JPH09285087A - リラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方法 - Google Patents
リラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方法Info
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- JPH09285087A JPH09285087A JP9561296A JP9561296A JPH09285087A JP H09285087 A JPH09285087 A JP H09285087A JP 9561296 A JP9561296 A JP 9561296A JP 9561296 A JP9561296 A JP 9561296A JP H09285087 A JPH09285087 A JP H09285087A
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な技術で成形することにより十分な強度
を得ることのできるリラクタンス同期モータ用ロータお
よびその製造方法を提供する。 【解決手段】 全周の縁部39と複数条の溝37を切欠
いた円形状の基材7を複数枚作製し、各基材7の溝の位
置を所定の位置に合せて基材7を次々に軸方向へ積層し
て軸部41を形成した後に溝37に充填材11を充填
し、その後縁部39を除去して軸部41を形成する。あ
るいは、円板状の基材7を積層して軸部41を形成し、
基材7の外周部に全周の縁部39と複数条の溝37を軸
方向に貫通するように形成し、その後充填材11を溝3
7に充填する。この後に縁部39を除去してロータ1を
製造する。なお、縁部39および溝37は基材7をプレ
ス成形したり、先に積層した基材7にワイヤーソーで形
成する。また、外周面に補強材17を巻付けたり、軸方
向両端面に端板15を設けたりする。
を得ることのできるリラクタンス同期モータ用ロータお
よびその製造方法を提供する。 【解決手段】 全周の縁部39と複数条の溝37を切欠
いた円形状の基材7を複数枚作製し、各基材7の溝の位
置を所定の位置に合せて基材7を次々に軸方向へ積層し
て軸部41を形成した後に溝37に充填材11を充填
し、その後縁部39を除去して軸部41を形成する。あ
るいは、円板状の基材7を積層して軸部41を形成し、
基材7の外周部に全周の縁部39と複数条の溝37を軸
方向に貫通するように形成し、その後充填材11を溝3
7に充填する。この後に縁部39を除去してロータ1を
製造する。なお、縁部39および溝37は基材7をプレ
ス成形したり、先に積層した基材7にワイヤーソーで形
成する。また、外周面に補強材17を巻付けたり、軸方
向両端面に端板15を設けたりする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁束が部分的に
集中する磁気異方性を有し、屈曲した磁路が設けられて
いるリラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方
法に関するものである。
集中する磁気異方性を有し、屈曲した磁路が設けられて
いるリラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、リラクタンス同期モータ(以
後「RSM」という)のロータとしては、図5から図7
に示されるようなものがある。
後「RSM」という)のロータとしては、図5から図7
に示されるようなものがある。
【0003】すなわち、図5を参照するに、このロータ
101では磁性体円柱に切欠き103を設けることによ
り簡単な突起部105を設けたものである。また、図6
を参照するに、このロータ107ではリベット109に
より幾層もの鉄板111を連結すると共に他のコアセグ
メントとも連結して固定し、さらにボルト113で基部
115に固定したものである。さらに、図7を参照する
に、このロータ117では鉄板119と非磁性体の層1
21を交互に重ねそれらをリベット123で連結すると
共にボルト125で基部127に固定したものである。
101では磁性体円柱に切欠き103を設けることによ
り簡単な突起部105を設けたものである。また、図6
を参照するに、このロータ107ではリベット109に
より幾層もの鉄板111を連結すると共に他のコアセグ
メントとも連結して固定し、さらにボルト113で基部
115に固定したものである。さらに、図7を参照する
に、このロータ117では鉄板119と非磁性体の層1
21を交互に重ねそれらをリベット123で連結すると
共にボルト125で基部127に固定したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図5に示されるように簡単な突起部105を設けたロ
ータ101では、突起部105が小さいと十分なトルク
が得られないため、所望のトルクを得るためにはロータ
101を大きくしたり、突起部105を大きくしたりす
る必要があり、RSM全体として大型化するという問題
がある。
た図5に示されるように簡単な突起部105を設けたロ
ータ101では、突起部105が小さいと十分なトルク
が得られないため、所望のトルクを得るためにはロータ
101を大きくしたり、突起部105を大きくしたりす
る必要があり、RSM全体として大型化するという問題
がある。
【0005】また、図6及び図7に示されるようにボル
ト113、125やリベット109、123等の固定具
や接着剤を用いて構成したロータ107、117では、
ロータ107、117の回転時に作用する遠心力に対す
る強度はボルト113、125等の締結強度に依存する
ので、磁路を大きくとってトルクを大きくするとボルト
113、125が小さくなり遠心力に対する強度が低く
なる。あるいは、遠心力に対する強度を大きくするため
