JPS581960B2 - 乾燥検知方法 - Google Patents
乾燥検知方法Info
- Publication number
- JPS581960B2 JPS581960B2 JP53107254A JP10725478A JPS581960B2 JP S581960 B2 JPS581960 B2 JP S581960B2 JP 53107254 A JP53107254 A JP 53107254A JP 10725478 A JP10725478 A JP 10725478A JP S581960 B2 JPS581960 B2 JP S581960B2
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- Japan
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- dried
- drying
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Links
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- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 23
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical class O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洗濯物等を乾燥させる乾燥器の乾燥検知方法に
関し、乾燥室1に外部空気を吸気する吸気口2と内部空
気を吐出する吐出口3とを設け、吸気口2内と吐出口3
内の温度と相対湿度とをそれぞれ測定して吸気口2内と
吐出口3内とのそれぞれの絶対湿度を検知し、吸気口2
内の絶対湿度と吐出口3内の絶対湿度との差を比較する
ことを特徴とする乾燥検知方法に係るものである。
関し、乾燥室1に外部空気を吸気する吸気口2と内部空
気を吐出する吐出口3とを設け、吸気口2内と吐出口3
内の温度と相対湿度とをそれぞれ測定して吸気口2内と
吐出口3内とのそれぞれの絶対湿度を検知し、吸気口2
内の絶対湿度と吐出口3内の絶対湿度との差を比較する
ことを特徴とする乾燥検知方法に係るものである。
従来、乾燥室内の洗濯物等の被乾燥物の乾燥を検知する
方法としては、乾燥室よりの吐出空気の相対湿度を計測
し、この値が設定値にまで下がれば乾燥が完了したと判
断する方法がとられ、回路を遮断して乾燥室内のヒータ
などの加熱手段をオフするようにしていた。
方法としては、乾燥室よりの吐出空気の相対湿度を計測
し、この値が設定値にまで下がれば乾燥が完了したと判
断する方法がとられ、回路を遮断して乾燥室内のヒータ
などの加熱手段をオフするようにしていた。
しかしながらかかる方法では乾燥室内へ吸入する空気の
湿度が高くなれば吐出空気の相対湿度も高くなるので被
乾燥物は乾燥しているにもかかわらず乾燥の検知は出来
ず、また逆に吸入空気の湿度が下がると被乾燥物の乾燥
が完了していないときでも乾燥完了の信号が出されるこ
とがあり、正確な検知をすることができない欠点を有す
る。
湿度が高くなれば吐出空気の相対湿度も高くなるので被
乾燥物は乾燥しているにもかかわらず乾燥の検知は出来
ず、また逆に吸入空気の湿度が下がると被乾燥物の乾燥
が完了していないときでも乾燥完了の信号が出されるこ
とがあり、正確な検知をすることができない欠点を有す
る。
さらにこの方法では日々異なる湿度に合せて加熱手段の
回路を遮断する相対湿度設定値をセットする必要があり
、実用上不便という欠点も有する。
回路を遮断する相対湿度設定値をセットする必要があり
、実用上不便という欠点も有する。
一方、この方法の他に被乾燥物の電気抵抗を計測して乾
燥状態を検知する方法もあり、この方法は上記方法より
も正確な検知を行なえるが、電極等を濡れた被乾燥物に
直接接触させる必要があって接触部に劣化の生じるおそ
れがあると共に被乾燥物への接触位置によって測定値が
異なり、また被乾燥物へのセットというわずらわしい作
業も必要とするものであった。
燥状態を検知する方法もあり、この方法は上記方法より
も正確な検知を行なえるが、電極等を濡れた被乾燥物に
直接接触させる必要があって接触部に劣化の生じるおそ
れがあると共に被乾燥物への接触位置によって測定値が
異なり、また被乾燥物へのセットというわずらわしい作
業も必要とするものであった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、乾燥
室内への吸入空気の湿度に関係なく乾燥状態を正確に検
知することができ、しかも日々毎の設定値セットや被乾
燥物へのセットなどの作業を行なう必要のない乾燥検知
方法を提供することを目的とするものである。
室内への吸入空気の湿度に関係なく乾燥状態を正確に検
知することができ、しかも日々毎の設定値セットや被乾
燥物へのセットなどの作業を行なう必要のない乾燥検知
方法を提供することを目的とするものである。
以下本発明を実施例により詳述する。
第1図のように乾燥室1に吸気口2と吐出口3とが開口
してあって、吐出口3に排気ブロア4が取付けてある。
してあって、吐出口3に排気ブロア4が取付けてある。
5は電気ヒータ等の加熱手段である。この乾?器で洗濯
物等の被乾燥物6を乾燥するにあたっては、加熱千段5
を加熱して排気ブロア4を駆動することにより外部空気
を乾燥室1内に吸気し、被乾燥物6より発生した湿しゅ
ん空気を吐出口3から吐出することにより行なうもので
ある。
物等の被乾燥物6を乾燥するにあたっては、加熱千段5
を加熱して排気ブロア4を駆動することにより外部空気
を乾燥室1内に吸気し、被乾燥物6より発生した湿しゅ
ん空気を吐出口3から吐出することにより行なうもので
ある。
本発明はかかる乾燥器に於で、被乾燥物6を乾燥させる
際に蒸発する発生水分が吐出空気に含まれることを応用
して被乾燥物6の乾燥を検知するものである。
際に蒸発する発生水分が吐出空気に含まれることを応用
して被乾燥物6の乾燥を検知するものである。
この検知方法を第2図のフローチャートに基づいて説明
する。
する。
まずセンサにより吸気口2の温度T1及び相対湿度φ1
と、吐出口3の温度T2及び相対湿度φ2とを測定し、
T1とT2の値よりそれぞれの温度の飽和水蒸気圧hs
1=f(T1)及びhS2=f(T2)を演算算定する
。
と、吐出口3の温度T2及び相対湿度φ2とを測定し、
T1とT2の値よりそれぞれの温度の飽和水蒸気圧hs
1=f(T1)及びhS2=f(T2)を演算算定する
。
次に吸気口2の飽和水蒸気圧hs1と相対湿度φ1とよ
り吸気口2の絶対湿度x1=f(hs1・φ1)を算定
すると共に、吐出口3の飽和水蒸気圧hs2と相対湿度
φ2とより吐出口3の絶対湿度X2=f( hs2・φ
2)を算定する。
り吸気口2の絶対湿度x1=f(hs1・φ1)を算定
すると共に、吐出口3の飽和水蒸気圧hs2と相対湿度
φ2とより吐出口3の絶対湿度X2=f( hs2・φ
2)を算定する。
乾燥室1への吸入空気の水分量と吐出空気の水分量を比
較すると、乾燥が進行中のときは当然吸入空気の水分量
よりも吐出空気の水分量の方が多く、吸気口2の絶対湿
度X1〈吐出口の絶対湿度X2の関係となる。
較すると、乾燥が進行中のときは当然吸入空気の水分量
よりも吐出空気の水分量の方が多く、吸気口2の絶対湿
度X1〈吐出口の絶対湿度X2の関係となる。
乾燥が完了して被乾燥物6よりの発生水分がな《なると
吸入空気の水分量と吐出空気の水分量とは等しくなり、
従ってx1=x2となる。
吸入空気の水分量と吐出空気の水分量とは等しくなり、
従ってx1=x2となる。
そこで比較回路を形成して電気的にX1とX2との値を
比較し、x1<x2のときは乾燥器の運転を継続し、x
1=x2になれば加熱手段5への回路を遮断するなどの
乾燥器の運転を停止する。
比較し、x1<x2のときは乾燥器の運転を継続し、x
1=x2になれば加熱手段5への回路を遮断するなどの
乾燥器の運転を停止する。
このように本発明にあっては乾燥室への吸入空気の水分
量である絶対湿度と吐出空気の水分量である絶対湿度と
の差を比較して乾燥状態を検知するので、吸入空気の湿
度に影響されることなく乾燥状態を正確に検出すること
ができ、また日々の大気湿度に影響されることなく乾燥
状態を検知できるものである。
量である絶対湿度と吐出空気の水分量である絶対湿度と
の差を比較して乾燥状態を検知するので、吸入空気の湿
度に影響されることなく乾燥状態を正確に検出すること
ができ、また日々の大気湿度に影響されることなく乾燥
状態を検知できるものである。
さらに測定するにあたって被乾燥物6に電極などを接触
させる必要なく、機器部品の劣化が生じたり、またわず
らわしい作業も何ら必要としないものである。
させる必要なく、機器部品の劣化が生じたり、またわず
らわしい作業も何ら必要としないものである。
尚、測定は連続的、断続的いずれかに限定するものでは
ない。
ない。
また被乾燥物の水分が完全に飛ぶにはかなりの長い時間
が必要であり、時間と水分量の関係からみるとある限度
から先は時間経過に対応する蒸発速度が非常に小さくな
り、実用上十分乾燥状態にあると考えられるにもかゝわ
らず、微少な水分発生を検知して乾燥作業をなおも継続
する事は無駄なことであり、さらに厳密にはX1=X2
とはなりにくいとも考えられるので、比較回路へ入力
する場合、X1に適当な差分又はX2に適当な加分を与
えて実用に供す事も考えられる。
が必要であり、時間と水分量の関係からみるとある限度
から先は時間経過に対応する蒸発速度が非常に小さくな
り、実用上十分乾燥状態にあると考えられるにもかゝわ
らず、微少な水分発生を検知して乾燥作業をなおも継続
する事は無駄なことであり、さらに厳密にはX1=X2
とはなりにくいとも考えられるので、比較回路へ入力
する場合、X1に適当な差分又はX2に適当な加分を与
えて実用に供す事も考えられる。
第1図は本発明に適用する乾燥器の断面図、第2図は同
上の方法のフローチャートを示す図である。 1は乾燥室、2は吸気口、3は吐出口である。
上の方法のフローチャートを示す図である。 1は乾燥室、2は吸気口、3は吐出口である。
Claims (1)
- 1 乾燥室に外部空気を吸気する吸気口と内部空気を吐
出する吐出口とを設け、吸気口内と吐出口内の温度と相
対湿度とをそれぞれ測定して吸気口内と吐出口内とのそ
れぞれの絶対湿度を検知し、吸気口内の絶対湿度と吐出
口内の絶対湿度との差を比較することを特徴とする乾燥
検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53107254A JPS581960B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 乾燥検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53107254A JPS581960B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 乾燥検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5532570A JPS5532570A (en) | 1980-03-07 |
JPS581960B2 true JPS581960B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=14454380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53107254A Expired JPS581960B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 乾燥検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581960B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58210482A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-07 | 松下電器産業株式会社 | 乾燥機 |
KR930000900A (ko) * | 1991-06-18 | 1993-01-16 | 강진구 | 공기조화기의 최적제어방법 |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP53107254A patent/JPS581960B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5532570A (en) | 1980-03-07 |
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