JPH10147800A - 透明石鹸組成物およびその製造方法 - Google Patents
透明石鹸組成物およびその製造方法Info
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- JPH10147800A JPH10147800A JP21448597A JP21448597A JPH10147800A JP H10147800 A JPH10147800 A JP H10147800A JP 21448597 A JP21448597 A JP 21448597A JP 21448597 A JP21448597 A JP 21448597A JP H10147800 A JPH10147800 A JP H10147800A
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- JP
- Japan
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- acid salt
- fatty acid
- polyhydric alcohol
- amino acid
- transparent soap
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0095—Solid transparent soaps or detergents
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明石鹸としての品質を保持しながら、製造
期間が短く、かつ、エタノールによる環境汚染もない透
明石鹸組成物を提供する。 【解決手段】 高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩か
らなるアニオン界面活性剤、多価アルコール類および水
の配合比率が図1の特定の範囲内であることを特徴とす
るエタノールを含有しない透明石鹸組成物。
期間が短く、かつ、エタノールによる環境汚染もない透
明石鹸組成物を提供する。 【解決手段】 高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩か
らなるアニオン界面活性剤、多価アルコール類および水
の配合比率が図1の特定の範囲内であることを特徴とす
るエタノールを含有しない透明石鹸組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造時間が短縮さ
れ、かつ、製造時のアルコール蒸散による環境汚染が生
じない透明固形石鹸に関するものである。
れ、かつ、製造時のアルコール蒸散による環境汚染が生
じない透明固形石鹸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体を洗浄する洗浄剤としては古来より
高級脂肪酸塩の固形化物、いわいる「石鹸」が用いられ
ており、現在でも身体洗浄剤の主流をしめている。そし
て、この石鹸に高級感を持たせる目的で、多価アルコー
ルや糖類等の透明化剤などを配合し透明にしたいわゆる
「透明石鹸」が現在の身体洗浄剤市場の一部を占めてい
る。
高級脂肪酸塩の固形化物、いわいる「石鹸」が用いられ
ており、現在でも身体洗浄剤の主流をしめている。そし
て、この石鹸に高級感を持たせる目的で、多価アルコー
ルや糖類等の透明化剤などを配合し透明にしたいわゆる
「透明石鹸」が現在の身体洗浄剤市場の一部を占めてい
る。
【0003】従来、透明石鹸は一般的に下記の工程で製
造されている。 石鹸素地、多価アルコール類、糖類等をエタノール水
溶液で加熱溶解する工程 溶解した石鹸液を型に注入し冷却固化する工程 固化物を所定の大きさに切断する工程 30日〜40日乾燥する工程 磨き、型打ち、包装する工程
造されている。 石鹸素地、多価アルコール類、糖類等をエタノール水
溶液で加熱溶解する工程 溶解した石鹸液を型に注入し冷却固化する工程 固化物を所定の大きさに切断する工程 30日〜40日乾燥する工程 磨き、型打ち、包装する工程
【0004】上記製造工程から分かるように、従来の透
明石鹸は、乾燥期間が非常に長いため、製造開始から製
品化までに多大な時間と場所を必要としている。従っ
て、透明石鹸の製造コストは高いものとなってしまう。
明石鹸は、乾燥期間が非常に長いため、製造開始から製
品化までに多大な時間と場所を必要としている。従っ
て、透明石鹸の製造コストは高いものとなってしまう。
【0005】さらに、近年における環境問題の意識の高
まりによって、乾燥時に蒸散するエタノールが環境を悪
化させることが大きな問題となっていいる。
まりによって、乾燥時に蒸散するエタノールが環境を悪
化させることが大きな問題となっていいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、透明石鹸としての品質を保持しながら、製
造期間が短く、かつ、エタノールによる環境汚染もない
透明石鹸組成物およびその製造方法を提供することであ
る。
する課題は、透明石鹸としての品質を保持しながら、製
造期間が短く、かつ、エタノールによる環境汚染もない
透明石鹸組成物およびその製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透明性、
泡量、固さなどの諸性能を損なうことなく、製造期間が
短く、かつ、アルコールによる環境問題も発生しない透
明石鹸組成物を得るべく鋭意検討を行った結果、特定の
アニオン界面活性剤と特定の多価アルコールと水を特定
範囲内にすることにより上記課題を達成することを見い
だし本発明を完成した。
泡量、固さなどの諸性能を損なうことなく、製造期間が
短く、かつ、アルコールによる環境問題も発生しない透
明石鹸組成物を得るべく鋭意検討を行った結果、特定の
アニオン界面活性剤と特定の多価アルコールと水を特定
範囲内にすることにより上記課題を達成することを見い
だし本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、高級脂肪酸塩およびア
シルアミノ酸からなるアニオン界面活性剤、多価アルコ
ール類および水の配合比率が図1の特定の範囲内である
