JPH09268187A - 7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 - Google Patents
7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法Info
- Publication number
- JPH09268187A JPH09268187A JP10208496A JP10208496A JPH09268187A JP H09268187 A JPH09268187 A JP H09268187A JP 10208496 A JP10208496 A JP 10208496A JP 10208496 A JP10208496 A JP 10208496A JP H09268187 A JPH09268187 A JP H09268187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxyisoflavone
- isoflavone
- producing
- isopropoxy
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高純度の7−イソプロポキシイソフラボンを高
収率で効率的に製造する。 【解決手段】イソプロピルアルコール他の特定の溶剤
中、炭酸カリウムの存在下、7−ヒドロキシイソフラボ
ンとイソプロピルブロマイドを反応させる。
収率で効率的に製造する。 【解決手段】イソプロピルアルコール他の特定の溶剤
中、炭酸カリウムの存在下、7−ヒドロキシイソフラボ
ンとイソプロピルブロマイドを反応させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は骨粗鬆症の治療薬で
あるイプリフラボン(7−イソプロポキシイソフラボ
ン)の製造方法及びその精製方法に関する。
あるイプリフラボン(7−イソプロポキシイソフラボ
ン)の製造方法及びその精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭59−25791には、7−ヒド
ロキシイソフラボンとハロゲン化イソプロピルを、ケト
ン類、N,N−ジメチルフォルムアミド、長い炭素鎖を
持つエーテル類等の有機溶剤中で、酸結合剤の存在下、
反応させ、7−イソプロポキシイソフラボンを得る旨の
記載が見られる。しかし、これ以上の詳細な記述は無
く、実施例は、アセトン中での反応のみであり、反応時
間は、72時間と長い。また、特公平8−9610に
は、前記反応を、有機溶剤として、アセトン、N,N−
ジメチルフォルムアミドを用いて行うことができると述
べられている。該特許の実施例11では、有機溶剤とし
てN,N−ジメチルフォルムアミドが用いられている。
追試したところ、反応物の攪拌が困難で、未反応物が残
り、収率も理論収率に対し、90%以下と低く、少量で
はあるが、数多くの副生成物がHPLC上で見いだされ
た。用いられた多量のN,N−ジメチルフォルムアミド
は廃水に含まれ、廃水負荷が著しく大きかった。
ロキシイソフラボンとハロゲン化イソプロピルを、ケト
ン類、N,N−ジメチルフォルムアミド、長い炭素鎖を
持つエーテル類等の有機溶剤中で、酸結合剤の存在下、
反応させ、7−イソプロポキシイソフラボンを得る旨の
記載が見られる。しかし、これ以上の詳細な記述は無
く、実施例は、アセトン中での反応のみであり、反応時
間は、72時間と長い。また、特公平8−9610に
は、前記反応を、有機溶剤として、アセトン、N,N−
ジメチルフォルムアミドを用いて行うことができると述
べられている。該特許の実施例11では、有機溶剤とし
てN,N−ジメチルフォルムアミドが用いられている。
追試したところ、反応物の攪拌が困難で、未反応物が残
り、収率も理論収率に対し、90%以下と低く、少量で
はあるが、数多くの副生成物がHPLC上で見いだされ
た。用いられた多量のN,N−ジメチルフォルムアミド
は廃水に含まれ、廃水負荷が著しく大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、7−イ
ソプロポキシイソフラボンの従来の製造方法は、工業的
に経済的な方法でないので、安価で効率的な製造方法の
確立が望まれていた。
ソプロポキシイソフラボンの従来の製造方法は、工業的
に経済的な方法でないので、安価で効率的な製造方法の
確立が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、7−イソプ
ロポキシイソフラボンを製造するにあたり、種々の有機
溶剤を反応溶剤として、酸結合剤の存在下、7−イソプ
ロポキシイソフラボンとイソプロピルブロマイドを反応
させて7−イソプロポキシイソフラボンを製造する方法
を鋭意検討した結果、1)有機溶剤として、アルコール
類を含有する溶剤を用いるか又は2)有機溶剤として、
スルフォキサイド類を含有する溶剤を用いるか又は3)
有機溶剤として使用するN,N−ジメチルフォルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドの使用量を限定する
ことにより、また4)イソプロピルブロマイドの適切な
量を使用することにより、また5)反応温度を2段階に
分けることにより、副反応生成物を極力抑えることがで
き、高収率で7−イソプロポキシイソフラボンが得られ
ることを見いだした。反応完結後、使用した溶剤と過剰
