JP2000199988A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト体の厚さや駆動ローラの径の摩耗によ
る変化があっても、それによるベルト体の速度の変化
を、高分解能のエンコーダー等の検出手段を要すること
なく容易に検出して、露光位置の補正等の制御により色
ずれ量を一定値以下に維持することを可能とした画像形
成装置を提供することである。 【解決手段】 画像形成装置の半透明の転写ベルト8の
端部にマーク24を印刷し、マーク24を検出する光透
過型の検出手段25を転写ベルト8上に設置する。転写
ベルト8を複数周回動して検出手段25でマーク24の
通過を検出し、それに基づきマーク24の通過間隔をカ
ウンタで計測し、予め記憶手段26に記憶してある初期
値と比較し、その比較結果に基づき、転写ベルト8に沿
って並設された複数の画像形成ユニットにおける画像露
光のタイミングを補正する。
る変化があっても、それによるベルト体の速度の変化
を、高分解能のエンコーダー等の検出手段を要すること
なく容易に検出して、露光位置の補正等の制御により色
ずれ量を一定値以下に維持することを可能とした画像形
成装置を提供することである。 【解決手段】 画像形成装置の半透明の転写ベルト8の
端部にマーク24を印刷し、マーク24を検出する光透
過型の検出手段25を転写ベルト8上に設置する。転写
ベルト8を複数周回動して検出手段25でマーク24の
通過を検出し、それに基づきマーク24の通過間隔をカ
ウンタで計測し、予め記憶手段26に記憶してある初期
値と比較し、その比較結果に基づき、転写ベルト8に沿
って並設された複数の画像形成ユニットにおける画像露
光のタイミングを補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いてフルカラー画像を形成することができる画像形成装
置に関し、たとえば、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
いてフルカラー画像を形成することができる画像形成装
置に関し、たとえば、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真プロセスによる画像形成
装置において、フルカラーの画像形成装置が実用化され
ている。従来、このフルカラーの画像形成を高速で実現
するために、記録材の搬送方向に複数の画像形成部(画
像形成ユニット)を配列した、いわゆるタンデム型の構
成を採用することが知られている。
装置において、フルカラーの画像形成装置が実用化され
ている。従来、このフルカラーの画像形成を高速で実現
するために、記録材の搬送方向に複数の画像形成部(画
像形成ユニット)を配列した、いわゆるタンデム型の構
成を採用することが知られている。
【0003】カラー画像の場合、画像品位を損なう要素
の1つとして色ずれがある。これは、各色の画像の位置
が、副走査方向、主走査方向にずれたり、相対的に平行
でない場合に発生する。
の1つとして色ずれがある。これは、各色の画像の位置
が、副走査方向、主走査方向にずれたり、相対的に平行
でない場合に発生する。
【0004】上記のタンデム型の装置構成では、各色の
画像形成を複数の異なる場所で行っているため、従来の
1つの画像形成部(1つの感光ドラム)を有する装置に
比べて色ずれが発生しやすい。
画像形成を複数の異なる場所で行っているため、従来の
1つの画像形成部(1つの感光ドラム)を有する装置に
比べて色ずれが発生しやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】色ずれのうち、副走査
方向のものに注目すると、その発生原因に静的なものと
動的なものがあり、静的な原因には、各画像形成ユニッ
ト間の距離、つまり各感光ドラム間の距離や露光位置の
ずれ、転写時の記録材の搬送速度を規制するベルト状記
録材担持体(たとえば転写ベルトなどのベルト体)を駆
動する駆動ローラーの直径等の精度など、主に装置組み
立て時の誤差や部品精度に起因するものがある。動的な
原因には、感光ドラムや転写ベルトの回転速度の変動等
がある。
方向のものに注目すると、その発生原因に静的なものと
動的なものがあり、静的な原因には、各画像形成ユニッ
ト間の距離、つまり各感光ドラム間の距離や露光位置の
ずれ、転写時の記録材の搬送速度を規制するベルト状記
録材担持体(たとえば転写ベルトなどのベルト体)を駆
動する駆動ローラーの直径等の精度など、主に装置組み
立て時の誤差や部品精度に起因するものがある。動的な
原因には、感光ドラムや転写ベルトの回転速度の変動等
がある。
【0006】静的な原因は、たとえば露光タイミングを
電気的に調整するなどにより、少なくとも製品出荷時に
は補正して除去可能である。
電気的に調整するなどにより、少なくとも製品出荷時に
は補正して除去可能である。
【0007】これに対し、動的原因は補正により除去す
ることが困難である。この感光ドラムの回転速度変動や
転写ベルトによる記録材の搬送速度変動は、極力抑えな
ければならず、上記駆動ローラ等の駆動源の精度や制御
方法に様々な工夫を行っている。
ることが困難である。この感光ドラムの回転速度変動や
転写ベルトによる記録材の搬送速度変動は、極力抑えな
ければならず、上記駆動ローラ等の駆動源の精度や制御
方法に様々な工夫を行っている。
【0008】たとえば転写ベルトの駆動では、各画像形
成ユニット間の距離を転写ベルトの中立面で構成される
駆動ピッチ円の整数倍とすることにより、駆動ローラの
偏心が色ずれに寄与しないようにしている。
成ユニット間の距離を転写ベルトの中立面で構成される
駆動ピッチ円の整数倍とすることにより、駆動ローラの
偏心が色ずれに寄与しないようにしている。
【0009】しかし、ベルト体の場合、上記駆動ローラ
の偏心以外にも速度の変動要因がある。駆動ローラは、
転写ベルトに回転駆動力を滑りなく伝達するために、表
面にゴム層が設けられており、たとえば長期にわたる使
用の結果、駆動ローラ表面が摩耗したり、ベルトの内外
の周面が摩耗することにより、ベルト中立面の駆動ロー
ラ中心からの半径が変化するため、ベルトの線速度が変
動する。
の偏心以外にも速度の変動要因がある。駆動ローラは、
転写ベルトに回転駆動力を滑りなく伝達するために、表
面にゴム層が設けられており、たとえば長期にわたる使
用の結果、駆動ローラ表面が摩耗したり、ベルトの内外
の周面が摩耗することにより、ベルト中立面の駆動ロー
ラ中心からの半径が変化するため、ベルトの線速度が変
動する。
【0010】上記の摩耗は非常に僅かな量で色ずれを発
生させる。たとえばベルトの駆動ローラの直径をD(m
m)、ベルトの厚さをT(mm)、画像形成速度をV
(mm/秒)とすると、ベルト中立面の直径(ピッチ円
の直径)はD+T(mm)で、各画像形成ユニットのな
す距離は、Nを整数とすると、上述したことから、N×
π×(D+T)であるから、装置を最も小型にする場
合、各画像形成ユニットのなす距離はπ×(D+T)
(mm)となる。
生させる。たとえばベルトの駆動ローラの直径をD(m
m)、ベルトの厚さをT(mm)、画像形成速度をV
(mm/秒)とすると、ベルト中立面の直径(ピッチ円
の直径)はD+T(mm)で、各画像形成ユニットのな
す距離は、Nを整数とすると、上述したことから、N×
π×(D+T)であるから、装置を最も小型にする場
合、各画像形成ユニットのなす距離はπ×(D+T)
(mm)となる。
【0011】ベルトの厚さの減少分をΔT、駆動ローラ
直径の減少分をΔDとすると、画像形成速度の変動量
は、 (ΔT+ΔD)/(T+D)×V(mm/秒) ・・・(1) である。
直径の減少分をΔDとすると、画像形成速度の変動量
は、 (ΔT+ΔD)/(T+D)×V(mm/秒) ・・・(1) である。
【0012】通常、4つの画像形成部でフルカラー画像
を形成するから、最も離れた画像形成部間の距離は、3
×π×(T+D)(mm)で、本来の画像形成速度であ
れば、通過に 3×π×(T+D)/V(秒) ・・・(2) の時間を要する。
を形成するから、最も離れた画像形成部間の距離は、3
×π×(T+D)(mm)で、本来の画像形成速度であ
れば、通過に 3×π×(T+D)/V(秒) ・・・(2) の時間を要する。
【0013】したがって、ベルト、ローラ摩耗時に生じ
る画像の位置ずれ量は、最も離れた画像形成ユニット間
で、(1)式と(2)式を掛け合わせて、 3×π×(ΔT+ΔD) ・・・(3) となる。
る画像の位置ずれ量は、最も離れた画像形成ユニット間
で、(1)式と(2)式を掛け合わせて、 3×π×(ΔT+ΔD) ・・・(3) となる。
【0014】すなわち、ローラ直径がわずか5μm、ベ
ルト厚さが5μmだけ摩耗により減少した場合であって
も、色ずれ量は、(3)式から約94μmに達し、解像
度が600dpiの場合の2画素分を上回るずれが発生
する。
ルト厚さが5μmだけ摩耗により減少した場合であって
も、色ずれ量は、(3)式から約94μmに達し、解像
度が600dpiの場合の2画素分を上回るずれが発生
する。
【0015】上記の色ずれを防止するため、あるいはそ
の他の外乱による色ずれの発生を防止する方法として、
従来から、(イ)ベルト体上に記録した画像を読み取る
手段を設け、読み取り結果に基づいて、露光タイミング
や露光位置を制御するもの、(ロ)ベルト体上に形成し
たパターンからベルト体の速度を随時検出し、検出結果
に基づいて、画像形成中のベルト体の速度あるいは露光
タイミングや露光位置を随時制御するもの等がある。
の他の外乱による色ずれの発生を防止する方法として、
従来から、(イ)ベルト体上に記録した画像を読み取る
手段を設け、読み取り結果に基づいて、露光タイミング
や露光位置を制御するもの、(ロ)ベルト体上に形成し
たパターンからベルト体の速度を随時検出し、検出結果
に基づいて、画像形成中のベルト体の速度あるいは露光
タイミングや露光位置を随時制御するもの等がある。
【0016】しかし、(イ)の方法では、画像形成装置
内に形成画像を読み取る手段や露光位置を補正する機構
が必要で、装置の高コスト化、複雑化、大型化が避けら
れなかった。
内に形成画像を読み取る手段や露光位置を補正する機構
が必要で、装置の高コスト化、複雑化、大型化が避けら
れなかった。
【0017】(ロ)の方法でも、ベルト体上に高分解能
のエンコーダーを構成する必要があり、画像形成中のベ
ルト体の搬送速度や露光位置を随時制御する点で、同様
の難点を有していた。
のエンコーダーを構成する必要があり、画像形成中のベ
ルト体の搬送速度や露光位置を随時制御する点で、同様
の難点を有していた。
【0018】本発明の目的は、装置を複雑化することな
しに、ベルト体の厚さやベルト体を駆動する駆動ローラ
の径が経時的に変化しても、色ずれが発生しない画像形
成装置を提供することである。
しに、ベルト体の厚さやベルト体を駆動する駆動ローラ
の径が経時的に変化しても、色ずれが発生しない画像形
成装置を提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、以下の詳細な説明を
読むことにより明らかになるであろう。
