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JPS626622A - ハリスの製造方法 - Google Patents

ハリスの製造方法

Info

Publication number
JPS626622A
JPS626622A JP60143935A JP14393585A JPS626622A JP S626622 A JPS626622 A JP S626622A JP 60143935 A JP60143935 A JP 60143935A JP 14393585 A JP14393585 A JP 14393585A JP S626622 A JPS626622 A JP S626622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harris
strength
modulus
young
fishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60143935A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0550248B2 (ja
Inventor
和彦 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP60143935A priority Critical patent/JPS626622A/ja
Publication of JPS626622A publication Critical patent/JPS626622A/ja
Publication of JPH0550248B2 publication Critical patent/JPH0550248B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は魚釣に用いるハリスに関する。さらに詳しくは
、強度とヤ゛ング率が極めて大きく、魚釣に好適なハリ
スに関するものである。
従来の技術 従来、ハリスと言えば、ナイロン製が主流で、この他フ
ッ化ビニリデン、ポリエステルなどの素材が使われてき
た。これらの素材のハリスは、引張強さでナイロン製が
8〜10 g/D、フッ化ビニリデン製が5〜6g /
 D % ポリエステル製が5〜8 g / D s結
節結さでナイロン製が7〜9g/D、7ツ化ビニリデン
製が4〜5 g / D s ポリエステル製が4〜’
 g / D sヤング率でナイロン製が200〜50
0 Kg/van”、フッ化ビニリデン製が130〜2
50に4/m2、ポリエステル製が800〜1000K
g/fi”という特性であシ、細ければ細いほど釣獲率
の高いハリスの特性を考えると従来のハリスけなお満足
できるものではなかった。また、ナイロン製のハリスは
、使用時の水中において吸水し、ヤング率が著しく低下
し、その結果魚信が得にくくなったシ、釣り針を複数本
社状に取付けて用いる場合にはハリスがからみ合うなど
の欠点も持っていた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、魚釣に用いるハウスに関して、従来のハリス
にはない、極めて機械的強度、特に結節強度の高いハリ
スを提供する。さらに、本発明は、水中において機械的
特性の低下がなく、その結果魚信が得やすく、また、釣
シ針を複数本社状に取付けて用いる場合に、からみ合い
が生じないハリスを提供することを目的とする。
問題点を解決するだめの手段 本発明者は従来のノ・リスの欠点を改良し、釣獲率を高
めるノ・リスを鋭意検討した結果、本発明を完成するに
至ったっ すなわち、本発明は、高分子量のポリエチレンから成る
モノフィラメントであって、引張強さが15g/D以上
、結節強さが10g/D以上、ヤング率が3200 K
17wm”以上、引張伸び率が10−以下であることを
特徴とする・・リスである。
本発明で用いる高強度、高弾性率のポリエチレンフィラ
メントはゲル紡糸線維製造法によって製造する。すなわ
ち、高分子量ポリエチレンと溶媒から成る溶液を紡糸口
金から押出し、冷却し、繊維状物としだ後、該繊維状物
に含まれる溶媒を乾燥によって除去し、あるいは、他の
溶媒で抽出後乾燥し、未延伸糸とした後、熱延伸して製
造する。
高分子量のポリエチレンとしては、粘度平均分子量が4
.0X10!以上の高密度ポリエチレンが用いられるが
、少量の、好ましくは5モルチ以下のプロピレン、ブチ
レンなどのアルケン1種類以上が共重合されているもの
でもよい。
また、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤等少量の添加剤も適宜使用される。
高分子量/ IJエチレンを溶解するための溶媒として
は、脂肪族炭化水素、環式炭化水素、芳香族炭化水素な
どが使われる。好適なのはドデカン、デカリンなどの脂
肪族、および環式炭化水素である。溶解濃度を増加させ
るために加熱して溶解する。通常溶解濃度は10%以下
である。この時濃度の斑を作らないよう忙することが重
要である。
紡糸の際に用いる押出機としては、プラ/ジャータイゾ
の押出機、スクリュー押出機が用いられるが、パッチ式
で紡糸・延伸を行う際などは空気や窒素ガス加圧の容器
も用いることができる。
押出された繊維状物の冷却は通常水で行われる。
押出・冷却後の繊維からの溶媒の抽出は、溶媒とよく混
和する抽出溶媒、たとえば、ヘキサン、シクロヘキサン
などの炭化水素類、エタノールなどアルコール!、−、
1クロルメタン、1,1.2−トリクロロ−1,2,2
−フルオロエタンナトノハロゲン化炭化水素、トルエン
、キシレンなどの芳香族炭化水素等が使われる。
溶媒および抽出用溶媒の乾燥は、一般的に熱風オーブン
内で行われる。、また可燃性ガスを発生する抽出溶媒を
用いる場合は、不活性ガス気体中にて加熱し、乾燥する
延伸は速度の調節ができるロールの間に加熱域を設け、
ロール速度比に応じた延伸倍率で延伸することにより行
われる。
加熱は、通常、熱風、熱板、水蒸気等で行われる。ロー
ルは繊維のすベシが発生しないように、サテットロール
、ニップロールなどが使われる。
以上の方法で、熱伸前の未延伸糸として、繊度100D
〜l0000Dを作り、延伸倍率10〜100倍の延伸
を行い、引張強さ15g/D〜50g/D、結節強さ1
0g/D〜25g/D1ヤング率3200 K17w”
 〜t5000Kf/鱈2、引張伸び率3〜lO%、繊
度4D〜300Dの単糸であるハリスが得られる。
引張強さ、ヤング率の高さは熱論であるが、結節強度が
極めて高いのが他の素材、たとえば芳香族ポリアミドな
どにもない特徴であシ、特に水中での特性保持とも合わ
せて、ハリスに好適であることが見出された。
延伸率が高いほど引張強さ、結節強さ、ヤング率が大き
く、伸度の低いハリスが得られる。
水中に一昼夜浸漬後本、吸水率は0.05%以下で、水
中から取り出して、直ちに測定した湿引張強さ、湿結節
強さ、湿ヤング率、湿引張伸び率も、浸漬前の値と変わ
らない。
実施例 高密度ポリエチレン(旭化成工業(株)製、分子量5.
0X1G’)のzOチデカリン溶液を2.5m−の紡口
の付いた圧力容器から高圧N2ガスで押出し、水中で冷
却し、その後、1,1.2−)リクロロ−12,2−ト
リフロロエタンに浸漬し、デカリ/を抽出し、乾燥して
3720Dの未延伸糸を得た。この未延伸糸を2組の延
伸用ロール間で115〜144CK加熱をし、延伸倍率
60倍で延伸し、62Dのモノフィラメントを得た。こ
のものフイラメントを釣針に付け、第1図に示すように
ハリスとして用い、ふな釣をしたところ、魚信が得やす
く、釣獲率が高かった。−・リスの引張強さは3o、z
g/D、結節強さはxs、og/D、ヤング率は677
0Kp/噛2引張伸び率5.2チ水に一昼夜浸漬した後
、取シ出して、直ちに」11定した湿引張強さFis 
o、 1g/Ds湿結節強さはttsg/p、湿ヤング
率u 6690 K4/sw”、湿引張伸び率5.2%
で、吸湿状態での諸物性の低下は認められなかった。ま
た重量法で測定した吸水率は0.05チ以下であった。
引張強さ、結節強さ、ヤング率、引張伸び率は、JIS
  L−1013に準じて測定した。測定機は島津製作
所製島津オートグラフも5s−ioo型、つかみ具とし
ては、キャプスタン形を用いた。
発明の効果 本発明のハリスによれば、従来のハリスに比べて引張強
度、結節強度、ヤング率が極めて高く、引張り伸び率が
低く、その結果、従来のハリスよ、り1/2〜1/10
に細くすることが可能で、また、水中でのこれらの特性
の低下がないので、魚信が得やすく、また枝分れのハリ
スもからみ合いの問題が起らず、釣獲率が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、釣糸の使用状態を示す図である。 l…ハリス 2・・・釣 針 3・・・ハリスの結節部 4・・・必シ戻し 5・・・道 糸 特願出願人  旭化成工業株式会社 第 ・3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子量のポリエチレンから成るモノフィラメントであ
    つて、引張強さが15g/D以上、結節強さが10g/
    D以上、ヤング率が3200Kg/mm^2以上、引張
    伸び率が10%以下であることを特徴とするハリス
JP60143935A 1985-07-02 1985-07-02 ハリスの製造方法 Granted JPS626622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60143935A JPS626622A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 ハリスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60143935A JPS626622A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 ハリスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS626622A true JPS626622A (ja) 1987-01-13
JPH0550248B2 JPH0550248B2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=15350492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60143935A Granted JPS626622A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 ハリスの製造方法

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JP (1) JPS626622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020114950A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 東洋紡株式会社 釣り糸用モノフィラメント及び釣り糸

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60153741A (ja) * 1984-01-24 1985-08-13 株式会社クラレ 釣糸

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60153741A (ja) * 1984-01-24 1985-08-13 株式会社クラレ 釣糸

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020114950A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 東洋紡株式会社 釣り糸用モノフィラメント及び釣り糸

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Publication number Publication date
JPH0550248B2 (ja) 1993-07-28

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