JPH09292751A - カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09292751A JPH09292751A JP8102180A JP10218096A JPH09292751A JP H09292751 A JPH09292751 A JP H09292751A JP 8102180 A JP8102180 A JP 8102180A JP 10218096 A JP10218096 A JP 10218096A JP H09292751 A JPH09292751 A JP H09292751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- transfer
- transfer member
- image forming
- color image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
像し、このトナー像を中間転写体に転写(一次転写)す
る工程を繰り返して中間転写体上に重ね転写像を得、こ
の重ね転写像を転写紙に一括転写(二次転写)してカラ
ー画像を得る装置であって、二次転写のために中間転写
体に接離自在に設けた転写部材や、該中間転写体に接離
自在に設けたクリーニング部材などを有しているカラー
画像形成装置において、連続プリント時、前プリントの
光書き込み中に、次プリントのために転写部材やクリー
ニング部材が中間転写体に接離することに伴う中間転写
体や感光体の負荷変動により画像が乱されることを回避
すること。 【解決手段】感光体に対する光書き込みが行なわれてい
ないタイミングに、中間転写体に対する、転写部材やク
リーニング部材の接離動作を行なう。
Description
ラーの重ねトナー像を得て、この重ねトナー像を転写紙
に一括転写する方式のカラー画像形成装置およびカラー
画像形成方法に関する。
を可能にするカラー画像形成装置においては、色分解光
像を潜像担持体に露光し、形成された各潜像を各々色分
解光の補色のトナーで現像し、得られた複数のトナー像
を同一中間転写体上に重ね合わせて一次転写してカラー
像を形成し、そのカラー像を静電転写により転写紙へ二
次転写してカラーが像を得るフルカラー複写機などのカ
ラー画像形成装置が知られている。
ーにおいて、トナー像を静電潜像担持体としての感光体
から転写紙へ静電転写するための転写部材として、転写
紙の搬送性に優れる転写ローラ方式が知られている。そ
こで、前述のフルカラー複写機においても、中間転写体
上のトナー像を転写紙へ静電転写するために、転写ロー
ラを用いることができる。この二次転写の手段である転
写ローラを転写部材と称する。
ローラを使用したカラー画像形成装置の例として、静電
像担持体と、この静電像担持体上に形成された潜像をト
ナーにより現像する複数の現像器と、これらの現像器に
より前記静電像担持体上に形成された複数の色のトナー
像が一次転写される中間転写体と、この中間転写体上に
転写された重ねトナー像を転写紙上に転写する二次転写
工程を行なうための、前記中間転写体に接離可能な転写
部材と、前記中間転写体に接離可能なクリーニング部材
とを有し、前記中間転写体上の一次転写位置から二次転
写位置までの距離を、当該カラー画像形成装置で出力可
能とされる最大転写紙の長さよりも長く設定したカラー
画像形成装置として特開平6−167842に開示され
た技術がある。
間転写体上には、複数の色のトナー像が順次感光体から
中間転写体に転写されてくるため、この転写が行なわれ
ている一次転写の間は転写ローラの汚れ防止のため、該
転写ローラを中間転写体から離間させた位置に退避させ
ておき、中間転写体から転写紙への転写である二次転写
を行なうときには、転写ローラを転写紙を間に挟んで中
間転写体と当接する位置に移動させる必要がある。
を中間転写体に接離させると、特に、中間転写体の駆動
およびその駆動系が感光体ともつながっている場合には
感光体の駆動にも影響を与え、上記接離に伴う光書き込
み中や一次転写中に中間転写体に対して転写ローラの接
離を行なうと、負荷変動により画像上に横スジなどの不
具合が発生してしまう。また、クリーニング部材につい
ても、これが中間転写体に対して接離自在に構成されて
いることから、前記転写ローラと同様に、中間転写体や
感光体の駆動に影響を与え、上記接離に伴う負荷変動に
より画像上に横スジなどの不具合を発生する要因とな
る。
明は、中間転写体に対して接離する部材が、この接離に
伴い該中間転写体あるいは感光体に負荷変動を与え画像
形成に悪影響を与えるのを回避することのできるカラー
画像形成方法およびカラー画像形成装置を提供すること
を目的とする。
成するため、 (1)静電像担持体と、この静電像担持体上に形成され
た潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、これら
の現像器により前記静電像担持体上に形成された複数の
色のトナー像が一次転写される中間転写体と、この中間
転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に転写す
る二次転写工程を行なうための前記中間転写体に接離可
能な転写部材とを有し、前記中間転写体上の一次転写位
置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像形成
装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長く設
定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー画像形
成方法において、カラー画像の連続プリント時に、前記
転写部材の前記中間転写体に対する接触動作を、最終版
の一次転写終了後で、かつ、次のプリントの第1版の露
光工程開始以前に行なうこととした(請求項1)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための前記中間転
写体に接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置において、カラ
ー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中間転
写体に対する接触動作を、最終版の一次転写終了後で、
かつ、次のプリントの第1版の露光工程開始以前に行な
わせる制御手段を有することとした(請求項2)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための前記中間転
写体に接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なう
カラー画像形成方法において、カラー画像の連続プリン
ト時に、前記転写部材の前記中間転写体からの離間動作
を、第1版の露光工程終了後で第2版の露光工程開始以
前に行なうこととした(請求項3)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための前記中間転
写体に接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置において、カラ
ー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中間転
写体からの離間動作を、第1版の露光工程終了後で第2
版の露光工程開始以前に行なわせる制御手段を有するこ
ととした(請求項4)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカ
ラー画像形成方法において、カラー画像の連続プリント
時に、前記クリーニング部材の前記中間転写体に対する
接触動作を、最終版の一次転写終了後でかつ、次のプリ
ントの第1版の露光工程開始以前に行なうこととした
(請求項5)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置において、カラー
画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材の前記
