JPH093468A - 潤滑油組成物及び潤滑グリース組成物 - Google Patents
潤滑油組成物及び潤滑グリース組成物Info
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- JPH093468A JPH093468A JP7245756A JP24575695A JPH093468A JP H093468 A JPH093468 A JP H093468A JP 7245756 A JP7245756 A JP 7245756A JP 24575695 A JP24575695 A JP 24575695A JP H093468 A JPH093468 A JP H093468A
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Abstract
荷重条件に使用可能な潤滑油組成物及び潤滑グリース組
成物を提供する。 【解決手段】ポリオールエステル油とアルキルフェニル
エーテル油を80:20〜20:80の重量比で配合し
た基油に(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩系化合
物と(B)芳香族アミン系化合物を90:10〜10:
90の重量比で組合せた混合酸化防止剤を潤滑油組成物
全重量の0.2 〜8重量%添加した潤滑油組成物及び前
記混合酸化防止剤を潤滑グリース組成物全重量の0.2
〜8重量%添加したリチウム石鹸,リチウムコンプレッ
クス石鹸及びジウレア化合物を増ちょう剤とする潤滑グ
リース組成物。
Description
用される潤滑油組成物及びグリース組成物に関するもの
である。
油及び潤滑グリースの潤滑性能に大きく影響される。従
来、このようなころがり軸受用の潤滑油には、基油とし
て鉱油の他、ジエステル油,ポリオールエステル油,ポ
リ−α−オレフィン油,ポリフェニルエーテル油等の合
成油等を用い、更に潤滑油の特性改良のためアミン系,
フェノール系等の酸化防止剤,防錆剤、また用途によっ
ては極圧剤等の添加剤を配合したものが使用されてい
る。また、潤滑グリースには、増ちょう剤としてリチウ
ム石鹸,リチウムコンプレックス石鹸等の金属石鹸類,
ジウレア等のウレア化合物,基油として鉱油の他、ジエ
ステル油、ポリオールエステル油,ポリ−α−オレフィ
ン油,ポリフェニルエーテル油等の合成油等を用い、更
に、潤滑グリースの特性改良のためアミン系,フェノー
ル系等の酸化防止剤,防錆剤,また用途によっては極圧
剤等の添加剤を配合したものが使用されている。特に、
酸化防止剤については、潤滑油及び潤滑グリースの熱酸
化安定性向上のため必須の添加剤であり、殆どの潤滑油
及び潤滑グリースに添加されている。具体的には、フェ
ニル−α−ナフチルアミンに代表されるアミン系酸化防
止剤、4,4−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチル
フェノール)に代表されるフェノール系酸化防止剤等が
使用される。酸化防止剤や防錆剤の添加効果は、増ちょ
う剤,基油の種類の他、転がり軸受材料,転がり軸受の
タイプ,軸受サイズ,使用温度,環境等の条件によって
大きく異なる。
化に伴い潤滑油及び潤滑グリースは高温,高荷重,高速
といった過酷な条件での使用が多く、且つ、メンテナン
スフリー化への要望が一層強くなっており、より熱酸化
安定性に優れた高性能な潤滑油及び潤滑グリースの開発
が強く望まれている。
び潤滑グリースの使用環境が過酷な条件となり、従来の
潤滑油及び潤滑グリースでは熱酸化安定性やメンテナン
スフリー化の点で満足できるものがない。潤滑グリース
が酸化劣化すると滴点,剪断安定性,ちょう度,離油特
性等の性状が大きく変化し、軸受からグリースが漏洩し
潤滑寿命を極端に低下させる。更に、潤滑の主役をなす
基油が酸化劣化すると蒸発量増加による油分の減少,ス
ラッジの生成,粘度の増加等によって潤滑機能が失われ
るのみならず、酸化劣化によって生成した有機酸等によ
る軸受の腐食等を引き起こす。潤滑油の酸化劣化もグリ
ースの基油の酸化劣化と同様である。従って、潤滑油及
び潤滑グリースの長寿命化を図るには、潤滑油及び潤滑
グリースの酸化劣化を抑制することが重要である。ま
た、潤滑グリースにおいては酸化劣化しても軟化せず軸
受からグリース自身が漏洩せず、軸受内におけるグリー
スの流動性を保ち、基油が軸受潤滑部へ充分供給される
こと等が重要である。グリースの例を述べると、特開平
1−259097 号公報に末端基が芳香族基主体のジウレア化
合物を増ちょう剤とし、基油にアルキルジフェニルエー
テル油を使用した潤滑グリースが開示されている。しか
し、ジウレア化合物を増ちょう剤に用いた潤滑グリース
は硬化し、軸受内におけるグリースの流動性が悪化する
ため、大口径の軸受では潤滑部へのグリースの流動不足
が生ずる。グリースの流動や錆止め性の改善に、特開平
5−98280 号公報にアルキルジフェニルエーテル油を必
須成分とし、かつ40℃の動粘度が90〜160mm2/
s である基油と芳香族系炭化水素末端基の割合が70
〜95モル%からなるジウレア化合物を増ちょう剤とす
るグリース組成物とこのグリース組成物に錆止め添加剤
として有機スルフォン酸塩,亜硝酸塩及びHLBが1.