のイソプロピルブロマイドは、留去し、その後水を加
え、無機物は溶解させ、7−イソプロポキシイソフラボ
ンは水に分散させ、濾過、水洗することにより、純度の
高い7−イソプロポキシイソフラボンを得る事が出来る
ことがわかり、更に、水−アルコール中で活性炭処理す
ることにより、高収率で高純度の7−イソプロポキシイ
ソフラボンを得られることを見出し、本発明を完成させ
た。
ロポキシイソフラボンを製造するにあたり、種々の有機
溶剤を反応溶剤として、酸結合剤の存在下、7−イソプ
ロポキシイソフラボンとイソプロピルブロマイドを反応
させて7−イソプロポキシイソフラボンを製造する方法
を鋭意検討した結果、1)有機溶剤として、アルコール
類を含有する溶剤を用いるか又は2)有機溶剤として、
スルフォキサイド類を含有する溶剤を用いるか又は3)
有機溶剤として使用するN,N−ジメチルフォルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドの使用量を限定する
ことにより、また4)イソプロピルブロマイドの適切な
量を使用することにより、また5)反応温度を2段階に
分けることにより、副反応生成物を極力抑えることがで
き、高収率で7−イソプロポキシイソフラボンが得られ
ることを見いだした。反応完結後、使用した溶剤と過剰
のイソプロピルブロマイドは、留去し、その後水を加
え、無機物は溶解させ、7−イソプロポキシイソフラボ
ンは水に分散させ、濾過、水洗することにより、純度の
高い7−イソプロポキシイソフラボンを得る事が出来る
ことがわかり、更に、水−アルコール中で活性炭処理す
ることにより、高収率で高純度の7−イソプロポキシイ
ソフラボンを得られることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0005】即ち、本発明は (1)7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピルブロ
マイドを酸結合剤の存在下反応させて、7−イソプロポ
キシイソフラボンを製造する方法において、アルコール
類を含有する溶剤及び/又はスルフォキサイド類を含有
する溶剤及び/又は7−ヒドロキシイソフラボンに対
し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチル
フォルムアミド若しくはN,N−ジメチルアセトアミド
を含有する溶剤を用いる事を特徴とする7−イソプロポ
キシイソフラボンの製造方法 (2)溶剤がアルコール類を含有する溶剤である前項
(1)に記載の7−イソプロポキシイソフラボンの製造
方法 (3)溶剤がスルフォキサイド類を含有する溶剤である
前項(1)に記載の7−イソプロポキシイソフラボンの
製造方法 (4)溶剤が7−ヒドロキシイソフラボンに対し、1.
5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチルフォルム
アミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドを含有する
溶剤である前項(1)に記載の7−イソプロポキシイソ
フラボンの製造方法 (5)イソプロピルブロマイドの使用量が、7−ヒドロ
キシイソフラボンに対し、1.1〜4モル比である前項
(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の7−イソプロ
ポキシイソフラボンの製造方法 (6)7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピルブロ
マイドを酸結合剤の存在下に40〜90℃で反応させ、
その後80〜99℃に昇温して反応を完結させる前項
(1)乃至(5)のいずれか一項に記載の7−イソプロ
ポキシイソフラボンの製造方法 (7)7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピルブロ
マイドとの反応完結後、反応溶剤、過剰のイソプロピル
ブロマイドを減圧あるいは常圧で留去し、その後、水を
加え、撹拌後、濾過して、7−イソプロポキシイソフラ
ボンを得る前項(1)乃至(6)のいずれか一項に記載
の7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法 (8)前項(1)乃至(7)のいずれか一項の製造方法
で得られた7−イソプロポキシイソフラボンを、アルコ
ール類に完溶させ、活性炭を加え、加熱撹拌後、熱濾過
し、濾液に水を加え、得られた析出物を濾過して、7−
イソプロポキシイソフラボンを得る事を特徴とする7−
イソプロポキシイソフラボンの精製方法に関する。
マイドを酸結合剤の存在下反応させて、7−イソプロポ
キシイソフラボンを製造する方法において、アルコール
類を含有する溶剤及び/又はスルフォキサイド類を含有
する溶剤及び/又は7−ヒドロキシイソフラボンに対
し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチル
フォルムアミド若しくはN,N−ジメチルアセトアミド
を含有する溶剤を用いる事を特徴とする7−イソプロポ
キシイソフラボンの製造方法 (2)溶剤がアルコール類を含有する溶剤である前項
(1)に記載の7−イソプロポキシイソフラボンの製造
方法 (3)溶剤がスルフォキサイド類を含有する溶剤である
前項(1)に記載の7−イソプロポキシイソフラボンの
製造方法 (4)溶剤が7−ヒドロキシイソフラボンに対し、1.