にボルト113、125を大きくすると磁路が小さくな
るのでトルクが小さくなるという問題がある。
ト113、125やリベット109、123等の固定具
や接着剤を用いて構成したロータ107、117では、
ロータ107、117の回転時に作用する遠心力に対す
る強度はボルト113、125等の締結強度に依存する
ので、磁路を大きくとってトルクを大きくするとボルト
113、125が小さくなり遠心力に対する強度が低く
なる。あるいは、遠心力に対する強度を大きくするため
にボルト113、125を大きくすると磁路が小さくな
るのでトルクが小さくなるという問題がある。
【0006】このような問題を解決するために、極に対
応する磁性材および非磁性材の積層ブロックを一体化す
る方法が考えられるが、このような方法では金属接合な
どの高度な技術の工程が必要となるという問題がある。
応する磁性材および非磁性材の積層ブロックを一体化す
る方法が考えられるが、このような方法では金属接合な
どの高度な技術の工程が必要となるという問題がある。
【0007】さらに、前述の何れの場合にもロータはす
べて金属で構成されているため、インバータドライブ時
の高調波電流成分も含めた渦電流による熱損失が大き
く、誘導電動機ほどではないもののロータ発熱がありロ
ータを変形させてしまうという問題がある。
べて金属で構成されているため、インバータドライブ時
の高調波電流成分も含めた渦電流による熱損失が大き
く、誘導電動機ほどではないもののロータ発熱がありロ
ータを変形させてしまうという問題がある。
【0008】また、このような問題を回避するために、
図8に示されるように、非磁性材部分129にプラスチ
ック材料を使用したロータ131が考えられるが、この
ようなロータ131においては遠心力に対する強度を確
保するために突起133を必要とし、この部分で磁気歪
みが発生するためトルクリップルが大きくなり、さらに
この歪みのためトルクが小さくなるという問題がある。
図8に示されるように、非磁性材部分129にプラスチ
ック材料を使用したロータ131が考えられるが、この
ようなロータ131においては遠心力に対する強度を確
保するために突起133を必要とし、この部分で磁気歪
みが発生するためトルクリップルが大きくなり、さらに
この歪みのためトルクが小さくなるという問題がある。
【0009】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、簡易な技術で成形す
ることにより特に遠心力に対して十分な強度を得ること
のできるリラクタンス同期モータ用ロータおよびその製
造方法を提供することにある。
術に着目してなされたものであり、簡易な技術で成形す
ることにより特に遠心力に対して十分な強度を得ること
のできるリラクタンス同期モータ用ロータおよびその製
造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のリラクタンス同期モータ用
ロータは、回転中心である芯部と、磁性材および非磁性
材が交互に積層すべく充填材充填用の複数条の溝が切欠
かれた積層部を前記芯部のまわりに極数に対応する数だ
け有する全体円形板状の基材と、この基材が前記溝の位
置を対応させて前記芯部の軸方向へ複数枚積層された軸
部と、この軸部の軸方向両端部にあって前記最下段また
は最上段の基材を覆う一対の端板と、を有し、前記一対
の端板が前記溝に充填される充填材により一体的に取付
けられていることを特徴とするものである。従って、円
形をした基材における芯部のまわりには複数条の溝が切
欠かれて磁性材および非磁性材が交互に積層され、この
基材が軸方向に積層されて軸部を形成することによりロ
ータの軸部に極数に対応する数の磁路を形成しているの
で、遠心力の作用方向に一体的であり、抵抗力が強い。
また、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填される
充填材により一体的に取付けられているので、ロータの
強度が増す。
めに、請求項1による発明のリラクタンス同期モータ用
ロータは、回転中心である芯部と、磁性材および非磁性
材が交互に積層すべく充填材充填用の複数条の溝が切欠
かれた積層部を前記芯部のまわりに極数に対応する数だ
け有する全体円形板状の基材と、この基材が前記溝の位
置を対応させて前記芯部の軸方向へ複数枚積層された軸
部と、この軸部の軸方向両端部にあって前記最下段また
は最上段の基材を覆う一対の端板と、を有し、前記一対
の端板が前記溝に充填される充填材により一体的に取付
けられていることを特徴とするものである。従って、円
形をした基材における芯部のまわりには複数条の溝が切
欠かれて磁性材および非磁性材が交互に積層され、この
基材が軸方向に積層されて軸部を形成することによりロ
ータの軸部に極数に対応する数の磁路を形成しているの
で、遠心力の作用方向に一体的であり、抵抗力が強い。
また、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填される
充填材により一体的に取付けられているので、ロータの
強度が増す。
【0011】請求項2による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1記載の溝が、前記基材の外周
縁近傍に中心を有する同心円をなしていることを特徴と
するものである。従って、基材に設けられている各磁路
は、各々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を
構成する形状となっている。
ータ用ロータは、請求項1記載の溝が、前記基材の外周
縁近傍に中心を有する同心円をなしていることを特徴と
するものである。従って、基材に設けられている各磁路
は、各々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を
構成する形状となっている。