5 〜9の非イオン界面活性剤を配合したグリースが開
示されている。特開平5−140576 号公報には、高温耐久
性と低温始動時における異音発生,錆止め性を改善する
ため、ポリ−α−オレフィン油とアルキルジフェニルエ
ーテル油の混合油に脂肪族ジウレア化合物と錆止め添加
剤のバリウムスルホネートを配合したグリースが開示さ
れている。特開昭63−162791号公報及び特開平5−86392
号公報にはリチウム石鹸グリースの高温下における耐酸
化劣化特性と寿命特性の改善が開示されている。しか
し、大口径の軸受においては、軸受潤滑部へのグリース
の流動不足や基油の供給不足から早期に軸受が焼き付い
てしまいメンテナンスフリー化にはまだ十分でない。
潤滑部への基油の供給性が良好で、油膜形成能に優れ且
つ、蒸発損失が少なく耐酸化劣化に優れた、軸受の長期
メンテナンスフリー化を達成できる潤滑油組成物及び潤
滑グリース組成物を提供することである。
意研究を重ねた結果、基油に特定の酸化防止剤を特定比
率で含有した潤滑油組成物及び潤滑グリース組成物が熱
酸化安定性に優れ、高速,高温,高荷重条件で使用され
る軸受の潤滑に適し、その潤滑寿命が従来よりも大幅に
延長されることを見出し、本発明を完成するに至った。
滑油組成物において、酸化防止剤として(A)ジアルキ
ルジチオカルバミン酸塩化合物と(B)芳香族アミン系
化合物を90〜10:10〜90の重量比で配合した混
合酸化防止剤を潤滑油組成物全重量の0.2 〜8重量%
含有することを特徴とする潤滑油組成物に関する。
プレックス石鹸,ジウレア化合物のいずれかの増ちょう
剤を含む潤滑グリース組成物において、酸化防止剤とし
て(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物と
(B)芳香族アミン系化合物を90〜10:10〜90
の重量比で配合した混合酸化防止剤を潤滑グリース組成
物全重量の0.2 〜8重量%含有することを特徴とする
潤滑グリース組成物に関する。
ジエステル油,ポリオールエステル油,ポリ−α−オレ
フィン油,ポリフェニルエーテル油等の合成油から選ば
れる1種以上の種々の基油が使用できる。特にポリオー
ルエステル油とアルキルフェニルエーテル油の混合油は
熱酸化安定性に優れ良好である。
ペンタンの炭素骨格をもつ多価アルコールと炭素数5〜
18の脂肪酸から合成されるポリオールエステル油又は
炭素数4〜10の脂肪族モノカルボン酸と脂肪族ジカル
ボン酸の混合酸とトリメチロールエタン,トリメチロー
ルプロパン,ペンタエリスリトール,ジペンタエリスリ
トールの多価アルコールからなるコンプレックス型ポリ
オールエステル油である。脂肪酸の具体例としては酪
酸,吉草酸,ヘキサン酸,ヘプタン酸,オクタン酸,2
−エチルヘキサン酸,イソオクタン酸,ノナン酸,イソ
ノナン酸,デカン酸,イソデカン酸,ステアリン酸等が
例示される。また、多価アルコールの具体例としてはト
リメチロールエタン,トリメチロールプロパン,ペンタ
エリスリトール,ジペンタエリスリトール等である。
炭素数10〜22、好ましくは炭素数10〜16である
アルキルジフェニルエーテル油又はアルキルポリフェニ
ルエーテル油である。ポリオールエステル油とアルキル
フェニルエーテル油の配合比は80〜20:20〜80
重量比であるが、好ましくは70〜30:30〜70重
量比である。
エーテル油の配合比がこの範囲以外では良好な熱酸化安
定性は得られない。潤滑グリース組成物における基油含
有量は、特に限定しないが、長寿命を得るためには70
〜95重量%、好ましくは、80〜90重量%である。
基油含有量70重量%以下ではグリースが硬くなり、9
5重量%以上では軟らかくなり潤滑に悪影響を与える。