5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチルフォルム
アミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドを含有する
溶剤である前項(1)に記載の7−イソプロポキシイソ
フラボンの製造方法 (5)イソプロピルブロマイドの使用量が、7−ヒドロ
キシイソフラボンに対し、1.1〜4モル比である前項
(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の7−イソプロ
ポキシイソフラボンの製造方法 (6)7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピルブロ
マイドを酸結合剤の存在下に40〜90℃で反応させ、
その後80〜99℃に昇温して反応を完結させる前項
(1)乃至(5)のいずれか一項に記載の7−イソプロ
ポキシイソフラボンの製造方法 (7)7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピルブロ
マイドとの反応完結後、反応溶剤、過剰のイソプロピル
ブロマイドを減圧あるいは常圧で留去し、その後、水を
加え、撹拌後、濾過して、7−イソプロポキシイソフラ
ボンを得る前項(1)乃至(6)のいずれか一項に記載
の7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法 (8)前項(1)乃至(7)のいずれか一項の製造方法
で得られた7−イソプロポキシイソフラボンを、アルコ
ール類に完溶させ、活性炭を加え、加熱撹拌後、熱濾過
し、濾液に水を加え、得られた析出物を濾過して、7−
イソプロポキシイソフラボンを得る事を特徴とする7−
イソプロポキシイソフラボンの精製方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の製造方法について説明する。本発明で
は、反応容器に反応溶剤としての有機溶剤、7−ヒドロ
キシイソフラボン、イソプロピルブロマイドを加え、攪
拌下に、酸結合剤を加え、反応させる。酸結合剤は、室
温で加えてもよいが、40〜100℃の加熱下に、反応
混合物を溶解、あるいは分散させ、あるいは、溶解、分
散後に、40〜80℃に冷却して結晶を析出させた後に
加えても良い。反応系の還流温度が100℃を越える場
合、反応条件は、一般的には40〜90℃、好ましくは
60〜85℃で、0.1〜20時間、好ましくは、0.
3〜10時間、特に好ましくは0.5〜2時間かけて、
未反応物の7−ヒドロキシイソフラボンを1〜20重量
%、好ましくは2〜10重量%、特に好ましくは3〜5
重量%とし(第一段階)、その後、80〜99℃、好ま
しくは85〜95℃に昇温し、0.5〜10時間、好ま
しくは1〜3時間反応させて未反応物の7−ヒドロキシ
イソフラボンを0.3重量%以下、好ましくは0.2重
量%以下とする(第二段階)。第一段階の反応温度を9
0℃を越える反応温度で行うと、未反応物の7−ヒドロ
キシイソフラボンが多量に残る。副反応物の生成も多
い。40℃未満では、反応時間が長くかかり過ぎる。第
二段階の反応温度を80℃未満で行うと、反応を完結す
るのに長くかかり、また、副反応物も多くなる。99℃
を越えると副反応物が多くなる。本発明では反応溶剤と
して、アルコール類を含有する溶剤、スルフォキサイド
類を含有する溶剤又は7−ヒドロキシイソフラボンに対
し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチル
フォルムアミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドを
含有する溶剤又はこれらの混合物を用いる。反応溶剤と
して、アルコール類を用いる場合は、上記の様な2段の
反応条件(反応温度、反応時間)を用いても良いし、用
いなくても良い。アルコ−ル類としては、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルア
ルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、t−ブチルアルコール、n−アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、t−アミルアルコール、ネオペン
チルアルコール等の脂肪族アルコール、シクロヘキサノ
ール、1−メチルシクロヘキサノール、2−メチルシク
ロヘキサノール等の脂環式アルコール、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル
等のアルコキシアルコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等のジオール等のアルコール類が