【0012】請求項3による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1記載の溝が、前記基材の外周
縁近傍に中心を有する同心円を近似する直線から成るこ
とを特徴とするものである。従って、基材に設けられて
いる各磁路は、各々基材の中心に向かって凹となる同心
円の一部を近似した平行線から構成される形状となって
いる。
ータ用ロータは、請求項1記載の溝が、前記基材の外周
縁近傍に中心を有する同心円を近似する直線から成るこ
とを特徴とするものである。従って、基材に設けられて
いる各磁路は、各々基材の中心に向かって凹となる同心
円の一部を近似した平行線から構成される形状となって
いる。
【0013】請求項4による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1、2、3記載の基材が磁性材
であり、且つ前記溝に充填する充填材が非磁性材である
ことを特徴とするものである。従って、磁性材である基
材に設けられた同心円状またはこれを近似する平行直線
状の多層の溝に非磁性材を充填することにより磁路を形
成している。
ータ用ロータは、請求項1、2、3記載の基材が磁性材
であり、且つ前記溝に充填する充填材が非磁性材である
ことを特徴とするものである。従って、磁性材である基
材に設けられた同心円状またはこれを近似する平行直線
状の多層の溝に非磁性材を充填することにより磁路を形
成している。
【0014】請求項5による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1、2、3記載の基材が非磁性
材であり、且つ前記溝に充填する充填材が磁性材である
ことを特徴とするものである。従って、非磁性材である
基材に設けられた同心円状またはこれを近似する平行直
線状の多層の溝に磁性材を充填することにより磁路を形
成している。
ータ用ロータは、請求項1、2、3記載の基材が非磁性
材であり、且つ前記溝に充填する充填材が磁性材である
ことを特徴とするものである。従って、非磁性材である
基材に設けられた同心円状またはこれを近似する平行直
線状の多層の溝に磁性材を充填することにより磁路を形
成している。
【0015】請求項6による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1記載の端板が、前記充填材と
同じ材質で形成されていることを特徴とするものであ
る。従って、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填
される充填材により形成されると共に一体的に設けられ
ているので、ロータの強度が増す。
ータ用ロータは、請求項1記載の端板が、前記充填材と
同じ材質で形成されていることを特徴とするものであ
る。従って、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填
される充填材により形成されると共に一体的に設けられ
ているので、ロータの強度が増す。
【0016】請求項7による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータは、請求項1記載の軸部の外周に補強材が
巻かれていることを特徴とするものである。従って、軸
部の外周に巻かれた補強材により軸部の強度が増す。
ータ用ロータは、請求項1記載の軸部の外周に補強材が
巻かれていることを特徴とするものである。従って、軸
部の外周に巻かれた補強材により軸部の強度が増す。
【0017】請求項8による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータの製造方法は、円板状の基材の中心軸であ
る芯部のまわりに磁性材または非磁性材を充填して交互
に積層すべく複数条の溝を切欠いて極数に対応する数の
積層部を形成すると共に最外周部に全周にわたる縁部を
設け、複数枚の前記基材を前記溝の位置を対応させて積
層して軸部を形成した後、前記溝に充填材を充填し、そ
の後前記縁部を切除することを特徴とするものである。
従って、まず全周にわたる縁部と複数条の溝を切欠いた
円形状の基材を複数枚作製しておき、各基材の溝の位置
を所定の位置に合せながら基材を次々に軸方向へ積層し
て軸部を形成した後に前記溝に充填材を充填し、その後
前記縁部を除去して軸部を形成するので、製作が容易に
なると共に、各基材は遠心力作用方向へ一体なので抵抗
力が大きい。
ータ用ロータの製造方法は、円板状の基材の中心軸であ
る芯部のまわりに磁性材または非磁性材を充填して交互
に積層すべく複数条の溝を切欠いて極数に対応する数の
積層部を形成すると共に最外周部に全周にわたる縁部を
設け、複数枚の前記基材を前記溝の位置を対応させて積
層して軸部を形成した後、前記溝に充填材を充填し、そ
の後前記縁部を切除することを特徴とするものである。
従って、まず全周にわたる縁部と複数条の溝を切欠いた
円形状の基材を複数枚作製しておき、各基材の溝の位置
を所定の位置に合せながら基材を次々に軸方向へ積層し
て軸部を形成した後に前記溝に充填材を充填し、その後
前記縁部を除去して軸部を形成するので、製作が容易に
なると共に、各基材は遠心力作用方向へ一体なので抵抗
力が大きい。
【0018】請求項9による発明のリラクタンス同期モ
ータ用ロータの製造方法は、円板状の基材を軸方向に複
数枚積層して軸部を形成し、前記基材の最外周部におい
て全周にわたる縁部を設けた状態で前記軸部の中心軸で
ある芯部のまわりに磁性材および非磁性材を交互に積層
すべく充填材充填用の複数条の溝を軸方向に切欠いて極
数に対応する数の積層部を形成し、前記溝に充填材を充
填した後、前記縁部を切除することを特徴とするもので
ある。従って、まず円板状の基材を積層して軸部を形成
してから、この基材の外周部に全周にわたる縁部と複数
条の溝を軸部を軸方向に貫通するように形成し、その後