読むことにより明らかになるであろう。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
ベルト体と、前記ベルト体を支持し、前記ベルト体に駆
動力を伝達する駆動ローラと、前記ベルト体または前記
ベルト体に担持された記録材に複数色の像をそれぞれ重
ねて形成する複数の像形成手段と、前記ベルト体が所定
の距離移動する時間を計測する計測手段と、前記計測手
段により計測された時間に基づいて、前記各像形成手段
により前記ベルト体または前記ベルト体に担持された記
録材に複数色の像をそれぞれ形成下しするタイミングを
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成
装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
ベルト体と、前記ベルト体を支持し、前記ベルト体に駆
動力を伝達する駆動ローラと、前記ベルト体または前記
ベルト体に担持された記録材に複数色の像をそれぞれ重
ねて形成する複数の像形成手段と、前記ベルト体が所定
の距離移動する時間を計測する計測手段と、前記計測手
段により計測された時間に基づいて、前記各像形成手段
により前記ベルト体または前記ベルト体に担持された記
録材に複数色の像をそれぞれ形成下しするタイミングを
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成
装置である。
【0021】本発明によれば、前記ベルト体が前記所定
の距離移動する目標時間を記憶する記憶手段を有し、前
記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記目標時間
と前記計測手段により計測された時間との差に基づい
て、前記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベ
ルト体に担持された記録材に複数色の像をそれぞれ形成
開始するタイミングを制御する。もしくは、前記計測手
段は、前記ベルト体が前記所定の距離移動する時間を複
数回計測し、前記各画像形成手段は、前記計測手段によ
り計測された複数の時間の平均値に基づいて、前記各像
形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体に担持
された記録材に複数色の像をそれぞれ形成開始するタイ
ミングを制御する。
の距離移動する目標時間を記憶する記憶手段を有し、前
記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記目標時間
と前記計測手段により計測された時間との差に基づい
て、前記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベ
ルト体に担持された記録材に複数色の像をそれぞれ形成
開始するタイミングを制御する。もしくは、前記計測手
段は、前記ベルト体が前記所定の距離移動する時間を複
数回計測し、前記各画像形成手段は、前記計測手段によ
り計測された複数の時間の平均値に基づいて、前記各像
形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体に担持
された記録材に複数色の像をそれぞれ形成開始するタイ
ミングを制御する。
【0022】前記計測手段は、前記ベルト体上に設けら
れた1つのマークを検知するセンサを備え、前記センサ
が前記ベルト体上のマークを検知してから、前記ベルト
体のマークを次に検知するまでの時間を計測する。もし
くは、前記計測手段は、前記ベルト体上に設けられた複
数のマークを検知するセンサを備え、前記センサが前記
ベルト体上の第1のマークを検知してから、前記ベルト
体の第2のマークを検知するまでの時間を計測する。も
しくは、前記計測手段は、前記像形成手段により前記ベ
ルト体上に形成された検知用の像を検知するセンサを備
え、前記センサが前記ベルト体上の検知用の像を検知し
てから、前記ベルト体上の検知用の像を次に検知するま
での時間を計測する。もしくは、前記計測手段は、前記
像形成手段により前記ベルト体上に形成された複数の検
知用の像を検知するセンサを備え、前記センサが前記ベ
ルト体上の第1の検知用の像を検知してから、前記ベル
ト体上の第2の検知用の像を検知するまでの時間を計測
する。
れた1つのマークを検知するセンサを備え、前記センサ
が前記ベルト体上のマークを検知してから、前記ベルト
体のマークを次に検知するまでの時間を計測する。もし
くは、前記計測手段は、前記ベルト体上に設けられた複
数のマークを検知するセンサを備え、前記センサが前記
ベルト体上の第1のマークを検知してから、前記ベルト
体の第2のマークを検知するまでの時間を計測する。も
しくは、前記計測手段は、前記像形成手段により前記ベ
ルト体上に形成された検知用の像を検知するセンサを備
え、前記センサが前記ベルト体上の検知用の像を検知し
てから、前記ベルト体上の検知用の像を次に検知するま
での時間を計測する。もしくは、前記計測手段は、前記
像形成手段により前記ベルト体上に形成された複数の検
知用の像を検知するセンサを備え、前記センサが前記ベ
ルト体上の第1の検知用の像を検知してから、前記ベル
ト体上の第2の検知用の像を検知するまでの時間を計測
する。
【0023】前記計測手段により前記ベルト体が所定の
距離移動する時間を計測する間、前記ベルト体の移動速
度は、前記各像形成手段により前記ベルト体または前記
ベルト体に担持された記録材に複数色の像が形成される
ときの前記ベルト体の移動速度よりも遅い速度に切り換
えられる。前記ベルト体の移動速度が第1の移動速度の
とき前記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベ
ルト体に担持された記録材に複数色の像が順次重ねて形
成される第1のモードと、前記ベルト体の移動速度が第
1の移動速度よりも遅い第2の移動速度のとき前記各像
形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体に担持
された記録材に複数色の像が順次重ねて形成される第2
のモードとを有し、前記計測手段により前記ベルト体が
前記所定の距離移動する時間を計測する間、前記ベルト
体の移動速度は前記第2の移動速度に切り換えられる。
距離移動する時間を計測する間、前記ベルト体の移動速
度は、前記各像形成手段により前記ベルト体または前記
ベルト体に担持された記録材に複数色の像が形成される
ときの前記ベルト体の移動速度よりも遅い速度に切り換
えられる。前記ベルト体の移動速度が第1の移動速度の
とき前記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベ
ルト体に担持された記録材に複数色の像が順次重ねて形
成される第1のモードと、前記ベルト体の移動速度が第
1の移動速度よりも遅い第2の移動速度のとき前記各像
形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体に担持
された記録材に複数色の像が順次重ねて形成される第2
のモードとを有し、前記計測手段により前記ベルト体が
前記所定の距離移動する時間を計測する間、前記ベルト
体の移動速度は前記第2の移動速度に切り換えられる。
【0024】また、前記各像形成手段は像を担持する像
担持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベ
ルト体に担持された記録材に順次重ねて形成される。前
記各像形成手段は像を担持する像担持体を備え、前記各
像担持体上の複数色の像は前記ベルト体に順次重ねて形
成され、前記ベルト体上の複数色の像は記録材に順次重
ねて転写される。前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記各像担持体に複数色の
像をそれぞれ形成開始するタイミングを制御する。前記
ベルト体は感光体であり、前記各像形成手段は前記感光
体上に複数色の像を順次重ねて形成し、前記感光体上の
複数色の像は記録材に転写される。前記制御手段は、前
記計測手段により計測された時間に基づいて、前記感光
体に複数色の像をそれぞれ形成開始するタイミングを制
御する。
担持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベ
ルト体に担持された記録材に順次重ねて形成される。前
記各像形成手段は像を担持する像担持体を備え、前記各
像担持体上の複数色の像は前記ベルト体に順次重ねて形
成され、前記ベルト体上の複数色の像は記録材に順次重
ねて転写される。前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記各像担持体に複数色の
像をそれぞれ形成開始するタイミングを制御する。前記
ベルト体は感光体であり、前記各像形成手段は前記感光
体上に複数色の像を順次重ねて形成し、前記感光体上の
複数色の像は記録材に転写される。前記制御手段は、前
記計測手段により計測された時間に基づいて、前記感光
体に複数色の像をそれぞれ形成開始するタイミングを制
御する。
【0025】前記ベルト体に接触して前記ベルト体をク
リーニングするクリーニング手段を有する。前記クリー
ニング手段はブレードを備える。前記駆動ローラは、前
記ベルト体を支持する表面にゴムを備える。前記駆動ロ
ーラに駆動力を与える駆動手段を有する。前記駆動手段
はパルスモータを備える。
リーニングするクリーニング手段を有する。前記クリー
ニング手段はブレードを備える。前記駆動ローラは、前
記ベルト体を支持する表面にゴムを備える。前記駆動ロ
ーラに駆動力を与える駆動手段を有する。前記駆動手段
はパルスモータを備える。
【0026】また、本発明は、ベルト体と、前記ベルト
体を支持し、前記ベルト体に駆動力を伝達する駆動ロー
ラと、前記ベルト体または前記ベルト体に担持された記
録材に複数色の像をそれぞれ重ねて形成する複数の像形
成手段とを有する画像形成装置において、前記ベルト体
が所定の距離移動する時間を計測する計測手段と、前記
計測手段により計測された時間に基づいて、前記駆動ロ
ーラの回転速度を制御する制御手段とを有することを特
徴とする画像形成装置である。
体を支持し、前記ベルト体に駆動力を伝達する駆動ロー
ラと、前記ベルト体または前記ベルト体に担持された記
録材に複数色の像をそれぞれ重ねて形成する複数の像形
成手段とを有する画像形成装置において、前記ベルト体
が所定の距離移動する時間を計測する計測手段と、前記
計測手段により計測された時間に基づいて、前記駆動ロ
ーラの回転速度を制御する制御手段とを有することを特
徴とする画像形成装置である。
【0027】本発明によれば、前記ベルト体が前記所定
の距離移動する目標時間を記憶する記憶手段を有し、前
記制御手段は、前記計測手段により計測された時間が前
記記憶手段に記憶された前記目標時間となるように、前
記駆動ローラの回転速度を制御する。前記計測手段は、
前記ベルト体が前記所定の距離移動する時間を複数回計
測し、前記制御手段は、前記計測手段により計測された
複数の時間の平均値に基づいて、前記駆動ローラの回転
速度を制御する。前記計測手段は、前記ベルト体が前記
所定の距離移動する時間を複数回計測し、前記制御手段
