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JP2785449B2 - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

衣類乾燥機の制御装置

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Publication number
JP2785449B2
JP2785449B2 JP2144764A JP14476490A JP2785449B2 JP 2785449 B2 JP2785449 B2 JP 2785449B2 JP 2144764 A JP2144764 A JP 2144764A JP 14476490 A JP14476490 A JP 14476490A JP 2785449 B2 JP2785449 B2 JP 2785449B2
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JP
Japan
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Expired - Lifetime
Application number
JP2144764A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0438999A (ja
Inventor
哲夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2144764A priority Critical patent/JP2785449B2/ja
Publication of JPH0438999A publication Critical patent/JPH0438999A/ja
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Publication of JP2785449B2 publication Critical patent/JP2785449B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類の乾燥状態に応じて自動的に運転を停止
する衣類乾燥機に関する。
従来の技術 近年衣類乾燥機は自動的に乾燥状態を検知し停止させ
る方式のものが主流となっている。従来この種の衣類乾
燥機の制御装置は第6図,第7図および第8図に示すよ
うなものが一般的であった。以下図面に基づいて説明す
る。
図に示すように、本体1の下部に駆動源となるモータ
2を設けてあり、このモータ2と本体1の背面側に設け
たファン3およびこのファン3の前方に設けた回転ドラ
ム4との間にそれぞれベルト5,6を張設して、モータ2
の駆動によりファン3および回転ドラム4を回転させる
ようにしている。また、本体1の正面側に熱源となるヒ
ータ7を配設し、ファン3の回転によりヒータ7を通っ
て加熱された熱風が回転ドラム4内に導入され、回転ド
ラム4内に収容された被乾燥物(衣類)が加熱乾燥され
る。なお、図中の矢印Aは風の流れを示す。また8は電
極であり、運転中は回転ドラム4内の被乾燥物に接触す
るようにしている。
第7図に示すように、電極8は2個の導電部材9と絶
縁部材10により構成され、導電部材9間の抵抗値rを検
出することによって被乾燥物の乾燥状態を検知する。第
8図に示すように、導電部材9間の抵抗値rが所定時間
T1連続して設定値aよりも大きくなった時刻t2より、一
定の遅延時間T3経過した時刻t4において運転を終了する
ように構成している。なお、遅延時間T3を設定するの
は、時刻t2においては乾燥が不充分であるためである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の衣類乾燥機の制御装置では抵抗値r
が所定時間T1連続して設定値aよりも大きくなった時刻
t2より実用上適切な乾燥率になるまでに必要な時間は、
回転ドラム4内の被乾燥物の種類・容量によって異な
る。すなわち、この例のように遅延時間T3を一定に設定
すると、乾きにくいものや容量の多いものに対して乾燥
が不充分になるか、乾きやすいものや容量の多いものに
対して過乾燥になるかのいずれかの傾向になるなどの課
題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、被乾燥物に容量
及び種類に応じて、最適な運転時間を決定し、自動的に
運転を停止することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の技術的手段は、回
転ドラム内の被乾燥物に接触する位置に配設された電極
と、単位時間毎に前記電極の抵抗値を検出する抵抗検知
手段と、所定時間内に前記抵抗検知手段により検出され
