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JPH112830A - 液晶装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶装置及びその製造方法

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Publication number
JPH112830A
JPH112830A JP15405997A JP15405997A JPH112830A JP H112830 A JPH112830 A JP H112830A JP 15405997 A JP15405997 A JP 15405997A JP 15405997 A JP15405997 A JP 15405997A JP H112830 A JPH112830 A JP H112830A
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JP
Japan
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liquid crystal
particles
crystal device
adhesive film
electrode terminal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15405997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shotaro Takei
庄太郎 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP15405997A priority Critical patent/JPH112830A/ja
Publication of JPH112830A publication Critical patent/JPH112830A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電極端子間を、確実に接続し接続信頼性を高め
る。 【解決手段】異方性導電接着膜中5に介在する基本径を
なす導電粒子に加えて混合分散せしめた異径の導電粒子
により、不均一ギャップのフレキシブル基板7の電極端
子6と、パネルに配された電極端子2とを接続すること
により充分な接続面積を確保し、信頼性の高いOLB実
装を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルに配さ
れた電極端子と、駆動用ICを装着したフレキシブル基
板に配されたる電極端子とを接続した液晶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】薄型平面表示装置の中で、液晶を用いた
平面表示装置は近年産業機器の多様化に伴い超小型のマ
イクロサイズから超大型のハイビジョン対応まで幅広い
用途に対しての展開がなされている。また、これらの平
面表示装置はテレビ受像機やOA機器及び伝送機器の表
示、もしくは映像機器,娯楽機器の表示デバイスとして
用いられている。特に、映像機器の表示デバイスとして
用いるためには高解像度の液晶デバイスの実現、急峻性
の実現、より高品質、高画質の実現等多用なニーズへの
対応が必要となっている。
【0003】また、これらの要求を満たすために各分野
でたゆまぬ研究開発が積み重ねられ、多様の表示方式や
方法が提唱され、かつ市場における低コスト化に対応す
べく日夜の努力が続けられている。
【0004】例えば、高解像度の液晶表示デバイスを構
成するためには液晶表示デバイス内の信号線を増やし、
画素数も増加させることにより高解像度の液晶表示デバ
イスが実現するものである。
【0005】しかし、このように画素数が増加し、さら
に信号線が増加するとそれに伴って液晶パネルに配置さ
れる信号線の細密化と電極端子の細密化、さらにはデバ
イス内の信号線の低抵抗化も不可欠であり、信号線及び
電極端子の金属化と構造の複雑化も余儀なくされるもの
である。
【0006】このような電極構造としては例えば細密化
として端子ピッチ100ミクロン、クロムとITO被覆
電極に対し、端部への保護パシベーション膜の構成が公
知の技術として提唱されている。
【0007】以下、図14図〜17図を用いて説明す
る。図14は、従来の液晶パネルの接続方法を示す断面
図である。また、図15は、 図14における異方性導
電接着膜の接続方法を説明するための断面図でり、図1
