JPH10215162A - スイッチ回路 - Google Patents
スイッチ回路Info
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
低コスト化、デバイスの小型化の実現は難しい。 【解決手段】 第1,第2の入出力端子11,12間に
2つのFETQ11,Q12を直列に接続して第1の信
号経路14を形成するとともに、第1,第3の入出力端
子11,13間に2つのFETQ15,Q16を直列に
接続して第2の信号経路15を形成し、第1,第2の信
号経路14,15中の第1の入出力端子11側のシャン
トFETQ13,Q17のグランド側をチップ上の共通
グランドに接続する一方、第2,第3の入出力端子1
2,13側のシャントFETQ14,Q18のグランド
側をIC外部のグランドに接続する。
Description
周波を扱うスイッチ回路に関し、特に高アイソレーショ
ンを必要としたり、スイッチオフ時に整合していること
が要求される場合などに用いて好適なスイッチ回路に関
する。
ッチ回路のスイッチング素子として、ガリウム砒素(G
aAs)からなるFET(電界効果トランジスタ)が用
いられることが多くなった。特に、その集積化による回
路の小型化、高性能化、低コスト化への期待等により、
MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit)
スイッチが重要視されている。
される性能や機能等により、様々な回路構成が採られ
る。一般に、スイッチ用のGaAsからなるFETの等
価回路は、簡単には、オン時にはシリーズに接続される
抵抗Ron、オフ時にはシリーズに接続される容量Co
ffとして表せる。一例として、オン時の抵抗Ronが
2Ωmm、オフ時の容量Coffが300fF/mm程
度となる。
になってきているが、これらが用いられている通信帯域
は殆ど2GHz以下である。このような周波数帯域で比
較的大きなアイソレーションを必要とし、しかも、オフ
のポートを50Ω整合させる場合には、例えば、図6に
示すような回路構成のスイッチ回路が用いられる。
子61と第2の入出力端子62との間には、FETQ6
1およびFETQ62が直列に接続されている。これら
FETQ61,Q62の共通接続点とグランドとの間に
はシャントFETQ63が接続され、第2の入出力端子
62とグランドとの間にはシャントFETQ64が抵抗
R69と直列に接続されている。FETQ61〜Q64
の各ゲートには、抵抗R61〜R64がそれぞれ接続さ
れている。
の入出力端子63との間には、FETQ65およびFE
TQ66が直列に接続されている。これらFETQ6
5,Q66の共通接続点とグランドとの間にはシャント
FETQ67が接続され、第3の入出力端子63とグラ
ンドとの間にはシャントFETQ68が抵抗R70と直
列に接続されている。FETQ65〜Q68の各ゲート
には、抵抗R65〜R68がそれぞれ接続されている。
端子61と第2の入出力端子62の間の経路を導通させ
る場合、シリーズFETQ61,Q62およびシャント
FETQ67,Q68をオン状態とし、シャントFET
Q63,Q64およびシリーズFETQ65,Q66を
オフ状態とする。シリーズFETQ61,Q62がオン
状態であることにより、この経路での損失はなく、ま
た、シャントFETQ63,Q64がオフ状態であるの
で、経路からグランドへの信号の洩れは少ない。したが
って、第1の入出力端子61と第2の入出力端子62の
間の経路が導通状態となる。
力端子63の間の経路では、シリーズFETQ65,Q
66がオフ状態となるため、この経路自体は非導通状態
であるが、信号周波数が高くなるにしたがってシリーズ
FETQ65,Q66のオフ容量を介して信号が洩れ、
アイソレーション特性が悪化する。このため、シャント
FETQ67が設けられており、このシャントFETQ
67がオンとなることにより、シリーズFETQ65を
洩れてきた信号はグランドに引き込まれ、大きなアイソ
レーションを確保できる。さらに、オン状態のシャント
FETQ68はシリーズFETQ66から洩れてきた信
号をグランドへ引き込み、アイソレーションを向上させ
る。
ピーダンスは、オフ状態にあるシリーズFETQ66に