大幅な改善のために配合する混合酸化防止剤は、過酸化
物分解形の(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合
物とラジカル連鎖禁止形の(B)芳香族アミン系化合物
である。混合酸化防止剤の混合比は90〜10:10〜
90重量比、好ましくは、80〜20:20〜80重量
比からなる混合酸化防止剤を潤滑油または潤滑グリース
全量に対して0.2 〜8重量%、好ましくは0.5 〜6
重量%含有するものである。酸化防止剤の混合比がこの
範囲以外では良好な熱酸化安定性は得られない。また、
混合酸化防止剤の添加量が0.2 重量%以下では酸化劣
化防止効果が小さく、8重量%以上では添加効果は飽和
する。
(A)の具体例としては、ジメチルジチオカルバミン酸
亜鉛,ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛,ジブチルジチ
オカルバミン酸亜鉛,ジメチルジチオカルバミン酸ナト
リウム,ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム,ジブ
チルジチオカルバミン酸ナトリウム,ジエチルジチオカ
ルバミン酸ニッケル,ジブチルジチオカルバミン酸ニッ
ケル,ジメチルジチオカルバミン酸銅,ジエチルジチオ
カルバミン酸鉄,ジエチルジチオカルバミン酸セレニウ
ム,ジエチルジチオカルバミン酸テレニウム及びブチル
キサントゲン酸亜鉛等が挙げられる。特に好ましいのは
ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルである。
ては、フェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化フェ
ニル−α−ナフチルアミン,ブチル基,オクチル基,ノ
ニル基等を付加したアルキル化ジフェニルアミン、N,
N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン、
N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン等が例
示される。特に好ましいのは、フェニル−α−ナフチル
アミン,アルキル化フェニル−α−ナフチルアミン,ア
ルキル化ジフェニルアミンである。
(A)と芳香族アミン系化合物(B)の好ましい組合せ
は、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛とフェニル−α−
ナフチルアミン,ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛とア
ルキル化フェニル−α−ナフチルアミン,ジメチルジチ
オカルバミン酸亜鉛とアルキル化ジフェニルアミン,ジ
メチルジチオカルバミン酸ナトリウムとフェニル−α−
ナフチルアミン,ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウ
ムとアルキル化フェニル−α−ナフチルアミン,ジメチ
ルジチオカルバミン酸ナトリウムとアルキル化ジフェニ
ルアミン,ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルとフェ
ニル−α−ナフチルアミン,ジブチルジチオカルバミン
酸ニッケルとアルキル化フェニル−α−ナフチルアミ
ン,ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルとアルキル化
ジフェニルアミン等が挙げられる。特に、好ましい組合
せは、ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルとフェニル
−α−ナフチルアミン,ジブチルジチオカルバミン酸ニ
ッケルとアルキル化フェニル−α−ナフチルアミン及び
ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルとアルキル化ジフ
ェニルアミンである。
は、使用条件によって銅或いは銅合金材を腐食や変色さ
せる性質がある。このような材料の共存下で使用する場
合には、必要に応じて腐食や変色防止のための添加剤を
配合することが望ましい。腐食防止剤としてベンゾトリ
アゾール,ベンゾトリアゾール系化合物が有効である。
その配合量は潤滑油組成物及び潤滑グリース組成物全重
量に対して0.01 〜2重量%が好ましい。
20〜300mm2/s 、好ましくは、30〜200mm2
/s である。また本発明の潤滑グリースに使用する増
ちょう剤としては、公知のリチウム石鹸,リチウムコン
プレックス石鹸及びジウレア化合物がある。増ちょう剤
及びその配合量は潤滑グリースの使用条件によって任意
に選定すべきであるが、比較的大口径軸受用としては1
0〜20重量%またはNLGIちょう度でNo.2〜3程
度が好ましい。
グリース組成物には必要に応じて防錆剤,油性剤,極圧
剤及び固体潤滑剤等を添加することができる。
本発明の潤滑グリース組成物を構成する−成分であり種
々の用途に使用できる。好ましくは、軸受用であり、更
に好ましくは大口径の軸受用に適する。
成物は、その基油にポリオールエステル油とアルキルフ
ェニルエーテル油を所定の割合で配合することで耐熱
性,酸化安定性及び潤滑性の面で優れたものになる。該
基油にジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物と芳香族
アミン系化合物の混合酸化防止剤を配合することにより
銅及び銅合金材等の共存下においても混合基油の蒸発損
失,粘度,全酸価等の変化を大幅に抑制できる。
る油膜厚さが油潤滑に比べ薄くなることが知られてい
る。この結果、潤滑面が直接接触する境界潤滑条件とな
り易く摩耗も起こりやすくなる。本発明の基油は、潤滑
部における油の蒸発量,粘度変化が低減されるので、低
摩擦となり温度上昇を抑えることができる。その結果、
高温・高速においても潤滑グリースの長寿命化に大きく
貢献できるものである。軸受口径が大きい場合、潤滑グ
リースから分離する基油の分離特性が重要となる。基油
としては蒸発損失,酸化劣化及び粘度変化の少ない基油
を潤滑面に適量ずつ長期にわたって供給し続けることで
ある。このためには、増ちょう剤の熱酸化安定性,剪断
安定性,基油の保持性等が重要となる。これらの特性に
優れたリチウム石鹸,リチウムコンプレックス石鹸,ジ
ウレア化合物の使用と酸化防止剤ジアルキルジチオカル
バミン酸塩化合物と芳香族アミン系化合物の混合酸化防
止剤の添加によって、増ちょう剤の耐酸化劣化を大幅に
改善でき、長期にわたって基油を潤滑面に供給できるの
で潤滑グリースの長寿命化を実現できる。
例により詳しく説明する。なお、実施例及び比較例の潤
滑油又は潤滑グリースの評価試験方法は次の通りであ
る。
て、酸化防止剤の添加効果を評価した。酸化防止剤を配
合した潤滑油を所定の温度で加熱した。また、グリース
による酸化防止剤の評価は、供試材料にグリースを3mm
の厚さに塗布した後、所定の温度条件で加熱し、石油エ
ーテルで抽出して潤滑油の全酸価及び粘度を測定した。
これらの特性変化が少ないものほど酸化防止剤の添加効
果が大きく、潤滑油の酸化劣化防止に優れている。
取り、150℃の恒温槽中に1200時間静置し加熱前
後の重量変化から蒸発量を測定した。この試験での蒸発
量は、潤滑油中の軽質油分と酸化劣化によって生成する
揮発性物質の蒸発が含まれるが、酸化劣化が大なるほど
