JPH10237976A - 断熱内壁パネル - Google Patents
断熱内壁パネルInfo
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- JPH10237976A JPH10237976A JP4762597A JP4762597A JPH10237976A JP H10237976 A JPH10237976 A JP H10237976A JP 4762597 A JP4762597 A JP 4762597A JP 4762597 A JP4762597 A JP 4762597A JP H10237976 A JPH10237976 A JP H10237976A
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Abstract
きる断熱内壁パネルを提供する。 【解決手段】矩形に枠組みされた木製下地枠2の外面側
に防湿シート3が貼設されるとともに、この防湿シート
3の外面側であって、木製下地枠2の枠外に、断熱材4
が貼設されてなる断熱内壁パネル1である。
Description
関するものである。
がカーテンウォール構造をとっているような場合、内壁
の施工に当たって、自立した下地材および断熱材の施工
が必要となる。
形に枠組みした木製下地枠bの枠内に断熱材cを設ける
とともに、この木製下地枠bの内面側に防湿シートdを
貼設して断熱内壁パネルaを構成し、この断熱内壁パネ
ルaを施工することが行われている。
熱内壁パネルaの場合、木製下地枠bの枠内に断熱材c
を設けるとともに、この木製下地枠bの内面側に防湿シ
ートdを設けているため、断熱内壁パネルaの施工後に
コンセント取り付けなどの配線工事を行う際、この断熱
材cや防湿シートdの一部分を破らなければならなず、
断熱効果が低下してしまうといった不都合を生じること
となる。
枠bの枠内に断熱材cが詰まった状態でパネル化されて
いるため、この断熱内壁パネルaを床面に固定する場
合、木製下地枠bを直接床面に釘固定するといったこと
ができない。したがって、床面に、断面溝型となったラ
ンナなどの取付金具を固定しておき、この取付金具を利
用して断熱内壁パネルaの縁部を支持するといったこと
で施工しなければならず、施工作業が煩わしいといった
不都合を生じることとなる。
であって、簡単に施工でき優れた断熱効果を得ることが
できる断熱内壁パネルを提供することを目的としてい
る。
の本発明の断熱内壁パネルは、矩形に枠組みされた木製
下地枠の外面側に防湿シートが貼設されるとともに、こ
の防湿シートの外面側であって、木製下地枠の枠外に、
断熱材が貼設されてなるものである。
を参照して説明する。
構成の概略を示し、図3は同断熱内壁パネル1の施工完
了状態を示している。
下地枠2の外面側に防湿シート3が貼設されるととも
に、この防湿シート3の外面側に断熱材4が貼設された
ものである。
とを矩形に枠組みして構成されている。また、縦桟材2
1間には、横桟材22と平行する複数の中桟材23が設
けられて木製下地枠2全体が補強されている。この木製
下地枠2は、中桟材23に配線孔20が設けられてお
り、この配線孔20を利用して木製下地枠2内に自由に
配線(図示省略)を取りまわせるようになされている。
また、木製下地枠2の内面側であって、上辺の横桟材2
2に隣接した位置には、この木製下地枠2の内面側と面
一となるように、上辺の横桟材22と直交して天井下地
取付桟材24が設けられている。さらに、木製下地枠2
の端面の内、一方の縦桟材21の外面寄りの位置に、こ
の縦桟材21に沿って気密材25が設けられている。
体に貼設される。この防湿シート3としては、アルミニ
ウム蒸着したポリエチレン製フィルムを使用することが
できる。
あって、木製下地枠2の枠外に貼設される。この断熱材
4は、木製下地枠2と略同じ大きさに貼設されるが、断
熱内壁パネル1を施工した状態で、木製下地枠2の上辺
の横桟材22と梁5との間隙を充分に被覆することがで
きるように、木製下地枠2の上辺の横桟材22から、か
なり上方にはみ出した状態となるように貼設される。ま
た、幅方向にも、木製下地枠2よりも気密材25の分だ
けはみ出した状態となるように貼設される。この断熱材
4としては、例えば、フィルム包装された高密度グラス
ウール製の断熱材4を使用することができる。この断熱
材4は、木製下地枠2の外面側に当接した状態で、この
木製下地枠2に、鋲41によって固定される。この断熱
材4は、木製下地枠2に対して一体となった一つの断熱
材4を貼設するものであっても良いし、複数の断熱材4
を貼設するものであっても良い。
1を施工するに先立って、梁5およびラーメン柱(図示
省略)によって構成される建物躯体に、床材6および外
壁パネル7を施工しておく。そして、図3に示すよう
に、まず、断熱内壁パネル1を梁5の直下の床下地材6
1の上に立設させる。そして、木製下地枠2の枠内か
ら、下辺の横桟材22に釘8を打ちつけて、この横桟材
22を床下地材61に固定する。
する断熱内壁パネル1の縦桟材21同士の間隙に、木板
片からなるスペーサ80を介在させて縦桟材21同士を
釘8で固定する。この際、縦桟材21の間隙には、気密
材25が介在するので、スペーサ80としては、気密材
25による気密性を保つために、この気密材25よりも
若干幅の狭いものを使用する。また、スペーサ80は、
釘8の位置にだけ介在する木板片であっても良いし、縦
桟材21の長さに相当し、間隙全体に介在するようにな
された帯板状のものであっても良い。
取り付け、この固定金具9を梁5に固定する。この固定
金具9は、図6に示すように、木製下地枠2の上辺の横
桟材22に嵌め込む溝型に形成された金具本体91と、
梁5のフランジ部50に噛み込む固定部材92とがボル
ト93によって連結されている。そして、ボルト93の
回動具合によって、梁5に固定された固定部材92に対
して金具本体91を矢符A、B方向に動かすことがで
き、これによって断熱内壁パネル1の出入り調整を行う
ことで、梁5の直下に断熱内壁パネル1が施工されるこ
ととなる。
た後は、木製下地枠2の表面に、石膏ボードなどの内壁
仕上げ材10が貼設される。また、梁5の内側に断熱材
4が設けられる。さらに、木製下地枠2の天井下地取付
桟材24に野縁ランナ51を介して野縁52が設けら
