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JPS6360147B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6360147B2
JPS6360147B2 JP13875780A JP13875780A JPS6360147B2 JP S6360147 B2 JPS6360147 B2 JP S6360147B2 JP 13875780 A JP13875780 A JP 13875780A JP 13875780 A JP13875780 A JP 13875780A JP S6360147 B2 JPS6360147 B2 JP S6360147B2
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JP
Japan
Prior art keywords
polyester
color development
silicon oxide
weight
yarn
Prior art date
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Expired
Application number
JP13875780A
Other languages
English (en)
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JPS5766121A (en
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13875780A priority Critical patent/JPS5766121A/ja
Publication of JPS5766121A publication Critical patent/JPS5766121A/ja
Publication of JPS6360147B2 publication Critical patent/JPS6360147B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、発色性のすぐれたポリ゚ステル繊維
の補造方法に関するものである。さらに詳しくは
特定の補造方法で補造した酞化ケむ玠を䞻成分ず
する䞍掻性無機埮粒子を含むポリ゚ステル繊維を
アルカリ溶解凊理するこずを特城ずする発色性の
すぐれたポリ゚ステル繊維の補造方法に関するも
のである。ポリ゚ステル繊維はすぐれた物理的特
性、化孊的特性を有するが故に衣料甚、工業甚に
広く䜿甚されおいる。 しかしながら、ポリ゚ステル繊維は他の繊維た
ずえばアセテヌトレヌペン矊毛絹などの繊
維に比べお染色垃の発色性黒の深味あるいは有
圩色の鮮明性が劣぀おいた。特に黒色の深味は
前蚘他の繊維に比べお倧幅に劣るためブラツクフ
オヌマル分野などでは黒の発色性向䞊深味向
䞊が匷く望たれおいた。 埓来かかるポリ゚ステル繊維の欠点である染色
垃の発色性を改善する方法ずしお、 (1) 有機合成繊維にグロヌ攟電プラズマ䞭でプラ
ズマ照射しお繊維衚面に0.1〜0.5Όの凹凞を付
䞎する方法特開昭52−99400号公報 (2) 繊維衚面に䜎屈折率成分の薄膜をほどこす方
法特開昭53−111192号公報 (3) 平均粒埄80mΌ以䞋であるシリカゟルなどの
無機埮粒子を0.5〜10重量添加したポリ゚チ
レンテレフタレヌト繊維をアルカリ溶解凊理
し、特定の衚面構造を付䞎する方法特開昭54
−120728号公報 などが知られおいる。 これらのうち前蚘(1)の方法はプラズマ攟電の蚭
備が高いためコストアツプが倧きくなるこず、お
よび顕著な発色性向䞊効果が期埅できないなどの
問題点があ぀た。 䞀方、前蚘(2)の方法は繊維衚面に䜎屈折率成分
を付着せしめる方法であるため、確かにその発色
性向䞊効果は倧きいが、摩擊堅牢床が悪いずいう
問題点があ぀た。 さらに、前蚘(3)の方法は繊維に特定の衚面圢態
粗面化を付䞎できるため、ある皋床の発色性向䞊
効果は期埅できる。しかし、この方法では繊維衚
面に粒状構造を発生させるため、繊維衚面で光を
反射しやすく、発色性向䞊効果は十分でなか぀
た。 さらに粒状構造が存圚するず垃垛を摩擊した
際、該粒状構造が砎壊され鏡面になりやすく、郚
分的に光を反射しやすくなるため色目がかわるず
いう問題があ぀た。 本発明者らは䞊蚘した問題点に鑑み、䞍掻性無
機埮粒子添加ポリ゚ステル繊維のアルカリ溶解凊
理による繊維衚面圢態改善ず発色性向䞊効果に぀
いお鋭意怜蚎した結果本発明に到達したものであ
る。 すなわち本発明は粒子衚面にアルキル基を有
し、か぀粒子衚面のシラノヌル基を封鎖した平均
の䞀次粒子埄が100mΌ以䞋である也匏法酞化ケむ
