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JPH1035187A - 自動製図機における用紙切断装置 - Google Patents

自動製図機における用紙切断装置

Info

Publication number
JPH1035187A
JPH1035187A JP20913996A JP20913996A JPH1035187A JP H1035187 A JPH1035187 A JP H1035187A JP 20913996 A JP20913996 A JP 20913996A JP 20913996 A JP20913996 A JP 20913996A JP H1035187 A JPH1035187 A JP H1035187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
paper
cut
sheet
platen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20913996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
泰 山田
Shinya Nozawa
伸也 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP20913996A priority Critical patent/JPH1035187A/ja
Publication of JPH1035187A publication Critical patent/JPH1035187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙切断時における紙浮きを防止し、カッタ
ーによって綺麗に用紙を切断出来るようにする。 【解決手段】 駆動ローラ6と加圧ローラ10,12と
で挾持したプラテン2上の用紙の作画が完了した後、板
状の刃先18aを有し該刃先18aの側面と平行な方向
に切断方向を有するカッター18を、プラテン2上の用
紙に圧接し、該カッター18を、用紙を横切る方向に移
動して用紙の切断を行う。用紙切断時、カッター18の
刃先18aの側面の向きを該カッター18の移動方向に
対して、用紙を挾む加圧ローラ10,12配置側とは反
対側にわずかな角度α傾け、用紙切断部に引っ張り力が
作用するようにして、紙浮きが生じないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペン式あるいはイン
クジェット式プロッタ・プリンタ等の自動製図機におけ
る用紙切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラテン2上の用紙20を、駆動ローラ
6と加圧ローラ10,12とで挾持し、作画ヘッドで保
持したカッター18で、用紙20を幅方向に切断する自
動製図機用切断装置が特開平6−40195号公報その
他に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カッターは図2に示す
ような両刃式が用いられる。両刃式のカッター18は、
板状の刃先18aの側面に対して平行な2方向に方向性
を有する。その他、片刃式のカッターが存するが、片刃
式は、刃先の側面に対して平行な方向に一方向にのみ方
向性を有する。カッターとして両刃式あるいは片刃式を
用いた場合、カッター18は、その刃先の向き即ち刃先
の側面が図11に示すようにカッティング方向Y1に対
して平行に設定される。この場合、用紙切断時に、用紙
に対して引張力が生じないため、用紙20の切断部と加
圧ローラ10,12との間で図11Aに示すように紙浮
き20aなどが生じてしまい、切断部が汚くなってしま
うという問題点が存した。本発明は、上記問題点を解決
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プラテン(2)上の用紙を駆動ローラ
(6)と加圧ローラ(10)(12)とで挾持し、板状
の刃先(18a)を有し該刃先(18a)の側面と平行
な方向に切断方向を有するカッター(18)をプラテン
(2)上の用紙に圧接し、該カッター(18)を用紙を
横切る方向に移動して用紙を切断するようにした自動製
図機において、前記カッター(18)の刃先(18a)
の側面の向きを該カッター(18)の移動方向に対し
て、前記加圧ローラ(10)(12)配置側とは反対側
にわずかな角度α傾けるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図1は、ペン、
ペンシルなどを用いたX−Yプロッタあるいはインクジ
ェットヘッドを用いたプリンタなどの自動製図機の概略
を示し、本体に用紙支持面を形成するプラテン2が固設
されている。プラテン2の下側には駆動軸4が配置さ
れ、該駆動軸4に用紙幅に対応させて複数個の駆動ロー
ラ6が固設されている。8は本体に架設されたレールで
あり、これに昇降機構を介して一対の加圧ローラ10,
12が取り付けられ、該加圧ローラ10,12は、対応
する駆動ローラ6の直上に配置されている。
【0006】前記レール8には、担体14が移動可能に
取り付けられ、該担体14の一方側に作画ヘッド16が
取り付けられている。前記担体14の他方側には、板状
の刃先18aを有する両刃型のカッター18のホルダー
部が昇降機構(図示省略)を介して支持されている。作
画時、プラテン2上の用紙20は、駆動ローラ6と加圧
ローラ10,12とで両側部が挾持され、駆動ローラ6
の回転によって、一軸(X軸)方向に送られる。一方、
作画ヘッド16は、レール8に沿って2軸(Y軸)方向
に送られ、コントローラにホストコンピュータから転送
された作画データが、作画ヘッド16によって用紙20
に作画される。作画が終了すると、用紙20の切断施行
部分が、カッター18の移動軌跡の下に送られる。
【0007】コントローラは、用紙20の一側部の手前
のS点(図1B参照)でカッター18を下降して、プラ
テン2のカッター刃受け面にカッター18の先端を所定
の圧力で当接し、該状態で、用紙20を横切る方向に担
体14を移動し、カッター18によって、用紙20を切
断する。カッター18の刃先18aの前端側18'は、
カッティング方向に対して、加圧ローラ10,12配置
側とは反対側にわずかな角度α傾いている。そのため、
用紙20をカッティングするとき、カッター18の刃先
18aと用紙20との摩擦によって、用紙20の切断部
に、加圧ローラ10,12から離れる、カッティング方
向に対して直角方向の引張力Fが生じ、用紙20は切断
部がピンと張られ、用紙20のプラテン2上でのたるみ
が除去される。上記実施形態は、カッター18を、用紙
20に対して一方向に移動して、切断する場合である
が、図5に示すように用紙20を、AからB、AからC
と切断する場合には、カッター18の刃先18aの方向
を変更する必要がある。
【0008】図6は、刃角度変換機構を示し、コントロ
ーラにより数値制御されるモータ22と支持枠24が担
体14に固定されている。支持枠24のシリンダー部に
は、ボールベアリングを介して、回転筒26が軸方向に
ずれないように回転自在に支持されている。前記回転筒
26は無端状タイミングベルト28を介して前記モータ
22の出力軸に連結している。両刃カッター18のホル
ダー部18bは、キー30とキー溝32構造を介して前
記回転筒26に、該回転筒26と回転方向に連動し、且
つ軸方向にスライド自在に嵌合している。前記ホルダー
部18bはばね34によって上昇方向に付勢され、上端
のつば部18cが、ソレノイド(図示省略)の出力軸に
連結する作動板36に係止されている。
【0009】前記ソレノイドは前記担体14に固定され
ている。上記した構成において、コントローラの制御に
よってモータ22の出力軸が回転すると、回転筒26が
回転し、カッター18の刃角度が、カッティング方向が
左方向であれば、図5Bに示すように左回転方向にα角
度、カッティング方向が右方向であれば、図5cに示す
ように、右回転方向にα角度変更される。ソレノイドが
駆動して、作動板36が下降すると、カッター18はば
ね34の弾力に抗して押し下げられ、刃先がプラテン2
のカッター受け面に圧接する。
【0010】図7乃至10は、刃角度変換機構の他の実
施形態を示している。本体には、レール8とは別にカッ
ター案内用のレール9が架設され、これに担体14が移
動自在に取り付けられている。38は支持筒であり、担
体14に固定されている。支持筒38には、カッター1
8のホルダー部18bが回転自在に嵌挿配置され、コイ
ルばね40によって上方向に付勢されている。ばね40
の一端40aは支持筒38に固定され、ばね40の他端
40bはホルダー部18bに固定され、このばね40の
復帰力によってホルダー部18bは、これに固設された
アーム42がレール9に対して垂直を向く方向に付勢さ
れている。前記担体14に内蔵されたソレノイド(図示
省略)の昇降出力軸には、直角方向に作動アーム44が
固定され、該作動アーム44の一端は、前記カッターホ
ルダー部18bの上端に当接している。
【0011】前記ホルダー部18bに直角方向に突設さ
れたアーム42の先端にはローラ46が回転自在に軸支
され、該ローラ46は、前記ばね40の復帰力によって
レール8の側面に弾接している。レール8の側面の両端
部近傍には、カッターの方向変換用開口部48(他方は
図示省略)が形成されている。用紙20を図5中、Aか
らBに切断するとき、アーム42は、図9中、レール8
側面に対して垂直な軸線に対してα度時計方向に傾斜
し、カッター18の刃先18aの方向が切断方向Y1に
対して加圧ローラ10,12とは反対側にα度傾いてい
る。
【0012】該状態で、カッター18により用紙20を
AからBに切断する。更に、カッター18を、レール9
に沿って矢方向Y1に移動すると、ローラ46は開口部
48に落ちる。このとき、アーム42は、ばね40の復
帰力によって、レール9の側面に対して図9Bに示すよ
うに垂直となる。次に、コントローラは、担体14を反
対方向Y2に移動するとともに、カッター18を上昇さ
せる。担体14の図9中、右方向Y2の移動により、ロ
ーラ46が開口部48から外れ、レール8の側面に乗り
上げると、アーム42は、図9中、反時計方向にばね4
0力に抗して回動し、カッター18の刃先18aの方向
が、カッティング方向Y2に対して加圧ローラ10,1
2とは反対側にα度傾く。
【0013】コントローラは、カッター18が図5中、