より、このFETQ66よりもIC内側のインピーダン
スが見えないため、近似的には、R70(=50Ω)だ
けが見えることから50Ωに見え、伝送線路のインピー
ダンスが50Ωならば整合することになる。以上のよう
に、図6の回路により、オフポートの50Ω整合と大き
なアイソレーションが実現できる。この回路のアイソレ
ーション特性を図7に示す。この図7から明らかなよう
に、2GHzにおけるアイソレーションは、66dBと
大きくとれている。
は理想的であるとしている。しかしながら、実際には、
様々な寄生成分が付加されるため、これらを無視できな
くなる。例えば、携帯電話端末等では、端末の価格低下
に伴い、そこで使われるICも低コスト化が要求され
る。このため、高周波特性が優れたセラミックパッケー
ジ等はコスト的に見合わないことから、安価なプラスチ
ックモールドパッケージが用いられることが多い。この
場合、スイッチの特性に特に影響を与える寄生成分は、
ICの信号端子や、グランド端子とIC外部の間にシリ
ーズに存在するインダクタンス成分である。これは、I
CチップとパッケージのI/Oピン間を接続するワイ
ヤ、パッケージのピン等に起因する。例えば、ワイヤ1
本で1nH以上となる。
場合の従来例であり、図中、図6と同等部分には同一符
号を付して示してある。このように、チップ上でグラン
ドを共通にした場合、チップ上の共通グランドとIC外
部のグランドとの間に寄生インダクタンスLbが介在す
る。この場合のアイソレーション特性を図9に示す。こ
の図9から、僅かな寄生インダクタンスによって大きく
アイソレーションが劣化していることがわかる。例え
ば、寄生インダクタンスLbが0.5nHで、アイソレ
ーションが33dBまで悪化している。
C外部のグランドとの間に寄生インダクタンスLbが介
在することにより、チップ上の共通グランドがグランド
として十分でないためである。一例として、第1の入出
力端子61と第2の入出力端子62の間の経路が導通と
なる場合について説明する。このとき、オン側のシャン
トFETQ63,Q64、さらにオフ側のシャントFE
TQ67から、信号がチップ上の共通グランドに洩れて
くる。このチップ上の共通グランドがグランドとして不
十分であるため、この洩れた信号がオン状態のシャント
FETQ68を介して、第3の入出力端子63に洩れて
アイソレーションを劣化させてしまう。このように、チ
ップ上でグランドを共通にした従来例では、大きなアイ
ソレーションを得るのは難しい。
ぐためになされた従来例として、図10に示す回路構成
のものがある。この従来例では、各シャントFETQ6
3,Q64,Q67,Q68のグランド側を、寄生イン
ダクタンスLbを介して直接に理想的なグランドに接続
した構成を採っている。実際には、IC上の各シャント
FETQ63,Q64,Q67,Q68のグランド側
を、直接ICのI/Oピンにワイヤを介して接続した構
成となっている。この場合のアイソレーション特性は、
図11から明らかなように、大きく改善されていること
がわかる。
0.5nHの場合、約60dBのアイソレーションが得
られている。しかし、この場合は、シャントFETの数
だけグランドのI/Oピンが必要となるため、パッケー
ジのピン数が増加し、パッケージの大型化につながる。
これは、携帯端末のように、デバイスの小型化が要求さ
れる場合には、特に不都合である。
Cのグランドとなっているダイパッドにそれぞれワイヤ
によって接続する方法もある。この方法によれば、大き
くアイソレーションは改善され、ICパッケージのI/
Oピンの数を減らすことができる。しかし、図9からわ
かるように、僅かな寄生インダクタンスLbによってア
イソレーションは大きく劣化しており、また、ダイパッ
ドとIC外部の理想グランドの間にも、ワイヤ程ではな
いが、ある程度の寄生インダクタンスの介在は避けられ
ない。その結果、非常に大きなアイソレーション特性を
得ることはできない。
られるスイッチ回路において、図8に示すように、チッ
プ上のグランドを共通化した場合には、大きなアイソレ
ーションを得ることは困難である。この場合、共通グラ
ンドとパッケージのダイパッドとを接続するワイヤの本
数を増やせば、アイソレーションを改善することはでき
るが、図9からわかるように、非常に大きいアイソレー
ションを得ることはできない。
のインダクタンスは減少し、アイソレーション特性はか
なり改善されるが、チップ上にワイヤ用のパッドの数が
増すため、チップサイズが増大し、さらにコストアップ
につながる。また、図10の場合は、パッケージのピン
数が多くなるため、パッケージの大型化につながる。こ
れは、携帯端末のように、デバイスの小型化が要求され
る場合には、特に不都合である。以上にように、従来の
技術では、準マイクロ波帯で、高アイソレーション化、
低コスト化、デバイスの小型化の実現は困難であった。
であり、その目的とするところは、安価なプラスチック
モールドパッケージを用いた場合でも、非常に大きなア
イソレーション特性を持つスイッチ回路を提供すること
にある。
路は、IC化されたスイッチ回路であって、少なくとも
第1,第2,第3の入出力端子と、第1,第2の入出力
端子間に直列に接続された少なくとも2つのスイッチン
グ素子を含む第1の信号経路と、第1,第3の入出力端
子間に直列に接続された少なくとも2つのスイッチング
素子を含む第2の信号経路と、第1の信号経路中の第1
の入出力端子側のスイッチング素子の第2の入出力端子
側の端部とチップ上の共通グランドとの間に接続された
第1のスイッチング素子と、第1の信号経路中の第2の
入出力端子側のスイッチング素子の第2の入出力端子側
の端部とIC外部のグランドとの間に接続された第2の
スイッチング素子と、第2の信号経路中の第1の入出力
端子側のスイッチング素子の第3の入出力端子側の端部
とチップ上の共通グランドとの間に接続された第3のス
イッチング素子と、第2の信号経路中の第3の入出力端
子側のスイッチング素子の第3の入出力端子側の端部と
IC外部のグランドとの間に接続された第4のスイッチ
ング素子とを備えた構成となっている。
第2の信号経路中の第1の入出力端子側の第1,第3の
スイッチング素子のグランド側を、チップ上の共通グラ
ンドに接続することで、第1,第3のスイッチング素子
のグランド側をダイパッドへ接続する際のワイヤ長を短
く設定でき、しかもICパッケージのピン数を少なくで
きる。一方、第1,第2の信号経路中の第2,第3の入
出力端子側の第2,第4のスイッチング素子のグランド
側を、IC外部のグランドに接続することで、不十分な
グランドからの信号の回り込みはない。
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す回路図である。
2の入出力端子12との間の第1の信号経路14には、
FETQ11およびFETQ12が直列に接続されてい
る。これらFETQ11,Q12の共通接続点と共通グ
ランドとの間にはシャントFETQ13が接続され、第
2の入出力端子12とIC外部のグランドとの間にはシ
ャントFETQ14が整合用の抵抗R19と直列に接続
されている。なお、抵抗R19および共通グランドとI
C外部のグランドとの間には、寄生インダクタンスLb
が介在している。FETQ11〜Q14の各ゲートに
は、抵抗R11〜R14がそれぞれ接続されている。
の入出力端子13との間の第2の信号経路15には、F
ETQ15およびFETQ16が直列に接続されてい
る。これらFETQ15,Q16の共通接続点と共通グ
ランドとの間にはシャントFETQ17が接続され、第
3の入出力端子13とIC外部のグランドとの間にはシ
ャントFETQ18が整合用の抵抗R20と直列に接続
されている。なお、抵抗R20とIC外部のグランドと
の間には、寄生インダクタンスLbが介在している。F
ETQ15〜Q18の各ゲートには、抵抗R15〜R1
8がそれぞれ接続されている。
であるFETQ11,Q12,Q15,Q16およびシ
ャントFETQ13,Q14,Q17,Q18として、
ガリウム砒素(GaAs)からなる例えばジャンクショ
ンFETが用いられる。そして、これらジャンクション
FETは、抵抗R11〜R20などと共にMMICとし
て構成される。
リーズFETQ11とシャントFETQ13が対をな
し、シリーズFETQ12とシャントFETQ14が対
をなしている。同様に、第2の信号経路15において、
シリーズFETQ15とシャントFETQ17が対をな
し、シリーズFETQ16とシャントFETQ18が対
をなしている。
造を示す概念図であり、図中、図1と同等部分には同一
符号を付して示してある。図2において、ICパッケー
ジ21内には、ICチップ22を搭載したダイパッド2
3が実装されており、このダイパッド23はIC外部の
グランドに接続されている。ICパッケージ21は、I
C外部のグランドに接続された例えば2本の第1,第2
のグランド端子(ピン)24-1,24-2を有している。
1〜第4のグランド25-1〜25-4を有している。第1
のグランド25-1は、ワイヤ26によってダイパッド2
3に接続されている。第2のグランド25-2は、ワイヤ
27によってICパッケージ21上の第1のグランド端
子24-1に接続されている。第3のグランド25-3は、
ワイヤ28によってダイパッド23に接続されている。
第4のグランド25-4は、ワイヤ29によってICパッ
ケージ21上の第2のグランド端子24-2に接続されて
いる。
路14側のシャントFETQ13のドレイン/ソース
は、第1のグランド25-1に接続されている。シャント
FETQ14のドレイン/ソースは、抵抗R19を介し
て第2のグランド25-2に接続されている。同様にし
て、第2の信号経路15側のシャントFETQ17のド
レイン/ソースは第3のグランド25-3に接続され、シ
ャントFETQ18のドレイン/ソースは抵抗R20を
介して第4のグランド25-4に接続されている。
において、第1の入出力端子11と第2の入出力端子1
2の間の第1の信号経路14を導通させる場合、シリー
ズFETQ11,Q12およびシャントFETQ17,
Q18をオン状態とし、シャントFETQ13,Q14
およびシリーズFETQ15,Q16をオフ状態とす
る。シリーズFETQ11,Q12がオン状態であるこ
とにより、この第1の信号経路14での損失はなく、ま
た、シャントFETQ13,Q14がオフ状態であるの
で、信号経路からグランドへの信号の洩れは少ない。し
たがって、第1の入出力端子11と第2の入出力端子1
2の間の経路が導通状態となる。
力端子13の間の第2の信号経路15では、シリーズF
ETQ15,Q16がオフ状態となるため、この経路自
体は非導通状態である。ここで、信号周波数が高くなる
と、これに連れてシリーズFETQ15,Q16のオフ
容量を介して信号が洩れる。ところが、シャントFET
Q17がオン状態にあることにより、シリーズFETQ
15を洩れてきた信号はこのシリーズFETQ17を通
してグランドに引き込まれ、大きなアイソレーションを
確保できる。さらに、オン状態のシャントFETQ18
はFETQ16から洩れてきた信号をグランドへ引き込
み、アイソレーションを向上させる作用をなす。
4,15において、第1の入出力端子11側のシャント
FETQ13,Q17のグランド側を、ワイヤ26,2
8によってダイパッド23へ接続したことにより、ワイ
ヤ26,28の長さを短くできるので、寄生インダクタ
ンスLbを小さくできる。その結果、高アイソレーショ
ン化に寄与できる。図3に、アイソレーション特性を示
す。この図から明らかなように、かなり大きなアイソレ
ーションが実現できていることがわかる。例えば、ワイ
ヤの寄生インダクタンスLbが0.5nHの場合でも、
約55dBのアイソレーションが実現できる。
側のシャントFETQ14,Q18のグランド側を、ワ
イヤ27,29によってICパッケージ21上の第1,
第2のグランド端子24-1,24-2に接続したことで、
不十分なグランドからの信号の回り込みがないため、ア
イソレーションを劣化させることもない。しかも、全て
のシャントFETのグランド側をICパッケージ21の
I/Oピンに接続する訳ではないため、ピン数が少なく
て済み、ICパッケージ21の小型化に寄与できる。
けられるシリーズFETとシャントFETの対を2組設
けた場合について説明したが、3組以上設けた構成であ
っても良い。図4は、シリーズFETとシャントFET
の対を4組設けた場合の回路図である。この場合には、
第1の入出力端子11側の3組についてのシリーズFE
Tのグランド側を、ダイパッド上の共通グランドに接続
することにより、上記実施形態の場合と同様の作用効果
を奏する。なお、共通グランドに接続するのは必ずしも
第1の入出力端子11側の3組全てについてである必要
はなく、3組のうちの少なくとも1組についてであれば
良い。
として、第1の入出力端子11と第2の入出力端子12
との間の第1の信号経路14と、第1の入出力端子11
と第3の入出力端子13との間の第2の信号経路15の
2つを有する構成としたが、これに限定されるものでは
なく、第1の入出力端子11を基点とする信号経路が3
経路以上であっても良い。
駆動するためには負電源を必要とする。そこで、図5に
示すように、各信号経路14,15とグランドとの間に
配されたシャントFETQ13,Q14,Q17,Q1
8とグランド領域との間にコンデンサC11,C12,
C13,C14を設けた構成を採ることにより、当該ス
イッチICを直流的に分離できるので、GaAsのFE
Tを正電源のみでコントロールできることになる。
第1,第2の信号経路中の第1の入出力端子側の第1,
第3のスイッチング素子のグランド側をチップ上の共通
グランドに接続する一方、第2,第3の入出力端子側の
第2,第4のスイッチング素子のグランド側をIC外部
のグランドに接続するようにしたことにより、第1,第
3のスイッチング素子のグランド側をダイパッドへ接続
する際のワイヤ長を短く設定できるとともに、ICパッ
ケージのピン数を少なくでき、しかも不十分なグランド
からの信号の回り込みもないため、安価なプラスチック
モールドパッケージを用いた場合でも、非常に大きなア
イソレーション特性を持つスイッチICを実現でき、し
かもICの低コスト化、小型化に大きく寄与できる。
念図である。
である。
る。
ある。
15 第2の信号経路 21 ICパッケージ 22 ICチップ 23
ダイパッド 26,27,28,29 ワイヤ Lb 寄生インダ
クタンス Q11,Q12,Q15,Q16 シリーズFET Q13,Q14,Q17,Q18 シャントFET
Claims (5)
- 【請求項1】 IC化されたスイッチ回路であって、 少なくとも第1,第2,第3の入出力端子と、 前記第1,第2の入出力端子間に直列に接続された少な
くとも2つのスイッチング素子を含む第1の信号経路
と、 前記第1,第3の入出力端子間に直列に接続された少な
くとも2つのスイッチング素子を含む第2の信号経路
と、 前記第1の信号経路中の前記第1の入出力端子側のスイ
ッチング素子の前記第2の入出力端子側の端部とチップ
上の共通グランドとの間に接続された第1のスイッチン
グ素子と、 前記第1の信号経路中の前記第2の入出力端子側のスイ
ッチング素子の前記第2の入出力端子側の端部とIC外
部のグランドとの間に接続された第2のスイッチング素
子と、 前記第2の信号経路中の前記第1の入出力端子側のスイ
ッチング素子の前記第3の入出力端子側の端部とチップ
上の共通グランドとの間に接続された第3のスイッチン
グ素子と、 前記第2の信号経路中の前記第3の入出力端子側のスイ
ッチング素子の前記第3の入出力端子側の端部とIC外
部のグランドとの間に接続された第4のスイッチング素
子とを備えたことを特徴とするスイッチ回路。 - 【請求項2】 前記第1,第2の信号経路中の各スイッ
チング素子および前記第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子は、ガリウム砒素の電界効果トランジスタか
らなることを特徴とする請求項1記載のスイッチ回路。 - 【請求項3】 前記第1,第2の信号経路中の各スイッ
チング素子および前記第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子は、ジャンクション型電界効果トランジスタ
であることを特徴とする請求項2記載のスイッチ回路。 - 【請求項4】 前記第2,第4のスイッチング素子とグ
ランド領域との間に整合用の抵抗を有することを特徴と
する請求項1記載のスイッチ回路。 - 【請求項5】 前記第1,第2,第3,第4のスイッチ
ング素子とグランド領域との間にコンデンサを有するこ
とを特徴とする請求項2記載のスイッチ回路。
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1997
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