た抵抗値が設定値よりも小となった回数を検出する比較
手段と、前記比較手段により検出された回数の変化率を
検出する回数変化率検出手段と、前記比較手段により検
出された回数と前記回数変化率検出手段により検出され
た変化率に応じて運転時間を設定する演算手段と、前記
演算手段により設定された運転時間に基づいて熱源およ
び駆動源となるモータを制御する制御手段とを備え、前
記演算手段は、前記比較手段が0を連続して検出する時
刻に、前記比較手段により検出された回数及び前記回数
変化率検出手段による変化率により決定された遅延時間
を加えたものを運転時間とし、さらにこの遅延時間は、
運転開始直後の比較手段により検出された回数が大きい
ほどまた前記連続して0となる直前の変化率が小さいほ
ど長くなるように設定されるように構成したものであ
る。
作用 上記本発明の技術的手段によれば、被乾燥物の容量が
多い場合には、所定時間内の電極間の抵抗値が設定値よ
り小となる場合が増大し、逆の場合には所定時間内の電
極の抵抗値が設定値より小となる回数が減少するため、
運転開始直後の所定時間内の電極の抵抗値が設定値より
小さくなる回数により被乾燥物の容量を検出できる。ま
た、この回数の変化率は、乾きやすい被乾燥物であれば
大きく変化し、乾きにくい被乾燥物であれば変化が小さ
いため、この変化率を検出することにより被乾燥物の種
類を判断することができる。
本発明は、このような情報に基づき、比較手段が0を
連続して検出する時刻に、前記比較手段により検出され
た回数及び前記回数変化率検出手段による変化率により
決定された遅延時間を加えたものを運転時間とし、さら
にこの遅延時間は、運転開始直後の比較手段により検出
された回数が大きいほどまた前記連続して0となる直前
の変化率が小さいほど長くなるように設定されるように
構成し、被乾燥物の容量及び種類に応じた乾燥時間を設
定するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品
には同一符号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、マイクロコンピューター11は、
抵抗検知手段12により単位時間毎に検出された電極8の
2個の導電部材の抵抗値が所定時間内に設定値よりも小
となった回数を検出する比較手段13と、比較手段13によ
り検出された回数の変化率を検出する回数変化率検出手
段14と、比較手段13により検出された回数と回数変化率
検出手段14により検出された変化率に応じて運転時間を
設定する演算手段15によって構成されている。制御手段
16は、マイクロコンピューター11から出力される制御信
号に従ってモータ2とヒータ7への制御を行うようにな
っている。
上記構成において、第2図に示すように電極8を介し
て単位時間毎に検出した回転ドラム4内の被乾燥の抵抗
値が所定時間内に設定値よりも小となった回数Cの時間
変化を示す。たとえば、1秒毎に被乾燥物の抵抗値を検
出し、10秒間にこの抵抗値が設定値よりも小となった回
数Cを検出するように設定したとすると、Cは0から10
までの整数となる。被乾燥物の抵抗値は乾燥が進行する
に伴って大きくなるので、Cは徐々に0に近い数字にな
ることが多くなり、最終的には0が連続する。運転初期
に被乾燥物が湿っている状態では抵抗値が小さく、Cは
10に近い数字となる。乾燥が進行するにともなってCは
減少を始める。設定時間T5の間Cが連続して0となった
時刻t6から、遅延時間T7を経過した時刻t8において運転
を終了する。遅延時間T7は、Cが連続して0となる直前
の時間T8の間のCの変化C′の関数とする。たとえば、 T7=K×(10−C′) ……(1) のように設定し、C′が小さいときはT7が長くなるよう
にする。すなわち、被乾燥物の種類が厚物であったり容
量が多い場合は乾きにくいため、第2図に示すCは比較
的緩やかに減少し、C′は小さくなる。乾きにくい被乾
燥物に対しては遅延時間T7を長くする必要があり、
(1)式によりT7が長く設定される。逆に、被乾燥物の
種類が薄物であったり容量が少ない場合は乾きやすいた
め、第2図に示すCは急激に減少し、C′は大きくな
る。乾きやすい被乾燥物に対しては遅延時間T7は短くて
もよいので、(1)式によりT7が短く設定される。
また、第3図〜第5図により本発明の他の実施例を説
明する。
図に示すように、従来検知手段12により単位時間毎に
検出された電極8の2個の導電部材間の抵抗値が所定時
間内に設定値よりも小となった回数を検出する比較手段
18と、この比較手段18により検出された回数に応じて運
転時間を設定する演算手段19を内蔵するマイクロコンピ
ューター17を備えている。15はマイクロコンピューター
17から出力される制御信号に従ってモータ2とヒータ7
への制御を行う制御手段である。
上記構成において、第4図に示すように電極8を介し
て単位時間毎に検出した回転ドラム4内の被乾燥物の抵
抗値が所定時間内に設定値よりも小となった回数Cの時
間変化を示す。たとえば、1秒毎に被乾燥物の抵抗値を
検出し、10秒間にこの抵抗値が設定値bよりも小となっ
た回数Cを検出するように設定したとすると、Cは0か
ら10までの整数となる。被乾燥物の抵抗値は乾燥が進行
すると大きくなるので、Cは乾燥が進行するにつれてO
に近い数字になることが多くなり、最終的にはOが連続
する。運転初期に被乾燥物が湿っている状態では、抵抗
値が小さく、被乾燥物の量が多いときは電極8の導電部
材に接触する頻度が高いので、Cは10に近い数字とな
る。Cがある時間T5の間連続して0となった時刻t6
り、遅延時間T7経過した時刻t8において運転を終了す
る。第5図に、被乾燥物の量が少ない場合のCの時間変
化を示す。運転初期に被乾燥物が湿っている状態では、
抵抗値は小さいが電極8の導電部材に接触する頻度が低
いため、Cは被乾燥物の量が多いときよりは小さい数字
になる。ここで、0と10の間の値C′を設定すると、被
乾燥物の量が多いときは運転初期においてCはC′より
も大きくなる。また、第5図は被乾燥物の量が少ないと
きのグラフを示し、このときはCはC′よりも小さい。
運転初期においてCがC′よりも小さい状態では、▲T
▼をK×T7と設定する。ただし、0<K<1とす
る。CがT5の間連続して0となった時刻▲t ▼から
の遅延時間▲T ▼は第4図のT7よりも短く、時刻▲
▼において運転を終了する。すなわち、被乾燥物
の量が多いときは遅延時間T7が長く、少ないときは遅延
時間▲T ▼が短くなる。
さらに、C′を何段階か設定し、それだけにKを設定
すれば、被乾燥物の量に応じて遅延時間を設定すること
ができる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば、演算手段が設定する運転時間は、被乾燥物の抵抗
値が所定時間内に設定値よりも小となった回数にもとづ
く比較手段より得られた回数で運転の遅延時間を決定す
るため、被乾燥物の容量に応じた乾燥終了時間の設定が
できる。また、回数の変化率に応じて運転の遅延時間を
決定するため、被乾燥物の種類にも応じた精度の高い乾
燥終了の時間設定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の衣類乾燥機の制御装置のブロ
ック図、第2図は本発明の一実施例の衣類乾燥機の制御
装置の電極の抵抗値の所定時間内に設定値よりも小とな
る回数の時間の変化を示したグラフ、第3図は本発明の
他の実施例の衣類乾燥機の制御装置のブロック図、第4
図および第5図はそれぞれ本発明の他の実施例の衣類乾
燥機の制御装置の電極の抵抗値が所定時間内に設定より
も小となる回数の時間変化を示したグラフ、第6図は従
来例の衣類乾燥機の縦断面図、第7図は従来例の衣類乾
燥機の制御装置の電極部を示す外観斜視図、第8図は従
来例の衣類乾燥機の制御装置の電極の抵抗値と時間の変
化を示したグラフである。 2……モータ、7……ヒータ、8……電極、11……マイ
クロコンピューター、13……比較手段、14……回数変化
率検出手段、15……演算手段、16……制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム内の被乾燥物に接触する位置に
    配設された電極と、単位時間毎に前記電極の抵抗値を検
    出する抵抗検知手段と、所定時間内に前記抵抗検知手段
    により検出された抵抗値が設定値よりも小となった回数
    を検出する比較手段と、前記比較手段により検出された
    回数の変化率を検出する回数変化率検出手段と、前記比
    較手段により検出された回数と前記回数変化率検出手段
    により検出された変化率に応じて運転時間を設定する演
    算手段と、前記演算手段により設定された運転時間に基
    づいて熱源および駆動源となるモータを制御する制御手
    段とを備え、前記演算手段は、前記比較手段が0を連続
    して検出する時刻に、前記比較手段により検出された回
    数及び前記回数変化率検出手段による変化率により決定
    された遅延時間を加えたものを運転時間とし、さらにこ
    の遅延時間は、運転開始直後の比較手段により検出され
    た回数が大きいほどまた前記連続して0となる直前の変
    化率が小さいほど長くなるように設定される衣類乾燥機
    の制御装置。
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JP5012845B2 (ja) * 2009-04-01 2012-08-29 パナソニック株式会社 衣類乾燥機

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