JPH10158696A - 透明石鹸組成物 - Google Patents
透明石鹸組成物Info
- Publication number
- JPH10158696A JPH10158696A JP31800996A JP31800996A JPH10158696A JP H10158696 A JPH10158696 A JP H10158696A JP 31800996 A JP31800996 A JP 31800996A JP 31800996 A JP31800996 A JP 31800996A JP H10158696 A JPH10158696 A JP H10158696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- transparent soap
- butanol
- soap
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明性と耐溶け崩れ性に優れた透明石鹸組成
物を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 (式中Rは、C7からC19の飽和または不飽和の炭化水
素基を表す。Mは、アンモニウム、アルカリ金属、アル
カノールアミン、塩基性アミノ酸を表す)で示される高
級脂肪酸塩と、イソプロピルアルコールおよび/または
tert−ブタノール、エタノール、n−プロパノール
が図1に示す特定の範囲内からなる低級アルコールを含
むことを特徴とする透明石鹸組成物。
物を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 (式中Rは、C7からC19の飽和または不飽和の炭化水
素基を表す。Mは、アンモニウム、アルカリ金属、アル
カノールアミン、塩基性アミノ酸を表す)で示される高
級脂肪酸塩と、イソプロピルアルコールおよび/または
tert−ブタノール、エタノール、n−プロパノール
が図1に示す特定の範囲内からなる低級アルコールを含
むことを特徴とする透明石鹸組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性に優れかつ
溶け崩れの少ない透明石鹸組成物に関するものである。
溶け崩れの少ない透明石鹸組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体を洗浄する洗浄剤組成物としては古
来より高級脂肪酸塩の固形化物、いわゆる「石鹸」が用
いられており現在でも身体洗浄剤の主流をしめている。
来より高級脂肪酸塩の固形化物、いわゆる「石鹸」が用
いられており現在でも身体洗浄剤の主流をしめている。
【0003】そして、この石鹸に高級感を持たせる目的
で、多価アルコール類や糖類などを配合しエタノール水
溶液で溶解、固化、乾燥し透明にしたいわゆる「透明石
鹸」が現在の身体洗浄剤市場の一部を占めている。この
透明石鹸は透明であるがゆえに一般の石鹸と比較して高
級品のイメージになっているが、一般の石鹸に比較して
使用時あるいは使用後の溶け崩れが大きいという欠点が
ある。
で、多価アルコール類や糖類などを配合しエタノール水
溶液で溶解、固化、乾燥し透明にしたいわゆる「透明石
鹸」が現在の身体洗浄剤市場の一部を占めている。この
透明石鹸は透明であるがゆえに一般の石鹸と比較して高
級品のイメージになっているが、一般の石鹸に比較して
使用時あるいは使用後の溶け崩れが大きいという欠点が
ある。
【0004】この欠点を改良する方法として、炭素数の
大きな脂肪酸塩を用いたり、高級アルコール類、脂肪酸
エステル類などを添加する方法、乾燥をより充分にする
方法などが提案されている。
大きな脂肪酸塩を用いたり、高級アルコール類、脂肪酸
エステル類などを添加する方法、乾燥をより充分にする
方法などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、炭素数
の大きな脂肪酸塩を用いたり、高級アルコール類、脂肪
酸エステル類などを添加する方法は透明性が劣り、乾燥
をより充分にする方法はひび割れ、成型困難などの欠点
が生じ、透明性と耐溶け崩れ性に優れた透明石鹸はとし
て満足できるものは得られていない。
の大きな脂肪酸塩を用いたり、高級アルコール類、脂肪
酸エステル類などを添加する方法は透明性が劣り、乾燥
をより充分にする方法はひび割れ、成型困難などの欠点
が生じ、透明性と耐溶け崩れ性に優れた透明石鹸はとし
て満足できるものは得られていない。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、透明性
と耐溶け崩れ性に優れた透明石鹸組成物を提供すること
にある。
と耐溶け崩れ性に優れた透明石鹸組成物を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透明性、
泡量を損なうことなく、溶け崩れの少ない透明固形石鹸
を得るべく鋭意検討を行った結果、高級脂肪酸塩をベー
スとし特定の低級アルコールを特定の範囲内で用いるこ
とにより上記課題を達成できることを見いだし本発明を
完成した。
泡量を損なうことなく、溶け崩れの少ない透明固形石鹸
を得るべく鋭意検討を行った結果、高級脂肪酸塩をベー
スとし特定の低級アルコールを特定の範囲内で用いるこ
とにより上記課題を達成できることを見いだし本発明を
完成した。
【0008】すなわち本発明は、一般式(1)
【0009】
【化2】
【0010】(式中Rは、C7からC19の飽和または不
飽和の炭化水素基を表す。Mは、アンモニウム、アルカ
リ金属、アルカノールアミン、塩基性アミノ酸を表す)
で示される高級脂肪酸塩と、イソプロピルアルコールお
よび/またはtert−ブタノール、エタノール、n−
プロパノールが図1に示す特定の範囲内からなる低級ア
ルコールを含むことを特徴とする透明石鹸組成物に関す
るものである。
飽和の炭化水素基を表す。Mは、アンモニウム、アルカ
リ金属、アルカノールアミン、塩基性アミノ酸を表す)
で示される高級脂肪酸塩と、イソプロピルアルコールお
よび/またはtert−ブタノール、エタノール、n−
プロパノールが図1に示す特定の範囲内からなる低級ア
ルコールを含むことを特徴とする透明石鹸組成物に関す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の透明石鹸組成物において
基剤として用いられる前記一般式(1)で示される高級
脂肪酸塩としては、例えば、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、
パーム油脂肪酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウ
ム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、
牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールア
ミン、パーム油脂肪酸トリエタノールアミン、パーム核
油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノ
ールアミン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂
脂肪酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、
パーム油脂肪酸カリウム、パーム核油脂肪酸カリウム、
ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪
酸カリウム、ヤシ油脂肪酸リジン塩、パーム油脂肪酸リ
ジン塩、パーム核油脂肪酸リジン塩、ラウリン酸リジン
塩、ミリスチン酸リジン塩、牛脂脂肪酸リジン塩、ヤシ
油脂肪酸アルギニン塩、パーム油脂肪酸アルギニン塩、
パーム核油脂肪酸アルギニン塩、ラウリン酸アルギニン
塩、ミリスチン酸アルギニン塩、牛脂脂肪酸アルギニン
塩等の単独またはこれらの混合物を挙げることができ
る。
基剤として用いられる前記一般式(1)で示される高級
脂肪酸塩としては、例えば、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、
パーム油脂肪酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウ
ム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、
牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールア
ミン、パーム油脂肪酸トリエタノールアミン、パーム核
油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノ
ールアミン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂
脂肪酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、
パーム油脂肪酸カリウム、パーム核油脂肪酸カリウム、
ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪
酸カリウム、ヤシ油脂肪酸リジン塩、パーム油脂肪酸リ
ジン塩、パーム核油脂肪酸リジン塩、ラウリン酸リジン
塩、ミリスチン酸リジン塩、牛脂脂肪酸リジン塩、ヤシ
油脂肪酸アルギニン塩、パーム油脂肪酸アルギニン塩、
パーム核油脂肪酸アルギニン塩、ラウリン酸アルギニン
塩、ミリスチン酸アルギニン塩、牛脂脂肪酸アルギニン
塩等の単独またはこれらの混合物を挙げることができ
る。
【0012】高級脂肪酸塩を構成する脂肪酸は、ヤシ油
脂肪酸などのように天然物由来の混合脂肪酸でもよく、
ラウリン酸やミリスチン酸などの単一脂肪酸、あるいは
これらの単一脂肪酸を混合して所定の組成としたもので
もよい。
脂肪酸などのように天然物由来の混合脂肪酸でもよく、
ラウリン酸やミリスチン酸などの単一脂肪酸、あるいは
これらの単一脂肪酸を混合して所定の組成としたもので
もよい。
【0013】本発明において、溶解の目的で用いる低級
アルコールは、イソプロピルアルコールおよび/または
tert−ブタノール、エタノール、n−プロパノール
を図1に示す斜線の範囲内からなるものである。この範
囲外において、エタノールの多い系では溶け崩れが大き
くなり、n−プロピルアルコールの多い系では製造時溶
解が困難であったり透明性が不足して満足なものは得ら
れない。
アルコールは、イソプロピルアルコールおよび/または
tert−ブタノール、エタノール、n−プロパノール
を図1に示す斜線の範囲内からなるものである。この範
囲外において、エタノールの多い系では溶け崩れが大き
くなり、n−プロピルアルコールの多い系では製造時溶
解が困難であったり透明性が不足して満足なものは得ら
れない。
【0014】低級アルコールの配合量は、透明石鹸当た
り10〜25%、好ましくは12〜23%である。低級
アルコールの配合量が10%未満の場合は全体が溶解せ
ず、また25%を超えると溶解後冷却しても固化しない
ので好ましくない。
り10〜25%、好ましくは12〜23%である。低級
アルコールの配合量が10%未満の場合は全体が溶解せ
ず、また25%を超えると溶解後冷却しても固化しない
ので好ましくない。
【0015】また、本発明の透明固形石鹸には上記の必
須成分に加えて必要応じて、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、αーオレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル
硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩、ポリオ
キエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニ
ウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テル塩、
須成分に加えて必要応じて、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、αーオレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル
硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩、ポリオ
キエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニ
ウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テル塩、
【0016】高級アルコールリン酸エステル類、ラウロ
イルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリ
エタノールアミン、ココイルサルコシンナトリウム等の
アシルサルコシン塩、ココイルメチル−βーアラニンナ
トリウム、ラウロイルメチル−βーアラニンナトリウ
ム、ミリストイルメチル−βーアラニンナトリウム、パ
ルミトイルメチル−βーアラニンナトリウム、ステアロ
イルメチル−βーアラニンナトリウム、ラウロイルメチ
ル−βーアラニントリエタノールアミン等のアシルメチ
ルβーアラニン塩、
イルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリ
エタノールアミン、ココイルサルコシンナトリウム等の
アシルサルコシン塩、ココイルメチル−βーアラニンナ
トリウム、ラウロイルメチル−βーアラニンナトリウ
ム、ミリストイルメチル−βーアラニンナトリウム、パ
ルミトイルメチル−βーアラニンナトリウム、ステアロ
イルメチル−βーアラニンナトリウム、ラウロイルメチ
ル−βーアラニントリエタノールアミン等のアシルメチ
ルβーアラニン塩、
【0017】2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチ
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、
2−パーム核油アルキル−N−カルボキシエチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ
油アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエ
チルイミダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性
剤、