ことを特徴とするエタノールを含有しない透明石鹸組成
物に関するものである。
シルアミノ酸からなるアニオン界面活性剤、多価アルコ
ール類および水の配合比率が図1の特定の範囲内である
ことを特徴とするエタノールを含有しない透明石鹸組成
物に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、高級脂肪酸塩およびア
シルアミノ酸からなるアニオン界面活性剤、多価アルコ
ール類および水の配合比率が図1の斜線で示した範囲内
であることを特徴とする透明石鹸組成物である。すなわ
ち、高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸からなるアニオ
ン界面活性剤が25〜45wt%、多価アルコールが3
0〜60wt%、水が10〜30wt%の範囲である。
シルアミノ酸からなるアニオン界面活性剤、多価アルコ
ール類および水の配合比率が図1の斜線で示した範囲内
であることを特徴とする透明石鹸組成物である。すなわ
ち、高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸からなるアニオ
ン界面活性剤が25〜45wt%、多価アルコールが3
0〜60wt%、水が10〜30wt%の範囲である。
【0010】3成分が上記範囲外においては、アニオン
界面活性剤が多くなる系では溶解が困難であったり、透
明性が充分でないため好ましくない。また多価アルコー
ルおよび/または水が多くなる系では石鹸が固化しなか
ったり、軟弱なものしか得られないため好ましくない。
界面活性剤が多くなる系では溶解が困難であったり、透
明性が充分でないため好ましくない。また多価アルコー
ルおよび/または水が多くなる系では石鹸が固化しなか
ったり、軟弱なものしか得られないため好ましくない。
【0011】本発明における高級脂肪酸塩とは、一般式
(1)
(1)
【0012】
【化6】
【0013】(式中R1は、C7からC19の飽和又は不飽
和のアルキル基を表し、M1はアンモニウム、アルカリ
金属、アルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸を表
す。)で示される高級脂肪酸塩である。
和のアルキル基を表し、M1はアンモニウム、アルカリ
金属、アルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸を表
す。)で示される高級脂肪酸塩である。
【0014】上記一般式(1)で示される高級脂肪酸塩
としては、例えばヤシ油脂肪酸ナトリウム、パーム油脂
肪酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウム、ラウリ
ン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸
ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、パー
ム油脂肪酸トリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸ト
リエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノールアミ
ン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂脂肪酸ト
リエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、パーム油
脂肪酸カリウム、パーム核油脂肪酸カリウム、ラウリン
酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウ
ム、ヤシ油脂肪酸リジン塩、パーム油脂肪酸リジン塩、
パーム核油脂肪酸リジン塩、ラウリン酸リジン塩、ミリ
スチン酸リジン塩、牛脂脂肪酸リジン塩、ヤシ油脂肪酸
アルギニン塩、パーム油脂肪酸アルギニン塩、パーム核
油脂肪酸アルギニン塩、ラウリン酸アルギニン塩、ミリ
スチン酸アルギニン塩、牛脂脂肪酸アルギニン塩等を挙
げることができる。これらの高級脂肪酸塩は単独で用い
てもよく、混合して用いてもよい。
としては、例えばヤシ油脂肪酸ナトリウム、パーム油脂
肪酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウム、ラウリ
ン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸
ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、パー
ム油脂肪酸トリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸ト
リエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノールアミ
ン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂脂肪酸ト
リエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、パーム油
脂肪酸カリウム、パーム核油脂肪酸カリウム、ラウリン
酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウ
ム、ヤシ油脂肪酸リジン塩、パーム油脂肪酸リジン塩、
パーム核油脂肪酸リジン塩、ラウリン酸リジン塩、ミリ
スチン酸リジン塩、牛脂脂肪酸リジン塩、ヤシ油脂肪酸
アルギニン塩、パーム油脂肪酸アルギニン塩、パーム核
油脂肪酸アルギニン塩、ラウリン酸アルギニン塩、ミリ
スチン酸アルギニン塩、牛脂脂肪酸アルギニン塩等を挙
げることができる。これらの高級脂肪酸塩は単独で用い
てもよく、混合して用いてもよい。
【0015】そして、高級脂肪酸塩を構成する脂肪酸を
混合脂肪酸系にする場合には、天然系の脂肪酸をそのま
ま用いてもよく、また単一脂肪酸を所定の組成に混合し
てもよい。
混合脂肪酸系にする場合には、天然系の脂肪酸をそのま
ま用いてもよく、また単一脂肪酸を所定の組成に混合し
てもよい。
【0016】一方、高級脂肪酸塩と共に用いるアシルア
ミノ酸塩とは、一般式(2)
ミノ酸塩とは、一般式(2)
【0017】
【化7】
【0018】(式中R2は、C7からC17の飽和又は不飽
和のアルキル基を表す。M2は水素、アンモニウム、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンま
たは塩基性アミノ酸を表し、R3は、一般式(3)
和のアルキル基を表す。M2は水素、アンモニウム、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンま
たは塩基性アミノ酸を表し、R3は、一般式(3)
【0019】
【化8】
【0020】一般式(4)
【0021】
【化9】
【0022】または一般式(5)
【0023】
【化10】
【0024】(式中M3は、水素、アンモニウム、アル
カリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンまた
は塩基性アミノ酸を表す)で示される官能基を表す。)
で示される少なくとも1種のアシルアミノ酸塩である。
カリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンまた
は塩基性アミノ酸を表す)で示される官能基を表す。)
で示される少なくとも1種のアシルアミノ酸塩である。
【0025】一般式(2)で示されるアシルアミノ酸塩
のうち、R3が前記一般式(3)のものとしては、例え
ばココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、ラ
ウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシント
リエタノールアミン、ラウロイルサルコシン−L−アル
ギニン塩等が挙げられ、R3が前記一般式(4)のもの
としては、例えば、ココイルメチル−β−アラニンナト
リウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム、
ミリストイルメチル−β−アラニンナトリウムパルミト
イルメチル−β−アラニンナトリウム、ステアロイルメ
チル−β−アラニンナトリウム、ラウロイルメチル−β
−アラニンカリウム、ラウロイルメチル−β−アラニン
トリエタノールアミンまたはココイルメチル−β−アラ
ニン−L−アルギニン塩等が挙げられ、R3が前記一般
式(5)のものとしては、例えばN−ココイル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム、N−混合脂肪酸アシル(C
8〜C20)−L−グルタミン酸モノナトリウム、N−ラ
ウロイル−L−グルタミン酸モノナトリウム、N−ココ
イル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン、N
−ココイル−L−グルタミン酸モノ−L−リジン塩等が
挙げられる。
のうち、R3が前記一般式(3)のものとしては、例え
ばココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、ラ
ウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシント
リエタノールアミン、ラウロイルサルコシン−L−アル
ギニン塩等が挙げられ、R3が前記一般式(4)のもの
としては、例えば、ココイルメチル−β−アラニンナト
リウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム、
ミリストイルメチル−β−アラニンナトリウムパルミト
イルメチル−β−アラニンナトリウム、ステアロイルメ
チル−β−アラニンナトリウム、ラウロイルメチル−β
−アラニンカリウム、ラウロイルメチル−β−アラニン
トリエタノールアミンまたはココイルメチル−β−アラ
ニン−L−アルギニン塩等が挙げられ、R3が前記一般
式(5)のものとしては、例えばN−ココイル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム、N−混合脂肪酸アシル(C
8〜C20)−L−グルタミン酸モノナトリウム、N−ラ
ウロイル−L−グルタミン酸モノナトリウム、N−ココ
イル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン、N
−ココイル−L−グルタミン酸モノ−L−リジン塩等が
挙げられる。
【0026】高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩の比
率は、重量比で99:1〜80:20、好ましくは9
7:3〜86:14の範囲内である。この範囲外で、高
級脂肪酸塩が多い系では透明性が不足し、アシルアミノ
酸塩が多い系では軟弱化してしまうため好ましくない。
率は、重量比で99:1〜80:20、好ましくは9
7:3〜86:14の範囲内である。この範囲外で、高
級脂肪酸塩が多い系では透明性が不足し、アシルアミノ
酸塩が多い系では軟弱化してしまうため好ましくない。
【0027】さらに、本発明においては、多価アルコー
ル類が図2の所定の範囲内であることが好ましい。すな
わち、2価の多価アルコールが10〜90wt%、3価
の多価アルコールが0〜90wt%、4価以上の多価ア
ルコールが10〜50重量%の範囲である。
ル類が図2の所定の範囲内であることが好ましい。すな
わち、2価の多価アルコールが10〜90wt%、3価
の多価アルコールが0〜90wt%、4価以上の多価ア
ルコールが10〜50重量%の範囲である。
【0028】この範囲外では、用いる多価アルコールの
種類によって異なるが、透明性が悪くなったり、透明石
鹸が軟弱化してしまい好ましくない。
種類によって異なるが、透明性が悪くなったり、透明石
鹸が軟弱化してしまい好ましくない。
【0029】本発明の多価アルコール類としては、2価
以上の多価アルコールを用いることができる。2価の多
価アルコールとして、例えば、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブ
チレングリコール等が挙げられる。