充填材を溝に充填するので、溝が各基材との関係におい
てずれることがない。充填材を充填した後に前記縁部を
除去してロータを製造するので、製造が容易である。ま
た、軸部は軸方向および軸直交方向に一体なのでロータ
の強度が増す。
ータ用ロータの製造方法は、円板状の基材を軸方向に複
数枚積層して軸部を形成し、前記基材の最外周部におい
て全周にわたる縁部を設けた状態で前記軸部の中心軸で
ある芯部のまわりに磁性材および非磁性材を交互に積層
すべく充填材充填用の複数条の溝を軸方向に切欠いて極
数に対応する数の積層部を形成し、前記溝に充填材を充
填した後、前記縁部を切除することを特徴とするもので
ある。従って、まず円板状の基材を積層して軸部を形成
してから、この基材の外周部に全周にわたる縁部と複数
条の溝を軸部を軸方向に貫通するように形成し、その後
充填材を溝に充填するので、溝が各基材との関係におい
てずれることがない。充填材を充填した後に前記縁部を
除去してロータを製造するので、製造が容易である。ま
た、軸部は軸方向および軸直交方向に一体なのでロータ
の強度が増す。
【0019】請求項10による発明のリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法は、請求項8記載の基材およ
び基材の溝をプレス成形により形成することを特徴とす
るものである。従って、プレス成形により基材に縁部お
よび溝を設けるので、ロータの製作が容易になる。
モータ用ロータの製造方法は、請求項8記載の基材およ
び基材の溝をプレス成形により形成することを特徴とす
るものである。従って、プレス成形により基材に縁部お
よび溝を設けるので、ロータの製作が容易になる。
【0020】請求項11による発明のリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9記載の縁部
を設けた状態で前記溝をワイヤーソーで形成することを
特徴とするものである。従って、各基材または基材を積
層して製造された軸部に、ワイヤーソーで縁部および溝
を形成する。
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9記載の縁部
を設けた状態で前記溝をワイヤーソーで形成することを
特徴とするものである。従って、各基材または基材を積
層して製造された軸部に、ワイヤーソーで縁部および溝
を形成する。
【0021】請求項12による発明のリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9記載の縁部
を除去した後、前記軸部の外周面に補強材を巻付けるこ
とを特徴とするものである。従って、軸部の外周面に補
強材を巻付けることによりロータの遠心力作用方向の強
度が増す。
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9記載の縁部
を除去した後、前記軸部の外周面に補強材を巻付けるこ
とを特徴とするものである。従って、軸部の外周面に補
強材を巻付けることによりロータの遠心力作用方向の強
度が増す。
【0022】請求項13による発明のリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9、12記載
の充填材を充填する工程において、前記軸方向両端面に
端板を一体的に設けることを特徴とするものである。従
って、軸方向に一体化されるのでロータの強度が増す。
モータ用ロータの製造方法は、請求項8、9、12記載
の充填材を充填する工程において、前記軸方向両端面に
端板を一体的に設けることを特徴とするものである。従
って、軸方向に一体化されるのでロータの強度が増す。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0024】図1には、この発明にかかるリラクタンス
同期モータ用ロータ1が示されている。このロータ1
は、軸直交方向面に対して円形板状の磁性板3を軸方向
へ多数積層したものである(図1(B)参照)。
同期モータ用ロータ1が示されている。このロータ1
は、軸直交方向面に対して円形板状の磁性板3を軸方向
へ多数積層したものである(図1(B)参照)。
【0025】前記磁性板3では、回転中心である芯部5
のまわりの磁性体である基材7上に、磁性材9および充
填材としての非磁性材11から同心円状に磁路が形成さ
れた積層部13を、極数に対応する数だけ有していて
(図1(A)参照、ここでは4個)、全体で円形断面を
形成している。
のまわりの磁性体である基材7上に、磁性材9および充
填材としての非磁性材11から同心円状に磁路が形成さ
れた積層部13を、極数に対応する数だけ有していて
(図1(A)参照、ここでは4個)、全体で円形断面を
形成している。
【0026】ロータ1の軸方向両端(図1(B)中上下
両端)には、両端にある磁性板3の全面を覆う端板15
が、非磁性材11と一体で設けられている。また、磁性
板3の外周面、すなわちロータ1の外周面には補強材と
してのプラスチック系繊維シート17が巻付けられてい
る。
両端)には、両端にある磁性板3の全面を覆う端板15
が、非磁性材11と一体で設けられている。また、磁性
板3の外周面、すなわちロータ1の外周面には補強材と
してのプラスチック系繊維シート17が巻付けられてい
る。
【0027】なお、図2に示されるロータ19では、基
材21を非磁性体とすると共に磁性材23と非磁性材2
5の位置を入れ替えたものや、図3に示されるロータ2
7のように磁性材29および非磁性材31から成る積層
部33を同心円ではなく直線で構成してもよい。
材21を非磁性体とすると共に磁性材23と非磁性材2
5の位置を入れ替えたものや、図3に示されるロータ2
7のように磁性材29および非磁性材31から成る積層
部33を同心円ではなく直線で構成してもよい。
【0028】次に、前述のロータ1の製造方法について
説明する。
説明する。
【0029】図4を参照するに、ロータ1の組立て前の
磁性板35を、例えばプラスチック等の非磁性材を充填
する溝37と、製作上必要な縁部39から構成してあ
る。この磁性板35の作製は、例えば板状の原材料から
一枚づつプレス成形により非磁性材の溝37や縁部39
および外形形状等を一括あるいは分割で成形することに
より行なわれる。
磁性板35を、例えばプラスチック等の非磁性材を充填
する溝37と、製作上必要な縁部39から構成してあ
る。この磁性板35の作製は、例えば板状の原材料から
一枚づつプレス成形により非磁性材の溝37や縁部39
および外形形状等を一括あるいは分割で成形することに
より行なわれる。
【0030】図1(B)を参照するに、前述のようにし
て作製された磁性板35(図4参照)を半径方向の向き
を取り揃えて軸方向へ積層して軸部41を作製し、前工
程で予め設けられている溝37にプラスチック等の非磁
性材を図1(B)中矢印方向に充填する。その後、製作
上設けられている縁部39を切削除去し、プラスチック
系繊維シート17を外側に巻付けて半径方向に結束す
る。
て作製された磁性板35(図4参照)を半径方向の向き
を取り揃えて軸方向へ積層して軸部41を作製し、前工
程で予め設けられている溝37にプラスチック等の非磁
性材を図1(B)中矢印方向に充填する。その後、製作
上設けられている縁部39を切削除去し、プラスチック
系繊維シート17を外側に巻付けて半径方向に結束す
る。
【0031】あるいは、図1(B)を参照するに、回転
による遠心力に抗する強度をさらに高めるために、ロー
タ1の軸方向両端の非磁性の端板15、15と前記積層
部13の溝37に充填された非磁性材11とを一体成形
した後に、プラスチック系繊維シート17を巻きつけて
半径方向に結束する。
による遠心力に抗する強度をさらに高めるために、ロー
タ1の軸方向両端の非磁性の端板15、15と前記積層
部13の溝37に充填された非磁性材11とを一体成形
した後に、プラスチック系繊維シート17を巻きつけて
半径方向に結束する。
【0032】以上の結果から、積層部13と軸方向両端
部の非磁性端板15、15をプラスチック等の非磁性材
で一体成形することができるので、ロータ1の強度を上
げることができる。
部の非磁性端板15、15をプラスチック等の非磁性材
で一体成形することができるので、ロータ1の強度を上
げることができる。
【0033】また、一体成形のため、ブロックを金属接
合するような高度な技術を必要としないし、射出成型機
等による一括成形が可能になるため、ロータ1の製造時
間を短縮することができる。
合するような高度な技術を必要としないし、射出成型機
等による一括成形が可能になるため、ロータ1の製造時
間を短縮することができる。
【0034】さらに、前記磁性板3で隣り合うもの同士
をわずかづつ位相を持たせて積層することにより、ロー
タスキューを容易に実現することができ、モータの特性
を改善することができる。
をわずかづつ位相を持たせて積層することにより、ロー
タスキューを容易に実現することができ、モータの特性
を改善することができる。
【0035】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実
施の形態においては、プレス成形で先に溝37や縁部3
9等を形成した磁性板35を積載したが、これに代わっ
て、プレス成形で得た円盤状の磁性板35をまず軸方向
へ多数枚積み重ねて固着して棒状に構成した後に、非磁
性材充填用の溝37をワイヤーソー等で軸方向へ一括し
て設けるようにしてもよい。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実
施の形態においては、プレス成形で先に溝37や縁部3
9等を形成した磁性板35を積載したが、これに代わっ
て、プレス成形で得た円盤状の磁性板35をまず軸方向
へ多数枚積み重ねて固着して棒状に構成した後に、非磁
性材充填用の溝37をワイヤーソー等で軸方向へ一括し
て設けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるリラクタンス同期モータ用ロータでは、円形をした
基材における芯部のまわりには複数条の溝が切欠かれて
磁性材および非磁性材が交互に積層され、この基材が軸
方向に積層されて軸部を形成することによりロータの軸
部に極数に対応する数の磁路を形成しているので、遠心
力の作用方向に一体的に形成することができるので、遠
心力に対する抵抗力を増大させることができる。また、
軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填される充填材
により一体的に取付けられているので軸方向にも一体化
でき、ロータの強度を増すことができる。
よるリラクタンス同期モータ用ロータでは、円形をした
基材における芯部のまわりには複数条の溝が切欠かれて
磁性材および非磁性材が交互に積層され、この基材が軸
方向に積層されて軸部を形成することによりロータの軸
部に極数に対応する数の磁路を形成しているので、遠心
力の作用方向に一体的に形成することができるので、遠
心力に対する抵抗力を増大させることができる。また、
軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝に充填される充填材
により一体的に取付けられているので軸方向にも一体化
でき、ロータの強度を増すことができる。
【0037】請求項2の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、基材に設けられている各磁路は、各
々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を構成す
る形状となる。
ータ用ロータでは、基材に設けられている各磁路は、各
々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を構成す