A点に達したところで、カッター18を下降し、C点ま
で、切断する。カッター18は、C点の延長線上で、レ
ール8の端部に設けた開口部(図示省略)によって、刃
先の方向変換が行われる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述の如く、用紙切断時に、用
紙にその挾持部から離れる方向に引張力が作用するよう
にしたので、用紙の浮きを防止することができ、綺麗に
用紙を切断することが出来る効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明図である。
【図2】カッターの説明図であり、(A)はカッターの
刃先の側面図、(B)はカッターの刃先の平面図であ
る。
【図3】本発明の説明図である。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す説明的側面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施形態を示す説明的側面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施形態を示す説明的側面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態を示す動作説明図であ
る。
【図10】本発明の他の実施形態を示す説明的側面図で
ある。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 プラテン 4 駆動軸 6 駆動ローラ 8 レール 10 加圧ローラ 12 加圧ローラ 14 担体 16 作画ヘッド 18 カッター 18a 刃先 18b ホルダー部 18c つば部 20 用紙 22 モータ 24 支持枠 26 回転筒 28 タイミングベルト 30 キー 32 キー溝 34 ばね 36 作動板 38 支持筒 40 ばね 42 アーム 44 作動アーム 46 ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン(2)上の用紙を駆動ローラ
    (6)と加圧ローラ(10)(12)とで挾持し、板状
    の刃先(18a)を有し刃先(18a)の側面と平行な
    方向に切断方向を有するカッター(18)を、プラテン
    (2)上の用紙に圧接し、該カッター(18)を用紙を
    横切る方向に移動して用紙を切断するようにした自動製
    図機において、前記カッター(18)の刃先(18a)
    の側面の向きを該カッター(18)の移動方向に対し
    て、前記加圧ローラ(10)(12)配置側とは反対側
    にわずかな角度α傾けるようにしたことを特徴とする自
    動製図機における用紙切断装置。
JP20913996A 1996-07-19 1996-07-19 自動製図機における用紙切断装置 Pending JPH1035187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20913996A JPH1035187A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動製図機における用紙切断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20913996A JPH1035187A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動製図機における用紙切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1035187A true JPH1035187A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16567953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20913996A Pending JPH1035187A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動製図機における用紙切断装置

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JP (1) JPH1035187A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027062A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Noritsu Koki Co Ltd シート状記録媒体の切断装置
JP2008012863A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN103449237A (zh) * 2013-09-18 2013-12-18 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 裁纸装置、后处理装置及图像形成系统

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