6は図14における接続完了した構成を示す図である。
【0008】従来は、図14などに示される、ガラス基
板11上に配された電極端子12はITOで構成され、
端子ピッチも広くかつ平坦性も良好な電極構成のため、
駆動用IC13を装着したフレキシブル基板14(以下
COFと呼ぶ)をアウターリードボンデイング(以下O
LBと呼ぶ)によりガラス基板11に接続するために用
いる異方性導電接着膜15(以下ACFと呼ぶ)は熱圧
着機により押しつぶされ、接続面積は充分確保でき接続
抵抗も問題視されていなかった。
【0009】しかし、画素数の増加に伴い電極端子が増
加し端子幅が細密化へと進むにしたがい端子間ショー
ト、また接続抵抗の増大が課題として挙げられ、いくつ
かの対策が考えられる中からガラス基板に配される電極
に対しては図17のごとく電極端子2の金属化、そして
密着を補うためのITO3の上付け、さらには水平方向
へのショート防止としてパシベーション膜4の設置が行
われることにより電極構造は複雑化した。また、ACF
中に介在する導電粒子の微細化と粒径の均一化が行われ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来のような電極端子の微細化、構造の複雑化が進行し
た電極端子の接続部にあっては、接続信頼性の低下をも
たらすといった問題点を有していた。
【0011】そこで、本発明は電極端子間の接続信頼性
を向上させた液晶装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に関わる発明
は、液晶パネルと該液晶パネルを駆動するための駆動用
ICを装着した基板とを有する液晶装置において、前記
液晶パネルの一方の基板に形成された第1の電極端子
と、駆動用ICを装着したフレキシブル基板に形成され
た第2の電極端子とを異方性導電接着膜により接続して
なり、該異方性導電接着膜には少なくとも第1の導電粒
子と該第1の導電粒子とは粒径の異なる第2の導電粒子
とが混合されてなることを特徴とする。
【0013】このような構成とすることにより、電極端
子同士を確実に接続させることができるとともに、電極
間のピッチが狭い構成の電極端子の場合であっても確実
に双方の電極端子を接続することが可能となる。
【0014】請求項2に関わる発明は、前記異方性導電
接着膜中に前記第1の導電粒子とは異なる粒径を有する
複数の粒子が混合されてなり、前記複数の粒子は前記第
1の導電粒子の粒径に対して±5%〜60%の粒径を有
することを特徴とする。このような範囲に粒径を分散さ
せることにより、電極ピッチの狭い構成の液晶パネルで
あっても容易に接続することができる。
【0015】請求項3に関わる発明は、前記第1の導電
粒子に対して、前記複数の粒子を5%〜40%の割合で
増量させ、前記異方性導電接着膜内に分散させてなるこ
とを特徴とする。異なる材料を違法性導電接着剤の中に
分散させ、且つ第1の導電粒子に対し5〜40%の割合
で増量させることによっても確実に電極端子同士を接続
させることができる。
【0016】請求項4に関わる発明は、前記第1の導電
粒子とは異なる材料により前記複数の粒子が形成されて
なることを特徴とする。更に請求項5に関わる発明は、
前記異方性導電接着膜中の粒子は、表面にニッケル、金
合金等によりめっき処理されたスチレンボール、または
ニッケル粒子、カーボン粒子により構成され、異なる材
料によって形成された導電粒子が前記異方性導電接着膜
内に混合されてなることを特徴とする。
【0017】請求項6に関わる発明は、前記異方性導電
接着膜により、前記液晶パネルに形成された第1の電極
端子と、フレキシブル基板に形成された第2の電極端子
とを接続する液晶装置の製造方法において、第1の電極
端子と第2の電極端子とを超音波により仮圧着する工
程、第1の電極端子と第2の電極端子とを加圧する工
程、とを有することを特徴とする。このような製法を採
用することによって、圧着機によるOLB仮圧着時に超
音波(以下USCと呼ぶ)の発振波により、端子間のギ
ャップの狭い部分にはさみ込まれた大きな粒子を広いギ
ャップ部分へ、もしくは端子の外部へ移動させることに
より平坦性の保たれた接続を得ることが出来る。また確
実な接続により信頼性の高い液晶装置が供給できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0019】異方性導電接着膜(ACF)内に、導電材
粒子の基本粒径をなす粒子に加え、前記基本粒径に対し
粒径の大きな粒子と小さな粒子の導電材を混合分散させ
てACFを構成する。このACFを両電極端子間に配置