中間転写体に対する接触動作を、最終版の一次転写終了
後でかつ、次のプリントの第1版の露光工程開始以前に
行なわせる制御手段を有することとした(請求項6)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカ
ラー画像形成方法において、カラー画像の連続プリント
時に、前記クリーニング部材の前記中間転写体に対する
離間動作を、第1版の露光工程終了後で第2版の露光工
程開始以前に行なうこととした(請求項7)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置において、カラー
画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材の前記
中間転写体に対する離間動作を、第1版の露光工程終了
後で第2版の露光工程開始以前に行なわせる制御手段を
有することとした(請求項8)。
上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像
器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成
された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカ
ラー画像形成方法において、カラー画像の連続プリント
時に、前記転写部材の前記中間転写体に対する接触動作
と前記クリーニング部材の前記中間転写体に対する接触
動作とを同時に、最終版の一次転写終了後でかつ次のプ
リントの第1版の露光工程開始以前に行なうこととした
(請求項9)。
体上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現
像器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形
成された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写
体と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転
写紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中
間転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接
離可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置において、カラ
ー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中間転
写体に対する接触動作と前記クリーニング部材の前記中
間転写体に対する接触動作とを同時に、最終版の一次転
写終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開始以
前に行なわせる制御手段を有することとした(請求項1
0)。
体上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現
像器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形
成された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写
体と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転
写紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中
間転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接
離可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なう
カラー画像形成方法において、カラー画像の連続プリン
ト時に、前記転写部材の前記中間転写体に対する離間動
作と前記クリーニング部材の前記中間転写体に対する離
間動作とを同時に、第1版の露光工程終了後で第2版の
露光工程開始以前に行なうこととした(請求項11)。
体上に形成された潜像をトナーにより現像する複数の現
像器と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形
成された複数の色のトナー像が一次転写される中間転写
体と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転
写紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中
間転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接
離可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上
の一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カ
ラー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さ
よりも長く設定したカラー画像形成装置において、カラ
ー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中間転
写体に対する離間動作と前記クリーニング部材の前記中
間転写体に対する離間動作とを同時に、第1版の露光工
程終了後で第2版の露光工程開始以前に行なわせる制御
手段を有することとした(請求項12)。
ラープリンタを示す図1において、潜像担持体としての
ベルト状の感光体1は帯電チャージャ4により一様に帯
電された後、レーザ光学装置5により画像情報に基づき
走査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、
露光する画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の色情報に分解した単
色の画像情報である。形成された静電潜像は、イエロ
ー、マゼンタ、シアンのカラートナーを収容した3個の
現像器を具備した回転型のカラー現像装置6および、該
カラー現像装置6とは別に設けてある黒のトナーを収容
した黒現像器を具備した現像装置7とにより各々所定の
イエロー、マゼンタ、シアン、および黒トナーで重ね現
像され、感光体1上に複数の色の重ねトナー画像が形成
される。
各々所定の位置で前記感光体1と近接あるいは接触する
各現像ローラを備え、感光体1上の潜像を非接触である
いは接触状態で顕像化する現像機能を有している。符号
10は中間転写体たる中間転写ベルトを示し、該中間転
写ベルト10は回動ローラ11、12の間に架設され、
これら回動ローラ11、12の駆動により回動される。
され、回動ローラの駆動により図中矢印A方向に回転す
る。回動ローラ11または回動ローラ12と回動ローラ
2または回動ローラ3とは、共通の駆動モータにより駆
動されるようにギヤ、プーリなど適宜の連結手段により
連結されていて、感光体1と中間転写ベルト10とが接
触する一次転写位置Eにおいて相対速度がゼロとなるよ
うに同期して同一方向に回動されるようになっている。
帯電される。次いで、レーザ光学装置5からの色毎の光
により露光され、後述する現像装置6または現像装置7
により現像される毎に、該感光体1と同期して図中矢印
B方向に回転する中間転写ベルト10上に、イエロー、
マゼンタ、シアンおよび黒の単色毎に、中間転写ベルト
10の内側に設けられた一次転写バイアスブラシ13に
適正な転写バイアス電圧が印加されることにより、順次
転写されていき、重ね転写される。
1版としてのイエロートナー像の上に第2版としてのマ
ゼンタトナー像、その上に第3版としてのシアントナー
像、さらにその上に第4版としての黒トナー像が重ねら
れてカラートナー像が形成される。
ロー、マゼンタ、シアンおよび黒のトナーによる重ねト
ナー画像は、給紙カセット8から給紙ローラ9、レジス
トローラ60を経て転写部へ搬送された転写紙上に転写
ローラ14により一括転写される。転写終了後、転写紙
は定着装置18により定着されてフルカラー画像が完成
する。
ド15Aを含む廃棄トナー回収容器、符号16は中間転
写ベルト10のクリーニング装置をそれぞれ示し、該ク
リーニング装置16のクリーニングブレード16Aは画
像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間した位
置に保たれ、トナー像の紙転写後のクリーニング時のみ
図示のように中間転写ベルト10の表面に圧接される。
の一部であるカラー現像装置の例を示している。図2に
おいて、感光体1の近傍には、カラー現像装置としての
回転型(リボルバー型、ロータリー型ともいう。)の現
像装置6とは別に黒トナーによる現像器を収容した黒現
像器7が配置されている。この現像装置6においては、
回転体を形成するケーシング20が回転中心Oを中心に
回転自在に設けられ、ケーシング20は図示を省略した
駆動機構により矢印C方向に回転される。また、上記ケ
ーシング20はハッチングを付して示すように現像装置
を3分割するような形状をしていて、これにより、イエ
ロートナーによる現像器22−Y,マゼンタトナーによ
る現像器22−M,シアントナーによる現像器22−C
が形成されている。
の現像器22−Yの現像ローラ23Yが感光体1上の所
定の現像位置にある状態を示している。各現像器22−
Y,22−M,22−Cにはそれぞれ、現像剤搬送部材
としての円筒状の現像ローラ23Y,23M,23Cが
設けられている。これらの各現像ローラ23Y,23
M,23Cは、上記ケーシング20に設けられた開口部
からその一部が外部に露出するように配置されていて、
現像装置6は色情報に同期して図中矢印C方向に回転
し、対応する静電潜像を現像する。
Y,22−M、22−Cおよび現像装置7の現像器では
非磁性一成分現像剤が用いれ、前記したように、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の各トナーが収納されてい
て、現像装置6については回転中心Oを中心にして所定
の現像器が所定の現像位置に位置するように回転して、
該当する現像器のトナーにより順次感光体ベルト1上に
形成された静電潜像を現像し、上述のように各トナー像
を中間転写ベルト10上に重ね合わせ、転写紙上に一括
転写することにより、フルカラー画像を形成する。
体1上の所定の現像位置にある状態を示している。現像
装置7は現像容器41内に黒トナーを収容するタイプの
現像器からなり、トナーエンド時を現像器の寿命とし交
換時期とする、いわゆる現像カートリッジとして一体的
に形成されている。この現像装置7においても現像装置
6の各現像器22−Y,22−M,22−Cなどの現像
ローラ23Y,23M,23Cなどと同様に現像ローラ
23は感光体1と所定の線速比をもって矢印Aで示す感
光体1の移動方向と同方向に移動するように、つまり連
れ回り回転するように、感光体1に対向して配設されて
いる。現像ローラ23の上方には、発泡ポリウレタンな
どの弾性体からなる供給ローラ31が摺擦部において現
像ローラ23と同方向に、所定の線速比をもって摺擦、
連れ回り回転するように設けられている。さらに、厚さ
0.1mm程度のステンレス薄板やまたはウレタンゴム
などの弾性体からなる薄層ブレード32が、その一端が
現像ローラ23に接するように設けられている。現像容
器41内には、薄層ブレード32近傍のトナーを撹拌す
る複数の羽根状部を有するパドル42が設けられてい
る。また、供給ローラ31および現像ローラ32側にト
ナーを搬送、撹拌する第1のアジテータ43と第2のア
ジテータ44が設けられている。
感光体1に対して接離する方向である矢印D、D’で示
す方向に可動状態に案内支持されるとともに離間する方
向である矢印D’の向きに加圧されており、カム45の
回転により現像ローラ23と感光体1とが接離される。
について、中間転写ベルト10に対する転写ローラ14
の接離制御および、中間転写ベルト10に対するクリー
ニグブレード16Aの接離制御のための各手段について
説明したものである。図1において中間転写ベルト10
の外周面であって画像形成領域外の任意の部位と対向す
るようにして、マーク検知センサ50が設けられてい
る。また、このマーク検知センサ50による検知可能領
域にて移動する中間転写ベルト10上には、このマーク
検知センサ50により読み取ることができるマークが印
されている。このマーク検知センサ50によるマークの
読み取り信号は、CPU(中央処理装置)51に入力さ
れるようになっている。CPU51からは接離手段5
2、接離手段53にそれぞれ出力信号が出力されるよう
になっている。
を収めたケーシングなどに連結されたソレノイドからな
り、このソレノイドと上記ケーシング14とは、リンク
などにより連結されている。この連結手段を便宜上、図
1に二重線で示す。このケーシングは転写ローラ14が
中間転写ベルト10に対して接離する方向に摺動自在に
支持されていて、かつ、当接する向きに弾性手段により
付勢されていて当接している。上記ソレノイドにオン信
号が入力されると上記ケーシングはソレノイドにより引
かれて移動し、転写ローラ14は中間転写ベルト10か
ら離間した状態となる。上記ソレノイドにオフ信号が入
力されれば、転写ローラ14は中間転写ベルト10に対
して当接状態となる。
係と全く同様の構成が、接離手段53とクリーニングブ
レード16Aにも施されている。これにより、接離手段
53を構成するソレノイドに、CPU51からオン信号
が出力されるとクリーニングブレード16Aは中間転写
ベルト10から離間した状態となるし、オフ信号が出力
されると中間転写ベルト10に接触した状態となる。
代えて、半回転クラッチや、ロータリーソレノイドなど
を使用して、これらの駆動により転写ローラ14を収め
たケーシングや、クリーニングブレード16Aを収めた
ケーシングを移動して、中間転写ベルト10に対する転
写ローラ14の接離制御や、中間転写ベルト10に対す
るクリーニングブレード16Aの接離制御をすることも
できる。
に示す。図6において、ステップS1で、プリントスタ
ート指令があると、所定のシーケンスに従い、図1に示
すプリンタが駆動を開始し、画像形成のプロセスが進行
する。ステップS2でマークの検知の有無が判断され、
中間転写ベルト10の回転によりマークが検知される
と、この検知信号がCPU51に取り込まれ、ステップ
S3で連続プリントモードか否かが判断される。連続プ
リントモードでなければ、ステップS4に進み、上記マ
ークの検知時点を基準として1枚プリントが実行され
る。
と判断されると、ステップS5に進み、上記マークの検
知時点を基準として、連続プリントシーケンスが実行さ
れる。この連続プリントシーンケンスの具体的な内容
は、後述する図5に即した説明のとおりである。ステッ
プS5において、1枚のプリントが終える毎に、ステッ
プS6を経てステップS2に進む工程が、指令された枚
数のプリントが終わるまで繰り返される。
3が設けられた部位に対応する中間転写ベルト10の外
周面位置に感光体1が接触していて、この部位である一
次転写位置Eにて一次転写が行なわれる。この一次転写
位置Eを基点として中間転写ベルトが移動する矢印Bで
示す向きに、転写ローラ14が中間転写ベルト10に接
触している二次転写位置Fまでの距離は、出力可能な転
写紙のうち、その送り方向での長さが最大のものの、そ
の最大の転写紙の送り方向での長さ(以下、最大転写紙
長という。)以上となるように、中間転写ベルト10を
設定し、かつ該中間転写ベルト10のまわりに、感光体
1、一次転写バイアスブラシ13、転写ローラ14を配
置している。
4縦(紙の長手方向を送り方向とする場合。)の297
mmとした場合、上記一次転写位置Eから二次転写位置
Fまでの中間転写ベルト10の外周面に沿う距離は、3
01.1mmに設定する。
より、一次転写位置EでA4縦サイズのトナー像の第4
版(黒トナー像)が全て感光体ベルト上から中間転写ベ
ルト上へ転写されたとき、トナー像の先端は未だ二次転
写位置へ到達していないこととなる。したがって、A4