る形状となる。
【0038】請求項3の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、基材に設けられている各磁路は、各
々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を近似し
た平行線から構成される形状となる。
ータ用ロータでは、基材に設けられている各磁路は、各
々基材の中心に向かって凹となる同心円の一部を近似し
た平行線から構成される形状となる。
【0039】請求項4の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、磁性材である基材に設けられた同心
円状またはこれを近似する平行直線状の多層の溝に非磁
性材を充填することにより磁路を形成する。
ータ用ロータでは、磁性材である基材に設けられた同心
円状またはこれを近似する平行直線状の多層の溝に非磁
性材を充填することにより磁路を形成する。
【0040】請求項5の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、非磁性材である基材に設けられた同
心円状またはこれを近似する平行直線状の多層の溝に磁
性材を充填することにより磁路を形成する。
ータ用ロータでは、非磁性材である基材に設けられた同
心円状またはこれを近似する平行直線状の多層の溝に磁
性材を充填することにより磁路を形成する。
【0041】請求項6の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝
に充填される充填材と同じ材質で形成されると共に一体
的に設けられているので、ロータの強度を増すことがで
きる。
ータ用ロータでは、軸部の軸方向両端面を覆う端板が溝
に充填される充填材と同じ材質で形成されると共に一体
的に設けられているので、ロータの強度を増すことがで
きる。
【0042】請求項7の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータでは、軸部の外周に巻かれた補強材によ
り、遠心力作用方向に対する強度を増すことができる。
ータ用ロータでは、軸部の外周に巻かれた補強材によ
り、遠心力作用方向に対する強度を増すことができる。
【0043】請求項8の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータの製造方法では、まず全周にわたる縁部と
複数条の溝を切欠いた円形状の基材を複数枚作製してお
き、各基材の溝の位置を所定の位置に合せながら基材を
次々に軸方向へ積層して軸部を形成した後に前記溝に充
填材を充填し、その後前記縁部を除去して軸部を形成す
るので、製造を簡略化することができる。また、各基材
は遠心力作用方向へ一体なので遠心力に対する抵抗力を
大きくすることができる。
ータ用ロータの製造方法では、まず全周にわたる縁部と
複数条の溝を切欠いた円形状の基材を複数枚作製してお
き、各基材の溝の位置を所定の位置に合せながら基材を
次々に軸方向へ積層して軸部を形成した後に前記溝に充
填材を充填し、その後前記縁部を除去して軸部を形成す
るので、製造を簡略化することができる。また、各基材
は遠心力作用方向へ一体なので遠心力に対する抵抗力を
大きくすることができる。
【0044】請求項9の発明によるリラクタンス同期モ
ータ用ロータの製造方法では、まず円板状の基材を積層
して軸部を形成してから、この基材の外周部に全周にわ
たる縁部と複数条の溝を軸部を軸方向に貫通するように
形成し、その後充填材を溝に充填するので、溝が各基材
との関係においてずれることがない。充填材を充填した
後に前記縁部を除去してロータを製造するので、製造を
簡略化することができる。また、軸部は軸方向および軸
直交方向に一体なので、ロータの強度を増大させること
ができる。
ータ用ロータの製造方法では、まず円板状の基材を積層
して軸部を形成してから、この基材の外周部に全周にわ
たる縁部と複数条の溝を軸部を軸方向に貫通するように
形成し、その後充填材を溝に充填するので、溝が各基材
との関係においてずれることがない。充填材を充填した
後に前記縁部を除去してロータを製造するので、製造を
簡略化することができる。また、軸部は軸方向および軸
直交方向に一体なので、ロータの強度を増大させること
ができる。
【0045】請求項10の発明によるリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法では、プレス成形により基材
に縁部および溝を設けるので、ロータの製作が非常に容
易になる。
モータ用ロータの製造方法では、プレス成形により基材
に縁部および溝を設けるので、ロータの製作が非常に容
易になる。
【0046】請求項11の発明によるリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法では、各基材または基材を積
層して製造された軸部に、ワイヤーソーで縁部および溝
を形成するので、製作が非常に容易になるし、短時間で
製作することができる。
モータ用ロータの製造方法では、各基材または基材を積
層して製造された軸部に、ワイヤーソーで縁部および溝
を形成するので、製作が非常に容易になるし、短時間で
製作することができる。
【0047】請求項12の発明によるリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法では、軸部の外周面に補強材
を巻付けることにより、ロータの遠心力作用方向の強度
を増加することができる。
モータ用ロータの製造方法では、軸部の外周面に補強材
を巻付けることにより、ロータの遠心力作用方向の強度
を増加することができる。
【0048】請求項13の発明によるリラクタンス同期
モータ用ロータの製造方法では、軸方向に一体化される
のでロータの強度を増すことができる。
モータ用ロータの製造方法では、軸方向に一体化される
のでロータの強度を増すことができる。
【図1】この発明にかかるリラクタンス同期モータ用ロ
ータを示す断面図である。
ータを示す断面図である。
【図2】この発明にかかるリラクタンス同期モータ用ロ
ータの別の実施の形態を示す断面図である。
ータの別の実施の形態を示す断面図である。
【図3】この発明にかかるリラクタンス同期モータ用ロ
ータのさらに別の実施の形態を示す断面図である。
ータのさらに別の実施の形態を示す断面図である。
【図4】この発明にかかるリラクタンス同期モータ用ロ
ータの製造方法における一過程を示す断面図である。
ータの製造方法における一過程を示す断面図である。
【図5】従来におけるリラクタンス同期モータ用ロータ
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図6】従来におけるリラクタンス同期モータ用ロータ
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図7】従来におけるリラクタンス同期モータ用ロータ
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図8】従来におけるリラクタンス同期モータ用ロータ
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
1、19、27 ロータ 5 芯部 7 基材 11 非磁性材(充填材) 13 積層部 15 端板 17 プラスチック系繊維シート(補強材) 37 溝 39 縁部 41 軸部
Claims (13)
- 【請求項1】 回転中心である芯部と、磁性材および非
磁性材が交互に積層すべく充填材充填用の複数条の溝が
切欠かれた積層部を前記芯部のまわりに極数に対応する
数だけ有する全体円形板状の基材と、この基材が前記溝
の位置を対応させて前記芯部の軸方向へ複数枚積層され
た軸部と、この軸部の軸方向両端部にあって前記最下段
または最上段の基材を覆う一対の端板と、を有し、前記
一対の端板が前記溝に充填される充填材により一体的に
取付けられていることを特徴とするリラクタンス同期モ
ータ用ロータ。 - 【請求項2】 前記溝が、前記基材の外周縁近傍に中心
を有する同心円をなしていることを特徴とする請求項1
記載のリラクタンス同期モータ用ロータ。 - 【請求項3】 前記溝が、前記基材の外周縁近傍に中心
を有する同心円を近似する直線から成ることを特徴とす
る請求項1記載のリラクタンス同期モータ用ロータ。 - 【請求項4】 前記基材が磁性材であり、且つ前記溝に
充填する充填材が非磁性材であることを特徴とする請求
項1、2、3記載のリラクタンス同期モータ用ロータ。 - 【請求項5】 前記基材が非磁性材であり、且つ前記溝
に充填する充填材が磁性材であることを特徴とする請求
項1、2、3記載のリラクタンス同期モータ用ロータ。 - 【請求項6】 前記端板が、前記充填材と同じ材質で形
成されていることを特徴とする請求項1記載のリラクタ
ンス同期モータ用ロータ。 - 【請求項7】 前記軸部の外周に補強材が巻かれている
ことを特徴とする請求項1記載のリラクタンス同期モー
タ用ロータ。 - 【請求項8】 円板状の基材の中心軸である芯部のまわ
りに磁性材または非磁性材を充填して交互に積層すべく
複数条の溝を切欠いて極数に対応する数の積層部を形成
すると共に最外周部に全周にわたる縁部を設け、複数枚
の前記基材を前記溝の位置を対応させて積層して軸部を
形成した後、前記溝に充填材を充填し、その後前記縁部
を切除することを特徴とするリラクタンス同期モータ用
ロータの製造方法。 - 【請求項9】 円板状の基材を軸方向に複数枚積層して
軸部を形成し、前記基材の最外周部において全周にわた
る縁部を設けた状態で前記軸部の中心軸である芯部のま
わりに磁性材および非磁性材を交互に積層すべく充填材
充填用の複数条の溝を軸方向に切欠いて極数に対応する
数の積層部を形成し、前記溝に充填材を充填した後、前
記縁部を切除することを特徴とするリラクタンス同期モ
ータ用ロータの製造方法。 - 【請求項10】 前記基材および基材の溝をプレス成形
により形成することを特徴とする請求項8記載のリラク
タンス同期モータ用ロータの製造方法。 - 【請求項11】 前記縁部を設けた状態で前記溝をワイ
ヤーソーで形成することを特徴とする請求項8、9記載
のリラクタンス同期モータ用ロータの製造方法。 - 【請求項12】 前記縁部を除去した後、前記軸部の外
周面に補強材を巻付けることを特徴とする請求項8、9
記載のリラクタンス同期モータ用ロータの製造方法。 - 【請求項13】 前記充填材を充填する工程において、
前記軸方向両端面に端板を一体的に設けることを特徴と
する請求項8、9、12記載のリラクタンス同期モータ
用ロータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9561296A JPH09285087A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | リラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9561296A JPH09285087A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | リラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285087A true JPH09285087A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14142379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9561296A Pending JPH09285087A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | リラクタンス同期モータ用ロータおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285087A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419131B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2004-02-18 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 차량용 교류발전기의 고정자 |
JP2012115129A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-06-14 | Abb Oy | 同期リラクタンス・マシンのロータ及び同期リラクタンス・マシンのロータを製造するための方法 |
JP2015513297A (ja) * | 2012-04-12 | 2015-04-30 | エイビービー テクノロジー アクチエンゲゼルシャフト | 同期リラクタンス・モータのロータを製造する方法、同期リラクタンス・モータのロータ、及び同期リラクタンス・モータ |
WO2020188810A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | 回転子及びモータ |
CN112542910A (zh) * | 2019-09-20 | 2021-03-23 | 中车永济电机有限公司 | 电机转子和电机 |
JP2022044777A (ja) * | 2016-04-25 | 2022-03-17 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | スリーブロータ同期リラクタンス電気機械 |
CN114465387A (zh) * | 2022-01-12 | 2022-05-10 | 湖南大学 | 一种高功率因数的同步磁阻电机模块化转子结构 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP9561296A patent/JPH09285087A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419131B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2004-02-18 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 차량용 교류발전기의 고정자 |
JP2012115129A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-06-14 | Abb Oy | 同期リラクタンス・マシンのロータ及び同期リラクタンス・マシンのロータを製造するための方法 |
US9219387B2 (en) | 2010-10-12 | 2015-12-22 | Abb Technology Ag | Rotor of a synchronous reluctance machine and the method for manufacturing the rotor of a synchronous reluctance machine |
EP2442432A3 (en) * | 2010-10-12 | 2017-04-19 | ABB Schweiz AG | Rotor of a synchronous reluctance machine and the method for manufacturing the rotor of a synchronous reluctance machine |
JP2015513297A (ja) * | 2012-04-12 | 2015-04-30 | エイビービー テクノロジー アクチエンゲゼルシャフト | 同期リラクタンス・モータのロータを製造する方法、同期リラクタンス・モータのロータ、及び同期リラクタンス・モータ |
US9755465B2 (en) | 2012-04-12 | 2017-09-05 | Abb Schweiz Ag | Method for manufacturing a rotor of a synchronous reluctance motor, a rotor of a synchronous reluctance motor, and a synchronous reluctance motor |
JP2022044777A (ja) * | 2016-04-25 | 2022-03-17 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | スリーブロータ同期リラクタンス電気機械 |
WO2020188810A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | 回転子及びモータ |
JPWO2020188810A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2021-04-01 | 三菱電機株式会社 | 回転子及びモータ |
CN112542910A (zh) * | 2019-09-20 | 2021-03-23 | 中车永济电机有限公司 | 电机转子和电机 |
CN114465387A (zh) * | 2022-01-12 | 2022-05-10 | 湖南大学 | 一种高功率因数的同步磁阻电机模块化转子结构 |
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