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JPS6240293A - 新規抗生物質sf−2381a物質及びsf−2381b物質ならびにそれらの製造法 - Google Patents

新規抗生物質sf−2381a物質及びsf−2381b物質ならびにそれらの製造法

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Publication number
JPS6240293A
JPS6240293A JP60179427A JP17942785A JPS6240293A JP S6240293 A JPS6240293 A JP S6240293A JP 60179427 A JP60179427 A JP 60179427A JP 17942785 A JP17942785 A JP 17942785A JP S6240293 A JPS6240293 A JP S6240293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
methanol
reagent
water
culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60179427A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0380160B2 (ja
Inventor
Jiro Ito
滋朗 伊藤
Tadashi Tsuyuki
正 露木
Shinji Miyaji
宮道 慎二
Hiromi Watabe
渡部 宏臣
Masaji Sezaki
瀬崎 正次
Michio Kojima
小嶋 道男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP60179427A priority Critical patent/JPS6240293A/ja
Publication of JPS6240293A publication Critical patent/JPS6240293A/ja
Publication of JPH0380160B2 publication Critical patent/JPH0380160B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 巌!上凶用里乱肚 本発明は新規な抗生物質SF−2381^物質及び/ま
たはSF−2381B物質ならびに、それらの製造法に
関するものである。
更に詳しく述べれば、新規な抗生物質SF−2381^
物質及び/またはSF−2381B物質ならびにストレ
プトスポランギウム属に属するSF−2381A物質及
び、/またはSF−23818物質の生産菌を培養し、
培養物からSF−2381^物質及び/またはSF−2
381B物質を採取することよりなる新規抗生物質SF
−2381^物質及び/またはSF−2381B物質の
製造法に関するものである。
1弦1處 本発明者らは新規かつ有用な抗生物質の探索を目的とし
て多数の微生物を土壌より分離しその産生する抗生物質
を探索したところ、ある種の微生物が新規抗生物質を生
産していることを見出し、この物質を培養物中から純粋
に単離し、その理化学的性状及び生物学的性状を確定す
ることにより、本発明を完成させた。
本発明に使用されるSF・2381^物質及び/または
SF−2381B物質の生産菌の一例としては兵庫県三
原町の土壌より分離されたー放線菌SF−2381株が
あり、その菌学的性状は下記の通りである。
1、形態 基土菌糸はより伸長分岐し、通常の条件下では胞子量の
形成あるいは分断は認められない。オートミール寒天、
イースト麦芽寒天、グリセロール・アスパラギン寒天上
などで単純分岐の気菌糸を豊富に着生し、気菌糸上に直
径7〜16ミクロンの胞子量を形成する。胞子の運動性
は認められない。
■、各種培地上の成育状態 SF−2381株の各種培地上の成育状態は第1表に示
す通りである。色の記載について()内に示す標準はフ
ンテイナー・コーポレーシヨン・オブ・アメリカ(Co
ntainer CorporaLion of 八m
erica)社製の[カラ一番ハーモニイー・マニアル
(Color Harmony  Manua1)Jに
記載のもの用いた。観察は28℃で14〜21日培養後
に行なった。
■、生理的性質 (1)生育温度範囲:イースト・スターチ寒天において
15〜37℃の温度範囲で生育し、24〜30℃で良好
に生育する。45℃以上では生育しない。
(2)ゼラチンの液化:陽性 (3)スターチの加水分解:陰性 (4)硝酸塩の還元:陰性 (5)脱脂乳のペプシン化:28℃陽性37℃陰性 脱脂乳の凝固:28℃陰性 37℃陽性 (6)耐塩性:1.5%では生育するが、3%以上では
生育しない。
(7)メラニン様色素の生育:陰性 ■、炭素源の利用性 (1)利用する:D−グルコース、D−マンニトール、
D−キシロース、i−イノシトール、D・7ラクト一人
、L−7ラビノース、シェークロース、グリセロール (2)利用しない:ラフイノース (3)利用が疑わしい:D−アラビノース、L−ラムノ
ース v、 m胞壁岨成 ヘッカ−(Becker)らの方法
(Appl、Microbiol、 d3*236. 
