JPS5915239Y2 - 内燃機関駆動発電機 - Google Patents
内燃機関駆動発電機Info
- Publication number
- JPS5915239Y2 JPS5915239Y2 JP15939178U JP15939178U JPS5915239Y2 JP S5915239 Y2 JPS5915239 Y2 JP S5915239Y2 JP 15939178 U JP15939178 U JP 15939178U JP 15939178 U JP15939178 U JP 15939178U JP S5915239 Y2 JPS5915239 Y2 JP S5915239Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- hole
- internal combustion
- combustion engine
- driven generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関に取付けて使用される内燃機関駆動発
電機に関するものである。
電機に関するものである。
従来の内燃機関駆動発電機は、第1図に示すように、ロ
ータ1はそのシャフト2が内燃機関のクランクシャフト
3にテーパ嵌合部4等を介して接続され、締付ボルト5
により固定されている。
ータ1はそのシャフト2が内燃機関のクランクシャフト
3にテーパ嵌合部4等を介して接続され、締付ボルト5
により固定されている。
ステータ6は内燃機関のクランクケース7にネジ8等に
より取付けられたアルミ合金等よりなるアタッチメント
9のインロ一部10にその一端側が嵌合され、他端側は
アルミ合金等よりなる後カバー11により固定されてい
る。
より取付けられたアルミ合金等よりなるアタッチメント
9のインロ一部10にその一端側が嵌合され、他端側は
アルミ合金等よりなる後カバー11により固定されてい
る。
後カバー11は中央に軸受箱12を有し、軸受箱12の
中央には孔13があけられ、この孔13の部分にインロ
一部14が形成されて軸受15が収容され、ロータ1の
振れが抑えられている。
中央には孔13があけられ、この孔13の部分にインロ
一部14が形成されて軸受15が収容され、ロータ1の
振れが抑えられている。
ステータ6及び後カバー11は締付ネジ16によりアタ
ッチメント9に固定されている。
ッチメント9に固定されている。
このような構造の内燃機関駆動発電機においては、組立
の都合により軸受15はロータ1のシャフト2には圧力
ばめされているが、軸受箱12の方は圧力ばめにすると
組立が難しく組立工数が多くなる関係で従来はすきまば
めにしているのが通常である。
の都合により軸受15はロータ1のシャフト2には圧力
ばめされているが、軸受箱12の方は圧力ばめにすると
組立が難しく組立工数が多くなる関係で従来はすきまば
めにしているのが通常である。
このためロータ1が回転すると、軸受15の外環15a
が受箱12に対して回る場合があり、外環15aが回る
と軸受箱12との間が摩耗して空隙が更に大きくなって
回り易くなり、ひいては軸受15部のガタとなり、運転
が不能となる欠点があった。
が受箱12に対して回る場合があり、外環15aが回る
と軸受箱12との間が摩耗して空隙が更に大きくなって
回り易くなり、ひいては軸受15部のガタとなり、運転
が不能となる欠点があった。
これを改善するため、従来は第2図に示すように、受箱
12のインロ一部14に鉄環17等を入れて多少の滑り
があっても軸受15に接する部分が摩耗しない構造のも
のも提案されている。
12のインロ一部14に鉄環17等を入れて多少の滑り
があっても軸受15に接する部分が摩耗しない構造のも
のも提案されている。
しがしながら、このような構造にすると、後カバー11
をアルミダイカストで成形する場合にわずられしく、ま
た工数も多くなり、また軸受箱12の加工においてもア
ルミ部と鉄部があって加工しにくく、コスト高になる欠
点があった。
をアルミダイカストで成形する場合にわずられしく、ま
た工数も多くなり、また軸受箱12の加工においてもア
ルミ部と鉄部があって加工しにくく、コスト高になる欠
点があった。
本考案の目的は、上記の如き欠点を伴わずに軸受の外環
を安価なコストで固定できる内燃機関駆動発電機を提案
したもので、以下図面に示す実施例を参照して詳細に説
明する。
を安価なコストで固定できる内燃機関駆動発電機を提案
したもので、以下図面に示す実施例を参照して詳細に説
明する。
第3図は本考案の第1実施例を示したものである。
図示のように本実施例の内燃機関駆動発電機においては
、軸受箱12の孔13に設けられたインロ一部14を、
軸受15を入れる入口側がすきまばめ孔14aで奥がそ
れより小径の圧力ばめ孔14bとなったステップ孔で形
成している。
、軸受箱12の孔13に設けられたインロ一部14を、
軸受15を入れる入口側がすきまばめ孔14aで奥がそ
れより小径の圧力ばめ孔14bとなったステップ孔で形
成している。
圧力ばめ孔14bはその内径を軸受外環15aの外径よ
りや・小さく選定して軸受外環15 aを圧力ばめする
ようにし、すきまばめ孔14 aはその内径を軸受外環
15 aの外径よりや・大きく選定して軸受外環15a
がゆるく嵌合できるようにしている。
りや・小さく選定して軸受外環15 aを圧力ばめする
ようにし、すきまばめ孔14 aはその内径を軸受外環
15 aの外径よりや・大きく選定して軸受外環15a
がゆるく嵌合できるようにしている。
このようにすると、締付ネジ16を締付ける際に、軸受
15をインロ一部14のすきまばめ孔14 aで圧力ば
め孔14bに対して同心的に位置決めしつつガイドして
圧力ばめ孔14 bに容易に圧入することができる。
15をインロ一部14のすきまばめ孔14 aで圧力ば
め孔14bに対して同心的に位置決めしつつガイドして
圧力ばめ孔14 bに容易に圧入することができる。
インロ一部14に圧入された軸受15はその外環15
aが圧力ばめ孔14 bとすきまばめ孔14aとに跨っ
て嵌合している。
aが圧力ばめ孔14 bとすきまばめ孔14aとに跨っ
て嵌合している。
第4図は本考案の第2実施例を示したものである。
本実施例では、インロ一部14のすきまばめ孔14 a
をテーパ孔としたものである。
をテーパ孔としたものである。
このようにしても第1実施例と同様の効果を得ることが
できる。
できる。
第5図は本考案の第3実施例を示したものである。
本実施例では、インロ一部14を除いた軸受箱12の孔
13の部分にネジ18を刻設してネジ孔13としたもの
である。
13の部分にネジ18を刻設してネジ孔13としたもの
である。
このようにすると、分解時にネジ孔部13′に雄ネジを
螺入することによりシャフト2及び軸受15をインロ一
部14から押し出せて、分解を容易に行うことができる
。
螺入することによりシャフト2及び軸受15をインロ一
部14から押し出せて、分解を容易に行うことができる
。
以上説明したように本考案に係る内燃機関駆動発電機に
おいては、軸受箱のインロ一部を、軸受を入れる入口側
に存在するすきまばめ孔と、その奥に存在する圧力ばめ
孔とで構成し、軸受をすきまばめ孔により圧力ばめ孔1
4 bに対して同心的に位置決めしつつガイドして圧力
ばめ孔に圧入するようにしたので、インロ一部全体を圧
力ばめ孔とする構造のものに比べて組立が容易にできる
。
おいては、軸受箱のインロ一部を、軸受を入れる入口側
に存在するすきまばめ孔と、その奥に存在する圧力ばめ
孔とで構成し、軸受をすきまばめ孔により圧力ばめ孔1
4 bに対して同心的に位置決めしつつガイドして圧力
ばめ孔に圧入するようにしたので、インロ一部全体を圧
力ばめ孔とする構造のものに比べて組立が容易にできる
。
軸受の外環を、圧力ばめ孔によりラジアル方向及びスラ
スト方向に対して固定し、すきまばめ孔で更にラジアル
方向に対して固定することができるので、軸受を強固に
取付けることができ、軸受の回転を確実に防止すること
ができる。
スト方向に対して固定し、すきまばめ孔で更にラジアル
方向に対して固定することができるので、軸受を強固に
取付けることができ、軸受の回転を確実に防止すること
ができる。
また、本考案では軸受外環の固定を単にインロ一部の孔
の大きさを変えるだけで行えるので、従来の固定手段を
用いる場合に比べてコストダウンを図ることができる。
の大きさを変えるだけで行えるので、従来の固定手段を
用いる場合に比べてコストダウンを図ることができる。
第1図は従来の内燃機関駆動発電機の縦断面図、第2図
は従来のこの種の発電機の他の実施例を示す要部断面図
、第3図乃至第5図は本考案に係る内燃機関駆動発電機
の3種の実施例を示す要部断面図である。 1・・・・・・ロータ、2・・・・・・シャフト、3・
・・・・・内燃機関クランクシャフト、6・・・・・・
ステータ、7・・・・・・内燃機関クランクケース、1
1・・・・・・後カバー、12・・・・・・軸受箱、1
3・・・・・・孔、14・・・・・・インロ一部、14
a・・:・・・すきまばめ孔、14b・・・・・・圧
力ぼめ孔、15・・・・・・軸受、15a・・・・・・
外環、16・・・・・・締付ネジ。
は従来のこの種の発電機の他の実施例を示す要部断面図
、第3図乃至第5図は本考案に係る内燃機関駆動発電機
の3種の実施例を示す要部断面図である。 1・・・・・・ロータ、2・・・・・・シャフト、3・
・・・・・内燃機関クランクシャフト、6・・・・・・
ステータ、7・・・・・・内燃機関クランクケース、1
1・・・・・・後カバー、12・・・・・・軸受箱、1
3・・・・・・孔、14・・・・・・インロ一部、14
a・・:・・・すきまばめ孔、14b・・・・・・圧
力ぼめ孔、15・・・・・・軸受、15a・・・・・・
外環、16・・・・・・締付ネジ。
Claims (2)
- (1)ロータとステータを有し、前記ロータが内燃機関
の回転力で回転駆動されるようになっている内燃機関駆
動発電機において、前記ロータのシャフトを回転自在に
支持する軸受を収容した軸受箱は、孔を有し、この孔内
に前記軸受を収容するためのインロ一部が形成され、前
記インロ一部は前記軸受を入れる入口側がすきまばめ孔
で、その奥が圧力ばめ孔となっていることを特徴とする
内燃駆動発電機。 - (2)前記インロ一部を除いた前記軸受箱の前記孔の部
分はねし孔となっている実用新案登録請求の範囲第1項
に記載の内燃機関駆動発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15939178U JPS5915239Y2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 内燃機関駆動発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15939178U JPS5915239Y2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 内燃機関駆動発電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5576667U JPS5576667U (ja) | 1980-05-27 |
JPS5915239Y2 true JPS5915239Y2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=29152156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15939178U Expired JPS5915239Y2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 内燃機関駆動発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915239Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-21 JP JP15939178U patent/JPS5915239Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5576667U (ja) | 1980-05-27 |
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