以上の多価アルコールを用いることができる。2価の多
価アルコールとして、例えば、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブ
チレングリコール等が挙げられる。
【0030】3価の多価アルコールとして、グリセリン
等がある。
等がある。
【0031】4価以上の多価アルコールとして、ショ
糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトール、マルチト
ール、トレハロース、マルトース、プルラン、ペクチ
ン、乳糖、キシリット、カラギーナン、アルギン酸等を
挙げることができる。
糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトール、マルチト
ール、トレハロース、マルトース、プルラン、ペクチ
ン、乳糖、キシリット、カラギーナン、アルギン酸等を
挙げることができる。
【0032】本発明の透明石鹸組成物には、さらに透明
性を向上させるために、ポリオキシエチレン型および/
またはポリオキシプロピレン型非イオン界面活性剤を配
合してもよい。このような目的で配合されるポリオキシ
エチレン型および/またはポリオキシエチレン型非イオ
ン界面活性剤としては、POEソルビタンモノラウレー
ト、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタ
ントリオレエート、POEソルビタンモノイソステアレ
ート、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテ
ル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテ
ル、POEベヘニルエーテル、POEヘキシルデシルエ
ーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、POE還
元ラノリン、POEラノリン、POEラノリンアルコー
ル、POEフィトステロール、POE,POPセチルエ
ーテル、POE,POPデシルテトラデシルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油等を挙げることができる。これらのポリ
オキシエチレン型および/またはポリオキシエチレン型
非イオン界面活性剤におけるポリオキシエチレン、ポリ
オキシプロピレンの付加モル数は1〜100が好まし
く、また配合量は透明固形石鹸当たり0.5〜7%が好
ましい。
性を向上させるために、ポリオキシエチレン型および/
またはポリオキシプロピレン型非イオン界面活性剤を配
合してもよい。このような目的で配合されるポリオキシ
エチレン型および/またはポリオキシエチレン型非イオ
ン界面活性剤としては、POEソルビタンモノラウレー
ト、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタ
ントリオレエート、POEソルビタンモノイソステアレ
ート、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテ
ル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテ
ル、POEベヘニルエーテル、POEヘキシルデシルエ
ーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、POE還
元ラノリン、POEラノリン、POEラノリンアルコー
ル、POEフィトステロール、POE,POPセチルエ
ーテル、POE,POPデシルテトラデシルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油等を挙げることができる。これらのポリ
オキシエチレン型および/またはポリオキシエチレン型
非イオン界面活性剤におけるポリオキシエチレン、ポリ
オキシプロピレンの付加モル数は1〜100が好まし
く、また配合量は透明固形石鹸当たり0.5〜7%が好
ましい。
【0033】さらに、本発明の透明固形石鹸には上記成
分の必須成分に加えて必要応じて、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩のスルホン酸
塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノ
ールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫
酸エステル塩、ポリオキエチレンラウリルエーテル硫酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル硫酸アンモニウム等のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩、高級アルコールリン酸エス
テル類、2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−
パーム核油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ油ア
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキル−
N−カルボキシメチル−N−ヒロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性剤、ヤ
シ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミド
プロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン等のアミドプロピルベタイン型の両性界面活性
剤、ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメ
チルタウリンナトリウム等のアシルメチルタウリン塩、
ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ラウロ
イル加水分解シルクペプタイト、パーム核油脂肪酸アシ
