JPH11220112A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH11220112A JPH11220112A JP10019038A JP1903898A JPH11220112A JP H11220112 A JPH11220112 A JP H11220112A JP 10019038 A JP10019038 A JP 10019038A JP 1903898 A JP1903898 A JP 1903898A JP H11220112 A JPH11220112 A JP H11220112A
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- insulating film
- forming
- semiconductor device
- semiconductor substrate
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B41/00—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
- H10B41/30—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電抵抗が小さい導電層を有し、かつ段差が
少ない半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置は、一方向に延びる第1ソー
ス線13aと、第1ソース線13aに達するコンタクト
溝15aを有するシリコン酸化膜15とを備える。コン
タクト溝15aは第1ソース線13aに沿って一方向に
延在する。半導体装置は、さらに、コンタクト溝15a
に形成された第2ソース線13bを備える。第2ソース
線13bの一部分は第1ソース線13aの一部表面を露
出させて第1ソース線13aの一部表面と接触してい
る。
少ない半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置は、一方向に延びる第1ソー
ス線13aと、第1ソース線13aに達するコンタクト
溝15aを有するシリコン酸化膜15とを備える。コン
タクト溝15aは第1ソース線13aに沿って一方向に
延在する。半導体装置は、さらに、コンタクト溝15a
に形成された第2ソース線13bを備える。第2ソース
線13bの一部分は第1ソース線13aの一部表面を露
出させて第1ソース線13aの一部表面と接触してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、特に、導電抵抗の小さな導電層
を有する半導体装置およびその製造方法に関するもので
ある。
びその製造方法に関し、特に、導電抵抗の小さな導電層
を有する半導体装置およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置のうち、電源が切れて
も記憶情報を失わない不揮発性半導体記憶装置が広く用
いられている。この不揮発性半導体記憶装置の1つとし
て、データを自由にプログラムすることができ、しかも
電気的に情報の書込および消去が可能なEEPROM
(Electrically Erasable and Programmable Read Only
Memory )が知られている。
も記憶情報を失わない不揮発性半導体記憶装置が広く用
いられている。この不揮発性半導体記憶装置の1つとし
て、データを自由にプログラムすることができ、しかも
電気的に情報の書込および消去が可能なEEPROM
(Electrically Erasable and Programmable Read Only
Memory )が知られている。
【0003】その1つのタイプとして、メモリセルが1
つのトランジスタで構成され、書込まれた情報電荷を電
気的に一括消去することが可能なフラッシュメモリが知
られている。
つのトランジスタで構成され、書込まれた情報電荷を電
気的に一括消去することが可能なフラッシュメモリが知
られている。
【0004】図34は従来のフラッシュメモリのメモリ
セルの断面図である。図34を参照して、シリコン基板
101の表面にソース領域113とドレイン領域102
が互いに距離を隔てて形成されている。シリコン基板1
01の上にはゲート酸化膜103を介在させてフローテ
ィングゲート電極104が形成されている。フローティ
ングゲート電極104の上には層間絶縁膜105を介在
させてドープトポリシリコン層106aとタングステン
シリサイド層106bからなるコントロールゲート電極
106が形成されている。コントロールゲート電極10
6とフローティングゲート電極104の側壁には側壁酸
化膜107が形成されている。コントロールゲート電極
106を覆うようにシリコン基板101上にシリコン酸
化膜115が形成されている。
セルの断面図である。図34を参照して、シリコン基板
101の表面にソース領域113とドレイン領域102
が互いに距離を隔てて形成されている。シリコン基板1
01の上にはゲート酸化膜103を介在させてフローテ
ィングゲート電極104が形成されている。フローティ
ングゲート電極104の上には層間絶縁膜105を介在
させてドープトポリシリコン層106aとタングステン
シリサイド層106bからなるコントロールゲート電極
106が形成されている。コントロールゲート電極10
6とフローティングゲート電極104の側壁には側壁酸
化膜107が形成されている。コントロールゲート電極
106を覆うようにシリコン基板101上にシリコン酸
化膜115が形成されている。
【0005】一方、従来、ゲート電極を微細化すると、
その導電抵抗が大きくなるという問題がある。これを防
ぐために、ゲート電極上に配線層を形成し、この配線層
をゲート電極と接続することによって導電抵抗を低減す
る方法が知られている。
その導電抵抗が大きくなるという問題がある。これを防
ぐために、ゲート電極上に配線層を形成し、この配線層
をゲート電極と接続することによって導電抵抗を低減す
る方法が知られている。
【0006】図35は、従来のゲート電極上に形成され
た配線層を示す断面図である。図35を参照して、シリ
コン基板201上にゲート酸化膜291を介在させてド
ープトポリシリコン層292aとタングステンシリサイ
ド層292bとからなるゲート電極292が形成されて
いる。ゲート電極292を覆うようにシリコン酸化膜2
93が形成されている。シリコン酸化膜293上にはゲ
ート電極292とほぼ同一の幅でアルミニウムからなる
配線層294が形成されている。各配線層294は各ゲ
ート電極292とそれぞれ電気的に接続されている。
た配線層を示す断面図である。図35を参照して、シリ
コン基板201上にゲート酸化膜291を介在させてド
ープトポリシリコン層292aとタングステンシリサイ
ド層292bとからなるゲート電極292が形成されて
いる。ゲート電極292を覆うようにシリコン酸化膜2
93が形成されている。シリコン酸化膜293上にはゲ
ート電極292とほぼ同一の幅でアルミニウムからなる
配線層294が形成されている。各配線層294は各ゲ
ート電極292とそれぞれ電気的に接続されている。
【0007】このような構造により、ゲート電極292
を微細化しても、配線層294が存在するため、導電層
の断面積が減少しない。その結果、導電抵抗の増加を防
ぐことができる。
を微細化しても、配線層294が存在するため、導電層
の断面積が減少しない。その結果、導電抵抗の増加を防
ぐことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図34で示す従来のフ
ラッシュメモリをさらに微細化していくと、ソース領域
113の断面積が小さくなる。そのため、ソース領域1
13の導電抵抗が大きくなるため、フラッシュメモリの
動作速度が遅くなる。さらにはリーク電流が発生しやす
くなる。これを解決するために、シリコン酸化膜115
上にアルミニウムなどからなる配線層を形成し、この配
線層とソース領域113とを電気的に接続する方法も考
えられる。しかし、この方法では、シリコン酸化膜11
5上に形成された配線層が段差を生じさせるため、その
後の工程において、たとえば、写真製版工程で焦点深度
の差などの問題を発生させることになる。
ラッシュメモリをさらに微細化していくと、ソース領域
113の断面積が小さくなる。そのため、ソース領域1
13の導電抵抗が大きくなるため、フラッシュメモリの
動作速度が遅くなる。さらにはリーク電流が発生しやす
くなる。これを解決するために、シリコン酸化膜115
上にアルミニウムなどからなる配線層を形成し、この配
線層とソース領域113とを電気的に接続する方法も考
えられる。しかし、この方法では、シリコン酸化膜11
5上に形成された配線層が段差を生じさせるため、その
後の工程において、たとえば、写真製版工程で焦点深度
の差などの問題を発生させることになる。
【0009】一方、図35で示す従来の半導体装置をさ
らに微細化していくと、配線層294の断面積も小さく
なり、導電抵抗が増大する。断面積を増やすために、配
線層294の高さを高くすることも考えられる。しか
し、この場合、配線層294を所定の形状にパターニン
グすることが困難となるため、隣り合う配線層同士が接
触しやすくなる。その結果、半導体装置の歩留りが低下
するという問題がある。
らに微細化していくと、配線層294の断面積も小さく
なり、導電抵抗が増大する。断面積を増やすために、配
線層294の高さを高くすることも考えられる。しか
し、この場合、配線層294を所定の形状にパターニン
グすることが困難となるため、隣り合う配線層同士が接
触しやすくなる。その結果、半導体装置の歩留りが低下
するという問題がある。
【0010】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためになされたものであり、この発明の目的
