JPH10512136A - エネルギー案内チェーンのための案内溝 - Google Patents
エネルギー案内チェーンのための案内溝Info
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- JPH10512136A JPH10512136A JP8529854A JP52985496A JPH10512136A JP H10512136 A JPH10512136 A JP H10512136A JP 8529854 A JP8529854 A JP 8529854A JP 52985496 A JP52985496 A JP 52985496A JP H10512136 A JPH10512136 A JP H10512136A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、長手方向に延びる平行な側部部材を備え、これらの間にエネルギー案内チェーンを設置することができるチェーン案内溝に関するものであり、チェーン案内溝は案内溝に沿って末端対末端で配置された数個の側部部材で構成される。肉眼的外観および形状のため多くの用途で使用するのに適すると共に低い騒音および高い安定性を有する軽量の案内溝を設計するため、本発明は側部部材(1)を寸法上安定な中空セクションの形態にすると共に側部部材(1)の隣接端部の間には接続部材(2)を位置せしめ、これらにより側部部材を互いにかつ床構造体に取付ける。
Description
【発明の詳細な説明】
エネルギー案内チェーンのための案内溝
本発明は、長形の平行な側部部材を備え、これらの間にエネルギー案内チェー
ンを長手方向に分配することができ、案内溝を溝の長手方向に前側にて互いに配
置された複数の側部部材から構成してなるエネルギー案内チェーンのための案内
溝に関するものである。
この種の案内溝は、電気、ガス、流体などのためのフレキシブル供給配管を受
入れるよう作用すると共にこれらを移動自在な消費者に供給するエネルギー案内
チェーンを案内するために用いられる。その使用は、たとえばこれに限定するも
のでないが、特にプラント構造、搬送技術などのエネルギー案内チェーンの長い
走行路の場合である。
少なくとも一方向に屈曲しうるエネルギー案内チェーンは、案内溝における移
動自在な消費者の移動運動に際し展開運動にさらされ或いは外される。その際、
長い走行路の場合、エネルギーチェーンの展開運動にて上側位置する領域自身(
上側部分と呼ばれる)を案内溝における下側位置するエネルギー案内チェーンの
領域(下側部分と呼ばれる)に摺動させる。走行路の中間におけるエネルギー案
内チェーンの連結部材が案内溝に装着されると、エネルギー案内チェーンの走行
路の半分まで上側部分が下側部分に対し摺動する。走行路の他方の半分に対して
もエネルギー案内チェーンの簡単な走行を確保するには、案内溝に少なくとも摺
動レールを設け、これを案内溝の側壁部に配置して上側部分を摺動レール上に移
動自在にする。
エネルギー案内チェーンのための従来公知の案内溝は少なくとも固定部材によ
り下側構造部に固定配置され、互いに平行配置された側部部材の下側構造部に対
する固定は角材によって行われ、これはそれぞれ前側で互いに当接する側部部材
に対するネジ接続により、および下側構造体に対する他のネジ接続によって固定
される。下側構造部としては、しばしば案内溝の長手方向に対し垂直配置された
C−プロフィルが用いられ、角材を固定するためのロックナットをC−プロフィ
ル内で長手方向移動自在に配置し、案内溝の側部部材が互いに無段階で離間しう
るようにする。さらに、U−プロフィルとして形成された案内溝も可能である。
従来公知の案内溝は殆ど厚さ約2mmの鋼板で作成され、これは強度を増大さ
せるべく加工することができる。摺動レールを固定するには側壁部および摺動レ
ールに貫通穴部を設けて、摺動レールを案内溝の側壁部にネジ接続によって固定
することができる。
この種の案内溝における欠点はその比較的重い重量であり、これは摺動レール
のネジ接続による固定に役立つ角材の外方向に突出する部分的に鋭利な領域また
は側壁部の面取領域であり、これらは特に案内溝の補強に役立つ。さらに、エネ
ルギー案内チェーンにより供給される消費者の迅速な移動運動は、案内溝に対す
るエネルギー案内チェーンの急速な設置により高い騒音発生に結び付く。これに
より、全体として案内溝の使用分野は比較的粗雑なプラント構造における構造体
に限定される。
さらにDE 41 40 910 C1号からは、側部部材を薄い覆板で構成
すると共にそれらの間にプラスチックコアもしくはウェル−プロフィルを設けた
種類の案内溝が知られている。側部部材は楔によって支持部材に固定される。こ
こでは側部部材の弾力的構成に基づき固定作用が高まり、側部部材は支持部材に
対するその固定に際し弾力的に変形する。側壁部は極く僅かな固有強度を有する
。側方から突出する楔は外部の力作用で不意に脱着して側方から突出する下側構
造部と一緒になって複数の突出部を形成し、これらが騒音の原因になりうると共
に実質的に平滑な外面を有する案内溝の構成を阻害する。
したがって本発明の課題は、小さい重量を有し、その光学的外観およびその成
形に基づき多くの面で使用可能であり、エネルギー案内チェーンの走行運動に際
し騒音発生が最小になると共に高い安定性を有するような案内溝を提供すること
にある。
本発明によればこの課題は、側部部材が形態安定な中空輪郭を備え、側部部材
の互いに対向する前側の間には接続部材を設け、これにより側部部材を互いにお
よび下側構造部に固定することにより解決される。これにより側部部材を互いに
接続するのに必要な固定部材および/またはたとえば摺動レールなどの他の装置
を固定するための必要な固定部材を簡単に中空輪郭の断面領域に配置することが
でき、したがって外方向に指向する突出部を完全に回避することができる。さら
に、これにより実質的に案内溝の平滑な外面および内面の形成および/したがっ
て好適な光学的外観、並びに煩わしい突出部の回避が可能となる。全体として、
案内溝の使用範囲が拡大される。中空輪郭は必ずしも必要でないが好ましくは側
部部材の全長にわたり延在し、案内溝はU−字状プロフィルを有することもでき
或いは一体的に構成することもできる。中空輪郭としての側部部材の構成により
、高強度に際し明瞭な重量節約および側部部材の比較的僅かな空間必要性が達成
される。同時にエネルギー案内チェーンの走行運動に際し明瞭な騒音低下も示さ
れる。側部部材が接続部材により互いにかつ同時に下側構造部にも固定されるこ
とにより、明かに組立が簡単化される。その際、接続部材はたとえば靴状に或い
は溝−およびバネ接続として構成することもできる。これらは側部部材の前側に
も一体的に形成することができ或いは力−および/または形態−固定的に作用す
る部材によりこれに固定することもできる。
好ましくは側部部材はこの側部部材の全長にわたり一様に延びる形状部を備え
、これにより接続部材は任意の長さで延びる側部部材に対し前側で固定すること
ができる。これにより、案内溝の特に簡単な長さ適合性が得られ、同時に側部部
材は大きい長さで、したがってコスト上有利に作成することができる。
好ましくは中空輪郭は多数の好ましくは側部部材の長手方向に延びる部屋を備
え、これを形態安定的な支柱により形成することができ、側部部材の内壁部およ
び外壁部に接続する。同時に支柱は補強にも役立つ。好ましくは、支柱は実質的
に水平に延在する。さらに各部屋は一方向に、たとえば上方向または側部部材の
前側方向に開口させることができ、或いは側方貫通部を有することもできる。し
かしながら、好ましくは各部屋は案内溝の組立状態にて閉鎖される。さらにステ
ムを側部部材の長手方向に対し垂直に配置することもできる。
好適実施形態において側部部材は接続部材による固定に際し互いに整列させる
ことができ、側部部材が個々に組立可能かつ脱着可能になるよう接続部材を設置
する。これにより案内溝の簡単な組立および解体が可能となり、隣接する側部部
材の互いに当接する前側の領域における側方変位の危険が回避され、この変位は
案内溝におけるエネルギー案内チェーンの急速移動に際し極めて煩わしいもので