縦サイズのトナー像の第4版(黒トナー像)が全て感光
体ベルト上から中間転写ベルト上へ転写された後に、転
写ローラ14を、中間転写ベルト10から退避した位置
から中間転写ベルト10に接触する位置へ転写紙を挟む
ように移動させ、この状態の下で二次転写を行なうこと
ができる。
り、転写ローラ14の中間転写ベルト10に対する接触
動作を一次転写終了後に行なうことができ、転写ローラ
14が転写ベルト10に接触して負荷変動を生じさせる
ことがあっても、一次転写中の中間転写ベルト10およ
び感光体1の駆動には影響を与えないので画像上での横
スジなどの発生を回避できる。
形成に際しては、まず、感光体1の駆動が行なわれ、そ
れと同時に帯電チャージャ4により帯電が行なわれる。
次に、レーザ光学装置5からの光により露光工程(光書
き込み)が行なわれ、感光体1上に第1版イエロー用の
静電潜像が形成される。この静電潜像が現像位置6の現
像位置に移動してくると、現像器22−Yによりイエロ
ートナーによるカラー現像が行なわれる。このイエロー
トナー像は、一次転写バイアスブラシ13によるバイア
ス印加により、一次転写位置Eにて中間転写ベルト10
上に転写される。
が回転駆動機構により回転し、マゼンタトナーによる現
像器22−Mが感光体1上の現像位置に対向する。一
方、中間転写ベルト10上のイエロートナー像に同期す
るように感光体1上には第2版マゼンタ用の静電潜像が
形成され、このマゼンタの静電潜像が現像位置に移動し
てくるのと同期して現像器22−Mによりマゼンタによ
るカラー現像が行なわれる。そして、マゼンタトナー像
は前記イエロートナー像と同様に一次転写バイアスブラ
シ13のバイアス印加により、一次転写位置Eにて中間
転写ベルト10上に重ね転写される。ここまでは、図5
において省略した。図5では、次いで行なわれるカラー
現像、一次転写の各工程が同様に実線で示されている時
間の間、行なわれる。第3版(シアン)のカラー現像
後、現像装置6は回転駆動機構により回転し、現像器2
2−Y,22−M,22−Cのいずれの現像器も感光体
1と対向しない基準位置、例えば、図1、図2、図4に
示す位置に停止される。
(イエロー)、第2版(マゼンタ)、第3版(シアン)
の重ねトナー像に同期するように第4版(黒)の静電潜
像が形成され、その静電潜像が現像装置7が配置された
現像位置に移動してくるのと同期して、現像装置7がカ
ム45の回転により感光体1上の現像位置に移動し、黒
現像が行なわれる。そして、この黒現像による黒トナー
像も同様に中間転写ベルト10上の重ねトナー像に重ね
転写される。
1の時間の間に転写ローラ14が中間転写ベルト10か
ら離間退避した位置から中間転写ベルト10に接触する
二次転写位置Fへ転写紙を挟むように移動し、転写紙へ
の二次転写が行なわれる。図5に示すタイミングチャー
トは連続プリント時のものであり、前プリントの第4版
(黒)のトナー像の一次転写が全て終了(a点)後、次
プリントの第1版(イエロー)の光書き込み開始(b
点)が行なわれる。
ト時に、転写ローラ14の中間転写ベルト10に対する
接触動作を、最終版の一次転写終了後で、かつ、次のプ
リントの第1版の露光工程開始以前に行なわせるという
動作は、図1に示した中間転写ベルト10上のマーク、
マーク検知センサ50、接離手段52およびこの接離手
段を作動させるCPU51などの働きにより行なわれ
る。よって、これらの部材が請求項2に記載した発明に
おける制御手段の例となる。ここで、CPU51は接離
手段52を制御する機能を有していれば十分であり、必
ずしも接離手段53を制御する機能を有している必要は
ない。
説明したように、転写ローラ14の中間転写ベルト10
に対する接触動作が、前プリントの最終版(第4版)の
一次転写後であってかつ、次プリントの第1版(イエロ
ー)の光書き込み開始(b点)以前に行なわれる。この
ように、二次転写工程に含まれる転写ローラ14の接触
動作を一次転写終了(a点)後でかつ次プリントの第1
版(イエロー)の光書き込み開始(b点)以前、つまり
Δt1の時間内のc点にて行なうことにより、一次転写
中および次プリントの光書き込み中に、中間転写ベルト
および感光体ベルトの駆動に影響を与えることなく、画
像上に横スジなどが発生するのを防止できる。
の転写紙先端の進入、二次転写位置での中間転写ベル
トへの転写ローラの接触、二次転写位置への中間転写
ベルトに担持されたトナー像の先端の進入、の3つの動
作から構成される。これら3つの動作の理想的なタイミ
ングとしては、上記、、、の3動作が同時に行な
われることである。但し、必ず同一タイミングというの
は、転写紙の紙種による微小スリップの発生という、精
密制御しきれない要因のあるので、少なくとも→→
の順であることが必要である。これら一連の動作に要
する時間は、〜までの時間が、転写紙の先端白抜け
幅の許容値4.2mmを考慮すると0.04sec程度
である。この際、またはと同時、またはの動作は
との間であればどのタイミングでもよい。
転写紙サイズをA4サイズとし、転写紙搬送方向での最
大転写紙長さはA4縦送りで297mmである。最大使
用転写紙サイズがA4縦送りの場合、Δt1=0.18
secとなり、このとき、a点からc点までの時間は
0.02secである。また、最大使用転写紙サイズ
が、ダブルレター横の2枚取り(米国レターサイズ21
6mm×2+紙間40mm=472mm)で、このサイ
ズの場合には、Δt1=0.21sec、a点からc点
までの時間は0.03secである。さらに、最大使用
転写紙サイズをA3サイズとすれば当然、時間Δt1も
大きくなり、Δt1=0.75sec、a点からc点ま
での時間は0.57secである。
に、次プリントの第1版(イエロー)の光書き込みが開
始(b点)され、この光書き込み工程の終了(d点)と
略同時に前プリントの二次転写工程が終了(e点)す
る。本例では、次プリントの第1版(イエロー)の光書
き込み工程の終了(d点)後に中間転写ベルト10に対
する転写ローラ14の離間動作を行なう。そして、この
転写ローラ14の中間転写ベルト10からの離間動作後
に次プリントの第2版(マゼンタ)の光書き込みを開始
(f点)する。
ト時に、転写ローラ14の中間転写ベルト10からの離
間動作を、第1版の露光工程終了後で第2版の露光工程
開始以前に行なわせるという動作は、図1に示した中間
転写ベルト10上のマーク、マーク検知センサ50、接
離手段52およびこの接離手段を作動させるCPU51
などの働きにより行なわれる。よって、これらの部材が
請求項4に記載した発明における制御手段の例となる。
ここで、CPU51は接離手段52を制御する機能を有
していれば十分であり、必ずしも接離手段53を制御す
る機能を有している必要はない。
説明したように、転写ローラ14の中間転写ベルト10
からの離間動作を第1版の露光工程終了後(光書き込み
終了後)(d点)で第2版の露光工程開始(光書き込み
開始)(f点)以前、つまり図5に示すΔt2の時間の
間に行なうことにより転写ローラ14が中間転写ベルト
10から離間することに伴う中間転写ベルト10の負荷
変動があっても、光書き込み中ではないので、中間転写
ベルト10および感光体1の負荷変動により画像上に横
スジなどが発生するのを回避できる。
同時に帯電チャージャ4により帯電が行なわれる。次
に、露光工程において光書き込みが行なわれ、感光体1
上にイエローの静電潜像が形成される。この静電潜像が
現像位置に移動してくると、イエローの現像器22−Y
により現像が行なわれる。そのトナー像は一次転写位置
Eにて、一次転写バイアスブラシ13によるバイアス印
加により、中間転写ベルト10上に一次転写される。次
に、現像装置6が回転駆動装置により回転させられ、マ
ゼンタの現像器22−Mが感光体1上の所定の現像位置
に対向するようになる。さらに中間転写ベルト10上の
トナー像に同期するように感光体1上にマゼンタの静電
潜像が形成され、この静電潜像が現像位置に移動してく
るのと同期して現像器22−Mにより現像が行なわれ
る。そしてマゼンタトナー像は、一次転写バイアスブラ
シ13によるバイアス印加により、中間転写ベルト上に