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、
2−パーム核油アルキル−N−カルボキシエチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ
油アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエ
チルイミダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性
剤、
【0018】ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラ
ウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸ア
ミドプロピルベタイン等のアミドプロピルベタイン型の
両性界面活性剤、
ウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸ア
ミドプロピルベタイン等のアミドプロピルベタイン型の
両性界面活性剤、
【0019】ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタ
イド、ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パーム核
油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪
酸アシル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加
水分解コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル
加水分解コラーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加
水分解カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼイ
ンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼイ
ンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペ
プタイド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイド、パ
ーム核油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の
蛋白加水分解物のアシル化物、
イド、ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パーム核
油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪
酸アシル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加
水分解コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル
加水分解コラーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加
水分解カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼイ
ンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼイ
ンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペ
プタイド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイド、パ
ーム核油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の
蛋白加水分解物のアシル化物、
【0020】N−ココイル−L−グルタミン酸モノナト
リウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノナトリ
ウム、N−ココイル−L−グルタミン酸モノトリエタノ
ールアミン等のアシルグルタミン酸塩、
リウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノナトリ
ウム、N−ココイル−L−グルタミン酸モノトリエタノ
ールアミン等のアシルグルタミン酸塩、
【0021】ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウ
ロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルメチルタウ
リン塩、
ロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルメチルタウ
リン塩、
【0022】スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、P
OE(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、
スルホコハク酸POE(5)ラウロイルエタノールアミ
ド二ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナ
トリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤、
OE(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、
スルホコハク酸POE(5)ラウロイルエタノールアミ
ド二ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナ
トリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤、
【0023】アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化
イセチオネート、脂肪酸アミドエーテルサルフェート、
モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレン脂
肪酸エタノールアミドリン酸エステル、更に、脂肪酸ジ
エタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、PO
E脂肪酸モノエタノールアミド、アミンオキサイド、P
OE高級アルコールエーテル、POEアルキルフェニル
エーテル等の非イオン界面活性剤、更に、塩化ラウリル
トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルア
ンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等
のカチオン界面活性剤、更に
イセチオネート、脂肪酸アミドエーテルサルフェート、
モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレン脂
肪酸エタノールアミドリン酸エステル、更に、脂肪酸ジ
エタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、PO
E脂肪酸モノエタノールアミド、アミンオキサイド、P
OE高級アルコールエーテル、POEアルキルフェニル
エーテル等の非イオン界面活性剤、更に、塩化ラウリル
トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルア
ンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等
のカチオン界面活性剤、更に
【0024】N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウ
リン酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチルグリシン、Nー
2ーヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエチ
ルーβーアラニン、Nー2ーヒドロキシエチル−N−2
−ヤシ油脂肪酸アミドエチルーβーアラニンN−(カル
ボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエ
チル)ラウリン酸アミド]エチル}グリシン、N−(カ
ルボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシ
エチル)ヤシ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン等の界
面活性剤を用いることができる。
リン酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチルグリシン、Nー
2ーヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエチ
ルーβーアラニン、Nー2ーヒドロキシエチル−N−2
−ヤシ油脂肪酸アミドエチルーβーアラニンN−(カル
ボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエ
チル)ラウリン酸アミド]エチル}グリシン、N−(カ
ルボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシ
エチル)ヤシ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン等の界
面活性剤を用いることができる。
【0025】本発明の透明石鹸において、透明化剤とし
て、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、グリセリン、ショ糖、ブドウ糖、マンニトール、ソ
ルビトール、マルチトール、トレハロース、マルトー
ス、プルラン、ペクチン、乳糖、キシリット、カラギー
ナン、アルギン酸等を加えることができる。
て、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、グリセリン、ショ糖、ブドウ糖、マンニトール、ソ
ルビトール、マルチトール、トレハロース、マルトー
ス、プルラン、ペクチン、乳糖、キシリット、カラギー
ナン、アルギン酸等を加えることができる。
【0026】さらに、本発明の透明石鹸には、必要に応
じて、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン酸、
キチン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤抽出
エキス等の細胞賦括剤、アラントイン、グリチルリチン
酸塩等の消炎剤、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコ
ニウム、トリクロサン等の殺菌剤、香料、色素等を加え
ることができる。
じて、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン酸、
キチン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤抽出
エキス等の細胞賦括剤、アラントイン、グリチルリチン
酸塩等の消炎剤、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコ
ニウム、トリクロサン等の殺菌剤、香料、色素等を加え
ることができる。
【0027】本発明の透明固形石鹸を製造するには、前
記一般式(1)の高級脂肪酸と透明化剤等の成分を所定
の低級アルコール水溶液中で加熱溶解した後、取り出
し、冷却、固化、切断、乾燥、磨き、型打ちを行ういわ
ゆる「枠ねり法」により製造すればよい。
記一般式(1)の高級脂肪酸と透明化剤等の成分を所定
の低級アルコール水溶液中で加熱溶解した後、取り出
し、冷却、固化、切断、乾燥、磨き、型打ちを行ういわ
ゆる「枠ねり法」により製造すればよい。
【0028】以下、実施例、比較例により本発明を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0029】
実施例1〜7、比較例1〜5 表1に示す処方にて透明固形石鹸を試作し、溶け崩れと
透明性の評価を行った。試作方法および溶け崩れ性と透
明性の評価は以下のように行った。評価の結果を表1に
示した。
透明性の評価を行った。試作方法および溶け崩れ性と透
明性の評価は以下のように行った。評価の結果を表1に
示した。
【0030】(試作方法)所定の原料を、コンデンサー
付き四ツ口フラスコ中で約70℃で溶解後、直径約67
mmの塩化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却、固化
した。翌日パイプより取り出し、約25mmに切断後、
30日間室内で乾燥させた後、表面を磨き、型打ちし試
験用サンプルとした。
付き四ツ口フラスコ中で約70℃で溶解後、直径約67
mmの塩化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却、固化
した。翌日パイプより取り出し、約25mmに切断後、
30日間室内で乾燥させた後、表面を磨き、型打ちし試
験用サンプルとした。
【0031】(溶け崩れの試験方法)直径80mmの水
切り穴のついていないプラスチック製石鹸箱に水10c
cを入れ、その中に直径約67mm、厚さ約25mm、
重量約100gの透明石鹸を入れ一夜放置した後取り出
し、水に触れていた面の形状を観察し下記の方法にて評
価した。
切り穴のついていないプラスチック製石鹸箱に水10c
cを入れ、その中に直径約67mm、厚さ約25mm、
重量約100gの透明石鹸を入れ一夜放置した後取り出
し、水に触れていた面の形状を観察し下記の方法にて評
価した。
【0032】 ○・・・やや崩れている。 △・・・少し崩れている。 ×・・・崩れている。
【0033】(透明性の試験方法)直径約67mm、厚
さ約25mm、重量約100gの透明石鹸をポイント活
字の上に置き、判読できる最小活字のポイント数を評価
点とした。
さ約25mm、重量約100gの透明石鹸をポイント活
字の上に置き、判読できる最小活字のポイント数を評価
点とした。
【0034】
【表1】
【0035】以下、同様にして透明固形石鹸を調製し、
溶け崩れ性および透明性を評価した。
溶け崩れ性および透明性を評価した。
【0036】実施例8 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 40.0% ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノナトリウム 2.0 ・濃グリセリン 8.0 ・白糖 13.0 ・tert−ブチルアルコール 23.0 ・ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム(30%) 15.0 ・エデト酸塩 0.1 ・水 残
【0037】実施例9 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 42.0% ・ミリスチン酸ナトリウム 1.0 ・ヤシ脂肪酸−L−リジン塩 1.0 ・2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N− ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(30%) 3.0 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0 ・濃グリセリン 6.0 ・白糖 14.0 ・エタノール 4.0 ・イソプロピルアルコール 16.0 ・色素 微量 ・香料 0.5 ・水 残
【0038】実施例10 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 30.0% ・パーム核油脂肪酸ナトリウム 10.0 ・ラウリン酸カリウム 1.0 ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン 2.0 ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%) 5.0 ・濃グリセリン 6.0 ・白糖 14.0 ・エタノール 12.0 ・n−プロピルアルコール 3.0 ・水 残
【0039】実施例8〜10の透明固形石鹸の溶け崩
れ、透明性の測定結果を、表2に示す。
れ、透明性の測定結果を、表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】本発明により、透明性を損なうことなく
溶け崩れの少ない透明石鹸を製造することができる。
溶け崩れの少ない透明石鹸を製造することができる。
【図1】 本発明の低級アルコールの特定範囲を示す、
イソプロピルアルコールおよび/またはtert−ブタ
ノール、エタノール、n−プロパノールの3角図表。
イソプロピルアルコールおよび/またはtert−ブタ
ノール、エタノール、n−プロパノールの3角図表。
フロントページの続き (72)発明者 岩永 良 埼玉県川越市今福2835 川研ファインケミ カル株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中Rは、C7からC19の飽和または不飽和の炭化水
素基を表す。Mは、アンモニウム、アルカリ金属、アル
カノールアミン、塩基性アミノ酸を表す)で示される高
級脂肪酸塩と、イソプロピルアルコールおよび/または
tert−ブタノール、エタノール、n−プロパノール
が図1に示す特定の範囲内からなる低級アルコールを含
むことを特徴とする透明石鹸組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31800996A JPH10158696A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 透明石鹸組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31800996A JPH10158696A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 透明石鹸組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10158696A true JPH10158696A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18094478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31800996A Pending JPH10158696A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 透明石鹸組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10158696A (ja) |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31800996A patent/JPH10158696A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
IE58665B1 (en) | Ultra mild skin cleansing composition | |
NZ203198A (en) | Detergent composition | |
JPH11322551A (ja) | 皮膚刺激性が減少した毛髪及びボディ清浄剤 | |
JPH0226676B2 (ja) | ||
JPH0823036B2 (ja) | クリーム状洗浄剤組成物 | |
JP2950434B2 (ja) | 毛髪用固体洗浄剤 | |
KR100346315B1 (ko) | 세정제조성물 | |
JPH11293291A (ja) | 透明固形石鹸組成物 | |
JPH01287017A (ja) | 低刺激性洗顔料 | |
JPH0959694A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH10147800A (ja) | 透明石鹸組成物およびその製造方法 | |
JPH10158696A (ja) | 透明石鹸組成物 | |
JPH09316486A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH09194893A (ja) | 改良された透明固形石鹸 | |
JP2731865B2 (ja) | ゲル状洗浄剤 | |
JPS59138298A (ja) | 透明ゲル状洗浄剤組成物 | |
JP3200226B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3472314B2 (ja) | 粉末洗浄剤組成物 | |
JPH06145693A (ja) | ゲル状洗浄剤 | |
JP3130373B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3362149B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2961216B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JPH01294798A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP2561125B2 (ja) | 低刺激性洗浄剤組成物 | |
JPH07258689A (ja) | 洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040921 |