は、前記計測手段により計測された複数の時間の平均値
に基づいて、前記駆動ローラの回転速度を制御する。
の距離移動する目標時間を記憶する記憶手段を有し、前
記制御手段は、前記計測手段により計測された時間が前
記記憶手段に記憶された前記目標時間となるように、前
記駆動ローラの回転速度を制御する。前記計測手段は、
前記ベルト体が前記所定の距離移動する時間を複数回計
測し、前記制御手段は、前記計測手段により計測された
複数の時間の平均値に基づいて、前記駆動ローラの回転
速度を制御する。前記計測手段は、前記ベルト体が前記
所定の距離移動する時間を複数回計測し、前記制御手段
は、前記計測手段により計測された複数の時間の平均値
に基づいて、前記駆動ローラの回転速度を制御する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
に則して更に詳しく説明する。
【0029】実施例1 図1は、本発明を適用した電子写真方式の画像形成装置
で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のト
ナーを重ねてフルカラーの画像形成を行うタンデム型の
カラー複写機である。
で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のト
ナーを重ねてフルカラーの画像形成を行うタンデム型の
カラー複写機である。
【0030】図1において、符号8はベルト体としての
記録材担持体、すなわち転写ベルト、10Y、10M、
10C、10Kはそれぞれ、転写ベルト8上にその搬送
方向に沿って並設されたイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの像形成手段としての画像形成ユニット(画像
形成部)である。各画像形成ユニット10Y、10M、
10C、10Kは、転写ベルト8の上側にそれぞれ感光
ドラム13Y、13M、13C、13Kを有する。
記録材担持体、すなわち転写ベルト、10Y、10M、
10C、10Kはそれぞれ、転写ベルト8上にその搬送
方向に沿って並設されたイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの像形成手段としての画像形成ユニット(画像
形成部)である。各画像形成ユニット10Y、10M、
10C、10Kは、転写ベルト8の上側にそれぞれ感光
ドラム13Y、13M、13C、13Kを有する。
【0031】カセット1に収納された記録材としての記
録紙が、給紙ローラ2により給紙された後、搬送ローラ
3によりレジストローラ7に搬送される。記録紙は、レ
ジストローラ7により斜行等を補正しタイミングをとっ
て転写ベルト8に向かって送り出される。転写ベルト8
は絶縁性樹脂のシート材で作られており、パルスモータ
22により駆動ローラ21を介して駆動される。11
Y、11M、11C、11Kは、転写ベルト8の下側か
ら転写ベルトを帯電させる転写帯電器である。
録紙が、給紙ローラ2により給紙された後、搬送ローラ
3によりレジストローラ7に搬送される。記録紙は、レ
ジストローラ7により斜行等を補正しタイミングをとっ
て転写ベルト8に向かって送り出される。転写ベルト8
は絶縁性樹脂のシート材で作られており、パルスモータ
22により駆動ローラ21を介して駆動される。11
Y、11M、11C、11Kは、転写ベルト8の下側か
ら転写ベルトを帯電させる転写帯電器である。
【0032】この間に、原稿読み取り装置(図示せず)
あるいはコンピュータ等の出力装置(図示せず)から送
られた画像情報信号によって、感光ドラム13Y、13
M、13C、13Kの表面上にそれぞれ各色に対応した
静電潜像が形成される。レジストローラ7より送り出さ
れた記録紙は、帯電された転写ベルト8上に静電吸着さ
れ、搬送途中において転写ベルト8からはがれたり、ず
れることなく、転写ベルト8により各画像形成ユニット
10Y、10M、10C、10Kの下を通過して搬送さ
れていく。
あるいはコンピュータ等の出力装置(図示せず)から送
られた画像情報信号によって、感光ドラム13Y、13
M、13C、13Kの表面上にそれぞれ各色に対応した
静電潜像が形成される。レジストローラ7より送り出さ
れた記録紙は、帯電された転写ベルト8上に静電吸着さ
れ、搬送途中において転写ベルト8からはがれたり、ず
れることなく、転写ベルト8により各画像形成ユニット
10Y、10M、10C、10Kの下を通過して搬送さ
れていく。
【0033】各画像形成ユニット10(10Y、10
M、10C、10K)は、プロセスカートリッジとして
装置本体に対して着脱自在になっており、図2に示すよ
うに、感光ドラム13(13Y、13M、13C、13
K)の周りに、一次帯電器14、現像器16、クリーナ
17が配置されている。感光ドラム13の表面を一次帯
電器14により帯電し、画像形成ユニット本体に固定さ
れている露光手段としての各LEDアレイ15により露
光し、露光で形成された潜像を現像器16により現像し
て、かくして電子写真プロセスにより感光ドラム13の
表面に各色のトナー画像を形成する。
M、10C、10K)は、プロセスカートリッジとして
装置本体に対して着脱自在になっており、図2に示すよ
うに、感光ドラム13(13Y、13M、13C、13
K)の周りに、一次帯電器14、現像器16、クリーナ
17が配置されている。感光ドラム13の表面を一次帯
電器14により帯電し、画像形成ユニット本体に固定さ
れている露光手段としての各LEDアレイ15により露
光し、露光で形成された潜像を現像器16により現像し
て、かくして電子写真プロセスにより感光ドラム13の
表面に各色のトナー画像を形成する。
【0034】感光ドラム13上に形成された各色のトナ
ー画像は、各転写部で転写ベルト8に吸着して搬送され
てきた記録紙の表面に、各転写帯電器11(11Y、1
1M、11C、11K)により順次重ね合わせて転写さ
れる。
ー画像は、各転写部で転写ベルト8に吸着して搬送され
てきた記録紙の表面に、各転写帯電器11(11Y、1
1M、11C、11K)により順次重ね合わせて転写さ
れる。
【0035】このようにしてイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のトナー画像が転写された記録紙
は、分離帯電器12により転写ベルト8から剥がされ、
定着ローラ対18、19に達する。一方の定着ローラ1
8はヒーター(図示せず)により加熱されており、この
定着ローラ18と他方の定着ローラ19とによる加熱、
加圧により、各色のトナーが熱溶融し記録紙上に定着さ
れて、フルカラーの画像が完成する。トナー画像が定着
された記録紙は、装置外部に突出した排紙トレイ20上
に排出される。転写ベルト8上に付着したトナーなどの
不要物は、クリーニングブレード30により掻き取られ
回収される。
ン、ブラックの4色のトナー画像が転写された記録紙
は、分離帯電器12により転写ベルト8から剥がされ、
定着ローラ対18、19に達する。一方の定着ローラ1
8はヒーター(図示せず)により加熱されており、この
定着ローラ18と他方の定着ローラ19とによる加熱、
加圧により、各色のトナーが熱溶融し記録紙上に定着さ
れて、フルカラーの画像が完成する。トナー画像が定着
された記録紙は、装置外部に突出した排紙トレイ20上
に排出される。転写ベルト8上に付着したトナーなどの
不要物は、クリーニングブレード30により掻き取られ
回収される。
【0036】上記の転写ベルト8は、図3に示すよう
に、駆動ローラ21等とともに転写ユニット23に構成
されている。
に、駆動ローラ21等とともに転写ユニット23に構成
されている。
【0037】本実施例において、駆動ローラ21の直径
は29.9mm、転写ベルト8の厚さは0.1mmで、
転写ベルト8のピッチ円直径は30mmである。各画像
形成ユニット10は、モータ22により駆動される駆動
ローラ21の偏心の影響を排除するために、前述したよ
うに、転写ベルト8の駆動ピッチ円の円周に等しい距
離、すなわち30×πmm隔てて配置されている。
は29.9mm、転写ベルト8の厚さは0.1mmで、
転写ベルト8のピッチ円直径は30mmである。各画像
形成ユニット10は、モータ22により駆動される駆動
ローラ21の偏心の影響を排除するために、前述したよ
うに、転写ベルト8の駆動ピッチ円の円周に等しい距
離、すなわち30×πmm隔てて配置されている。
【0038】また設計上の画像形成速度(=転写ベルト
搬送速度)は100mm/秒で、ベルト8の1周長は1
000mmである。
搬送速度)は100mm/秒で、ベルト8の1周長は1
000mmである。
【0039】本発明によれば、図3に示すように、転写
ベルト8の内周面には、搬送方向に沿う端部の任意の位
置1箇所にマーク24が印刷してあり、転写ユニット2
3に設置した検出手段25によりマーク24の通過(転
写ベルト8の一定位置の通過)が検知可能となってい
る。本実施例では、転写ベルト8が半透明であるので、
検出手段25として光透過型のフォトインタラプタを設
置し、これを転写ベルト8の下側の軌道上に転写ベルト
8の端部を挟むように配置して、マーク24の通過を検
知するようにした。
ベルト8の内周面には、搬送方向に沿う端部の任意の位
置1箇所にマーク24が印刷してあり、転写ユニット2
3に設置した検出手段25によりマーク24の通過(転
写ベルト8の一定位置の通過)が検知可能となってい
る。本実施例では、転写ベルト8が半透明であるので、
検出手段25として光透過型のフォトインタラプタを設
置し、これを転写ベルト8の下側の軌道上に転写ベルト
8の端部を挟むように配置して、マーク24の通過を検
知するようにした。
【0040】マーク24の通過間隔の測定を説明する
と、非画像形成状態で駆動ローラ21により転写ベルト
8を駆動し、マーク24の1回目の通過が検出されてか
ら、マーク24のつぎの通過が検出されるまでの時間、
すなわち転写ベルト8の搬送速度に相当するマーク24
通過間隔の時間をカウンタにより計測する。この動作を
転写ベルト8が11周する間に連続的に行い、マーク2
4の通過間隔の時間データを計10個得る。上記の10
個の通過間隔の時間を平均して、これをマーク通過間隔
のデータとして記憶手段26に格納する。
と、非画像形成状態で駆動ローラ21により転写ベルト
8を駆動し、マーク24の1回目の通過が検出されてか
ら、マーク24のつぎの通過が検出されるまでの時間、
すなわち転写ベルト8の搬送速度に相当するマーク24
通過間隔の時間をカウンタにより計測する。この動作を
転写ベルト8が11周する間に連続的に行い、マーク2
4の通過間隔の時間データを計10個得る。上記の10
個の通過間隔の時間を平均して、これをマーク通過間隔
のデータとして記憶手段26に格納する。
【0041】このように、転写ベルト8が1周する時間
を最小単位として計測することにより、駆動ローラ21
に偏芯があったとしても、ベルトが1周する時間を正確
に知ることができる。
を最小単位として計測することにより、駆動ローラ21
に偏芯があったとしても、ベルトが1周する時間を正確
に知ることができる。
【0042】本発明では、まず、工場での画像形成装置
製品の調整出荷時に、出荷状態での転写ベルト8のマー