ル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水
分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加水分解コラー
ゲンペプタイト、パーム核油脂肪酸アシル加水分解コラ
ーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解カゼイ
ンペプタイド、ラウロイル加水分解カゼインペプタイ
ド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼインペプタイ
ド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド、
ラウロイル加水分解ケラチンペプタイト、パーム核油脂
肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の蛋白加水分
解物のアシル化物、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウ
ム、POE(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリ
ウム、スルホコハク酸POE(5)ラウロイルエタノー
ルアミド二ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク
酸二ナトリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤、アル
キルエーテルカルボン酸塩、アシル化イセチオネート、
脂肪酸アミドエーテルサルフェート、モノアルキルリン
酸エステル塩、ポリオキシエチレン脂肪酸エタノールア
ミドリン酸エステル、更に、脂肪酸ジエタノールアミ
ド、脂肪酸モノエタノールアミド、POE脂肪酸モノエ
タノールアミド、アミンオキサイド、POEアルキルフ
ェニルエーテル等の非イオン界面活性剤、更に、塩化ラ
ウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメ
チルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウム等のカチオン界面活性剤、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ラウリン酸アミドエチルグリシン、N−2
−ヒドロキシエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチ
ルグリシン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウ
リン酸アミドエチル−β−アラニン、N−2−ヒドロキ
シエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチル−β−ア
ラニンN−(カルボキシメチル)−N−{2−[N−
(2−ヒドロキシエチル)ラウリン酸アミド]エチル}
グリシン、N−(カルボキシメチル)−N−{2−[N
−(2−ヒドロキシエチル)ヤシ油脂肪酸アミド]エチ
ル}グリシン等の界面活性剤を用いることができる。
分の必須成分に加えて必要応じて、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩のスルホン酸
塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノ
ールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫
酸エステル塩、ポリオキエチレンラウリルエーテル硫酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル硫酸アンモニウム等のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩、高級アルコールリン酸エス
テル類、2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−
パーム核油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ油ア
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキル−
N−カルボキシメチル−N−ヒロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性剤、ヤ
シ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミド
プロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン等のアミドプロピルベタイン型の両性界面活性
剤、ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメ
チルタウリンナトリウム等のアシルメチルタウリン塩、
ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ラウロ
イル加水分解シルクペプタイト、パーム核油脂肪酸アシ
ル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水
分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加水分解コラー
ゲンペプタイト、パーム核油脂肪酸アシル加水分解コラ
ーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解カゼイ
ンペプタイド、ラウロイル加水分解カゼインペプタイ
ド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼインペプタイ
ド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド、
ラウロイル加水分解ケラチンペプタイト、パーム核油脂
肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の蛋白加水分
解物のアシル化物、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウ
ム、POE(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリ
ウム、スルホコハク酸POE(5)ラウロイルエタノー
ルアミド二ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク
酸二ナトリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤、アル
キルエーテルカルボン酸塩、アシル化イセチオネート、
脂肪酸アミドエーテルサルフェート、モノアルキルリン
酸エステル塩、ポリオキシエチレン脂肪酸エタノールア
ミドリン酸エステル、更に、脂肪酸ジエタノールアミ
ド、脂肪酸モノエタノールアミド、POE脂肪酸モノエ
タノールアミド、アミンオキサイド、POEアルキルフ
ェニルエーテル等の非イオン界面活性剤、更に、塩化ラ
ウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメ
チルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウム等のカチオン界面活性剤、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ラウリン酸アミドエチルグリシン、N−2
−ヒドロキシエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチ
ルグリシン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウ
リン酸アミドエチル−β−アラニン、N−2−ヒドロキ
シエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチル−β−ア
ラニンN−(カルボキシメチル)−N−{2−[N−
(2−ヒドロキシエチル)ラウリン酸アミド]エチル}
グリシン、N−(カルボキシメチル)−N−{2−[N
−(2−ヒドロキシエチル)ヤシ油脂肪酸アミド]エチ
ル}グリシン等の界面活性剤を用いることができる。
【0034】本発明の透明固形石鹸には、必要に応じ
て、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン酸、キ
チン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤抽出エ
キス等の細胞賦括剤、アラントイン、グリチルリチン酸
塩等の消炎剤、エデト酸、ヒドロキシエタンジフォスホ
ン酸等の金属イオン封鎖剤、香料、色素等を加えること
ができる。
て、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン酸、キ
チン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤抽出エ
キス等の細胞賦括剤、アラントイン、グリチルリチン酸
塩等の消炎剤、エデト酸、ヒドロキシエタンジフォスホ
ン酸等の金属イオン封鎖剤、香料、色素等を加えること
ができる。
【0035】本発明の透明固形石鹸は、所定の成分を加
熱溶解した後、型に注入し、冷却、固化して、切断、磨
き、型打ちすることにより製造することができる。本発
明の透明石鹸の製造方法は、従来の透明石鹸のように乾
燥工程を必要としないが、成形を容易に行なうために固
化・切断後1週間程度熟成することが好ましい。
熱溶解した後、型に注入し、冷却、固化して、切断、磨
き、型打ちすることにより製造することができる。本発
明の透明石鹸の製造方法は、従来の透明石鹸のように乾
燥工程を必要としないが、成形を容易に行なうために固
化・切断後1週間程度熟成することが好ましい。
【0036】以下、実施例、比較例により本発明をさら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0037】
実施例1〜7、比較例1〜6 表1に示す組成物を下記の方法にて試作し透明性等を評
価した。
価した。
【0038】(試作方法)所定の原料を、コンデンサー
付き四ツ口フラスコ中で約80℃で溶解後、直径約67
mmの塩化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却、固化
した。翌日パイプより取り出し、約24mmに切断後、
表面を磨き、型打ちし試験用サンプルとした(丸型:厚
さ23mm、重量約80g)。
付き四ツ口フラスコ中で約80℃で溶解後、直径約67
mmの塩化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却、固化
した。翌日パイプより取り出し、約24mmに切断後、
表面を磨き、型打ちし試験用サンプルとした(丸型:厚
さ23mm、重量約80g)。
【0039】(物性評価)市販透明石鹸(楕円型、厚さ
23mm、重量80g)を比較対象品とし、下記の方法
で、得られた透明石鹸の透明性と固さを測定した。
23mm、重量80g)を比較対象品とし、下記の方法
で、得られた透明石鹸の透明性と固さを測定した。
【0040】・透明性(視覚で判定) 透明性ほぼ同等 ・・・・◎ 透明性やや劣る ・・・・○ 透明性劣る ・・・・△ 透明性なし ・・・・× ・固さ(触感で判定) ほぼ同等 ・・・・◎ やや柔らかい ・・・・○ 柔らかい ・・・・△ 形化出来ず ・・・・×
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果から明らかなように、実施例1
〜7の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造され
たにもかかわらず、透明性および固さも良好であるのに
対し、図1に示した特定の範囲外の比較例1〜6の透明
石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
〜7の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造され
たにもかかわらず、透明性および固さも良好であるのに
対し、図1に示した特定の範囲外の比較例1〜6の透明
石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
【0043】実施例8〜10、比較例7〜8 表2に示す組成物を実施例1〜7、比較例1〜6と同様
な方法にて試作し透明性等を評価した。
な方法にて試作し透明性等を評価した。
【0044】
【表2】
【0045】表2の結果から明らかなように、実施例8
〜10の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造さ
れたにもかかわらず、透明性および固さも良好であるの
に対し、図1に示した特定の範囲外の比較例7,8の透
明石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
〜10の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造さ
れたにもかかわらず、透明性および固さも良好であるの
に対し、図1に示した特定の範囲外の比較例7,8の透
明石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
【0046】実施例11〜15、比較例9〜11 表3に示す組成物を実施例1〜7、比較例1〜6と同様
な方法にて試作し透明性等を評価した。
な方法にて試作し透明性等を評価した。
【0047】
【表3】
【0048】表1の結果から明らかなように、実施例1
1〜15の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造
されたにもかかわらず、透明性および固さも良好である
のに対し、図1に示した特定の範囲外の比較例9〜11
の透明石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
1〜15の本発明の透明石鹸は、乾燥工程を経ずに製造
されたにもかかわらず、透明性および固さも良好である
のに対し、図1に示した特定の範囲外の比較例9〜11
の透明石鹸は透明性や固さに劣るものであった。
【0049】以下、同様にして透明固形石鹸を調整し
た。
た。
【0050】実施例16 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 38.0% ・N−混合脂肪酸アシル(C8〜C20)−L−グルタミン酸 モノナトリウム 1.0 ・1,3−ブチレングリコール 18.0 ・ポリエチレングリコール2000 20.0 ・ショ糖 10.0 ・エデト酸塩 0.1 ・水 12.9
【0051】実施例17 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 27.0% ・ミリスチン酸ナトリウム 2.0 ・ヤシ脂肪酸L−リジン塩 1.0 ・ココイルメチル−β−アラニンナトリウム 0.5 ・プロピレングリコール 20.0 ・ジプロピレングリコール 20.0 ・ソルビトール 10.0 ・エデト酸塩 0.1 ・香料 0.5 ・水 18.9
【0052】実施例18 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 12.0% ・パーム核油脂肪酸ナトリウム 11.0 ・ラウリン酸カリウム 5.0 ・ラウロイルサルコシンナトリウム 5.0 ・ポリプロピレングリコール 12.0 ・グリセリン 13.0 ・ブドウ糖 7.0 ・マンニトール 7.0 ・香料 0.5 ・水 27.5 実施例16〜18の透明固形石鹸は透明性、泡立ち、固
さとも良好であった。
さとも良好であった。
【0053】
【発明の効果】本発明により、エタノールを使用しない
で、透明性が優れ、固さ、泡立ちの良好な透明固形石鹸
を製造することができ、乾燥工程も不要なため、透明石
鹸の製造コストを大幅に低減でき、製造時に環境を汚染
することもない。また、本発明の透明石鹸組成物は、使
用中に透明性が失われることがない。
で、透明性が優れ、固さ、泡立ちの良好な透明固形石鹸
を製造することができ、乾燥工程も不要なため、透明石
鹸の製造コストを大幅に低減でき、製造時に環境を汚染
することもない。また、本発明の透明石鹸組成物は、使
用中に透明性が失われることがない。
【図1】本発明の透明石鹸組成物の3成分の配合範囲を
示す3角図表。図中〜は、各々実施例1〜7の配合
割合を示す。
示す3角図表。図中〜は、各々実施例1〜7の配合
割合を示す。
【図2】本発明の透明石鹸組成物の多価アルコールの好
ましい配合範囲を示す3角図表。
ましい配合範囲を示す3角図表。
Claims (7)
- 【請求項1】 高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩か
らなるアニオン界面活性剤、多価アルコール類および水
の配合比率が図1の特定の範囲内であることを特徴とす
るエタノールを含有しない透明石鹸組成物。 - 【請求項2】 高級脂肪酸塩が一般式(1) 【化1】 (式中R1は、C7からC19の飽和又は不飽和のアルキル
基を表し、M1は、アンモニウム、アルカリ金属、アル
カノールアミンまたは塩基性アミノ酸を表す。)で示さ
れる高級脂肪酸塩である請求項1に記載の透明石鹸組成
物。 - 【請求項3】 アシルアミノ酸塩が一般式(2) 【化2】 (式中R2は、C7からC17の飽和又は不飽和のアルキル
基を表す。M2は水素、アンモニウム、アルカリ金属、
アルカリ土類金属、アルカノールアミンまたは塩基性ア
ミノ酸を表し、R3は、一般式(3) 【化3】 一般式(4) 【化4】 または一般式(5) 【化5】 (式中M3は、水素、アンモニウム、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アルカノールアミンまたは塩基性アミ
ノ酸を表す)で示される官能基を表す。)で示される少
なくとも1種のアシルアミノ酸塩である請求項1または
請求項2に記載の透明石鹸組成物。 - 【請求項4】 高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩の
比率が重量比で99:1〜80:20である請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の透明石鹸組成物。 - 【請求項5】 多価ルコール類が、2価の多価アルコー
ル、3価の多価アルコールおよび4価以上の多価アルコ
ールの図2の所定の範囲内の組成物であることを特徴と
する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の透明石
鹸組成物。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
に記載の透明石鹸組成物にさらに、ポリオキシエチレン
および/またはポリオキシプロピレン型非イオン界面活
性剤を配合したことを特徴とする透明固形石鹸組成物。 - 【請求項7】 高級脂肪酸塩およびアシルアミノ酸塩か
らなるアニオン界面活性剤、多価アルコール類および水
を図1の特定の範囲内で配合し、加熱溶解して型に注入
し、冷却固化後成形することを特徴とする透明石鹸の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21448597A JPH10147800A (ja) | 1996-09-19 | 1997-08-08 | 透明石鹸組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24742696 | 1996-09-19 | ||
JP8-247426 | 1996-09-19 | ||
JP21448597A JPH10147800A (ja) | 1996-09-19 | 1997-08-08 | 透明石鹸組成物およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147800A true JPH10147800A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=26520343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21448597A Pending JPH10147800A (ja) | 1996-09-19 | 1997-08-08 | 透明石鹸組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10147800A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010068735A (ko) * | 2000-01-08 | 2001-07-23 | 김성오 | 약산성 투명 비누조성물 |
WO2003010273A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Unilever Plc | Improved detergent bar and a process for manufacture |
JP2009144069A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Nof Corp | 透明固形石鹸 |
JP2011153274A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | P & P F:Kk | 固形洗浄組成物 |
JP2016113489A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 花王株式会社 | 固形石鹸 |
JP2017128625A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 洗浄剤組成物 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP21448597A patent/JPH10147800A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010068735A (ko) * | 2000-01-08 | 2001-07-23 | 김성오 | 약산성 투명 비누조성물 |
WO2003010273A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Unilever Plc | Improved detergent bar and a process for manufacture |
US6730643B2 (en) | 2001-07-23 | 2004-05-04 | Unilever Home & Personal Care Usa Division Of Conopco, Inc. | Detergent bar and a process for manufacture |
CZ297934B6 (cs) * | 2001-07-23 | 2007-05-02 | Unilever N. V. | Transparentní mýdlová kostka |
JP2009144069A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Nof Corp | 透明固形石鹸 |
JP2011153274A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | P & P F:Kk | 固形洗浄組成物 |
JP2016113489A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 花王株式会社 | 固形石鹸 |
JP2017128625A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 洗浄剤組成物 |
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Effective date: 20051227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |