JPS61212592A - D−リボ−スの製造方法 - Google Patents
D−リボ−スの製造方法Info
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- JPS61212592A JPS61212592A JP60053432A JP5343285A JPS61212592A JP S61212592 A JPS61212592 A JP S61212592A JP 60053432 A JP60053432 A JP 60053432A JP 5343285 A JP5343285 A JP 5343285A JP S61212592 A JPS61212592 A JP S61212592A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
産業上の利用分野
本発明はD−リボースの製造方法に関する。さらに詳し
くは、D−アラビノ5−スをモリブデン酸化合物及びホ
ウ酸化合物の存在下でエピメリ化反応を行ないI) +
リボースを高収率で製造する方法に関する。
くは、D−アラビノ5−スをモリブデン酸化合物及びホ
ウ酸化合物の存在下でエピメリ化反応を行ないI) +
リボースを高収率で製造する方法に関する。
従来の技術
従来、D−リボースを生産する方法としては。
天然物から抽出する方法、微生物による醗酵法。
化学合成法などが知られている。
化学合成法としてはD−グルコースを酸素で酸化してD
−アラポン酸とし、これをアルカリ条件下でD−リボン
酸としたのちD−リボノラクトンとし2次いでナトリウ
ムアマルガムで還元してD−リボースを得る方法が通常
工業的に行なわれてきた。一方、アラビノースを水溶液
中でモリブデン酸化合物を触媒としてエピメリ化してリ
ボースを得る方法がいくつか知られている。たとえば。
−アラポン酸とし、これをアルカリ条件下でD−リボン
酸としたのちD−リボノラクトンとし2次いでナトリウ
ムアマルガムで還元してD−リボースを得る方法が通常
工業的に行なわれてきた。一方、アラビノースを水溶液
中でモリブデン酸化合物を触媒としてエピメリ化してリ
ボースを得る方法がいくつか知られている。たとえば。
チェコスロバキア特許第149472号(ケミカルアプ
ストラクッvol、81.78189に、1974)に
はL−アラビノースから約33チのエピメリ化率でL−
リボースを、特開昭55−164699号にはD−アラ
ビノースから約25チのエピメリ化率でD−リボースを
得る方法が記載されている。さらに9反応水溶液中のモ
リブデン酸の分離を簡単にするためモリブデン酸化合物
の代シにモリブデン酸を担持したイオン交換樹脂又はイ
オン交換繊維を用いた方法が特開昭55−76894号
、同57−54197号、同57−54198号に開示
されており、D−アラビノースからD−リボースへのエ
ピメリ化率はそれぞれ30.6%。
ストラクッvol、81.78189に、1974)に
はL−アラビノースから約33チのエピメリ化率でL−
リボースを、特開昭55−164699号にはD−アラ
ビノースから約25チのエピメリ化率でD−リボースを
得る方法が記載されている。さらに9反応水溶液中のモ
リブデン酸の分離を簡単にするためモリブデン酸化合物
の代シにモリブデン酸を担持したイオン交換樹脂又はイ
オン交換繊維を用いた方法が特開昭55−76894号
、同57−54197号、同57−54198号に開示
されており、D−アラビノースからD−リボースへのエ
ピメリ化率はそれぞれ30.6%。
約25〜30チ、25.1チである。
2価又は3価の金属型陽イオン交換体を用いた糖液の分
離方法がいくつか知られており、たとえば特公昭59−
25600号には異性化糖水溶液をカルシウム型、スト
ロンチウム型、バリウム型等の強酸性陽イオン交換樹脂
へ導入して果糖水溶液とぶどう糖水溶液とに分離する方
法が、特開昭57−54197号及び同5.7−541
98号にはD−アラビノースをモリブデン酸イオンの存
在下でエピメリ化した反応液、即ち、D−リボース(2
5,1〜28.0チ)t D−アラビノース(66,
4〜72.2チ)、D−キシロースとD−リフソース(
0,6〜1.8 % )を含有する水溶液をカルシウム
型、バリウム型、ストロンチウム型、アルミニウム型等
の陽イオン交換樹脂カラムに通液してD−リポースを分
離する方法が、また、特開昭55′−164699号に
はD−アラビノースをモリブデン酸触媒下でエビメリ化
した反応液から大部分(70%)の未反応のD−アラビ
ノース及び無機物を除去した母液、即ちD−リボース(
約70%)。
離方法がいくつか知られており、たとえば特公昭59−
25600号には異性化糖水溶液をカルシウム型、スト
ロンチウム型、バリウム型等の強酸性陽イオン交換樹脂
へ導入して果糖水溶液とぶどう糖水溶液とに分離する方
法が、特開昭57−54197号及び同5.7−541
98号にはD−アラビノースをモリブデン酸イオンの存
在下でエピメリ化した反応液、即ち、D−リボース(2
5,1〜28.0チ)t D−アラビノース(66,
4〜72.2チ)、D−キシロースとD−リフソース(
0,6〜1.8 % )を含有する水溶液をカルシウム
型、バリウム型、ストロンチウム型、アルミニウム型等
の陽イオン交換樹脂カラムに通液してD−リポースを分
離する方法が、また、特開昭55′−164699号に
はD−アラビノースをモリブデン酸触媒下でエビメリ化