は、導電抵抗が小さい導電線を有しかつ段差が少ない半
導体装置を提供することである。
解決するためになされたものであり、この発明の目的
は、導電抵抗が小さい導電線を有しかつ段差が少ない半
導体装置を提供することである。
【0011】また、この発明の別の目的は、導電抵抗が
小さく、微細な配線層を有する半導体装置を提供するこ
とである。
小さく、微細な配線層を有する半導体装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従った半導体装置は、半導体基板と、第1導電層と、層
間絶縁膜とを備える。半導体基板は主表面を有する。第
1導電層は、一方向に延在するように半導体基板の主表
面の部分に形成される。層間絶縁膜は半導体基板の主表
面の上に形成され、第1導電層に達する溝を有する。溝
は、層間絶縁膜の対向する側壁によって形成され、導電
層に沿って一方向に延在している。半導体装置は、溝の
対向する側壁の上に形成された第2導電層をさらに備え
る。第2導電層の一部分は第1導電層の一部表面を露出
させて第1導電層の一部表面と接触している。
従った半導体装置は、半導体基板と、第1導電層と、層
間絶縁膜とを備える。半導体基板は主表面を有する。第
1導電層は、一方向に延在するように半導体基板の主表
面の部分に形成される。層間絶縁膜は半導体基板の主表
面の上に形成され、第1導電層に達する溝を有する。溝
は、層間絶縁膜の対向する側壁によって形成され、導電
層に沿って一方向に延在している。半導体装置は、溝の
対向する側壁の上に形成された第2導電層をさらに備え
る。第2導電層の一部分は第1導電層の一部表面を露出
させて第1導電層の一部表面と接触している。
【0013】このように構成された半導体装置において
は、第2導電層が第1導電層と接しているため、導電層
の断面積が大きくなる。そのため、導電抵抗が小さい半
導体装置を提供できる。また、第2導電層は溝の側壁に
形成されるため、第2導電層が層間絶縁膜の上部に突出
することがない。そのため、段差が少ない半導体装置を
提供できる。さらに、第1導電層の一部が露出している
ため、第1導電層の表面のうち第2導電層と接しない部
分がある。そのため、第1導電層を不純物領域から構成
した場合に第2導電層が第1導電層内の不純物を吸収し
にくくなる。その結果、第1導電層の導電抵抗が上昇す
るのを抑制でき、リーク電流の発生を防止することがで
きる。
は、第2導電層が第1導電層と接しているため、導電層
の断面積が大きくなる。そのため、導電抵抗が小さい半
導体装置を提供できる。また、第2導電層は溝の側壁に
形成されるため、第2導電層が層間絶縁膜の上部に突出
することがない。そのため、段差が少ない半導体装置を
提供できる。さらに、第1導電層の一部が露出している
ため、第1導電層の表面のうち第2導電層と接しない部
分がある。そのため、第1導電層を不純物領域から構成
した場合に第2導電層が第1導電層内の不純物を吸収し
にくくなる。その結果、第1導電層の導電抵抗が上昇す
るのを抑制でき、リーク電流の発生を防止することがで
きる。
【0014】また、半導体装置は、第1導電層に沿って
延在するように半導体基板の主表面上に形成された電極
層をさらに備えることが好ましい。
延在するように半導体基板の主表面上に形成された電極
層をさらに備えることが好ましい。
【0015】さらに、半導体基板は、溝と連通する凹部
を有し、その凹部は、第1導電層の側壁によって形成さ
れ、第2導電層は、溝の側壁と凹部の側壁に形成されて
第1導電層に接触していることが好ましい。この場合、
凹部の側壁に形成された分だけ第2導電層の断面積が大
きくなる。そのため、導電層の抵抗がさらに低くなる。
を有し、その凹部は、第1導電層の側壁によって形成さ
れ、第2導電層は、溝の側壁と凹部の側壁に形成されて
第1導電層に接触していることが好ましい。この場合、
凹部の側壁に形成された分だけ第2導電層の断面積が大
きくなる。そのため、導電層の抵抗がさらに低くなる。
【0016】この発明の別の局面に従った半導体装置
は、半導体基板と、電極層と、第1導電層と、側壁絶縁
膜と、第2導電層とを備える。半導体基板は主表面を有
する。電極層は、一方向に延在するように半導体基板の
主表面の上に形成され、側壁を有する。第1導電層は、
電極層に沿って延在するように半導体基板の主表面の部
分に形成される。側壁絶縁膜は電極層の側壁に形成され
る。第2導電層は側壁絶縁膜の上に形成される。第2導
電層の一部分は第1導電層の一部表面を露出させて第1
導電層の一部表面と接触している。
は、半導体基板と、電極層と、第1導電層と、側壁絶縁
膜と、第2導電層とを備える。半導体基板は主表面を有
する。電極層は、一方向に延在するように半導体基板の
主表面の上に形成され、側壁を有する。第1導電層は、
電極層に沿って延在するように半導体基板の主表面の部
分に形成される。側壁絶縁膜は電極層の側壁に形成され
る。第2導電層は側壁絶縁膜の上に形成される。第2導
電層の一部分は第1導電層の一部表面を露出させて第1
導電層の一部表面と接触している。
【0017】このように構成された半導体装置において
は、第2導電層が第1導電層と接しているため、導電層
の断面積が大きくなる。そのため、導電抵抗の小さい半
導体装置を提供できる。また、第2導電層は側壁絶縁膜
の上に形成されている。したがって、第2導電層が上部
に突出せず、段差が少ない半導体装置を提供することが
できる。さらに、第1導電層の一部表面が露出している
ため、第1導電層の表面のうち第2導電層と接しない部
分がある。そのため、第1導電層を不純物領域から構成
した場合、第2導電層が第1導電層内の不純物を吸収し
にくくなる。その結果、第1導電層の導電抵抗が上昇す
るのを抑制でき、リーク電流が少ない半導体装置を提供
できる。
は、第2導電層が第1導電層と接しているため、導電層
の断面積が大きくなる。そのため、導電抵抗の小さい半
導体装置を提供できる。また、第2導電層は側壁絶縁膜
の上に形成されている。したがって、第2導電層が上部
に突出せず、段差が少ない半導体装置を提供することが
できる。さらに、第1導電層の一部表面が露出している
ため、第1導電層の表面のうち第2導電層と接しない部
分がある。そのため、第1導電層を不純物領域から構成
した場合、第2導電層が第1導電層内の不純物を吸収し
にくくなる。その結果、第1導電層の導電抵抗が上昇す
るのを抑制でき、リーク電流が少ない半導体装置を提供
できる。
【0018】また、半導体装置は、第2導電層と側壁絶
縁膜との間に形成された保護絶縁膜をさらに備えること
が好ましい。この場合、第2導電層と電極層との間に側
壁絶縁膜と保護絶縁膜とが存在することとなり、第2導
電層と電極層とが接触しにくくなる。その結果、半導体
装置の歩留りを向上させることができる。
縁膜との間に形成された保護絶縁膜をさらに備えること
が好ましい。この場合、第2導電層と電極層との間に側
壁絶縁膜と保護絶縁膜とが存在することとなり、第2導
電層と電極層とが接触しにくくなる。その結果、半導体
装置の歩留りを向上させることができる。
【0019】この発明のさらに別の局面に従った半導体
装置は、半導体基板と、第1導電層と、絶縁膜と、第2
導電層とを備える。半導体基板は主表面を有する。第1
導電層は一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に形成される。絶縁膜は、第1導電層の延在する方向
に沿って形成された突出部を有し、かつ第1導電層を覆
う。第2導電層は、第1導電層の延在する方向に沿って
絶縁膜の上に形成される。絶縁膜の突出部は下面と、そ
の下面から突出する頂面と、頂面と下面とを接続して対
向する側面とから形成される。対向する側面間の距離は
下面から頂面に向かうにつれて大きくなる。第2導電層
は側面の上に沿って形成されている。
装置は、半導体基板と、第1導電層と、絶縁膜と、第2
導電層とを備える。半導体基板は主表面を有する。第1
導電層は一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に形成される。絶縁膜は、第1導電層の延在する方向
に沿って形成された突出部を有し、かつ第1導電層を覆
う。第2導電層は、第1導電層の延在する方向に沿って
絶縁膜の上に形成される。絶縁膜の突出部は下面と、そ
の下面から突出する頂面と、頂面と下面とを接続して対
向する側面とから形成される。対向する側面間の距離は
下面から頂面に向かうにつれて大きくなる。第2導電層
は側面の上に沿って形成されている。
【0020】このように構成された半導体装置において
は、側面間の距離は頂面に近づくにつれて大きくなる。
そのため、突出部は逆テーパ状といえる。この逆テーパ
形状を規定する側面上に沿って第2導電層が形成される
ため、より大きな断面積を有する第2導電層を形成する
ことができる。その結果、導電抵抗が小さい配線層を有
する半導体装置を提供することができる。
は、側面間の距離は頂面に近づくにつれて大きくなる。
そのため、突出部は逆テーパ状といえる。この逆テーパ
形状を規定する側面上に沿って第2導電層が形成される
ため、より大きな断面積を有する第2導電層を形成する
ことができる。その結果、導電抵抗が小さい配線層を有
する半導体装置を提供することができる。
【0021】この発明の1つの局面に従った半導体装置
の製造方法は以下の工程を備える。 (1) 一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に第1導電層を形成する工程。
の製造方法は以下の工程を備える。 (1) 一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に第1導電層を形成する工程。
【0022】(2) 第1導電層を覆う絶縁膜を形成す
る工程。 (3) 絶縁膜の上に所定のパターンを有するマスクを
形成する工程。
る工程。 (3) 絶縁膜の上に所定のパターンを有するマスクを
形成する工程。
【0023】(4) マスクに形成されたパターンに従
って絶縁膜を異方性エッチングすることにより、絶縁膜
に凸部を形成する工程。
って絶縁膜を異方性エッチングすることにより、絶縁膜
に凸部を形成する工程。
【0024】(5) 凸部を形成した後、マスクを残存
させたまま絶縁膜を等方性エッチングすることにより、
下面と、その下面から突出する頂面と、頂面と下面とを
接続して対向する側面とから形成され、対向する側面間
の距離は下面から頂面に向かうにつれて大きくなる突出
部を形成する工程。
させたまま絶縁膜を等方性エッチングすることにより、
下面と、その下面から突出する頂面と、頂面と下面とを
接続して対向する側面とから形成され、対向する側面間
の距離は下面から頂面に向かうにつれて大きくなる突出
部を形成する工程。
【0025】(6) 突出部を覆うように導電層を形成
する工程。 (7) 導電層を全面エッチバックすることにより、突
出部の側面の上に沿う第2導電層を形成する工程。
する工程。 (7) 導電層を全面エッチバックすることにより、突
出部の側面の上に沿う第2導電層を形成する工程。
【0026】このような工程を備えた半導体装置の製造
方法においては、パターンに従って絶縁膜をエッチング
して突出部を形成し、この突出部の上に形成した導電層
を全面エッチバックすることにより、第2導電層を形成
する。そのため、導電層の上にレジストパターンを形成
し、このレジストパターンに従って導電層をパターニン
グする場合に比べて、微細な第2導電層を形成すること
ができる。さらに、全面エッチバックの際に突出部の下
面付近では、導電層が残存し、その残存した導電層部分
が断面積を増大させる。そのため、導電抵抗が小さい配
線層を容易に形成することができる。
方法においては、パターンに従って絶縁膜をエッチング
して突出部を形成し、この突出部の上に形成した導電層
を全面エッチバックすることにより、第2導電層を形成
する。そのため、導電層の上にレジストパターンを形成
し、このレジストパターンに従って導電層をパターニン
グする場合に比べて、微細な第2導電層を形成すること
ができる。さらに、全面エッチバックの際に突出部の下
面付近では、導電層が残存し、その残存した導電層部分
が断面積を増大させる。そのため、導電抵抗が小さい配
線層を容易に形成することができる。
【0027】この発明の別の局面に従った半導体装置の
製造方法は以下の工程を備える。 (1) 一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に第1導電層を形成する工程。
製造方法は以下の工程を備える。 (1) 一方向に延在するように半導体基板の主表面の
上に第1導電層を形成する工程。
【0028】(2) 第1導電層を覆うように相対的に
等方性エッチングされやすい第1の絶縁膜を形成する工
程。
等方性エッチングされやすい第1の絶縁膜を形成する工
程。
【0029】(3) 第1の絶縁膜の上に相対的に異方
性エッチングされにくい第2の絶縁膜を形成する工程。
性エッチングされにくい第2の絶縁膜を形成する工程。
【0030】(4) 第2の絶縁膜の上に所定のパター
ンを有するマスクを形成する工程。 (5) マスクに形成されたパターンに従って第1と第
2の絶縁膜を等方性エッチングすることにより、下面
と、その下面から突出する頂面と、頂面と下面とを接続
して対向する側面とから形成され、対向する側面間の距
離は下面から頂面に向かうにつれて大きくなる突出部を
形成する工程。
ンを有するマスクを形成する工程。 (5) マスクに形成されたパターンに従って第1と第
2の絶縁膜を等方性エッチングすることにより、下面
と、その下面から突出する頂面と、頂面と下面とを接続
して対向する側面とから形成され、対向する側面間の距
離は下面から頂面に向かうにつれて大きくなる突出部を
形成する工程。
【0031】(6) 突出部を覆うように導電層を形成
する工程。 (7) 導電層を全面エッチバックすることにより突出
部の側面の上に沿って第2導電層を形成する工程。
する工程。 (7) 導電層を全面エッチバックすることにより突出
部の側面の上に沿って第2導電層を形成する工程。
【0032】このような工程を備えた半導体装置の製造
方法においては、パターンに従って絶縁膜をエッチング
して突出部を形成し、この突出部の上に形成した導電層
を全面エッチバックして第2導電層を形成する。そのた
め、導電層上にレジストパターンを形成し、このレジス
トパターンに従って導電層をエッチングする場合に比べ
て微細な配線層を有する半導体装置を製造することがで
きる。さらに、全面エッチバックの際に突出部の下面付
近で導電層が残存し、その残存した導電層部分が断面積
を増大させる。そのため、導電抵抗が小さい配線層を容
易に形成することができる。
方法においては、パターンに従って絶縁膜をエッチング
して突出部を形成し、この突出部の上に形成した導電層
を全面エッチバックして第2導電層を形成する。そのた
め、導電層上にレジストパターンを形成し、このレジス
トパターンに従って導電層をエッチングする場合に比べ
て微細な配線層を有する半導体装置を製造することがで
きる。さらに、全面エッチバックの際に突出部の下面付
近で導電層が残存し、その残存した導電層部分が断面積
を増大させる。そのため、導電抵抗が小さい配線層を容
易に形成することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、この発
明の実施の形態1に従った不揮発性半導体記憶装置とし
てのフラッシュメモリの平面図である。図1を参照し
て、シリコン基板1の表面に分離酸化膜73が島状に形
成されている。分離酸化膜73の間には、シリコン基板
1内で一方向に延びる第1導電層としての第1ソース線
13aが形成されている。第1ソース線13aと接する
ように第2ソース線13bが形成されている。第1ソー
ス線13aと第2ソース線13bがソース領域13を形
成する。
明の実施の形態1に従った不揮発性半導体記憶装置とし
てのフラッシュメモリの平面図である。図1を参照し
て、シリコン基板1の表面に分離酸化膜73が島状に形
成されている。分離酸化膜73の間には、シリコン基板
1内で一方向に延びる第1導電層としての第1ソース線
13aが形成されている。第1ソース線13aと接する
ように第2ソース線13bが形成されている。第1ソー
ス線13aと第2ソース線13bがソース領域13を形
成する。
【0034】ソース領域13から離れた位置にドレイン
領域12が形成される。ソース領域13とドレイン領域
12との間にフローティングゲート電極4が形成されて
いる。フローティングゲート電極4上には第1ソース線
13aおよび第2ソース線13bに沿って延びる電極層
としてのコントロールゲート電極6が形成されている。
コントロールゲート電極6と直交する方向に延びるよう
にビット線72が形成され、ビット線72とドレイン領
域12とはコンタクトホール9により電気的に接続され
ている。
領域12が形成される。ソース領域13とドレイン領域
12との間にフローティングゲート電極4が形成されて
いる。フローティングゲート電極4上には第1ソース線
13aおよび第2ソース線13bに沿って延びる電極層
としてのコントロールゲート電極6が形成されている。
コントロールゲート電極6と直交する方向に延びるよう
にビット線72が形成され、ビット線72とドレイン領
域12とはコンタクトホール9により電気的に接続され
ている。
【0035】図2は、図1中のII−II線に沿ってみ
た断面を示す図である。図2を参照して、p型のシリコ
ン基板1の主表面1a上に厚さ約130Åのゲート酸化
膜3を介在させて厚さ約1000Åのフローティングゲ
ート電極4が形成されている。フローティングゲート電
極4上にはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とシリコン
酸化膜と積層してなるONO膜5が形成されている。O
NO膜5上にはドープトポリシリコン層6aとタングス
テンシリサイド層6bからなるコントロールゲート電極
6が形成されている。
た断面を示す図である。図2を参照して、p型のシリコ
ン基板1の主表面1a上に厚さ約130Åのゲート酸化
膜3を介在させて厚さ約1000Åのフローティングゲ
ート電極4が形成されている。フローティングゲート電
極4上にはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とシリコン
酸化膜と積層してなるONO膜5が形成されている。O
NO膜5上にはドープトポリシリコン層6aとタングス
テンシリサイド層6bからなるコントロールゲート電極
6が形成されている。
【0036】フローティングゲート電極4およびコント
ロールゲート電極6の幅、すなわちゲート長は約0.9
μmである。コントロールゲート電極6とフローティン
グゲート電極4の側壁には側壁酸化膜7が形成されてい
る。コントロールゲート電極6を覆うように層間絶縁膜
としてのシリコン酸化膜15が形成されている。シリコ
ン酸化膜15にはコンタクト溝15aが形成されてい
る。
ロールゲート電極6の幅、すなわちゲート長は約0.9
μmである。コントロールゲート電極6とフローティン
グゲート電極4の側壁には側壁酸化膜7が形成されてい
る。コントロールゲート電極6を覆うように層間絶縁膜
としてのシリコン酸化膜15が形成されている。シリコ
ン酸化膜15にはコンタクト溝15aが形成されてい
る。
【0037】2つのフローティングゲート電極4の間に
はn型の拡散層からなる第1ソース線13aと第1ソー
ス線13aに接しアルミニウムからなる1対の第2ソー
ス線13bが形成されている。第1ソース線13aの幅
Aは約0.8μmであり、第2ソース線13bの幅Bは
0.1〜0.2μmである。コンタクト溝15aの内径
は約0.5μmである。第1ソース線13aから離れた
位置にドレイン領域12が形成されている。第1ソース
線13aとドレイン領域12との間の距離は約0.8μ
mである。コンタクト溝15aを充填するように埋込酸
化膜18が形成されている。埋込酸化膜18上にはビッ
ト線72が形成されている。
はn型の拡散層からなる第1ソース線13aと第1ソー
ス線13aに接しアルミニウムからなる1対の第2ソー
ス線13bが形成されている。第1ソース線13aの幅
Aは約0.8μmであり、第2ソース線13bの幅Bは
0.1〜0.2μmである。コンタクト溝15aの内径
は約0.5μmである。第1ソース線13aから離れた
位置にドレイン領域12が形成されている。第1ソース
線13aとドレイン領域12との間の距離は約0.8μ
mである。コンタクト溝15aを充填するように埋込酸
化膜18が形成されている。埋込酸化膜18上にはビッ
ト線72が形成されている。
【0038】このようなフラッシュメモリにおいては、
拡散層からなる第1ソース線13aだけでなくアルミニ
ウムからなる第2ソース線13bを設けているため、ソ
ース領域13の導電抵抗の上昇を抑制することができ
る。また、第2ソース線13bはコンタクト溝15a内
に形成されるため、シリコン酸化膜15に段差が形成さ
れなくなる。そのため、後の工程において、焦点深度の
差による問題が発生しにくくなる。さらに、第1ソース
線13aの表面の一部分は露出して埋込酸化膜18と接
している。そのため、1対の第2ソース線13bが互い
に繋がり、第1ソース線13aを覆った場合に比べて、
第1ソース線13a内の不純物が第2ソース線13bに
吸収されにくくなる。そのため、第1ソース線13aの
導電抵抗の上昇を抑制でき、リーク電流の発生を防止す
ることができる。
拡散層からなる第1ソース線13aだけでなくアルミニ
ウムからなる第2ソース線13bを設けているため、ソ
ース領域13の導電抵抗の上昇を抑制することができ
る。また、第2ソース線13bはコンタクト溝15a内
に形成されるため、シリコン酸化膜15に段差が形成さ
れなくなる。そのため、後の工程において、焦点深度の
差による問題が発生しにくくなる。さらに、第1ソース
線13aの表面の一部分は露出して埋込酸化膜18と接
している。そのため、1対の第2ソース線13bが互い
に繋がり、第1ソース線13aを覆った場合に比べて、
第1ソース線13a内の不純物が第2ソース線13bに
吸収されにくくなる。そのため、第1ソース線13aの
導電抵抗の上昇を抑制でき、リーク電流の発生を防止す
ることができる。
【0039】次に、図2に示すフラッシュメモリの製造
工程について説明する。図3〜図8は、図2で示すフラ
ッシュメモリの製造工程を示す断面図である。図3を参
照して、シリコン基板1上に熱酸化法により熱酸化膜を
形成する。熱酸化膜上にCVD(Chemical Vapor Depos
ition )法によりドープトポリシリコンを堆積する。こ
のドープトポリシリコン上にレジストパターン25を形
成する。このレジストパターンに従ってドープトポリシ
リコンと熱酸化膜とをエッチングすることにより帯状ド
ープトポリシリコン層24と帯状酸化膜23を形成す
る。
工程について説明する。図3〜図8は、図2で示すフラ
ッシュメモリの製造工程を示す断面図である。図3を参
照して、シリコン基板1上に熱酸化法により熱酸化膜を
形成する。熱酸化膜上にCVD(Chemical Vapor Depos
ition )法によりドープトポリシリコンを堆積する。こ
のドープトポリシリコン上にレジストパターン25を形
成する。このレジストパターンに従ってドープトポリシ
リコンと熱酸化膜とをエッチングすることにより帯状ド
ープトポリシリコン層24と帯状酸化膜23を形成す
る。
【0040】図4を参照して、帯状ドープトポリシリコ
ン層24上にCVD法によりシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜およびシリコン酸化膜を形成する。シリコン酸化
膜上にCVD法によりドープトポリシリコンを堆積す
る。ドープトポリシリコン上にスパッタリング法により
タングステンシリサイドを堆積する。タングステンシリ
サイド上にレジストパターン26を形成し、レジストパ
ターン26に従ってタングステンシリサイドから帯状酸
化膜までをエッチングすることにより、タングステンシ
リサイド層6bと、ドープトポリシリコン層6aと、O
NO膜5と、フローティングゲート電極4と、ゲート酸
化膜3を形成する。
ン層24上にCVD法によりシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜およびシリコン酸化膜を形成する。シリコン酸化
膜上にCVD法によりドープトポリシリコンを堆積す
る。ドープトポリシリコン上にスパッタリング法により
タングステンシリサイドを堆積する。タングステンシリ
サイド上にレジストパターン26を形成し、レジストパ
ターン26に従ってタングステンシリサイドから帯状酸
化膜までをエッチングすることにより、タングステンシ
リサイド層6bと、ドープトポリシリコン層6aと、O
NO膜5と、フローティングゲート電極4と、ゲート酸
化膜3を形成する。
【0041】図5を参照して、シリコン基板1にリンな
どのn型の不純物を注入することにより、第1ソース線
13aとドレイン領域14を形成する。タングステンシ
リサイド層6bを覆うようにシリコン基板1上にCVD
法によりシリコン酸化膜を堆積する。このシリコン酸化
膜を全面エッチバックすることによりフローティングゲ
ート電極4とコントロールゲート電極6の側壁に接する
ように側壁酸化膜7を形成する。
どのn型の不純物を注入することにより、第1ソース線
13aとドレイン領域14を形成する。タングステンシ
リサイド層6bを覆うようにシリコン基板1上にCVD
法によりシリコン酸化膜を堆積する。このシリコン酸化
膜を全面エッチバックすることによりフローティングゲ
ート電極4とコントロールゲート電極6の側壁に接する
ように側壁酸化膜7を形成する。
【0042】図6を参照して、コントロールゲート電極
6を覆うようにCVD法により層間絶縁膜としてのシリ
コン酸化膜15を堆積する。このシリコン酸化膜15上
にレジストパターンを形成し、このレジストパターンに
従ってシリコン酸化膜15をエッチングすることによ
り、第1ソース線13aに達するコンタクト溝15aを
形成する。
6を覆うようにCVD法により層間絶縁膜としてのシリ
コン酸化膜15を堆積する。このシリコン酸化膜15上
にレジストパターンを形成し、このレジストパターンに
従ってシリコン酸化膜15をエッチングすることによ
り、第1ソース線13aに達するコンタクト溝15aを
形成する。
【0043】図7を参照して、シリコン基板1の表面と
コンタクト溝15aとを覆うようにスパッタリング法に
より厚さ約0.2μmのアルミニウム層16を堆積す
る。
コンタクト溝15aとを覆うようにスパッタリング法に
より厚さ約0.2μmのアルミニウム層16を堆積す
る。
【0044】図8を参照して、アルミニウム層16を全
面エッチバックすることにより、コンタクト溝15aの
側壁と第1ソース線13aに接する第2ソース線13b
を形成する。
面エッチバックすることにより、コンタクト溝15aの
側壁と第1ソース線13aに接する第2ソース線13b
を形成する。
【0045】図2を参照して、コンタクト溝15aを埋
込むようにCVD法によりシリコン酸化膜からなる埋込
酸化膜18を形成する。埋込酸化膜18上にスパッタリ
ング法によりアルミニウムを堆積し、このアルミニウム
を所定の形状にパターニングすることによりビット線7
2を形成する。これにより図2に示すフラッシュメモリ
が完成する。
込むようにCVD法によりシリコン酸化膜からなる埋込
酸化膜18を形成する。埋込酸化膜18上にスパッタリ
ング法によりアルミニウムを堆積し、このアルミニウム
を所定の形状にパターニングすることによりビット線7
2を形成する。これにより図2に示すフラッシュメモリ
が完成する。
【0046】このような工程に従えば、図2に示すフラ
ッシュメモリを確実に製造することができる。
ッシュメモリを確実に製造することができる。
【0047】(実施の形態2)図9は、この発明の実施
の形態2に従ったフラッシュメモリの断面図である。図
9で示すフラッシュメモリでは、コンタクト溝15bが
第1ソース領域33aの底部にまで達しており、コンタ
クト溝15bが第1ソース領域33aを分割している。
このコンタクト溝15bと第1ソース線33aとに接す
るように第2ソース線33bが形成されている。その他
の点については、図9で示すフラッシュメモリは、図2
で示すフラッシュメモリと同様の構造である。
の形態2に従ったフラッシュメモリの断面図である。図
9で示すフラッシュメモリでは、コンタクト溝15bが
第1ソース領域33aの底部にまで達しており、コンタ
クト溝15bが第1ソース領域33aを分割している。
このコンタクト溝15bと第1ソース線33aとに接す
るように第2ソース線33bが形成されている。その他
の点については、図9で示すフラッシュメモリは、図2
で示すフラッシュメモリと同様の構造である。
【0048】また、図9で示すフラッシュメモリの平面
図は図1で示すものと同じであるので、その説明は繰返
さない。
図は図1で示すものと同じであるので、その説明は繰返
さない。
【0049】このように構成されたフラッシュメモリに
おいては、まず、実施の形態1で示すフラッシュメモリ
と同様の効果がある。さらに、コンタクト溝15bが深
くなるので、第2ソース線33bの断面積が大きくな
る。その結果、ソース領域33の導電抵抗がさらに小さ
くなるという効果がある。また、分割された、それぞれ
のソース線に別々の電位を印加することも可能である。
また、側壁酸化膜7の厚さが薄くなれば、第2ソース線