挙げられ、後記するような有機溶剤を含んでいてもよ
い。また、スルフォキサイド類としてはジメチルスルフ
ォキサイド等が挙げられる。これら反応溶剤の使用量
は、7−ヒドロキシイシフラボンに対し、1.5〜30
重量比(g/g)、好ましくは、2〜15重量比であ
る。そしてN,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミドを含有する溶剤を用いる場合は7
−ヒドロキシイソフラボンに対し、1.5〜30重量比
(g/g)の範囲で使用される。また、上記したアルコ
−ル類、スルフォキサイド類、N,N−ジメチルフォル
ムアミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドはトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の
芳香族有機溶剤との混合物であってもよく、そのような
場合の芳香族有機溶剤の使用量は反応溶剤中、50重量
%以下、好ましくは30重量%以下である。イソプロピ
ルブロマイドの使用量は、7−ヒドロキシイソフラボン
に対し、1.1〜4モル比、好ましくは、1.3〜2モ
ル比、特に好ましくは1.45〜1.8モル比である。
酸結合剤としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、酸化マグネシウム等を挙げること
ができる。その使用量は7−ヒドロキシイソフラボンに
対し、1.1〜3モル比、好ましくは1.3〜2モル
比、特に好ましくは、1.4〜1.7モル比である。
まず、本発明の製造方法について説明する。本発明で
は、反応容器に反応溶剤としての有機溶剤、7−ヒドロ
キシイソフラボン、イソプロピルブロマイドを加え、攪
拌下に、酸結合剤を加え、反応させる。酸結合剤は、室
温で加えてもよいが、40〜100℃の加熱下に、反応
混合物を溶解、あるいは分散させ、あるいは、溶解、分
散後に、40〜80℃に冷却して結晶を析出させた後に
加えても良い。反応系の還流温度が100℃を越える場
合、反応条件は、一般的には40〜90℃、好ましくは
60〜85℃で、0.1〜20時間、好ましくは、0.
3〜10時間、特に好ましくは0.5〜2時間かけて、
未反応物の7−ヒドロキシイソフラボンを1〜20重量
%、好ましくは2〜10重量%、特に好ましくは3〜5
重量%とし(第一段階)、その後、80〜99℃、好ま
しくは85〜95℃に昇温し、0.5〜10時間、好ま
しくは1〜3時間反応させて未反応物の7−ヒドロキシ
イソフラボンを0.3重量%以下、好ましくは0.2重
量%以下とする(第二段階)。第一段階の反応温度を9
0℃を越える反応温度で行うと、未反応物の7−ヒドロ
キシイソフラボンが多量に残る。副反応物の生成も多
い。40℃未満では、反応時間が長くかかり過ぎる。第
二段階の反応温度を80℃未満で行うと、反応を完結す
るのに長くかかり、また、副反応物も多くなる。99℃
を越えると副反応物が多くなる。本発明では反応溶剤と
して、アルコール類を含有する溶剤、スルフォキサイド
類を含有する溶剤又は7−ヒドロキシイソフラボンに対
し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチル
フォルムアミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドを
含有する溶剤又はこれらの混合物を用いる。反応溶剤と
して、アルコール類を用いる場合は、上記の様な2段の
反応条件(反応温度、反応時間)を用いても良いし、用
いなくても良い。アルコ−ル類としては、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルア
ルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、t−ブチルアルコール、n−アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、t−アミルアルコール、ネオペン
チルアルコール等の脂肪族アルコール、シクロヘキサノ
ール、1−メチルシクロヘキサノール、2−メチルシク
ロヘキサノール等の脂環式アルコール、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル
等のアルコキシアルコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等のジオール等のアルコール類が
挙げられ、後記するような有機溶剤を含んでいてもよ
い。また、スルフォキサイド類としてはジメチルスルフ
ォキサイド等が挙げられる。これら反応溶剤の使用量
は、7−ヒドロキシイシフラボンに対し、1.5〜30
重量比(g/g)、好ましくは、2〜15重量比であ
る。そしてN,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミドを含有する溶剤を用いる場合は7
−ヒドロキシイソフラボンに対し、1.5〜30重量比
(g/g)の範囲で使用される。また、上記したアルコ
−ル類、スルフォキサイド類、N,N−ジメチルフォル
ムアミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドはトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の
芳香族有機溶剤との混合物であってもよく、そのような
場合の芳香族有機溶剤の使用量は反応溶剤中、50重量
%以下、好ましくは30重量%以下である。イソプロピ
ルブロマイドの使用量は、7−ヒドロキシイソフラボン
に対し、1.1〜4モル比、好ましくは、1.3〜2モ
ル比、特に好ましくは1.45〜1.8モル比である。
酸結合剤としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、酸化マグネシウム等を挙げること
ができる。その使用量は7−ヒドロキシイソフラボンに
対し、1.1〜3モル比、好ましくは1.3〜2モル
比、特に好ましくは、1.4〜1.7モル比である。
【0007】反応完結後、有機溶剤、過剰のイソプロピ
ルブロマイドを、40〜100℃、好ましくは、50〜
90℃、特に好ましくは、60〜80℃で、減圧もしく
は常圧で留去する。有機溶剤の大部分を留去した後、水
を加え、20〜100℃、好ましくは、40〜90℃、
特に好ましくは70〜80℃で、0.1〜10時間、好
ましくは、0.5〜3時間攪拌後、冷却、濾過して結晶
を水洗して目的物を得る。
ルブロマイドを、40〜100℃、好ましくは、50〜
90℃、特に好ましくは、60〜80℃で、減圧もしく
は常圧で留去する。有機溶剤の大部分を留去した後、水
を加え、20〜100℃、好ましくは、40〜90℃、
特に好ましくは70〜80℃で、0.1〜10時間、好
ましくは、0.5〜3時間攪拌後、冷却、濾過して結晶
を水洗して目的物を得る。
【0008】次に本発明の精製方法について説明する。
上記においてウエット 7−イソプロポキシイソフラボ
ンに、エタノール、及び/またはイソプロピルアルコー
ルを3−10倍(cc/g)(対乾燥換算7−イソプロ
ポキシイソフラボン)加え、完溶させた後、活性炭を1
−10重量%(対乾燥換算7−イソプロポキシイソフラ
ボン)加え、還流温度で、0.1−5時間、好ましく
は、0.5−2時間攪拌後、熱濾過し、濾液を濃縮した
後、水を加え、7−イソプロポキシイソフラボンに対
し、アルコールが3−5倍(cc/g)、水が0.2−
2倍(cc/g)好ましくは0.4−1.0(cc/
g)になるよう調節する。析出した7−イソプロポキシ
イソフラボンを濾過、アルコールで洗浄した後、乾燥し
て高純度の7−イソプロポキシイソフラボンを得る。得
られた7−イソプロポキシイソフラボンの純度はHPL
C(高速液体クロマトグラフィ−)で容易に測定出来
る。
上記においてウエット 7−イソプロポキシイソフラボ
ンに、エタノール、及び/またはイソプロピルアルコー
ルを3−10倍(cc/g)(対乾燥換算7−イソプロ
ポキシイソフラボン)加え、完溶させた後、活性炭を1
−10重量%(対乾燥換算7−イソプロポキシイソフラ
ボン)加え、還流温度で、0.1−5時間、好ましく
は、0.5−2時間攪拌後、熱濾過し、濾液を濃縮した
後、水を加え、7−イソプロポキシイソフラボンに対
し、アルコールが3−5倍(cc/g)、水が0.2−
2倍(cc/g)好ましくは0.4−1.0(cc/
g)になるよう調節する。析出した7−イソプロポキシ
イソフラボンを濾過、アルコールで洗浄した後、乾燥し
て高純度の7−イソプロポキシイソフラボンを得る。得
られた7−イソプロポキシイソフラボンの純度はHPL
C(高速液体クロマトグラフィ−)で容易に測定出来
る。
【0009】
【実施例】実施例によって本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるもので
ない。
るが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるもので
ない。
【0010】実施例1 撹拌機、温度計、還流冷却器を備えた500cc 4口
フラスコに、N,N−ジメチルフォルムアミド 158
g、イソプロピルブロマイド 51.7g、7−ヒドロ
キシイソフラボン 70gを加え、撹拌下、加熱した。
85℃で溶解させた後、冷却し、77℃で炭酸カリウ
ム、56.9gを加えた。80〜82℃で1時間反応さ
せ、20分かけて90℃に昇温し、同温度で2時間攪拌
を続け反応を完結させた。HPLCで未反応物(7−ヒ
