JP3525711B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
るものであり、特に、複写機やレーザプリンタ等、2成
分反転現像方式を用いた電子写真方式による画像形成装
置に関する。
式の画像形成装置において、キャリアとトナーとからな
る現像剤を使用する2成分反転現像方式のものが知られ
ている。図4は、カラー複写機の一例を示す模式図であ
る。同図において、矢印B方向に回転している感光体ド
ラム1上に形成されたトナー像は転写ドラム2上に供給
される記録紙に転写される。感光体ドラム1上には複数
色のトナー像が1色ずつ順次形成され、これが転写ドラ
ム2上の記録紙に、例えば4色分重ね合わされる。4色
のトナー記録紙は、カーラ3を介して曲げが付与された
状態で供給されて転写ドラム2に巻き付けられる。4色
のトナー像が転写された記録紙はフィンガ4で転写ドラ
ム2から剥離されて熱定着装置5に搬送され、デカーラ
6で巻きぐせが矯正されて出力される。
7、露光装置8、予備転写装置9、転写装置10、予備
清掃装置11、クリーナ装置12が配置されている。露
光装置8による露光位置と予備転写装置9との間では、
4色のトナー現像装置を含む転写ユニット13が感光体
ドラム1に当接可能に配置されている。また、転写ドラ
ム2の周囲には、剥離装置14と、転写ドラム除電装置
15,16が配置されている。前記帯電装置7、予備転
写装置9、転写装置10、予備清掃装置11、剥離装置
14、および転写ドラム除電装置15,16はコロトロ
ン装置からなる。
ロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、クロ(K)
の4色のトナー像を重合わせるこによってフルカラー画
像を得ることができるが、4色のトナー像をずれること
なく重合わせることは容易ではない。そこで、色ずれを
生じないように、感光体ドラム1および転写ドラム2の
周長を整数比にするとともに、駆動系のギヤ比も感光体
ドラムおよび転写ドラムの周速度が合うように設定して
周期的に運転している。
を常に一定に保持することができるように、感光体ドラ
ム1および転写ドラム2と同軸に、これらと同径のピッ
チ円を有するギヤを設けた画像形成装置がある。この画
像形成装置では前記ギヤをかみ合わせることによって、
感光体ドラム1と転写ドラム2に起こり得る速度変動の
周期を確実にY、M、C、Kの各色で一致させて色ずれ
を防止している。
による電子写真装置において、該感光体ベルトおよび転
写ベルトをギヤおよびギヤ付きベルトで連動して駆動す
るようにしたものが特開平8−227200号公報に開
示されている。
次のような問題点がある。上述のように、感光体ドラム
と転写ドラムを整数比で係合させていると、転写ドラム
の運転停止位置が固定されている場合に、感光体ドラム
の停止位置も固定化される。通常、転写ドラム上の基準
点をもとに画像形成装置の動作タイミングが制御される
からである。
のコロトロン装置やクリーナ装置12は、運転停止時に
は感光体1に対して一定位置にある。その結果、コロト
ロン装置から発生したオゾンが感光体1の同一位置に滞
留したり、放電生成物が付着したりして長期間のうちに
感光体1の特性を変化させ、白抜け等の画像不良を招く
ことがある。この不具合を解消するために、画像形成装
置内のエアフローに配慮するが、構造が複雑化して、製
造工程を繁雑化させるという問題点がある。
キングを検知した後の停止までの距離を変動させること
も考えられるが、運転開始時にマーキング検出までの時
間が変動するため、最初の印刷画像出力までに要する時
間が変動してしまうという問題点がある。
オゾンや放電生成物による感光体の特性劣化を防止する
ことができる画像形成装置を提供することにある。
的を達成するための本発明は、感光体上に複数回に分け
て形成された複数のトナー像を中間転写体上に順次1次
転写した後、記録媒体に2次転写して出力画像を得るよ
うに構成された画像形成装置において、前記感光体の周
長および中間転写体の周長の比率を整数比からずらせた
点に特徴がある。 上記特徴によれば、感光体と中間転
写体との相対位置関係が常に変動していく。したがっ
て、例えば中間転写体を一定位置に停止させた場合に
も、感光体の停止位置を変動させることができる。
細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像形
成装置の一例であるフルカラープリンタの要部構成図で
あり、図4と同符号は同一または同等部分を示す。図1
において、像担持体としての感光体ドラム(以下、単に
「感光体」という)1は図示しないモータで矢印Aの方
向に回転できるように設けられている。感光体1の周囲
には、帯電装置つまり帯電コロトロン7、露光装置(R
OS)8、現像ユニット13、転写装置つまり転写コロ
トロン10、クリーナ装置12が配置されている。クリ
ーナ装置12の前段には清掃コロトロン11が配置され
ている。
ための4台の現像装置13Y,13M,13C,13K
からなる。現像装置13Y,13M,13C,13K
は、感光体1上の潜像をそれぞれY、M、C、Kのトナ
ーで現像する。各色のトナーを現像する際には、図示し
ないモータによって現像ユニット13を矢印R方向に回
転させ、当該色の現像装置が感光体1に当接するように
位置合わせされる。
は、転写装置10によって中間転写体としてのベルト2
に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
ベルト2はロール17,18,19,20に張架されて
いる。これらのうち、ロール17は図示しない駆動源に
結合されてベルト2を駆動する駆動ロールとして機能
し、ロール18はベルト2の張力を調節するテンション
ロールとして機能し、ロール19は2次転写装置として
の転写ロール21のバックアップロールとして機能す
る。ベルト2を挟んでロール20と対向する位置にはベ
ルトクリーナ22が設けられていて、ベルト2上の残留
トナーがブレードで掻き落とされる。
ール25,26で搬送路に引き出された記録紙はロール
対27,28,29によってニップ部、つまり2次転写
装置21とベルト2との当接部に給送される。ベルト2
上に形成されたトナー像はこのニップ部で記録紙上に転
写され、定着装置5で熱定着されてトレイ30またはト
レイ31(本体上面)に排出される。
は、交換可能なトナーカートリッジと、現像バイアスを
与える現像用マグネットロール(以下、「現像ロール」
という)と、現像ロールへトナーを供給するトナー供給
装置および搬送装置とを有している。トナー供給装置は
後述の制御装置からの指令に従って所望の供給量を確保
するため、独立した駆動手段としてのモータを有してい
る。
ようにして画像が形成される。まず、帯電装置7に電圧
を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位(例えば
−650ボルト)で一様にマイナス帯電させる。続い
て、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電
位(例えば−200ボルト)になるようにROS8で露
光を行い潜像が形成される。ROS8は画像信号に基づ
いてオン・オフすることにより、画像に対応した潜像を
形成する。
に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記
潜像は該現像ロールの位置を通過時にトナーで現像さ
れ、トナー像として可視化される。トナー像は転写装置
10でベルト2に転写され、さらに2次転写装置21で
記録紙に転写された後、定着装置5に送給される。フル
カラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合わ
された後、記録紙に転写される。感光体1上に残留した
トナーは予備清掃装置でトナーの帯電を、クリーニング
しやすい状態にし、クリーナ装置12で除去・回収さ
れ、最後に、感光体1は除電装置Aで一様に0ボルト付
近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
は、ベルト2上の所定位置を基準として制御されてい
る。図2は、基準信号TR0を得るためのセンシング装
置およびその配置を示す要部拡大図である。同図におい
て、駆動ロール11はベルトユニットを構成するサイド
フレーム32に軸33を介して支持されている。また、
テンションロール14は前記サイドフレーム32に揺動
自在に軸支されたブラケット35に軸34で支持されて
いる。ベルト2は、これら駆動ロール11やテンション
ロール14ならびに前記アイドルロール20やバックア
ップロール19からなるロール類に掛け渡されていて、
テンションロール14によって所定の張力が与えられて
いる。
4の間には、基準位置を検知する反射型センサ36が配
置されている。該反射型センサ36はサイドフレーム3
2に直接固定されていて、ベルト2との間隔SDが変動
しないようにしている。さらに、反射型センサ36との
対向位置にはベルト2の裏側つまり内周面側にはセンサ
裏当て37が配置されている。反射型センサ36はベル
ト2の外周面端部に設けられた反射テープ等のマーキン
グを検知してTR0信号を出力する。
長は、整数比率からわずかにずらしてある。例えば、感
光体1およびベルト2の周長の比率Pは1:1.998
≦P<1:2.000または1:2.000<P≦1:
2.002の範囲で設定する。
の間、例えばベルト2が4回転する間に生じる各色の位
置のずれ、つまり色ずれが、所定の基準範囲内となるよ
うに設定されている。
長の比率を整数からずらしているので、感光体1とベル
ト2は完全には同期していない。したがって、1ページ
内では画像の色ずれが生じている。しかし、この色ずれ
はごくわずかであり、画質の評価には影響がない程度で
ある。一方、プリント枚数を重ねていくうちには感光体
1とベルト2の相対位置のずれは累積していく。したが
って、基準信号TR0を基準に画像形成装置の運転を停
止したとき、ベルト2はいつも同じ位置で停止して次の
運転開始を待機つことになるが、感光体1は運転停止の
つど停止位置が変化していて、その周囲に配置された帯
電装置7、転写装置10、予備清掃装置装置11との相
対位置が変化している。
り、縦軸に感光体1の周速度の変動量、横軸に時間経過
をとった線図である。同図は、各色毎の感光体1の周速
度の変動をレコーダによって記録した実測図を理解の容
易のために加筆したものである。同一時間における線の
幅が色ずれの大きさを示しており、同図から理解される
ように時間経過とともに色ずれの大きさは拡大してい
る。しかし、4色を重ねる間、つまりベルト2が4回転
する間の色ずれは画質にほとんど影響しない程度である
ことが分かる。
写体としてのベルト2にトナー像を1次転写する例を参
照して説明したが、本発明は、中間転写体として転写ド
ラムを用いる場合にも同様に適用できる。すなわち、図
4における感光体1および転写ドラム2の周長の比率を
整数比からずらせる。但し、感光体1および転写ドラム
2の周速は等しくなるように駆動装置を変形する。
によれば、中間転写体を一定位置に停止させた場合に
も、感光体の停止位置を変動させることができる。した
がって、感光体の周囲にあるオゾン発生体と該感光体と
が対向する面がしだいに移動していき、感光体表面の同
一部分がオゾンによる影響を受けにくくなり、特性の変
化が生じるのを防止することができる。
ド構成を示す図である。
る。
装置、 7…帯電装置、10…転写装置、 11…予備
清掃装置、 13…現像ユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上に複数回に分けて形成された複
数のトナー像を中間転写体上に順次1次転写した後、記
録媒体に2次転写して出力画像を得るように構成された
画像形成装置において、 前記感光体の周長および中間転写体の周長の比率を、前
記感光体が予定数回転する間に生ずる前記中間転写体と
の位置ずれが、予め設定された1次転写画像のずれの許
容範囲内となるように整数比からずらせたことを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項2】 前記中間転写体が、無端ベルトからなる
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記中間転写体上での基準位置を検知す
るセンサ手段を具備し、 前記センサ手段から出力される基準位置検知信号に基づ
いて各部の動作タイミングを制御するように構成された
ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34387297A JP3525711B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34387297A JP3525711B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11160954A JPH11160954A (ja) | 1999-06-18 |
JP3525711B2 true JP3525711B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=18364899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34387297A Expired - Lifetime JP3525711B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3525711B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9476465B2 (en) | 2009-06-29 | 2016-10-25 | Tao Hong | Spatial wedging friction overrunning clutch |
-
1997
- 1997-11-29 JP JP34387297A patent/JP3525711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9476465B2 (en) | 2009-06-29 | 2016-10-25 | Tao Hong | Spatial wedging friction overrunning clutch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11160954A (ja) | 1999-06-18 |
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