れ、この野縁52に、石膏ボードなどの天井仕上げ材5
3が施工される。さらに、床下地材61の表面には、フ
ローリング材などの床仕上げ材62が貼設される。
と、木製下地枠2の枠内に断熱材4が無く、この枠内が
空隙となっているので、釘8を打ちつけることによって
簡単に床下地材61の上に固定したり、隣接する断熱内
壁パネル1同士を固定することができる。また、空隙内
の中桟材23に、配線孔20を設けているので、この配
線孔20に配線を挿通させて配線を自由にとりまわすこ
とができる。この場合、木製下地枠2の外面側に防湿シ
ート3や断熱材4を貼設しているので、これらの防湿シ
ート3や断熱材4を破ることなく配線工事をすることが
できる。
着をしているため、木製下地枠2の枠内の空気中に熱を
輻射させることができ、優れた断熱効果が得られること
となる。
梁5との間は、通常、固定金具9が取り付けられるため
に間隙を生じることとなるが、この断熱内壁パネル1
は、木製下地枠2よりも上方に突出するように断熱材4
を貼設しているため、この間隙の部分を断熱材4で塞い
だ状態とすることができる。したがって、室内から外部
へと熱橋が形成されることが無く、優れた断熱性を保つ
ことができる。また、この断熱材4は、木製下地枠2の
外面側に貼設しているため、この木製下地枠2の枠内に
納めるといったことを考えることなく、自由な幅や厚み
のものを貼設することができるので、一般地域や寒冷地
域などの断熱地域区分に簡単に対応することができる。
ル1の木製下地枠2については、特に木製のものに限定
されず、鋼製のものであっても良い。ただし、この場
合、釘8を打ち付けて固定できるように、釘8を打ち付
ける位置に釘孔(図示省略)などをあらかじめ形成して
おくなどの考慮をしておかなければならない。
製下地枠の外面側に防湿シートを貼設し、この防湿シー
トの外面側であって、木製下地枠の枠外に断熱材を貼設
しているので、木製下地枠の枠内は、空隙となる。した
がって、コンセント取り付けなどの配線工事の際、この
防湿シートや断熱材を破ったりすることなく木製下地枠
内に配線を取りまわすことができる。また、この断熱内
壁パネルを床面に固定する際や、隣接するパネルと固定
する際などには、木製下地枠の枠内から、床面や隣接す
る木製下地枠に、直接釘固定することができ、簡単に施
工することが可能となる。
ているため、この木製下地枠の大きさに関係なく断熱材
の厚みや大きさを設定することができる。したがって、
木製下地枠の周囲にはみ出す大きさに断熱材を貼設して
おけば、断熱内壁パネルを施工した際に、木製下地枠の
外側を隙間無く断熱材によって被覆することができ、こ
の木製下地枠の部分で熱橋が形成されるのを解消するこ
とができる。また、断熱材の厚みや種類を変更すること
で、一般地域や寒冷地域などの断熱地域区分に簡単に対
応することができる。
視図である。
構成の概略を示す平面図、正面図および側面図である。
る。
ある。
ある。
態を示す部分拡大図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形に枠組みされた木製下地枠の外面側
に防湿シートが貼設されるとともに、この防湿シートの
外面側であって、木製下地枠の枠外に、断熱材が貼設さ
れてなることを特徴とする断熱内壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762597A JP3634102B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 断熱内壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762597A JP3634102B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 断熱内壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10237976A true JPH10237976A (ja) | 1998-09-08 |
JP3634102B2 JP3634102B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=12780407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4762597A Expired - Fee Related JP3634102B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 断熱内壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3634102B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010037873A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Sekisui House Ltd | 内壁構造 |
FR3092600A1 (fr) | 2019-02-07 | 2020-08-14 | Denis MEYER | Panneau de construction pour bâtiment |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP4762597A patent/JP3634102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010037873A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Sekisui House Ltd | 内壁構造 |
FR3092600A1 (fr) | 2019-02-07 | 2020-08-14 | Denis MEYER | Panneau de construction pour bâtiment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3634102B2 (ja) | 2005-03-30 |
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