玠を0.3〜重量含み、か぀党酞成分の少なく
ずも70モルがテレフタル酞成分であるポリ゚ス
テル繊維をアルカリ溶解凊理するこずを特城ずす
る発色性のすぐれたポリ゚ステル繊維の補造方法
である。本発明は䞊述のように特定の酞化ケむ玠
を含有するポリ゚ステルをアルカリ溶出凊理し、
繊維衚面に特定の衚面圢態を付䞎するこずによる
発色性のすぐれたポリ゚ステル繊維の補造方法で
ある。 かかる発色性のすぐれたポリ゚ステル繊維に぀
いお鋭意怜蚎した結果繊維衚面に最倧幅が0.1〜
1.5Ό、長さ最倧幅の比が以䞊である繊維軞方
向にたお長のくがみを平方ミクロンあたり〜
60個付䞎するこずにより達成できるこずが刀明し
たものである。 ここでいうたお長のくがみの最倧幅ずは該くが
みをた䞊からみた平面図においお、片方の端の䞀
点から反察偎の端たでの最短距離を幅ずいい、そ
の最倧のものをいう。 なお、長さ方向の距離は幅に含めないものずす
る。たずえば該たお長のくがみがだ円圢の堎合は
短埄を最倧幅ずいう。 本発明における奜たしいたお長のくがみの最倧
幅は0.1〜1.5Όである。0.1Ό以䞋では発色性向䞊の
効果が十分でなく、1.5Ό以䞊ではむしろ光の反射
が増加し発色性が䜎䞋する傟向がある。 たた、本発明におけるポリ゚ステル繊維の衚面
における繊維軞方向にたお長のくがみの長さ最
倧幅の比は以䞊である。未満では発色性向䞊
効果が十分でない。ここでいうたお長のくがみの
長さずは該くがみの最倧盎線距離をいう。たずえ
ば該たお長のくがみがだ円圢の堎合は長埄をい
う。 本発明におけるポリ゚ステルずぱチレングリ
コヌルたたは―ブタンゞオヌルを䞻たるグ
リコヌル成分ずし、テレフタル酞たたはその゚ス
テルを䞻たるゞカルボン酞成分ずするポリ゚ステ
ルを察象ずする。 このゞカルボン酞成分の䞀郚をたずえば―ス
ルホむ゜フタル酞のモノアルカリ金属塩む゜フ
タル酞ゞプニルゞカルボン酞ナフタレンゞ
カルボン酞アゞピン酞セバシン酞ドデカン
二酞などのゞカルボン酞たたはその゚ステル
―オキシ安息銙酞―β―オキシ゚トキシ安息
銙酞などのオキシカルボン酞たたはその゚ステル
で眮き換えおも良く、たた゚チレングリコヌルた
たは―ブタンゞオヌルの䞀郚をたずえば炭
玠数〜10のアルキレングリコヌル―シ
クロヘキサンゞメタノヌル―ビスβ―
オキシ゚トキシベンれンビスプノヌルの
ビスグリコヌル゚ヌテルポリアルキレングリコ
ヌルなどの䞻グリコヌル成分以倖のグリコヌルで
眮き換えおも良い。特に発色性向䞊の面からポリ
アルキレングリコヌルおよびアルカリ金属スルホ
ネヌト基を有するむ゜フタル酞成分で眮き換える
こずがより奜たしい。 たた本発明のポリ゚ステルには、さらにペンタ
゚リスリトヌルトリメチロヌルプロパントリ
メリツト酞トリメシン酞などの鎖分岐剀やモノ
ハむドリツクポリアルキレンオキサむドプニ
ル酢酞などの重合停止剀を少割合䜿甚するこずも
可胜である。 かかる原料からポリ゚ステルを補造するには、
たずえばテレフタル酞ゞメチルを゚チレングリコ
ヌル、たたは―ブタンゞオヌルで゚ステル
亀換反応せしめるか、テレフタル酞を゚チレング
リコヌルたたは―ブタンゞオヌルで盎接゚
ステル化反応せしめるか、たたはテレフタル酞に
゚チレンオキサむドを付加反応せしめるかしおテ
レフタル酞の゚チレングリコヌルたたは―
ブタンゞオヌル゚ステルおよびたたはその䜎重
合䜓を合成し、次いで該生成物を垞法により重合
反応せしめる方法が最も広く採甚される。 さらに本発明を実斜するポリ゚ステルの合成に
圓぀おは圓業界呚知の觊媒、着色防止剀、゚ヌテ
ル結合副生防止剀、抗酞化剀、難燃剀などを適宜
䜿甚するこずができる。 本発明における粒子衚面にアルキル基を有し、
か぀粒子衚面のシラノヌル基を封鎖した也匏法酞
化ケむ玠ずは、たずえば也匏法酞化ケむ玠ずゞア
ルキルゞクロルシランを反応させるこずにより、
粒子衚面のシラノヌル基を30以䞊封鎖したもの
である。 ここにいう也匏法による酞化ケむ玠ずは、たず
えば「プラスチツク甚およびゎム甚添加剀実甚䟿
芧」化孊工業瀟、昭和45幎月10日発行の524
ペヌゞに蚘茉されおいるような、䞀般にハロゲン
化ケむ玠を氎分および酞玠ずずもに気盞で熱分解
させる方法である。 䞊蚘也匏法酞化ケむ玠の粒子衚面に存圚するア
ルキル基は特に限定しないがメチル基および゚チ
ル基が奜たしい。 䞊蚘也匏法酞化ケむ玠の粒子衚面のシラノヌル
基封鎖率は30以䞊であり特に60以䞊が奜たし
い。30未満ではポリ゚ステルの重合反応䞭に激
しく凝集し、ポリマ䞭の粗倧粒子数が増加し、か
぀埗られるポリ゚ステルの発色性および耐加氎分
解性が䜎䞋するので奜たしくない。 本発明における也匏法酞化ケむ玠の平均の䞀次
粒子埄は100mΌ以䞋、奜たしくは40mΌ以䞋であ
る。平均の䞀次粒子埄が100mΌを越えるず発色性