した反応液から大部分(70%)の未反応のD−アラビ
ノース及び無機物を除去した母液、即ちD−リボース(
約70%)。
D−アラビノース(10チ)、D−キシロースとD−リ
フソース(10%)及び他の糖類副生成物(10%)を
含有する水性アルコール溶液をカルシウムイオン又はバ
リウムイオンを負荷した陽イオン交換体上でクロマトグ
ラフィ処理してD−リボースを得る方法などが開示され
ている。その他。
フソース(10%)及び他の糖類副生成物(10%)を
含有する水性アルコール溶液をカルシウムイオン又はバ
リウムイオンを負荷した陽イオン交換体上でクロマトグ
ラフィ処理してD−リボースを得る方法などが開示され
ている。その他。
ホウ酸塩型にした強塩基性陰イオン交換樹脂を用いてリ
ボースとアラビノースを分離する方法(J。
ボースとアラビノースを分離する方法(J。
Am、Chem、Soc、 73. 2399(195
1) ;同−乙」、。
1) ;同−乙」、。
2090 (1952))も知られている。ホウ酸又は
ホウ酸塩含有糖液を分離する方法としては亜硫酸水素型
又は亜硫酸型陰イオン交換体を用いる方法(特公昭52
−9740号)が知られている。
ホウ酸塩含有糖液を分離する方法としては亜硫酸水素型
又は亜硫酸型陰イオン交換体を用いる方法(特公昭52
−9740号)が知られている。
発明が解決しようとする問題点
D−アラビノース水溶液をモリブデン酸化合物の触媒下
でエピメリ化してD−リボースを得る従来の方法では、
エピメリ化率はせいぜい20〜30チであり工業的に実
施するには不十分であシ、より高収率のエビメリ化が望
まれている。
でエピメリ化してD−リボースを得る従来の方法では、
エピメリ化率はせいぜい20〜30チであり工業的に実
施するには不十分であシ、より高収率のエビメリ化が望
まれている。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明者らは、D−アラビノースを水、有機溶媒又は含
水有機溶媒中モリブデン酸化合物の存在下に、さらにホ
ウ酸化合物を加えて加熱することにより約70〜94%
、特に有機溶媒を使用すると約90〜94%という驚異
的なエビメリ化率でI) + IJボースが生成し、さ
らに、高い含量のD−リボース、少量の未反応D−アラ
ビノース、微量の副生成物のD−キシロースとD−リフ
ソース。
水有機溶媒中モリブデン酸化合物の存在下に、さらにホ
ウ酸化合物を加えて加熱することにより約70〜94%
、特に有機溶媒を使用すると約90〜94%という驚異
的なエビメリ化率でI) + IJボースが生成し、さ
らに、高い含量のD−リボース、少量の未反応D−アラ
ビノース、微量の副生成物のD−キシロースとD−リフ
ソース。
モリブデン酸化合物及びホウ酸化合物を含有する反応液
を金属型場イオン交換体を充填したカラムへ通液するこ
とによシ純粋なり一リボースが高収率で得られることを
見い出し本発明を完成した。
を金属型場イオン交換体を充填したカラムへ通液するこ
とによシ純粋なり一リボースが高収率で得られることを
見い出し本発明を完成した。
本発明方法はD−アラビノースから高収率でD−リボー
スを得ることができるので工業的イ非常に有利な方法で
ある。
スを得ることができるので工業的イ非常に有利な方法で
ある。
次に9本発明の方法を具体的に説明する。
D−アラビノースをD−アラビノースに対して0.5〜
3.0倍量(W/v)の水、有機溶媒又は含水有機溶媒
へ加え、得られた溶液又は懸濁液中へモリブデン酸イオ
ンとしてD−アラビノースに対し1〜10 % (w/
w )のモリブデン酸化合物を加え。
3.0倍量(W/v)の水、有機溶媒又は含水有機溶媒
へ加え、得られた溶液又は懸濁液中へモリブデン酸イオ
ンとしてD−アラビノースに対し1〜10 % (w/
w )のモリブデン酸化合物を加え。
さらにD−アラビノースに対して0.5〜5.0倍モル
、好ましくは1.5〜3倍モルのホウ酸化合物を加え3
0〜120G、好ましくは50〜100t:’の反応温
度で、30〜60分間攪拌する。
、好ましくは1.5〜3倍モルのホウ酸化合物を加え3
0〜120G、好ましくは50〜100t:’の反応温
度で、30〜60分間攪拌する。
使用する溶媒としては水のほかメタノール、エタノール
、n−7’ロバノール、イソプロノくノール。
、n−7’ロバノール、イソプロノくノール。
n−ブタノール、イソブタノール、 5ec−ブタノー
ル tert−ブタノール、n−7ミルアルコール。
ル tert−ブタノール、n−7ミルアルコール。
インアミルアルコール、 5ec−アミルアルコール。
n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール、2−エチ
ル−ヘキサノール、シクロきキサノール。
ル−ヘキサノール、シクロきキサノール。
エチレングリコール、ジエチレンクリコール、フロピレ
ンゲリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル
(メチルセロツル7’)、ジエチレングリコール七ノエ
チルエーテル(カルピトール)。
ンゲリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル
(メチルセロツル7’)、ジエチレングリコール七ノエ
チルエーテル(カルピトール)。
ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メチルカル