ドロキシイソフラボン)0.05重量%を検出した。7
0〜80℃で過剰のイソプロピルブロマイドとN,N−
ジメチルフォルムアミドを留去した後冷却して、水 3
50cc加え、30分撹拌し、濾過した。得られたケー
キを水で洗浄して、粗7−イソプロポキシイソフラボン
112.6g(正味 80.7g、収率98%、HP
LC 面積純度 99.76%)を得た。次に撹拌機、
温度計、還流冷却器を備えた500cc 4口フラスコ
に上記粗7−イソプロポキシイソフラボン 112.6
gを加え、エタノール 320ccを加え、太閤SA
(商品名、活性炭、二村化学(株)製)4gを加え、還
流温度 80℃で30分撹拌した。その後、熱濾過し、
フィルタケーキの活性炭を熱エタノール30ccで洗浄
し、濾液をエバポレータで濃縮して、エタノール 11
0ccを留去した。水24ccを加え、室温まで冷却、
濾過してケーキをエタノール 120ccで洗浄した。
得られた精製物を乾燥して76.7gの精製7−イソプ
ロポキシイソフラボンを得た。対理論収率 93.2
%。HPLC 面積純度 99.90%。 融点 116〜116.3℃。
フラスコに、N,N−ジメチルフォルムアミド 158
g、イソプロピルブロマイド 51.7g、7−ヒドロ
キシイソフラボン 70gを加え、撹拌下、加熱した。
85℃で溶解させた後、冷却し、77℃で炭酸カリウ
ム、56.9gを加えた。80〜82℃で1時間反応さ
せ、20分かけて90℃に昇温し、同温度で2時間攪拌
を続け反応を完結させた。HPLCで未反応物(7−ヒ
ドロキシイソフラボン)0.05重量%を検出した。7
0〜80℃で過剰のイソプロピルブロマイドとN,N−
ジメチルフォルムアミドを留去した後冷却して、水 3
50cc加え、30分撹拌し、濾過した。得られたケー
キを水で洗浄して、粗7−イソプロポキシイソフラボン
112.6g(正味 80.7g、収率98%、HP
LC 面積純度 99.76%)を得た。次に撹拌機、
温度計、還流冷却器を備えた500cc 4口フラスコ
に上記粗7−イソプロポキシイソフラボン 112.6
gを加え、エタノール 320ccを加え、太閤SA
(商品名、活性炭、二村化学(株)製)4gを加え、還
流温度 80℃で30分撹拌した。その後、熱濾過し、
フィルタケーキの活性炭を熱エタノール30ccで洗浄
し、濾液をエバポレータで濃縮して、エタノール 11
0ccを留去した。水24ccを加え、室温まで冷却、
濾過してケーキをエタノール 120ccで洗浄した。
得られた精製物を乾燥して76.7gの精製7−イソプ
ロポキシイソフラボンを得た。対理論収率 93.2
%。HPLC 面積純度 99.90%。 融点 116〜116.3℃。
【0011】実施例2 撹拌機、温度計、還流冷却器を備えた500cc 4口
フラスコに、イソプロピルアルコール 310g、イソ
プロピルブロマイド 51.7g、7−ヒドロキシイソ
フラボン70gを加え、撹拌下、加熱した。70℃で炭
酸カリウム、56.9gを加えた。還流下、5時間攪拌
したところ、反応は完結した。HPLCで未反応物(7
−ヒドロキシイソフラボン)0.2重量%を検出した。
減圧下50〜60℃で過剰のイソプロピルブロマイドと
イソプロピルアルコールを留去した。残留物を冷却し
て、これに水 350cc加え、30分撹拌した後、濾
過した。得られたケーキを水で洗浄して、粗7−イソプ
ロポキシイソフラボン 110.4g(正味 78.2
g、収率95%、HPLC 面積純度 99.78%)
を得た。次に撹拌機、温度計、還流冷却器を備えた50
0cc 4口フラスコに上記粗7−イソプロポキシイソ
フラボン 110.4gを加え、エタノール 320c
cを加え、太閤SA 4gを加え、還流温度 80℃で
30分撹拌した。その後、熱濾過し、フィルタケーキの
活性炭を熱エタノール30ccで洗浄し、濾液をエバポ
レータで濃縮してエタノール 110ccを留去した。
水24ccを加え、室温まで冷却、濾過してケーキをエ
タノール 120ccで洗浄した。得られた精製物を乾
燥して74.3gの精製7−イソプロポキシイソフラボ
ンを得た。対理論収率 90.0%。HPLC 面積純
度 99.90%。 融点 116〜116.3℃。
フラスコに、イソプロピルアルコール 310g、イソ
プロピルブロマイド 51.7g、7−ヒドロキシイソ
フラボン70gを加え、撹拌下、加熱した。70℃で炭
酸カリウム、56.9gを加えた。還流下、5時間攪拌
したところ、反応は完結した。HPLCで未反応物(7
−ヒドロキシイソフラボン)0.2重量%を検出した。
減圧下50〜60℃で過剰のイソプロピルブロマイドと
イソプロピルアルコールを留去した。残留物を冷却し
て、これに水 350cc加え、30分撹拌した後、濾
過した。得られたケーキを水で洗浄して、粗7−イソプ
ロポキシイソフラボン 110.4g(正味 78.2
g、収率95%、HPLC 面積純度 99.78%)
を得た。次に撹拌機、温度計、還流冷却器を備えた50
0cc 4口フラスコに上記粗7−イソプロポキシイソ
フラボン 110.4gを加え、エタノール 320c
cを加え、太閤SA 4gを加え、還流温度 80℃で
30分撹拌した。その後、熱濾過し、フィルタケーキの
活性炭を熱エタノール30ccで洗浄し、濾液をエバポ
レータで濃縮してエタノール 110ccを留去した。
水24ccを加え、室温まで冷却、濾過してケーキをエ
タノール 120ccで洗浄した。得られた精製物を乾
燥して74.3gの精製7−イソプロポキシイソフラボ
ンを得た。対理論収率 90.0%。HPLC 面積純
度 99.90%。 融点 116〜116.3℃。
【0012】
【発明の効果】高純度の7−イソプロポキシイソフラボ
ンを高収率で得ることの出来る製造方法が確立された。
ンを高収率で得ることの出来る製造方法が確立された。
Claims (8)
- 【請求項1】7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピ
ルブロマイドを酸結合剤の存在下反応させて、7−イソ
プロポキシイソフラボンを製造する方法において、アル
コール類を含有する溶剤及び/又はスルフォキサイド類
を含有する溶剤及び/又は7−ヒドロキシイソフラボン
に対し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメ
チルフォルムアミド若しくはN,N−ジメチルアセトア
ミドを含有する溶剤を用いる事を特徴とする7−イソプ
ロポキシイソフラボンの製造方法。 - 【請求項2】溶剤がアルコール類を含有する溶剤である
請求項1に記載の7−イソプロポキシイソフラボンの製
造方法。 - 【請求項3】溶剤がスルフォキサイド類を含有する溶剤
である請求項1に記載の7−イソプロポキシイソフラボ
ンの製造方法。 - 【請求項4】溶剤が7−ヒドロキシイソフラボンに対
し、1.5〜30重量比(g/g)のN,N−ジメチル
フォルムアミド、又はN,N−ジメチルアセトアミドを
含有する溶剤である請求項1に記載の7−イソプロポキ
シイソフラボンの製造方法。 - 【請求項5】イソプロピルブロマイドの使用量が、7−
ヒドロキシイソフラボンに対し、1.1〜4モル比であ
る請求項1乃至4のいずれか一項に記載の7−イソプロ
ポキシイソフラボンの製造方法。 - 【請求項6】7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピ
ルブロマイドを酸結合剤の存在下に40〜90℃で反応
させ、その後80〜99℃に昇温して反応を完結させる
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の7−イソプロポ
キシイソフラボンの製造方法。 - 【請求項7】7−ヒドロキシイソフラボンとイソプロピ
ルブロマイドとの反応完結後、反応溶剤、過剰のイソプ
ロピルブロマイドを減圧あるいは常圧で留去し、その
後、水を加え、撹拌後、濾過して、7−イソプロポキシ
イソフラボンを得る請求項1乃至6のいずれか一項に記
載の7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法。 - 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか一項の製造方法
で得られた7−イソプロポキシイソフラボンを、アルコ
ール類に完溶させ、活性炭を加え、加熱撹拌後、熱濾過
し、濾液に水を加え、得られた析出物を濾過して、7−
イソプロポキシイソフラボンを得る事を特徴とする7−
イソプロポキシイソフラボンの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208496A JPH09268187A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208496A JPH09268187A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268187A true JPH09268187A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14317918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10208496A Pending JPH09268187A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09268187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7618998B2 (en) | 2008-02-26 | 2009-11-17 | Kaosiung Medical University | Isoflavone derivatives and pharmaceutical compositions comprising the same |
US8138184B2 (en) | 2008-02-26 | 2012-03-20 | Kaohsiung Medical University | Isoxazole derivatives and pharmaceutical compositions comprising the same |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP10208496A patent/JPH09268187A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7618998B2 (en) | 2008-02-26 | 2009-11-17 | Kaosiung Medical University | Isoflavone derivatives and pharmaceutical compositions comprising the same |
US8138184B2 (en) | 2008-02-26 | 2012-03-20 | Kaohsiung Medical University | Isoxazole derivatives and pharmaceutical compositions comprising the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10505084A (ja) | 臭化メチルの生成を減少させてテトラブロモビスフエノール−aの製造をする方法 | |
JP5280115B2 (ja) | p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)の製造方法 | |
HU229253B1 (en) | Process for johexol manufacture | |
JPH09268187A (ja) | 7−イソプロポキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 | |
JPS6160634A (ja) | 2、4―ジクロロ―3―アルキル―6―ニトロフェノールの製造方法 | |
JP5000645B2 (ja) | 3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製方法 | |
JPH07242604A (ja) | 4,6−ジアミノレゾルシノールおよびその前駆体の製造方法 | |
CN114560862A (zh) | 一种吡咯并[1,2-a]喹喔啉-4(5h)-酮及其衍生物的合成方法 | |
JP4698421B2 (ja) | 2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 | |
EP0481118A1 (en) | A method for producing butyl 3'-(1H-tetrazol-5-yl) oxanilate | |
JPS60100554A (ja) | Ν−フエニルマレイミド化合物の製造方法 | |
JP2717995B2 (ja) | 1,2,3−トリアゾールの製法 | |
JP4519564B2 (ja) | 1−アミノシクロプロパンカルボン酸の精製方法及び製造方法 | |
JP2003048873A (ja) | 4−フタロニトリル誘導体の製造方法 | |
JPH072742A (ja) | 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニリン硫酸塩の新規製造法 | |
JP4386153B2 (ja) | 酸ニ無水物の晶析方法 | |
JP4587139B2 (ja) | アミノアルコキシカルボスチリル誘導体の製造方法。 | |
JP3547497B2 (ja) | ベンゾチアゾロン化合物の製造方法 | |
JPH01197455A (ja) | クロルアニルの製造方法 | |
JP2989698B2 (ja) | アラントインの精製方法 | |
JP3000734B2 (ja) | オキシフラバン類の精製法 | |
JPH01258649A (ja) | 2,4−ジクロロ−3−アルキル−6−ニトロフェノールの製造方法 | |
JPH0587068B2 (ja) | ||
JP2005521688A (ja) | 2−アニリノ−4,6−ジメチルピリミジンの製造方法 | |
JP4281280B2 (ja) | 4,5−ジアルコキシ−2−ホルミルアミノベンズアミドの製法 |