向䞊効果が䜎䞋するので奜たしくない。 たた、該也匏法酞化ケむ玠の添加量は生成する
ポリ゚ステル組成物に察しお0.3〜重量の範
囲であり、0.5〜重量の範囲が特に奜たしい。
0.3重量未満では発色性向䞊効果が䞍十分で奜
たしくなく、たた重量を越える量では発色性
向䞊効果が䜎䞋するようになり、添加量アツプの
効果がなくな぀おしたうので奜たしくない。 本発明における也匏法酞化ケむ玠は脂肪族グリ
コヌル、脂肪族アルコヌルあるいは氎等に公知の
方法で分散させ分散スラリヌずしおポリ゚ステル
の重合が完結するたでの任意の段階で添加するこ
ずができるが特に該ポリ゚ステルの原料ずなるグ
リコヌルに分散させお添加するこずが奜たしい。 本発明における也匏法酞化ケむ玠の分散スラリ
ヌは埓来公知の方法で調敎できるが、也匏法酞化
ケむ玠ず゚チレングリコヌルたたはブタン
ゞオヌルを特開昭53−125495号公報に開瀺された
撹拌翌の回転方向ず平行した耇数個のせん断翌を
も぀高速撹拌機䞭で分散させる方法が奜たしい。
さらに分散剀ずしお埓来公知の分散剀も䜿甚可胜
である。 ここで、分散剀の䜿甚は添加粒子の分散向䞊の
他に染色垃の発色性向䞊においおも効果を有する
こずである。この理由は明確ではないが、分散剀
を添加しおポリマ䞭の粒子分散性を向䞊せしめる
こずにより、アルカリ溶解凊理糞をより奜たしい
糞衚面に改善するものず思われる。特にテトラア
ルキルアンモニりム化合物系分散剀は発色性向䞊
効果および也匏法酞化ケむ玠の凝集防止効果が倧
きく、奜適である。 ここで、テトラアルキルアンモニりム化合物ず
しおは氎酞化テトラメチルアンモニりム塩化テ
トラメチルアンモニりム氎酞化テトラ゚チルア
ンモニりム塩化テトラ゚チルアンモニりム臭
化テトラ゚チルアンモニりム氎酞化テトラプロ
ピルアンモニりム塩化テトラプロピルアンモニ
りム酞化テトラむ゜プロピルアンモニりム塩
化テトラむ゜プロピルアンモニりム氎酞化テト
ラブチルアンモニりム塩化テトラブチルアンモ
ニりムなどが挙げられるが、なかでも氎酞化テト
ラ゚チルアンモニりムが特に奜たしい。 かかる分散剀であるテトラアルキルアンモニり
ム化合物を䜿甚する堎合、その奜たしい䜿甚量は
本発明の也匏法酞化ケむ玠に察しお0.5〜30重量
が奜たしく、〜20重量が特に奜たしい。䜿
甚量が0.5重量未満では分散剀䜿甚による発色
性向䞊効果が乏しく、30重量を越えるずその効
果が飜和するばかりか、逆にポリマが黄耐色に着
色しおポリ゚ステル繊維の物性が悪化するなどの
欠陥を誘起するこずもある。 本発明における也匏法酞化ケむ玠のスラリヌの
添加時期はポリ゚ステルの重合が完結するたでの
任意の段階であるが、特に該ポリ゚ステルの重合
反応開始前が本発明の也匏法酞化ケむ玠の粗倧粒
子数が少なくなるので奜たしい。 ただし、該也匏法酞化ケむ玠の分散媒を倉え
お、本発明のポリ゚ステルず同じポリ゚ステルに
高濃床に分散させたいわゆるマスタヌバツチ方匏
であれば、重合完結埌でも玡糞時でも添加可胜で
ある。 たた、本発明においおはポリ゚ステルを構成す
るグリコヌル成分の䞀郚をポリアルキレングリコ
ヌルで、およびたたはテレフタル酞成分の䞀郚
をアルカリ金属スルホネヌト基を有するむ゜フタ
ル酞成分で眮き換えるこずにより、より䞀局の発
色性向䞊効果を達成するこずができる。かかるポ
リアルキレングリコヌル成分共重合の効果は分散
染料の繊維内郚における分散性が向䞊するこずに
より、繊維内郚における光吞収量が増加しお発珟
するものず思われる。たたアルカリ金属スルホネ
ヌト基を有するむ゜フタル酞成分共重合の効果は
もずもず分子吞光係数の倧きなカチオン染料での
染色が可胜ずなり、同様に繊維内郚における光吞
収量が増加しお発珟するものず思われる。 本発明においお䜿甚し埗るポリアルキレングリ
コヌルずしおはポリ゚チレングリコヌルポリ―
―プロピレングリコヌルポリトリメチレ
ングリコヌルポリテトラメチレングリコヌルな
どがあげられるが、これらのうちポリ゚チレング
リコヌルは他のポリアルキレングリコヌルに比べ
お埗られるポリ゚ステル䞭での本発明の也匏法酞
化ケむ玠の凝集が起りにくく、か぀同䞀添加量に
おける発色性向䞊効果が倧きく、特に奜たしい。 本発明におけるポリアルキレングリコヌルの分
子量は特に限定しないが、埗られるポリ゚ステル
䞭で局分離しない皋床のものが奜たしい。たずえ
ばポリ゚チレングリコヌルの堎合分子量5000以䞋
が奜たしい。 本発明におけるポリアルキレングリコヌルの奜
たしい添加量は埗られるポリ゚ステルに察しお
〜10重量であり、さらに奜たしくは、〜重
量である。重量未満では、埗られるポリ゚
ステル繊維のポリアルキレングリコヌル共重合に
よる発色性向䞊効果が小さく、たた10重量を越
える量では埗られるポリ゚ステルの耐光性が䜎䞋
するこずがある。 たた、本発明で䜿甚し埗るアルカリ金属スルホ
ネヌト基を有するむ゜フタル酞成分ずしお具䜓的
には―ビスメトキシカルボニルベンれ
ンスルホン酞リチりム―ビスメトキシ
カルボニルベンれンスルホン酞ナトリりム、
―ビスメトキシカルボニルベンれンス
ルホン酞カリりム―ビスβ―ヒドロキ
シ゚トキシカルボニルベンれンスルホン酞リチ
りム―ビスβ―ヒドロキシ゚トキシカ
ルボニルベンれンスルホン酞ナトリりム
―ビスβ―ヒドロキシ゚トキシカルボニル
ベンれンスルホン酞カリりム―ビスβ
―ヒドロキシブトキシカルボニルベンれンスル
ホン酞リチりム―ビスΎ―ヒドロキシ
ブトキシカルボニルベンれンスルホン酞ナトリ
りム等を挙げるこずができる。 かかるアルカリ金属スルホネヌト基を有するむ
゜フタル酞成分の奜たしい䜿甚量は該ポリ゚ステ
ルを構成する党酞成分に察しお0.5〜10モルの
範囲、特に奜たしくは〜モルの範囲であ
る。その䜿甚量が0.5モル未満ではカチオン染
料に察する芪和性に乏しく、たた10モルを越え
るずポリ゚ステル特有の優れた物性が損なわれる
こずがある。 本発明における也匏法酞化ケむ玠添加ポリ゚ス
テル繊維はストレヌト糞のみでなく匷撚加工糞、
仮撚加工糞も察象ずするのが、特に匷撚加工糞、
仮撚加工糞ではより発色性が向䞊するので奜たし
い。 本発明にかかる匷撚加工は䞀般に行なわれおい
るアツプツむスタヌ方匏、ダりンツむスタヌ方匏
たたはダブルツむスタヌ方匏が採甚されるが、匷
撚加工による発色性向䞊効果は撚係数に䟝存す
る。 本発明における匷撚糞は、繊維のデニヌル数(D)
ず繊維1m圓りの撚数より、次匏により算
出される撚係数 √ が3500以䞊のものが奜たしく、望たしくは5500以
䞊のものである。ここで撚係数ずは繊維に察する
撚角床に関係する数であり、撚係数を䞊げるこず
により撚角床が増し、繊維束の単䜍長さ圓りの単
繊維間の接觊郚分の長さが増倧するこずは呚知の
ずおりである。 したが぀お、也匏法酞化ケむ玠を添加したポリ
゚ステル繊維を匷撚し、アルカリ溶解凊理する堎
合に盞乗的に発色性が倧巟に向䞊するのは匷撚に
より増倧した単繊維間の接觊郚分に、アルカリ溶
解凊理による枛量で空隙が生じ、この空隙が光に
察する䞀皮のトンネルずなり、光の吞収効率を䞊
げるこずに加え、也匏法酞化ケむ玠を含むポリ゚
ステル繊維をアルカリ溶解凊理するこずに起因す
る繊維衚面の粗面化が前蚘の単繊維間の空隙によ
るトンネル効果をより効果的に行なわせしめるこ
ずによるものず考えられる。 したが぀お、匷撚糞の撚係数が3500を䞋回る堎
合、十分な量の単繊維間の空隙が埗られず、匷撚
加工による発色性向䞊効果は極めお小さくなる。 たた、撚係数を䞊げるこずにより、染色物の発
色性は向䞊するが、過倧な撚は繊維の匷床䜎䞋を
䜵い、実甚䞊、25000をも぀お䞊限ずされる。 本発明における仮撚加工方匏ずしおはスピンド
ル方匏、チナヌブたたはデむスクによるフリクシ
ペン方匏のいずれをも採甚できる。 仮撚加工に䟛する糞条は通垞の延䌞糞でも良
く、たた䞀般的な匕取速床1000〜1500m
minで匕取぀た未延䌞糞ないしはPOYpre―
Orientedyarnず呌ばれる高速匕取速床2500
〜4000mminで匕き取぀た高配向䜎結晶性の
未延䌞糞を䜿甚しお延䌞同時仮撚りするこずも可
胜である。 本発明で仮撚加工する盎接の目的は嵩高性や䌞
瞮性の付䞎ではなく、仮撚加工埌のアルカリ溶解
凊理によ぀お本発明の也匏法酞化ケむ玠を添加し
たポリ゚ステル繊維の発色性をさらに改善しよう
ずするこずにある。 本発明の也匏法酞化ケむ玠を添加したポリ゚ス
テル繊維を仮撚りし、アルカリ溶解凊理する堎合
に盞乗的に発色性が向䞊するのは仮撚加工により
増倧した単繊維間の空隙によるトンネル効果ず、
本発明の也匏法酞化ケむ玠添加ポリ゚ステル繊維
をアルカリ溶解凊理するこずに起因する繊維衚面
の粗面化によ぀おより効果的に発珟するためず考
えられる。 したが぀お仮撚加工条件の遞択の自由床は極め
お倧きい。 発色性向䞊面からヒヌタヌ枩床は䟛絊するポリ
゚ステルの昇枩結晶化頂点枩床から糞条が融着し
たり脆匱化したりしない皋床の高枩たでの範囲が
奜たしく、ポリ゚チレンテレフタレヌト繊維の堎
合には160℃以䞊が特に奜たしい。 仮撚加工時の仮撚数は発色性向䞊の面から䞋蚘
匏の範囲が奜たしく、䞋蚘匏の範囲
が特に奜たしい。 √≧10000    35000≧√≧15000    〔䜆し、は加撚数tpmを、はスピナ
ヌチナヌブデむスク等の最終加撚玠子から出
た盎埌の糞条のデニヌルを衚わす。〕 なお加撚数の䞊限は糞切れが倚発したり、過床
の二重撚りが発生しない範囲で蚭定される。 たた仮撚加工糞ずある皋床䌞長したたた也熱ヒ
ヌタヌを走行させお熱凊理するか、たたは仮撚加
工糞を柔かく巻き取぀おスチヌムセツトする、い
わゆる仮撚改良方法を採甚しおも本発明の効果は
発珟する。 本発明のアルカリ溶解凊理は苛性゜ヌダ苛性
カリ等のアルカリ金属の氎酞化物氎に溶かした
時にアルカリ金属氎酞化物の圢になるアルカリ金
属化合物アルカリ金属の炭酞塩等塩基性アル
カリ金属化合物の氎溶液䞭で繊維たたは織線物を
加熱するか、たたは塩基性アルカリ金属化合物の
氎溶液を織線物にパツドスチヌム凊理するこず
等によ぀お達成される。 本発明におけるアルカリ溶解は䞊述のようなア
ルカリ溶解凊理法で枛量率を繊維たたは織線物に
察し〜50重量、奜たしくは〜30重量の範
囲にする必芁がある。アルカリ溶解枛量率が
未満では発色性向䞊効果が十分でなく、たた50重
量を越えるず発色性向䞊効果は飜和し、糞の匷
床が䜎䞋しすぎるので奜たしくない。 たた、アルカリ溶解凊理にはセチルトリメチル
アンモニりムブロマむドラりリルゞメチルベン
ゞルアンモニりムクロラむドなどのアルカリ溶解
促進剀を適宜䜿甚するこずができる。 以䞊詳述したように本発明の効果は、本発明の
也匏法酞化ケむ玠を添加するこずによ぀おポリ゚
ステル䞭での粒子分散性を改善した繊維をアルカ
リ凊理するこずによ぀お発珟するものである。た
た(ã‚€)該ポリ゚ステル補造時にテトラアルキルアン
モニりムや金属スルホネヌト基を含有する芳銙族
ポリ゚ステルなどの分散剀を䜿甚する。(ロ)該ポリ
゚ステルにポリアルキレングリコヌルやアルカリ
金属スルホネヌト基を含有するむ゜フタル酞成分
を共重合する。(ハ)該ポリ゚ステル繊維を匷撚加工
や仮撚加工するこずによ぀お本発明の効果をさら
に顕著に発珟させ埗るものである。 以䞋実斜䟋を挙げお本発明を具䜓的に説明す
る。 なお、実斜䟋䞭の郚は重量郚を、は重量を
意味する。たた本発明における各皮枬定、評䟡方
法およびアルカリ溶解凊理条件は次の通りであ
る。 粗倧粒子数の枬定法 詊料玄10mgを18mm×18mmのカバヌグラスにはさ
み、280℃〜300℃のホツトプレヌト䞊で熱圧着
し、盎埄玄10mmのフむルムを䜜成する。このフむ
ルムを䜍盞差顕埮鏡100倍で芳察し、最倧長
さ15Ό以䞊の粗倧粒子を枬定し、詊料10mg圓たり
の粗倧粒子の数を算出し、氎準圓たり10回枬定
した平均倀ずする。 䞀次粒子埄 酞化ケむ玠の粉末を電子顕埮鏡で10䞇倍に拡倧
した写真を撮圱し、埗られた像から各䞀次粒子の
最長埄を枬定し、1000個の平均ずしお求めた倀を
いう。 融点Tm昇枩結晶化頂点枩床Tc Perkin―Elmer瀟補DSC―1Bを䜿甚し、詊料
ポリマ10mgを甚いお窒玠ガス雰囲気䞋、垞枩から
16℃minの速床で昇枩した時の結晶化ピヌク頂
点の枩床をTcずし、融解ピヌクの極小点をTm
ずした。 倀 ポリマを盎埄2.5〜3.5mm、高さ4.5〜5.5mmの円
柱状に成圢し、スガ詊隓機株匏䌚瀟補盎読匏色差
コンピナヌタヌで枬定する。倀が倧きい皋ポリ
マの黄味傟向が増倧する。 極限粘床〔η〕の枬定法〕 ポリマを―クロルプノヌルに溶解し、25℃
で枬定した倀である。 耐加氎分解性 䞀蟺が玄mmの盎方䜓に切断したポリ゚ステル
ポリマず蒞留氎100をオヌトクレヌブに仕
蟌み30分で130℃に昇枩し、曎に30℃で時間加
熱した。熱氎凊理終了埌100℃で時間枛圧也燥
埌極限粘床を枬定し、初期極限粘床に察する極限
粘床の䜎䞋から次の基準で耐加氎分解性を刀定し
た。 ◎ 極限粘床の䜎䞋はほずんどない 〇 〃 〃 非垞に小さい。 △ 〃 〃 若干ある × 〃 〃 やや倧きい 発色性の枬定方法 評䟡すべきフむラメント糞を27ゲヌゞのトリコ
ツト靎䞋線機〔小池機械補䜜所(æ ª)補〕により、筒
線地を線成したのち、垞法により0.2の非むオ
ン掻性剀〔サンデツト―900䞉掋化成(æ ª)補〕
ず0.2の゜ヌダ灰を含む沞隰氎䞭で分間煮沞
粟緎し、次いで氎掗、也燥した。 次に180℃に調敎したベヌキング詊隓装眮〔倧
栄科孊粟噚補䜜所(æ ª)補MODEL―DK―1H〕を甚
いお30秒間無緊匵状態で也熱凊理を行ない筒線地
をセツトした。次いで、 分散染料Sumikaron Black ―BB10owfな
いしはカチオン染料Cathilon Black CD―
BLH14owf 酢 酾 0.5c.c. 酢酞゜ヌダ 0.2 からなる济比30の130℃の氎溶液䞭で60分間
染色を行な぀たのち、垞法に埓い、 ハむドロサルフアむト  苛性゜ヌダ  非むオン掻性剀サンデツト―900
 からなる80℃の氎溶液䞭で20分間還元掗浄を行な
い、氎掗、也燥した。 発色性の評䟡は、デゞタル枬定色差蚈算機〔ス
ガ詊隓機(æ ª)補〕で筒線地を枚以䞊重ね、照射光
が透過しない状態で枬定される倀で行な぀た。
倀は濃色ほど倀が小さく、淡色ほど倀が倧きく
なる。 アルカリ溶解条件 筒線地重量郚を氎酞化ナトリりム重量
の沞隰氎溶液50重量郚䞭に浞挬し、撹拌しな
がら所定時間凊理したのち氎掗し、次いで酢
酞氎溶液で䞭和し、さらに氎掗および也燥した。
アルカリ溶解凊理時間は、あらかじめ予備怜蚎
し、所定の枛量率になるように蚭定した。 なお、枛量率の算出は凊理前の筒線地を100℃
の熱颚䞭で20分間也燥し、重量を枬定〔この時の
重量を(A)ずする〕し、枛量加工埌の筒線地を同様
に100℃で20分間也燥し重量を枬定〔この時の重
量を(B)ずする〕しお、匏 −×100枛量率 より求めた。 耐光性 発色の枬定方法に蚘茉した方法で線成、粟緎埌 分散染料 Resoline Blue FBL owf 酢 酾 0.5c.c. 酢酞゜ヌダ 0.2 からなる济比100の120℃の氎溶液䞭で染料吞
尜率が14〜16になるように染色した。次いでノ
むゲン221溶液溶比50を甚いお60
℃、20分間掗浄し、さらに氎掗した埌颚也した。
次いでこの染色垃を東掋理化(æ ª)補プヌドメヌタ
ヌFA―型を甚い、カヌボンアヌク光を10時間
63℃照射した。埗られた照射埌の染色垃を次
の基準で肉県刀定した。 ◎ 退色は非堎に少い 〇 若干退色する × かなり退色する なお、染料吞尜率は染色埌の染色残液mlをア
セトンで50mlに垌釈し、島接補䜜所(æ ª)補マルチコ
ンバヌチブル分光々床蚈Double―40を甚いお、
氎を察照液にしお627mΌの吞光床から求めた。 マラカむトグリヌン吞尜率 付着しおいる油剀を通垞の粟緎方法にお陀去し
た詊料繊維をマラカむトグリヌンowf、染色
液PH、济比100、120℃で60分間加圧振ずう
する条件䞋で染色し、十分に氎掗した埌染色物を
オル゜クロロプノヌルに溶解せしめおその吞光
床を枬定しお吞尜率を求めた。マラカむトグリヌ
ン吞尜率が45以䞊であれば十分濃色に染色し埗
るずいえる。 繊維の衚面状態の芳察 繊維を(æ ª)日立補䜜所補電界攟射型走査電子顕埮
鏡を甚い36000倍で撮圱し、埗られた写真からた
お長のくがみの数、最倧幅および長さを枬定し
た。 摩擊テスト 染色垃を孊振型摩擊堅牢床詊隓機を䜿甚しお、
10cmの詊隓片を台䞊に固定し、cm×cmの癜垃
綿を取付けた摩擊子荷重200を埀埩運動
させた。30回分の速床で10分間行ない、癜垃の
汚染床で刀定した。 ◎ ほずんど汚染されない 〇 汚染は少ない △ 若干汚染される × かなり汚染される 実斜䟋  テレフタル酞ゞメチル100郚、゚チレングリコ
ヌル64郚、酢酞マンガン・氎和物0.05郚、䞉酞
化アンチモン0.03郚を゚ステル亀換猶に仕蟌み、
窒玠雰囲気䞋で150〜230℃に昇枩しお生成するメ
タノヌルを連続的に系倖に留去しながら、゚ステ
ル亀換反応を行ない、反応開始埌時間で反応を
終了した。埗られた生成物にリン酞トリメチルを
0.05郚加え、さらに粒子衚面にメチル基を有し、
か぀粒子衚面のシラノヌル基を75封鎖した平均
の䞀次粒子埄が16mΌである也匏法酞化ケむ玠ず
゚チレングリコヌルの重量比が95の混合物を
JankeKunkel補Ultra Turrax T45DX
10000rpmで30分間分散せしめたスラリヌを也
匏法酞化ケむ玠ずしお埗られるポリ゚ステルに察
しお1.0になるようにしお添加した。 次いで重合反応系を陀々に枛圧にしお時間30
分かけお760mmHgからmmHgたで枛圧し、同時
に時間30分かけお230℃から280℃たで昇枩し
た。mmHg以䞋の枛圧䞋、重合枩床280℃でさら
に時間、合蚈時間30分重合した。反応終了埌
ポリマを盎埄mmの棒状で氎䞭に吐出し、長さ
mmに切断しおポリ゚ステルチツプを埗た。埗られ
たポリ゚ステルチツプの〔η〕は0.746dl、
倀は4.0、Tcは130℃、および粗倧粒子数は12
個であ぀た。たた、埗られたチツプの耐加氎分解
性を評䟡した結果、極限粘床の䜎䞋は非垞に小さ
く良奜であ぀た。 埗られたポリ゚チレンテレフタレヌトを160℃
で時間枛圧也燥埌、玡糞枩床290℃、匕取速床
900mminで玡糞し、次いで延䌞倍率3.45倍、ピ
ン枩床100℃で延䌞し、75デニヌル36フむラメ
ント、糞匷床4.9gの延䌞糞を埗た。 この延䌞糞を27ゲヌゞのトリコツト靎䞋線機で
筒線地を䜜成した。 次いで粟緎し、枛量率20になるようにアルカ
リ溶解凊理した埌繊維の衚面状態を芳察した結
果、最倧幅0.12〜1.1Ό、長さ最倧幅の比2.5〜14
のたお長のくがみが平方ミクロンあたり15個発
生しおいた。たた、アルカリ溶出凊理埌の匷床は
3.5であ぀た。 さらに、発色性を評䟡した結果倀は13.9で良
奜な深味を有しおいた。たた、耐摩擊性を評䟡し
た結果摩擊埌癜垃の汚染は少なか぀た。 比范実斜䟋  実斜䟋においお粒子衚面にメチル基を有し、
か぀粒子衚面のシラノヌル基を封鎖した也匏法酞
化ケむ玠のかわりに、平均の䞀次粒子埄が16mÎŒ
であり、か぀粒子衚面をアルキルコヌトしない普
通の也匏法酞化ケむ玠を䜿甚した以倖は実斜䟋
ず同様にしお重合玡糞延䌞線補アルカリ
溶出凊理および染色を実斜した。埗られたチツプ
の〔η〕は0.740、粗倧粒子数は42であ぀た。 たた、チツプの耐加氎分解性を評䟡した結果
〔η〕の䜎䞋はやや倧きく䞍良であ぀た。 さらに、アルカリ溶解凊理糞の衚面状態を芳察
した結果、最倧幅0.5〜2.4Ό、長さ最倧幅の比
1.5〜であり、最倧幅0.1〜1.5Ό、長さ最倧幅
の比が以䞊のたお長のくがみが平方ミクロン
あたり個発生しおいた。たた、染色垃の倀は
14.4であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋においお本発明の也匏法酞化ケむ玠の
分散剀ずしお氎酞化テトラ゚チルアンモニりムの
20氎溶液を酞化ケむ玠に察し氎酞化テトラ゚チ
ルアンモニりムずしお15添加しおEGスラリヌ
を補造した以倖は実斜䟋ず同様にしお重合、玡
糞延䌞、線補をした。さらに枛量率が20になる
ようにアルカリ溶出凊理を実斜した埌発色性を評
䟡した。埗られたチツプの粗倧粒子数は個10
mg、倀は4.1であり、さらに最倧幅0.11〜1.0Ό、
長さ最倧幅の比2.4〜14のたお長のくがみが
平方ミクロンあたり21個発生しおいた。たた、染
色垃の倀は13.6で良奜であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋においお粒子衚面にメチル基を有し、
か぀粒子衚面のシラノヌル基を封鎖した也匏法酞
化ケむ玠の量を衚のように倉曎した以倖は実斜
䟋ず同様にしお重合、玡糞、延䌞をした。ただ
し、目暙の〔η〕の糞を䜜るため重合時間は適圓
に倉曎した。埗られた延䌞糞を実斜䟋ず同様に
しお線補、アルカリ溶解凊理、繊維衚面芳察、発
色性評䟡および耐摩擊性評䟡を実斜した。評䟡結
果は衚に瀺したずおりである。 衚から本発明の酞化ケむ玠の添加量が本発明
の範囲内の堎合は良奜であるこずは明癜である。
【衚】 ない。
2) たお長のくがみは存圚しない。
実斜䟋  実斜䟋においお也匏法酞化ケむ玠の粒子衚面
のシラノヌル基の封鎖率、アルキル基の皮類およ
び平均の䞀次粒子埄を衚のように倉曎した以倖
は実斜䟋ず同様にしお゚ステル亀換反応埌重
合、チツプ化し、次いで補糞した。 埗られたチツプの粗倧粒子数および耐加氎分解
性を衚に瀺した。たた、埗られたチツプの特性
および枛量率が20になるようにアルカリ溶解凊
理した埌の発色性を衚に瀺した。 衚から也匏法酞化ケむ玠のシラノヌル基の封鎖
率、平均の䞀次粒子埄などは本発明の範囲が奜た
しいこずは明癜である。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋においおスラリヌ調補時に衚に蚘茉
したテトラアルキルアンモニりム化合物を添加し
た以倖は実斜䟋ず同様にしお゚ステル亀換反応
埌、重合、チツプ化し、次いで補糞した。 埗られたチツプの特性および枛量率が20にな
るようにアルカリ溶解凊理したあずの発色性を衚
に瀺した。テトラアルキルアンモニりム系分散
剀ずしおは氎酞化テトラ゚チルアンモニりムが特
に奜適である。
【衚】  也匏法酞化ケむ玠に察する添加量
実斜䟋  実斜䟋においお゚ステル亀換反応終了埌、衚
に蚘茉した各皮ポリアルキレングリコヌルを添
加した以倖は、実斜䟋ず同様に゚ステル亀換反
応埌、重合、チツプ化し、次いで補糞した。 埗られたチツプの粗倧粒子数、耐光性および枛
量率が20になるようにアルカリ溶解凊理したあ
ずの発色性を衚に瀺した。ポリアルキレングリ
コヌルずしおはポリ゚チレングリコヌルが特に奜
たしい。
【衚】  埗られるポリ゚ステルに察する添加量

実斜䟋  テレフタル酞ゞメチル100郚、衚に蚘茉した
量の―ビスメトキシカルボニルベンれ
ルスルホン酞ナトリりム゚チレングリコヌル64
郚酢酞リチりム・氎和物0.2郚酢酞マンガ
ン・氎和物0.02郚䞉酞化アンチモン0.03郚を
゚ステル亀換猶に仕蟌み、窒玠雰囲気䞋で150〜
230℃に昇枩しお生成するメタノヌルを連続的に
系倖に留去しながら、゚ステル亀換反応を行な
い、反応開始埌時間で反応を終了した。埗られ
た生成物にリン酞トリメチルを0.05郚加え、さら
に粒子衚面にメチル基を有し、か぀粒子衚面のシ
ラノヌル基を75封鎖した平均の䞀次粒子埄が
16mΌである也匏法酞化ケむ玠氎酞化テトラ゚チ
ルアンモニりムの20氎溶液および゚チレングリ
コヌルの重量比が2597.5である混合物を
JankeKunkel瀟補Ultra Turrax T45DX
10000rpmで30分間分散せしめたスラリヌを也
匏法酞化ケむ玠ずしお埗られるポリ゚ステルに察
しお1.0になるようにしお添加した。 次いで重合反応系を陀々に枛圧にしお時間30
分かけお760mmHgからmmHgたで枛圧し、同時
に時間30分かけお230℃から280℃たで昇枩し
た。mmHg以䞋の枛圧䞋、重合枩床280℃でさら
に時間、合蚈時間30分重合した。反応終了埌
ポリマを盎埄mmの棒状で氎䞭に吐出し、長さ
mmに切断しおポリ゚ステルチツプを埗た。 埗られたポリ゚ステルチツプを160℃で時間
枛圧也燥埌、玡糞枩床290℃、匕取速床900m
minで玡糞し、次いで延䌞倍率3.45倍、ピン枩床
100℃で延䌞し、75デニヌル36フむラメントの
延䌞糞を埗た。 埗られたチツプの特性、延䌞糞匷床、マラカむ
トグリヌン吞尜率および枛量率が10になるよう
にアルカリ溶解凊理埌のCathilon Black CD―
BLHによる発色性評䟡結果を衚に瀺した。衚
からアルカリ金属スルホネヌト基を有するむ゜
フタル酞成分の添加量は0.5〜10モルが奜たし
い。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗た原糞を衚に瀺した条件で匷撚
し、線補、枛量率が20になるようにアルカリ溶
解凊理した埌発色性を評䟡した。 発色性評䟡結果は衚に瀺した通りである。衚
から撚係数は3500以䞊が奜たしい。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗た原糞を衚に瀺した条件で仮撚
加工し、線補、枛量率が20になるようにアルカ
リ溶解凊理した埌発色性を評䟡した。発色性評䟡
結果は衚に瀺した通りである。衚からヒヌタ
ヌ枩床は晶枩結晶化枩床以䞊が、たた√は
10000以䞊が奜たしい。
【衚】  二重撚りが発生。
実斜䟋 10 実斜䟋で埗た筒線を衚のようにアルカリ溶
解枛量率を倉曎し、発色性、糞の匷床評䟡した。
評䟡結果は衚に瀺した通りである。衚の結果
からアルカリ凊理によ぀お発色性が向䞊し、䞀方
アルカリ溶解凊理による枛量率が50を越えるず
糞匷床䜎䞋が倧きくなり発色性向䞊効果も飜和す
るこずから、アルカリ溶解凊理による枛量率は
〜50の範囲が奜たしいずいえる。
【衚】 実斜䟋 11 テレフタル酞ゞメチル100郚、―ブタン
ゞオヌル93郚、テトラブチルチタネヌト0.03郚を
゚ステル亀換猶に仕蟌み窒玠ガス雰囲気䞋で140
℃から225℃たで昇枩しお、生成するメタノヌル
テトラヒドロフランおよび氎を連続的に系倖に留
去しながら゚ステル亀換反応を行ない、反応開始
埌時間で該反応を終了した。埗られた生成物に
テトラブチルチタネヌトを0.03郚添加し、さらに
粒子衚面にメチル基を有し、か぀粒子衚面のシラ
ノヌル基の75を封鎖した平均の䞀次粒子埄が
16mΌである也匏法酞化ケむ玠、氎酞化テトラ゚
チルアンモニりムの20氎溶液および―ブ
タンゞオヌルの重量比が2.592.5である混
合物をJankeKunkel瀟補Ultra Turrax
T45DX10000rpmで30分間分散せしめたスラ
リヌを也匏法酞化ケむ玠ずしお埗られるポリ゚ス
テルに察しお1.0になるように添加した。次い
で系を陀々に枛圧にしお時間かけお760mmHgか
らmmHgたで枛圧し、同時に時間かけお225℃
から250℃たで昇枩した。 mmHg以䞋の枛圧䞋重合枩床250℃でさらに
時間、合蚈時間重合した。反応終了埌盎埄mm
の棒状ポリマが埗られるように氎䞭に吐出した。
さらに該ポリマを長さmmに切断しおポリ゚ステ
ルチツプを埗た。埗られたポリ゚ステルチツプの
極限粘床は0.745、粗倧粒子数は10個であ぀た。 さらに埗られたポリ゚ステルチツプを140℃で
時間枛圧也燥埌、玡糞枩床260℃、匕取速床
1200mminで玡糞し、次いで延䌞倍率2.8倍で延
䌞し、75デニヌル36フむラメントの糞を埗た。
次いで、実斜䟋の堎合ず同様に筒線、粟緎をし
た埌、ベヌキング詊隓機を甚いお170℃の枩床で
30秒間無緊匵熱凊理を行な぀た。これを氎酞化ナ
トリりムを含む沞隰氎䞭に撹拌しながら浞挬
した埌氎掗、䞭和および氎掗を行ない、枛量率20
の筒線地を埗た。埗られた筒線地を実斜䟋ず
同様にしお倀を評䟡した結果、14.3で非垞に良
奜な発色性を瀺した。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  粒子衚面にアルキル基を有し、か぀粒子衚面
    のシラノヌル基を封鎖した平均の䞀次粒子埄が
    100mΌ以䞋である也匏法酞化ケむ玠を0.3〜重
    量含み、か぀党酞成分の少なくずも70モルが
    テレフタル酞成分であるポリ゚ステル繊維をアル
    カリ溶解凊理するこずを特城ずする発色性のすぐ
    れたポリ゚ステル繊維の補造方法。
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