し、圧着することによりギャップの狭い部分と広い部分
を有する端子間にすき間なく導電材が入り込むため接続
信頼性が向上する。
【0020】また、スチレンボールにニッケル、金めっ
きを施した基本粒子に加え、大小のバラツキを持った導
電粒子を混合分散させたACFを用いることによって相
方の特長を活かすことも可能である。
【0021】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0022】(実施例1)図1は、請求項1記載の発明
に係わる液晶装置の第1の実施例の要部を示す図であ
る。図1において、1はガラス基板、2はクロム電極端
子、3はITO、4はパシベーション膜、5はACF、
6はフレキシブル基板、7は電極端子、8、9、10、
は導電粒子であって、図2は図1の接続完了図である。
図3は図2の上視図である。
【0023】まず、構成を説明する。ガラス基板1にパ
ターニング処理されて配置されたフィンガー幅50ミク
ロン、スペース幅50ミクロン構成の100ミクロンピ
ッチの端子群240本の表面を清浄に保ち、基本導電粒
子として金合金により被覆された10ミクロンの樹脂ボ
ール8を均一に分散させ、中心径粒子とした。また、基
本導電粒子とともに、16ミクロンの同種樹脂ボール9
を10ミクロンボールの基本導電粒子の分散量に対し5
%混合した。さらに、4ミクロンの樹脂ボール10を1
0ミクロンボールの基本導電粒子の分散量に対して40
%の割合で混合した。このような3種の粒子を含有し、
混合したACF5をCOF6の電極7に仮圧着し、その
後位置合わせを行い、更にアライメントを行い、所定の
加熱温度270℃のもとに20秒間圧着を行った。そし
て、導電粒子8、9、10を押しつぶすことより、液晶
パネルに形成された電極端子2とCOFの電極端子7を
接続し、導通を確保した。
【0024】実施例1において使用した導電粒子径は大
径側において16ミクロンであり、基本粒子径に対して
60%の大きさである。一方、小径側においては4ミク
ロンであり、基本粒子の粒径に対し40%の大きさであ
る。
【0025】粒子径が更に大きくなった場合、OLB接
続における粒子のつぶし量が大きすぎるため、つぶし後
の占有面積が過大となり電極端子からのはみだしが大き
くなる。従って、狭ピッチ接続においては隣接端子との
ショートもしくはリークが発生することがある。
【0026】また、粒子径がさらに小径化した場合に
は、つぶれ量が過小のため接続面積確保に難が生じるた
め初期の目的を失うことになる。
【0027】さらに含有量については、5%以下では分
散量のバラツキ限界の範囲外となり40%を越えてしま
うと総分散量が過大となるため、電極端子間に存在する
スペースにおける滞留量が過剰となり、粒子相互間、さ
らには電極端子間でのリークが表面化してしまうもので
ある。
【0028】上述のような構成によれば、ACF中に介
在する10ミクロンの基本粒子径の導電粒子と16ミク
ロンと4ミクロンの大小異なる粒子径の導電粒子とが電
極端子間で押しつぶされているので接続面積が大きく、
かつ接続抵抗を小さくでき確実な導通を保つことができ
る。
【0029】(実施例2)図4は請求項2、及び3に記
載の発明に係わる液晶装置の第2実施例の要部を示す図
である。図5は図4の接続完了図である。図6は図5の
上視図である。
【0030】素子基板より引き出されたITOによる配
線パターンから続く電極端子2を120ミクロンピッチ
で設け、さらに前記電極端子部(単に電極部とも言う)
2をアルミニウム金属3により厚さ1200Åで形成し
たガラス基板1と、対向基板とにより液晶セルを構成し
た。そして、中心粒径10ミクロンの表面に金めっきを
施した樹脂ボールを分散させたACF5に、前記10ミ
クロン粒子の分散量に対して30%増量し15μmの導
電粒子と、同様に前記10μm粒子の分散量に対して2
0%増量した6ミクロンの異径導電粒子とをそれぞれ混
合分散せしめた。なお、これらの異径導電粒子の表面に
はニッケル、アルミニウムなどの金属によりコーティン
グが施されている。
【0031】このように、3種の導電粒子を混合して形
成したACFを用いて、120ミクロンピッチでパター
ン形成されたCOF6の電極端子7の長さ2mmの実装
エリアに対して仮圧着を行った。
【0032】次に、前記液晶セルを清浄に保ちながら、
液晶セルの電極端子2とCOFの電極端子7との位置合
わせを行い、アライメント誤差1ミクロン以内としたう
えで圧着機を用い、ツール温度を250℃に保ちながら
20秒間圧着した。このときの圧着最終ギャップは2ミ