ク24の通過間隔の時間測定を行い、通過間隔のデータ
を初期値として装置の記憶手段26に格納しておく。ま
たこの状態で駆動ローラ21の直径、転写ベルト8の厚
さ、各画像形成ユニットの位置等の誤差に起因する紙送
り方向の色ずれが最小となるように、画像形成装置を調
整しておく。
製品の調整出荷時に、出荷状態での転写ベルト8のマー
ク24の通過間隔の時間測定を行い、通過間隔のデータ
を初期値として装置の記憶手段26に格納しておく。ま
たこの状態で駆動ローラ21の直径、転写ベルト8の厚
さ、各画像形成ユニットの位置等の誤差に起因する紙送
り方向の色ずれが最小となるように、画像形成装置を調
整しておく。
【0043】通過間隔の初期値は、設計上、転写ベルト
8の周長が1000mm、ベルト搬送速度が100mm
/秒であるので、10秒となるはずであるが、転写ベル
ト8の周長、駆動ローラ21の直径、転写ベルト8の厚
さ等の影響で、実測値(10個の平均値)は、1022
5453μ秒(10.225453秒)が得られた。
8の周長が1000mm、ベルト搬送速度が100mm
/秒であるので、10秒となるはずであるが、転写ベル
ト8の周長、駆動ローラ21の直径、転写ベルト8の厚
さ等の影響で、実測値(10個の平均値)は、1022
5453μ秒(10.225453秒)が得られた。
【0044】つぎに、製品出荷後、ユーザーの使用に供
された状態で、画像形成枚数がN×5万枚(Nは整数)
を得た最初の画像形成終了後ごとに、転写ベルト8上の
マーク24の通過間隔の測定を行う。
された状態で、画像形成枚数がN×5万枚(Nは整数)
を得た最初の画像形成終了後ごとに、転写ベルト8上の
マーク24の通過間隔の測定を行う。
【0045】最初の5万枚の画像形成終了後のマーク通
過間隔の実測値(10個の平均値)として、10226
267μ秒(10.226267秒)が得られた。マー
ク24の通過間隔が、出荷時に比べ814μ秒伸びてい
る。これは、駆動ローラ21、転写ベルト8の摩耗によ
り、駆動ローラ21による転写ベルト8の駆動有効半径
(ピッチ円の半径)が減少し、転写ベルト8の搬送速度
が低下したためである。
過間隔の実測値(10個の平均値)として、10226
267μ秒(10.226267秒)が得られた。マー
ク24の通過間隔が、出荷時に比べ814μ秒伸びてい
る。これは、駆動ローラ21、転写ベルト8の摩耗によ
り、駆動ローラ21による転写ベルト8の駆動有効半径
(ピッチ円の半径)が減少し、転写ベルト8の搬送速度
が低下したためである。
【0046】したがって、4つの画像形成ユニット10
Y〜10Kで初期時と同じタイミングで画像形成を行
い、各色のトナー像を転写ベルト8で搬送される記録紙
上に転写したのでは、得られるカラー画像に色ずれが生
じる。そこで、マークの通過間隔の遅れを基に画像形成
のタイミング、つまり各感光ドラム13Y〜13Kへの
画像露光のタイミングを補正して、色ずれを解消するよ
うにする。
Y〜10Kで初期時と同じタイミングで画像形成を行
い、各色のトナー像を転写ベルト8で搬送される記録紙
上に転写したのでは、得られるカラー画像に色ずれが生
じる。そこで、マークの通過間隔の遅れを基に画像形成
のタイミング、つまり各感光ドラム13Y〜13Kへの
画像露光のタイミングを補正して、色ずれを解消するよ
うにする。
【0047】本実施例では、上記のマーク通過間隔の測
定以下、露光タイミング補正までの補正プロセスは、予
め画像形成装置にプログラムとして組み込んであり、自
動的に実行する。
定以下、露光タイミング補正までの補正プロセスは、予
め画像形成装置にプログラムとして組み込んであり、自
動的に実行する。
【0048】上記の補正プロセスのフローを図4に示
す。測定モードが選択され、補正プロセスの開始によ
り、非画像形成状態で駆動ローラ21より転写ベルト8
を駆動し、マーク24の1回目の通過を検出手段25で
検出したら、マーク24のつぎの通過が検出されるまで
の通過間隔の時間Tをカウンタにより計測する(ステッ
プS1)。この動作を転写ベルト8が11周する間に連
続的に行い、マークの24の通過間隔の時間データTを
計10個得るまで行う(S2)。
す。測定モードが選択され、補正プロセスの開始によ
り、非画像形成状態で駆動ローラ21より転写ベルト8
を駆動し、マーク24の1回目の通過を検出手段25で
検出したら、マーク24のつぎの通過が検出されるまで
の通過間隔の時間Tをカウンタにより計測する(ステッ
プS1)。この動作を転写ベルト8が11周する間に連
続的に行い、マークの24の通過間隔の時間データTを
計10個得るまで行う(S2)。
【0049】10個の通過間隔の時間Tが得られたらそ
れを平均して、通過間隔の測定データとしてT1を得る
(S3)。ついで記憶手段26に格納してある出荷時の
マーク通過間隔のデータT0(初期値)を読み出して
(S4)、測定データT1と比較し、通過間隔の時間増
加量=T1−T0(秒)を計算する(S5)。
れを平均して、通過間隔の測定データとしてT1を得る
(S3)。ついで記憶手段26に格納してある出荷時の
マーク通過間隔のデータT0(初期値)を読み出して
(S4)、測定データT1と比較し、通過間隔の時間増
加量=T1−T0(秒)を計算する(S5)。
【0050】上述したように、最初の5万枚の作像後の
時点で計測したマークの通過間隔T1は1022626
7μ秒で、出荷時に比べて、マーク24の通過間隔が8
14μ秒だけ伸びている。
時点で計測したマークの通過間隔T1は1022626
7μ秒で、出荷時に比べて、マーク24の通過間隔が8
14μ秒だけ伸びている。
【0051】この結果に基づき、各画像形成ユニット1
0の露光開始タイミングを補正する。転写ベルト8の搬
送速度が低下した場合、先頭の画像形成ユニット10Y
に対して、下流側の画像形成ユニット10M〜10Kの
画像形成開始タイミングを順次送らせることにより、色
ずれ量を補正することができる。
0の露光開始タイミングを補正する。転写ベルト8の搬
送速度が低下した場合、先頭の画像形成ユニット10Y
に対して、下流側の画像形成ユニット10M〜10Kの
画像形成開始タイミングを順次送らせることにより、色
ずれ量を補正することができる。
【0052】今、出荷時の初期状態で、先頭の画像形成
ユニット10Yから2番目の画像形成ユニット10Mま
での露光間隔をTym、先頭の10Yから3番目の10C
までの露光間隔をTyc、先頭の10Yから4番目の10
Mまでの露光間隔をTykとする。
ユニット10Yから2番目の画像形成ユニット10Mま
での露光間隔をTym、先頭の10Yから3番目の10C
までの露光間隔をTyc、先頭の10Yから4番目の10
Mまでの露光間隔をTykとする。
【0053】これら初期の露光間隔Yym〜Tykのデータ
は、記憶手段26に格納してあるので、ステップS6で
これを読み出し、ついでステップS7で、新たな露光間
隔Tym、Tyc、Tykを計算し、これを補正後の露光間隔
として、ステップ8で記憶手段26に記憶するとともに
設定する。
は、記憶手段26に格納してあるので、ステップS6で
これを読み出し、ついでステップS7で、新たな露光間
隔Tym、Tyc、Tykを計算し、これを補正後の露光間隔
として、ステップ8で記憶手段26に記憶するとともに
設定する。
【0054】新たな露光間隔は、駆動ローラ21の直径
D、転写ベルト8の厚さT、転写ベルト8の周長L(い
ずれも設計中心値)、各画像形成ユニット10間の間隔
π×(D+T)から、 新たなTym=Tym+1×(T1−T0)×π×(D+
T)/L 新たなTyc=Tyc+2×(T1−T0)×π×(D+
T)/L 新たなTyk=Tyk+3×(T1−T0)×π×(D+
T)/L となる。
D、転写ベルト8の厚さT、転写ベルト8の周長L(い
ずれも設計中心値)、各画像形成ユニット10間の間隔
π×(D+T)から、 新たなTym=Tym+1×(T1−T0)×π×(D+
T)/L 新たなTyc=Tyc+2×(T1−T0)×π×(D+
T)/L 新たなTyk=Tyk+3×(T1−T0)×π×(D+
T)/L となる。
【0055】すなわち、今回測定したマーク24の通過
間隔により、先頭の画像形成ユニット10Yから各画像
形成ユニット10M、10C、10Kは、それぞれ77
μ秒、153μ秒、230μ秒だけ、これまでよりも遅
らせて露光を開始する。
間隔により、先頭の画像形成ユニット10Yから各画像
形成ユニット10M、10C、10Kは、それぞれ77
μ秒、153μ秒、230μ秒だけ、これまでよりも遅
らせて露光を開始する。
【0056】上記の操作により、出荷時から転写ベルト
8の搬送速度が(T1−T0)/T0×100=0.0
08%だけ、初期に比べ低下している5万枚の画像形成
後の状態において、色ずれ量がほぼ0である初期状態に
回復することができた。
8の搬送速度が(T1−T0)/T0×100=0.0
08%だけ、初期に比べ低下している5万枚の画像形成
後の状態において、色ずれ量がほぼ0である初期状態に
回復することができた。
【0057】本補正プロセスを行う直前では、転写ベル
ト8の搬送速度のわずか0.008%の低下により、画
像形成ユニット10Y〜10K間では、3×π×(D+
T)×0.008/100=0.023mm、すなわち
23μm程度の色ずれが発生している。したがって、本
補正を行わない場合、駆動ローラ21および転写ベルト
8の摩耗が現状のまま進行すると、画像形成を20万枚
行った状態では100μm近い色ずれを生じることにな
る(600dpiで約2画素の色ずれに相当する)。
ト8の搬送速度のわずか0.008%の低下により、画
像形成ユニット10Y〜10K間では、3×π×(D+
T)×0.008/100=0.023mm、すなわち
23μm程度の色ずれが発生している。したがって、本
補正を行わない場合、駆動ローラ21および転写ベルト
8の摩耗が現状のまま進行すると、画像形成を20万枚
行った状態では100μm近い色ずれを生じることにな
る(600dpiで約2画素の色ずれに相当する)。
【0058】以上の実施例では、補正を行う時期とし
て、装置の画像形成枚数を基準にした例について説明し
たが、本発明はこれに限られず、たとえば所定日数ごと
などの経過時間ごとに補正を行うことができる。さらに
オペレータが随時判断して補正を行ってもよい。また補
正は自動的に行うほか、オペレータの操作によって行う
こともできる。
て、装置の画像形成枚数を基準にした例について説明し
たが、本発明はこれに限られず、たとえば所定日数ごと
などの経過時間ごとに補正を行うことができる。さらに
オペレータが随時判断して補正を行ってもよい。また補
正は自動的に行うほか、オペレータの操作によって行う
こともできる。
【0059】実施例2 図5は、本発明の他の実施例における補正プロセスを示
すフロー図である。本実施例における画像形成装置の基
本構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略す
る。
すフロー図である。本実施例における画像形成装置の基
本構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略す
る。
【0060】実施例1では、検出手段25による転写ベ
ルト8のマーク24の通過検出から通過間隔を計測し、
これに基づき、各画像形成ユニット10の露光開始タイ
ミングを補正することにより、駆動ローラ21や転写ベ
ルト8の摩耗により生じる色ずれ量を低減した。
ルト8のマーク24の通過検出から通過間隔を計測し、
これに基づき、各画像形成ユニット10の露光開始タイ
ミングを補正することにより、駆動ローラ21や転写ベ
ルト8の摩耗により生じる色ずれ量を低減した。
【0061】本実施例では、転写ベルト8のマーク24
の通過間隔から、さらに転写ベルト8の搬送速度を算出
し、これに基づき、駆動ローラ21の回転角速度を変更
することにより、すなわち駆動ローラ21の回転速度を
変更することにより、転写ベルト8の搬送速度を初期値
に修正し、駆動ローラ21や転写ベルト8の摩耗により
生じる色ずれ量を低減した。
の通過間隔から、さらに転写ベルト8の搬送速度を算出
し、これに基づき、駆動ローラ21の回転角速度を変更
することにより、すなわち駆動ローラ21の回転速度を
変更することにより、転写ベルト8の搬送速度を初期値
に修正し、駆動ローラ21や転写ベルト8の摩耗により
生じる色ずれ量を低減した。
【0062】本実施例において、実施例1と同様、先の
図3に示した転写ユニット23の駆動ローラ21の直径
は29.9mm、転写ベルト8の厚さが0.1mm、転
写ベルト8のピッチ円直径が30mmである。各画像形
成ユニット10も同様、駆動ローラ21の偏心の影響を
排除するために、転写ベルト8のピッチ円の円周に等し
い30×πmmの距離を隔てて配置され、設計上の画像
形成速度(転写ベルト搬送速度)は100mm/秒、転
写ベルト8の1周長は1000mmである。
図3に示した転写ユニット23の駆動ローラ21の直径
は29.9mm、転写ベルト8の厚さが0.1mm、転
写ベルト8のピッチ円直径が30mmである。各画像形
成ユニット10も同様、駆動ローラ21の偏心の影響を
排除するために、転写ベルト8のピッチ円の円周に等し
い30×πmmの距離を隔てて配置され、設計上の画像
形成速度(転写ベルト搬送速度)は100mm/秒、転
写ベルト8の1周長は1000mmである。
【0063】同様に、転写ベルト8の下側の軌道上に設
置した検出手段25により、転写ベルト8の内周面の搬
送方向に沿う端部の1箇所に形成したマーク24の通過
を検知するようになっており、測定を、工場での画像形
成装置製品の調整出荷時および画像形成5万枚の終了後
ごとに行う。各測定時、10個の通過間隔の時間データ
を得て、これを平均して各測定時の通過間隔のデータと
して扱う。通過間隔のデータは装置の記憶手段26に格
納する。出荷時のマーク24の通過間隔の測定値(初期
値)は、10225434μ秒であった。
置した検出手段25により、転写ベルト8の内周面の搬
送方向に沿う端部の1箇所に形成したマーク24の通過
を検知するようになっており、測定を、工場での画像形
成装置製品の調整出荷時および画像形成5万枚の終了後
ごとに行う。各測定時、10個の通過間隔の時間データ
を得て、これを平均して各測定時の通過間隔のデータと
して扱う。通過間隔のデータは装置の記憶手段26に格
納する。出荷時のマーク24の通過間隔の測定値(初期
値)は、10225434μ秒であった。
【0064】また、画像形成装置は、工場での画像形成
装置製品の調整出荷時に、出荷状態で駆動ローラ21の
直径、転写ベルト8の厚さ、各画像形成ユニットの位置
等の誤差に起因する紙送り方向の色ずれが最小となるよ
うに調整してある。
装置製品の調整出荷時に、出荷状態で駆動ローラ21の
直径、転写ベルト8の厚さ、各画像形成ユニットの位置
等の誤差に起因する紙送り方向の色ずれが最小となるよ
うに調整してある。
【0065】さて、本実施例では、図3の駆動ローラ2
1のモータ22として、2000パルス/1回転の5相
のパルスモータを使用し、1/4の減速比で駆動ローラ
21を駆動した。したがって、設計値の画像形成速度1
00mm/秒を得るためには、駆動周波数を8488.
26Hzとすればよく、これを転写ベルト8の搬送速度
の初期値に対応する駆動周波数の初期値として設定し
て、記憶手段26に記憶させてある。
1のモータ22として、2000パルス/1回転の5相
のパルスモータを使用し、1/4の減速比で駆動ローラ
21を駆動した。したがって、設計値の画像形成速度1
00mm/秒を得るためには、駆動周波数を8488.
26Hzとすればよく、これを転写ベルト8の搬送速度
の初期値に対応する駆動周波数の初期値として設定し
て、記憶手段26に記憶させてある。
【0066】本実施例による補正プロセスを図5により
説明する。
説明する。
【0067】先の実施例1と同様の手順で、転写ベルト
8が11周する間のマーク24の通過間隔の時間Tを連
続的に計測し、マーク24の通過間隔の時間データTを
計10個を得(ステップS1、S2)、その10個の通
過間隔Tを平均して、通過間隔の測定データとしてT1
を得る(S3)。
8が11周する間のマーク24の通過間隔の時間Tを連
続的に計測し、マーク24の通過間隔の時間データTを
計10個を得(ステップS1、S2)、その10個の通
過間隔Tを平均して、通過間隔の測定データとしてT1
を得る(S3)。
【0068】最初の5万枚の作像後の時点で計測したマ
ークの通過間隔T1は10226267μ秒で、出荷時
に比べて、マーク24の通過間隔が833μ秒だけ伸び
ており、駆動ローラ21、転写ベルト8の摩耗により、
転写ベルト8の駆動有効半径が減少し、転写ベルト8の
搬送速度が低下している。
ークの通過間隔T1は10226267μ秒で、出荷時
に比べて、マーク24の通過間隔が833μ秒だけ伸び
ており、駆動ローラ21、転写ベルト8の摩耗により、
転写ベルト8の駆動有効半径が減少し、転写ベルト8の
搬送速度が低下している。
【0069】したがって、このままでは転写ベルト8上
の記録紙に形成されたカラー画像には色ずれが生じるの
で、本実施例では、駆動ローラ21の角速度を補正し
て、転写ベルト8の搬送速度を初期状態に修正する。
の記録紙に形成されたカラー画像には色ずれが生じるの
で、本実施例では、駆動ローラ21の角速度を補正し
て、転写ベルト8の搬送速度を初期状態に修正する。
【0070】駆動ローラ21は、転写ベルト8に回転駆
動力を滑りなく伝達するために、表面にゴム層が設けら
れている。したがって、駆動ローラ21の回転速度(各
速度)を補正することにより、転写ベルト8の回転速度
も適正に補正することができる。
動力を滑りなく伝達するために、表面にゴム層が設けら
れている。したがって、駆動ローラ21の回転速度(各
速度)を補正することにより、転写ベルト8の回転速度
も適正に補正することができる。
【0071】まず、記憶手段26に格納してある出荷時
のマーク通過間隔のデータT0(初期値)を読み出し
(S4)、測定データT1と比較して通過間隔の時間増
加率=(T1−T0)/T0(%)を計算する(S
5)。ついで現状の駆動周波数F(初期値)を読み出し
て(S6)、これにステップS5で求めた時間増加率
(T1−T0)/T0を乗じた値ΔF(Hz)を計算
し、現状の駆動周波数Fに加えて、これを新たな駆動周
波数Fとする(S7)。つまり、 新たなF=F+(T1−T0)/T0×F である。
のマーク通過間隔のデータT0(初期値)を読み出し
(S4)、測定データT1と比較して通過間隔の時間増
加率=(T1−T0)/T0(%)を計算する(S
5)。ついで現状の駆動周波数F(初期値)を読み出し
て(S6)、これにステップS5で求めた時間増加率
(T1−T0)/T0を乗じた値ΔF(Hz)を計算
し、現状の駆動周波数Fに加えて、これを新たな駆動周
波数Fとする(S7)。つまり、 新たなF=F+(T1−T0)/T0×F である。
【0072】すなわち、出荷時の駆動周波数Fの値とし
て8488.26Hzが設定されていたから、ΔF=
(T1−T0)/T0×F=0.69Hzが得られ、新
たな駆動周波数Fは0.69Hzだけ増加して、F=8
488.26+0.69=8.8488.95Hzとな
る。
て8488.26Hzが設定されていたから、ΔF=
(T1−T0)/T0×F=0.69Hzが得られ、新
たな駆動周波数Fは0.69Hzだけ増加して、F=8
488.26+0.69=8.8488.95Hzとな
る。
【0073】ステップS8で、この新たな駆動周波数F
を補正後の駆動周波数として設定するとともに、記憶手
段26に記憶する。これにより、以降の駆動ローラ21
のパルスモータ22の駆動周波数を0.69Hz増加し
て、駆動ローラ21自体の回転速度(角速度)を増加さ
せることにより、駆動ローラ21の径や転写ベルト8の
厚さの摩耗で低下した転写ベルト8の搬送速度を初期値
に補正する。
を補正後の駆動周波数として設定するとともに、記憶手
段26に記憶する。これにより、以降の駆動ローラ21
のパルスモータ22の駆動周波数を0.69Hz増加し
て、駆動ローラ21自体の回転速度(角速度)を増加さ
せることにより、駆動ローラ21の径や転写ベルト8の
厚さの摩耗で低下した転写ベルト8の搬送速度を初期値
に補正する。
【0074】以後は、実施例1と同様に、画像形成が5
万枚の整数倍に達する都度、上記のプロセスを繰り返
し、駆動ローラ21の径や転写ベルト8の厚さが摩耗に
よって変化しても、色ずれの発生を常時一定以下の値に
維持する。
万枚の整数倍に達する都度、上記のプロセスを繰り返
し、駆動ローラ21の径や転写ベルト8の厚さが摩耗に
よって変化しても、色ずれの発生を常時一定以下の値に
維持する。
【0075】以上では、駆動ローラ21をパルスモータ
22によって駆動する場合を例にとって説明したが、本
発明はこれに限られず、たとえばDCサーボモータによ
るPLL制御で駆動ローラの速度を定速に駆動する場合
にも適用することができる。すなわち、エンコーダーパ
ルスに対比される基準パルスの周波数を上述したプロセ
スで変更すれば、PLL制御の制御目標値を変更するこ
とが可能で、駆動ローラの角速度を任意に設定できる。
22によって駆動する場合を例にとって説明したが、本
発明はこれに限られず、たとえばDCサーボモータによ
るPLL制御で駆動ローラの速度を定速に駆動する場合
にも適用することができる。すなわち、エンコーダーパ
ルスに対比される基準パルスの周波数を上述したプロセ
スで変更すれば、PLL制御の制御目標値を変更するこ
とが可能で、駆動ローラの角速度を任意に設定できる。
【0076】実施例3 本発明を適用した画像形成装置のさらに他の実施例を図
6に示す。
6に示す。
【0077】本実施例の画像形成装置は中間転写方式と
されており、従動ローラ302、転写ローラ303およ
び駆動ローラ304に掛け回して、矢印A方向に回動さ
れるベルト体としての中間転写ベルト301を有する。
この中間転写ベルト301上に、その移動方向に沿って
感光ドラム306Y、306M、306C、306Kを
それぞれ備える4色の画像形成ユニット10Y、10
M、10C、10Kを並設して、各色の画像形成ユニッ
トで形成した各色のトナー画像を中間転写ベルト301
上に重畳転写し、ついで各色のトナー画像を記録材上に
一括転写するものである。
されており、従動ローラ302、転写ローラ303およ
び駆動ローラ304に掛け回して、矢印A方向に回動さ
