JPS6218651Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218651Y2 JPS6218651Y2 JP18420080U JP18420080U JPS6218651Y2 JP S6218651 Y2 JPS6218651 Y2 JP S6218651Y2 JP 18420080 U JP18420080 U JP 18420080U JP 18420080 U JP18420080 U JP 18420080U JP S6218651 Y2 JPS6218651 Y2 JP S6218651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- water pump
- spacer
- shaft
- bearings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水冷式内燃機関の水ポンプ装置に関す
るものである。
るものである。
4気筒内燃機関においてVベルトにより駆動す
る水ポンプの駆動プーリ先端に冷却フアンを装着
する場合、冷却フアンの形状、重量によつては、
エンジン2次振動とフアン、水ポンプ系との振動
が一致し共振現象が発生し、水ポンプの駆動軸に
過大な応力が発生する。この共振現象は、冷却フ
アン破損、駆動軸折損という重大不具合の原因と
なるのでエンジン使用回転範囲内の共振点は除く
必要がある。
る水ポンプの駆動プーリ先端に冷却フアンを装着
する場合、冷却フアンの形状、重量によつては、
エンジン2次振動とフアン、水ポンプ系との振動
が一致し共振現象が発生し、水ポンプの駆動軸に
過大な応力が発生する。この共振現象は、冷却フ
アン破損、駆動軸折損という重大不具合の原因と
なるのでエンジン使用回転範囲内の共振点は除く
必要がある。
この共振点(第4図においてPで示す。)を除
くにはそれなりに水ポンプ剛性アツプが必要でそ
のため従来は軸径大→ベアリング大→ハウジング
大と連鎖反応的にポンプ駆動系が大形化し、コス
トアツプ、重量アツプとなる欠点があつた。
くにはそれなりに水ポンプ剛性アツプが必要でそ
のため従来は軸径大→ベアリング大→ハウジング
大と連鎖反応的にポンプ駆動系が大形化し、コス
トアツプ、重量アツプとなる欠点があつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは駆動軸を太くした場
合と同等の軸径効果が生じて共振点の発生を防ぐ
ことができてポンプ駆動系を大形化することなく
ポンプ剛性向上を図ることが可能な内燃機関の水
ポンプ装置を提供することにある。
て、その目的とするところは駆動軸を太くした場
合と同等の軸径効果が生じて共振点の発生を防ぐ
ことができてポンプ駆動系を大形化することなく
ポンプ剛性向上を図ることが可能な内燃機関の水
ポンプ装置を提供することにある。
以下、本考案を図面を参照して説明する。図面
中1は水ポンプのハウジングであり、このハウジ
ング1の軸支承部2,3には駆動軸4がベアリン
グ5,6を介して支承してある。駆動軸4の一側
部には冷却フアン7と駆動プーリ8とが固設して
あり、駆動軸4の他側部には水ポンプインペラ9
が固設してある。
中1は水ポンプのハウジングであり、このハウジ
ング1の軸支承部2,3には駆動軸4がベアリン
グ5,6を介して支承してある。駆動軸4の一側
部には冷却フアン7と駆動プーリ8とが固設して
あり、駆動軸4の他側部には水ポンプインペラ9
が固設してある。
駆動軸4にはベアリング5,6間に位置させて
スペーサ10が設けてある。このスペーサ10は
駆動軸4にシメシロをもつて圧入してある。
スペーサ10が設けてある。このスペーサ10は
駆動軸4にシメシロをもつて圧入してある。
しかして駆動プーリ8からの入力される回転力
により駆動軸4が回転し冷却フアン7および水ポ
ンプインペラ9が回転駆動されるのであるが、こ
のとき、スペーサ10が駆動軸4に圧入されてい
て軸を太くした場合と同等の効果を有するために
従来の場合に生じていた共振点Pの発生がなく、
第4図にで示す応力曲線を描く。
により駆動軸4が回転し冷却フアン7および水ポ
ンプインペラ9が回転駆動されるのであるが、こ
のとき、スペーサ10が駆動軸4に圧入されてい
て軸を太くした場合と同等の効果を有するために
従来の場合に生じていた共振点Pの発生がなく、
第4図にで示す応力曲線を描く。
なお、第4図にで示す曲線は駆動軸にスペー
サをスキマバメで嵌合した場合であり、この場合
共振点Pがある。
サをスキマバメで嵌合した場合であり、この場合
共振点Pがある。
スペーサ10を第3図に示すように外周面を円
弧状にした場合は更に共振点除去効果がある。
弧状にした場合は更に共振点除去効果がある。
本考案は上記のように、ハウジング1の軸支承
部2,3にベアリング5,6を介して支承されて
冷却フアン7および水ポンプインペラ9を回転駆
動する駆動軸4にベアリング5,6間に介在され
るスペーサ10を圧入したことを特徴とする内燃
機関の水ポンプ装置である。
部2,3にベアリング5,6を介して支承されて
冷却フアン7および水ポンプインペラ9を回転駆
動する駆動軸4にベアリング5,6間に介在され
るスペーサ10を圧入したことを特徴とする内燃
機関の水ポンプ装置である。
このように、駆動軸4にスペーサ10を圧入し
たから、駆動軸4の軸径がdであるにもかかわら
ず軸径を1.2dにしたような強度(剛性)が得られ
る(第2図参照)。その結果、第5図のごとくエ
ンジン回転速度使用域内の共振点pが点線に示す
ようにエンジン回転速度不使用域内に移動して除
去されたようになり、駆動軸4の応力振幅が大巾
に低減され信頼性が向上する。しかも従来品では
駆動の軸径を太く(1.2d)するところを、スペー
サ10圧入による等価軸径の効果により軸径が細
いままで、軸径を太くした場合と同じ効果をもつ
ようにしたことで水ポンプの小型化に役立つ。
たから、駆動軸4の軸径がdであるにもかかわら
ず軸径を1.2dにしたような強度(剛性)が得られ
る(第2図参照)。その結果、第5図のごとくエ
ンジン回転速度使用域内の共振点pが点線に示す
ようにエンジン回転速度不使用域内に移動して除
去されたようになり、駆動軸4の応力振幅が大巾
に低減され信頼性が向上する。しかも従来品では
駆動の軸径を太く(1.2d)するところを、スペー
サ10圧入による等価軸径の効果により軸径が細
いままで、軸径を太くした場合と同じ効果をもつ
ようにしたことで水ポンプの小型化に役立つ。
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
駆動軸の正面図、第3図はスペーサの他の実施態
様の説明図、第4図、第5図は駆動軸の応力線図
である。 1はハウジング、2,3は軸支承部、4は駆動
軸、10はスペーサ。
駆動軸の正面図、第3図はスペーサの他の実施態
様の説明図、第4図、第5図は駆動軸の応力線図
である。 1はハウジング、2,3は軸支承部、4は駆動
軸、10はスペーサ。
Claims (1)
- ハウジング1の軸支承部2,3にベアリング
5,6を介して支承されて冷却フアン7および水
ポンプインペラ9を回転駆動する駆動軸4にベア
リング5,6間に介在されるスペーサ10を圧入
したことを特徴とする内燃機関の水ポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18420080U JPS6218651Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18420080U JPS6218651Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57107914U JPS57107914U (ja) | 1982-07-03 |
JPS6218651Y2 true JPS6218651Y2 (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=29984151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18420080U Expired JPS6218651Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218651Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18420080U patent/JPS6218651Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57107914U (ja) | 1982-07-03 |
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