クロンとした。また、この時用いたACFは熱硬化型の
樹脂を使用した。
【0033】上述のような構成によれば、各電極端子の
接続部は通常のつぶれに加え15ミクロンの大きさを持
った導電粒子がアルミニウム金属に埋め込まれるように
して圧着しているので低抵抗の接続ができ高い信頼性が
得られた。
【0034】(実施例3)図7は請求項4記載の発明に
係わる液晶装置の第3実施例の要部を示す図である。図
8は図7の接続完了図である。図9は図8の上視図であ
る。
【0035】ガラス基板1にパターニング処理により1
200Åの厚さと45ミクロンの幅をもつクロム電極端
子2を設け、さらにクロムのガラスへ密着を補うべく端
子の両側に300Åの厚さのITO3を重ねて設け、9
0ミクロンピッチの端子郡を形成した。さらに細密化し
たピッチによる信号のリーク、ショートを防ぐべくパシ
ベーション層4の一部分が各端子の一部分を包み込むよ
うに構成した。
【0036】かかる端子部に相対すべくパターン化し造
りあげたるCOF6にACF5を仮圧着した。この時用
いたACFに介在する導電材は、中心粒子径10ミクロ
ンであり、表面に金めっきが施されたスチレン樹脂ボー
ルを用いた。
【0037】また、異径粒子径13ミクロン及び5ミク
ロンのニッケル金属粒子を各々が中心径粒子の分散量に
対し15%、及び10%の割合で増量し、これらを混合
分散せしめた。続いてガラス基板1上の電極端子2とC
OF6の電極端子7とをアライメントし仮圧着した。さ
らに加熱温度250℃のツールを用いて20秒間圧着し
た。
【0038】上述のような構成により、圧着接続した端
子はスチレン樹脂による弾性と、ニッケル金属のもつ硬
さにより抵抗の少ない接続の液晶装置を供給出来た。
【0039】(実施例4)第4の実施例は図7〜図9に
基づいて説明する。
【0040】ガラス基板1にパターニング処理により1
800Åの厚さで、60ミクロンの幅をもつクロム電極
2を設け、さらに端子電極の周囲にITO3を400Å
の厚さに配置した。また駆動用ICを搭載すべく配線し
たフレキシブル基板6の端子ピッチを120ミクロンと
してガラス基板上の端子電極に相対するように造りあげ
た。
【0041】かかるCOF6にACF5を仮圧着した。
この時用いたACF5に分散している導電材は中心粒子
径10ミクロンであり、表面にニッケル、もしくは/及
び金とニッケルの合金の積層めっき、が施されたスチレ
ンボールを用いた。また異径粒子径8ミクロン及び14
ミクロンのカーボンを各々の分散量がスチレンボールの
分散量の30%増量させ混合分散せしめた。
【0042】続いてガラス基板1上の電極端子2とCO
F6の電極端子7とをアライメントし仮圧着した。さら
に加熱温度270℃のツールを用いて25秒間圧着し
た。
【0043】上述のような構成により圧着接続した電極
端子はスチレン樹脂による弾性とニッケル金属のもつ硬
さにより、抵抗の少ない、かつ平坦性に優れた接続状態
の液晶装置を供給することができた。
【0044】(実施例5)図10は液晶装置の第5実施
例の要部を示す図である。図11は、図10における仮
圧着状態を示す図である。図12は、図11の接続完了
図である。図13は図12の上視図である。
【0045】液晶パネルの素子基板より引き出されたI
TOによる配線パターンから続く電極端子2を端子幅5
0ミクロン、スペース50ミクロンの設定とし、100
ミクロンピッチで金属クロムにより1600Åの厚さに
形成した。さらに、ガラス基板1と金属クロムとの密着
を向上させ補うために端子の周囲にITO3を400Å
の厚さに配置した。さらに狭ピッチによる信号のリー
ク、ショートを防止するために絶縁層4をITO層3の
外側に配した。
【0046】また、駆動用ICを搭載すべく配線したフ
レキシブル基板6の端子ピッチを100ミクロンとして
補正処理をしてCOFを造りあげた。
【0047】かかるCOF6に異径粒子を混合分散させ
たるACF5を仮圧着せしめた。この時用いたACF5
には、スチレン樹脂5ミクロンボールに金めっきを施こ
した導電材を中心径粒子とし、異径粒子にはスチレン樹
脂7ミクロン及び3ミクロンボールを中心径粒子に対し
各々20%増量した量と、15%増量した量とを加え混
合分散させた。
【0048】次に前記ガラス基板1上の電極端子2を清
浄に保ち、COF6の電極端子7とを位置合わせを行い
仮圧着した。仮圧着に際しては、USC発振器を用いて
超音波11を発振させ、この発振波による振動を利用す
ることにより電極端子間の狭ギャップ部分に挟まれてい
る大径粒子を広ギャップ部分もしくは端子外へ移動さ
せ、ギャップの平坦性を確保した。続いて熱圧着機によ
り、圧着ツール温度265℃において20秒間圧着し
た。
【0049】上述のような構成によれば、圧着平坦性に
優れ、長期信頼性の高い液晶装置の供給が可能となっ
た。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成とすること
により、電極端子同士を確実に接続させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す主要断面図。
【図2】 図1における接続完了図。
【図3】 図2の上視図。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す主要断面図。
【図5】 図4における接続完了図。
【図6】 図5の上視図。
【図7】 本発明の第3及び第4の実施例を示す主要断
面図。
【図8】 図7における接続完了図。
【図9】 図8の上視図。
【図10】 本発明の第5の実施例を示す主要断面図。
【図11】 図10における仮圧着状態を示す図。
【図12】 図11における接続完了図。
【図13】 図12の上視図。
【図14】 従来の液晶パネルの接続方法を示す断面
図。
【図15】 図14における異方性導電接着膜の接続方
法を説明するための断面図。
【図16】 図14における接続完了図。
【図17】 複雑化した端子構造図。
【符号の説明】
1. ガラス基板 2. 電極端子 3. ITO 4. パシベーション 5. 異方性導電接着膜(ACF) 6. フレキシブル基板(COF) 7. 電極端子 8. 導電粒子 9. 導電粒子 10. 導電粒子 11. ガラス基板 12. ITO配線端子 13. 駆動用IC 14. フレキシブル基板 15. 異方性導電接着膜(ACF) 21. 超音波 22. 加圧力

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルと該液晶パネルを駆動するため
    の駆動用ICを装着した基板とを有する液晶装置におい
    て、前記液晶パネルの一方の基板に形成された第1の電
    極端子と、駆動用ICを装着したフレキシブル基板に形
    成された第2の電極端子とを異方性導電接着膜により接
    続してなり、該異方性導電接着膜には少なくとも第1の
    導電粒子と該第1の導電粒子とは粒径の異なる第2の導
    電粒子とが混合されてなることを特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】前記異方性導電接着膜中に前記第1の導電
    粒子とは異なる粒径を有する複数の粒子が混合されてな
    り、前記複数の粒子は前記第1の導電粒子の粒径に対し
    て±5%〜60%の粒径を有することを特徴とする請求
    項1記載の液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電粒子に対して、前記複数
    の粒子を5%〜40%の割合で増量させ、前記異方性導
    電接着膜内に分散させてなることを特徴とする請求項1
    記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の導電粒子とは異なる材料によ
    り前記複数の粒子が形成されてなることを特徴とする請
    求項1記載の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記異方性導電接着膜中の粒子は、表面
    にニッケル、金合金等によりめっき処理されたスチレン
    ボール、またはニッケル粒子、カーボン粒子により構成
    され、異なる材料によって形成された導電粒子が前記異
    方性導電接着膜内に混合されてなることを特徴とする請
    求項1記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記異方性導電接着膜により、前記液晶
    パネルに形成された第1の電極端子と、フレキシブル基
    板に形成された第2の電極端子とを接続する液晶装置の
    製造方法において、第1の電極端子と第2の電極端子と
    を超音波により仮圧着する工程、第1の電極端子と第2
    の電極端子とを加圧する工程、とを有することを特徴と
    する液晶装置の製造方法。
JP15405997A 1997-06-11 1997-06-11 液晶装置及びその製造方法 Withdrawn JPH112830A (ja)

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