れるベルト体としての中間転写ベルト301を有する。
この中間転写ベルト301上に、その移動方向に沿って
感光ドラム306Y、306M、306C、306Kを
それぞれ備える4色の画像形成ユニット10Y、10
M、10C、10Kを並設して、各色の画像形成ユニッ
トで形成した各色のトナー画像を中間転写ベルト301
上に重畳転写し、ついで各色のトナー画像を記録材上に
一括転写するものである。
【0078】各画像形成ユニット10Y〜10Kのなす
距離は、中間転写ベルト301の肉厚および駆動ローラ
304の直径に関し、実施例1と同様な関係となってお
り、基本的な動作は同じなため、詳細な説明は省略す
る。画像形成プロセスは以下の通りである。
距離は、中間転写ベルト301の肉厚および駆動ローラ
304の直径に関し、実施例1と同様な関係となってお
り、基本的な動作は同じなため、詳細な説明は省略す
る。画像形成プロセスは以下の通りである。
【0079】原稿読み取り装置(図示せず)あるいはコ
ンピュータ等の出力装置(図示せず)から送られた画像
情報信号によって、感光ドラム306C、306M、3
06Y、306K上にはそれぞれ各色に対応した静電潜
像が形成され、その潜像を図示しない現像器によって現
像した各色のトナー画像が、中間転写ベルト301上に
転写帯電器307Y、307M、307C、307Kに
より順次重ね合わせて転写され、中間転写ベルト301
上にフルカラー画像が形成される。
ンピュータ等の出力装置(図示せず)から送られた画像
情報信号によって、感光ドラム306C、306M、3
06Y、306K上にはそれぞれ各色に対応した静電潜
像が形成され、その潜像を図示しない現像器によって現
像した各色のトナー画像が、中間転写ベルト301上に
転写帯電器307Y、307M、307C、307Kに
より順次重ね合わせて転写され、中間転写ベルト301
上にフルカラー画像が形成される。
【0080】一方、記録紙がレジストローラ309によ
り斜行等を補正し、上記の画像形成プロセスに同期して
所定のタイミングで、転写ローラ303が位置した中間
転写ベルト301の転写部に送り出される。中間転写ベ
ルト301上の4色のトナー画像は、内側の転写ローラ
303および外側の帯電器311により記録材上に一括
して転写される。
り斜行等を補正し、上記の画像形成プロセスに同期して
所定のタイミングで、転写ローラ303が位置した中間
転写ベルト301の転写部に送り出される。中間転写ベ
ルト301上の4色のトナー画像は、内側の転写ローラ
303および外側の帯電器311により記録材上に一括
して転写される。
【0081】4色のトナー画像が転写された記録紙は、
搬送ベルト312により搬送され、定着ローラ対316
に達する。定着ローラ316は、ヒーター(図示せず)
により加熱されており、各色のトナーが加熱、加圧によ
り熱溶融し、記録紙上に定着されて、フルカラーの画像
が完成する。トナー画像が定着された記録紙は、装置外
部に排出される。
搬送ベルト312により搬送され、定着ローラ対316
に達する。定着ローラ316は、ヒーター(図示せず)
により加熱されており、各色のトナーが加熱、加圧によ
り熱溶融し、記録紙上に定着されて、フルカラーの画像
が完成する。トナー画像が定着された記録紙は、装置外
部に排出される。
【0082】本実施例でも、複数の画像形成ユニットで
作成したトナー画像を中間転写ベルト301上に順次重
畳してフルカラー画像を形成するため、中間転写ベルト
301の厚さやその駆動ローラ304の径が摩耗により
変化すると、中間転写ベルト301の速度に変動が生じ
て、中間転写ベルト301上に形成されるフルカラー画
像に色ずれが生じる。
作成したトナー画像を中間転写ベルト301上に順次重
畳してフルカラー画像を形成するため、中間転写ベルト
301の厚さやその駆動ローラ304の径が摩耗により
変化すると、中間転写ベルト301の速度に変動が生じ
て、中間転写ベルト301上に形成されるフルカラー画
像に色ずれが生じる。
【0083】そこで、本実施例によっても、所定の時期
に、中間転写ベルト301上に設けられたマークを検知
し、そのマークの通過間隔を計測して、実施例1または
2と同様な補正プロセスを実行することにより、色ずれ
を一定値以下に解消することができる。
に、中間転写ベルト301上に設けられたマークを検知
し、そのマークの通過間隔を計測して、実施例1または
2と同様な補正プロセスを実行することにより、色ずれ
を一定値以下に解消することができる。
【0084】実施例4 本実施例は、図7に示すように、像担持体として、従動
ローラ402、転写ローラ403および駆動ローラ40
4に掛け回された感光ベルト401(ベルト体)を備
え、感光ベルト401の移動方向に沿って、感光ベルト
401を組み込んで構成されたイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの4色の画像形成ユニット400Y、4
00M、400C、400Kが並設されている。各画像
形成部400Y〜400Kは、一次帯電器406、画像
露光装置407および現像器408等を備えてなる。
ローラ402、転写ローラ403および駆動ローラ40
4に掛け回された感光ベルト401(ベルト体)を備
え、感光ベルト401の移動方向に沿って、感光ベルト
401を組み込んで構成されたイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの4色の画像形成ユニット400Y、4
00M、400C、400Kが並設されている。各画像
形成部400Y〜400Kは、一次帯電器406、画像
露光装置407および現像器408等を備えてなる。
【0085】原稿読み取り装置(図示せず)あるいはコ
ンピュータ等の出力装置(図示せず)から送られた画像
情報信号によって、感光ベルト401上に各画像形成ユ
ニット400Y〜400Kでそれぞれ各色に対応した静
電潜像が形成され、その各潜像が各現像器408によっ
て順次現像されて、感光ベルト401上に各色のトナー
画像を重ねたカラー画像が形成される。
ンピュータ等の出力装置(図示せず)から送られた画像
情報信号によって、感光ベルト401上に各画像形成ユ
ニット400Y〜400Kでそれぞれ各色に対応した静
電潜像が形成され、その各潜像が各現像器408によっ
て順次現像されて、感光ベルト401上に各色のトナー
画像を重ねたカラー画像が形成される。
【0086】記録紙がレジストローラ410により斜行
等を補正し、上記の画像形成プロセスに同期して所定の
タイミングで、転写ローラ403が位置した感光ベルト
401の転写部にガイド411を介して送り出される。
感光ベルト401上の4色のトナー画像は、内側の転写
ローラ403および外側の帯電器412により記録紙上
に一括して転写される。
等を補正し、上記の画像形成プロセスに同期して所定の
タイミングで、転写ローラ403が位置した感光ベルト
401の転写部にガイド411を介して送り出される。
感光ベルト401上の4色のトナー画像は、内側の転写
ローラ403および外側の帯電器412により記録紙上
に一括して転写される。
【0087】転写後の記録紙は、搬送ベルト413によ
り搬送され、定着ローラ対417に達する。定着ローラ
417は、ヒーター(図示せず)により加熱されてお
り、各色のトナーが加熱、加圧により、熱溶融し記録紙
上に定着されて、フルカラーの画像が完成する。トナー
画像が定着された記録紙は、装置外部に排出される。
り搬送され、定着ローラ対417に達する。定着ローラ
417は、ヒーター(図示せず)により加熱されてお
り、各色のトナーが加熱、加圧により、熱溶融し記録紙
上に定着されて、フルカラーの画像が完成する。トナー
画像が定着された記録紙は、装置外部に排出される。
【0088】本実施例でも、複数の画像形成ユニット4
00Y〜400Kで、各色のトナー画像を感光ベルト4
01上に順次重畳して形成することにより、感光ベルト
401上にフルカラー画像を得るため、感光ベルト40
1の厚さやその駆動ローラ404の径が摩耗により変化
して、感光ベルト401の速度に変動が生じると、感光
ベルト401上に形成されるフルカラー画像に色ずれが
生じる。
00Y〜400Kで、各色のトナー画像を感光ベルト4
01上に順次重畳して形成することにより、感光ベルト
401上にフルカラー画像を得るため、感光ベルト40
1の厚さやその駆動ローラ404の径が摩耗により変化
して、感光ベルト401の速度に変動が生じると、感光
ベルト401上に形成されるフルカラー画像に色ずれが
生じる。
【0089】そこで、実施例1〜3と同様に、所定の時
期に、感光ベルト401上に設けられたマークを検知
し、そのマークの通過間隔を計測して、同様な補正プロ
セスを実行することにより、色ずれを一定値以下に解消
することができる。
期に、感光ベルト401上に設けられたマークを検知
し、そのマークの通過間隔を計測して、同様な補正プロ
セスを実行することにより、色ずれを一定値以下に解消
することができる。
【0090】以上の実施例では、ベルト体の1周期を測
定するときのベルト体の搬送速度が画像形成速度と等し
い例について説明を行ってきたが、1周期を測定する際
のベルト体の搬送速度と画像形成速度が異なっていても
よい。
定するときのベルト体の搬送速度が画像形成速度と等し
い例について説明を行ってきたが、1周期を測定する際
のベルト体の搬送速度と画像形成速度が異なっていても
よい。
【0091】たとえば、ベルト体の1周期を測定すると
きのベルト体の搬送速度を画像形成速度より小さくする
ことにより、測定される時間の相対的な検出精度が向上
する。すなわち、所定の分解能で、ベルト体が1周する
時間を検出するため、ベルト体の走行速度が遅い方が生
じる誤差が小さくなるので好ましい。
きのベルト体の搬送速度を画像形成速度より小さくする
ことにより、測定される時間の相対的な検出精度が向上
する。すなわち、所定の分解能で、ベルト体が1周する
時間を検出するため、ベルト体の走行速度が遅い方が生
じる誤差が小さくなるので好ましい。
【0092】また、画像形成を行う記録材の種類に応じ
て、複数の画像形成速度を有する装置もある。これは、
周知のように、記録材の厚みが比較的薄い押紙(通常モ
ード)や、比較的厚い用紙(厚紙モード)、またOHP
用シート等の透明樹脂シート(OHPモード)とでは、
熱容量の違いによりトナーの記録材に対する適正な定着
条件がそれぞれ異なり、定着速度を上記記載の順に遅く
する場合である(記録材の厚紙が比較的薄い用紙に対す
る定着速度を1とするとき、比較的厚い用紙では1/3
の定着速度、透明樹脂シートでは1/4の定着速度が好
ましい)。この場合、画像を形成する速度(ベルト体の
搬送速度や感光ドラムの回転速度等々)をこれらの定着
速度とほぼ同じになるようにして、画像形成を行う。
て、複数の画像形成速度を有する装置もある。これは、
周知のように、記録材の厚みが比較的薄い押紙(通常モ
ード)や、比較的厚い用紙(厚紙モード)、またOHP
用シート等の透明樹脂シート(OHPモード)とでは、
熱容量の違いによりトナーの記録材に対する適正な定着
条件がそれぞれ異なり、定着速度を上記記載の順に遅く
する場合である(記録材の厚紙が比較的薄い用紙に対す
る定着速度を1とするとき、比較的厚い用紙では1/3