ある。側部部材の整列は、たとえば側部部材に対する充分な長さの溝または突出
部によって得ることができ、これらは接続部材の対応の突出部または溝に嵌入す
る。
好ましくは接続部材はピンを備え、このピンは側部部材の前側に配置された中
空室にぴったり挿通することができる。これにより、側部部材に対する接続部材
の簡単かつ安定な固定および同時にそれらの相対的な整列も得られる。
好ましくは接続部材は2つの部分に形成され、各部分は案内溝の組立状態にて
側部部材にたとえばピンにより固定され、さらにそれぞれ他方の部分に対し対向
する側方の重なり領域をも備え、これは固定部材により互いに固定することがで
きる。かくして、固定部材の脱着の後、案内溝からの側部部材の解体を側部部材
を案内溝に対し垂直方向に移動させて行うことができ、案内溝をその全長にわた
り解体することなく側部部材を組立または解体することができる。これは、より
大きい長さを有する案内溝の場合に特に有利である。さらに接続部材の互いに重
なる領域により、側部部材の整列が互いに行われて側部部材の組立が実質的に単
純化される。
案内溝の側部部材はL−字状プロフィルを有し、短い脚部を溝の内部に指向さ
せると共にエネルギー案内チェーンの下側部分のための架台を形成する。さらに
側部部材の輪郭はその上側端部に溝の内部から反発する領域を備え、溝の断面は
上方向に拡大すると共にエネルギー案内チェーンの溝への位置決めに関する挿通
が容易化される。
好ましくは側部部材の前側には端部キャップを設けて、側部部材の中空室が外
方向に閉鎖されると共に中空輪郭への汚物蓄積を防止するようにする。中空室の
閉鎖により効果的な騒音遮断を得ることができる。さらに端部キャップは支持構
造部への側部部材の固定にも役立ちうる。その際、端部キャップには側部部材に
固定するためピンを設けることができ、このピンを側部部材の前側に配置された
中空室にぴったり挿通することができる。
接続部材の重なり領域および/または端部キャップは断面L−字状に形成する
ことができ、短い脚部を溝の内部に指向させると共に、短い脚部には支持構造部
に溝を固定するための固定手段を設ける。かくして支持構造部への接続部材もし
くは端部キャップによる側部部材の固定が得られる。接続部材のL−字状構成に
より、側部部材の簡単な組立が可能になると同時に接続の安定性も向上する。
接続部材の互いに重なる領域および/または端部キャップは側部部材の外壁部
の輪郭と結合し、かくして案内溝は極く僅かな空間しか要求せず、案内溝の外部
で移動する物品は外方向に指向する案内溝の突出部には当接しない。
接続部材および端部キャップはプラスチックから作成することができる。
アルミニウム押出成形部材としての側部部材の形成は、高度の安定性および最
大の重量節減に際し、中空輪郭のコスト上有利な製作を可能にする。しかしなが
ら、中空輪郭部はプラスチック(特にガラス繊維強化プラスチック)から或いは
他の材料からも作成することもできる。
側部部材の中空室には遮音材料を配置することもできる。特に中空室をプラス
チックで発泡させることができる。
側部部材の内壁部に摺動レールを固定するため、側部部材はその溝に指向する
壁部に切欠部を備えることができ、ここに摺動レールの側方突出部を好ましくは
他の固定手段なしに固定することができ、これにより摺動レールの簡単な取扱い
が可能となる。特に、これにより案内溝の内側も平滑となり、突出部なしに形成
することができる。案内レールの突出部はたとえば固定ピンとして或いは別途の
ネジボルトとしても構成することができ、ロックナットなどを側壁部に埋込み配
置することができる。しかしながら、摺動レールの固定は他の形態−もしくは力
−固定的な固定手段により行うこともできる。
好ましくは側壁部の切欠部は凹部として構成され、かくして貫通穴部を回避す
ると共に高度の騒音遮断が達成される。これにより中空輪郭としての側部部材の
構成には中空室の完全閉鎖された構成および/したがって案内溝の高度の安定性
および遮音が実現される。さらに凹部は接続部材の前側固定にも役立ちうる。
凹部は側部部材の全長にわたって延在し、したがって案内溝の側部部材の作成