揮発性物資の生成量が増加するため蒸発量は大きくな
る。
より、全酸価を測定し加熱劣化試験前後の変化を求め
た。
定方法により40℃の動粘度を測定し、加熱前後の粘度
比で評価した。粘度比は次式により求めた。
し、下記に示す条件で潤滑性能を評価した。潤滑グリー
スの潤滑寿命(h)は、軸受温度が試験温度より10℃
上昇するまでの運転時間とした。
キルフェニルエーテル油とポリオールエステル油を5
0:50の重量比で配合した基油に混合酸化防止剤
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩系化合物のジブ
チルジチオカルバミン酸ニッケル(ノクラックNBC:
大内新興化学(株)製)と(B)芳香族アミン系化合物
のフェニル−α−ナフチルアミン(ノクラックPA:大
内新興化学(株)製)を50:50の重量比で組合せた
混合酸化防止剤を1重量%添加した潤滑油である。比較
例は、表2に示す基油に酸化防止剤1重量%添加した潤
滑油である。それぞれの潤滑油に酸化触媒として黄銅板
を浸漬し、温度150℃で1200時間加熱した。加熱
劣化試験後の蒸発量,全酸価及び粘度比を測定し、潤滑
油の酸化劣化に対する酸化防止剤の添加効果を評価し
た。表3に実施例1〜18、表4に比較例1〜22の結
果を示した。
4)表1の実施例1〜18及び表2の比較例1〜22に
示す酸化防止剤を添加した潤滑油を用いたリチウム石鹸
グリースについて検討した。リチウム石鹸グリースの製
造は、下記の方法で行った。
g中にステアリン酸180gを加え、撹拌しながら完全
に溶解する温度(80〜90℃)まで加熱した。この温
度で水酸化リチウム28gと熱水56gの混合物を添加
し、攪拌しながら95〜100℃で1時間ケン化反応さ
せた。次に、撹拌しながら約210℃まで加熱し5分間
保持した後、ポリオールエステル油410gを加え、撹
拌冷却した。これを基グリースとした。
剤9gを添加し撹拌しながら100℃まで加熱した後、
室温まで撹拌冷却した。次に、三本ロールミル機で2〜
3回混練し、NLGIちょう度グレードNo.2のリチウ
ム石鹸グリースを調整した。このリチウム石鹸グリース
をガラス板及び黄銅板に塗布し、温度150℃で、12
00時間の加熱劣化試験後、抽出した基油の全酸価,粘
度比を測定しグリースの酸化劣化を評価した。また、こ
ろがり軸受による加速潤滑寿命試験で潤滑性能を評価し
た。表5に実施例19〜36及び比較例23〜44の結
果を示した。
9)表1の実施例1〜18及び表6に示す比較例45〜
49の潤滑油を用いたリチウムコンプレックス石鹸グリ
ースについて検討した。
造は、下記の方法で行った。
g中に12−ヒドロキシステアリン酸106.6gとア
ゼライン酸23.4gを加え、撹拌しながら80〜90
℃まで加熱溶解した。この温度で水酸化リチウム26.
1gと熱水52.2gの混合物を添加し、攪拌しながら
95〜100℃で1時間ケン化反応させた。次に、撹拌
しながら約210℃まで加熱し5分間保持し、ポリオー
ルエステル油435gを加え、撹拌冷却した。これを基
グリースとした。
剤9gを添加し撹拌しながら100℃まで加熱した後、
室温まで撹拌冷却した。次に、三本ロールミル機で2〜
3回混練し、NLGIちょう度グレードNo.2のリチウ
ムコンプレックス石鹸グリースを調整した。このリチウ
ムコンプレックス石鹸グリースを実施例19と同様の加
熱劣化試験及び加速潤滑寿命試験を実施した。その結果
を表7に示した。
4)表1の実施例1〜18及び表6に示す比較例45〜
49と同じ潤滑油を用いたジウレア系グリースである。
に4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート78.