の定着速度、透明樹脂シートでは1/4の定着速度が好
ましい)。この場合、画像を形成する速度(ベルト体の
搬送速度や感光ドラムの回転速度等々)をこれらの定着
速度とほぼ同じになるようにして、画像形成を行う。
【0093】このような複数の画像形成速度(定着速
度)を有する装置において、ベルト体の1周期を測定す
る際、ベルト体を上記通常モード時の速度以外の速度、
すなわち厚紙モードやOHPモードにおける速度で搬送
するのが好ましい。当然ながら、上記3モードのうち、
OHPモードが最適であることは言うまでもない。この
ような構成とすることによって、ベルト体の1周期を測
定するためのベルト体の搬送速度を設定する必要がな
く、記憶手段としてのROMに記憶する情報量を少なく
することができる。
度)を有する装置において、ベルト体の1周期を測定す
る際、ベルト体を上記通常モード時の速度以外の速度、
すなわち厚紙モードやOHPモードにおける速度で搬送
するのが好ましい。当然ながら、上記3モードのうち、
OHPモードが最適であることは言うまでもない。この
ような構成とすることによって、ベルト体の1周期を測
定するためのベルト体の搬送速度を設定する必要がな
く、記憶手段としてのROMに記憶する情報量を少なく
することができる。
【0094】上記実施例では、ベルト体が1周する時間
を計測したが、これらに限らず、ベルト体上にマークを
2つ設け、これを通過検出手段により検出し、予め記憶
された目標時間と比較することにより、露光タイミング
や駆動ローラの回転速度の上記補正制御を行ってもよ
い。このような構成にすることにより、ベルト体が移動
する時間を検出する検出シーケンスに要する時間を短縮
することが可能である。当然ながら、ベルト体の一端
(手前側)にのみ通過検出手段(センサ)およびマーク
を配したが、たとえば、前側と奥側の両側(ベルト体の
搬送方向と実質的に直交する方向における両端側)に互
いに位相をずらしてマークを配設し(互いに位置をずら
して配設し)、前側のマークを通過検出手段で検出して
から奥側のマークを通過検出手段で検出するまでの時間
を計測してもよい。
を計測したが、これらに限らず、ベルト体上にマークを
2つ設け、これを通過検出手段により検出し、予め記憶
された目標時間と比較することにより、露光タイミング
や駆動ローラの回転速度の上記補正制御を行ってもよ
い。このような構成にすることにより、ベルト体が移動
する時間を検出する検出シーケンスに要する時間を短縮
することが可能である。当然ながら、ベルト体の一端
(手前側)にのみ通過検出手段(センサ)およびマーク
を配したが、たとえば、前側と奥側の両側(ベルト体の
搬送方向と実質的に直交する方向における両端側)に互
いに位相をずらしてマークを配設し(互いに位置をずら
して配設し)、前側のマークを通過検出手段で検出して
から奥側のマークを通過検出手段で検出するまでの時間
を計測してもよい。
【0095】上記実施例においては、予めマークが設け
られたベルト体を用いてベルト体の1周期を測定した
が、これに限らず、ベルト体に検知用のトナー像を形成
して、これを検知手段により検知する構成としてもよ
い。たとえば、ベルト体に2つの検知用のトナー像を形
成し、1つのセンサでベルト体の通過時間を測定する構
成の場合、予め決められた時間間隔で2つの検知用のト
ナー像をベルト体上に形成し、センサが一方の検知用の
トナー像を検知開始してから他方の検知用のトナー像を
検知終了するまでの時間を目標時間として記憶手段に記
憶させておき、補正制御を行うに当たって測定されたベ
ルト体の通過時間と上記目標時間を比較する。
られたベルト体を用いてベルト体の1周期を測定した
が、これに限らず、ベルト体に検知用のトナー像を形成
して、これを検知手段により検知する構成としてもよ
い。たとえば、ベルト体に2つの検知用のトナー像を形
成し、1つのセンサでベルト体の通過時間を測定する構
成の場合、予め決められた時間間隔で2つの検知用のト
ナー像をベルト体上に形成し、センサが一方の検知用の
トナー像を検知開始してから他方の検知用のトナー像を
検知終了するまでの時間を目標時間として記憶手段に記
憶させておき、補正制御を行うに当たって測定されたベ
ルト体の通過時間と上記目標時間を比較する。
【0096】しかしながら、上記補正制御を行うに当た
って、ベルト体にトナー像を形成する場合よりも予めベ
ルト体にマークが設けられている場合の方が好適であ
る。なぜならば、ベルト体に形成される検知用のトナー
像が良好に形成されず、トナー像が飛び散ってしまう可
能性があり、検知手段による検知精度が低下するためで
ある。
って、ベルト体にトナー像を形成する場合よりも予めベ
ルト体にマークが設けられている場合の方が好適であ
る。なぜならば、ベルト体に形成される検知用のトナー
像が良好に形成されず、トナー像が飛び散ってしまう可
能性があり、検知手段による検知精度が低下するためで
ある。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベルト体の任意の一定位置にマーク等を形成し、そのマ
ーク等を光学式検出手段で検出するなどにより、ベルト
体の一定位置の通過を検出して、一定位置の通過間隔を
計測し、そのベルト体の通過間隔を初期値と比較して、
比較結果に基づき、ベルト体の移動方向上に並設された
複数の画像形成部における画像形成開始タイミング等を
補正制御するようにしたので、ベルト体の厚さや駆動ロ
ーラの径の摩耗による変化があっても、色ずれ量を一定
値以下に維持することができ、また高分解能のエンコー
ダー等の検出手段を要しないので、制御のコストも安価
とすることができる。
ベルト体の任意の一定位置にマーク等を形成し、そのマ
ーク等を光学式検出手段で検出するなどにより、ベルト
体の一定位置の通過を検出して、一定位置の通過間隔を
計測し、そのベルト体の通過間隔を初期値と比較して、
比較結果に基づき、ベルト体の移動方向上に並設された
複数の画像形成部における画像形成開始タイミング等を
補正制御するようにしたので、ベルト体の厚さや駆動ロ
ーラの径の摩耗による変化があっても、色ずれ量を一定
値以下に維持することができ、また高分解能のエンコー
ダー等の検出手段を要しないので、制御のコストも安価
とすることができる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】図1の画像形成装置の各画像形成ユニットを示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1の画像形成装置の転写ユニットを示す斜視
図である。
図である。
【図4】図1の実施例で行う補正プロセスを示すフロー
図である。
図である。
【図5】本発明の他の実施例で行う補正プロセスを示す
フロー図である。
フロー図である。
【図6】本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】本発明の画像形成装置のさらに別の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
8 転写ベルト 10、10Y〜10K 画像形成ユニット 13、13Y〜13K 感光ドラム 21、304、404 駆動ローラ 22 モータ 23 転写ユニット 24 マーク 25 通過検出手段 26 記憶手段 301 中間転写ベルト 401 感光ベルト
Claims (39)
- 【請求項1】 ベルト体と、前記ベルト体を支持し、前
記ベルト体に駆動力を伝達する駆動ローラと、前記ベル
ト体または前記ベルト体に担持された記録材に複数色の
像をそれぞれ重ねて形成する複数の像形成手段と、前記
ベルト体が所定の距離移動する時間を計測する計測手段
と、前記計測手段により計測された時間に基づいて、前
記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体
に担持された記録材に複数色の像をそれぞれ形成下しす
るタイミングを制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記ベルト体が前記所定の距離移動する
目標時間を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶された前記目標時間と前記計測手段
により計測された時間との差に基づいて、前記各像形成
手段により前記ベルト体または前記ベルト体に担持され
た記録材に複数色の像をそれぞれ形成開始するタイミン
グを制御する請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記計測手段は、前記ベルト体が前記所
定の距離移動する時間を複数回計測し、前記各画像形成
手段は、前記計測手段により計測された複数の時間の平
均値に基づいて、前記各像形成手段により前記ベルト体
または前記ベルト体に担持された記録材に複数色の像を
それぞれ形成開始するタイミングを制御する請求項1の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記計測手段は、前記ベルト体上に設け
られた1つのマークを検知するセンサを備え、前記セン
サが前記ベルト体上のマークを検知してから、前記ベル
ト体のマークを次に検知するまでの時間を計測する請求
項1の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記計測手段は、前記ベルト体上に設け
られた複数のマークを検知するセンサを備え、前記セン
サが前記ベルト体上の第1のマークを検知してから、前
記ベルト体の第2のマークを検知するまでの時間を計測
する請求項1の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記計測手段は、前記像形成手段により
前記ベルト体上に形成された検知用の像を検知するセン
サを備え、前記センサが前記ベルト体上の検知用の像を
検知してから、前記ベルト体上の検知用の像を次に検知
するまでの時間を計測する請求項1の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記計測手段は、前記像形成手段により
前記ベルト体上に形成された複数の検知用の像を検知す
るセンサを備え、前記センサが前記ベルト体上の第1の
検知用の像を検知してから、前記ベルト体上の第2の検
知用の像を検知するまでの時間を計測する請求項1の画
像形成装置。 - 【請求項8】 前記計測手段により前記ベルト体が所定
の距離移動する時間を計測する間、前記ベルト体の移動
速度は、前記各像形成手段により前記ベルト体または前
記ベルト体に担持された記録材に複数色の像が形成され
るときの前記ベルト体の移動速度よりも遅い速度に切り
換えられる請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形
成装置。 - 【請求項9】 前記ベルト体の移動速度が第1の移動速
度のとき前記各像形成手段により前記ベルト体または前
記ベルト体に担持された記録材に複数色の像が順次重ね
て形成される第1のモードと、前記ベルト体の移動速度
が第1の移動速度よりも遅い第2の移動速度のとき前記
