JPH0966841A - 車両の自動走行装置 - Google Patents
車両の自動走行装置Info
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- JPH0966841A JPH0966841A JP7226881A JP22688195A JPH0966841A JP H0966841 A JPH0966841 A JP H0966841A JP 7226881 A JP7226881 A JP 7226881A JP 22688195 A JP22688195 A JP 22688195A JP H0966841 A JPH0966841 A JP H0966841A
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- steering
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- signal
- automatic
- automatic traveling
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/24—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle not vehicle-mounted
- B62D1/28—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle not vehicle-mounted non-mechanical, e.g. following a line or other known markers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D15/00—Steering not otherwise provided for
- B62D15/02—Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
- B62D15/027—Parking aids, e.g. instruction means
- B62D15/0285—Parking performed automatically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記憶モードの運転状態を自動操舵で再現でき
る、構成が単純で信頼性および利便性の高い自動走行装
置を提供する。 【解決手段】 記憶モード信号KMに基づいて車両のス
テアリング状態データJSNおよび走行状態データJDNを
取込んで各種演算、処理を施した後、自動走行に必要な
対応データを記憶する記憶手段3、自動走行モード信号
SAに基づいて車両のステアリング状態データJSAおよ
び走行状態データJDAを取込んで各種演算、処理を施し
た後、記憶手段3に記憶してあるデータと比較して自動
走行に不可欠なステアリング状態データJSNの少なくと
も1つを設定し、このステアリング状態データJSNに対
応した制御量を発生する設定手段4を備えた自動走行制
御手段2と、電動パワーステアリング装置31とからな
る自動走行装置1。
る、構成が単純で信頼性および利便性の高い自動走行装
置を提供する。 【解決手段】 記憶モード信号KMに基づいて車両のス
テアリング状態データJSNおよび走行状態データJDNを
取込んで各種演算、処理を施した後、自動走行に必要な
対応データを記憶する記憶手段3、自動走行モード信号
SAに基づいて車両のステアリング状態データJSAおよ
び走行状態データJDAを取込んで各種演算、処理を施し
た後、記憶手段3に記憶してあるデータと比較して自動
走行に不可欠なステアリング状態データJSNの少なくと
も1つを設定し、このステアリング状態データJSNに対
応した制御量を発生する設定手段4を備えた自動走行制
御手段2と、電動パワーステアリング装置31とからな
る自動走行装置1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動パワーステア
リング装置を用いた特にオートマチック車(AT車)に
好適な自動走行装置に関する。
リング装置を用いた特にオートマチック車(AT車)に
好適な自動走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の車庫入れや縦列駐車の際のハンド
ル操作は、道路を走行する際の通常のハンドル操作と異
なってベテランのドライバにとっても煩わしく、特に運
転免許を取得したばかりの初心者にとっては気の抜けな
い難しいものとなっている。
ル操作は、道路を走行する際の通常のハンドル操作と異
なってベテランのドライバにとっても煩わしく、特に運
転免許を取得したばかりの初心者にとっては気の抜けな
い難しいものとなっている。
【0003】また、車両を自宅から常に決められた所定
の経路で走行させる場合にも、路幅が狭い、夜間は暗い
等の環境条件によってハンドル操作が煩わしい状況があ
る。
の経路で走行させる場合にも、路幅が狭い、夜間は暗い
等の環境条件によってハンドル操作が煩わしい状況があ
る。
【0004】ハンドル操作の煩わしさや難しさを解消す
るため、ドライバからハンドル操作の自動化が可能な自
動走行機能の車両への搭載が望まれている。
るため、ドライバからハンドル操作の自動化が可能な自
動走行機能の車両への搭載が望まれている。
【0005】ドライバの要望に対応するため、車庫入れ
などの予め車両の走行経路が決められ、車両の速度も遅
くともよいという条件の下で、ハンドル操作を自動化し
た自動走行装置搭載の車両が提供されている。
などの予め車両の走行経路が決められ、車両の速度も遅
くともよいという条件の下で、ハンドル操作を自動化し
た自動走行装置搭載の車両が提供されている。
【0006】このような従来の自動走行装置において、
テレビカメラやソナーなどの高級なセンサ採用し、画像
処理等の信号処理技術、および制御技術などの高度な技
術によって構成されたものは知られている。
テレビカメラやソナーなどの高級なセンサ採用し、画像
処理等の信号処理技術、および制御技術などの高度な技
術によって構成されたものは知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動走行装置
は、高級なセンサを採用し、高度な信号処理技術および
制御技術などが必要となり、コストアップを招く課題が
ある。
は、高級なセンサを採用し、高度な信号処理技術および
制御技術などが必要となり、コストアップを招く課題が
ある。
【0008】また、従来の自動走行装置は全自動で構成
されるため、フェールセーフを完全にするためのセン
サ、制御装置の規模が大きくなって経済性に見合う実用
化が困難となっている状況にある。
されるため、フェールセーフを完全にするためのセン
サ、制御装置の規模が大きくなって経済性に見合う実用
化が困難となっている状況にある。
【0009】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は構成が単純で、経済性に優
れ、安定したフェールセーフ性能を備えた自動走行装置
を提供することにある。
なされたもので、その目的は構成が単純で、経済性に優
れ、安定したフェールセーフ性能を備えた自動走行装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る自動走行装置は、記憶モード信号に基づ
いて時間経過に対応した車両のステアリング状態データ
および走行状態データを記憶する記憶手段と、自動走行
モード信号に基づいて前記記憶手段に記憶されたステア
リング状態データおよび走行状態データと、自動走行時
の各時点のステアリング状態データおよび走行状態デー
タとを比較して車両のステアリング状態データの少なく
とも1つを設定する設定手段と、を有する自動走行制御
手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係る自動走行装置は、記憶モード信号に基づ
いて時間経過に対応した車両のステアリング状態データ
および走行状態データを記憶する記憶手段と、自動走行
モード信号に基づいて前記記憶手段に記憶されたステア
リング状態データおよび走行状態データと、自動走行時
の各時点のステアリング状態データおよび走行状態デー
タとを比較して車両のステアリング状態データの少なく
とも1つを設定する設定手段と、を有する自動走行制御
手段を備えたことを特徴とする。
【0011】また、この発明に係る自動走行装置の自動
走行制御手段は、設定手段から供給されるステアリング
状態データに基づいて車両の操向を制御する電動パワー
ステアリング装置を備えたことを特徴とする。
走行制御手段は、設定手段から供給されるステアリング
状態データに基づいて車両の操向を制御する電動パワー
ステアリング装置を備えたことを特徴とする。
【0012】さらに、この発明に係る自動走行装置の自
動走行制御手段は、記憶手段に、記憶モード信号に基づ
いて走行状態データとして車速データとタイマデータか
ら車両の移動距離を演算する移動距離演算手段と、この
移動距離演算手段からの距離データに対応付けてステア
リング状態データとしての標準操舵位置データまたは標
準操舵角データを記憶する距離−操舵記憶手段を備えた
ことを特徴とする。
動走行制御手段は、記憶手段に、記憶モード信号に基づ
いて走行状態データとして車速データとタイマデータか
ら車両の移動距離を演算する移動距離演算手段と、この
移動距離演算手段からの距離データに対応付けてステア
リング状態データとしての標準操舵位置データまたは標
準操舵角データを記憶する距離−操舵記憶手段を備えた
ことを特徴とする。
【0013】また、この発明に係る自動走行装置の自動
走行制御手段は、設定手段に、自動走行モード信号に基
づいて車速データとタイマデータから自動走行距離を演
算する自動走行距離演算手段と、この自動走行距離演算
手段で演算した自動走行距離データに対応した標準操舵
位置データまたは標準操舵角データを距離−操舵記憶手
段から読み出すデータアクセス手段と、このデータアク
セス手段が読み出した標準操舵位置データまたは標準操
舵角データと自動走行時に検出した操舵位置データまた
は操舵角データとの偏差に基づいて操舵目標信号を決定
する操舵目標信号決定手段とを備え、この操舵目標信号
に基づいて備えられた電動パワーステアリング装置を駆
動することを特徴とする。
走行制御手段は、設定手段に、自動走行モード信号に基
づいて車速データとタイマデータから自動走行距離を演
算する自動走行距離演算手段と、この自動走行距離演算
手段で演算した自動走行距離データに対応した標準操舵
位置データまたは標準操舵角データを距離−操舵記憶手
段から読み出すデータアクセス手段と、このデータアク
セス手段が読み出した標準操舵位置データまたは標準操
舵角データと自動走行時に検出した操舵位置データまた
は操舵角データとの偏差に基づいて操舵目標信号を決定
する操舵目標信号決定手段とを備え、この操舵目標信号
に基づいて備えられた電動パワーステアリング装置を駆
動することを特徴とする。
【0014】さらに、この発明に係る自動走行装置の記
憶モード信号は、記憶モードを設定する記憶モードスイ
ッチからの信号であり、自動走行モード信号は、自動走
行モードを設定する自動走行モードスイッチからの信号
と、ブレーキペダルを踏込んだことを示す信号と、記憶
モードのシフトポジションデータと自動走行モードのシ
フトポジションデータとが一致していることを示す信号
との論理積を演算する論理積演算手段からの信号である
ことを特徴とする。
憶モード信号は、記憶モードを設定する記憶モードスイ
ッチからの信号であり、自動走行モード信号は、自動走
行モードを設定する自動走行モードスイッチからの信号
と、ブレーキペダルを踏込んだことを示す信号と、記憶
モードのシフトポジションデータと自動走行モードのシ
フトポジションデータとが一致していることを示す信号
との論理積を演算する論理積演算手段からの信号である
ことを特徴とする。
【0015】また、この発明に係る自動走行装置は、車
速センサからの車速信号、操舵トルクセンサからの操舵
トルク信号、または操舵位置センサからの操舵位置信号
もしくは操舵角センサからの操舵角信号が予め設定され
たそれぞれの設定値を超える場合には自動走行モードを
停止する停止手段を備えたことを特徴とする。
速センサからの車速信号、操舵トルクセンサからの操舵
トルク信号、または操舵位置センサからの操舵位置信号
もしくは操舵角センサからの操舵角信号が予め設定され
たそれぞれの設定値を超える場合には自動走行モードを
停止する停止手段を備えたことを特徴とする。
【0016】さらに、この発明に係る自動走行装置は、
記憶モード信号および自動走行モード信号のそれぞれに
対応して記憶モード状態および自動走行モード状態を知
らせる表示手段を備えたことを特徴とする。
記憶モード信号および自動走行モード信号のそれぞれに
対応して記憶モード状態および自動走行モード状態を知
らせる表示手段を備えたことを特徴とする。
【0017】また、この発明に係る自動走行装置は、設
定手段から出力される操舵目標信号を電動パワーステア
リング装置の制御手段を構成する偏差決定手段に供給
し、操舵目標信号と電動機電流信号の偏差信号に基づい
て自動走行モードの自動操舵を行なうことを特徴とす
る。
定手段から出力される操舵目標信号を電動パワーステア
リング装置の制御手段を構成する偏差決定手段に供給
し、操舵目標信号と電動機電流信号の偏差信号に基づい
て自動走行モードの自動操舵を行なうことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る自動
走行装置の基本ブロック構成図である。図1において、
自動走行装置1は、記憶手段3、設定手段4を備えた自
動走行制御手段2と、電動パワーステアリング装置31
とから構成する。
付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る自動
走行装置の基本ブロック構成図である。図1において、
自動走行装置1は、記憶手段3、設定手段4を備えた自
動走行制御手段2と、電動パワーステアリング装置31
とから構成する。
【0019】なお、本発明は、予め決められた走行経路
を、比較的遅い車速で走行して車庫入れや縦列駐車を行
なう場合、まずベテランのドライバが模範的な運転を行
なう際の運転状況データを記憶しておき、記憶した運転
状況データに基づいて自動走行を行い、車庫入れや縦列
駐車の際のハンドル操作を自動で行なうことができる自
動走行装置を提供するものである。
を、比較的遅い車速で走行して車庫入れや縦列駐車を行
なう場合、まずベテランのドライバが模範的な運転を行
なう際の運転状況データを記憶しておき、記憶した運転
状況データに基づいて自動走行を行い、車庫入れや縦列
駐車の際のハンドル操作を自動で行なうことができる自
動走行装置を提供するものである。
【0020】記憶手段3はタイマ手段、演算手段、処理
手段および記憶手段を備え、記憶モード信号KMに基づ
いて記憶モード時の時間経過に対応した車庫入れや縦列
駐車の際の車両のステアリング状態データJSN(例え
ば、操舵位置データXSまたは操舵角データθS、操舵ト
ルクデータTS等)、および走行状態データJDN(例え
ば、車速データVS、シフトポジションデータPS等)を
取込んで各種演算、処理を施した後、自動走行に必要な
対応データを記憶する。
手段および記憶手段を備え、記憶モード信号KMに基づ
いて記憶モード時の時間経過に対応した車庫入れや縦列
駐車の際の車両のステアリング状態データJSN(例え
ば、操舵位置データXSまたは操舵角データθS、操舵ト
ルクデータTS等)、および走行状態データJDN(例え
ば、車速データVS、シフトポジションデータPS等)を
取込んで各種演算、処理を施した後、自動走行に必要な
対応データを記憶する。
【0021】例えば、記憶手段3は、走行状態データJ
DN(例えば、車速データVS)とタイマデータTτとを
乗算して車両の移動距離LS(=VS×Tτ)を算出し、
この移動距離LSに、時間経過(タイマデータTτ)に
対応したステアリング状態データJSN(目標操舵位置デ
ータXSまたは目標操舵角データθSとする)を対応させ
て移動距離LS−操舵位置XS(または操舵角θS)特性
データを記憶する。
DN(例えば、車速データVS)とタイマデータTτとを
乗算して車両の移動距離LS(=VS×Tτ)を算出し、
この移動距離LSに、時間経過(タイマデータTτ)に
対応したステアリング状態データJSN(目標操舵位置デ
ータXSまたは目標操舵角データθSとする)を対応させ
て移動距離LS−操舵位置XS(または操舵角θS)特性
データを記憶する。
【0022】設定手段4はタイマ手段、演算手段、処理
手段、データアクセス手段および記憶手段等を備え、自
動走行モード信号SAに基づいて自動走行モード時の時
間経過に対応した車両のステアリング状態データJ
SA(例えば、操舵位置データXAまたは操舵角データ
θA)、および走行状態データJDA(例えば、車速デー
タVA、シフトポジションデータPA等)を取込んで各種
演算、処理を施した後、記憶手段3に記憶してあるデー
タと比較して自動走行に不可欠なステアリング状態デー
タJSNの少なくとも1つ(例えば、目標操舵位置データ
XSまたは目標操舵角データθS)を設定し、このステア
リング状態データJSNに対応した制御量(例えば、操舵
目標信号IAS)を電動パワーステアリング装置31に提
供する。
手段、データアクセス手段および記憶手段等を備え、自
動走行モード信号SAに基づいて自動走行モード時の時
間経過に対応した車両のステアリング状態データJ
SA(例えば、操舵位置データXAまたは操舵角データ
θA)、および走行状態データJDA(例えば、車速デー
タVA、シフトポジションデータPA等)を取込んで各種
演算、処理を施した後、記憶手段3に記憶してあるデー
タと比較して自動走行に不可欠なステアリング状態デー
タJSNの少なくとも1つ(例えば、目標操舵位置データ
XSまたは目標操舵角データθS)を設定し、このステア
リング状態データJSNに対応した制御量(例えば、操舵
目標信号IAS)を電動パワーステアリング装置31に提
供する。
【0023】例えば、設定手段4は、走行状態データJ
DA(例えば、車速データVA)とタイマデータTAとを乗
算して車両の自動走行距離LA(=VA×TA)を算出
し、この自動走行距離LAに基づいて記憶手段3に記憶
してある移動距離LS−操舵位置XS(または操舵角
θS)特性データから自動走行距離LA(=移動距離
LS)に対応した目標操舵位置データXS(または目標操
舵角データθS)を読み出して設定し、この目標操舵位
置データXS(または目標操舵角データθS)と自動走行
距離LAに対応した操舵位置データXA(または目標操舵
角データθA)の偏差から偏差信号ΔX、または偏差信
号Δθ(XS−XA、またはθS−θA)を演算し、この偏
差信号ΔX(または偏差信号Δθ)に基づいて対応した
操舵目標信号IAS発生し、この操舵目標信号IASを電動
パワーステアリング装置31に提供して自動走行モード
の自動操舵を実行するよう構成する。
DA(例えば、車速データVA)とタイマデータTAとを乗
算して車両の自動走行距離LA(=VA×TA)を算出
し、この自動走行距離LAに基づいて記憶手段3に記憶
してある移動距離LS−操舵位置XS(または操舵角
θS)特性データから自動走行距離LA(=移動距離
LS)に対応した目標操舵位置データXS(または目標操
舵角データθS)を読み出して設定し、この目標操舵位
置データXS(または目標操舵角データθS)と自動走行
距離LAに対応した操舵位置データXA(または目標操舵
角データθA)の偏差から偏差信号ΔX、または偏差信
号Δθ(XS−XA、またはθS−θA)を演算し、この偏
差信号ΔX(または偏差信号Δθ)に基づいて対応した
操舵目標信号IAS発生し、この操舵目標信号IASを電動
パワーステアリング装置31に提供して自動走行モード
の自動操舵を実行するよう構成する。
【0024】電動パワーステアリング装置31は、操舵
目標信号IASに基づいて電動機を駆動し、ステアリング
系をアシストして自動走行制御手段2が記憶モード時に
記憶した運転状態を再現するよう車両の自動操向を制御
する。
目標信号IASに基づいて電動機を駆動し、ステアリング
系をアシストして自動走行制御手段2が記憶モード時に
記憶した運転状態を再現するよう車両の自動操向を制御
する。
【0025】このように、自動走行装置1は、記憶手段
3、設定手段4を備えた自動走行制御手段2と、電動パ
ワーステアリング装置31を備えたので、記憶モード信
号KMに基づいて記憶モード時の移動距離LS−操舵位置
XS(または操舵角θS)特性データを記憶しておき、自
動走行モード信号SAに基づいて自動走行モード時の自
動走行距離LAに対応した目標操舵位置データXS(また
は目標操舵角データθS)を記憶手段から読み出して設
定することができるので、この目標操舵位置データXS
(または目標操舵角データθS)に基づいてステアリン
グ系を自動操舵し、記憶モード時の運転状態が再現可能
な車両の自動操向を実現することができる。
3、設定手段4を備えた自動走行制御手段2と、電動パ
ワーステアリング装置31を備えたので、記憶モード信
号KMに基づいて記憶モード時の移動距離LS−操舵位置
XS(または操舵角θS)特性データを記憶しておき、自
動走行モード信号SAに基づいて自動走行モード時の自
動走行距離LAに対応した目標操舵位置データXS(また
は目標操舵角データθS)を記憶手段から読み出して設
定することができるので、この目標操舵位置データXS
(または目標操舵角データθS)に基づいてステアリン
グ系を自動操舵し、記憶モード時の運転状態が再現可能
な車両の自動操向を実現することができる。
【0026】図2はこの発明に係る自動走行装置の記憶
手段要部ブロック構成図である。図2において、記憶手
段3は、計時手段5、移動距離演算手段6、距離−操舵
記憶手段8およびシフトポジション記憶手段9からなる
データ記憶手段7を備える。なお、この実施の形態で
は、ステアリング状態データJSNとして操舵位置データ
XSを採用した例について説明する。
手段要部ブロック構成図である。図2において、記憶手
段3は、計時手段5、移動距離演算手段6、距離−操舵
記憶手段8およびシフトポジション記憶手段9からなる
データ記憶手段7を備える。なお、この実施の形態で
は、ステアリング状態データJSNとして操舵位置データ
XSを採用した例について説明する。
【0027】計時手段5は、例えばタイマ回路、または
ソフト制御のタイマ機能を備え、記憶モードスイッチ2
7をオン操作して記憶モードを設定した場合に出力され
る、例えばHレベルの記憶モード信号KMに基づいて計
時を開始し、タイマデータTτを移動距離演算手段6に
供給するとともに、タイマデータTτに対応した操舵位
置センサ26からの操舵位置データXSを監視する。
ソフト制御のタイマ機能を備え、記憶モードスイッチ2
7をオン操作して記憶モードを設定した場合に出力され
る、例えばHレベルの記憶モード信号KMに基づいて計
時を開始し、タイマデータTτを移動距離演算手段6に
供給するとともに、タイマデータTτに対応した操舵位
置センサ26からの操舵位置データXSを監視する。
【0028】なお、記憶モードスイッチ27は、後述す
る自動走行モードスイッチ21とともに車室内の運転席
近傍にカバー付きケースに収容して通常の運転における
誤操作を防止するよう配置する。
る自動走行モードスイッチ21とともに車室内の運転席
近傍にカバー付きケースに収容して通常の運転における
誤操作を防止するよう配置する。
【0029】また、記憶モードスイッチ27は、記憶モ
ード信号KMを移動距離演算手段6、データ記憶手段7
および、車室内のフロントパネル等に設けた表示手段1
8に供給し、記憶モード設定時に移動距離演算手段6、
データ記憶手段7および表示手段18を駆動するよう制
御する。
ード信号KMを移動距離演算手段6、データ記憶手段7
および、車室内のフロントパネル等に設けた表示手段1
8に供給し、記憶モード設定時に移動距離演算手段6、
データ記憶手段7および表示手段18を駆動するよう制
御する。
【0030】移動距離演算手段6は乗算器、またはソフ
ト制御の乗算機能を備え、記憶モード信号KMの駆動制
御により乗算演算を実行し、車速センサ24が検出した
車速データVSと計時手段5から供給されるタイマデー
タTτを乗算して移動距離LS(=VS×Tτ)を演算
し、移動距離信号LSを距離−操舵記憶手段8に提供す
る。
ト制御の乗算機能を備え、記憶モード信号KMの駆動制
御により乗算演算を実行し、車速センサ24が検出した
車速データVSと計時手段5から供給されるタイマデー
タTτを乗算して移動距離LS(=VS×Tτ)を演算
し、移動距離信号LSを距離−操舵記憶手段8に提供す
る。
【0031】距離−操舵記憶手段8はRAM等の書換え
可能なメモリで構成し、記憶モード信号KMの制御によ
り、移動距離演算手段6から供給される移動距離信号L
Sと、この移動距離信号LSに対応したタイマデータTτ
毎の操舵位置センサ26からの操舵位置データXSとを
対応付けて記憶する。
可能なメモリで構成し、記憶モード信号KMの制御によ
り、移動距離演算手段6から供給される移動距離信号L
Sと、この移動距離信号LSに対応したタイマデータTτ
毎の操舵位置センサ26からの操舵位置データXSとを
対応付けて記憶する。
【0032】シフトポジション記憶手段9は、距離−操
舵記憶手段8と同様にRAM等の書換え可能なメモリで
構成し、記憶モード信号KMの制御により、AT車のシ
フトレバー位置を検出するシフトポジション検出手段2
3が検出したシフトポジションデータPSを記憶する。
舵記憶手段8と同様にRAM等の書換え可能なメモリで
構成し、記憶モード信号KMの制御により、AT車のシ
フトレバー位置を検出するシフトポジション検出手段2
3が検出したシフトポジションデータPSを記憶する。
【0033】表示手段18は、例えばスピーカやブザー
等の可聴表示器またはLEDや液晶等の可視表示器で構
成し、記憶モード信号KM(例えば、Hレベル)に基づ
いて音声や文字、絵図等で記憶モード状態をドライバに
知らせる。
等の可聴表示器またはLEDや液晶等の可視表示器で構
成し、記憶モード信号KM(例えば、Hレベル)に基づ
いて音声や文字、絵図等で記憶モード状態をドライバに
知らせる。
【0034】このように、この発明に係る自動走行装置
1の記憶手段3は、計時手段5、移動距離演算手段6、
距離−操舵記憶手段8およびシフトポジション記憶手段
9からなるデータ記憶手段7を備えたので、記憶モード
スイッチ27をオン操作して記憶モード状態に、ドライ
バが運転して車庫入れや縦列駐車の運転状態(移動距離
LSに対応した操舵位置XS)を記憶することができるの
で、自動走行の運転状態設定に備えることができる。
1の記憶手段3は、計時手段5、移動距離演算手段6、
距離−操舵記憶手段8およびシフトポジション記憶手段
9からなるデータ記憶手段7を備えたので、記憶モード
スイッチ27をオン操作して記憶モード状態に、ドライ
バが運転して車庫入れや縦列駐車の運転状態(移動距離
LSに対応した操舵位置XS)を記憶することができるの
で、自動走行の運転状態設定に備えることができる。
【0035】なお、運転状態(移動距離LSに対応した
操舵位置XS)の更新は、記憶モードスイッチ27を再
度オン操作し、ドライバが運転して車庫入れや縦列駐車
を行うことにより行うことができる。
操舵位置XS)の更新は、記憶モードスイッチ27を再
度オン操作し、ドライバが運転して車庫入れや縦列駐車
を行うことにより行うことができる。
【0036】図3に操舵位置(XS、XA)を検出する操
舵位置センサの一実施例を示す。図3において、操舵位
置センサ26は、例えばポテンショメータ等で構成し、
電動パワーステアリング装置31のラック軸37と一体
的に形成したテーパ切欠部37Bの位置を電気信号とし
て検出することにより、操舵位置データXS、XAを発生
することができる。
舵位置センサの一実施例を示す。図3において、操舵位
置センサ26は、例えばポテンショメータ等で構成し、
電動パワーステアリング装置31のラック軸37と一体
的に形成したテーパ切欠部37Bの位置を電気信号とし
て検出することにより、操舵位置データXS、XAを発生
することができる。
【0037】図4はこの発明に係る自動走行装置の設定
手段要部ブロック構成図である。図4において、設定手
段4は、論理積演算手段10、判定手段11、停止手段
12、計時手段13、自動走行距離演算手段14、デー
タアクセス手段15、偏差演算手段16、操舵目標信号
決定手段17を備える。
手段要部ブロック構成図である。図4において、設定手
段4は、論理積演算手段10、判定手段11、停止手段
12、計時手段13、自動走行距離演算手段14、デー
タアクセス手段15、偏差演算手段16、操舵目標信号
決定手段17を備える。
【0038】論理積演算手段10は、複数入力のAND
ゲート、またはソフト制御の論理積機能を備え、自動走
行モードスイッチ21をオン操作した場合に出力される
自動走行モードスイッチ信号KA(例えば、Hレベ
ル)、車両のブレーキペダルを踏込んでブレーキが作動
しない状態を検出するブレーキペダル検出手段22から
のブレーキペダル信号BP(例えば、Hレベル)、およ
び記憶手段3のシフトポジション記憶手段9に記憶され
ている記憶モード状態のシフトポジションデータPSと
シフトポジション検出手段23が検出した自動走行モー
ドのシフトポジションデータPAの一致を判定手段11
が判定した場合に出力される判定信号HO(例えばHレ
ベル)の論理積を演算(KA*BP*HO)し、このHレ
ベルの論理積信号(KA*BP*HO)を自動走行モード
信号SAとして計時手段13、自動走行距離演算手段1
4、データアクセス手段15および操舵目標信号決定手
段17を駆動状態に制御する。
ゲート、またはソフト制御の論理積機能を備え、自動走
行モードスイッチ21をオン操作した場合に出力される
自動走行モードスイッチ信号KA(例えば、Hレベ
ル)、車両のブレーキペダルを踏込んでブレーキが作動
しない状態を検出するブレーキペダル検出手段22から
のブレーキペダル信号BP(例えば、Hレベル)、およ
び記憶手段3のシフトポジション記憶手段9に記憶され
ている記憶モード状態のシフトポジションデータPSと
シフトポジション検出手段23が検出した自動走行モー
ドのシフトポジションデータPAの一致を判定手段11
が判定した場合に出力される判定信号HO(例えばHレ
ベル)の論理積を演算(KA*BP*HO)し、このHレ
ベルの論理積信号(KA*BP*HO)を自動走行モード
信号SAとして計時手段13、自動走行距離演算手段1
4、データアクセス手段15および操舵目標信号決定手
段17を駆動状態に制御する。
【0039】また、自動走行モード信号SAは表示手段
18に供給され、音声や文字、絵図等の表示で自動走行
モードの様々な状態の表示を制御してドライバに知らせ
る。
18に供給され、音声や文字、絵図等の表示で自動走行
モードの様々な状態の表示を制御してドライバに知らせ
る。
【0040】なお、自動走行モードスイッチ21は、記
憶モードスイッチ27とともに車室内の運転席近傍にカ
バー付きケースに収容して通常の運転における誤操作を
防止するよう配置する。
憶モードスイッチ27とともに車室内の運転席近傍にカ
バー付きケースに収容して通常の運転における誤操作を
防止するよう配置する。
【0041】判定手段11はコンパレータ等の比較手
段、またはソフト制御の比較機能を備え、図2に示すシ
フトポジション記憶手段9に記憶されているシフトポジ
ションデータPSと、シフトポジション検出手段23が
検出した自動走行モードのシフトポジションデータPA
を比較し、例えばシフトポジション検出手段23を構成
するポテンショメータの電圧値で検出されるシフトポジ
ションデータPSと、シフトポジションデータPAの電圧
値が一致する場合にはシフトポジションが同一(例え
ば、リバース“R”位置)と判定して判定信号HO(H
レベル)を論理積演算手段10に供給する。
段、またはソフト制御の比較機能を備え、図2に示すシ
フトポジション記憶手段9に記憶されているシフトポジ
ションデータPSと、シフトポジション検出手段23が
検出した自動走行モードのシフトポジションデータPA
を比較し、例えばシフトポジション検出手段23を構成
するポテンショメータの電圧値で検出されるシフトポジ
ションデータPSと、シフトポジションデータPAの電圧
値が一致する場合にはシフトポジションが同一(例え
ば、リバース“R”位置)と判定して判定信号HO(H
レベル)を論理積演算手段10に供給する。
【0042】停止手段12は複数のコンパレータ等から
なる比較手段、またはソフト制御の複数の比較機能を備
え、車速センサ24で検出された車速信号VA、操舵ト
ルクセンサ25で検出された操舵トルク信号TS、また
は操舵位置センサ26で検出された操舵位置信号XAが
予め設定されたそれぞれの基準車速信号VK、基準操舵
トルク信号TKおよび基準操舵位置信号XKを超える場合
には、例えばLレベルの停止信号STを論理積演算手段
10に提供し、自動走行モードを停止する。
なる比較手段、またはソフト制御の複数の比較機能を備
え、車速センサ24で検出された車速信号VA、操舵ト
ルクセンサ25で検出された操舵トルク信号TS、また
は操舵位置センサ26で検出された操舵位置信号XAが
予め設定されたそれぞれの基準車速信号VK、基準操舵
トルク信号TKおよび基準操舵位置信号XKを超える場合
には、例えばLレベルの停止信号STを論理積演算手段
10に提供し、自動走行モードを停止する。
【0043】停止信号STは通常Hレベルを論理積演算
手段10の入力に供給しておき、自動走行モードを停止
する場合にはLレベルの停止信号STにより、論理積演
算手段10から出力されるHレベルの自動走行モード信
号SAを強制的にLレベルに設定して自動走行モードを
停止するよう構成する。
手段10の入力に供給しておき、自動走行モードを停止
する場合にはLレベルの停止信号STにより、論理積演
算手段10から出力されるHレベルの自動走行モード信
号SAを強制的にLレベルに設定して自動走行モードを
停止するよう構成する。
【0044】このように、設定手段4は停止手段12を
備えたので、自動走行時に誤って車速を増加させたり、
ハンドルを大きく回転させたり、または何らかの原因に
よって操舵位置が大きくなって自動走行に望ましくない
状態になっても、直ちに自動走行を停止することができ
る。
備えたので、自動走行時に誤って車速を増加させたり、
ハンドルを大きく回転させたり、または何らかの原因に
よって操舵位置が大きくなって自動走行に望ましくない
状態になっても、直ちに自動走行を停止することができ
る。
【0045】計時手段13は、例えばタイマ回路、また
はソフト制御のタイマ機能を備え、Hレベルの自動走行
モード信号SAに基づいて計時を開始し、タイマデータ
TAを自動走行距離演算手段14に供給するとともに、
タイマデータTAに対応した操舵位置センサ26からの
操舵位置データXAを監視する。
はソフト制御のタイマ機能を備え、Hレベルの自動走行
モード信号SAに基づいて計時を開始し、タイマデータ
TAを自動走行距離演算手段14に供給するとともに、
タイマデータTAに対応した操舵位置センサ26からの
操舵位置データXAを監視する。
【0046】自動走行距離演算手段14は乗算器、また
はソフト制御の乗算機能を備え、自動走行モード信号S
Aの駆動制御により乗算演算を実行し、車速センサ24
が検出した車速データVAと計時手段13から供給され
るタイマデータTAを乗算して自動走行距離LA(=VA
×TA)を演算し、自動走行距離信号LAをデータアクセ
ス手段15に提供する。
はソフト制御の乗算機能を備え、自動走行モード信号S
Aの駆動制御により乗算演算を実行し、車速センサ24
が検出した車速データVAと計時手段13から供給され
るタイマデータTAを乗算して自動走行距離LA(=VA
×TA)を演算し、自動走行距離信号LAをデータアクセ
ス手段15に提供する。
【0047】データアクセス手段15は、自動走行距離
演算手段14から供給される自動走行距離信号LAを記
憶手段3の距離−操舵記憶手段8に供給し、距離−操舵
記憶手段8に記憶されている記憶モード状態の移動距離
LS−操舵位置データXS対応データから自動走行距離信
号LAと同じ値の移動距離LS(=LA)に対応付けられ
た操舵位置データXSを読み出し、自動走行距離信号LA
の距離における標準操舵位置データXSとして偏差演算
手段16に供給する。
演算手段14から供給される自動走行距離信号LAを記
憶手段3の距離−操舵記憶手段8に供給し、距離−操舵
記憶手段8に記憶されている記憶モード状態の移動距離
LS−操舵位置データXS対応データから自動走行距離信
号LAと同じ値の移動距離LS(=LA)に対応付けられ
た操舵位置データXSを読み出し、自動走行距離信号LA
の距離における標準操舵位置データXSとして偏差演算
手段16に供給する。
【0048】偏差演算手段16は減算器またはソフト制
御の減算機能で構成し、データアクセス手段15から供
給される標準操舵位置データXSと、タイマデータTA毎
に監視された操舵位置センサ26からの操舵位置データ
XAとの偏差ΔX(=XS−XA)を演算し、操舵位置偏
差信号ΔXを操舵目標信号決定手段17に供給する。
御の減算機能で構成し、データアクセス手段15から供
給される標準操舵位置データXSと、タイマデータTA毎
に監視された操舵位置センサ26からの操舵位置データ
XAとの偏差ΔX(=XS−XA)を演算し、操舵位置偏
差信号ΔXを操舵目標信号決定手段17に供給する。
【0049】操舵目標信号決定手段17はROM等のメ
モリで構成し、予め実験値または設計値から設定した、
例えば図5の操舵位置偏差信号ΔX−操舵目標信号IAS
特性図に示すデータテーブルに基づき、偏差演算手段1
6から供給される操舵位置偏差信号ΔXに対応した操舵
目標信号IASを電動パワーステアリング装置31に供給
して自動走行モードの自動操舵を制御する。
モリで構成し、予め実験値または設計値から設定した、
例えば図5の操舵位置偏差信号ΔX−操舵目標信号IAS
特性図に示すデータテーブルに基づき、偏差演算手段1
6から供給される操舵位置偏差信号ΔXに対応した操舵
目標信号IASを電動パワーステアリング装置31に供給
して自動走行モードの自動操舵を制御する。
【0050】このように、この発明に係る自動走行装置
1の設定手段4は、論理積演算手段10、判定手段1
1、停止手段12、計時手段13、自動走行距離演算手
段14、データアクセス手段15、偏差演算手段16、
操舵目標信号決定手段17を備えたので、自動走行時に
自動走行距離LAに対応する標準操舵位置データXSを距
離−操舵記憶手段8から読み出し、標準操舵位置データ
XSと実際の自動走行時の自動走行距離LAに対応する操
舵位置データXAとの偏差(操舵位置偏差信号ΔX)に
基づいて電動パワーステアリング装置31を自動制御す
る操舵目標信号IASを発生するので、記憶モード時の運
転状態を自動操舵で再現することができる。
1の設定手段4は、論理積演算手段10、判定手段1
1、停止手段12、計時手段13、自動走行距離演算手
段14、データアクセス手段15、偏差演算手段16、
操舵目標信号決定手段17を備えたので、自動走行時に
自動走行距離LAに対応する標準操舵位置データXSを距
離−操舵記憶手段8から読み出し、標準操舵位置データ
XSと実際の自動走行時の自動走行距離LAに対応する操
舵位置データXAとの偏差(操舵位置偏差信号ΔX)に
基づいて電動パワーステアリング装置31を自動制御す
る操舵目標信号IASを発生するので、記憶モード時の運
転状態を自動操舵で再現することができる。
【0051】なお、本実施の形態ではステアリング状態
データとして操舵位置データ(XA、XS)を設定するよ
う構成したが、図2の記憶手段および図4の設定手段に
おいて、操舵位置センサ26に代えて操舵角センサを設
け操舵角を検出し、ステアリング状態データとして操舵
角データ(θA、θS)を設定するように構成することも
できる。
データとして操舵位置データ(XA、XS)を設定するよ
う構成したが、図2の記憶手段および図4の設定手段に
おいて、操舵位置センサ26に代えて操舵角センサを設
け操舵角を検出し、ステアリング状態データとして操舵
角データ(θA、θS)を設定するように構成することも
できる。
【0052】図6はこの発明に係る車両の自動走行装置
に用いられる電動パワーステアリング装置の全体構成図
である。図6において、電動パワーステアリング装置3
1は、ステアリングホイール47に一体的に設けられた
ステアリング軸32に自在継ぎ手33A、33Bを備え
た連結軸33を介してステアリング・ギアボックス34
内に設けたラック&ピニオン機構35のピニオン35A
に連結されて手動操舵力発生手段36を構成する。
に用いられる電動パワーステアリング装置の全体構成図
である。図6において、電動パワーステアリング装置3
1は、ステアリングホイール47に一体的に設けられた
ステアリング軸32に自在継ぎ手33A、33Bを備え
た連結軸33を介してステアリング・ギアボックス34
内に設けたラック&ピニオン機構35のピニオン35A
に連結されて手動操舵力発生手段36を構成する。
【0053】ピニオン35Aに噛み合うラック歯37A
を備え、これらの噛み合いにより往復運動するラック軸
37は、その両端にタイロッド38を介して転動輪とし
ての左右の前輪39が連結される。
を備え、これらの噛み合いにより往復運動するラック軸
37は、その両端にタイロッド38を介して転動輪とし
ての左右の前輪39が連結される。
【0054】このようにして、ステアリングホイール4
7操舵時には通常のラック&ピニオン式の手動操舵力発
生手段36を介し、マニュアルステアリングで前輪39
を転動させて車両の向きを変えている。
7操舵時には通常のラック&ピニオン式の手動操舵力発
生手段36を介し、マニュアルステアリングで前輪39
を転動させて車両の向きを変えている。
【0055】手動操舵力発生手段36による操舵力を軽
減するため、操舵補助力を供給する電動機40をラック
軸37と同軸的に配設し、ラック軸37と同軸に設けら
れたボールねじ機構41Aを介して推力に変換し、ラッ
ク軸37に作用させる。
減するため、操舵補助力を供給する電動機40をラック
軸37と同軸的に配設し、ラック軸37と同軸に設けら
れたボールねじ機構41Aを介して推力に変換し、ラッ
ク軸37に作用させる。
【0056】また、ステアリング・ギアボックス34内
にはドライバの手動操舵トルクの方向と大きさを検出す
る操舵トルクセンサ25を配置し、操舵トルクセンサ2
5が検出した操舵トルク信号TSを制御手段41に提供
する。また、車速センサ24は車両の速度に対応した周
波数の電気的なパルス信号として検出し、車速信号VS
を制御手段41に提供する。
にはドライバの手動操舵トルクの方向と大きさを検出す
る操舵トルクセンサ25を配置し、操舵トルクセンサ2
5が検出した操舵トルク信号TSを制御手段41に提供
する。また、車速センサ24は車両の速度に対応した周
波数の電気的なパルス信号として検出し、車速信号VS
を制御手段41に提供する。
【0057】制御手段41はマイクロプロセッサを基本
に各種演算手段、判定手段、切替手段、メモリ等で構成
し、操舵トルク信号TSに対応する電動機制御信号V
O(例えば、オン信号とPWM信号の混成信号)を発生
して電動機駆動手段42を駆動制御する。
に各種演算手段、判定手段、切替手段、メモリ等で構成
し、操舵トルク信号TSに対応する電動機制御信号V
O(例えば、オン信号とPWM信号の混成信号)を発生
して電動機駆動手段42を駆動制御する。
【0058】また、制御手段41は自動走行制御手段2
から供給される操舵目標信号IASに基づいて電動機制御
信号VO(例えば、オン信号とPWM信号の混成信号)
を発生して電動機駆動手段42を駆動制御し、自動走行
モード時の自動操舵を制御する。
から供給される操舵目標信号IASに基づいて電動機制御
信号VO(例えば、オン信号とPWM信号の混成信号)
を発生して電動機駆動手段42を駆動制御し、自動走行
モード時の自動操舵を制御する。
【0059】電動機駆動手段42は、例えば4個のFE
T(電界効果トランジスタ)のスイッチング素子からな
るブリッジ回路で構成し、電動機制御信号VOに基づい
て電動機40を駆動する駆動信号としての電動機電圧V
Mを出力する。
T(電界効果トランジスタ)のスイッチング素子からな
るブリッジ回路で構成し、電動機制御信号VOに基づい
て電動機40を駆動する駆動信号としての電動機電圧V
Mを出力する。
【0060】電動機電流検出手段43は、電流検知素子
が検知した電動機電流IMに対応した電動機電流信号I
MOを制御手段41にフィードバック(負帰還)する。
が検知した電動機電流IMに対応した電動機電流信号I
MOを制御手段41にフィードバック(負帰還)する。
【0061】操舵位置センサ26はポテンショメータ等
で構成し、ラック軸37に配置され、操舵量(例えば、
操舵トルクTS、操舵角θS)に対応したラック軸37の
位置変量を操舵位置データXS、XAとして検出し、自動
走行制御手段2を介して操舵目標信号IASを制御手段4
1に供給する。
で構成し、ラック軸37に配置され、操舵量(例えば、
操舵トルクTS、操舵角θS)に対応したラック軸37の
位置変量を操舵位置データXS、XAとして検出し、自動
走行制御手段2を介して操舵目標信号IASを制御手段4
1に供給する。
【0062】図7にこの発明に係る車両の自動走行装置
に用いられる電動パワーステアリング装置の要部ブロッ
ク構成図を示す。図7において、電動パワーステアリン
グ装置31の制御手段41は、マイクロプロセッサを基
本に各種演算手段、メモリ手段および処理手段等で構成
し、操舵トルクセンサ25からの操舵トルク信号TSお
よび車速センサ24からの車速信号VSに基づき、図8
に示す車速信号VS(VL、VM、VH)をパラメータとし
たディジタル変換値の操舵トルク(TD)―目標電流信
号(IMS)特性図(テーブル1)の目標電流信号IMSに
変換する目標電流設定手段44、目標電流信号IMSと、
電動機電流検出手段43が検出した電動機電流IMに対
応した電動機電流信号IMOとの偏差信号ΔI(=IMS−
IMO)を演算する偏差決定手段45、偏差信号ΔIを電
圧に変換し、電動機駆動手段42をPWM制御して偏差
信号ΔIを速やかに0に収束させるような電動機制御信
号VOを発生する電動機駆動制御手段46を備える。
に用いられる電動パワーステアリング装置の要部ブロッ
ク構成図を示す。図7において、電動パワーステアリン
グ装置31の制御手段41は、マイクロプロセッサを基
本に各種演算手段、メモリ手段および処理手段等で構成
し、操舵トルクセンサ25からの操舵トルク信号TSお
よび車速センサ24からの車速信号VSに基づき、図8
に示す車速信号VS(VL、VM、VH)をパラメータとし
たディジタル変換値の操舵トルク(TD)―目標電流信
号(IMS)特性図(テーブル1)の目標電流信号IMSに
変換する目標電流設定手段44、目標電流信号IMSと、
電動機電流検出手段43が検出した電動機電流IMに対
応した電動機電流信号IMOとの偏差信号ΔI(=IMS−
IMO)を演算する偏差決定手段45、偏差信号ΔIを電
圧に変換し、電動機駆動手段42をPWM制御して偏差
信号ΔIを速やかに0に収束させるような電動機制御信
号VOを発生する電動機駆動制御手段46を備える。
【0063】また、自動走行モードにおいて、偏差決定
手段45は、自動走行制御手段2から供給される操舵目
標信号IASと、電動機電流検出手段43が検出した操舵
目標信号IASに基づいて発生する電動機電流IMに対応
した電動機電流信号IMOとの偏差信号ΔI(=IAS−I
MO)を電動機駆動制御手段46に供給する。
手段45は、自動走行制御手段2から供給される操舵目
標信号IASと、電動機電流検出手段43が検出した操舵
目標信号IASに基づいて発生する電動機電流IMに対応
した電動機電流信号IMOとの偏差信号ΔI(=IAS−I
MO)を電動機駆動制御手段46に供給する。
【0064】電動機駆動制御手段46はPID制御手
段、電動機制御信号発生手段等を備え、偏差決定手段4
5からの偏差信号ΔI(IMS−IMO、またはIAS−
IMO)にPID(比例、積分、微分)制御を施し、目標
電流信号IMSまたは操舵目標信号IASに対応したPWM
信号、オン/オフ信号の電動機制御信号VOを電動機駆
動手段42に提供するので、電動機40に流れる電動機
電流IMを目標電流信号IMSまたは操舵目標信号IASに
速やかに収束するよう制御する。
段、電動機制御信号発生手段等を備え、偏差決定手段4
5からの偏差信号ΔI(IMS−IMO、またはIAS−
IMO)にPID(比例、積分、微分)制御を施し、目標
電流信号IMSまたは操舵目標信号IASに対応したPWM
信号、オン/オフ信号の電動機制御信号VOを電動機駆
動手段42に提供するので、電動機40に流れる電動機
電流IMを目標電流信号IMSまたは操舵目標信号IASに
速やかに収束するよう制御する。
【0065】電動機駆動手段42は、例えばパワーFE
T(電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子4個
を用いたブリッジ回路で構成され、電動機駆動制御手段
46から提供されるスイッチオン/オフ信号およびPW
M信号からなる電動機制御信号VOで、2個をペアとし
た二対のパワーFETのそれぞれのペアを駆動制御する
ことにより、電動機40に供給する電動機電圧VMの電
圧値と方向が設定される。なお、電動機電圧VMの方向
は、電動機駆動制御手段46から出力される電動機制御
信号VOの極性に対応して決定される。
T(電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子4個
を用いたブリッジ回路で構成され、電動機駆動制御手段
46から提供されるスイッチオン/オフ信号およびPW
M信号からなる電動機制御信号VOで、2個をペアとし
た二対のパワーFETのそれぞれのペアを駆動制御する
ことにより、電動機40に供給する電動機電圧VMの電
圧値と方向が設定される。なお、電動機電圧VMの方向
は、電動機駆動制御手段46から出力される電動機制御
信号VOの極性に対応して決定される。
【0066】このように、この発明に係る自動走行装置
1は電動パワーステアリング装置31を備え、制御手段
41の偏差決定手段45に自動走行制御手段2が発生す
る操舵目標信号IASを供給してステアリング系に操舵補
助力を作用する電動機40を駆動するので、電動パワー
ステアリング装置31の作用をそのまま利用して自動走
行モードの自動操舵を実現することができる。
1は電動パワーステアリング装置31を備え、制御手段
41の偏差決定手段45に自動走行制御手段2が発生す
る操舵目標信号IASを供給してステアリング系に操舵補
助力を作用する電動機40を駆動するので、電動パワー
ステアリング装置31の作用をそのまま利用して自動走
行モードの自動操舵を実現することができる。
【0067】次に、この発明に係る自動走行装置を搭載
した車両の車庫入れ動作について説明する。図9にこの
発明に係る自動走行装置を搭載した車両の車庫入れ動作
イメージ図を示す。車庫入れ動作には記憶モードと自動
走行モードの2つの動作モードがある。図9において、
記憶モードで車庫50の駐車スペース51に車両52を
車庫入れする場合、車両52を始動位置53に停止させ
た後、図2に示す記憶モードスイッチ27をオン操作し
て自動走行装置1を記憶モードに設定し、ベテランのド
ライバが手動運転して車両を移動距離LSを移動させ、
車両52を車庫50の駐車スペース51に車庫入れす
る。
した車両の車庫入れ動作について説明する。図9にこの
発明に係る自動走行装置を搭載した車両の車庫入れ動作
イメージ図を示す。車庫入れ動作には記憶モードと自動
走行モードの2つの動作モードがある。図9において、
記憶モードで車庫50の駐車スペース51に車両52を
車庫入れする場合、車両52を始動位置53に停止させ
た後、図2に示す記憶モードスイッチ27をオン操作し
て自動走行装置1を記憶モードに設定し、ベテランのド
ライバが手動運転して車両を移動距離LSを移動させ、
車両52を車庫50の駐車スペース51に車庫入れす
る。
【0068】図10にこの発明に係る自動走行装置の記
憶モード動作フロー図を示す。図10において、ステッ
プP1では、手動運転して車両52を移動させ、例えば
ライン引きした始動位置53に車両52の先端を合せて
停止する。
憶モード動作フロー図を示す。図10において、ステッ
プP1では、手動運転して車両52を移動させ、例えば
ライン引きした始動位置53に車両52の先端を合せて
停止する。
【0069】次に、ステップP2において、自動走行装
置1の記憶モードスイッチ27をオン操作して記憶モー
ドに設定すると、表示手段18に車両52の状態が記憶
モードであることを音や文字、絵図等で表示または点滅
してドライバに知らせる。
置1の記憶モードスイッチ27をオン操作して記憶モー
ドに設定すると、表示手段18に車両52の状態が記憶
モードであることを音や文字、絵図等で表示または点滅
してドライバに知らせる。
【0070】ステップP3では、ドライバがシフトレバ
ーを操作してシフトポジションを所定位置(例えば、リ
バース“R”位置)に設定し、車両52を手動運転して
車庫入れを開始する。
ーを操作してシフトポジションを所定位置(例えば、リ
バース“R”位置)に設定し、車両52を手動運転して
車庫入れを開始する。
【0071】車両52が移動するにつれて、ステップP
4では、自動走行装置1は運転の時間経過(タイマデー
タTτ)に対応した車速データVS、操舵位置データXS
等の運転情報を検出して、車速データVSとタイマデー
タTτから移動距離LS(=V S×Tτ)を演算する。
4では、自動走行装置1は運転の時間経過(タイマデー
タTτ)に対応した車速データVS、操舵位置データXS
等の運転情報を検出して、車速データVSとタイマデー
タTτから移動距離LS(=V S×Tτ)を演算する。
【0072】続いて、ステップP5では、ドライバが設
定したシフトレバーのシフトポジションデータPS(例
えば、リバース“R”位置)、移動距離LSと移動距離
LSに対応付けした操舵位置データXSを記憶する。
定したシフトレバーのシフトポジションデータPS(例
えば、リバース“R”位置)、移動距離LSと移動距離
LSに対応付けした操舵位置データXSを記憶する。
【0073】ステップP6では、車両52を始動位置5
3から移動距離LSだけ移動させて車庫50に入れ、車
両52を停止させた後、記憶モードスイッチ27をオフ
操作して車庫入れを完了する。
3から移動距離LSだけ移動させて車庫50に入れ、車
両52を停止させた後、記憶モードスイッチ27をオフ
操作して車庫入れを完了する。
【0074】この状態では、自動走行装置1には、移動
距離LSと対応付けた操舵位置データXS、およびシフト
レバーのシフトポジションデータPSが記憶される。
距離LSと対応付けた操舵位置データXS、およびシフト
レバーのシフトポジションデータPSが記憶される。
【0075】図9において、自動走行モードで車庫50
の駐車スペース51に車両52を車庫入れする場合、車
両52を始動位置53に停止させた後、ブレーキペダル
を軽く踏込み、シフトレバーを記憶モードと同じシフト
ポジション(例えば、リバース“R”位置)に設定した
後、図4に示す自動走行モードスイッチ21をオン操作
すると、自動走行装置1が自動走行モードに設定され、
車両52は始動位置53から自動走行し、記憶モードで
記憶された移動距離LSに対応付けした操舵位置データ
XSに基づいて電動パワーステアリング装置31を制御
して自動操舵の車庫入れが実行される。
の駐車スペース51に車両52を車庫入れする場合、車
両52を始動位置53に停止させた後、ブレーキペダル
を軽く踏込み、シフトレバーを記憶モードと同じシフト
ポジション(例えば、リバース“R”位置)に設定した
後、図4に示す自動走行モードスイッチ21をオン操作
すると、自動走行装置1が自動走行モードに設定され、
車両52は始動位置53から自動走行し、記憶モードで
記憶された移動距離LSに対応付けした操舵位置データ
XSに基づいて電動パワーステアリング装置31を制御
して自動操舵の車庫入れが実行される。
【0076】図11にこの発明に係る自動走行装置の自
動走行モードの動作フロー図を示す。図11において、
ステップS1では、手動運転して車両52を、例えばラ
イン引きした始動位置53に車両52の先端を合せて停
止する。
動走行モードの動作フロー図を示す。図11において、
ステップS1では、手動運転して車両52を、例えばラ
イン引きした始動位置53に車両52の先端を合せて停
止する。
【0077】ステップS2では、ブレーキペダルをブレ
ーキが作動しない程度に軽く踏込み、次にステップS3
で、シフトレバーのシフトポジションを記憶モードと同
じシフトポジション(例えば、リバース“R”位置)に
設定する。
ーキが作動しない程度に軽く踏込み、次にステップS3
で、シフトレバーのシフトポジションを記憶モードと同
じシフトポジション(例えば、リバース“R”位置)に
設定する。
【0078】続いて、ステップS4では、図4に示す自
動走行モードスイッチ21をオン操作すると、自動走行
装置1は自動走行モードに設定され、車両53はクリー
プ走行を開始し、設定手段4では自動走行の経過時間
(タイマデータTA)に対応した車速データVA、操舵位
置データXAが検出される。
動走行モードスイッチ21をオン操作すると、自動走行
装置1は自動走行モードに設定され、車両53はクリー
プ走行を開始し、設定手段4では自動走行の経過時間
(タイマデータTA)に対応した車速データVA、操舵位
置データXAが検出される。
【0079】ステップS5では、車速データVAとタイ
マデータTAから自動走行距離LA(=VA×TA)を演算
し、自動走行距離LAに対応した操舵位置XAが検出さ
れ、ステップS6で記憶モードで記憶された移動距離L
Sと操舵位置XSの対応データに基づいて自動走行距離L
Aに対する標準操舵位置データXSを読み出す。
マデータTAから自動走行距離LA(=VA×TA)を演算
し、自動走行距離LAに対応した操舵位置XAが検出さ
れ、ステップS6で記憶モードで記憶された移動距離L
Sと操舵位置XSの対応データに基づいて自動走行距離L
Aに対する標準操舵位置データXSを読み出す。
【0080】ステップS7では、標準操舵位置データX
Sと操舵位置XAの偏差ΔX(=XS−XA)が演算され、
この操舵位置偏差ΔXに対応した操舵目標信号IASで電
動パワーステアリング装置31を駆動して操舵位置XA
の自動操舵を行い、記憶モード時の車庫入れ動作を自動
操舵で再現して車両53を車庫50の駐車スペース51
に車庫入れする。
Sと操舵位置XAの偏差ΔX(=XS−XA)が演算され、
この操舵位置偏差ΔXに対応した操舵目標信号IASで電
動パワーステアリング装置31を駆動して操舵位置XA
の自動操舵を行い、記憶モード時の車庫入れ動作を自動
操舵で再現して車両53を車庫50の駐車スペース51
に車庫入れする。
【0081】最後に、ステップS8で自動走行モードス
イッチ21をオフ操作して自動走行の車庫入れを完了す
る。
イッチ21をオフ操作して自動走行の車庫入れを完了す
る。
【0082】なお、車両52の車庫入れをリバース
“R”位置のシフトポジションで行う場合について説明
したが、他のシフトポジションでも同様に行うことがで
きる。
“R”位置のシフトポジションで行う場合について説明
したが、他のシフトポジションでも同様に行うことがで
きる。
【0083】また、自動走行は操舵のみが自動で、ブレ
ーキ操作はドライバの意志で行うことができるので、記
憶モード時には存在しなかった障害物があってもブレー
キ操作で車両52を停止させることができる。
ーキ操作はドライバの意志で行うことができるので、記
憶モード時には存在しなかった障害物があってもブレー
キ操作で車両52を停止させることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る自動
走行装置は、記憶モード信号に基づいて時間経過に対応
した車両のステアリング状態データおよび走行状態デー
タを記憶する記憶手段と、自動走行モード信号に基づい
て前記記憶手段に記憶されたステアリング状態データお
よび走行状態データと、自動走行時の各時点のステアリ
ング状態データおよび走行状態データとを比較して車両
のステアリング状態データの少なくとも1つを設定する
設定手段と、を有する自動走行制御手段を備え、記憶モ
ード時の運転状態を記憶しておき、この運転状態に基づ
いてステアリング状態データの少なくとも1つを設定す
るので、自動走行時にステアリング系を自動操舵状態に
して記憶モード時の運転状態が再現可能なので、利便性
の高い自動走行を実現することができる。
走行装置は、記憶モード信号に基づいて時間経過に対応
した車両のステアリング状態データおよび走行状態デー
タを記憶する記憶手段と、自動走行モード信号に基づい
て前記記憶手段に記憶されたステアリング状態データお
よび走行状態データと、自動走行時の各時点のステアリ
ング状態データおよび走行状態データとを比較して車両
のステアリング状態データの少なくとも1つを設定する
設定手段と、を有する自動走行制御手段を備え、記憶モ
ード時の運転状態を記憶しておき、この運転状態に基づ
いてステアリング状態データの少なくとも1つを設定す
るので、自動走行時にステアリング系を自動操舵状態に
して記憶モード時の運転状態が再現可能なので、利便性
の高い自動走行を実現することができる。
【0085】また、この発明に係る自動走行装置の自動
走行制御手段は、設定手段から供給されるステアリング
状態データに基づいて車両の操向を制御する電動パワー
ステアリング装置を備えたので、電動パワーステアリン
グ装置を自動走行装置に兼用することができ、装置構成
の単純化を図ることができる。
走行制御手段は、設定手段から供給されるステアリング
状態データに基づいて車両の操向を制御する電動パワー
ステアリング装置を備えたので、電動パワーステアリン
グ装置を自動走行装置に兼用することができ、装置構成
の単純化を図ることができる。
【0086】さらに、この発明に係る自動走行装置の自
動走行制御手段は、記憶手段に、記憶モード信号に基づ
いて走行状態データとして車速データとタイマデータか
ら車両の移動距離を演算する移動距離演算手段と、この
移動距離演算手段からの距離データに対応付けてステア
リング状態データとしての標準操舵位置データまたは標
準操舵角データを記憶する距離−操舵記憶手段を備え、
記憶モード時に、ドライバが運転して車庫入れや縦列駐
車の移動距離LSに対応した操舵位置XSを記憶すること
ができるので、自動走行時の運転状態を設定することが
できる。
動走行制御手段は、記憶手段に、記憶モード信号に基づ
いて走行状態データとして車速データとタイマデータか
ら車両の移動距離を演算する移動距離演算手段と、この
移動距離演算手段からの距離データに対応付けてステア
リング状態データとしての標準操舵位置データまたは標
準操舵角データを記憶する距離−操舵記憶手段を備え、
記憶モード時に、ドライバが運転して車庫入れや縦列駐
車の移動距離LSに対応した操舵位置XSを記憶すること
ができるので、自動走行時の運転状態を設定することが
できる。
【0087】また、この発明に係る自動走行装置の自動
走行制御手段は、設定手段は、自動走行モード信号に基
づいて車速データとタイマデータから自動走行距離を演
算する自動走行距離演算手段と、この自動走行距離演算
手段で演算した自動走行距離データに対応した標準操舵
位置データまたは標準操舵角データを距離−操舵記憶手
段から読み出すデータアクセス手段と、このデータアク
セス手段が読み出した標準操舵位置データまたは標準操
舵角データと自動走行時に検出した操舵位置データまた
は操舵角データとの偏差に基づいて操舵目標信号を決定
する操舵目標信号決定手段とを備え、自動走行時に自動
走行距離LAに対応する標準操舵位置データXSを距離−
操舵記憶手段から読み出し、標準操舵位置データXSと
実際の自動走行時の自動走行距離LAに対応する操舵位
置データXAとの偏差(操舵位置偏差信号ΔX)に基づ
いて車両に備えられた電動パワーステアリング装置を自
動制御する操舵目標信号IASを発生するので、記憶モー
ド時の運転状態を自動操舵で精度よく再現することがで
きる。
走行制御手段は、設定手段は、自動走行モード信号に基
づいて車速データとタイマデータから自動走行距離を演
算する自動走行距離演算手段と、この自動走行距離演算
手段で演算した自動走行距離データに対応した標準操舵
位置データまたは標準操舵角データを距離−操舵記憶手
段から読み出すデータアクセス手段と、このデータアク
セス手段が読み出した標準操舵位置データまたは標準操
舵角データと自動走行時に検出した操舵位置データまた
は操舵角データとの偏差に基づいて操舵目標信号を決定
する操舵目標信号決定手段とを備え、自動走行時に自動
走行距離LAに対応する標準操舵位置データXSを距離−
操舵記憶手段から読み出し、標準操舵位置データXSと
実際の自動走行時の自動走行距離LAに対応する操舵位
置データXAとの偏差(操舵位置偏差信号ΔX)に基づ
いて車両に備えられた電動パワーステアリング装置を自
動制御する操舵目標信号IASを発生するので、記憶モー
ド時の運転状態を自動操舵で精度よく再現することがで
きる。
【0088】さらに、この発明に係る自動走行装置の記
憶モード信号は、記憶モードを設定する記憶モードスイ
ッチからの信号であり、自動走行モード信号は、自動走
行モードを設定する自動走行モードスイッチからの信号
と、ブレーキペダルを踏込んだことを示す信号と、記憶
モードのシフトポジションデータと自動走行モードのシ
フトポジションデータとが一致していることを示す信号
との論理積を演算する論理積演算手段からの信号とし、
記憶モード設定の操作の単純化を図るとともに、自動走
行モード設定はドライバの積極的な意志で行うよう操作
性を複雑にしたので、誤操作や偶然による自動走行モー
ドを防止することができる。
憶モード信号は、記憶モードを設定する記憶モードスイ
ッチからの信号であり、自動走行モード信号は、自動走
行モードを設定する自動走行モードスイッチからの信号
と、ブレーキペダルを踏込んだことを示す信号と、記憶
モードのシフトポジションデータと自動走行モードのシ
フトポジションデータとが一致していることを示す信号
との論理積を演算する論理積演算手段からの信号とし、
記憶モード設定の操作の単純化を図るとともに、自動走
行モード設定はドライバの積極的な意志で行うよう操作
性を複雑にしたので、誤操作や偶然による自動走行モー
ドを防止することができる。
【0089】また、この発明に係る自動走行装置は、車
速センサからの車速信号、操舵トルクセンサからの操舵
トルク信号、または操舵位置センサからの操舵位置信号
もしくは操舵角センサからの操舵角信号が予め設定され
たそれぞれの設定値を超える場合には自動走行モードを
停止する停止手段を備えたので、フェールセーフを保証
することができる。
速センサからの車速信号、操舵トルクセンサからの操舵
トルク信号、または操舵位置センサからの操舵位置信号
もしくは操舵角センサからの操舵角信号が予め設定され
たそれぞれの設定値を超える場合には自動走行モードを
停止する停止手段を備えたので、フェールセーフを保証
することができる。
【0090】さらに、この発明に係る自動走行装置は、
記憶モード信号および自動走行モード信号のそれぞれに
対応して記憶モード状態および自動走行モード状態を知
らせる表示手段を備えたので、ドライバに記憶モード状
態および自動走行モード状態を常に認識させることがで
きる。
記憶モード信号および自動走行モード信号のそれぞれに
対応して記憶モード状態および自動走行モード状態を知
らせる表示手段を備えたので、ドライバに記憶モード状
態および自動走行モード状態を常に認識させることがで
きる。
【0091】また、この発明に係る自動走行装置は、設
定手段から出力される操舵目標信号を電動パワーステア
リング装置の制御手段を構成する偏差決定手段に供給
し、操舵目標信号と電動機電流信号の偏差信号に基づい
て自動走行モードの自動操舵を行なうので、装置制御を
単純化して信頼性の高い装置を実現することができる。
定手段から出力される操舵目標信号を電動パワーステア
リング装置の制御手段を構成する偏差決定手段に供給
し、操舵目標信号と電動機電流信号の偏差信号に基づい
て自動走行モードの自動操舵を行なうので、装置制御を
単純化して信頼性の高い装置を実現することができる。
【0092】よって、記憶モードの運転状態を自動操舵
で再現できる、構成が単純で信頼性および利便性の高い
自動走行装置を提供することができる。
で再現できる、構成が単純で信頼性および利便性の高い
自動走行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動走行装置の基本ブロック構
成図
成図
【図2】この発明に係る自動走行装置の記憶手段要部ブ
ロック構成図
ロック構成図
【図3】操舵位置(XS、XA)を検出する操舵位置セン
サの一実施例
サの一実施例
【図4】この発明に係る自動走行装置の設定手段要部ブ
ロック構成図
ロック構成図
【図5】操舵位置偏差信号ΔX−操舵目標信号IAS特性
図
図
【図6】この発明に係る車両の自動走行装置に用いられ
る電動パワーステアリング装置の全体構成図
る電動パワーステアリング装置の全体構成図
【図7】この発明に係る車両の自動走行装置に用いられ
る電動パワーステアリング装置の要部ブロック構成図
る電動パワーステアリング装置の要部ブロック構成図
【図8】車速信号VSをパラメータとした操舵トルク
(TD)―目標電流信号(IMS)特性図
(TD)―目標電流信号(IMS)特性図
【図9】この発明に係る自動走行装置を搭載した車両の
車庫入れ動作イメージ図
車庫入れ動作イメージ図
【図10】この発明に係る自動走行装置の記憶モード動
作フロー図
作フロー図
【図11】この発明に係る自動走行装置の自動走行モー
ドの動作フロー図
ドの動作フロー図
1…自動走行装置、2…自動走行制御手段、3…記憶手
段、4…設定手段、5,13…計時手段、6…移動距離
演算手段、7…データ記憶手段、8…距離−操舵記憶手
段、9…シフトポジション記憶手段、10…論理積演算
手段、11…判定手段、12…停止手段、14…自動走
行距離演算手段、15…データアクセス手段、16…偏
差演算手段、17…操舵目標信号決定手段、18…表示
手段、21…自動走行モードスイッチ、22…ブレーキ
ペダル検出手段、23…シフトポジション検出手段、2
4…車速手段、25…操舵トルクセンサ、26…操舵位
置センサ、27…記憶モードスイッチ、31…電動パワ
ーステアリング装置、32…ステアリング軸、33A,
33B…自在継ぎ手、33…連結軸、34…ステアリン
グ・ギアボックス、35…ラック&ピニオン機構、35
A…ピニオン、36…手動操舵力発生手段、37…ラッ
ク軸、37A…ラック歯、37B…テーパ付切欠部、3
8…タイロッド、39…前輪、40…電動機、41…制
御手段、41A…ボールねじ機構、42…電動機駆動手
段、43…電動機電流検出手段、44…目標電流設定手
段、45…偏差決定手段、46…電動機駆動制御手段、
50…車庫、51…駐車スペース、52…車両、53…
始動位置、BP…ブレーキペダル信号、HO…判定信号、
IAS…操舵目標信号、IMO…電動機電流信号、ΔI(=
IMS−IMO)…偏差信号、IMS…目標電流信号、JDA,
JDN…走行状態データ、JSA,JSN…ステアリング状態
データ、KM…記憶モード信号、LA(=VA×TA)…自
動走行距離、LS(=VS×Tτ)…移動距離、PA,PS
…シフトポジションデータ、SA…自動走行モード信
号、ST…停止信号、TA,Tτ…タイマデータ、TS…
操舵トルクデータ、VA,VS…車速データ、VM…電動
機電圧、VO…電動機制御信号、XA,XS…操舵位置デ
ータ、ΔX…操舵位置偏差信号、θA,θS…操舵角デ
ータ。
段、4…設定手段、5,13…計時手段、6…移動距離
演算手段、7…データ記憶手段、8…距離−操舵記憶手
段、9…シフトポジション記憶手段、10…論理積演算
手段、11…判定手段、12…停止手段、14…自動走
行距離演算手段、15…データアクセス手段、16…偏
差演算手段、17…操舵目標信号決定手段、18…表示
手段、21…自動走行モードスイッチ、22…ブレーキ
ペダル検出手段、23…シフトポジション検出手段、2
4…車速手段、25…操舵トルクセンサ、26…操舵位
置センサ、27…記憶モードスイッチ、31…電動パワ
ーステアリング装置、32…ステアリング軸、33A,
33B…自在継ぎ手、33…連結軸、34…ステアリン
グ・ギアボックス、35…ラック&ピニオン機構、35
A…ピニオン、36…手動操舵力発生手段、37…ラッ
ク軸、37A…ラック歯、37B…テーパ付切欠部、3
8…タイロッド、39…前輪、40…電動機、41…制
御手段、41A…ボールねじ機構、42…電動機駆動手
段、43…電動機電流検出手段、44…目標電流設定手
段、45…偏差決定手段、46…電動機駆動制御手段、
50…車庫、51…駐車スペース、52…車両、53…
始動位置、BP…ブレーキペダル信号、HO…判定信号、
IAS…操舵目標信号、IMO…電動機電流信号、ΔI(=
IMS−IMO)…偏差信号、IMS…目標電流信号、JDA,
JDN…走行状態データ、JSA,JSN…ステアリング状態
データ、KM…記憶モード信号、LA(=VA×TA)…自
動走行距離、LS(=VS×Tτ)…移動距離、PA,PS
…シフトポジションデータ、SA…自動走行モード信
号、ST…停止信号、TA,Tτ…タイマデータ、TS…
操舵トルクデータ、VA,VS…車速データ、VM…電動
機電圧、VO…電動機制御信号、XA,XS…操舵位置デ
ータ、ΔX…操舵位置偏差信号、θA,θS…操舵角デ
ータ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 119:00 137:00
Claims (8)
- 【請求項1】 記憶モード信号に基づいて時間経過に対
応した車両のステアリング状態データおよび走行状態デ
ータを記憶する記憶手段と、自動走行モード信号に基づ
いて前記記憶手段に記憶されたステアリング状態データ
および走行状態データと、自動走行時の各時点のステア
リング状態データおよび走行状態データとを比較して車
両のステアリング状態データの少なくとも1つを設定す
る設定手段と、を有する自動走行制御手段を備えたこと
を特徴とする車両の自動走行装置。 - 【請求項2】 前記設定手段から供給されるステアリン
グ状態データに基づいて車両の操向を制御する電動パワ
ーステアリング装置を備えたことを特徴とする請求項1
記載の車両の自動走行装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、記憶モード信号に基づ
いて走行状態データとして車速データとタイマデータか
ら車両の移動距離を演算する移動距離演算手段と、この
移動距離演算手段からの距離データに対応付けてステア
リング状態データとしての標準操舵位置データまたは標
準操舵角データを記憶する距離−操舵記憶手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の車両の自動走行装置。 - 【請求項4】 前記設定手段は、自動走行モード信号に
基づいて車速データとタイマデータから自動走行距離を
演算する自動走行距離演算手段と、この自動走行距離演
算手段で演算した自動走行距離データに対応した標準操
舵位置データまたは標準操舵角データを前記距離−操舵
記憶手段から読み出すデータアクセス手段と、このデー
タアクセス手段が読み出した標準操舵位置データまたは
標準操舵角データと自動走行時に検出した操舵位置デー
タまたは操舵角データとの偏差に基づいて操舵目標信号
を決定する操舵目標信号決定手段とを備え、この操舵目
標信号に基づいて車両に備えられた前記電動パワーステ
アリング装置を駆動することを特徴とする請求項3記載
の車両の自動走行装置。 - 【請求項5】 前記記憶モード信号は、記憶モードを設
定する記憶モードスイッチからの信号であり、前記自動
走行モード信号は、自動走行モードを設定する自動走行
モードスイッチからの信号と、ブレーキペダルを踏込ん
だことを示す信号と、記憶モードのシフトポジションデ
ータと自動走行モードのシフトポジションデータとが一
致していることを示す信号との論理積を演算する論理積
演算手段からの信号であることを特徴とする請求項1記
載の車両の自動走行装置。 - 【請求項6】 車速センサからの車速信号、操舵トルク
センサからの操舵トルク信号、または操舵位置センサか
らの操舵位置信号もしくは操舵角センサからの操舵角信
号が予め設定されたそれぞれの設定値を超える場合には
自動走行モードを停止する停止手段を備えたことを特徴
とする請求項1記載の車両の自動走行装置。 - 【請求項7】 記憶モード信号および自動走行モード信
号のそれぞれに対応して記憶モード状態および自動走行
モード状態を知らせる表示手段を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の車両の自動走行装置。 - 【請求項8】 前記設定手段から出力される操舵目標信
号を前記電動パワーステアリング装置の制御手段を構成
する偏差決定手段に供給し、操舵目標信号と電動機電流
信号の偏差信号に基づいて自動走行モードの自動操舵を
行なうことを特徴とする請求項1記載の車両の自動走行
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226881A JPH0966841A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の自動走行装置 |
US08/703,823 US5764015A (en) | 1995-09-04 | 1996-08-27 | Automatic driving apparatus |
GB9618467A GB2304934B (en) | 1995-09-04 | 1996-09-04 | Automatic driving apparatus |
DE19635892A DE19635892B4 (de) | 1995-09-04 | 1996-09-04 | Automatische Fahrvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226881A JPH0966841A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の自動走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966841A true JPH0966841A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16852045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7226881A Pending JPH0966841A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の自動走行装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5764015A (ja) |
JP (1) | JPH0966841A (ja) |
DE (1) | DE19635892B4 (ja) |
GB (1) | GB2304934B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPH11198841A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Honda Motor Co Ltd | 車両の自動操舵装置 |
JP2000011299A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-14 | Toshio Sakurai | 光センサを利用した移動体の自動制御装置 |
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JP2001030936A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両操作制御装置 |
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JP2003170851A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-06-17 | Toyota Motor Corp | 車輌用自動操舵装置 |
JP2008536734A (ja) * | 2005-03-03 | 2008-09-11 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 駐車支援装置および駐車支援方法 |
CN102917940A (zh) * | 2010-09-30 | 2013-02-06 | 三菱电机株式会社 | 控制系统及电动动力转向控制装置 |
JP2014069671A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nissan Motor Co Ltd | ステアリングホイール内表示装置 |
KR20160071165A (ko) * | 2014-12-11 | 2016-06-21 | 현대자동차주식회사 | 차량의 조향제어장치 및 방법 |
CN109109781A (zh) * | 2017-06-26 | 2019-01-01 | 本田技研工业株式会社 | 车辆操作装置 |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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