8g を加え、撹拌しながら70〜75℃まで加熱溶解
した。70〜75℃でポリオールエステル油420g中
で溶解したオクチルアミン81.2gの混合物を添加し、撹
拌しながら95〜100℃で1時間反応させた。次に、
撹拌しながら約170℃まで加熱し、30分間保持した
後、室温まで撹拌冷却した。これを基グリースとした。
防止剤9gを添加し、撹拌しながら100℃まで加熱し
た後、室温まで撹拌冷却した。次に、三本ロールミル機
で2〜3回混練し、NLGIちょう度グレードNo.2の
ジウレアグリースを調整した。このジウレアグリースを
実施例19と同様の加熱劣化試験及び加速潤滑寿命試験
を実施した。その結果を表8に示した。
ルテトラカプリレート(CIBA−GEIGY社製:レ
オルーブLP3200)とジアルキルテトラフェニルエ
ーテル((株)松村研究所社製:S−3230)を5
0:50の重量比で配合した基油に表9に示す酸化防止
剤(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩系化合物と
(B)芳香族アミン系化合物の組合せで両者を50:5
0重量比で配合した混合酸化防止剤1重量%を添加した
リチウム石鹸グリースを実施例19と同様の方法で調整
した。このグリースを黄銅板に3mmの厚さに塗布し、温
度150℃で1200時間の加熱劣化試験を実施した。
加熱劣化グリースより基油を抽出して全酸価及び粘度比
を測定した。その結果を表9に併記した。
ェニルエーテル((株)松村研究所社製:S−310
2)とトリメチロールプロパントリエステル(コンプレ
ックス型ポリオールエステル、CIBA−GEIGY社
製:レオルーブ LT451)を50:50の重量比で
配合した基油に表10に示す酸化防止剤(A)ジアルキ
ルジチオカルバミン酸塩系化合物ジブチルジチオカルバ
ミン酸ニッケル(ノクラック NBC:大内新興化学
(株)製)と(B)芳香族アミン系化合物フェニル−α
−ナフチルアミン(ノクラック PA:大内新興化学
(株)製)、アルキル化フェニル−α−ナフチルアミン
(イルガノックス LO6:CIBA GEIGY社
製)、オクチルジフェニルアミン(ノクラック AD−
F:大内新興化学(株)製)、ジノニルジフェニルアミ
ン(BANLUBE DND:Vanderbilt社製)、アルキル化ジフ
ェニルアミン(イルガノックス L57:CIBA G
EIGY社製)及びN,N′−ジフェニル−p−フェニ
レンジアミン(ノクラック DP:大内新興化学(株)
製)の組合せで50:50の重量比で組合わせた混合酸
化防止剤1重量%添加し、実施例37と同様の方法でリ
チウムコンプレックス石鹸グリースを調整した。このグ
リースを実施例19と同様の加熱劣化試験及び加速潤滑
寿命試験を実施した。その結果を表10に併記した。
0)モノアルキルテトラフェニルエーテル((株)松村研
究所社製:S−3101)とペンタエリスリトールトリ
エステル(コンプレックス型ポリオールエステル,CI
BA−GEIGY社製:レオルーブ LPE602)を
50:50の重量比で配合した基油に酸化防止剤(A)
ジアルキルジチオカルバミン酸塩系化合物(B)芳香族
アミン系化合物を表11及び表12に示す割合で組合せ
た混合酸化防止剤1重量%添加し、実施例37と同様の
方法でリチウムコンプレックス石鹸グリースを調整し
た。このグリースを実施例73と同様の加熱劣化試験を
実施した。表11に実施例91〜111及び表12に比
較例55〜60の結果を示した。
トラエステル(コンプレックス型ポリオールエステル;
アデカファインケミカル社製:エフコルーブ 100
Z)とアルキルジフェニルエーテル((株)松村研究所
社製:モレスコハイルーブ LB−100)を50:5
0の重量比で配合した基油と表13に示す割合で組合せ
た混合酸化防止剤を0.1 〜8重量%添加し、実施例3
7と同様の方法でリチウムコンプレックス石鹸グリース
を調整した。このグリースを実施例73と同様の加熱劣
化試験を実施した。その結果を表13に併記した。
プロパントリカプリレート(Reolub LT3000 )、ペンタ
エリスリトールテトラヘプタネート(Reolubu LP2800)
およびペンタエリスリトールテトラエステル(コンプレ
ックス型ポリオールエステル油;アデカファインケミカ
ル社製:エフコルーブ 100Z)とアルキルジフェニ
ルエーテル((株)松村研究所社製:モレスコハイルー
ブ LB−100)を表14に示す基油に混合酸化防止
剤(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩系化合物ジブ
チルジチオカルバミン酸ニッケル(ノクラックNBC)
と(B)芳香族アミン系化合物アルキル化フェニル−α
−ナフチルアミン(イルガノックス LO6)を50:
50の重量比で1重量%添加した潤滑油を用い、実施例
19と同様な方法でリチウム石鹸グリースを調整した。
このグリースを実施例73と同様の加熱劣化試験を実施
した。その結果を表14に併記した。
テル油,ポリオールエステル油,アルキルフェニルエー
テル油及びポリオールエステル油とアルキルフェニルエ
ーテル油を組合せた基油に(A)アルキルジチオカルバ
ミン酸塩系化合物と(B)芳香族アミン系化合物を組合
せた混合酸化防止剤を含有する潤滑油、及び上記潤滑油
を用いたリチウム石鹸,リチウムコンプレックス石鹸及
びジウレア化合物を増ちょう剤に用いた潤滑グリース
は、比較例の潤滑油及びグリースに比し高温の条件にお
いても蒸発量,全酸価及び粘度比の変化が少なく熱酸化
安定性,潤滑寿命に優れており軸受のメンテナンスフリ
ー化に大きく貢献できる。
成物は、従来のグリースでは対応できない高温条件にお
いても熱安定性及び酸化安定性に極めて優れており、軸
受寿命の延長及び回転機等のメンテナンスフリーに大き
く貢献できる。
Claims (8)
- 【請求項1】基油と添加剤を含む潤滑油組成物におい
て、酸化防止剤として(A)ジアルキルジチオカルバミ
ン酸塩化合物と(B)芳香族アミン系化合物を90〜1
0:10〜90の重量比で配合した混合酸化防止剤を潤
滑油組成物全重量の0.2 〜8重量%含有することを特
徴とする潤滑油組成物。 - 【請求項2】請求項1において、前記酸化防止剤として
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物がジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル,(B)芳香族アミン系
化合物がフェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化フ
ェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化ジフェニルア
ミンから選ばれる1種以上であることを特徴とする潤滑
油組成物。 - 【請求項3】基油がポリオールエステル油とアルキルフ
ェニルエーテル油の混合油である潤滑油組成物におい
て、酸化防止剤として(A)ジアルキルジチオカルバミ
ン酸塩化合物(B)芳香族アミン系化合物を90〜1
0:10〜90の重量比で配合した混合酸化防止剤を潤
滑油組成物全重量の0.2 〜8重量%含有することを特
徴とする潤滑油組成物。 - 【請求項4】請求項3において、前記酸化防止剤として
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物がジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル,(B)芳香族アミン系
化合物がフェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化フ
ェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化ジフェニルア
ミンから選ばれる1種以上であることを特徴とする潤滑
油組成物。 - 【請求項5】基油とリチウム石鹸,リチウムコンプレッ
クス石鹸,ジウレア化合物のいずれかの増ちょう剤を含
む潤滑グリース組成物において、酸化防止剤として
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物と(B)
芳香族アミン系化合物を90〜10:10〜90の重量
比で配合した混合酸化防止剤を潤滑グリース組成物全重
量の0.2 〜8重量%含有することを特徴とする潤滑グ
リース組成物。 - 【請求項6】請求項5において、前記酸化防止剤が
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物がジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル,(B)芳香族アミン系
化合物がフェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化フ
ェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化ジフェニルア
ミンから選ばれる1種以上であることを特徴とする潤滑
グリース組成物。 - 【請求項7】基油がポリオールエステル油とアルキルフ
ェニルエーテル油の混合油であり、リチウム石鹸,リチ
ウムコンプレックス石鹸,ジウレア化合物のいずれかの
増ちょう剤を含む潤滑グリースにおいて、酸化防止剤と
して(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物と
(B)芳香族アミン系化合物を90〜10:10〜90
の重量比で配合した混合酸化防止剤を潤滑グリース組成
物全重量の0.2 〜8重量%含有することを特徴とする
潤滑グリース組成物。 - 【請求項8】請求項7において、前記酸化防止剤として
(A)ジアルキルジチオカルバミン酸塩化合物がジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル,(B)芳香族アミン系
化合物がフェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化フ
ェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化ジフェニルア
ミンから選ばれる1種以上であることを特徴とする潤滑
グリース組成物。
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