33bとコントロールゲート電極6との間でリーク電流
が発生する可能性があるので、この場合には第2ソース
線33bを第1ソース線33aに接する部分にのみ設け
ることが好ましい。
おいては、まず、実施の形態1で示すフラッシュメモリ
と同様の効果がある。さらに、コンタクト溝15bが深
くなるので、第2ソース線33bの断面積が大きくな
る。その結果、ソース領域33の導電抵抗がさらに小さ
くなるという効果がある。また、分割された、それぞれ
のソース線に別々の電位を印加することも可能である。
また、側壁酸化膜7の厚さが薄くなれば、第2ソース線
33bとコントロールゲート電極6との間でリーク電流
が発生する可能性があるので、この場合には第2ソース
線33bを第1ソース線33aに接する部分にのみ設け
ることが好ましい。
【0050】図10〜図12は、図9で示すフラッシュ
メモリの製造工程を示す断面図である。まず、実施の形
態1の図3〜図5に従い、シリコン基板1上にシリコン
酸化膜3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、
コントロールゲート電極6、側壁酸化膜7、第1ソース
線33a、ドレイン領域13およびシリコン酸化膜15
を形成する。シリコン酸化膜15上にレジストパターン
を形成し、このレジストパターンに従ってシリコン酸化
膜15とシリコン基板1とをエッチングすることによ
り、コンタクト溝15bを形成する。
メモリの製造工程を示す断面図である。まず、実施の形
態1の図3〜図5に従い、シリコン基板1上にシリコン
酸化膜3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、
コントロールゲート電極6、側壁酸化膜7、第1ソース
線33a、ドレイン領域13およびシリコン酸化膜15
を形成する。シリコン酸化膜15上にレジストパターン
を形成し、このレジストパターンに従ってシリコン酸化
膜15とシリコン基板1とをエッチングすることによ
り、コンタクト溝15bを形成する。
【0051】図11を参照して、シリコン酸化膜15の
表面とコンタクト溝15bとを覆うようにスパッタリン
グ法によりアルミニウム層36を堆積する。
表面とコンタクト溝15bとを覆うようにスパッタリン
グ法によりアルミニウム層36を堆積する。
【0052】図12を参照して、アルミニウム層36を
全面エッチバックすることにより、第1ソース線33a
に接する第2ソース線33bを形成する。第1ソース線
33aと第2ソース線33bがソース領域33となる。
全面エッチバックすることにより、第1ソース線33a
に接する第2ソース線33bを形成する。第1ソース線
33aと第2ソース線33bがソース領域33となる。
【0053】図9を参照して、コンタクト溝15bを覆
うように埋込酸化膜18を形成し、埋込酸化膜18上に
ビット線72を形成することにより図9で示すフラッシ
ュメモリが完成する。このような工程に従えば、ソース
線の導電抵抗が小さく、かつ段差の少ないフラッシュメ
モリを確実に製造することができる。
うように埋込酸化膜18を形成し、埋込酸化膜18上に
ビット線72を形成することにより図9で示すフラッシ
ュメモリが完成する。このような工程に従えば、ソース
線の導電抵抗が小さく、かつ段差の少ないフラッシュメ
モリを確実に製造することができる。
【0054】(実施の形態3)図13は、この発明の実
施の形態3に従ったフラッシュメモリの断面図である。
図13を参照して、側壁酸化膜7と第1ソース線43a
とに接し、タングステンシリサイド層6bには接しない
ように第2ソース線43bが形成されている。また、埋
込酸化膜が存在しない。その他の点については図13で
示すフラッシュメモリは図2で示すフラッシュメモリと
同様であるので、その説明は繰返さない。また、図13
で示すフラッシュメモリの平面図は、図1で示す平面図
の第1ソース線13bの幅を広げたものとなる。
施の形態3に従ったフラッシュメモリの断面図である。
図13を参照して、側壁酸化膜7と第1ソース線43a
とに接し、タングステンシリサイド層6bには接しない
ように第2ソース線43bが形成されている。また、埋
込酸化膜が存在しない。その他の点については図13で
示すフラッシュメモリは図2で示すフラッシュメモリと
同様であるので、その説明は繰返さない。また、図13
で示すフラッシュメモリの平面図は、図1で示す平面図
の第1ソース線13bの幅を広げたものとなる。
【0055】このようなフラッシュメモリにおいては、
実施の形態1で示したフラッシュメモリと同様の効果が
ある。
実施の形態1で示したフラッシュメモリと同様の効果が
ある。
【0056】次に、図13で示すフラッシュメモリの製
造工程について説明する。図14〜図16は、図13で
示すフラッシュメモリの製造工程を示す断面図である。
まず、実施の形態1の図3〜図5に従い、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、コント
ロールゲート電極6、第1ソース線43a、側壁酸化膜
7を形成する。図14を参照して、コントロールゲート
電極6を覆うようにスパッタリング法によりアルミニウ
ム層32を堆積する。アルミニウム層32上にレジスト
パターン31を形成する。
造工程について説明する。図14〜図16は、図13で
示すフラッシュメモリの製造工程を示す断面図である。
まず、実施の形態1の図3〜図5に従い、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、コント
ロールゲート電極6、第1ソース線43a、側壁酸化膜
7を形成する。図14を参照して、コントロールゲート
電極6を覆うようにスパッタリング法によりアルミニウ
ム層32を堆積する。アルミニウム層32上にレジスト
パターン31を形成する。
【0057】図15を参照して、レジストパターン31
に従いアルミニウム層32をエッチングする。このと
き、エッチング後のアルミニウム層32とタングステン
シリサイド層6bとが接触しないようにする。
に従いアルミニウム層32をエッチングする。このと
き、エッチング後のアルミニウム層32とタングステン
シリサイド層6bとが接触しないようにする。
【0058】図16を参照して、レジストパターン31
を除去した後に、アルミニウム層32を全面エッチバッ
クする。これにより、側壁酸化膜7と第1ソース線43
aとに接し、タングステンシリサイド層6bには接しな
い第2ソース線43bを形成する。第1ソース線43a
と第2ソース線43bとがソース領域43を構成する。
を除去した後に、アルミニウム層32を全面エッチバッ
クする。これにより、側壁酸化膜7と第1ソース線43
aとに接し、タングステンシリサイド層6bには接しな
い第2ソース線43bを形成する。第1ソース線43a
と第2ソース線43bとがソース領域43を構成する。
【0059】このような製造方法に従えば、図13で示
す半導体装置を確実に製造することができる。
す半導体装置を確実に製造することができる。
【0060】(実施の形態4)図17は、この発明の実
施の形態4に従ったフラッシュメモリの平面図である。
図17で示すフラッシュメモリでは、第2ソース線43
bと側壁酸化膜7の間には保護絶縁膜28が形成されて
いる。また、ドレイン領域13の上には導電層43cが
形成されている。それ以外の点については図17で示す
フラッシュメモリは図13で示すフラッシュメモリと同
様であるので、その説明は繰返さない。
施の形態4に従ったフラッシュメモリの平面図である。
図17で示すフラッシュメモリでは、第2ソース線43
bと側壁酸化膜7の間には保護絶縁膜28が形成されて
いる。また、ドレイン領域13の上には導電層43cが
形成されている。それ以外の点については図17で示す
フラッシュメモリは図13で示すフラッシュメモリと同
様であるので、その説明は繰返さない。
【0061】このように構成されたフラッシュメモリに
おいては、まず、実施の形態1で示すフラッシュメモリ
と同様の効果がある。さらに、保護絶縁膜28によりタ
ングステンシリサイド層6bと第2ソース線43bとが
接触しにくくなるので、フラッシュメモリの歩留りが向
上するという効果がある。
おいては、まず、実施の形態1で示すフラッシュメモリ
と同様の効果がある。さらに、保護絶縁膜28によりタ
ングステンシリサイド層6bと第2ソース線43bとが
接触しにくくなるので、フラッシュメモリの歩留りが向
上するという効果がある。
【0062】次に、図17で示すフラッシュメモリの製
造工程について説明する。図18〜図20は、図17で
示すフラッシュメモリの製造工程を示す断面図である。
まず、実施の形態1の図3〜図5に従い、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、コント
ロールゲート電極6、側壁酸化膜7、第1ソース線43
a、ドレイン領域13を形成する。図18を参照して、
コントロールゲート電極6を覆うようにCVD法により
シリコン酸化膜からなる保護絶縁膜28を形成する。保
護絶縁膜28上にレジストパターン30を形成する。レ
ジストパターン30に従って保護絶縁膜28をエッチン
グすることにより、第1ソース線43aの一部分を露出
させる。
造工程について説明する。図18〜図20は、図17で
示すフラッシュメモリの製造工程を示す断面図である。
まず、実施の形態1の図3〜図5に従い、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート電極4、ONO膜5、コント
ロールゲート電極6、側壁酸化膜7、第1ソース線43
a、ドレイン領域13を形成する。図18を参照して、
コントロールゲート電極6を覆うようにCVD法により
シリコン酸化膜からなる保護絶縁膜28を形成する。保
護絶縁膜28上にレジストパターン30を形成する。レ
ジストパターン30に従って保護絶縁膜28をエッチン
グすることにより、第1ソース線43aの一部分を露出
させる。
【0063】図19を参照して、保護絶縁膜28と第1
ソース線43aの露出部分とを覆うようにスパッタリン
グ法によりアルミニウム層29を形成する。
ソース線43aの露出部分とを覆うようにスパッタリン
グ法によりアルミニウム層29を形成する。
【0064】図20を参照して、アルミニウム層29を
全面エッチバックすることにより、第1ソース線43a
および保護絶縁膜28に接する第2ソース線43bを形
成する。第1ソース線43aと第2ソース線43bがソ
ース線43を構成する。また、ドレイン領域13の上に
は導電層43cが形成される。
全面エッチバックすることにより、第1ソース線43a
および保護絶縁膜28に接する第2ソース線43bを形
成する。第1ソース線43aと第2ソース線43bがソ
ース線43を構成する。また、ドレイン領域13の上に
は導電層43cが形成される。
【0065】このような製造工程に従えば、図17で示
すフラッシュメモリを確実に製造することができる。ま
た、導電層43cを他の配線として使うことができる。
すフラッシュメモリを確実に製造することができる。ま
た、導電層43cを他の配線として使うことができる。
【0066】(実施の形態5)図21は、この発明の実
施の形態5に従った半導体装置の平面図である。図21
を参照して、シリコン基板上に第1導電層としてのゲー
ト電極92が一方向に延びるように複数本形成されてい
る。ゲート電極92上には、ゲート電極92と同じ方向
に延び、ゲート電極92とほぼ同様の幅を有する第2導
電層としての配線層58が形成されている。配線層58
とゲート電極92とはコンタクトホール99により電気
的に接続されている。図21中の右から1本目と2本目
の配線層58の間と、図21の左から1本目と2本目の
配線層58の間にはシリコン酸化膜の突出部51aが形
成されている。
施の形態5に従った半導体装置の平面図である。図21
を参照して、シリコン基板上に第1導電層としてのゲー
ト電極92が一方向に延びるように複数本形成されてい
る。ゲート電極92上には、ゲート電極92と同じ方向
に延び、ゲート電極92とほぼ同様の幅を有する第2導
電層としての配線層58が形成されている。配線層58
とゲート電極92とはコンタクトホール99により電気
的に接続されている。図21中の右から1本目と2本目
の配線層58の間と、図21の左から1本目と2本目の
配線層58の間にはシリコン酸化膜の突出部51aが形
成されている。
【0067】図22は図21中のXXII−XXII線
に沿ってみた断面を示す図である。図22を参照して、
シリコン基板1上にゲート酸化膜91を介在させてゲー
ト電極92が形成されている。ゲート電極92はドープ
トポリシリコン層92aとタングステンシリサイド層9
2bからなる。ゲート電極92を覆うようにシリコン基
板1上に絶縁膜としてのシリコン酸化膜51が形成され
ている。シリコン酸化膜51には突出部51aが形成さ
れている。突出部51aは、底面51bと頂面51dと
側面51cおよび51fにより構成される。対向する側
面51cおよび51f間の距離は、下面51bから頂面
51dに近づくにつれて大きくなる。そのため、突出部
51aは逆テーパ状となっている。また、突出部51a
のうち一番幅が広い幅W1 は約0.5μmであり、一番
幅が狭い部分の幅W2 は約0.35μmである。また、
隣り合うゲート電極92間の距離は約0.3μmであ
る。
に沿ってみた断面を示す図である。図22を参照して、
シリコン基板1上にゲート酸化膜91を介在させてゲー
ト電極92が形成されている。ゲート電極92はドープ
トポリシリコン層92aとタングステンシリサイド層9
2bからなる。ゲート電極92を覆うようにシリコン基
板1上に絶縁膜としてのシリコン酸化膜51が形成され
ている。シリコン酸化膜51には突出部51aが形成さ
れている。突出部51aは、底面51bと頂面51dと
側面51cおよび51fにより構成される。対向する側
面51cおよび51f間の距離は、下面51bから頂面
51dに近づくにつれて大きくなる。そのため、突出部
51aは逆テーパ状となっている。また、突出部51a
のうち一番幅が広い幅W1 は約0.5μmであり、一番
幅が狭い部分の幅W2 は約0.35μmである。また、
隣り合うゲート電極92間の距離は約0.3μmであ
る。
【0068】側面51cおよび51fと底面51bとに
接するように配線層58が形成されている。配線層58
は、W1 とW2 との差によって生じる逆テーパ部51e
にも形成されている。突出部51aと配線層58とを覆
うようにシリコン酸化膜53が形成されている。
接するように配線層58が形成されている。配線層58
は、W1 とW2 との差によって生じる逆テーパ部51e
にも形成されている。突出部51aと配線層58とを覆
うようにシリコン酸化膜53が形成されている。
【0069】このように構成された半導体装置において
は、側面51cおよび51fに沿う部分、すなわち、逆
テーパ部51eにも配線層58が形成されるため、配線
層58の断面積を大きくでき、導電抵抗を小さくするこ
とができる。
は、側面51cおよび51fに沿う部分、すなわち、逆
テーパ部51eにも配線層58が形成されるため、配線
層58の断面積を大きくでき、導電抵抗を小さくするこ
とができる。
【0070】次に、図22で示す半導体装置の製造工程
について説明する。図23〜図28は図22で示す半導
体装置の製造工程を示す断面図である。図23を参照し
て、シリコン基板1上に熱酸化膜とドープトポリシリコ
ンとタングステンシリサイドとを形成する。タングステ
ンシリサイドとドープトポリシリコンと熱酸化膜とを所
定の形状にパターニングすることにより、タングステン
シリサイド層92bとドープトポリシリコン層92aか
らなるゲート電極92と、ゲート酸化膜91とを形成す
る。ゲート電極92を覆うようにシリコン酸化膜98を
形成する。シリコン酸化膜98上にCVD法により不純
物がドーピングされておらず絶縁性の高いポリシリコン
層54を形成する。ポリシリコン層54上にレジストパ
ターン55を形成する。
について説明する。図23〜図28は図22で示す半導
体装置の製造工程を示す断面図である。図23を参照し
て、シリコン基板1上に熱酸化膜とドープトポリシリコ
ンとタングステンシリサイドとを形成する。タングステ
ンシリサイドとドープトポリシリコンと熱酸化膜とを所
定の形状にパターニングすることにより、タングステン
シリサイド層92bとドープトポリシリコン層92aか
らなるゲート電極92と、ゲート酸化膜91とを形成す
る。ゲート電極92を覆うようにシリコン酸化膜98を
形成する。シリコン酸化膜98上にCVD法により不純
物がドーピングされておらず絶縁性の高いポリシリコン
層54を形成する。ポリシリコン層54上にレジストパ
ターン55を形成する。
【0071】図24を参照して、レジストパターン55
に従いポリシリコン層54を塩素ガスにより異方性エッ
チングする。
に従いポリシリコン層54を塩素ガスにより異方性エッ
チングする。
【0072】図25を参照して、CF4 ガスによりシリ
コン酸化膜51を異方性エッチングすることにより凸部
97を形成する。
コン酸化膜51を異方性エッチングすることにより凸部
97を形成する。
【0073】図26を参照して、レジストパターン55
を残存させたままシリコン酸化膜51をフッ酸水溶液に
より等方性エッチングすることにより、突出部51aを
形成する。その後、ポリシリコン層54を除去する。
を残存させたままシリコン酸化膜51をフッ酸水溶液に
より等方性エッチングすることにより、突出部51aを
形成する。その後、ポリシリコン層54を除去する。
【0074】図27を参照して、突出部51aを覆うよ
うにスパッタリング法によりアルミニウム層56を形成
する。
うにスパッタリング法によりアルミニウム層56を形成
する。
【0075】図28を参照して、アルミニウム層56を
全面エッチバックすることにより、突出部51aに接す
る配線層58を形成する。
全面エッチバックすることにより、突出部51aに接す
る配線層58を形成する。
【0076】図21を参照して、突出部51aと配線層
58とを覆うようにシリコン酸化膜53を形成すること
により、半導体装置が完成する。
58とを覆うようにシリコン酸化膜53を形成すること
により、半導体装置が完成する。
【0077】このような製造方法に従えば、微細に加工
しやすいシリコン酸化膜の突出部51bに沿うような形
状の配線層58を全面エッチバックにより形成する。そ
のため、アルミニウム層56上にレジストパターンを形
成し、このレジストパターンに従い配線層を形成する場
合に比べて精度よく微細な配線層を製造することができ
る。また、エッチバックの際に逆テーパ部51eに入っ
た導電層はエッチングされにくくなるため、逆テーパ部
51eには導電層が残存する確率が高くなる。そのた
め、配線層58が断線しにくくなり、半導体装置の信頼
性が向上する。
しやすいシリコン酸化膜の突出部51bに沿うような形
状の配線層58を全面エッチバックにより形成する。そ
のため、アルミニウム層56上にレジストパターンを形
成し、このレジストパターンに従い配線層を形成する場
合に比べて精度よく微細な配線層を製造することができ
る。また、エッチバックの際に逆テーパ部51eに入っ
た導電層はエッチングされにくくなるため、逆テーパ部
51eには導電層が残存する確率が高くなる。そのた
め、配線層58が断線しにくくなり、半導体装置の信頼
性が向上する。
【0078】(実施の形態6)図29は、この発明の実
施の形態6に従った半導体装置の断面図である。図29
で示す半導体装置では、突出部51aに接するようにチ
タン層61、チタンナイトライド層62およびタングス
テン層67が形成されている。その他の点に関しては、
図29で示す半導体装置は、図22で示す半導体装置と
同様である。
施の形態6に従った半導体装置の断面図である。図29
で示す半導体装置では、突出部51aに接するようにチ
タン層61、チタンナイトライド層62およびタングス
テン層67が形成されている。その他の点に関しては、
図29で示す半導体装置は、図22で示す半導体装置と
同様である。
【0079】このような半導体装置においては、図22
で示す半導体装置と同様の効果がある。
で示す半導体装置と同様の効果がある。
【0080】次に、図29で示す半導体装置の製造方法
について説明する。図30は、図29で示す半導体装置
の製造工程を示す断面図である。まず、実施の形態5の
図23〜図24に従い、シリコン基板1上にゲート酸化
膜91、ドープトポリシリコン層92a、タングステン
シリサイド層92b、突出部51aを有するシリコン酸
化膜51を形成する。このシリコン酸化膜51の突出部
51aを覆うようにスパッタリング法により厚さ約10
Åのチタン層64と厚さ約15Åのチタンナイトライド
層65を形成する。チタンナイトライド層65上にCV
D法によりタングステン層66を形成する。
について説明する。図30は、図29で示す半導体装置
の製造工程を示す断面図である。まず、実施の形態5の
図23〜図24に従い、シリコン基板1上にゲート酸化
膜91、ドープトポリシリコン層92a、タングステン
シリサイド層92b、突出部51aを有するシリコン酸
化膜51を形成する。このシリコン酸化膜51の突出部
51aを覆うようにスパッタリング法により厚さ約10
Åのチタン層64と厚さ約15Åのチタンナイトライド
層65を形成する。チタンナイトライド層65上にCV
D法によりタングステン層66を形成する。
【0081】図29を参照して、タングステン層66と
チタンナイトライド層65とチタン層64とを全面エッ
チバックすることによりタングステン層67とチタンナ
イトライド層62とチタン層61とを形成する。タング
ステン層67を覆うようにシリコン酸化膜53を形成す
ることにより、図29で示す半導体装置が完成する。
チタンナイトライド層65とチタン層64とを全面エッ
チバックすることによりタングステン層67とチタンナ
イトライド層62とチタン層61とを形成する。タング
ステン層67を覆うようにシリコン酸化膜53を形成す
ることにより、図29で示す半導体装置が完成する。
【0082】(実施の形態7)図31〜図33は図22
で示す半導体装置の別の製造工程を示す断面図である。
図31を参照して、実施の形態5と同様にシリコン基板
1上にゲート酸化膜91、ドープトポリシリコン層92
aおよびタングステンシリサイド層92bを形成する。
ゲート電極92を覆うようにBPSOG(Boro Phospho
Spin On Glass)からなる第1の絶縁膜としてのシリコ
ン酸化膜81を形成する。シリコン酸化膜81上にTE
OS(Tetraetyl Ortho Silicate)を原料として第2の
絶縁膜としてのシリコン酸化膜82を形成する。シリコ
ン酸化膜82はシリコン酸化膜81よりも等方性エッチ
ングされにくい。シリコン酸化膜82上にレジストパタ
ーン85を形成する。
で示す半導体装置の別の製造工程を示す断面図である。
図31を参照して、実施の形態5と同様にシリコン基板
1上にゲート酸化膜91、ドープトポリシリコン層92
aおよびタングステンシリサイド層92bを形成する。
ゲート電極92を覆うようにBPSOG(Boro Phospho
Spin On Glass)からなる第1の絶縁膜としてのシリコ
ン酸化膜81を形成する。シリコン酸化膜81上にTE
OS(Tetraetyl Ortho Silicate)を原料として第2の
絶縁膜としてのシリコン酸化膜82を形成する。シリコ
ン酸化膜82はシリコン酸化膜81よりも等方性エッチ
ングされにくい。シリコン酸化膜82上にレジストパタ
ーン85を形成する。
【0083】図32を参照して、レジストパターン55
をマスクとしてフッ酸水溶液によりシリコン酸化膜82
を等方性エッチングする。
をマスクとしてフッ酸水溶液によりシリコン酸化膜82
を等方性エッチングする。
【0084】図33を参照して、さらにフッ酸水溶液に
よりシリコン酸化膜81を等方性エッチングする。この
とき、シリコン酸化膜81はエッチングされやすいの
で、レジストパターン55の下においては、レジストパ
ターン55から離れるほどシリコン酸化膜81がよくエ
ッチングされる。そのため、シリコン酸化膜81には、
逆テーパ状の突出部51aが形成される。
よりシリコン酸化膜81を等方性エッチングする。この
とき、シリコン酸化膜81はエッチングされやすいの
で、レジストパターン55の下においては、レジストパ
ターン55から離れるほどシリコン酸化膜81がよくエ
ッチングされる。そのため、シリコン酸化膜81には、
逆テーパ状の突出部51aが形成される。
【0085】次に、実施の形態5の図27および図22
を参照して、配線層58およびシリコン酸化膜53を形
成することにより図22で示す半導体装置が完成する。
なお、この場合、シリコン酸化膜81および82が図2
2中のシリコン酸化膜51に相当する。このような製造
工程に従えば、エッチングを異方性から等方性に変える
ことなく簡単な製造工程で図22で示す半導体装置を製
造することができる。
を参照して、配線層58およびシリコン酸化膜53を形
成することにより図22で示す半導体装置が完成する。
なお、この場合、シリコン酸化膜81および82が図2
2中のシリコン酸化膜51に相当する。このような製造
工程に従えば、エッチングを異方性から等方性に変える
ことなく簡単な製造工程で図22で示す半導体装置を製
造することができる。
【0086】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。そのため、膜厚や各々の材質などは必要に応じて
適宜変更することができる。本発明の範囲は上記した説
明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求
の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含
まれることが意図される。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。そのため、膜厚や各々の材質などは必要に応じて
適宜変更することができる。本発明の範囲は上記した説
明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求
の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含
まれることが意図される。
【0087】
【発明の効果】請求項1、2、4および5記載の発明に
おいては、導電抵抗が小さくかつ段差の少ない半導体装
置を提供することができる。
おいては、導電抵抗が小さくかつ段差の少ない半導体装
置を提供することができる。
【0088】請求項3に記載の発明においては、さらに
導電抵抗が小さい半導体装置を得ることができる。
導電抵抗が小さい半導体装置を得ることができる。
【0089】請求項6、7および8に記載の半導体装置
およびその製造方法においては、導電抵抗が小さく微細
な配線層を有する半導体装置を得ることができる。
およびその製造方法においては、導電抵抗が小さく微細
な配線層を有する半導体装置を得ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に従ったフラッシュ
メモリの平面図である。
メモリの平面図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿ってみた断面を示
す図である。
す図である。
【図3】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
1工程を示す断面図である。
1工程を示す断面図である。
【図4】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
2工程を示す断面図である。
2工程を示す断面図である。
【図5】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
3工程を示す断面図である。
3工程を示す断面図である。
【図6】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
4工程を示す断面図である。
4工程を示す断面図である。
【図7】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
5工程を示す断面図である。
5工程を示す断面図である。
【図8】 図2で示すフラッシュメモリの製造方法の第
6工程を示す断面図である。
6工程を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態2に従ったフラッシュ
メモリの断面図である。
メモリの断面図である。
【図10】 図9で示すフラッシュメモリの製造方法の
第1工程を示す断面図である。
第1工程を示す断面図である。
【図11】 図9で示すフラッシュメモリの製造方法の
第2工程を示す断面図である。
第2工程を示す断面図である。
【図12】 図9で示すフラッシュメモリの製造方法の
第3工程を示す断面図である。
第3工程を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態3に従ったフラッシ
ュメモリの断面図である。
ュメモリの断面図である。
【図14】 図13で示すフラッシュメモリの製造方法
の第1工程を示す断面図である。
の第1工程を示す断面図である。
【図15】 図13で示すフラッシュメモリの製造方法
の第2工程を示す断面図である。
の第2工程を示す断面図である。
【図16】 図13で示すフラッシュメモリの製造方法
の第3工程を示す断面図である。
の第3工程を示す断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態4に従ったフラッシ
ュメモリの断面図である。
ュメモリの断面図である。
【図18】 図17で示すフラッシュメモリの製造方法
の第1工程を示す断面図である。
の第1工程を示す断面図である。
【図19】 図17で示すフラッシュメモリの製造方法
の第2工程を示す断面図である。
の第2工程を示す断面図である。
【図20】 図17で示すフラッシュメモリの製造方法
の第3工程を示す断面図である。
の第3工程を示す断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態5に従った半導体装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図22】 図21中のXXII−XXII線に沿って
みた断面を示す図である。
みた断面を示す図である。
【図23】 図22で示す半導体装置の製造方法の第1
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図24】 図22で示す半導体装置の製造方法の第2
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図25】 図22で示す半導体装置の製造方法の第3
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図26】 図22で示す半導体装置の製造方法の第4
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図27】 図22で示す半導体装置の製造方法の第5
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図28】 図22で示す半導体装置の製造方法の第6
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態6に従った半導体装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図30】 図29で示す半導体装置の製造工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図31】 図22で示す半導体装置の別の製造方法の
第1工程を示す断面図である。
第1工程を示す断面図である。
【図32】 図22で示す半導体装置の別の製造方法の
第2工程を示す断面図である。
第2工程を示す断面図である。
【図33】 図22で示す半導体装置の別の製造方法の
第3工程を示す断面図である。
第3工程を示す断面図である。
【図34】 従来のフラッシュメモリのメモリセルの断
面図である。
面図である。
【図35】 ゲート電極上に形成された配線層の断面図
である。
である。
1 シリコン基板、6 コントロールゲート電極、7
側壁絶縁膜、13 ソース領域、13a 第1ソース
線、13b 第2ソース線、15 シリコン酸化膜、1
5a コンタクト溝、51a 突出部、51b 下面、
51c,51f頂面、58 配線層。
側壁絶縁膜、13 ソース領域、13a 第1ソース
線、13b 第2ソース線、15 シリコン酸化膜、1
5a コンタクト溝、51a 突出部、51b 下面、
51c,51f頂面、58 配線層。
Claims (8)
- 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 一方向に延在するように前記半導体基板の主表面の部分
に形成された第1導電層と、 前記半導体基板の主表面の上に形成された、前記第1導
電層に達する溝を有する層間絶縁膜とを備え、 前記溝は、前記層間絶縁膜の対向する側壁によって形成
され、前記導電層に沿って一方向に延在しており、さら
に、 前記溝の対向する側壁の上に形成された第2導電層を備
え、 前記第2導電層の一部分は、前記第1導電層の一部表面
を露出させて前記第1導電層の一部表面と接触してい
る、半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1導電層に沿って延在するように
前記半導体基板の主表面上に形成された電極層をさらに
備える、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記半導体基板は、前記溝と連通する凹
部を有し、前記凹部は前記第1導電層の側壁によって形
成され、前記第2導電層は、前記溝の側壁と前記凹部の
側壁に形成されて前記第1導電層に接触している、請求
項1に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 主表面を有する半導体基板と、 一方向に延在するように前記半導体基板の主表面の上に
形成された、側壁を有する電極層と、 前記電極層に沿って延在するように前記半導体基板の主
表面の部分に形成された第1導電層と、 前記電極層の側壁に形成された側壁絶縁膜と、 前記側壁絶縁膜の上に形成された第2導電層とを備え、 前記第2導電層の一部分は、前記第1導電層の一部表面
を露出させて前記第1導電層の一部表面と接触してい
る、半導体装置。 - 【請求項5】 前記第2導電層と前記側壁絶縁膜との間
に形成された保護絶縁膜をさらに備える、請求項4に記
載の半導体装置。 - 【請求項6】 主表面を有する半導体基板と、 一方向に延在するように前記半導体基板の主表面の上に
形成された第1導電層と、 前記第1導電層の延在する方向に沿って形成された突出
部を有し、かつ前記第1導電層を覆う絶縁膜と、 前記第1導電層の延在する方向に沿って前記絶縁膜の上
に形成された第2導電層とを備え、 前記絶縁膜の突出部は、下面と、前記下面から突出する
頂面と、前記頂面と前記下面とを接続して対向する側面
とから形成され、前記対向する側面間の距離は前記下面
から前記頂面に向かうにつれて大きくなり、 前記第2導電層は前記側面の上に沿って形成されてい
る、半導体装置。 - 【請求項7】 一方向に延在するように半導体基板の主
表面の上に第1導電層を形成する工程と、 前記第1導電層を覆う絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の上に所定のパターンを有するマスクを形成
する工程と、 前記マスクに形成されたパターンに従って前記絶縁膜を
異方性エッチングすることにより、前記絶縁膜に凸部を
形成する工程と、 前記凸部を形成した後、前記マスクを残存させたまま前
記絶縁膜を等方性エッチングすることにより、下面と、
前記下面から突出する頂面と、前記頂面と前記下面とを
接続して対向する側面とから形成され、前記対向する側
面間の距離は前記下面から前記頂面に向かうにつれて大
きくなる突出部を形成する工程と、 前記突出部を覆うように導電層を形成する工程と、 前記導電層を全面エッチバックすることにより、前記突
出部の側面の上に沿う第2導電層を形成する工程とを備
えた、半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 一方向に延在するように半導体基板の主
表面の上に第1導電層を形成する工程と、 前記第1導電層を覆うように相対的に等方性エッチング
されやすい第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の上に相対的に等方性エッチングされ
にくい第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜の上に所定のパターンを有するマスク
を形成する工程と、 前記マスクに形成されたパターンに従って前記第1と第
2の絶縁膜を等方性エッチングすることにより、下面
と、前記下面から突出する頂面と、前記頂面と前記下面
とを接続して対向する側面とから形成され、前記対向す
る側面間の距離は前記下面から前記頂面に向かうにつれ
て大きくなる突出部を形成する工程と、 前記突出部を覆うように導電層を形成する工程と、 前記導電層を全面エッチバックすることにより、前記突
出部の側面の上に沿う第2導電層を形成する工程とを備
えた、半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019038A JPH11220112A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置およびその製造方法 |
US09/119,047 US6188115B1 (en) | 1998-01-30 | 1998-07-20 | Semiconductor device with a conductive layer of small conductive resistance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019038A JPH11220112A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220112A true JPH11220112A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11988275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019038A Withdrawn JPH11220112A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6188115B1 (ja) |
JP (1) | JPH11220112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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