各像形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体に
担持された記録材に複数色の像が順次重ねて形成される
第2のモードとを有し、前記計測手段により前記ベルト
体が前記所定の距離移動する時間を計測する間、前記ベ
ルト体の移動速度は前記第2の移動速度に切り換えられ
る請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記各像形成手段は像を担持する像担
持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベル
ト体に担持された記録材に順次重ねて形成される請求項
1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記各像形成手段は像を担持する像担
持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベル
ト体に順次重ねて形成され、前記ベルト体上の複数色の
像は記録材に順次重ねて転写される請求項1〜9のいず
れかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項12】 前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記各像担持体に複数色の
像をそれぞれ形成開始するタイミングを制御する請求項
10または11の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記ベルト体は感光体であり、前記各
像形成手段は前記感光体上に複数色の像を順次重ねて形
成し、前記感光体上の複数色の像は記録材に転写される
請求項1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記感光体に複数色の像を
それぞれ形成開始するタイミングを制御する請求項13
の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記ベルト体に接触して前記ベルト体
をクリーニングするクリーニング手段を有する請求項1
〜14のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項16】 前記クリーニング手段はブレードを備
える請求項15の画像形成装置。 - 【請求項17】 前記駆動ローラは、前記ベルト体を支
持する表面にゴムを備える請求項1〜16のいずれかの
項に記載の画像形成装置。 - 【請求項18】 前記駆動ローラに駆動力を与える駆動
手段を有する請求項1〜18のいずれかの項に記載の画
像形成装置。 - 【請求項19】 前記駆動手段はパルスモータを備える
請求項18の画像形成装置。 - 【請求項20】 ベルト体と、前記ベルト体を支持し、
前記ベルト体に駆動力を伝達する駆動ローラと、前記ベ
ルト体または前記ベルト体に担持された記録材に複数色
の像をそれぞれ重ねて形成する複数の像形成手段とを有
する画像形成装置において、 前記ベルト体が所定の距離移動する時間を計測する計測
手段と、前記計測手段により計測された時間に基づい
て、前記駆動ローラの回転速度を制御する制御手段とを
有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項21】 前記ベルト体が前記所定の距離移動す
る目標時間を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段
は、前記計測手段により計測された時間が前記記憶手段
に記憶された前記目標時間となるように、前記駆動ロー
ラの回転速度を制御する請求項20の画像形成装置。 - 【請求項22】 前記計測手段は、前記ベルト体が前記
所定の距離移動する時間を複数回計測し、前記制御手段
は、前記計測手段により計測された複数の時間の平均値
に基づいて、前記駆動ローラの回転速度を制御する請求
項20または21の画像形成装置。 - 【請求項23】 前記計測手段は、前記ベルト体が前記
所定の距離移動する時間を複数回計測し、前記制御手段
は、前記計測手段により計測された複数の時間の平均値
に基づいて、前記駆動ローラの回転速度を制御する請求
項20〜21のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項24】 前記計測手段は、前記ベルト体上に設
けられた1つのマークを検知するセンサを備え、前記セ
ンサが前記ベルト体上のマークを検知してから、前記ベ
ルト体のマークを次に検知するまでの時間を計測する請
求項20〜23のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項25】 前記計測手段は、前記ベルト体上に設
けられた複数のマークを検知するセンサを備え、前記セ
ンサが前記ベルト体上の第1のマークを検知してから、
前記ベルト体の第2のマークを検知するまでの時間を計
測する請求項20〜23のいずれかの項に記載の画像形
成装置。 - 【請求項26】 前記計測手段は、前記像形成手段によ
り前記ベルト体上に形成された検知用の像を検知するセ
ンサを備え、前記センサが前記ベルト体上の検知用の像
を検知してから、前記ベルト体上の検知用の像を次に検
知するまでの時間を計測する請求項20〜23のいずれ
かの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項27】 前記計測手段は、前記像形成手段によ
り前記ベルト体上に形成された複数の検知用の像を検知
するセンサを備え、前記センサが前記ベルト体上の第1
の検知用の像を検知してから、前記ベルト体上の第2の
検知用の像を検知するまでの時間を計測する請求項20
〜23のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項28】 前記計測手段により前記ベルト体が所
定の距離移動する時間を計測する間、前記ベルト体の移
動速度は、前記各像形成手段により前記ベルト体または
前記ベルト体に担持された記録材に複数色の像が形成さ
れるときの前記ベルト体の移動速度よりも遅い速度に切
り換えられる請求項20〜27のいずれかの項に記載の
画像形成装置。 - 【請求項29】 前記ベルト体の移動速度が第1の移動
速度のとき前記各像形成手段により前記ベルト体または
前記ベルト体に担持された記録材に複数色の像が順次重
ねて形成される第1のモードと、前記ベルト体の移動速
度が第1の移動速度よりも遅い第2の移動速度のとき前
記各像形成手段により前記ベルト体または前記ベルト体
に担持された記録材に複数色の像が順次重ねて形成され
る第2のモードとを有し、前記計測手段により前記ベル
ト体が前記所定の距離移動する時間を計測する間、前記
ベルト体の移動速度は前記第2の移動速度に切り換えら
れる請求項20〜27のいずれかの項に記載の画像形成
装置。 - 【請求項30】 前記駆動ローラに駆動力を与える駆動
手段を有し、前記制御手段は、前記計測手段により計測
された時間に基づいて、前記駆動手段により前記駆動ロ
ーラに与えられる駆動力を制御する請求項20〜29の
いずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項31】 前記駆動手段はパルスモータを備える
請求項30の画像形成装置。 - 【請求項32】 前記各像形成手段は像を担持する像担
持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベル
ト体に担持された記録材に順次重ねて形成される請求項
20〜31のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項33】 前記各像形成手段は像を担持する像担
持体を備え、前記各像担持体上の複数色の像は前記ベル
ト体に順次重ねて形成され、前記ベルト体上の複数色の
像は記録材に順次重ねて転写される請求項20〜31の
いずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項34】 前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記各像担持体に複数色の
像をそれぞれ形成開始するタイミングを制御する請求項
32または33の画像形成装置。 - 【請求項35】 前記ベルト体は感光体であり、前記各
像形成手段は前記感光体上に複数色の像を順次重ねて形
成し、前記感光体上の複数色の像は記録材に転写される
請求項20〜31のいずれかの項に記載の画像形成装
置。 - 【請求項36】 前記制御手段は、前記計測手段により
計測された時間に基づいて、前記感光体に複数色の像を
それぞれ形成開始するタイミングを制御する請求項35
の画像形成装置。 - 【請求項37】 前記ベルト体に接触して前記ベルト体
をクリーニングするクリーニング手段を有する請求項2
0〜36のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項38】 前記クリーニング手段はブレードを備
える請求項37の画像形成装置。 - 【請求項39】 前記駆動ローラは、前記ベルト体を支
持する表面にゴムを備える請求項20〜38のいずれか
の項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302596A JP2000199988A (ja) | 1998-10-30 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-325897 | 1998-10-30 | ||
JP32589798 | 1998-10-30 | ||
JP11302596A JP2000199988A (ja) | 1998-10-30 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000199988A true JP2000199988A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=26563185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11302596A Pending JP2000199988A (ja) | 1998-10-30 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000199988A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002072603A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-12 | Fujitsu Ltd | 電子写真記録装置 |
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-
1999
- 1999-10-25 JP JP11302596A patent/JP2000199988A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |