソプロピル−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオ
クチルフマレート、イソプロピル−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,1
0,10,10−ノナデカフルオロデシルフマレート、
イソプロピル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフ
ルオロデシルフマレート、イソプロピル−2−トリフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピルフマレ
ート、イソプロピル−3−トリフルオロメチル−4,
4,4−トリフルオロブチルフマレート、イソプロピル
−1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロピルフマレート、イソプロピル−1−メチル−2,
2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロオクチルフマ
レート、tert−ブチル−2,2,3,3,3−ペン
チルフルオロプロピルヘマレート、tert−ブチル−
2,2,3,3,4,4,4−ヘプタジュルオロブチル
フマレート、tert−ブチル−2,2,3,3,4,
4,5,5,5−ノナフルオロペンチルフマレート、t
ert−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ウンデカフルオロヘキシルフマレート、t
ert−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチルフマレ
ート、tert−ブチル−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフル
オロオクチルフマレート、tert−ブチル−3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデ
カフルオロオクチルフマレート、tert−ブチル−
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ノナデカフルオロ
デシルフマレート、tert−ブチル3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,1
0,10−ヘプタデカフルオロデシルフマレート、te
rt−ブチル−2−トリフルオロメチル−3,3,3−
トリフルオロプロピルフマレート、tert−ブチル−
3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリフルオロブ
チルフマレート、tert−ブチル−1−メチル−2,
2,3,3,3−ペンチルフルオロプロピルフマレー
ト、tert−ブチル−1−メチル−2,2,3,3,
4,4,4−ヘプタフルオロブチルフマレート等の含フ
ッ素不飽和エチレン性単量体を挙げることが出来るが、
これらに限定されない。又、共重合相手の単量体はフッ
素を含有しても、含有していなくとも何れでもよい。
体としては、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン、
酢酸ビニル、ビニルエチルエーテル、ビニルエチルケト
ン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ
レート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
メチル−α−フルオロアクリレート、エチル−α−フル
オロアクリレート、プロピル−α−フルオロアクリレー
ト、ブチル−α−フルオロアクリレート、シクロヘキシ
ル−α−フルオロアクリレート、ヘキシル−α−フルオ
ロアクリレート、ベンジル−α−フルオロアクリレー
ト、アクリル酸、メタクリル酸、α−フルオロアクリル
酸、スチレン、スチレンスルホン酸等を共重合させても
よいが、これらに限定されない。
単独の樹脂の屈折率は、ほぼ1.33〜1.42の範囲
にあり、又共重合し得るフッ素を含有しない単量体の単
独樹脂リマーの屈折率は、1.44以上で、これらを任
意の割合で共重合して目的の屈折率のフッ素含有樹脂と
して用いることが出来、又、本発明のフッ素含有樹脂と
フッ素を含まない樹脂とを任意の割合で混合して目的の
屈折率のものとして使用してもよいが、本発明の低屈折
率物質のフッ素含有量は、50質量%以上であることが
好ましく、ものによって異なるが、特に好ましくは60
〜90質量%である。フッ素含有重合体の場合は、フッ
素含有率がこのような範囲にあると有機溶媒に対して良
好な溶解性を有することで加工し易いばかりでなく、下
の基体や層に対する接着性が優れ、高い透明性と低い屈
折率の層を得ることが出来る。
ト、ビニルエステル或いはビニルエーテル等を重合させ
る重合開始剤は、通常のラジカル重合開始剤を用いるこ
とが出来る。重合開始剤の具体的な例として、アゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニ
トリル、アゾビスバレロニトリル等のアゾ系ラジカル重
合開始剤、過酸化ベンゾイル、t−ブチルヒドロパーオ
キサイド、クメンパーオキサイド、ジアシルパーオキサ
イド等の有機過酸化物系ラジカル重合開始剤、過硫酸ア
ンモニウム、過硫酸カリウム等の無機系ラジカル重合開
始剤、過酸化水素−硫酸第1鉄アンモニウム、過硫酸ア
ンモニウム−メタ亜硫酸ナトリウム等のレドックス系重
合開始剤等の各種ラジカル重合開始剤等を挙げることが
出来、これらを用いて溶液重合、塊状重合、乳化重合、
懸濁重合又は放射線重合等の公知のラジカル重合をする
ことが出来る。この際、反応温度は10〜100℃、反
応時間は1〜100時間であることが好ましい。このよ
うにして得られるフッ素含有樹脂の数平均分子量は10
00〜300000であることが望ましい。
シ樹脂は、例えば下記のようなエポキシ化合物を常法で
反応させることによって得ることが出来る。
フルオロアルキル−1,2−ジオールのジグリシジルエ
ーテルとして例えば、4,4,4−トリフルオロ−1,
2−ブタンジオールジグリシジルエーテル、4,4,
5,5,5−ペンタフルオロ−1,2−ペンタンジオー
ルジグリシジルエーテル、4,4,5,5,6,6,6
−ヘキサフルオロ−1,2−ヘキサンジオールジグリシ
ジルエーテル、4,4,5,5,6,6,7,7,7−
ノナフルオロ−1,2−ヘプタンジオールジグリシジル
エーテル、4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,
8−ウンデカフルオロ−1,2−オクタンジオールジグ
リシジルエーテル、4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,9−トリデカフルオロ−1,2−ノナ
ンジオールジグリシジルエーテル、5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,10−トリデカ
フルオロ−1,2−デカンジオールジグリシジルエーテ
ル、4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,11,11,11−ヘププタデカフル
オロ−1,2−ウンデカンジオールジグリシジルエーテ
ル、4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,11,11,12,12,12−ノナ
デカフルオロ−1,2−ドデカジオールジグリシジルエ
ーテル、4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,
9,9,10,10,11,12,12,13,13,
13−エイコサフルオロ−1,2−トリデカンジオール
ジグリシジルエーテル、4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,11,11,12,
12,13,13,14,14,14−トリコサフルオ
ロ−1,2−テトラデカンジオールジグリシジルエーテ
ル、5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
10,11,11,12,12,12−ヘプタデカフル
オロ−1,2−テトラデカンジオールジグリシジルエー
テル、4−トリフルオロメチル−5,5,5−トリフル
オロ−1,2−ヘプタンジオールジグリシジルエーテ
ル、5−トリフルオロメチル−6,6,6−トリフルオ
ロ−1,2−オクタンジオールジグリシジルエーテル、
6−トリフルオロメチル−4,4,5,5,6,6,
7,7,7−オクチルフルオロ−1,2−ノナンジオー
ルジグリシジルエーテル、8−トリフルオロメチル−
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,9
−ドデカフルオロ−1,2−ノナンジオールジグリシジ
ルエーテル、10−トリフルオロメチル−4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
1,11,11−ヘキサデカフルオロ−1,2−ドデカ
ンジオールジグリシジルエーテル、12−トリフルオロ
メチル−4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,
9,9,10,10,11,11,12,12,13,
13,13−エイコサフルオロ−1,2−テトラデカン
ジオールジグリシジルエーテル、3−ペルフルオロシク
ロペンチル−1,2−プロパンジオールジグリシジルエ
ーテル、3−ペルフルオロシクロヘキシル−1,2−プ
ロパンジオールジグリシジルエーテル、ペルフルオロシ
クロヘプチル−1,2−プロパンジオールジグリシジル
エーテル、ペルフルオロシクロオクチル−1,2−プロ
パンジオールジグリシジルエーテル;含フッ素アルカン
末端ジオールグリシジルエーテルとしては例えば、2,
2,3,3−テトラフルオロ−1,4−ブタンジオール
ジグリシジルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロ−1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル等を挙げることが出来るが、これらに限
定されない。これらの他にフッ素を含有しないエポキシ
化合物を屈折率があまり上がらない程度に少量使用して
もよい。ここで使用するフッ素含有エポキシ化合物の構
造には制限ないが、屈折率を高めるようなベンゼン核を
有するエポキシ化合物や脂環式のエポキシ化合物の使用
は少ない方がよい。
オリゴマーから形成される化合物である。
物に使用するシリケートオリゴマーとしては、例えばテ
トラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプ
ロピオキシシラン、テトラブトキシシラン等のテトラア
ルコキシシラン、テトラ−2,2,2−トリフルオロエ
トキシシラン、テトラ−2−フルオロエトキシシラン、
テトラ−2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロピ
オキシシラン、テトラ−1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロ−2−プロピオキシシラン、テトラ−2,
2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロピオキシシ
ラン、テトラ−1,3−ジフルオロ−2−プロピオキシ
シラン、テトラ−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタ
フルオロ−1−ブトキシシラン、テトラ−2,2,3,
4,4,4−ヘキサフルオロ−1−ブトキシシラン、テ
トラシクロヘキシルオキシシラン又はテトラフェノキシ
シラン等を挙げることが出来、これらを加水分解するこ
とによりシリケートオリゴマーが得られる。
媒、水を添加して得られる加水分解物に溶媒を配合し、
次いで硬化触媒と水を添加する等の方法により硬化した
加水分解物が得られる。かかる溶媒としては、メタノー
ル、エタノールを1種又は2種使用するのが安価である
こと、及び得られる皮膜の特性が優れ硬度が良好である
ことから好ましい。イソプロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール、オクタノール等も用いることが出
来るが、得られた皮膜の硬度が低くなる傾向にある。溶
媒量は部分加水分解物100質量部に対して50〜40
0質量部、好ましくは100〜250質量部である。
属、金属アルコキシド等を挙げることが出来るが、酸、
特に酢酸、マレイン酸、シュウ酸、フマル酸等が好まし
く用いられる。添加量は部分加水分解物100質量部に
対して1〜10質量部、好ましくは1〜5質量部がよ
い。又、水添加量については部分加水分解物が理論上1
00%加水分解し得る量以上の量であればよく、100
〜300%相当量、好ましくは100〜200%相当量
を添加するのがよい。更に、本発明では、かかる熟成工
程により、テトラアルコキシシランの加水分解、縮合に
よる架橋が充分に進み、得られた皮膜の特性が優れたも
のとなる。熟成は、オリゴマー液を放置すればよく、放
置する時間は、上述の架橋が所望の膜特性を得るのに充
分な程度進行するのに必要な時間であり、具体的には用
いる触媒の種類にもよるが、塩酸では室温で1時間以
上、マレイン酸では数時間以上、特に好ましくは8時間
〜1週間程度で充分であり、通常3日前後である。熟成
を要する時間は又周囲の温度にも影響を与え、極寒地で
は20℃付近まで加熱する手段をとった方がよいことも
ある。一般に高温では熟成が早く進むが100℃以上に
加熱するとゲル化が起こるので、せいぜい50〜60℃
までの加熱が適切である。又、これらのシリケートオリ
ゴマーについては、上記の他に、例えばエポキシ基、ア
ミノ基、イソシアネート基、カルボキシル基等の官能基
を有する有機化合物(モノマー、オリゴマー、ポリマ
ー)等により変性した変性物であっても差し支えなく、
単独又は上記シリケートオリゴマーと併用することも可
能である。
されるシリケートオリゴマーが得られるが、シリケート
オリゴマー中のSiO2含有量は1〜100%、好まし
くは10〜99%であることが望まれる。このようなS
iO2含有量が1%未満では耐久性の向上が見られなく
なり、本発明の効果を発揮しない。
炭素数3〜6のフッ素含有シクロアルキル基、又はフェ
ニル基を表し、それぞれのRは同一の基でも異なった基
であってもよい。gは1〜20の整数である。
層を形成させる方法については特に制限されないが、例
えばシリケートオリゴマーを光学フィルムの光学性能を
阻害しない溶媒、例えばアルコール(メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等)、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、酢酸セロソルブ、メチルグリコールアセテート、メ
トキシブチルアセテート、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチレンクロラ
イド、トルエン、キシレン、ミネラムスピリット、クレ
ゾール、キシレノール、フフラール等で、これらでシリ
ケートオリゴマーを希釈し、バーコーター、ロールコー
ター、グラビアコーター、リバースコーター、リップコ
ーター等、公知の装置により基材に塗設、加熱処理すれ
ばよい。
2ゾルと反応性有機ケイ素化合物から形成される化合物
であって、SiO2ゾルと反応性有機ケイ素化合物とを
含むゾル液を用い、SiO2ゲル膜として低屈折率層が
形成されるものである。SiO2ゾルは、ケイ素アルコ
キシドを塗布に適した有機溶媒に溶解し、一定量の水を
添加して加水分解を行って調製される。SiO2ゾルの
形成に使用するケイ素アルコキシドの好ましい例を下記
一般式(IV)に示す。
し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。r+
sは4であり、r及びsはそれぞれ整数である。具体的
には、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、
テトライソプロピオキシシラン、テトラ−n−プロピオ
キシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラ−s
ec−ブトキシシラン、テトラ−t−ブトキシシラン、
テトラペンタエトキシシラン、テトラペンタイソプロピ
オキシシラン、テトラペンタ−n−プロピオキシシラ
ン、テトラペンタ−n−ブトキシシラン、テトラペンタ
−sec−ブトキシシラン、テトラペンタ−t−ブトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエト
キシシラン、メチルトリプロピオキシシラン、メチルト
リブトキシシラン、ジメチルジメキメトキシシラン、ジ
メチルジエトキシシラン、ジメチルメトキシシラン、ジ
メチルエトキシシラン、ジメチルプロピオキシシラン、
ジメチルブトキシシラン、メチルジメトキシシラン、メ
チルジエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン等
が挙げられる。
素アルコキシドを適当な溶媒中に溶解することによりS
iO2ゾルとすることが出来る。使用する溶媒として
は、例えばメチルエチルケトン、イソプロピルアルコー
ル、メタノール、エタノール、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、等のアルコール、ケト
ン、エステル類、ハロゲン化炭化水素、トルエン、キシ
レン、等の芳香族炭化水素、或いはこれらの混合物が挙
げられる。アルキルケイ素アルコキシド又はケイ素アル
コキシドを、それらが100%加水分解及び縮合したと
して生じるSiO2換算で、濃度を0.1質量%以上、
好ましくは0.1〜10質量%になるように上記溶媒中
に溶解する。SiO2ゾルの濃度が0.1質量%未満で
あると形成されるゾル膜が所望の特性が充分に発揮出来
ず、一方、10質量%を超えると透明均質膜の形成が困
難となる。又、本発明においては、以上の固形分以内で
あるならば、有機物や無機物バインダーを併用すること
も可能である。
加え、15〜35℃、好ましくは22〜28℃の温度
で、0.5〜10時間、好ましくは2〜5時間攪拌を行
う。上記加水分解においては、触媒を用いることが好ま
しく、これらの触媒としては、塩酸、硝酸、硫酸又は酢
酸等の酸が好ましい。これらの酸を約0.001〜4
0.0mol/l、好ましくは0.005〜10.0m
ol/l程度の水溶液として加え、該水溶液中の水分を
加水分解用の水分とすることが出来る。
機反応性ケイ素化合物又はその部分加水分解物を添加し
て得られる化合物を低屈折率物質として用いるものであ
るが、SiO2ゾルだけ塗布した場合には、非常に膜が
弱く、ひび割れし易く、SiO2皮膜を固定するものが
必要である。本発明においては、反応性有機ケイ素化合
物を併用することによって、SiO2とも架橋によって
結合され強い膜を形成し、得られたSiO2ゾルは、無
色透明な液体であり、ポットライフが約1ヶ月の安定な
溶液である。SiO2ゾルは基材に対して濡れ性がよ
く、塗布性に優れている。
有機ケイ素化合物の他に、熱又は電離放射線によって反
応架橋する複数の基(活性エネルギー線反応性基)、例
えば重合性二重結合基、を有する分子量3000以下の
有機反応性化合物が好ましいものである。このような反
応性有機ケイ素化合物は、片末端ビニル官能性ポリシラ
ン、両末端ビニル官能性ポリシラン、片末端ビニル官能
ポリシロキサン、両末端ビニル官能ポリシロキサン、或
いはこれらの化合物を反応させたビニル官能性ポリシラ
ン、又はビニル官能性ポリシロキサン等を挙げることが
出来る。
ルトリ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、ジビニロキ
ジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)−エチルトリアルコキシシラン、アクリロイルオ
キシエチルトリエトキシシラン、グリシジルオキシエチ
ルトリエトキシシラン、γ−アクリロイルオキシ−n−
プロピルトリ−n−プロピルシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシ−n−プロピルトリ−n−プロピルシラン、ジ
(γ−アクリロイルオキシ−n−プロピル)ジ−n−プ
ロピルシラン、アクリロイルオキシジメトキシエチルシ
ラン等を挙げることが出来る。
記SiO2ゾル(固形分)100質量部当たり約0.1
〜50質量部の割合で使用することが出来ることが好ま
しい。
る事が出来る。添加剤としては、製膜を促進する硬化剤
が用いられ、これらの硬化剤としては、酢酸ナトリウ
ム、酢酸リチウム等の有機酸金属塩の酢酸、ギ酸等の有
機酸溶液が挙げられる。該有機溶媒溶液の濃度は約0.
01〜0.1質量%程度であり、ゾル溶液に対する添加
量は、ゾル溶液中に存在するSiO2 100質量部に
対して上記有機酸塩として約0.1〜1質量部程度の範
囲が好ましい。
止フィルムの低屈折率層として使用するが、その屈折率
の調整する必要がある場合もある。例えば、屈折率を下
げるためにフッ素系有機ケイ素化合物、屈折率を高める
ために有機ケイ素化合物、屈折率を更に高めるために硼
素系有機化合物を添加することが出来る。具体的には、
テトラエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラ
プロピオキシシラン、テトラブトキシシラン、アルキル
トリアルコキシシラン、コルコート40(コルコート社
製)、MS51(三菱化学社製)、スノーテックス(日
産化学社製)、等の有機ケイ素化合物、ザフロンFC−
110、220、250(東亜合成化学社製)、セクラ
ルコートA−402B(セントラル硝子社製)、ヘプタ
デカフルオロデシルトリメトキシシラン、トリデカフル
オロオクチルトリメトキシシラン、トリフルオロオクチ
ルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメト
キシシラン等のフッ素系化合物、硼酸トリエチル、硼酸
トリメチル、硼酸トリプロピル、硼酸トリブチル等の硼
酸系化合物が挙げられる。これらの添加剤は、ゾルの調
製時に加えてもよいし、ゾルの形成後に加えてもよい。
これらの添加剤を用いることによって、アルキルケイ素
アルコキシド又はケイ素アルコキシドの加水分解時、或
いはその後にシラノール基と反応して、更に均一に反応
して更に均一で透明なゾル溶液が得られ、且つ形成され
るゲル膜の屈折率をある程度の範囲で変化させることが
出来る。
リゴマーから形成される化合物、及びSiO2ゾルと反
応性有機ケイ素化合物から形成される化合物から選ばれ
る少なくとも一つの低屈折率物質を含有する低屈折率層
(前記高屈折率層の上に設けられている)には前記高屈
折率層のところで挙げられた活性エネルギー線反応性化
合物が添加されていてもよい。そのうち好ましく用いら
れるのはエポキシ系活性エネルギー線反応性化合物であ
る。
は、分子内に2個以上のエポキシ基を有する化合物で、
前記と同様の活性エネルギー線照射によりカチオン重合
を開始物質として放出することが可能な化合物である。
としては、 (イ)ビスフェノールAのグリシジルエーテル(この化
合物はエピクロルヒドリンとビスフェノールAとの反応
により得られ、重合度の異なる混合物として得られ
る); (ロ)ビスフェノールA等のフェノール性OHを2個有
する化合物に、エピクロルヒドリン、エチレンオキサイ
ド及び/又はプロピレンオキサイドを反応させ末端にグ
リシジルエーテル基を有する化合物; (ハ)4,4′−メチレンビスフェノールのグリシジル
エーテル; (ニ)ノボラック樹脂或いはレゾール樹脂のフェノール
フォルムアルデヒド樹脂のエポキシ化合物; (ホ)脂環式エポキシドを有する化合物、例えば、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)オキザレー
ト、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)ア
ジペート、ビス(3,4−エポキシ−6−シクロヘキシ
ルメチル)アジペート、ビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)ピメレート、3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカル
ボキシレート、3,4−エポキシ−1−メチルシクロヘ
キシルメチル−3′,4′−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレート、3,4−エポキシ−1−メチル−シク
ロヘキシルメチル−3′,4′−エポキシ−1′−メチ
ルシクロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシ
−6−メチル−シクロヘキシルメチル−3′,4′−エ
ポキシ−6′−メチル−1′−シクロヘキサンカルボキ
シレート、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−
5′,5′−スピロ−3″,4″−エポキシ)シクロヘ
キサン−メタ−ジオキサン; (ヘ)2塩基酸のジグリシジルエーテル、例えば、ジグ
リシジルオキザレート、ジグリシジルアジペート、ジグ
リシジルテトラヒドロフタレート、ジグリシジルヘキサ
ヒドロフタレート、ジグリシジルフタレート; (ト)グリコールのジグリシジルエーテル、例えば、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレング
リコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコール
ジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、コポリ(エチレングリコール−プロピレン
グリコール)ジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジ
オールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオー
ルジグリシジルエーテル; (チ)ポリマー酸のグリシジルエステル、例えば、ポリ
アクリル酸ポリグリシジルエステル、ポリエステルジグ
リシジルエステル; (リ)多価アルコールのグリシジルエーテル、例えば、
グリセリントリグリシジルエーテル、トリメチロールプ
ロパントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトール
ジグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールトリグリ
シジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジ
ルエーテル、グルコーズトリグリジルエーテル; (ヌ)2−フルオロアルキル−1,2−ジオールのジグ
リシジルエーテルとしては、前記低屈折率物質のフッ素
含有樹脂のフッ素含有エポキシ化合物に挙げた化合物例
と同様のもの; (ル)含フッ素アルカン末端ジオールグリシジルエーテ
ルとしては、上記低屈折率物質のフッ素含有樹脂のフッ
素含有エポキシ化合物に挙げた化合物例と同様のもの等
を挙げることが出来る。上記エポキシ化合物の分子量
は、平均分子量として2000以下であり、好ましくは
1000以下である。
をカチオン重合させる光重合開始剤又は光増感剤は、活
性エネルギー線照射によりカチオン重合開始物質を放出
することが可能な化合物であり、特に好ましくは、照射
によりカチオン重合開始能のあるルイス酸を放出するオ
ニウム塩の一群の複塩である。これらについては、前記
一般式(I)と同様であるので、ここでは省略する。
前記高屈折率層のところで述べられたようなものと同様
の紫外線や、電子線等の活性エネルギー線、又はプラズ
マ処理、或いは熱エネルギーの付与により硬化されるこ
とも同様である。
本発明の光学フィルムは防眩層を設けることもできる。
防眩層は表面に凹凸を有する構造をもたせることによ
り、防眩層表面又は防眩層内部において光を散乱させる
ことにより防眩機能発現させる為、微粒子物質を層中に
含有した構成をとっている。
される様なものである。これは膜厚0.5〜5.0μm
であって、平均粒径0.25〜10μmの1種以上の微
粒子を含む層であり、平均粒径が当該膜厚の1.1から
2倍の酸化珪素粒子と平均粒径0.005〜0.1μm
の酸化珪素微粒子を例えばジアセチルセルロースのよう
なバインダー中に含有する層であって、これによって防
眩機能を発揮することができる。
粒子が挙げられる。本発明に使用することのできる無機
粒子としては酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛、酸化錫、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、タルク、カオリン、硫酸カルシウム等が挙げられ
る。
ート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、アクリルスチレン系樹脂、ベ
ンゾグアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、更にポリオレ
フィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリイミド系樹脂、ポリ弗化エチレン系樹脂等が使
用できる。
ある防眩性を達成するには、シリカなどの酸化珪素が特
に好ましく用いられる。ここで好ましく用いられる酸化
珪素粒子は、合成非晶質シリカの中でも湿式法によって
作られる超微粉含水珪酸が光沢度を下げる効果が大きく
好ましい。湿式法とは珪酸ソーダと鉱酸及び塩類を水溶
液中で反応させる方法で、例えば富士シリシア化学
(株)製のサイリシアや日本シリカ(株)製のNips
il Eなどがある。
性樹脂を用いるのが特に好ましく、塗布後活性線照射に
より前記酸化珪素粒子や酸化珪素微粒子含有活性線硬化
性樹脂層を形成させる。偏光板表面の機械的強度を増す
ことができるという点においてはバインダーとして活性
線硬化性樹脂を用いた防眩層とするのがより好ましい。
脂とは紫外線や電子線のような活性線照射により架橋反
応などを経て硬化する樹脂をいう。
脂や電子線硬化性樹脂などが代表的具体例として挙げら
れるが、紫外線や電子線以外の活性線照射によって硬化
する樹脂であってもよい。紫外線硬化性樹脂の例として
は紫外線硬化性ポリエステルアクリレート系樹脂、紫外
線硬化性アクリルウレタン系樹脂、紫外線硬化性アクリ
ル酸エステル系樹脂、紫外線硬化性メタクリル酸エステ
ル系樹脂、紫外線硬化性ポリエステルアクリレート系樹
脂及び紫外線硬化性ポリオールアクリレート系樹脂など
が挙げられる。
ポリオールアクリレート系樹脂としてはトリメチロール
プロパントリアクリレート、ジトリメチロールプロパン
テトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、アルキル変性ジペン
タエリスリトールペンタエリスリトール等の光重合モノ
マーオリゴマーである。これらのポリオールアクリレー
ト系樹脂は高架橋性で硬化性が大きい、硬度が大きい、
硬化収縮が小さい、又低臭気性で低毒性であり安全性も
比較的高いのが特徴である。
ト系樹脂には、その効果を損なわない範囲で他の紫外線
硬化性樹脂、例えば紫外線硬化性エポキシ系樹脂を含有
して使用してもよい。アクリレート系樹脂は厚膜塗布し
た硬化塗膜は、硬化収縮によりカーリングが強くなり、
取り扱い作業上支障をきたす場合がある。エポキシ系樹
脂はアクリレート系樹脂と比べて一般に硬化収縮が小さ
く硬化塗膜のカーリングも小さい。ここで言う紫外線硬
化性エポキシ系樹脂とはエポキシ基を分子内に2個以上
含む化合物で、カチオン重合開始剤を含有し、紫外線を
照射することにより架橋反応するエポキシ樹脂である。
としては、好ましくは、アクリレート系の官能基を有す
るもの、例えば、比較的低分子量のポリエステル樹脂、
ポリエーテル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹脂、ポ
リブタジエン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂などが挙
げられる。
好ましい。活性線硬化性樹脂の硬化は、電子線又は紫外
線のような活性線照射によって硬化することができる。
例えば、電子線硬化の場合にはコックロフトワルトン
型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コア変圧器型、
直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加
速器から放出される50〜1000keV、好ましくは
100〜300keVのエネルギーを有する電子線等が
使用され、紫外線硬化の場合には超高圧水銀灯、高圧水
銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアーク、
メタルハライドランプ等の光線から発する紫外線等が利
用できる。
ましい。又、このうち特に2.0〜4.0μmの場合が
好ましい。
の反対側に易接着層を有する光学フィルムの各構成層の
硬化に用いられる活性輻射線の代わりに、活性エネルギ
ーを与える手段としてプラズマ処理、熱などの方法も好
ましい。プラズマ処理としては前述したような特願平1
1−143206号に記載の方法が好ましく用いること
が出来る。
ては、反射防止層又は防眩層の塗布乾燥後に熱処理する
ことも有効である。70℃以上で30秒以上10分、よ
り好ましくは30秒以上5分加熱することが好ましい。
光の透過率が低下しないことが望ましく、ヘイズ値が3
%以上であることが好ましい。又、その時の透過率は5
50nmにおける透過率で90%以上であることが好ま
しい。
10-6N/cm以下であることが好ましい。臨界表面張
力が20×10-6N/cmより大きい場合は、表面層に
付着した汚れが取れにくくなる。含フッ素系のフッ素材
料が汚れ防止の点において好ましい。
し、その取り扱いが容易であるフッ化ビニリデン系共重
合体や、フルオロオレフィン/炭化水素オレフィン共重
合体、含フッ素エポキシ樹脂、含フッ素エポキシアクリ
レート、含フッ素シリコーン、含フッ素アルコキシシラ
ン、更に、TEFRON AF1600(デュポン社
製、n=1.30)、CYTOP(旭硝子(株)社製、
n=1.34)、17FM(三菱レーヨン(株)社製、
屈折率n=1.35)、LR201(日産化学工業
(株)社製、n=1.38)等を挙げることができる。
これらは単独でも複数組み合わせて使用することも可能
である。
タクリレート、2−(パーフロロ−7−メチルオクチ
ル)エチルメタクリレート、3−(パーフロロ−7−メ
チルオクチル)−2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、2−(パーフロロ−9−メチルデシル)エチルメタ
クリレート、3−(パーフロロ−8−メチルデシル)2
−ヒドロキシプロピルメタクリレート等の含フッ素メタ
クリレート、3−パーフロロオクチル−2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、2−(パーフルオロデシル)エ
チルアクリレート、2−(パーフルオロ−9−メチルデ
シル)エチルアクリレート等の含フッ素アクリレート、
3−パーフルオロデシル1,2−エポキシプロパン、3
−(パーフロロ−9−メチルデシル)−1,2−エポキ
シプロパン等のエポキサイド、エポキシアクリレート等
の放射線硬化型の含フッ素モノマー、オリゴマー、プレ
ポリマー等を挙げることができる。これらは単独もしく
は複数種類混合して使用することも可能である。
工を施すこともできる。カール防止加工とは、これを施
した面を内側にして丸まろうとする機能を付与するもの
であるが、この加工を施すことによって、透明樹脂フィ
ルムの片面に何らかの表面加工を施したり、両面に異な
る程度・種類の表面加工を施した際に、その面を内側に
してカールしようとするのを防止する働きをするもので
ある。
層を有する側と反対側に設ける態様或いは、例えば透明
樹脂フィルムの片面に易接着層を塗設し、又逆面にカー
ル防止加工を塗設するような態様が挙げられる。
剤塗布によるもの、溶剤とセルローストリアセテートセ
ルロースジアセテート、セルロースアセテートプロピオ
ネート等の透明樹脂層を塗設するもの等が挙げられる。
溶剤による方法とは、具体的には偏光板用保護フィルム
として用いるセルロースエステルフィルムを溶解させる
溶剤又は膨潤させる溶剤を含む組成物を塗布することに
よって行われる。これらのカールを防止する機能を有す
る層の塗布液は従ってケトン系、エステル系の有機溶剤
を含有するものが好ましい。好ましいケトン系の有機溶
媒の例としてはアセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、乳酸エチル、ア
セチルアセトン、ジアセトンアルコール、イソホロン、
エチル−n−ブチルケトン、ジイソプロピルケトン、ジ
エチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、メチルシクロ
ヘキサノン、メチル−n−ブチルケトン、メチル−n−
プロピルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、メチル
−n−へプチルケトン等、好ましいエステル系の有機溶
剤の例としては酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、
乳酸メチル、乳酸エチル等が挙げられる。しかしなが
ら、用いる溶剤としては溶解させる溶剤及び/又は膨潤
させる溶剤の混合物の他、更に溶解させない溶剤を含む
場合もあり、これらを透明樹脂フィルムのカール度合や
樹脂の種類によって適宜の割合で混合した組成物及び塗
布量を用いて行う。この他にも、クリアハード加工や帯
電防止加工を施してもカール防止機能を発揮する。
防眩層又は反射防止層を有する側と反対側にカールを防
止する機能を有する層を設けることが好ましい。
3℃、60%RHにおけるカール度が−10以上+10
以下であることが望ましい。
る。当該フィルム試料を80℃、90%RH環境下で4
8時間放置後、該フィルムを幅手方向50mm、長手方
向2mmに切断する。更に、そのフィルム小片を23℃
±2℃、55%RH環境下で24時間調湿し、曲率スケ
ールを用いて該フィルムのカール値を測定する。
で単位はmを用いる。カール値については、フィルムの
変形が少ないものが好ましく、変形方向は+方向でも−
方向でもかまわない。即ち、カール値の絶対値が小さけ
れば良く、具体的には、該フィルムのカール値の絶対値
が10より大きいと、該フィルムを用いて偏光板等を作
製した場合、高温高湿下(例えば、80℃、90%RH
で48時間放置する)での反り等の変形が大きくなり使
用に耐えない。該フィルムのカール値が10以下であれ
ば、該フィルムを用いて偏光板等を作製した場合、高温
高湿下(例えば、80℃、90%RHで48時間放置す
る)でも反りなどの変形が小さく使用することができ
る。
もかかわらず、本発明の光学フィルムはヘイズ値が3%
以上であり、かつ、550nmにおける透過率が90%
以上であることが好ましい。
子への貼合や、又、反射防止層面を保護層フィルム面に
貼り付けたりして使用するため、ある程度の親水性を有
している必要があり、特に易接着層の23℃、60%R
Hにおける水の接触角は50度以下であることが好まし
い。
することもできる。易接着層とは、偏光板用保護フィル
ムとその隣接層、代表的には偏光膜とを接着し易くする
機能を付与する層のことをいう。
例としては、−COOM(Mは水素原子又はカチオンを
表す)基を有する高分子化合物を含有する層を含むもの
であり、更に好ましい態様はフィルム基材側に−COO
M基を有する高分子化合物を含有する層を設け、それに
隣接させて偏光膜側に親水性高分子化合物を主たる成分
として含む層を設けたものである。ここでいう−COO
M基を有する高分子化合物としては例えば−COOM基
を有するスチレン−マレイン酸共重合体や−COOM基
を有する酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、酢酸ビニル
−マレイン酸−無水マレイン酸共重合体などであり、特
に−COOM基を有する酢酸ビニル−マレイン酸共重合
体を用いると好ましい。このような高分子化合物を単独
で又は2種以上併用して用い、好ましい重量平均分子量
としては500〜500,000程度のものであると良
い。−COOM基を有する高分子化合物の特に好ましい
例は特開平6−094915号、同7−333436号
記載のものが好ましく用いられる。
親水性セルロース誘導体(例えば、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシセルロース
等)、ポリビニルアルコール誘導体(例えば、ポリビニ
ルアルコール、酢酸ビニルービニルアルコール共重合
体、ポリビニルアセタール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルベンザール等)、天然高分子化合物(例えば、
ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム等)、親水性ポリエ
ステル誘導体(例えば、部分的にスルホン化されたポリ
エチレンテレフタレート等)、親水性ポリビニル誘導体
(例えば、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル
アミド、ポリビニルインダゾール、ポリビニルピラゾー
ル等)が挙げられ、単独或いは2種以上併用して用いら
れる。
止加工も適用することができ、光学フィルムの取扱易さ
を付与するのに役立つ。
よくし貼合後に欠陥が生じないようにするために粗面化
するのが効果がある。又、本発明の光学フィルムにおい
て反射防止層或いは防眩層の更に上に保護膜フィルムを
貼りつける場合等には、最表層が粗面化されていること
が好ましい。この為に、最表層には平均粒径が1.0μ
m以下の微粒子が添加されていることが好ましい。用い
られる微粒子としては前記防眩層において挙げられた無
機有機の微粒子が使用できる。このものの中より、1.
0μm以下の粒子を選択して用いればよい。これらの微
粒子としては、好ましくはシリカなどの酸化珪素、例え
ば富士シリシア化学(株)製のサイリシアや日本シリカ
(株)製のNipsil Eなどがある。
応じて、帯電防止層、クリアハードコート層、防眩層、
反射防止層、易接着層、配向層、液晶層及び下引き層を
塗設することが可能である。特にセルロースエステルフ
ィルムはこれらの各種機能層の塗布性及び接着性に優れ
る。
て、コロナ放電処理或いはプラズマ放電処理によって、
フィルム表面処理することもできる。
ィルム用として有用である。偏光板保護フィルムとして
用いる場合、偏光板の作製方法は特に限定されず、一般
的な方法で作製することができる。得られたセルロース
エステルフィルムをアルカリ処理し、ポリビニルアルコ
ールフィルムを沃素溶液中に浸漬延伸して作製した偏光
子の両面に完全鹸化ポリビニルアルコール水溶液を用い
て貼り合わせる方法がある。アルカリ処理の代わりに特
開平6−94915号、同6−118232号に記載さ
れているような易接着加工を施してもよい。
るのに使用される接着剤としては、例えば、ポリビニル
アルコール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアル
コール系接着剤や、ブチルアクリレート等のビニル系ラ
テックス等が挙げられる。
護フィルムで構成されており、更に該偏光板の一方の面
にプロテクトフィルムを、反対面にセパレートフィルム
を貼合して構成される。プロテクトフィルム及びセパレ
ートフィルムは偏光板出荷時、製品検査時等において偏
光板を保護する目的で用いられる。この場合、プロテク
トフィルムは、偏光板の表面を保護する目的で貼合さ
れ、偏光板を液晶板へ貼合する面の反対面側に用いられ
る。又、セパレートフィルムは液晶板へ貼合する接着層
をカバーする目的で用いられ、偏光板を液晶板へ貼合す
る面側に用いられる。
液晶を含む基板が配置されているが、本発明の光学フィ
ルムを適用した偏光板保護フィルムはどの部位に配置し
ても優れた表示性が得られる。特に液晶表示装置の表示
側最表面の偏光板保護フィルムにはクリアハードコート
層、防眩層、反射防止層等が設けられるため、該偏光板
保護フィルムをこの部分に用いることが得に好ましい。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、以下の
「部」は「質量部」を表す。
テート(イーストマンケミカル社製CA−398−3)
を用いて80μmのフィルムを以下の表1記載の加工条
件で溶融製膜法により製造し、セルロースエステルフィ
ルム1を得た。
6質量%、パラ−tert−ブチルフェノール0.4質
量%、ネオペンチルフェニルホスフィット0.07質量
%、ストロンチウムナフトエート0.02質量%及び二
酸化珪素部粒子(アエロジルR972V)0.05質量
%を添加した。
下の表1記載のように変更した他は同様にしてセルロー
スエステルフィルム2、3−1〜4、4−1、4−2、
及び5〜7を得た。
−0.5)を塩化メチレンを用いて溶解し、溶媒による
溶液流延製膜法を採用して膜厚80μmのフィルムを製
造し、セルロースエステルフィルム8、9(比較例)を
得た。尚、セルロースエステルフィルム9は可塑剤とし
てエチルフタリルエチルグリコレートを使用した。これ
らセルロースエステルフィルム1、2、3−1〜4、4
−1、4−2、及び5〜9を試料1、2、3−1〜4、
4−1、4−2、及び5〜9とする。
に示す。 ・セルロースアセテートプロピオネート(CAP−50
4−0.2、CAP−482−0.5、CAP−482
−20(イーストマンケミカル社製)) セルロースアセテートプロピオネート(ヒドロキシ基の
酢酸基による置換度が1.90、ヒドロキシ基のプロピ
オン酸基による置換度が0.71、インヘレント濃度
1.51) ・化合物1(特表平6−501040号の実施例 例B
記載の化合物) 以上のように作製した試料1、2、3−1〜4、4−
1、4−2、及び5〜9について、以下に記載した様な
評価を行った。その結果を表2に示す。
より30mm幅×120mm長さの試験片を各3枚採取
する。試験片の両端に6mmφの穴をパンチで100m
m間隔に開ける。これを23±3℃、相対温度65±5
%の室内で3時間以上調湿する。自動ピンゲージ(新東
科学(株)製)を用いてパンチ間隔の原寸(L1)を最
小目盛り/1000mmまで測定する。次に試験片を8
0℃±1℃の恒温器に吊して3時間熱処理し、23±3
℃、相対湿度65±5%の室内で3時間以上調湿した
後、自動ピンゲージで熱処理後のパンチ間隔の寸法(L
2)を測定する。そして以下の式により熱収縮率を算出
する。
(株)製)を用いて、23℃、55%RHの条件下で測
定した。10カ所測定しその平均値で示した。
0mmのフィルムを載せ、これを固定した台の上に載
せ、更にフィルム上にフォームラバーで覆われた200
gの重りを載せる。重りを水平方向に引っ張り、動き出
したときの力(F)を測定した。そして下記式より動摩
擦係数(μ)を求めた。
から試料の厚さが80μmの場合の引っ張り強度の値に
換算した結果で示した。
50BPを用い、23℃・70%雰囲気中、引っ張り速
度10%/分で0.5%伸びにおける応力を測定し、弾
性率を求めた。
用いて測定した結果から、試料の厚さが80μmの場合
のヘイズの値に換算して表示した。
フィルムである試料1、2、3−1〜4、4−1、4−
2、及び5〜7は光学的、物理的に優れており、特に寸
法安定性に優れていることが分かる。
ニルアルコールフィルムを沃素1質量部、沃化カリウム
2質量部、ホウ酸4質量部を含む水溶液に浸漬し50℃
で4倍に延伸し偏光子を作製した。
2、及び5〜9を40℃の2.5N−水酸化ナトリウム
水溶液で60秒間アルカリ処理し、更に水洗乾燥して表
面をアルカリ処理した。
〜4、4−1、4−2、及び5〜9のアルカリ処理面
を、完全鹸化型ポリビニルアルコール5%水溶液を接着
剤として両面から貼合し、保護フィルムが形成された偏
光板1、2、3−1〜4、4−1、4−2、及び5〜9
を作製した。
1、4−2、及び5〜7は光学的、物理的に優れ、しか
も寸法安定性に優れている保護フィルムで両面が保護さ
れているため、非常に良好な偏光板の特性を有するとい
う顕著に優れた効果を奏する。
1の試料3−2と同様にして試料10〜12を作製し、
下記に示す測定による物性の光学フィルムが得られた。
ここでは比較用として実施例1における試料8を用意し
た。
過光を遮断し、二枚の偏光板の間に各試料10〜12及
び実施例1における試料8を置く。偏光板はガラス製保
護板のものを使用した。片側から光を照射し、反対側か
ら光学顕微鏡(50倍)で1cm2当たりの直径0.0
1mm以上の輝点の数をカウントした。
lの密閉ガラス容器に入れ、下記ヘッドスペース加熱条
件にて処理した後、下記ガスクロマトグラフにて測定を
行った。
長さ30m) 検出:FID GC昇温条件:40℃で5分間保持した後、80℃/分
で100℃まで昇温 ヘッドスペース加熱条件:120℃で20min ・レターデーション値(Rt、R0)及び遅相軸角度の
測定 自動複屈折率計KOBRA−21ADH(王子計測機器
(株)製)を用いて試料10〜12及び実施例1におけ
る試料8を23℃、55%RHの環境下で、590nm
の波長において3次元屈折率測定を行い、遅相軸角θ1
及び屈折率Nx、Ny、Nzを求めた。下記一般式
(1)及び(2)に従って厚み方向のレターデーション
値Rtと面内方向のレターデーション値R0を算出し
た。
フィルムの屈折率、Nyは製膜方向に垂直な方向におけ
るフィルムの屈折率、Nzは厚み方向におけるフィルム
の屈折率、dはフィルムの厚み(nm)をそれぞれ表
す。
の長さで巻き取り、そのまま1ヶ月間常温で放置した
後、表面のフィルムのRtと内部のフィルムのRtを前
述の方法で求め、その差をRt差として求めた。
ィルムである試料10〜12は光学的等方性に優れ、R
tも安定していることが確認された。又これら試料10
〜12を用いて実施例1と同様の方法で作製した偏光板
は、上記の良好な物性により優れた特性を有した。
した。
2×横2.0とした以外は実施例1の試料3−2と同様
にして作製した光学フィルム試料13の片面に、カール
防止層塗布組成物(3)をウェット膜厚13μmとなる
ようにグラビアコートし、乾燥温度80±5℃にて乾燥
させた。これを光学フィルム試料13Aとする。このセ
ルロースエステルフィルムのもう1方の面に帯電防止層
塗布組成物(1)を28℃、82%RHの環境下でウェ
ット膜厚で7μmとなるようにフィルムの搬送速度30
m/minで塗布幅1mで塗布し、次いで80±5℃に
設定された乾燥部で乾燥して乾燥膜厚で約0.2μmの
樹脂層を設け、帯電防止層付きセルロースエステルフィ
ルムを得た。これを光学フィルム試料13Bとする。
塗布組成物(2)をウェット膜厚で13μmとなるよう
に塗設し、乾燥温度90℃にて乾燥させた後、紫外線を
150mJ/m2となるように照射して、乾燥膜厚で5
μmのクリアハードコート層を設けた。これを光学フィ
ルム試料13Cとする。
3B、試料13Cはともにブラッシングを起こすことも
なく、乾燥後の亀裂の発生も認められず、塗布性は良好
であった。光学フィルム試料13に代えて、光学フィル
ム試料10〜12に変更した以外は同様の方法で塗布行
った。その結果何れも良好な塗布性が確認された。
延で製造された残留有機溶媒量が1%のセルロースアセ
テートプロピオネートフィルムに代えた以外は同様の方
法で塗布を行った。
ものを試料8A、更に帯電防止層塗布組成物(1)を塗
布したものを試料8B、更にこの帯電防止層の上にハー
ドコート層塗布組成物(2)を塗布したものを試料8C
とした。
料8Aでブラッシングが起こった。又、試料8Bでは乾
燥後微細な亀裂が認められることがあり、試料8Cでは
乾燥後微細な亀裂が明確に認められた。
11C、12C、13Cを用いて、実施例1と同様の方
法で偏光板を作製した。得られた偏光板10、11、1
2、13、10C、11C、12C、13Cは光学的、
物理的に優れ、良好な偏光度を有する偏光板であった。
TFT型カラー液晶ディスプレーLA−1529HM
(NEC製)の偏光板を剥がし、上記で作製した各々の
偏光板を液晶セルのサイズに合わせて断裁した。液晶セ
ルを挟むようにして、前記作製した偏光板2枚を偏光板
の偏光軸がもとと変わらないように互いに直交するよう
に貼り付け、15型TFT型カラー液晶ディスプレーを
作製し、セルロースエステルフィルムの偏光板としての
特性を評価したところ、本発明の偏光板10〜13、1
0C〜13Cはコントラストも高く、優れた表示性を示
した。これにより、液晶ディスプレーなどの画像表示装
置用の偏光板として優れていることが確認された。
10の上に下記防眩塗布組成物をウェット膜厚で13μ
m塗布し、90℃で乾燥後200mJ/cm2の紫外線
を照射して硬化して樹脂フィルム10Dを作製した。こ
れを試料10Dとする。
(株)製)で攪拌し、その後衝突型分散機(マントンゴ
ーリン、ゴーリン(株)製)で分散した。
上に下記反射防止層用塗布組成物1をウェット膜厚で1
0μm塗布し、乾燥後300mJ/cm2の紫外線を照
射した後(屈折率:1.82、膜厚:77nm)、下記
反射防止層用塗布組成物2をウェット膜厚で10μm塗
布し、80℃、30分で乾燥し(屈折率は:1.45
で、膜厚:90nm)樹脂フィルム10Eを作製し、こ
れを試料10Eとする。試料10に代えて、試料10C
を用いた以外は同様にして下記反射防止層用塗布組成物
1、及び2を塗設して樹脂フィルム10Fを作製した。
これを試料10Fとする。
加え、この溶液に3gの濃塩酸を235gの水に溶解し
た塩酸水溶液を室温でゆっくり滴下した。滴下後、3時
間室温で撹拌して調整した。
塗布性に優れ、試料10Dは優れた防眩性を示し、試料
10E及び試料10Fは優れた反射防止性能を示した。
れを加熱溶融して溶融流延法によるセルロースエステル
フィルムを作製し試料14を得た。この方法はマット剤
及び可塑剤が均一に混合されたセルロースエステル溶融
物を短時間で簡便に得ることができるという顕著に優れ
た効果を奏する。得られた試料14は残留有機溶媒量が
0.01質量%以下であり、安定したRtを有してい
た。
されたセルロースエステルフィルム(本発明の光学フィ
ルム)で保護されているため光学的、物理的、及び寸法
安定性に優れた特性を有し、非溶媒使用の製膜作製で得
られたものでありながら優れた特性を有しているという
顕著に優れた効果を奏する。
のなす角度を模式的に説明した概略図。
Claims (24)
- 【請求項1】 溶融流延によって形成されたセルロース
エステルフィルムを有することを特徴とする光学フィル
ム。 - 【請求項2】 前記セルロースエステルフィルムが1方
向及びそれと直交する方向にそれぞれ1.00〜2.5
0倍、1.01〜3.00倍に延伸されたフィルムであ
ることを特徴とする請求項1記載の光学フィルム。 - 【請求項3】 前記セルロースエステルフィルムが不揮
発性可塑剤を含有することを特徴とする請求項1又は2
記載の光学フィルム。 - 【請求項4】 前記セルロースエステルフィルムが紫外
線吸収剤を含有することを特徴とする請求項1〜3の何
れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項5】 前記セルロースエステルフィルムの溶融
温度が110〜280℃であることを特徴とする請求項
1〜4の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項6】 前記セルロースエステルフィルムがセル
ロースの低級脂肪酸エステルを含有することを特徴とす
る請求項1〜5の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項7】 前記セルロースエステルフィルムがセル
ロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロ
ースブチレート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートフタレート、及びセルロースフタレートから選ば
れる少なくとも一種を有することを特徴とする請求項1
〜6の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項8】 前記セルロースエステルフィルムの原料
セルロースが、木材パルプ及びリンターパルプの少なく
とも一方を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れか
1項記載の光学フィルム。 - 【請求項9】 前記セルロースエステルフィルムの10
5℃、5時間での縦及び横の寸法変化率が±0.1%以
内であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項記
載の光学フィルム。 - 【請求項10】 前記セルロースエステルフィルムの8
0μm換算でのヘイズが0.6%以下であることを特徴
とする請求項1〜9の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項11】 前記セルロースエステルフィルムの面
内方向のレターデーションR0が100nm以下である
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項記載の光
学フィルム。 - 【請求項12】 前記セルロースエステルフィルムの引
っ張り強度が50N/mm2以上であることを特徴とす
る請求項1〜11の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項13】 前記セルロースエステルフィルムの弾
性率が3kN/mm 2以上であることを特徴とする請求
項1〜12の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項14】 前記セルロースエステルフィルムの動
摩擦係数が0.40以下であることを特徴とする請求項
1〜13の何れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項15】 前記光学フィルムの遅相軸方向と製膜
方向とのなす角度θ 1が−30°〜+30°、−60°
〜−90°或いは+60°〜+90°であることを特徴
とする請求項1〜14の何れか1項記載の光学フィル
ム。 - 【請求項16】 前記光学フィルムの遅相軸方向と製膜
方向とのなす角度θ 1と面内方向のレターデーションR
0が下記の関係にあることを特徴とする請求項1〜15
の何れか1項記載の光学フィルム。 P≦1−sin2(2θ1)・sin2(πR0/λ) Pは0.999、λはR0及びθ1を求めるための三次
元屈折率測定の際の光の波長nmを表す。 - 【請求項17】 クロスニコル状態に配置された2枚の
偏光板の間に配置された光学フィルムを一方の偏光板側
から光を当てて他方の偏光板の側から観察するに当たっ
て、直径0.01mm以上である輝点の数が200個/
cm2以下であることを特徴とする請求項1〜16の何
れか1項記載の光学フィルム。 - 【請求項18】 残留有機溶媒量が0.1質量%未満で
あることを特徴とする請求項1〜17の何れか1項記載
の光学フィルム。 - 【請求項19】 残留有機溶媒量が0.1質量%未満で
あることを特徴とする光学フィルム。 - 【請求項20】 長手方向が100m以上の巻きの状態
であることを特徴とする請求項1〜19の何れか1項記
載の光学フィルム。 - 【請求項21】 前記セルロースエステルフィルムの少
なくとも一方の面にセルロースエステルを溶解もしくは
膨潤させる溶媒を含む塗布組成物によって塗設された塗
布層を有することを特徴とする請求項1〜20の何れか
1項記載の光学フィルム。 - 【請求項22】 前記光学フィルムの少なくとも一方の
面に帯電防止層、硬化樹脂層、反射防止層、易接着層、
防眩層及び光学補償層から選択される少なくとも1層を
設けたことを特徴とする請求項1〜21の何れか1項記
載の光学フィルム。 - 【請求項23】 請求項1〜22の何れか1項記載の光
学フィルムを少なくとも1方の面に用いたことを特徴と
する偏光板。 - 【請求項24】 請求項1〜22の何れか1項記載の光
学フィルム、及び請求項23記載の偏光板の少なくとも
一方を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
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