(1965) )により分析した結果、細胞壁組成成分
中のジアミノピメリン酸はDL型であった。
以上の菌学的性状か呟SF−2381株は放線菌の中で
ストレプトスボランギウム属に属する菌株である。本発
明者らはSF−2381株をストレプトスポランギウム
ー!−スピ一番SF−2381(Strep−tosp
orangium sp、 SF−2381)と称する
こととした。SF−2381株は微工研に徽工研菌寄第
8299号(FERN P−8299)として寄託され
ている。
SF−2381株は他の放線菌の場合に見られるように
、その性状が変化しやすい。例えば、SF−2381株
の、またはこの株に由来する突然変異株(自然発生また
は誘発性)、形質接合体または遺伝子組換え体であって
も、抗生物質SF−2381物質を生産するものは全て
本発明に使用出来る。本発明の方法では、前記の菌を通
常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養す
る。栄養源としては、グルコース、水あめ、デキストリ
ン、シュクロース、澱粉、糖みつ、動・植物油等を使用
できる。
また窒素源として、大豆粉、小麦はい芽、コーンステイ
ープリカー、綿実かす、肉エキス、ペプトン、酵母エキ
ス、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用でき
る。その他必要に応じ、ナFリウム、カリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸及び
その池のイオンを生成することができる無機塩類を添加
することは有効である。また菌の発育を助け、抗生物質
SF−2381物質の生産を促進するような有機および
無機物を適当に添加することができる。
培養法としては、好気的条件での培養法、特に深部培養
法が最も適しそいる。培養に適当な温度は15〜35℃
であるが、多くの場合24〜30″C付近で培養する。
抗生物質SF−2381物質の生産は培地や培養条件に
より異なるが、振とう培養、タンク培養とも通常2〜1
0日の間でその蓄積が最高に達する。培養物中の抗生物
質SF−2381物質の蓄積量が最高になった時に培養
を停止し、培養液から目的物質を単離精製する4 培養液中からの抗生物質SF−2381^物質及び/ま
たはSF−2381B物質の単離は後記実施例に示すご
とく、これらの物質の理化学的性状を考慮して種々の方
法を単独あるいは適宜組み合わせることによって行なわ
れる。
ダイヤイオンIIP−20(三菱化成社製)アンバーラ
イ) XAD−2(ローム・アンド・バー入社製)等の
合tri剤、CM−セフ7デツクスC−25(7yルマ
シア社製)、アンバーライ) IRC−50(ローム・
アンド・バー入社製)等のイオン交換体、セフ7デツク
スG −50(7yルマシア社製)、トヨパールIIM
−40(東洋曹達社製)等のゲル濾過剤、リクロブレッ
プRP−18(メルク社製)の逆相担体によるクロマト
グラフィ′ −などが有効であるが、以下の方法が効率
的である。すなわち培養液より菌体その他の固形物を珪
そう土等の濾過助剤を用いて濾別し、濾液中の有効成分
をダイヤイオンIP−20に吸着させ、20%アセトン
、水で洗った後メタノールで溶出する。
活性画分を減圧濃縮し、得られた有効成分を含む水溶液
をダウエックスI X 2 (CI型)を通過させる。
通過液をCM−セフ7デツクスC−25(H型)に通し
、有効成分を吸着させた後、ピリジン・酢酸−水(4:
 8 :88vpH4,5)で溶出させる。活性画分を
再びCM−セフ7デツクスC−25でクロマトグラフィ
ーな            1行い、SF−2381
^物質、SF−2381B物質を主成分とす     
      する画分を得る。それぞれの両分をセルロ
ーxhb            。
いはりクロブレツブRP−Isを用いたクロマトグラフ
ィーで精製し、SF−2381^物質、SF−2381
B物質の           4純品を得る。
以下にSF−2381^物質、SF−2381B物質の
理化学的性状を示す。               
             1SF−2381八物質 1)元素分析値: 炭素 52.38%、水素 8.24%。
窒素 2.04% 2)融 点; 151〜153℃(褐変しながら分解する)3)比旋光
度: (a ) D 5+ 6−3 (cl−Otメタノール
)4)紫外部吸収スペクトル: 第1図に示す通りで水溶液で 221nm(E t! 61)に極大吸収を示す。
5)赤外部吸収スペクトル: 第3図に臭化カリウム錠でのスペクト ルを示す。
6)溶解性: 水、メタノール、エタノールに溶け、 アセトン、酢酸エチル、クロロホルム。
エチルエーテルに溶けない。
7)呈色反応ニ レミニー試薬、ヨウ素試薬、ニンヒドリン試薬    
     ・・・・・・陽性塩化第二鉄試薬、坂口試薬
・・・・・・陰性8)薄層クロマトグラフィーのRf値
:シリカゲル60F25− (メルク社製)n−ブタノ
ール:酢酸:水(8:3:4)・・・0.26 iso−プロパノール:メタノール:10%酢酸7ンモ
ニウム(4:2:3)  ・・・0.47n−ブタノー
ル:メタノール:°10%ギ酸7ンモニウム(4:2:
3)    ・・・0.339)中性、Wi性、塩基性
の区別: ピリジン−酢酸緩衝液(pHe、4)を用いた高圧濾紙
電気泳動(3500V 、20分間)で陰極側へ7.0
co+移動する。
この時対照のアミノ酸のリジンは陰極 側へ21.0cm移動する。
10)物質の色及び外観: 白色粉末 11) lll−聞Rスペクトル: 第5図に示す通りである。
12) 13C−NMRスペクトル; 第7図に示す通りである。
13)下記の条件での高速液体クロマトグラフィーの保
持時間二6.1分 測定条件 カラム:マイクロボンダパックC18 軸mX30cm(ウォーターズ社製) 溶媒:2%ギ酸アンモニウムニア七トニトリル(5:4
) 流速: 1.Oml/論in 検出: UV 225nm SF−23818物質 1)元素分析値: 炭素 51.95%、水素 8.02%。
窒素 2.03% 2)融 点: 150〜153℃(褐変しながら分解する)3)比旋光
度: (a )” + 1.9 (c 1.(Lメタノ−)し
)。
4)紫外部吸収スペクトル: 第2図に示す通り水溶液で 221na+(E (”、 60)に極大吸収を示す。
5)赤外部吸収スベク(ル: 第4図に臭化カリウム錠でのスペクト ルを示す。
6)溶解性: 水、メタノール、エタノールに溶け、 7セトン、酢酸エチル、クロロホルム。
エチルエーテルにI(tない。
7)呈色反応ニ レミュー試薬、ヨウ素試薬、ニンヒドリン試薬    
     ・・・・・・陽性塩化第二鉄試薬、坂口試薬
・・・・・・陰性8)11層クロマトグラフィーのRf
値:シリカゲル60F254(メルク社製)′n−ブタ
ノールー酢酸;水(8:3:4)・・・0.26 iso−プロパノール:メタノール:10%酢酸アンモ
ニウム(4:2:3)・・・0.47n−ブタノール:
メタノール=10%ギ酸アンモニウム(4:2:3) 
  ・・・0.339)中性、酸性、塩基性の区別: ピリジン−酢酸緩衝液(pH6,4>を用いた高圧濾紙
電気泳動(3500V、20分間)で陰極側へ7,5c
+*移動する。
この時対照のアミノ酸のリジンは陰極 側へ21.0cm移動する。
10)物質の色及び外観: 白色粉末 11) 1H−NMRスペクトル: 第6図に示す通りである。
12) 13C−NMRスペクトル: 第8図に示す通りである。
13)下記の条件での高速液体クロマトグラフィーの保
持時間:4.5分 測定条件 カラム二マイクロボンダバックC18 4mmX30c+e(ウォーターズ社製)溶媒:2%ギ
酸アンモニウム:アセトニトリル(5:4) 流速: 1.0ml/win 検出: UV 225止 以上述べた理化学的性状および第2表に示す生物学的性
状と本発明化合物に類似する既知抗生物質のそれとを比
較したが該当する物質はなく、SF−2381八物質及
びSF−2381B物質は新規な抗生物質と判断された
以下に本発明の実施例を示すが、これらは単なる一例で
あって本発明を限定するものではない。
実施例1゜ 種培地としてスターチ2.0%、グルコース1.0%、
小麦胚芽0.6%、ポリペプトン0.5%、酵母エキス
0.3%、大豆粉0.2%、炭酸カルシウム0.1%を
含む培地を用いた。
また生産培地としてグルコース2.5%、小麦胚芽2.
0%、SVP O,5%、炭酸カルシウム0.2%、食
塩0.25%、硫酸マグネシウム0.2%を含む培地を
用いた。
なお殺菌前piは全てpH7,0に調整して使用した。
前記種培地20m1を分注した100社容三角フラスコ
を120℃で30分間殺菌し、これにストレプトスポラ
ンギウム・エスピー・SF−2381(FEBN P−
8299)の斜面培養の3〜4白金耳を接種し、28℃
で4日間振盪培養し、第1種培養とした。ついで種培地
80−を分注した500mj!容三角フラスコを120
℃で30分間殺菌し、前記第1種培養4mlを接種し、
28℃2日間振盪培養し、これを第2種培養とした。さ
らに種培地11を分注した51容三角フラスコを120
℃30分間殺菌し、第2種培養80−1を接種し、28
℃1日間振盪培養し、これを第3種培養とした。
予め120℃30分間殺菌した351の生産培地を含む
501容ジヤー7フーメンターに前記の第3種培!!1
1を接種し、28℃5日間通気(351/分)攪拌(初
期250r四、41時間以降400rpam)培養した
。培養終了後、濾過助剤として珪そう土を加えて濾過し
、濾液301を得た。
実施例2゜ ゛  実施例1で得られた培養濾液3G/をダイヤイオ
ンIIP−20(31)を充填したカラムに通過させる
ことにより有効成分を吸着させた。力□ラムを脱イオン
水1ONにて水洗後、さらに20%アセトン水101で
洗った。
カラムから有効成分をメタノールで溶出し、活性画分を
集め減圧濃縮し2.51とし、ダウエックス     
       二1 x 2 (C11M* 150m
。。hibkiil過、e、、。通         
  :濾 過液をCM−セファデックスC−25(H型、45社)
の力            (ラムに通過させること
により有効成分を吸着させ           1た
・カラムを脱イオ′水120・ρで水洗後・ビリジ  
          [ンー酢酸−水(4:8 :88
*pH4,5)で有効成分を溶出した。これを凍結乾燥
し約4gの粗粉末を得た。これを予めピリジン−酢酸−
水(2:4:94.pH4,5)で緩衝化したCM−セ
ファデックスC−25C−25(75のカラムを通過さ
せ有効成分を吸着させたのち、ビリノン−;酢酸−水(
4:8 :8ELpH4,5)まで連続的に濃度を変 
           二え12gずつ分画して溶出す
ることにより分画N0,35〜80.55にSF−23
81B物質を主成分とする粗物質1.8       
     ヒg、分画N0.56〜No、90にSF−
2381八物質を主成分と            ?
■する粗物質1.459を得た。          
             ;実施例3゜ 実施例2で得られたSF−2381^物質を主成分とす
、粗物質1.452あ1.、。2 v y 7’RP−
18(56g)。ヵ           1ラムクロ
マトグラフイーな2%ギ酸アンモニウム−アセトニトリ
ル(6:4)で行い、5gずつ分画することにより分画
N0,31〜N0.67を集め濃縮し、セファデックス
G−50(1,4N>のカラムにのせ水で展開し、14
gずつ分画し分画N0.74〜No、85を集めSF−
2381八物質の純品360報を得た。
同様に実施例2で得られたSF−2381B物質を主成
分とする組物質1.8gをセルロースパウダー(東洋製
紙製、100m1)のカラムクロマトグラフィーを水飽
和n・ブタノールで行い、5gずつ分画し分画80.1
5〜N0.60を集め750mgを得た。
これをリクロプレップRP−18(56g)のカラムク
ロマトグラフィーを2%ギ酸アンモニウム−アセトニト
リル(6:4)行ない、5gずつ分画し分画NO,25
〜N0.42を集め、SF−23818物質の純品18
0Bを得た。
楚肌Q羞釆 次にSF−2381人物質及びSF−23818物質の
真菌に対する最小発臂阻止濃度(MIC)を第2表に示
した。
これらの結果から明らかなようにSF−2381^物質
及びSF−23818物質は真菌に強い抗菌力を有して
おり、真菌症治療剤として有用性が期待される。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図はSF−2381八物質の水溶液での紫外部吸収
スペクトルである。 第2図はSF−2381B物質の水溶液での紫外部吸収
スペクトルである。 第3図はSF−2381^物質の臭化カリウム錠での赤
外部吸収スペクトルである。 第4図はSF−23818物質の臭化カリウム錠での赤
外部吸収スペクトルである。 第5図はSF−2381^物質の重ジメチルスルホキシ
ド溶液中でのIH−NMRである。 第6図はSF−2381B物質の重ジメチルスルホキシ
ド溶液中での’ H−NMRである。 第7図はSF−2381^物質の重ジメチルスルホキシ
ド溶液中での13C−NMRである。 第8図はSF−2381B物質の重ジメチルスルホキシ
ド溶液中での13C−NKRである。 第1図 波長 (nm)              4晃 ゛2 手続補正書(伯ぞ) 昭和60年10月9日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 ! 事件の表示  昭和60年特許願第179427号
2 発明の名称  新規抗生物質SF−2381A物質
及びSF−2381B物質ならびにそれらの製造法 3 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 〒104  東京都中央区京1li2丁目4番
16号名 称   明治製菓株式会社 代表者 中 川   赳 4代理人 6、補正により増加する発明の数  な し7 補正の
対象 「明細書の発明の詳細な説明の欄」別紙 補正の内容 1、第7頁第8行 「より伸長」を「よふ伸長」に訂正
する。 2、第11頁第4行 r13,236. (1965)
Jをr13,238L(1965)に訂正する。 3、第11頁第10行 [5trep−tospora
nJを[5treiosporan二Jに訂正する。 4、第13頁下から1行 「七トン、水で洗った」を「
七ト>水で洗った」に訂正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有するSF−2381A物
    質1)元素分析値: 炭素 52.38%、水素 8.24%、 窒素 2.04% 2)融点: 151〜153℃(褐変しながら分解する)3)比旋光
    度: 〔α〕^2^5_D+6.3(C1.0,メタノール)
    4)紫外部吸収スペクトル:第1図 5)赤外部吸収スペクトル:第3図 6)溶解性: 水、メタノール、エタノールに溶け、 アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、 エチルエーテルに溶けない。 7)呈色反応: レミュー試薬、ヨウ素試薬、ニンヒドリ ン試薬・・・・・・陽性 塩化第二鉄試薬、坂口試薬・・・・・・陰性8)薄層ク
    ロマトグラフィーのRf値: シリカゲル60F_2_5_4(メルク社製)n−ブタ
    ノール:酢酸:水(8:3:4)・・・0.26 iso−プロパノール:メタノール:10%酢酸アンモ
    ニウム(4:2:3)・・・0.47n−ブタノール:
    メタノール:10%ギ酸 アンモニウム(4:2:3)・・・0.339)中性、
    酸性、塩基性の区別: ピリジン−酢酸緩衝液(pH6.4)を用いた高圧濾紙
    電気泳動(3500V、20分間)で陰極側へ7.0c
    m移動する。 この時対照のアミノ酸のリジンは陰極 側へ21.0cm移動する。 10)物質の色及び外観:白色粉末 11)^1H−NMRスペクトル:第5図 12)^1^3C−NMRスペクトル:第7図13)下
    記の条件での高速液体クロマトグラフィーの保持時間:
    6.1分 測定条件 カラム:マイクロボンダパックC18 4mm×30cm(ウォーターズ社製) 溶媒:2%ギ醗アンモニウム:アセト ニトリル(5:4) 流速:1.0ml/min 検出:UV225nm
  2. (2)下記の理化学的性質を有するSF−23818物
    質1)元素分析値: 炭素 51.95%、水素 8.02%、 窒素 2.03% 2)融点: 150〜153℃(褐変しながら分解する)3)比旋光
    度: 〔a〕^2^5_D+1.9(c1.0,メタノール)
    4)紫外部吸収スペクトル:第2図 5)赤外部吸収スペクトル:第4図 6)溶解性: 水、メタノール、エタノールに溶け、 アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、 エチルエーテルに溶けない。 7)呈色反応: レミュー試薬、ヨウ素試薬、ニンヒドリ ン試薬・・・・・・陽性 塩化第二鉄試薬、坂口試薬・・・・・・陰性8)薄層ク
    ロマトグラフィ−のRf値: シリカゲル60F_2_5_4(メルク社製)n−ブタ
    ノール:酢酸:水(8:3:4)・・・0.26 iso−プロパノール:メタノール:10%酢酸アンモ
    ニウム(4:2:3)・・・0.47n−ブタノール:
    メタノール:10%ギ酸 アンモニウム(4:2:3)・・・0.339)中性、
    酸性、塩基性の区別: ピリジン−酢酸緩衝液(pH6.4)を用いた高圧濾紙
    電気泳動(3S00V、20分間)で陰極側へ7.5c
    m移動する。 この時対照のアミノ酸のリジンは陰極 側へ21.0cm移動する。 10)物質の色及び外観:白色粉末 11)^1H−NMRスペクトル:第6図 12)^1^3−NMRスペクトル:第8図13)下記
    の条件での高速液体クロマトグラフィーの保持時間:4
    .5分 測定条件 カラム:マイクロボンダパックC18 4mm×30cm(ウォーターズ社製) 溶媒:2%ギ醗アンモニウム:アセトニ トリル(5:4) 流速:1.0ml/min 検出:UV225nm
  3. (3)ストレプトスポランギウム属に属する新規抗生物
    質SF−2381A物質及び/またはSF−2381B
    物質の生産菌を培地に培養し、培養物からSF−238
    1A物質及び/またはSF−231B物質を単離するこ
    とを特徴とする、新規抗生物質SF−2381A物質及
    び/またはSF−2381B物質の製造法。
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WO2017086451A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 エバラ食品工業株式会社 菌本来の生残能を誘導発現させた乳酸菌固体発酵物の製造方法、及び該方法により製造した乳酸菌固体発酵物

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