ピトール)などのアルコール類、アセトン。
ピトール)などのアルコール類、アセトン。
メチルアセトン、メチルエチ、ルケトン、ジオキサン、
ヒリジン、α−ピコリン、2.6−ルチジン。
ヒリジン、α−ピコリン、2.6−ルチジン。
アセトニトリル、N、N−ジメチルホルムアミ ド(D
MF )、N、N−ジメチルアセトアミド(DMA)、
ジメチルスルホキシド(DMSO)などの有機溶媒又は
それらの含水溶媒である。
MF )、N、N−ジメチルアセトアミド(DMA)、
ジメチルスルホキシド(DMSO)などの有機溶媒又は
それらの含水溶媒である。
使用するモリブデン酸化合物としては、モリブデン酸、
モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウム、モ
リブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カルシウム、アセ
チルアセトンモリブデン酸塩などが挙げられ、特にモリ
ブデンの■価の化合物が好ましい。また、モリブデン酸
を担持したイオン交換樹脂又はイオン交換繊維を用いて
もよい。
モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウム、モ
リブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カルシウム、アセ
チルアセトンモリブデン酸塩などが挙げられ、特にモリ
ブデンの■価の化合物が好ましい。また、モリブデン酸
を担持したイオン交換樹脂又はイオン交換繊維を用いて
もよい。
使用するホウ酸化合物としては、ホウ酸、酸化ホウ素、
ホウ酸メチル、ホウ酸エチル、ホウ酸アンモニウム、ホ
ウ酸カリウム、ホウ酸ナトリウム。
ホウ酸メチル、ホウ酸エチル、ホウ酸アンモニウム、ホ
ウ酸カリウム、ホウ酸ナトリウム。
フェニルホウ酸などが挙げられる。ホウ酸エステル又は
ホウ酸塩を用いる場合、有機酸又は無機酸によって反応
液の−を1〜5.好ましくは3〜3.5に調整する。ま
た1反応溶媒として無水有機溶媒を用いる場合、特にホ
ウ酸が好適である。
ホウ酸塩を用いる場合、有機酸又は無機酸によって反応
液の−を1〜5.好ましくは3〜3.5に調整する。ま
た1反応溶媒として無水有機溶媒を用いる場合、特にホ
ウ酸が好適である。
こうして得られた反応液を冷却するとホウ酸化合物の一
部が析出するので、これを除去することによシ後処理の
負担を軽減することができる。回収されたホウ酸化合物
は再度反応に使用できる。
部が析出するので、これを除去することによシ後処理の
負担を軽減することができる。回収されたホウ酸化合物
は再度反応に使用できる。
また、ホウ酸化合物は必要に応じて低級アルコールによ
る共沸除去法又は弱塩基性陰イオン交換樹脂による処理
などの公知の方法で除去することもできる。しかし1本
発明方法においては1反応液を冷却して析出した一部分
量を除去しただけで次の精製処理に使用できるので簡便
である点も特徴の一つである。
る共沸除去法又は弱塩基性陰イオン交換樹脂による処理
などの公知の方法で除去することもできる。しかし1本
発明方法においては1反応液を冷却して析出した一部分
量を除去しただけで次の精製処理に使用できるので簡便
である点も特徴の一つである。
このD−リボースを含有する反応溶液をリボフラビンの
合成原料として使用する場合、溶液中のD−リボースの
含有率が高いため、l)−リボースを単離せず、陰イオ
ン交換樹脂で触媒類を除去しり溶液を4−ニトロ−O−
キ、シレン又は3.4−キシリジンの存在下接触還元し
、生成した混合物を結晶化して1−D−サビチル−3,
4−キシリジンを得、これをジアゾニウム塩溶液とカッ
プリング反応し9次いでノくルビツール酸と縮合すれば
よい。
合成原料として使用する場合、溶液中のD−リボースの
含有率が高いため、l)−リボースを単離せず、陰イオ
ン交換樹脂で触媒類を除去しり溶液を4−ニトロ−O−
キ、シレン又は3.4−キシリジンの存在下接触還元し
、生成した混合物を結晶化して1−D−サビチル−3,
4−キシリジンを得、これをジアゾニウム塩溶液とカッ
プリング反応し9次いでノくルビツール酸と縮合すれば
よい。
前記の反応溶液中には]) + IJボースのt1力1
未反応D−アラビノース、副生成物のD−キシロースと
D−リクソース、モリブデン酸化合物、ホウ酸化合物を
含有し、その他側用した原料にもとすくイオン、副生成
物が含まれることもある。
未反応D−アラビノース、副生成物のD−キシロースと
D−リクソース、モリブデン酸化合物、ホウ酸化合物を
含有し、その他側用した原料にもとすくイオン、副生成
物が含まれることもある。
この反応溶液を2価又は3価の金属型陽イオン交換体を
充填したカラム中へ通液し、水で溶11iする。溶離す
る順序はモリブデン酸化合物、ホウ酸化合物、D−キシ
ロースとI) + 17クソース D−アラビノース、
D−リボースの順であり、その溶離分布図を実施例1に
基すいて第1図に例j示した。
充填したカラム中へ通液し、水で溶11iする。溶離す
る順序はモリブデン酸化合物、ホウ酸化合物、D−キシ
ロースとI) + 17クソース D−アラビノース、
D−リボースの順であり、その溶離分布図を実施例1に
基すいて第1図に例j示した。
また、陰イオン交換樹脂でモリブデン酸化合物を除去し
たあとの反応溶液の溶離分布図を実施91j3に基ずい
て第2図に例示した。