重ね転写される。ここまでは、図5において省略した。
図5では、次いで行なわれる第3版(シアン)画像の光
書き込み、カラー現像、一次転写の各工程が同様に実線
で示される時間の間、行なわれる。第3版(シアン)の
現像後、現像装置6は回転駆動機構により回転させら
れ、現像器22Y,22M,22Cのいずれの現像器も
感光体1と対向しない基準位置、例えば図1、図2、図
4に示す位置に停止される。
(イエロー)、第2版(マゼンタ)、第3版(シアン)
の重ねトナー像に同期するように第4版(黒)の静電潜
像が、現像装置7が配置された現像位置に移動してくる
のと同期して、現像装置7がカム45の回転により感光
体1上の現像位置に移動し、黒現像が行なわれる。そし
てこの黒現像による黒トナー像も同様に中間転写ベルト
上の重ねトナー像に重ね転写される。
1の時間の間に転写ローラ14が中間転写ベルト10か
ら離間退避した位置から中間転写ベルト接触する二次転
写位置Fへ転写紙を挟むように移動し、転写紙への二次
転写が行なわれる。
後、中間転写ベルト10のクリーニング部材であるクリ
ーニングブレード16Aが中間転写ベルト10から退避
した位置から中間転写ベルト10に接触する位置へ移動
し、中間転写ベルト10上の残トナーのクリーニングが
行なわれる。
ント時の状態を示すものであり、前プリントの第4版
(黒)トナー像の一次転写が全て終了(a点)後、次プ
リントの第1版(イエロー)の光書き込みが開始(b
点)される。本例では、クリーニングブレード16Aの
中間転写ベルト10に対する接触動作は第4版(黒)の
一次転写終了(a点)後であって、かつ、次プリントの
第1版(イエロー)の光書き込み開始(b点)以前つま
り、図5におけるΔt1の時間内に行なわれる。
ト時に、前記クリーニングブレード16Aの中間転写ベ
ルト10に対する接触動作を、最終版の一次転写終了後
でかつ、次のプリントの第1版の露光工程開始以前に行
なうという動作は、図1に示した中間転写ベルト10上
のマーク、マーク検知センサ50、接離手段52および
この接離手段を作動させるCPU51などの働きにより
行なわれる。よって、これらの部材が請求項6に記載し
た発明における制御手段の例となる。ここで、CPU5
1は接離手段53を制御する機能を有していれば十分で
あり、必ずしも接離手段52を制御する機能を有してい
る必要はない。
説明したように、クリーニングブレード16Aの中間転
写ベルト10に対する接触動作を一次転写終了(a点)
後でかつ、次プリントの第1版(イエロー)の光書き込
み開始(b点)以前に行なうことにより、クリーニング
ブレード16Aが中間転写ベルト10に接触することに
よって中間転写ベルト10および感光体1の負荷変動が
生じても、一次転写中および次プリントの光書き込み中
ではないので、中間転写ベルトおよび感光体ベルトの負
荷変動があっても画像上に横スジなどの不具合が発生す
ることがない。
ード16Aが接触することにより中間転写ベルト10の
クリーニング工程が開始された後に、次プリントの第1
版(イエロー)の光書き込みが開始(b点)され、この
光書き込み工程の終了(d点)と略同時に中間転写ベル
ト10クリーニングブレード16Aが離間することによ
って中間転写ベルトのクリーニング工程が終了する。本
例では、次プリントの第1版(イエロー)の光書き込み
が終了(d点)後にクリーニングブレード16Aを中間
転写ベルト10から離間させる。さらに、クリーニング
ブレード16Aの中間転写ベルト10からの離間動作後
に次プリントの第2版(マゼンタ)の光書き込みを開始
(f点)する。
ト時に、クリーニングブレード16Aの中間転写ベルト
10に対する離間動作を、第1版の露光工程終了後で第
2版の露光工程開始以前に行なうという動作は、図1に
示した中間転写ベルト10上のマーク、マーク検知セン
サ50、接離手段52およびこの接離手段を作動させる
CPU51などの働きにより行なわれる。よって、これ
らの部材が請求項8に記載した発明における制御手段の
例となる。ここで、CPU51は接離手段53を制御す
る機能を有していれば十分であり、必ずしも接離手段5
2を制御する機能を有している必要はない。
写ベルトのクリーニング部材の離間動作を次プリントの
第1版(イエロー)の露光工程(光書き込み)終了(d
点)後で第2版(マゼンタ)の光書き込み開始(f点)
以前、つまり時間Δt2の間に行なうことにより、クリ
ーニングブレード16Aが中間転写ベルト10から離間
することによって中間転写ベルト10および感光体1の
負荷変動が生じても光書き込み中ではないので、中間転
写ベルトおよび感光体の負荷変動があっても画像上に横
スジなどの不具合が発生することがない。
同時に帯電チャージャ4により帯電が行なわれる。次
に、露光工程において光書き込みが行なわれ、感光体1
上にイエローの静電潜像が形成される。この静電潜像が
現像位置に移動してくると、イエローの現像器22−Y
により現像が行なわれる。そのトナー像は一次転写位置
Eにて、一次転写バイアスブラシ13によるバイアス印
加により、中間転写ベルト10上に一次転写される。次
に、現像装置6が回転駆動装置により回転し、マゼンタ
の現像器22−Mが感光体1上の現像位置に対向するよ
うになる。さらに中間転写ベルト10上のトナー像に同
期するように感光体1上にマゼンタの静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像が現像位置に移動してくるのと同期し
て現像器22−Mにより現像が行なわれる。そしてマゼ
ンタトナー像は、一次転写バイアスブラシ13によるバ
イアス印加により、中間転写ベルト上に重ね転写され
る。ここまでは、図5において省略した。
ン)画像の光書き込み、カラー現像、一次転写の各工程
が同様に実線で示される時間の間、行なわれる。第3版
(シアン)の現像後、現像装置6は回転駆動機構により
回転し、現像器22Y,22M,22Cのいずれの現像
器も感光体1と対向しない基準位置、例えば図1、図
2、図4に示す位置に停止される。
(イエロー)、第2版(マゼンタ)、第3版(シアン)
の重ねトナー像に同期するように第4版(黒)の静電潜
像が、現像装置7が配置された現像位置に移動してくる
のと同期して、現像装置7がカム45の回転により感光
体1上の現像位置に移動し、黒現像が行なわれる。そし
てこの黒現像による黒トナー像も同様に中間転写ベルト
上の重ねトナー像に重ね転写される。
1の時間の間に転写ローラ14が中間転写ベルト10か
ら離間退避した位置から中間転写ベルト接触する二次転
写位置Fへ転写紙を挟むように移動し、転写紙への二次
転写が行なわれる。この転写ローラ14の中間転写ベル
ト10に対する接触動作と同時に、クリーニングブレー
ド16Aが中間転写ベルト10から退避した位置から中
間転写ベルトに接触する位置へ移動し、中間転写ベルト
10上の残トナーのクリーニングが行なわれる。
ントの第4版(黒)トナー像の一次転写が全て終了(a
点)後、Δt1の時間をおいてb点より次プリントの第
1版(イエロー)の光書き込みが行なわれる。図5に示
すように本例のカラー画像形成方法では、前プリントの
第4版(黒)トナー像の一次転写が全て終了(a点)
後、c点より前プリントの二次転写に入るが、この二次
転写のための転写ローラ14の転写ベルト10に対する
接触動作とクリーニングブレード16Aの中間転写ベル
ト10への接触動作とは、略同時に前プリントの第4版
(黒)トナー像の一次転写終了(a点)後であって次プ
リントの第1版(イエロー)の光書き込み開始(b点)
以前、つまりΔt1の時間の間に行なわれる。
ト時に、転写ローラ14の中間転写ベルト10に対する
接触動作と前記クリーニングブレード16Aの中間転写
ベルト10に対する接触動作とを同時に、最終版の一次
転写終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開始
以前に行なうという動作は、図1に示した中間転写ベル
ト10上のマーク、マーク検知センサ50、接離手段5
2、接離手段53およびこれら接離手段52、53を作
動させるCPU51などの働きにより行なわれる。よっ
て、これらの部材が請求項8に記載した発明における制
御手段の例となる。
ーラ14の中間転写ベルト10に対する接触動作とクリ
ーニングブレード16Aの中間転写ベルト10への接触
動作とを、略同時に、一次転写終了(a点)後でかつ、
次プリントの第1版(イエロー)の光書き込み開始(b
点)以前、つまり、Δt1の時間の間に行なうことによ
り、中間転写ベルトおよび感光体ベルトの駆動に影響を
与える時間がトータルで短く済み、かつ一次転写中およ
び次プリントの書き込み中に、中間転写ベルト10およ
び感光体1の駆動に影響を与えることなく、次プリント
の第1版(イエロー)の光書き込み開始を少しでも早く
できるので、結果的に中間転写ベルトの周長を短くで
き、連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント
枚数)を多くすることができる。
び中間転写ベルトのクリーニング工程が開始(a点)
後、約Δt1の時間後に、次プリントの第1版(イエロ
ー)の露光工程(光書き込み)が開始(b点)され、こ
の露光工程の終了(d点)と略同時に前プリントの二次
転写工程および中間転写ベルトのクリーニング工程が終
了(e点)する。本例では、次プリントの第1版(イエ
ロー)の光書き込みが終了(d点)後に、転写ローラ1
4の中間転写ベルト10からの離間動作とクリーニング
ブレード16Aの中間転写ベルト10からの離間動作と
を同時に行なう。さらにこれら、中間転写ベルト10か
らの転写ローラ14の離間動作およびクリーニングブレ
ード16Aの中間転写ベルト10からの離間動作後に、
次プリントの第2版(マゼンタ)の光書き込みを開始す
る。
ト時に、転写ローラ14の中間転写ベルト10に対する
離間動作とクリーニングブレード16Aの中間転写ベル
ト10に対する離間動作とを同時に、第1版の露光工程
終了後で第2版の露光工程開始以前に行なうという動作
は、図1に示した中間転写ベルト10上のマーク、マー
ク検知センサ50、接離手段52、接離手段53および
これら接離手段52、53を作動させるCPU51など
の働きにより行なわれる。よって、これらの部材が請求
項8に記載した発明における制御手段の例となる。
ーラ14の中間転写ベルト10からの離間動作およびク
リーニングブレード16Aの中間転写ベルト10からの
離間動作とを同時に、第1版の光書き込み終了(d点)
後で第2版の光書き込み開始(f点)以前、つまりΔt
2の時間の間に行なうことにより、中間転写ベルト10
および感光体の駆動に影響を与える時間がトータルで短
く済み、光書き込み中に、中間転写ベルトおよび感光体
ベルトの駆動に影響を与えることなく、次プリントの第
2版(マゼンタ)の光書き込み開始を少しでも早くでき
るので、結果的に中間転写ベルトの周長を短くでき、連
続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)
を多くできる。
をA4縦の297mmとしたが、出力可能が最大転写紙
長をA3縦としたカラー画像形成装置においては、A4
縦297mmの代わりにA3縦420mmを適用すれ
ば、同様の装置構成およびタイミング制御を適用でき、
同様の作用効果を達成できる。また、中間転写ベルト上
にA4横のトナー像を2面担持することも可能であり、
この場合には、A4縦297mmの代わりに、A4横2
10mm×2+紙間(例えば40mmとすると)=46
0mmを適用すれば、同様の装置構成およびタイミング
制御を適用でき、同様の作用効果を達成できる。
いては、二次転写部材の接触動作を、最終版の一次転写
終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開始以前
に行なうので、一次転写中および次プリントの光書き込
み中に、中間転写ベルトおよび感光体ベルトの駆動に影
響を与えることなく画像上に横スジなどが発生するのを
防止することができる。
ては、二次転写部材の離間動作を、第1版の露光工程終
了後で第2版の露光工程開始以前に行なうので、光書き
込み中に中間転写ベルトおよび感光体ベルトと駆動に影
響を与えることなく画像上に横スジなどが発生するのを
防止することができる。
ては、中間転写体のクリーニング部材の接触動作を、最
終版の一次転写終了後でかつ次のプリントの第1版の露
光工程開始以前に行なうので、一次転写中およびプリン
トの光書き込み中に、中間転写ベルトおよび感光体ベル
トの駆動に影響を与えることなく画像上に横スジなどが
発生するのを防止することができる。
ては、中間転写体のクリーニング部材の離間動作を、第
1版の露光工程終了後で第2版の露光工程開始以前に行
なうので、光書き込み中に中間転写ベルトおよび感光体
ベルトの駆動に影響を与えることなく画像上に横スジな
どが発生するのを防止することができる。
いては、二次転写部材の接触動作を中間転写体のクリー
ニング部材の接触動作を同時に、最終版の一次転写動作
終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開始以前
に行なうので、中間転写ベルトおよび感光体ベルトの駆
動に影響を与える時間をトータルで短くし、一次転写中
および次プリントの光書き込み中に、中間転写ベルトお
よび感光体ベルトの駆動に影響を与えることなく、次プ
リントの第1版(イエロー)の光書き込み開始を少しで
も早くし、結果的に中間転写ベルトの周長を短くでき、
連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚
数)を多くできる。
ついては、二次転写部材の離間動作と中間転写体のクリ
ーニング部材の離間動作を同時に、第1版の露光工程終
了後で第2版の露光工程開始以前に行なうので、中間転
写ベルトおよび感光体ベルトの駆動に影響を与える時間
をトータルで短くし、光書き込み中に、中間転写ベルト
および感光体ベルトの駆動に影響を与えることなく、次
プリントの第2版(マゼンタ)の光書き込み開始を少し
でも早くし、結果的に中間転写ベルトの周長を短くで
き、連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント
枚数)を多くできる。
例としてのカラープリンタの全体構成を説明した図であ
る。
拡大して説明した要部断面図である。
ているときの現像装置を説明した図である。
置を説明した図である。
動作タイミングを説明したタイミングチャートである。
チャートである。
レード 50 (制御手段としての)マーク検知センサ 51 (制御手段としての)CPU 52 (制御手段としての)接離手段 53 (制御手段としての)接離手段
Claims (12)
- 【請求項1】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための前記中間転写体に
接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上の一次
転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画
像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも
長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー
画像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する接触動作を、最終版の一次転写終了後
で、かつ、次のプリントの第1版の露光工程開始以前に
行なうことを特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項2】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための前記中間転写体に
接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上の一次
転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画
像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも
長く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する接触動作を、最終版の一次転写終了後
で、かつ、次のプリントの第1版の露光工程開始以前に
行なわせる制御手段を有することを特徴とするカラー画
像形成装置。 - 【請求項3】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための前記中間転写体に
接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上の一次
転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画
像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも
長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー
画像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体からの離間動作を、第1版の露光工程終了後で
第2版の露光工程開始以前に行なうことを特徴とするカ
ラー画像形成方法。 - 【請求項4】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための前記中間転写体に
接離可能な転写部材とを有し、前記中間転写体上の一次
転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画
像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも
長く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体からの離間動作を、第1版の露光工程終了後で
第2版の露光工程開始以前に行なわせる制御手段を有す
ることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項5】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための、前記中間転写体
に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離可能な
クリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の一次転
写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像
形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長
く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー画
像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材
の前記中間転写体に対する接触動作を、最終版の一次転
写終了後でかつ、次のプリントの第1版の露光工程開始
以前に行なうことを特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項6】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための、前記中間転写体
に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離可能な
クリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の一次転
写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像
形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長
く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材
の前記中間転写体に対する接触動作を、最終版の一次転
写終了後でかつ、次のプリントの第1版の露光工程開始
以前に行なわせる制御手段を有することを特徴とするカ
ラー画像形成装置。 - 【請求項7】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための、前記中間転写体
に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離可能な
クリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の一次転
写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像
形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長
く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー画
像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材
の前記中間転写体に対する離間動作を、第1版の露光工
程終了後で第2版の露光工程開始以前に行なうことを特
徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項8】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための、前記中間転写体
に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離可能な
クリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の一次転
写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像
形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長
く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記クリーニング部材
の前記中間転写体に対する離間動作を、第1版の露光工
程終了後で第2版の露光工程開始以前に行なわせる制御
手段を有することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項9】静電像担持体と、この静電像担持体上に形
成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器と、
これらの現像器により前記静電像担持体上に形成された
複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体と、こ
の中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写紙上に
転写する二次転写工程を行なうための、前記中間転写体
に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離可能な
クリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の一次転
写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラー画像
形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよりも長
く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカラー画
像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する接触動作と前記クリーニング部材の前
記中間転写体に対する接触動作とを同時に、最終版の一
次転写終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開
始以前に行なうことを特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項10】静電像担持体と、この静電像担持体上に
形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器
と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成さ
れた複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する接触動作と前記クリーニング部材の前
記中間転写体に対する接触動作とを同時に、最終版の一
次転写終了後でかつ次のプリントの第1版の露光工程開
始以前に行なわせる制御手段を有することを特徴とする
カラー画像形成装置。 - 【請求項11】静電像担持体と、この静電像担持体上に
形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器
と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成さ
れた複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置を用いて行なうカ
ラー画像形成方法において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する離間動作と前記クリーニング部材の前
記中間転写体に対する離間動作とを同時に、第1版の露
光工程終了後で第2版の露光工程開始以前に行なうこと
を特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項12】静電像担持体と、この静電像担持体上に
形成された潜像をトナーにより現像する複数の現像器
と、これらの現像器により前記静電像担持体上に形成さ
れた複数の色のトナー像が一次転写される中間転写体
と、この中間転写体上に転写された重ねトナー像を転写
紙上に転写する二次転写工程を行なうための、前記中間
転写体に接離可能な転写部材と、前記中間転写体に接離
可能なクリーニング部材とを有し、前記中間転写体上の
一次転写位置から二次転写位置までの距離を、当該カラ
ー画像形成装置で出力可能とされる最大転写紙の長さよ
りも長く設定したカラー画像形成装置において、 カラー画像の連続プリント時に、前記転写部材の前記中
間転写体に対する離間動作と前記クリーニング部材の前
記中間転写体に対する離間動作とを同時に、第1版の露
光工程終了後で第2版の露光工程開始以前に行なわせる
制御手段を有することを特徴とするカラー画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218096A JP3639037B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218096A JP3639037B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004309776A Division JP2005025235A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09292751A true JPH09292751A (ja) | 1997-11-11 |
JP3639037B2 JP3639037B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=14320489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10218096A Expired - Fee Related JP3639037B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3639037B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058389A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10218096A patent/JP3639037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058389A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3639037B2 (ja) | 2005-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7164877B2 (en) | Image forming apparatus | |
JPH04284468A (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP4428789B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003202727A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3639037B2 (ja) | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 | |
JP4068704B2 (ja) | カラー画像形成方法 | |
JPH11258923A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3116839B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP3582593B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP3591748B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP3592437B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2001083818A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005025235A (ja) | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 | |
JP2815151B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3926806B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2006146281A (ja) | カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置 | |
JP3525711B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11338264A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3727468B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1152803A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08305120A (ja) | カラー電子写真方法 | |
JPH11174869A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000231283A (ja) | 中間転写装置及びカラー画像形成装置 | |
JP3583381B2 (ja) | カラー電子写真装置 | |
JPH1184900A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041025 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |