JPS61143894A

JPS61143894A - 自動出金装置

Info

Publication number: JPS61143894A
Application number: JP59265306A
Authority: JP
Inventors: 小澤　珠音; 邦彦中村; 有賀　淑郎; 荻久保　愼一
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-12-18
Filing date: 1984-12-18
Publication date: 1986-07-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術・分野］この発明は、操作者の入力情報に基づき取引動作を行な
う自動出金装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］一般に銀行等においては、高額の銀行券を取扱う為に、
銀行券を所定枚数（例えば１００枚）毎に施封して取扱
っている。しかし、従来の自動出金装置、例えば自動預
出金機等では、施封体にて所定枚数毎に施封されている
銀行券を取扱うことができず、施封体で施封されていな
い状態の銀行券（バラ券）しか取扱っていなかった。こ
の為、施封状態で受は渡ず事が必要な高額の取引を行な
うことが出来ないという欠点を有していた。

［発明の目的］本発明は従来装置の上記の欠点を克服するためになされ
たものであり、その目的とするところは高額の出金動作
が行える自動出金装置を提供することにある。

［発明の概要］上記目的を達成するために、本発明においては、操作者
の入力操作に基づき取引動作を行なう自動出金装置にお
いて、非施封状態の取引媒体を保管する非施封媒体保管
部と、非施封状態の取引媒体を施封体によって施封する
施封手段とを具備し、前記非施封状態の取引媒体を前記
施封手段により施封して出金することにより高額の出金
動作が行えるようにしたものである。

［発明の実施例］以下に本発明の一実施例を、図面を用いて説明する。

第１図は本発明を適用した自動出金装置の出金ユニット
１０の簡略構成図である。

まず、出金ユニット１０の各部の構成について説明を行
う。以後、施封体で施封されていない状態の銀行券をバ
ラ券、施封状態の銀行券を施封券と言う。　出金ユニッ
ト１０の上部前方には出金０１１が設けられている。出
金口１１はバラ券の出金を行なうバラ券出金口１１ａと
施封券の出金を行なう施封券出金口１１ｂとから構成さ
れている。バラ券出金口１１ａは、バラ昇降１２により
開閉され、この扉の内側には銀行券を支持する側板１３
と底板１４とが設けら、れている。この底板１４の上方
には銀行券を面方向に押える押え板１５が設けられてい
て図示しない駆ａｍ構により底板１４の面方向に駆動さ
れる。底板１４の下側には取出ロー５１６が設けられて
おり、銀行券を一枚ずつ取出せるようになっている。ま
た、施封券出金口１１ｂは施封昇降１７により開閉され
、この扉の内側は側板１８．１８と底板１９とにより施
封券を支持するように構成されている。また底板１９は
図示しない開閉機構により開閉自在に設けられている。

そして、出金口１１と出金ユニット各部との間には後述
するように搬送路２０が形成されており銀行券を搬送す
ることができる。

出金ユニツｌ−１０の内部には銀行券の鑑査を行なう鑑
査部３０が設けられている。出金ユニット１０の後方部
には非施封券保管部４０が設けられており、顧客へ出金
するバラ券が銀行券の各種類に応じて設けられた各部１
１４１に集積されている。この集＄Ａ庫４１の前方には
銀行券をこの集積庫４１に集積するための羽根車４２が
設けられているとともに羽根車４２の下方には取出ロー
ラ４３が設けられており、非施封券保管部４０は銀行券
の集積、取出し動作が行えるようになっている。

出金ユニット１０の前方中央部には施封磯５０が設けら
れている。この施封１５０は主に集積用羽根車５１、キ
ャリア５２、テープ供給部５３、巻回部５４、熱肴部５
５とから構成されている。

すなわち施封される銀行券を集積するために集積用羽根
車５１と、キャリア５２が設けられており、銀行券はキ
ャリア５２上に集積される。このキャリア５２は図示し
ないが銀行券の一端側と他端側とを支持する第１のキャ
リア５２ａと第２のキャリア５２ｂとから成り、各キャ
リア５２ａ。

５２１）は図示しない駆動機構により連動して水平方向
に移動可能と成っている。またキャリア５２ａ、５２ｂ
は図示しないが銀行券の辺方向に添ってその間隔を開く
ことにより、載置している銀行券を落下させることがで
きるようになっている。

テープ供給部５３は銀行券を施封するためのテープを供
給するために、テープを巻回状態で収納するホイール５
６と、このホイール５６からテープの取出し動作を行な
うガイドローラ５７ａ、５７ｂとが設けられている。ガ
イドローラ５７ａ。

５７ｂはテープを挟持して取出し動作を行なうものであ
り、図示しない駆動モータにより駆動される。また、こ
のガイドローラ５７ａ、５７ｂの下方にはカッタ５８が
設けられている。すなわちカッタ５８は二つの刃５８ａ
　、５８ｂとから構成され、例えばソレノイド等により
駆動されてテープを切断する。なおテープはその裏面に
熱溶融性の接着材が塗布された熱着テープＴＭであり、
支持ビン５９を介して取出ローラ５７ａ、５７ｂに挟持
され、カッタ５８の刃５８ａ　、５８ｂの間を通ってい
る。またカッタ５８の下方には支持ビン６０が設けられ
ている。

巻回部５４はテープの一端を把持するためのキャッチャ
６１とこのキャッチャ６１を支持するとともに一端部を
軸止めされて回動可能なアーム６２とから成っている。

そしてこのアーム６２は図示しない駆動機構によりキャ
リア５２と同期させて駆動される。またキャッチャ６１
は図示しないが２枚の把持部材６１ａ　、６１ｂとから
成り、図示しないソレノイド等により開閉させられてテ
ープを把持てきるようになっている。

熱着部５５はヒータ６３とこのヒータ６３を支持するヒ
ータブロック６４とから成っている。このヒータブロッ
ク６４は図示しないが駆動機構により一端を中心に回転
可能となっている。

そして、キャリア５２が水平方向に移動可能であり、キ
ャリア５２の動きに合せてキャッチャ６１が回転するこ
とにより、銀行券に施封テープを巻きつけるのであるが
、上記のように構成された施封機５ｏの動作を第２図を
用いて説明する。

まず第２図（ａ）に示すように前記キャリア５２がキャ
リアホームポジションＡにあるときは前記キャッチャ６
１はキャッチャホームポジションＢにある。このときは
、キャッチャ６１が解放状態であり、熱着テープＴＭが
前記テープ供給部５３を介してキャッチャ６１の間に挿
入され、その後図示しないソレノイドが消磁されること
により熱着テープＴＭがキャッチｔ−６１に挾み込まれ
る。

その後図示しないモータが駆動されキャリア５２とキャ
ッチャ６１とが連動して動く。このときの両者の移動状
態は第２図（ｂ）、（ｃ）に示すようになる。すなわち
キャリア５２の移動と共にキャッチャ６１が回転して徐
々に銀行券群の巻回が行なわれていく。特に両者は連動
しているのでキャッチｙ６１の回転半径が銀行券群の移
動方向の幅よりも小さくて済み巻回装置の小形化と銀行
券群の幅に対する搬用性を増すことが出来る。さらに銀
行券群は、前記第１と第２のキャリア５２ａ。

５２ｂとの間に形成された空間部を介してキャリア５２
上で巻回されるので、銀行券群の位置ずれや、崩れの原
因となる無駄な受渡し動作を省く事が出来る。

キャリア５２がキャリアシールポジションＡ′に到達す
ると、キャリア５２はその位置に保持されたまま、キャ
ッチャ６１は第２図（ｄ　）に示すキャッチ１７シール
ポジシヨンＢ′まで回転する。

このとき図示しないクランプレバ−が降下し、キャリア
５２上の紙葉群を圧縮保持する。その後熱着部５５のヒ
ーターブロック６４が第２図＜ｅ　＞に一点鎖線にて示
すように移動されて来ると、図示しないがゴムプレート
が熱着テープを紙葉群に押圧して保持する。そしてテー
プ供給部５３のカッタによってテープの末端が適当な長
さに切断される。ヒーターブロック６４が回転してヒー
ター６３により施封テープの端を加熱されると、施封テ
ープに塗られた接着剤により施封テープが接着され施封
が完了する。そして、施封された券は第３図に示すよう
に中央部をテープで巻回されている。

施封機５０の下方には施封券保管部７０が設けられてい
る。この施封券保管部７０は側板７１，７１とこの側板
間で上下に移動するバックアツプ板７２とにより集積空
間が形成されている。そして、側板７１．７１の上方に
は、この集積空間に突出するとともに銀行券の自重によ
り回動可能な爪７３．７３が設けられている。そして、
側板７１゜７１で囲まれた縦長の空間のうち、バックア
ツプ板７２から爪７３までの間が保管庫としての空間と
なる。保管されるべき施封券が投入されると、施封券は
まず爪７３．７３の上に置かれ、次にバックアツプ板７
２が施封券の厚さだけ下がり、爪は施封券の自重で下方
に畳まれるので施封券は施封券保管部７０内へ保管され
る。

非施封券集積部４０の上方には装填部９０が設けられて
おり、この装填部９０は非施封券集積部４０と同様の構
成である。すなわち銀行券が装填される装填庫９１と、
この′Ｉ＆填庫９１に銀行券を集積するための集積用羽
根車９２と、銀行券の取出しを行なう取出ローラ９３と
から構成されている。そして、バラ券の装填、締上げは
全てこの装項部９０を介して行われる。出金券集積部の
下方にはりジエクト券保管庫１００が設けられており、
鑑査部３０で２枚取りと判定された銀行券等が保管され
るようになっている。鑑査部３０の前方には鑑査の結果
偽券であると判定された銀行券を集積するためのりジエ
クト券集積部１０１が設けられている。また、入出金口
１１の後方には出金するためのバラ券を一時的に集積す
るための出金券集積部１０２が設けられている。さらに
バラ券出金口１１ｂの下方には、出金時に取り忘れが生
じた際に、これを回収する回収ＦＪ１０３が設けられて
いる。

太線は銀行券の搬送路２０を示したものであり、矢印に
よりそれぞれの搬送路における搬送方向を示している。

すなわち、バラ券出金口１１ａと鑑査部３０との間には
出金搬送路２０ｂが形成され、施封券出金口１１ｂと施
封機５ｏとの間には施封券出金搬送路２０ｄが形成され
ている。また施封券出金口１１ｂと施封券保管部７０と
の間には施封券回収搬送路２０ｄが形成されている。鑑
査部３０の排出側と搬入側との間には人出搬送路２０ｅ
が形成され、この人出搬送路２０ｅと非施封券保管部４
０の各集積庫との間には人出搬送路２０ｅから分離して
集積用羽根車４２に至る集Ｗｌ殿送路２Ｏｆと、取出ロ
ーラ４３から人出搬送路２０ｅに合流する取出搬送路２
０（ｌが設けられている。

また人出搬送路２０ｅの途中には人出搬送路２Ｑｅから
分離し、銀行券を反部させた後再び合流する反転搬送路
２０ｈが形成されている。さらに人出搬送路２０ｅから
分離してリジェクト券保管庫１００に至るリジェクト搬
送路２０ｉが形成され、鑑査部３０と施封機５０の集積
用羽根車５１との間には搬送路２０ｊが形成されている
。そして開封機８０の取出ローラ８５から人出搬送路２
０ｅとの間には搬送路２０ｋが、出金搬送路２０ｂと装
填部９０の集積用羽根車９２との間には搬送路２０ｅが
、装填部９０の取出ローラ９３との間には搬送路２０ｍ
が形成されている。

なお、出金ユニット１０を組込んだ自動出金装置には操
作の案内を行なうＣＲ７画面が第４図に示すように設け
られている。

次に出金ユニット１０内における銀行券の動きを説明す
る。

客が出金取引を要求する場合、出金額の設定の後、第４
図に示す様な画面がＣＲＴ上に現れ、出金金額及び銀行
券の種類と枚数を自由に設定することができる。例えば
出金額１５万円でも、そのうち１２万円分を千円券、３
万円を万円券で要求したとすると、非施封券保管部４０
から千円券のバラ券が１２０枚取出され、このうち１０
０枚が施封１５０により施封されて施封券出金口１１ｂ
へ出金される。そして、残りの２０枚の千円券と３枚の
万円券はバラ券でバラ券出金口１１ａへ出金される。こ
の様に、同じ種類の銀行券は百枚ごとに施封した状態で
出金することが可能である。

バラ券の出金が要求された場合には、バラ券は非施封券
保管部４０から出て、人出搬送路２０ｅを通ってもう一
度鑑査部３０により鑑査された後、出金搬送路２０ｂを
経て出金券集積部１０２で集積され、出金口１１へ排出
される。このとき、鑑査の結果銀行券が二枚−緒に搬送
されていることが判明した場合には、これをリジェクト
券として、人出搬送路２０ｅ及びリン１クト搬送路２０
ｉを搬送されてリジェクト券保管庫１００へ集積される
。施封券の出金が要求された場合には、前記と同様に非
施封券保管部４０から取出された銀行券が施封機５０に
より１００枚毎に施封された後、施封券出金搬送路２０
ｄを経て施封券出金口１１ｂへ出金される。なお、客が
出金された施封券を取り忘れた場合、施封券は搬送路２
０ｃを搬送されて施封券保管部に回収される。このよう
に出金は、バラ状態のみあるいは施封状態のみあるいは
それらをとり混ぜた状態での扱いが可能である。

以上説明したように、本実施例によれば、従来装置では
行えなかった高額の取引が可能と成る。

なお、本実施例では、同じ種類の銀行券を所定枚数（１
００枚）毎に施封して出金しているが、出金する銀行券
を一括して施封し、出金しても良い。すなわち上記実施
例と同様にして、客が出金額１５万円を設定し、そのう
ら１２万円分を千円券、３万円分を万円券で要求したと
すると、非施封券保管部４０から１２０枚の千円券と３
枚の万円券とが取出され、施封機５０により同時に施封
されて出金される。このような動作により常に施封券と
して出金すれば出金された銀行券の一部を取り忘れるよ
うなことがない。また本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、種々の実施例が考えられるが、要は
非施封券保管部の取引媒体を施封手段により施封して出
金するものであれば良い。

［発明の効果］本発明によれば、従来出来なかった高額の取引きが容易
に行える自動出金装置を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動出金装置の出金ユニットの簡Ｉ８溝成図、
第２図は施封機の動作説明を行なうための図、第３図は
施封された銀行券を示す図、第４図は自動出金装置にお
ける出金゛取引時のＣＲＴ画面表示の一例を示す図であ
る。１０・・・出金ユニット、１１・・・出金口。１１ａ・・・バラ券出金口、１１ｂ・・・施封券出金口
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）操作者の入力操作に基づき出金動作を行なう自動
出金装置において、非施封状態の取引媒体を保管する非
施封媒体保管部と、非施封状態の取引媒体を施封体によ
って施封する施封手段とを具備し、前記非施封状態の取
引媒体を前記施封手段により施封して出金することを特
徴とする自動出金装置。
（２）前記施封手段は取引媒体をその種類毎に施封する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動出金
装置。
（３）前記施封手段は取引媒体を所定枚数毎に施封する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動出金
装置。
（４）前記施封手段は出金する取引媒体を一括して施封
することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動
出金装置。
（５）前記取引媒体とは銀行券であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の自動出金装置。
（６）前記施封体とはテープ状の媒体であることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の自動出金装置。