たあとの反応溶液の溶離分布図を実施91j3に基ずい
て第2図に例示した。
2価又は3価の金属型陽イオン交換体としてはポリスチ
ロールスルホン酸型強酸性イオン交換樹脂ヲカルシウム
型、バリウム型、ストロンチウム型又はアルミニウム型
と成したものが好適に使用できる。
ロールスルホン酸型強酸性イオン交換樹脂ヲカルシウム
型、バリウム型、ストロンチウム型又はアルミニウム型
と成したものが好適に使用できる。
D−アラビノースの分画液にはホウ酸化合物及びモリブ
デン酸化合物が含まれるため、その溶液を一定濃度に濃
縮し、加熱すれば再びエピメリ化反応が可能のためD−
リボースの収率がさらに向上する。また、モリブデン酸
化合物の分画液はほとんど不純物を含まないので再度反
応に使用できるのも本方法の特徴である。
デン酸化合物が含まれるため、その溶液を一定濃度に濃
縮し、加熱すれば再びエピメリ化反応が可能のためD−
リボースの収率がさらに向上する。また、モリブデン酸
化合物の分画液はほとんど不純物を含まないので再度反
応に使用できるのも本方法の特徴である。
最も遅れて溶出するD−リボース分画液を集め減圧濃縮
するとD−リボースのシロップ状残渣が回収率95%以
上で得られる。この残渣をメタノール又はエタノールに
て1結晶化することKよシ純度99.5チ以上のD−リ
ボースの結晶を得ることができる。
するとD−リボースのシロップ状残渣が回収率95%以
上で得られる。この残渣をメタノール又はエタノールに
て1結晶化することKよシ純度99.5チ以上のD−リ
ボースの結晶を得ることができる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す。
る。
実施例中1反応溶液中の糖分の組成及び結晶り、−リボ
ースの純度は糖分をホウ素化水素ナトリウムで還元し対
応する糖アルコールとし9次いで無水トリフルオロ酢酸
でアセチル化し、これをガスクロマトグラフィーによシ
測定した。また、モリブデン酸化合物及びホウ酸化合物
の定量分析は前者をキレート滴定法によシ、後者を中和
滴定法によって測定した。
ースの純度は糖分をホウ素化水素ナトリウムで還元し対
応する糖アルコールとし9次いで無水トリフルオロ酢酸
でアセチル化し、これをガスクロマトグラフィーによシ
測定した。また、モリブデン酸化合物及びホウ酸化合物
の定量分析は前者をキレート滴定法によシ、後者を中和
滴定法によって測定した。
なお、実施例中、使用したイオン交換樹脂ダイヤイオy
MK−318,5x−IB、WA−301dfべて三菱
化成工業■製の商品名である。
MK−318,5x−IB、WA−301dfべて三菱
化成工業■製の商品名である。
実施例 1
D−7ラビノース25?をエタノール50m1K加え、
さらにモリブデン酸アンモニウム1.75F及びホウ酸
25.89−を加えて反応温度88c(反応容器内の温
度はエタノールの沸点より高くなる。
さらにモリブデン酸アンモニウム1.75F及びホウ酸
25.89−を加えて反応温度88c(反応容器内の温
度はエタノールの沸点より高くなる。
)で45分間攪拌下加熱した。反応終了後、溶媒を減圧
留去し、残渣に水50t#を加えて攪拌し。
留去し、残渣に水50t#を加えて攪拌し。
10Cに冷却して析出したホウ酸をr別した。結晶を冷
水で洗浄し、乾燥してホウ酸20.59−を回収した。
水で洗浄し、乾燥してホウ酸20.59−を回収した。
r液と洗液を合すると110stJであった。
この溶液中の糖分の組成は次の通シであった。
D−リボース 90.5%D−アシビ
ノース 7.7チD−キシロースとD
−リクンース他1.8%この溶液をカルシウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
510at/を充填したカラムに通液し、水で溶出し、
溶出液をフラクションコレクターによって10dずつ分
画した。その流速は68++Lg/時であった。
ノース 7.7チD−キシロースとD
−リクンース他1.8%この溶液をカルシウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
510at/を充填したカラムに通液し、水で溶出し、
溶出液をフラクションコレクターによって10dずつ分
画した。その流速は68++Lg/時であった。
溶出順序はモリブデン、ホウ酸、D−キシロースとD−
リクソース、D−アラビノース、D−リボースであった
(牙1図参照)。溶出液は全量10103Oであシ、そ
のうち、D−リボース分画として7?クシ:l7Nn4
3〜103(7)610.lIl、 D−アラヒノー
ス拳ホウ酸分画として7ラクシヨンrI&L25〜42
の18oR1,モリブデン分画としてフラクションl’
&11〜24の140++/をそれぞれ分取した。D−
リボース分画液を合し、溶媒を減圧乾固してシロップ残
渣23.19−を得た。この残渣にエタノール40m/
を加え冷蔵庫に一晩放置すると結晶が析出したのでP取
し、乾燥してD−リボースの結晶20.4 P (81
,6チ)を得た。融点86 tl’o (”)p −1
8,4°(C=1.0.水)。純度99.7%。
リクソース、D−アラビノース、D−リボースであった
(牙1図参照)。溶出液は全量10103Oであシ、そ
のうち、D−リボース分画として7?クシ:l7Nn4
3〜103(7)610.lIl、 D−アラヒノー
ス拳ホウ酸分画として7ラクシヨンrI&L25〜42
の18oR1,モリブデン分画としてフラクションl’
&11〜24の140++/をそれぞれ分取した。D−
リボース分画液を合し、溶媒を減圧乾固してシロップ残
渣23.19−を得た。この残渣にエタノール40m/
を加え冷蔵庫に一晩放置すると結晶が析出したのでP取
し、乾燥してD−リボースの結晶20.4 P (81
,6チ)を得た。融点86 tl’o (”)p −1
8,4°(C=1.0.水)。純度99.7%。
さらに、D−7ラビノース・ホウ酸分画液を減圧濃縮し
てシロップ状としたのちエタノール511tを加え90
1Z’で40分間攪攪拌下熱した。反応後。
てシロップ状としたのちエタノール511tを加え90
1Z’で40分間攪攪拌下熱した。反応後。
水10!Itlを加えて6CK冷却し、析出したホウ酸
をr別、洗浄した。r液と洗浄液を合した溶液を上記と
同様の方法に準じてクロマト分離、結晶化等を行なって
D−リボースの結晶tasP(s、sチ)を得た。融点
86.0 C9゜純度99.8チ。合計の収率は87.
1チであった。
をr別、洗浄した。r液と洗浄液を合した溶液を上記と
同様の方法に準じてクロマト分離、結晶化等を行なって
D−リボースの結晶tasP(s、sチ)を得た。融点
86.0 C9゜純度99.8チ。合計の収率は87.
1チであった。
また、モリブデン分画及びアラビノース・ホウ酸分画中
のモリブデンとホウ酸の量はモリブデンとして0.9y
−、ホウ酸として5.1?含まれておシ定量的に回収で
きた。
のモリブデンとホウ酸の量はモリブデンとして0.9y
−、ホウ酸として5.1?含まれておシ定量的に回収で
きた。
実施例 2
D−アラビノース20?をメタノール40ffi/に加
え、さらにモリブデン酸アンモニウム1.5?及びホウ
酸20.6 iをオートクレーブに入れ、88C40分
間攪拌下加熱した。反応終了後、オートクレーブから反
応液を取出し、溶媒を減圧留去し。
え、さらにモリブデン酸アンモニウム1.5?及びホウ
酸20.6 iをオートクレーブに入れ、88C40分
間攪拌下加熱した。反応終了後、オートクレーブから反
応液を取出し、溶媒を減圧留去し。
残渣に水50slを加えて攪拌し、冷蔵庫中に一晩放置
した。析出したホウ酸をP別し、冷水35dで洗浄し、
乾燥してホウ酸16Fを回収した。r液と洗液を合する
と92dであシ、この溶液中の糖分の組成は次の通シで
あった。
した。析出したホウ酸をP別し、冷水35dで洗浄し、
乾燥してホウ酸16Fを回収した。r液と洗液を合する
と92dであシ、この溶液中の糖分の組成は次の通シで
あった。
D−リボース 87.8チD−アラビ
ノース 10.4%D−キシロースとD
−リフソース他1.7%この溶液にメタノール35m1
を加えカルシウム型に変換した強酸性陽イオン交換樹脂
ダイヤイオンMK−318510xlを充填したカラム
に通液し、水を用いて75td/時の流速で溶出した。
ノース 10.4%D−キシロースとD
−リフソース他1.7%この溶液にメタノール35m1
を加えカルシウム型に変換した強酸性陽イオン交換樹脂
ダイヤイオンMK−318510xlを充填したカラム
に通液し、水を用いて75td/時の流速で溶出した。
溶出液を15dずつ分画し、全量990 txlを得た
。
。
そのうちD−リボース分画450yxl、D−アラビノ
ース・ホウ酸分面210m1.モリブデン分画240d
であった。
ース・ホウ酸分面210m1.モリブデン分画240d
であった。
D−リボース分画液を合し、溶媒を減圧乾固して得られ
たシロップ残渣17.2 Fへエタノール20m1を加
えて冷蔵庫に一晩放置し、析出した結晶をP取し、乾燥
してD−リボースの結晶15.IP(75,5%)を得
た。融点86.5C’0純度99゜次に、アラビノース
・ホウ酸分画液を合し、減圧濃縮し、イソプロパツール
5 txlを加えて反応温度88Cで攪拌下60分間反
応した。反応終了後。
たシロップ残渣17.2 Fへエタノール20m1を加
えて冷蔵庫に一晩放置し、析出した結晶をP取し、乾燥
してD−リボースの結晶15.IP(75,5%)を得
た。融点86.5C’0純度99゜次に、アラビノース
・ホウ酸分画液を合し、減圧濃縮し、イソプロパツール
5 txlを加えて反応温度88Cで攪拌下60分間反
応した。反応終了後。
溶媒を減圧留去し、水30txlを加え4Cに°冷却し
。
。
析出したホウ酸をr別、洗浄した。r液と洗液の合計は
40dであシ、この溶液中の糖分の組成は次の通シであ
った。
40dであシ、この溶液中の糖分の組成は次の通シであ
った。
D −y ホース73.21
D−7ラビノース 15.3%D−牟シ
ロースとD−リフソース他 11.4%この溶液を上記
と同様の方法に準じてクロマト分離、結晶化等を行なっ
てD−リボースの結晶1゜34F(6,7チ)を得た。
ロースとD−リフソース他 11.4%この溶液を上記
と同様の方法に準じてクロマト分離、結晶化等を行なっ
てD−リボースの結晶1゜34F(6,7チ)を得た。
融点86.2G、 純度99.8チ。
合計の収率は82.2%であった。
実施例 3
D−アラビノース251をジオキサン45m1に加え、
さらにモリブデン酸アンモニウム1.8y−及びホウ酸
30?を加え、90Cで40分間攪拌下加熱した。次い
で、実施例1と同様の操作によってホウ酸23.89−
を回収し、液量78ゴの水溶液を得た。この溶液中の糖
分の組成は次の通りであった。
さらにモリブデン酸アンモニウム1.8y−及びホウ酸
30?を加え、90Cで40分間攪拌下加熱した。次い
で、実施例1と同様の操作によってホウ酸23.89−
を回収し、液量78ゴの水溶液を得た。この溶液中の糖
分の組成は次の通りであった。
D−リボース 94.2チD−アラビ
ノース 4.9チD−キシロースt!−
D−!Jクソース他0.9%この溶液を遊離型Kl!i
t整したスチレン系弱塩基性陰イオン交換樹脂ダイヤイ
オンWA−30を20耐用いてモリブデン酸を除去した
。この処理液を80ffi/まで減圧濃縮し、カルシウ
ム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンM
K−318510m/を充填したカラムに通液し、水で
連続的に溶出して12xlずつ分画した(第2図参照)
。
ノース 4.9チD−キシロースt!−
D−!Jクソース他0.9%この溶液を遊離型Kl!i
t整したスチレン系弱塩基性陰イオン交換樹脂ダイヤイ
オンWA−30を20耐用いてモリブデン酸を除去した
。この処理液を80ffi/まで減圧濃縮し、カルシウ
ム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンM
K−318510m/を充填したカラムに通液し、水で
連続的に溶出して12xlずつ分画した(第2図参照)
。
流速は9811Ll/時であった。溶出液の全量は96
0m1であシ、そのうちD−リボース分画としてフラク
ション陽31〜80の600t/、D−アラビノース・
ホウ酸分画としてフラクション先14 〜30の204
ゴを分取した。
0m1であシ、そのうちD−リボース分画としてフラク
ション陽31〜80の600t/、D−アラビノース・
ホウ酸分画としてフラクション先14 〜30の204
ゴを分取した。
I)−17ボ一ス分画液中の糖分の組成はD−リボース
99.2%、D−アラビノース他0.8チであった。
99.2%、D−アラビノース他0.8チであった。
この溶液を減圧乾固し、エタノール35xtlを加えて
冷蔵庫へ一晩放置し、析出した結晶をr取し。
冷蔵庫へ一晩放置し、析出した結晶をr取し。
乾燥してD−リボースの結晶20.8p(83,2チ)
を得た。融点86.4C,純度100チ。
を得た。融点86.4C,純度100チ。
実施例 4
D−アラビノース10Pを5%含含水イソクロノノール
25m/に加え、さらにモリブデン酸アンモニウムo、
sy−及びホウ酸12.6y−を加え、90Gで50分
間攪拌下加熱した。次いで、実施例1と同様の操作によ
ってホウ酸9.5y−を回収し、液量45++t/の水
溶液を得た。この溶液中の糖分の組成は次の通りであっ
た。
25m/に加え、さらにモリブデン酸アンモニウムo、
sy−及びホウ酸12.6y−を加え、90Gで50分
間攪拌下加熱した。次いで、実施例1と同様の操作によ
ってホウ酸9.5y−を回収し、液量45++t/の水
溶液を得た。この溶液中の糖分の組成は次の通りであっ
た。
D−リyt:−ス89.5%
D−アラビノース 8.2%D−キシ
ロース、!:D−!Jり、ソース他2.2%この溶液を
カルシウム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂5K−
IB 1000mlを充填したカラムに通液し、流速
200 m67時で水によって溶出した。溶出液を15
dずつ分画し、モリブデン分画450m1.D−アラビ
ノース壷ホウ酸分画39(ltl、D−リボース分画9
00厘lを分取した。
ロース、!:D−!Jり、ソース他2.2%この溶液を
カルシウム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂5K−
IB 1000mlを充填したカラムに通液し、流速
200 m67時で水によって溶出した。溶出液を15
dずつ分画し、モリブデン分画450m1.D−アラビ
ノース壷ホウ酸分画39(ltl、D−リボース分画9
00厘lを分取した。
D−リボース分画液中の糖分の組成はf)−リボース9
8,7チ、D−7ラビノース0.8チ、その他0.5%
であった。
8,7チ、D−7ラビノース0.8チ、その他0.5%
であった。
この溶液を減圧乾固し、エタノール15mA’で結晶化
してD−リボースの結晶7.67(76%)を得た。融
点86C0純度99.8チ。
してD−リボースの結晶7.67(76%)を得た。融
点86C0純度99.8チ。
実施例 5
D−アラビノース209−を水15m/に加え、さらに
モリブデン酸ナトリウム2.1?及びホウ酸メチル28
?を加え酢酸でp)13.2に調整し、93Cで50分
間攪拌下加熱した。反応終了後1反応液K 水20 t
rtlを加え、10Cに冷却した。析出したホウ酸をr
別い水洗してホウ酸13.2y−を回収した。r液と洗
液を合わせた溶液60mJ中の糖分の組成は次の通りで
あった。
モリブデン酸ナトリウム2.1?及びホウ酸メチル28
?を加え酢酸でp)13.2に調整し、93Cで50分
間攪拌下加熱した。反応終了後1反応液K 水20 t
rtlを加え、10Cに冷却した。析出したホウ酸をr
別い水洗してホウ酸13.2y−を回収した。r液と洗
液を合わせた溶液60mJ中の糖分の組成は次の通りで
あった。
D−リボース 69.8チD−アラビ
ノース 27.8チD−キシロースとD
−リフソース他2.4%この溶液をノ(リウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
500x/を充填したカラムに通液し、カラム内の温度
を40Cに保持しながら、水で溶出した。流速は70a
t/時であった。溶出液をモ1)ブデン分画240rn
1.D−アラビノース・ホウ酸分画190mg、D+
IJポース分画450 rugの1@に分取した。
ノース 27.8チD−キシロースとD
−リフソース他2.4%この溶液をノ(リウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
500x/を充填したカラムに通液し、カラム内の温度
を40Cに保持しながら、水で溶出した。流速は70a
t/時であった。溶出液をモ1)ブデン分画240rn
1.D−アラビノース・ホウ酸分画190mg、D+
IJポース分画450 rugの1@に分取した。
D −IJボース分画液の糖分の組成はD−リボース9
8.2%、D−アラビノース1.2チ、 そのイ也0.
5チであった。
8.2%、D−アラビノース1.2チ、 そのイ也0.
5チであった。
この溶液を減圧乾固してシロップ残渣13.7ii1−
を得、これにエタノール15m/を加えて結晶化し。
を得、これにエタノール15m/を加えて結晶化し。
P取し、乾燥してD−lJ&−スの結晶tt4y(57
チ)を得た。融点86.2C,純度99.5チ。
チ)を得た。融点86.2C,純度99.5チ。
実施例 6
D−7ラビノース601をジオキサン110++t#に
加え、さらにモリブデン酸アンモニウム4.8y−及び
ホウ酸61.8Pを加え、88・Cで45分間反応した
。次いで、実施例1と同様の操作によってホウ酸48.
2 Fを、回収し液量210m1の水溶液を得た。この
溶液中の糖分の組成は次の通シであった。
加え、さらにモリブデン酸アンモニウム4.8y−及び
ホウ酸61.8Pを加え、88・Cで45分間反応した
。次いで、実施例1と同様の操作によってホウ酸48.
2 Fを、回収し液量210m1の水溶液を得た。この
溶液中の糖分の組成は次の通シであった。
D−リボース 93.4チD−アラビ
ノース 5.8チD−キシロースとD
−リフソース他0.7%この溶液をカルシウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
1500ゴを充填、したカラムに通液し、水を用いて流
速285 m67時で溶出した。分取したD−リボース
分画液1080+t/を減圧乾固してシロップ残渣56
.651−を得た。これをエタノール80m1にて結晶
化してD−リボースの結晶51.6p(86チ)を得た
。
ノース 5.8チD−キシロースとD
−リフソース他0.7%この溶液をカルシウム型に交換
した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−318
1500ゴを充填、したカラムに通液し、水を用いて流
速285 m67時で溶出した。分取したD−リボース
分画液1080+t/を減圧乾固してシロップ残渣56
.651−を得た。これをエタノール80m1にて結晶
化してD−リボースの結晶51.6p(86チ)を得た
。
一方、D−アラビノース・ホウ酸分画液480R/中の
糖分の組成はD−アラビノース85.4%。
糖分の組成はD−アラビノース85.4%。
D−キシロースとD−リクンース他11.4チ、D−リ
ポース3.2チであり、さらにホウ酸10.2 pを含
有していた。また、モリブデン分画液555rttl中
にはモリブデン2.4y−及びホウ酸3.2y−を含有
していた。
ポース3.2チであり、さらにホウ酸10.2 pを含
有していた。また、モリブデン分画液555rttl中
にはモリブデン2.4y−及びホウ酸3.2y−を含有
していた。
D−アラビノース・ホウ酸分画液を減圧濃縮してシロッ
プ状とし、これにモリブデン酸アンモニウム0.1?及
びジオキサン5dを加え、88Cで45分間加熱攪拌し
た。反応終了後、水50III7を加え、10CK冷却
し、析出物をr別したr液中の糖分の組成はD−リボー
ス78.7%、D−アラビノース11.5%、D−キシ
ロースとD−リフソース他10,8%であった。
プ状とし、これにモリブデン酸アンモニウム0.1?及
びジオキサン5dを加え、88Cで45分間加熱攪拌し
た。反応終了後、水50III7を加え、10CK冷却
し、析出物をr別したr液中の糖分の組成はD−リボー
ス78.7%、D−アラビノース11.5%、D−キシ
ロースとD−リフソース他10,8%であった。
この溶液を上記と同様の方法によって、クロマト分離、
結晶化を行なってD−リボースの結晶1゜6Lf(2,
6チ)を得た。融点86.4%。純度100チ。
結晶化を行なってD−リボースの結晶1゜6Lf(2,
6チ)を得た。融点86.4%。純度100チ。
合計の収率は88.6%であった。
実施例 7
D−アラビノース155Lを5チ含水エチレングリコー
ル40txlに加え、さらにホウ酸メチル3 ’1iを
加えたのち希硫酸で−を3.3に調整した。そこにモリ
ブデン酸アンモニウム1.2iを加え90Cで40分間
攪拌した。反応終了後9反応液をIOCまで冷却し、析
出物をr別し、結晶を25dの冷水で洗浄した。r液を
減圧濃縮して溶媒を留去したあと水50txlを加えた
。この水溶液中の糖分の組成は次の通シであった。
ル40txlに加え、さらにホウ酸メチル3 ’1iを
加えたのち希硫酸で−を3.3に調整した。そこにモリ
ブデン酸アンモニウム1.2iを加え90Cで40分間
攪拌した。反応終了後9反応液をIOCまで冷却し、析
出物をr別し、結晶を25dの冷水で洗浄した。r液を
減圧濃縮して溶媒を留去したあと水50txlを加えた
。この水溶液中の糖分の組成は次の通シであった。
D−リM−y、 90.2’1rD
−アラビノース 7.3%D−キシロ
ースとD−リフソース他 2.5チこの溶液をストロ
ンチウム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイ
オンMK−318500ゴを充填したカラムに通、液し
、水で溶出し、溶出液を10dずつ分画した。l) −
I)ボースの分画液を集めて減圧乾固し、得られたシロ
ップ残渣をエタノール20m/で結晶化し、P取し、乾
燥してD−リボースの結晶ii、sy(7g、7%)を
得た。
−アラビノース 7.3%D−キシロ
ースとD−リフソース他 2.5チこの溶液をストロ
ンチウム型に交換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイ
オンMK−318500ゴを充填したカラムに通、液し
、水で溶出し、溶出液を10dずつ分画した。l) −
I)ボースの分画液を集めて減圧乾固し、得られたシロ
ップ残渣をエタノール20m/で結晶化し、P取し、乾
燥してD−リボースの結晶ii、sy(7g、7%)を
得た。
融点ss、8tl’、純度99.7チ
実施例 8
D−アラビノース15?を水20mjに加え、さらにホ
ウ酸ナトリウム(Na、B、O,−10H,O) 57
゜21及びモリブデン酸(son)x、5Fを加え。
ウ酸ナトリウム(Na、B、O,−10H,O) 57
゜21及びモリブデン酸(son)x、5Fを加え。
得られた水溶液を希硫酸でpH3,2に調整し、92C
で40分間加熱攪拌した。反応終了後9反応液を8Cま
で冷却し、析出したホウ酸、硫酸ナトリウムをr別し、
そのr液を強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオン5K−
IB で処理して脱塩した。
で40分間加熱攪拌した。反応終了後9反応液を8Cま
で冷却し、析出したホウ酸、硫酸ナトリウムをr別し、
そのr液を強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオン5K−
IB で処理して脱塩した。
処理液を60−まで減圧濃縮したのち糖分の組成を測定
すると次の通シであった。
すると次の通シであった。
D−リボース 68.5%D−7ラビ
ノース 29.1%D−キシロースとD
−リフソース他2.4%この溶液をアルミニウム型に交
換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−31
8500rnlを充填したカラムに通液し、流速88a
l1時をもって水・で溶出し、溶出液を10rnlずつ
分画した。
ノース 29.1%D−キシロースとD
−リフソース他2.4%この溶液をアルミニウム型に交
換した強酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンMK−31
8500rnlを充填したカラムに通液し、流速88a
l1時をもって水・で溶出し、溶出液を10rnlずつ
分画した。
D−リボース分画液を合し減圧乾固し、エタノールから
結晶化を行なってD−リボースの結晶9.17 (60
,6%)を得た。融点86C0純度99.5チ。
結晶化を行なってD−リボースの結晶9.17 (60
,6%)を得た。融点86C0純度99.5チ。
D−リボース含有溶液をリボフラビンの合成に使用する
場合には次の通りに行なう。
場合には次の通りに行なう。
参考例
D−アラビノース16.0pをジオキサン30ytlに
加え、モリブデン酸アンモニウムx、tsy及びホウ酸
18.51i1−を加え、88Cで45分間加熱攪拌し
た。前記実施例と同様の操作でホウ酸をr別したあとの
溶液中の糖分の組成は次の通りであった。
加え、モリブデン酸アンモニウムx、tsy及びホウ酸
18.51i1−を加え、88Cで45分間加熱攪拌し
た。前記実施例と同様の操作でホウ酸をr別したあとの
溶液中の糖分の組成は次の通りであった。
D−リボース 92.5%D−アラビ
ノース 6.4%D−キシロースとD
−リフソース他 1.1%この溶液を弱塩基性陰イオ
ン交換樹脂ダイヤイオンWA−30を12txt用いて
処理しモリブデン酸を除去した。この溶液を糖濃度が約
50優になるまで濃縮して500−のオートクレーブ中
へ入れ。
ノース 6.4%D−キシロースとD
−リフソース他 1.1%この溶液を弱塩基性陰イオ
ン交換樹脂ダイヤイオンWA−30を12txt用いて
処理しモリブデン酸を除去した。この溶液を糖濃度が約
50優になるまで濃縮して500−のオートクレーブ中
へ入れ。
さらにメタノール230st#、3.4−キシリジン1
2.6f、酢酸0.3 txt、酢酸ナトリウム0.4
)。
2.6f、酢酸0.3 txt、酢酸ナトリウム0.4
)。
ラネーニッケル9.0)(含水)を加え水素を充填し、
60Cで80分1間攪拌した。反応終了後9反応液から
ラネーニッケルをr別し、F液を約200dまで濃縮し
、冷却すると結晶が析出した。この結晶をr取し、50
チメタノールで再結晶して1−D−リビチルー3.4−
キシ、リジンの結晶24.4)(89,7%)を得た。
60Cで80分1間攪拌した。反応終了後9反応液から
ラネーニッケルをr別し、F液を約200dまで濃縮し
、冷却すると結晶が析出した。この結晶をr取し、50
チメタノールで再結晶して1−D−リビチルー3.4−
キシ、リジンの結晶24.4)(89,7%)を得た。
融点145C,(α°〕D−21,8°(C=0.4.
メタノール)こうして得られた1−D−リビテルー
3.4−キシリジンを常法に従ってジアゾニウム塩溶液
とカップリング反応し1次いでバルビッール酸と縮合す
ればリボ7−)ビンが得られる。
メタノール)こうして得られた1−D−リビテルー
3.4−キシリジンを常法に従ってジアゾニウム塩溶液
とカップリング反応し1次いでバルビッール酸と縮合す
ればリボ7−)ビンが得られる。
従来のD−アラビノースのエピメリ化反応は水の溶媒の
もと、モリブデン酸化合物を触媒として行すい、D−リ
ボースへのエビメリ化率は20〜30%程度であった。
もと、モリブデン酸化合物を触媒として行すい、D−リ
ボースへのエビメリ化率は20〜30%程度であった。
本発明方法は、従来の方法にホウ酸化合物を添加し、さ
らに溶媒として水の#1か有機溶媒又は含水有機溶媒を
使用することによシエビメリ化率を約70〜94チにま
で向上させることができた。
らに溶媒として水の#1か有機溶媒又は含水有機溶媒を
使用することによシエビメリ化率を約70〜94チにま
で向上させることができた。
特に、溶媒として有機溶媒を使用すると約90〜94%
という驚異的なエビメリ化率を示した。
という驚異的なエビメリ化率を示した。
つづいて、この反応液をカルシウム型、バリウム型、ス
トロンチウム型又はアルミニウム聾に交換した強酸性陽
イオン交換樹脂を用いてカラムクロマトグラフィーを一
回行なうことによシタ5チ以上の回収率で、99.5%
以上の高純度のD−リボースを得ることができる。さら
に、クロマト分離によって回収された未反応D−7ラビ
ノース。
トロンチウム型又はアルミニウム聾に交換した強酸性陽
イオン交換樹脂を用いてカラムクロマトグラフィーを一
回行なうことによシタ5チ以上の回収率で、99.5%
以上の高純度のD−リボースを得ることができる。さら
に、クロマト分離によって回収された未反応D−7ラビ
ノース。
モリブデン及びホウ酸は再使用することができるという
利点もある。
利点もある。
従って9本発明方法は極めて高収率にD−リボースを製
造することができるので工業的に非常に有益な方法であ
る。
造することができるので工業的に非常に有益な方法であ
る。
牙1図は本発明方法の実施例1の溶離分布図。
第2図は実施例3の溶離分布図である。
■−−−− D−リボース分画 0−−−一 D−ア
ラビノース分画 ■−−−−D−=?ジローストD−
リクソースの分画 0−一一一 ホウ酸分画■−−−
− モリプデ/分画
ラビノース分画 ■−−−−D−=?ジローストD−
リクソースの分画 0−一一一 ホウ酸分画■−−−
− モリプデ/分画
Claims (2)
- (1)水、有機溶媒又は含水有機溶媒中へD−アラビノ
ース及びモリブデン酸化合物を加え、さらにホウ酸化合
物を添加して加熱下でエピメリ化反応を行ない、次いで
反応液を2価又は3価の金属型陽イオン交換体のカラム
に通液してD−リボースを分離することを特徴とするD
−リボースの製造方法。 - (2)金属型陽イオン交換体の金属がカルシウム、バリ
ウム、ストロンチウム又はアルミニウムである特許請求
の範囲第(1)項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053432A JPS61212592A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | D−リボ−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053432A JPS61212592A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | D−リボ−スの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61212592A true JPS61212592A (ja) | 1986-09-20 |
JPH0558438B2 JPH0558438B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=12942680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60053432A Granted JPS61212592A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | D−リボ−スの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61212592A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-03-19 JP JP60053432A patent/JPS61212592A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7608597B2 (en) | 2000-05-23 | 2009-10-27 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
US10363265B2 (en) | 2000-05-23 | 2019-07-30 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
US10758557B2 (en) | 2000-05-23 | 2020-09-01 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
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CN103408603A (zh) * | 2013-08-23 | 2013-11-27 | 山东福田药业有限公司 | 一种d-核糖的化学制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558438B2 (ja) | 1993-08-26 |
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