は連続成形法にて、たとえば押出プレス法にて可能である。さらに摺動レールの
位置決めは局部的に設けた貫通開口部に限定されず、案内溝における摺動レール
の無段階変位が可能となり、異なる比率への簡単な適合も可能となる。必要に応
じ、摺動レールの固定は固定部材(Festellreitern)によって行
うこともできる。
側壁部に設けた切欠部は好ましくはアンダーカット領域を備え、ここにフック
状突出部により摺動レールを懸架させることができる。これにより、摺動レール
の簡単かつ迅速な組立および解体が可能となる。
好ましくは側部部材は種々異なるレベルに摺動レールを固定するよう配置され
た複数の切欠部を備える。チェーン素子の種々異なる高さにてエネルギーチェー
ンを使用すれば、摺動レールは常にそれぞれエネルギーチェーンに適合するレベ
ルにて案内溝の内部に位置決めすることができ、エネルギーチェーンの交換に際
し案内溝の簡単な交換が可能となる。その際、凹部にて一つのレベル高さに配置
された摺動レールは他のレベル高さに設けられた凹部を覆い、かくして凹部にお
ける物質の蓄積が回避される。
以下、添付図面を参照して実施例により本発明を詳細に説明する。
第1図:案内溝の側面図、
第2図:第1図による案内溝のA−A線断面図、
第3図:接続部材の第1部分の正面図(左側)、側面図(中央)および平面図
(右側)、
第4図:接続部材の第2部分の正面図(左側)、側面図(中央)および平面図
(右側)、
第5図:端部キャップの正面図(左側)、側面図(中央)および平面図(右側
)。
第1図および第2図にはエネルギー案内チェーンのための案内溝の断面図を示
し、これは接続部材2により下側構造部3に配置された互いに長手方向配置の側
部部材1を備える。下側構造部はC−輪郭レールで構成され、これは案内溝の長
手方向に対し垂直に延在すると共にその長手スリットにて接続部材2に係合する
ネジボルト4を長手方向変位自在に挿通し、かくして側部部材1を無段階的に互
いに離間保持することができる。
側部部材1はL−字状の中空プロフィルとして形成され、側部部材1の長手方
向に延びる支柱5により多数の中空室に分割される。側部部材1の短い脚部は下
側構造部3に当接して配置され、エネルギー案内チェーンの下側部分の載置部と
して作用する(エネルギー案内チェーンの上側部分を第2図に点線で示す)。側
部部材1の内壁部はアンダーカット部を設けた凹部6を備え、ここに摺動レール
7を上側部分のための設置につき固定する。その際、側部部材の全長にわたり延
在する多数の凹部を互いに離間配置させて、摺動レール7が種々異なる間隔で側
部部材1の短い脚部に懸架しうるようにする。支柱5は凹部6の高さに配置され
て、中空輪郭部がその狭い断面の領域に安定化されるようにする。
側部部材1はその上端部に案内溝から反発する領域8を備え、案内溝の内側断
面を上方向に拡大させると共に、エネルギー案内チェーンのその案内溝への位置
決めのための挿通を容易化させる。
案内溝の側部部材1は平滑な外壁部を有し、これを下側構造部3と結合させる
。さらに接続部材2の種々異なる部分に互いに固定された固定部材を側部部材1
の外壁部と結合させる。かくして、外方向に突出する突出部を決して持たず、し
たがって全体としてできるだけ小さい空間要求を示す案内溝が得られる。中空輪
郭部としての側部部材1の構成により既に得られる従来の案内レールと比べた顕
著な騒音遮断性はプラスチックによる中空輪郭部の発泡により実質的に向上する
。さらに案内溝を貫通U−輪郭として形成することができ或いは側部部材1の短
い脚部間に覆板を配置して案内溝を下方向に閉鎖しうることは勿論である。
小さい重量および低い製作コストにてできるだけ高い安定性を得るには、側部
部材1をアルミニウム押出成形部材として形成する。
前側で互いに当接する側部部材1を互いに接続する接続部材2は、第3図およ
び第4図に示すように、2つの部分で構成される。
第3図(左側)に示した接続部材2の第1部分9の正面図から見られるように
、これは実質的にL−字型形状を有する。正面図における部分9の輪郭は側部部
材1の内側および外側の輪郭に適合する。
側面図(第3図、中央)および平面図(第3図右側)から推察されるように、
接続部材2の第1部分9にはピン14を設け、これを各側部部材1の対応中空室
にぴったり挿通することができ、これにより接続部材2の部分9を側部部材1に
固定することができる。
接続部材2の第1部分9における短い脚部には貫通穴部10を設け、ここにネ
ジまたは他の種類の固定部材を埋込み収容することができ、下側構造部3に固定
することができる。
接続部材2の第1部分9は外側から反発するL−字状領域11を備え、第4図
に示した接続部材の第2部分15のL−字状本体を反発する領域11と重ねるこ
とができる。反発する領域11は外方向に突出するステム12を有し、これは接
続部材2の第2部分15における対応切欠部17にぴったり挿通することができ
る。ここに示した接続部材の第1部分9とその第2部分15との重なる領域をこ
こに示したように成形することにより、接続部材の各部分の安定な配置が実現さ
れる。接続部材2の第1部分9の側面図(第3図、中央参照)に示したように、
部分9には部分9には2個の貫通穴部13を設け、これら穴部を接続部材2の第
2部分15における対応の貫通穴部19と重ねて接続部材2の第1および第2部
分の重なり領域をネジ接続などにより互いに固定することができる。部分9およ
び15の固定は固定ピンなどによっても可能であることは勿論である。
第4図に示した接続部材2の第2部分15も同様にL−字状輪郭を有し、その
本体を接続部材2の第1部分9における反発領域11に適合させて、接続部材2
の第1部分9および第2部分15(内側および外側)が同様な輪郭を有するよう
にする。この輪郭は側部部材1の輪郭に対応する。接続部材2の第2部分15は
対応の第1部分9に相応してその短い脚部に貫通穴部16を備え、これは下側構
造部3と共動する固定部材を沈めて収容することができ、貫通穴部16は案内溝
の長手方向に対し垂直に第1部分9の貫通穴部10から離間する。さらに第2部
分15は切欠部17を備え、ここに第1部分9のステム12をぴったり挿通する
ことができ、さらに側面の一方には第2部分15を固定するため側部部材1の対
応中空室にぴったり挿通しうる2個のピンを有する。
貫通穴部10および16に配置された固定手段の解除により接続部材2の第1
部分9に配置された側部部材1は案内溝の内部の方向に移動自在であり、第2部
分15の貫通穴部16に配置された固定手段は自由となり、次いで対応の側部部
材1の解体のため除去することができる。接続部材2の各部分における貫通穴部
10および16は案内溝の長手方向にも互いに離間させることができ、これによ
り接続部材2の大きい拡張を案内溝の長手方向に生ぜしめる。
側部部材1はしたがって案内溝の長手方向に対し垂直方向に移動させてそこか
ら除去することができ、これに隣接する側部部材1の位置決めを変化させること
なく解体自身を行うことができる。
下側構造部3に側部部材1を固定するための手段の配置に基づき、案内溝の内
部に指向した接続部材2の短い脚部には側部部材1の外壁部を越えて突出する固
定手段が不必要となり、これにより下側構造部3はその幅を案内溝の幅に適合さ
せることができる。
第5図に示した端部キャップ20はその輪郭において側部部材1の輪郭に適合
し、その前側には3個のピン21を設け(第5図、左側参照)、これらピンを側
部部材1の対応中空室にぴったり挿通することができる。さらに、L−字状に形
成された端部キャップ20の短い脚部には貫通穴部22を設け、ここに固定手段
を挿通しうると共に下側構造部3に固定することができる。端部キャップ20を
介し、側部部材1をその案内溝から離れた端部に固定することができる。
接続部材2の部分および端部キャップ20はこの実施例においてプラスチック
から作成される。
摺動レール7(第2図参照)は実質的に梯形断面を有し、その長い方の側面は
側部部材1に対する当接領域として作用する。当接領域の上端部には上縁部と連
結して摺動レール7の全長にわたって延びるフック状突出部7aを凹部6に嵌入
する短いステムを介して配置する。フック状突出部7aの挿入により、摺動レー
ル7を側部部材に固定しうると共に再び容易に脱着することができる。側方の当
接領域の高さは、摺動レール7が最も下側の凹部6の上方に懸架された際に当接
領域の下縁部がアンダーカット部または側部部材1に当接するような寸法とする
。側部部材1の長手方向に延びる凹部6の形成により摺動レール7は凹部6にて
長手方向移動自在となり、かくしてここに任意の位置で位置決めすることができ
、さらに側部部材1を連続成形法にて作成することができる。
符号の説明
1 側部部材
2 接続部材
3 下側構造部
4 ネジボルト
5 支柱
6 凹部
7 摺動レール
7a フック状突出部
8 反発領域
9 接続部材の第1部分
10 貫通穴部
11 反発領域
12 ステム
13 貫通穴部
14 ピン
15 接続部材の第2部分
16 貫通穴部
17 切欠部
18 ピン
19 貫通穴部
20 端部キャップ
21 ピン
22 貫通穴部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AU,BR,CA,C
N,CZ,HU,JP,KR,MX,PL,RU,SG
,SK,UA,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 長形の平行な側部部材を備え、これらの間にエネルギー案内チェーンを長 手方向に分配することができ、案内溝を溝の長手方向に前側にて互いに配置され た複数の側部部材から構成してなるエネルギー案内チェーンのための案内溝にお いて、側部部材(1)は形態安定な中空輪郭を備え、側部部材(1)の互いに対 向する前側の間には接続部材(2)を設け、これにより側部部材を互いにかつ下 側構造部に固定しうることを特徴とする案内溝。 2. 側部部材(1)が接続部材(2)により固定に際し互いに整列することが でき、さらに接続部材は側部部材(1)が個々に組立自在かつ着脱自在となるよ う配置されたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の案内溝。 3. 接続部材(2)がピン(14、18)を備え、これらを側部部材(1)の 前側に設けられた中空室にぴったり挿通しうることを特徴とする請求の範囲第1 項または第2項に記載の案内溝。 4. 接続部材(2)を2つの部分に形成し、各部分(9、15)を側部部材に 固定しうると共に、これらに対向する領域を備えて、それぞれ他方の部分の領域 と重ねうることを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の案内 溝。 5. 側部部材(1)がL−字状輪郭を備え、短い脚部を溝の内部に指向させる と共にエネルギー案内チェーンの下側部分のための支持部を形成することを特徴 とする請求の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の案内溝。 6. 端部キャップ(20)を側部部材(1)の前側に設け、これを側部部材( 1)の前側に固定しうることを特徴とする請求の範囲第1〜5項のいずれか一項 に記載の案内溝。 7. 接続部材の重なり領域および/または端部キャップを断面L−字状に形成 し、短い脚部を溝の内部に指向させ、さらに短い脚部には支持構造部に溝を固定 するための固定手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第4〜6項のいずれか 一項に記載の案内溝。 8. 側部部材(1)には、その溝の内部に指向する壁部に切欠部(凹部6)を 設け、ここに摺動レールの側方突出部(7)を設けたことを特徴とする内部配置 された摺動レール(7)を固定しうる請求の範囲第1〜7項のいずれか一項に記 載の案内溝。 9. 側部部材(1)の内壁部に配置された切欠部(凹部6)がアンダーカット 領域を備え、ここに摺動レール(7)をフック状突出部(7a)で懸架しうるこ とを特徴とする請求の範囲第8項に記載の案内溝。
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