JPH0922272A - 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 - Google Patents
直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法Info
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- JPH0922272A JPH0922272A JP7169124A JP16912495A JPH0922272A JP H0922272 A JPH0922272 A JP H0922272A JP 7169124 A JP7169124 A JP 7169124A JP 16912495 A JP16912495 A JP 16912495A JP H0922272 A JPH0922272 A JP H0922272A
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- G09G3/22—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources
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- G09G3/282—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using DC panels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスプレイの大型化等によって走査周期の
短い駆動を要する場合でも、安定な放電動作によって高
品質の表示を可能にする。 【構成】 書込み放電を形成するときは、陰極に走査パ
ルスPscn を印加しているとき、表示陽極を“H”レベ
ルであるオンレベルVonに保持することで行う。書込み
放電を形成しないときは、陰極にPscn を印加している
ときに、書込み電圧の印加される時間(τscn −τnw)
が、最初の書込み放電が形成される表示セルが出現し始
める放電開始の統計的遅れ時間よりも短くなるように設
定した、8書込みパルスPnwを表示陽極に印加する。維
持放電は、Pscn に引続いて一定期間陰極に印加され、
かつPnwとタイミングが重ならない維持パルスPsus で
形成する。
短い駆動を要する場合でも、安定な放電動作によって高
品質の表示を可能にする。 【構成】 書込み放電を形成するときは、陰極に走査パ
ルスPscn を印加しているとき、表示陽極を“H”レベ
ルであるオンレベルVonに保持することで行う。書込み
放電を形成しないときは、陰極にPscn を印加している
ときに、書込み電圧の印加される時間(τscn −τnw)
が、最初の書込み放電が形成される表示セルが出現し始
める放電開始の統計的遅れ時間よりも短くなるように設
定した、8書込みパルスPnwを表示陽極に印加する。維
持放電は、Pscn に引続いて一定期間陰極に印加され、
かつPnwとタイミングが重ならない維持パルスPsus で
形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン画像等の
大画面のために大型化し易い平板ディスプレイの1つで
ある直流型気体放電パネル、例えば直流型プラズマディ
スプレイパネル(以下、DC−PDPという)のメモリ
駆動方法に関するものである。
大画面のために大型化し易い平板ディスプレイの1つで
ある直流型気体放電パネル、例えば直流型プラズマディ
スプレイパネル(以下、DC−PDPという)のメモリ
駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献1:信学技報、EID93−118(1994−
1)電子情報通信学会、高野著「40型PDPのCPM
駆動」P.37−42 文献2:信学技報、EID90−99(1990)電子
情報通信学会、大西等「33型放電パネルによるハイビ
ジョン表示(その2) ハイビジョン表示用信号処理に
ついて」P.79−84 文献1には、DC−PDPのメモリ駆動方法が記載され
ている。また、文献2には、パネルに形成される表示陽
極を2分割してそれらを同時に走査することで、走査時
間の短縮化を図ったDC−PDPの技術が記載されてい
る。前記文献1に記載されているように、DC−PDP
は本来メモリ機能を持たず、例えば、そのままでは大型
化したときに輝度が低下してしまう。そこで、駆動法に
よってメモリ機能を持たせるのがパルスメモリ駆動法で
ある。パルスメモリ駆動法の一種であるCPM(Cathod
o Pulse Memory)駆動法では、維持パルスを陰極側に加
えることにより、波形を2値にして回路を簡略化すると
共に、無効な電力の減少が図れる。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献1:信学技報、EID93−118(1994−
1)電子情報通信学会、高野著「40型PDPのCPM
駆動」P.37−42 文献2:信学技報、EID90−99(1990)電子
情報通信学会、大西等「33型放電パネルによるハイビ
ジョン表示(その2) ハイビジョン表示用信号処理に
ついて」P.79−84 文献1には、DC−PDPのメモリ駆動方法が記載され
ている。また、文献2には、パネルに形成される表示陽
極を2分割してそれらを同時に走査することで、走査時
間の短縮化を図ったDC−PDPの技術が記載されてい
る。前記文献1に記載されているように、DC−PDP
は本来メモリ機能を持たず、例えば、そのままでは大型
化したときに輝度が低下してしまう。そこで、駆動法に
よってメモリ機能を持たせるのがパルスメモリ駆動法で
ある。パルスメモリ駆動法の一種であるCPM(Cathod
o Pulse Memory)駆動法では、維持パルスを陰極側に加
えることにより、波形を2値にして回路を簡略化すると
共に、無効な電力の減少が図れる。
【0003】このようなDC−PDPのメモリ駆動回路
の1つである従来のCPM駆動回路の構成図を図5に、
そのCPM駆動方法の波形図を図6に示す。図5のCP
M駆動回路において、複数の線状電極からなる表示陽極
1と、該表示陽極1と平行に配列された複数の補助陽極
2と、放電ガスが封入され表示陽極1と対向してそれら
と直交するように配列された複数の線状電極からなる陰
極3とを、備えている。各表示陽極1及び陰極3の交差
箇所には、それらの各表示陽極1及び陰極3間の放電に
よってそれぞれ発光する複数の表示セル4が設けられて
いる。また、各補助陽極2及び陰極3の交差箇所には、
補助セル5がそれぞれ設けられている。陰極3には、陰
極バイアスVbkが印加される。表示陽極1には書込みパ
ルスPw が、陰極3には走査パルスPscn と維持パルス
Psus が、さらに補助陽極2には補助放電パルスPsa
が、それぞれ印加されるようになっている。
の1つである従来のCPM駆動回路の構成図を図5に、
そのCPM駆動方法の波形図を図6に示す。図5のCP
M駆動回路において、複数の線状電極からなる表示陽極
1と、該表示陽極1と平行に配列された複数の補助陽極
2と、放電ガスが封入され表示陽極1と対向してそれら
と直交するように配列された複数の線状電極からなる陰
極3とを、備えている。各表示陽極1及び陰極3の交差
箇所には、それらの各表示陽極1及び陰極3間の放電に
よってそれぞれ発光する複数の表示セル4が設けられて
いる。また、各補助陽極2及び陰極3の交差箇所には、
補助セル5がそれぞれ設けられている。陰極3には、陰
極バイアスVbkが印加される。表示陽極1には書込みパ
ルスPw が、陰極3には走査パルスPscn と維持パルス
Psus が、さらに補助陽極2には補助放電パルスPsa
が、それぞれ印加されるようになっている。
【0004】図6の波形図において、Sは補助陽極信号
であり、この補助陽極信号Sの補助放電パルスPsaの周
期がTH である。A1〜ANは表示陽極信号であり、こ
の書込みパルスPw のパルス幅がτw である。書込みパ
ルスPw の周期は、補助放電パルスPsaの周期TH と同
一である。K1〜KMは陽極信号であり、この走査パル
スPscn のパルス幅がτscn であり、その後の維持パル
スPsus のパルス幅がτsus である。図5及び図6に示
すように、従来のメモリ駆動方法では、表示放電を形成
するときは、表示陽極1に“H”レベルとなる書込みパ
ルスPw を印加する。これと同時に、陰極3には、走査
パルスPscn を印加して書込み放電を形成し、かつ引続
いて一定期間、陰極3に維持パルスPsus を印加し、表
示セル4の放電をパルス的(断続的)に継続させる。こ
れに対し、表示セル4に対して表示放電を生成しないと
きは、陰極3に走査パルスPscn が印加されている期間
に書込みパルスPw を供給せずに書込み放電を形成せ
ず、この走査パルスPscn に引続いて陰極3に印加され
る維持パルスPsus では維持放電が形成されないように
している。
であり、この補助陽極信号Sの補助放電パルスPsaの周
期がTH である。A1〜ANは表示陽極信号であり、こ
の書込みパルスPw のパルス幅がτw である。書込みパ
ルスPw の周期は、補助放電パルスPsaの周期TH と同
一である。K1〜KMは陽極信号であり、この走査パル
スPscn のパルス幅がτscn であり、その後の維持パル
スPsus のパルス幅がτsus である。図5及び図6に示
すように、従来のメモリ駆動方法では、表示放電を形成
するときは、表示陽極1に“H”レベルとなる書込みパ
ルスPw を印加する。これと同時に、陰極3には、走査
パルスPscn を印加して書込み放電を形成し、かつ引続
いて一定期間、陰極3に維持パルスPsus を印加し、表
示セル4の放電をパルス的(断続的)に継続させる。こ
れに対し、表示セル4に対して表示放電を生成しないと
きは、陰極3に走査パルスPscn が印加されている期間
に書込みパルスPw を供給せずに書込み放電を形成せ
ず、この走査パルスPscn に引続いて陰極3に印加され
る維持パルスPsus では維持放電が形成されないように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メモリ駆動方法では、例えば、ディスプレイの大型化に
よって表示陽極1及び陰極3等の本数が増え、その陰極
3の走査速度を高速化することが必要となるが、そのた
めに陰極1行の走査周期が短くなると、十分な書込み放
電の時間と維持放電の時間を確保することが困難にな
る。その結果、安定な放電(即ち、正常な表示動作)が
得られなかったり、仮に安定な放電が得られても、十分
な輝度が得られないという問題があった。また、それら
両者を同時に満足しようとすると、回路規模が大きくな
ってコスト高になるといった問題が生じる。以下、これ
らの問題を図7及び図8を参照しつつ詳細に説明する。
一般に、この種のDC−PDPのメモリ駆動において、
表示セルの書込み放電確率特性が図7に示すようになっ
ており、また、表示セルの維持放電確率特性が図8に示
すようになっている。
メモリ駆動方法では、例えば、ディスプレイの大型化に
よって表示陽極1及び陰極3等の本数が増え、その陰極
3の走査速度を高速化することが必要となるが、そのた
めに陰極1行の走査周期が短くなると、十分な書込み放
電の時間と維持放電の時間を確保することが困難にな
る。その結果、安定な放電(即ち、正常な表示動作)が
得られなかったり、仮に安定な放電が得られても、十分
な輝度が得られないという問題があった。また、それら
両者を同時に満足しようとすると、回路規模が大きくな
ってコスト高になるといった問題が生じる。以下、これ
らの問題を図7及び図8を参照しつつ詳細に説明する。
一般に、この種のDC−PDPのメモリ駆動において、
表示セルの書込み放電確率特性が図7に示すようになっ
ており、また、表示セルの維持放電確率特性が図8に示
すようになっている。
【0006】図7に示すように、表示セルに対して放電
可能な電圧が印加されてから放電が開始するまでには、
遅れ時間がある。書込み放電の場合、0.8μs あたり
から放電を始める表示セルが出現し始め(=τd )、約
1.2μs 以降では、ほぼすべての表示セルが放電して
いる。一方、図8に示すように、表示セルの維持放電の
場合では、0.1μs あたりから放電を始める表示セル
が出現し始め、0.6μs 以降でほぼすべての表示セル
が放電している。表示セルに対する書込み放電は、その
表示セルにイオンや励起原子等を発生させることが目的
の放電であり、上述の放電確率特性から、書込み放電時
間は1.2μs 以上必要である。一方、表示セルの維持
放電は、この放電で所望の発光輝度を得るのが目的であ
る。そのため、維持パルスPsus のパルス幅τsus は、
表示セル毎の発光ばらつきが小さく(時間が短い場合、
放電して間もない表示セルと最初に放電した表示セルと
で発光輝度の差が大きい)、かつ十分な輝度を得るため
に、長い方が望ましい。例えば、表示セル間で放電時間
の差を50%以下とするためには、1.1μs 以上必要
である(時間0.1μs で放電開始した表示セルの放電
時間は、1.1−0.1=1、時間0.6μs で放電を
開始した表示セルの放電時間は、1.1−0.6=0.
5)。
可能な電圧が印加されてから放電が開始するまでには、
遅れ時間がある。書込み放電の場合、0.8μs あたり
から放電を始める表示セルが出現し始め(=τd )、約
1.2μs 以降では、ほぼすべての表示セルが放電して
いる。一方、図8に示すように、表示セルの維持放電の
場合では、0.1μs あたりから放電を始める表示セル
が出現し始め、0.6μs 以降でほぼすべての表示セル
が放電している。表示セルに対する書込み放電は、その
表示セルにイオンや励起原子等を発生させることが目的
の放電であり、上述の放電確率特性から、書込み放電時
間は1.2μs 以上必要である。一方、表示セルの維持
放電は、この放電で所望の発光輝度を得るのが目的であ
る。そのため、維持パルスPsus のパルス幅τsus は、
表示セル毎の発光ばらつきが小さく(時間が短い場合、
放電して間もない表示セルと最初に放電した表示セルと
で発光輝度の差が大きい)、かつ十分な輝度を得るため
に、長い方が望ましい。例えば、表示セル間で放電時間
の差を50%以下とするためには、1.1μs 以上必要
である(時間0.1μs で放電開始した表示セルの放電
時間は、1.1−0.1=1、時間0.6μs で放電を
開始した表示セルの放電時間は、1.1−0.6=0.
5)。
【0007】従来のメモリ駆動において、1行の走査周
期をTH 、走査パルスPscn のパルス幅をτscn (=書
込みパルスPw のパルス幅:τw )、維持パルスPsus
のパルス幅をτsus とすると、TH ≧τscn +τsus で
ある。従って、1行の走査周期TH ≧2.3(=1.2
+1.1)μs となり、例えば、ディスプレイの大型化
等によってこれ以上走査周期の短い駆動を要する場合、
安定な放電動作が得られなかったり、十分な輝度が得ら
れないといった問題があった。本発明は、前記従来技術
が持っていた課題を解決し、短い走査周期でも安定なメ
モリ駆動ができ、高速の駆動においても高品質の表示が
可能なDC−PDPのメモリ駆動方法を提供するもので
ある。
期をTH 、走査パルスPscn のパルス幅をτscn (=書
込みパルスPw のパルス幅:τw )、維持パルスPsus
のパルス幅をτsus とすると、TH ≧τscn +τsus で
ある。従って、1行の走査周期TH ≧2.3(=1.2
+1.1)μs となり、例えば、ディスプレイの大型化
等によってこれ以上走査周期の短い駆動を要する場合、
安定な放電動作が得られなかったり、十分な輝度が得ら
れないといった問題があった。本発明は、前記従来技術
が持っていた課題を解決し、短い走査周期でも安定なメ
モリ駆動ができ、高速の駆動においても高品質の表示が
可能なDC−PDPのメモリ駆動方法を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1及び第2の発明は、
前記課題を解決するために、配列された複数の線状の第
1電極(例えば、表示陽極)で構成された第1電極群
と、放電ガスが封入され前記第1電極群と対向してそれ
らの第1電極群と直交するように配置された複数の線状
の第2電極(例えば、陰極)で構成された第2電極群
と、前記各第1電極群及び第2電極群の交差箇所に設け
られ、それらの各第1電極及び第2電極間の放電によっ
てそれぞれ発光する複数の表示セルとを、備えたDC−
PDPを用い、前記各第2電極には、パルス幅τscn の
走査パルスを走査周期Tで順次印加すると共に、それら
の各走査パルスに引続くパルス幅τsus の維持パルス列
を一定期間それぞれ印加し、前記第1電極群には、前記
各表示セルに対する表示情報が非表示の場合のみ第1論
理レベル(例えば、“L”レベル)で、他の期間はすべ
て第2論理レベル(例えば、“H”レベル)の2値信号
であるパルス幅τnwの非書込みパルスを前記走査パルス
に同期して印加するDC−PDPのメモリ駆動方法であ
って、次のような手段を講じている。即ち、前記走査パ
ルスに引続いて前記第2電極に印加する維持パルスは、
前記非書込みパルスとタイミングが重ならないように
し、前記第1電極に印加する前記非書込みパルスのパル
ス幅τnwは、前記第2電極に印加する前記走査パルスの
パルス幅τscn よりも短くして、τscn +τsus >Tと
なるようにしている。第3の発明では、第2の発明にお
いて、非書込みパルスの立下がりと走査パルスの立下が
りとがほぼ同じタイミングとなるようにし、また、第4
の発明では、非書込みパルスの立上がりと走査パルスの
立上がりとがほぼ同じタイミングとなるようにしてい
る。
前記課題を解決するために、配列された複数の線状の第
1電極(例えば、表示陽極)で構成された第1電極群
と、放電ガスが封入され前記第1電極群と対向してそれ
らの第1電極群と直交するように配置された複数の線状
の第2電極(例えば、陰極)で構成された第2電極群
と、前記各第1電極群及び第2電極群の交差箇所に設け
られ、それらの各第1電極及び第2電極間の放電によっ
てそれぞれ発光する複数の表示セルとを、備えたDC−
PDPを用い、前記各第2電極には、パルス幅τscn の
走査パルスを走査周期Tで順次印加すると共に、それら
の各走査パルスに引続くパルス幅τsus の維持パルス列
を一定期間それぞれ印加し、前記第1電極群には、前記
各表示セルに対する表示情報が非表示の場合のみ第1論
理レベル(例えば、“L”レベル)で、他の期間はすべ
て第2論理レベル(例えば、“H”レベル)の2値信号
であるパルス幅τnwの非書込みパルスを前記走査パルス
に同期して印加するDC−PDPのメモリ駆動方法であ
って、次のような手段を講じている。即ち、前記走査パ
ルスに引続いて前記第2電極に印加する維持パルスは、
前記非書込みパルスとタイミングが重ならないように
し、前記第1電極に印加する前記非書込みパルスのパル
ス幅τnwは、前記第2電極に印加する前記走査パルスの
パルス幅τscn よりも短くして、τscn +τsus >Tと
なるようにしている。第3の発明では、第2の発明にお
いて、非書込みパルスの立下がりと走査パルスの立下が
りとがほぼ同じタイミングとなるようにし、また、第4
の発明では、非書込みパルスの立上がりと走査パルスの
立上がりとがほぼ同じタイミングとなるようにしてい
る。
【0009】
【作用】第1〜第4の発明によれば、第2の電極(例え
ば、陰極)に走査パルスを印加しているとき、第1の電
極(例えば、表示陽極)をオンレベルの電位に保持する
ことで、書込み放電を形成する。書込み放電を形成しな
いときは、第2電極に走査パルスを印加しているとき
に、例えば、書込み電圧の印加される時間が、最初の書
込み放電が形成される表示セルが出現し始める放電開始
の統計的遅れ時間よりも短くなるように設定した非書込
みパルスを、第1電極に印加する。さらに、表示パルス
に引続いて一定期間第2電極に印加され、かつ非書込み
パルスとタイミングが重ならない維持パルスにより、維
持放電を形成する。
ば、陰極)に走査パルスを印加しているとき、第1の電
極(例えば、表示陽極)をオンレベルの電位に保持する
ことで、書込み放電を形成する。書込み放電を形成しな
いときは、第2電極に走査パルスを印加しているとき
に、例えば、書込み電圧の印加される時間が、最初の書
込み放電が形成される表示セルが出現し始める放電開始
の統計的遅れ時間よりも短くなるように設定した非書込
みパルスを、第1電極に印加する。さらに、表示パルス
に引続いて一定期間第2電極に印加され、かつ非書込み
パルスとタイミングが重ならない維持パルスにより、維
持放電を形成する。
【0010】
【実施例】第1の実施例 図2は本発明の実施例のメモリ駆動方法で駆動されるD
C−PDPの概略の構成図、及び図3はその図2の要部
の概略の構成図である。このDC−PDPの構造は、P
PM(Planar Pulse Memory )型と呼ばれるもので、ガ
ラス板でできた前面パネル11と背面パネル12の内側
に、電極13,14,15や隔壁18等が厚膜印刷等で
形成され、その隔壁18で囲まれた表示用放電セルから
なる表示セル16の間に、溝状の補助放電セルからなる
補助セル17が設けられている。即ち、前面パネル11
の内側(即ち、下側)には、線状電極で構成された複数
の表示陽極13(=131 〜13N )と、線状電極で構
成された複数の補助陽極14(=141 〜14L )と
が、平行に形成されている。背面パネル12の内側(即
ち、上側)には、表示陽極13(=131 〜13N )と
直交する方向に、線状電極で構成された複数の陰極15
(=151 〜15M )が形成されている。表示陽極13
(=131 〜13N )と陰極15(=151 〜15M )
との各交点が、各々の表示セル16(=1611〜1
6MN)を構成し、さらに、補助陽極14(=141 〜1
4L )と陰極15(=151 〜15M )との各交点が、
各々の補助セル17(=1711〜17ML)を構成してい
る。各表示セル16は、隔壁18で他の表示セルと空間
的に隔てられているが、隣合う表示セル16と補助セル
17とは、プライミングスリット19を介して空間的に
結合している。
C−PDPの概略の構成図、及び図3はその図2の要部
の概略の構成図である。このDC−PDPの構造は、P
PM(Planar Pulse Memory )型と呼ばれるもので、ガ
ラス板でできた前面パネル11と背面パネル12の内側
に、電極13,14,15や隔壁18等が厚膜印刷等で
形成され、その隔壁18で囲まれた表示用放電セルから
なる表示セル16の間に、溝状の補助放電セルからなる
補助セル17が設けられている。即ち、前面パネル11
の内側(即ち、下側)には、線状電極で構成された複数
の表示陽極13(=131 〜13N )と、線状電極で構
成された複数の補助陽極14(=141 〜14L )と
が、平行に形成されている。背面パネル12の内側(即
ち、上側)には、表示陽極13(=131 〜13N )と
直交する方向に、線状電極で構成された複数の陰極15
(=151 〜15M )が形成されている。表示陽極13
(=131 〜13N )と陰極15(=151 〜15M )
との各交点が、各々の表示セル16(=1611〜1
6MN)を構成し、さらに、補助陽極14(=141 〜1
4L )と陰極15(=151 〜15M )との各交点が、
各々の補助セル17(=1711〜17ML)を構成してい
る。各表示セル16は、隔壁18で他の表示セルと空間
的に隔てられているが、隣合う表示セル16と補助セル
17とは、プライミングスリット19を介して空間的に
結合している。
【0011】また、各表示セル16における表示陽極1
3の近傍には、蛍光体20が形成されている。前面パネ
ル11と背面パネル12との間には、放電ガス(例え
ば、ヘリウムとキセノンの混合ガス等)が封入され、表
示セル16で放電が形成されると、紫外線が放射され、
該表示セル16に設けられた蛍光体20に吸収され、可
視光が発せられるようになっている。このような構成の
DC−PDPに、この第1の実施例のメモリ駆動方法を
適用するときの動作を説明する。
3の近傍には、蛍光体20が形成されている。前面パネ
ル11と背面パネル12との間には、放電ガス(例え
ば、ヘリウムとキセノンの混合ガス等)が封入され、表
示セル16で放電が形成されると、紫外線が放射され、
該表示セル16に設けられた蛍光体20に吸収され、可
視光が発せられるようになっている。このような構成の
DC−PDPに、この第1の実施例のメモリ駆動方法を
適用するときの動作を説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例を示すもの
で、メモリ機能を有する図2及び図3のDC−PDPの
メモリ駆動方法を説明するための波形図である。K1〜
KMは、各陰極15(=151 〜15M )に供給される
陰極信号である。この陰極信号は、各陰極15(=15
1 〜15M )に2μs 毎に順次印加される走査パルスP
scn (電位Vscn :パルス幅τscn )と、その走査パル
スPscnに引続いて一定期間与えられ、かつその走査パ
ルスPscn とは異なる位相のパルスである維持パルスP
sus (電位Vsus :パルス幅τsus )とで、構成されて
いる。走査パルスPscn と維持パルスPsus がない期間
の電位は、陰極バイアスVbkとなる信号である。A1〜
ANは、各表示陽極13(=131 〜13N )に供給さ
れる表示陽極信号である。この表示陽極信号は、書込み
放電を形成しないときのみ走査パルスPscn が印加され
ている期間のうちパルス幅τnwの時間だけオフレベルV
off で、他の期間がオンレベルVonである非書込みパル
スPnwからなる信号である。ここで、τnw<τscn であ
る。Sは、各補助陽極14(=141 〜14L )に共通
に供給される補助陽極信号である。この補助陽極信号
は、走査パルスPscn が印加されている期間だけ電位が
Vsaで、他の期間は電位が補助バイアスの電位Vbsとな
る補助放電パルスPsaからなる信号である。
で、メモリ機能を有する図2及び図3のDC−PDPの
メモリ駆動方法を説明するための波形図である。K1〜
KMは、各陰極15(=151 〜15M )に供給される
陰極信号である。この陰極信号は、各陰極15(=15
1 〜15M )に2μs 毎に順次印加される走査パルスP
scn (電位Vscn :パルス幅τscn )と、その走査パル
スPscnに引続いて一定期間与えられ、かつその走査パ
ルスPscn とは異なる位相のパルスである維持パルスP
sus (電位Vsus :パルス幅τsus )とで、構成されて
いる。走査パルスPscn と維持パルスPsus がない期間
の電位は、陰極バイアスVbkとなる信号である。A1〜
ANは、各表示陽極13(=131 〜13N )に供給さ
れる表示陽極信号である。この表示陽極信号は、書込み
放電を形成しないときのみ走査パルスPscn が印加され
ている期間のうちパルス幅τnwの時間だけオフレベルV
off で、他の期間がオンレベルVonである非書込みパル
スPnwからなる信号である。ここで、τnw<τscn であ
る。Sは、各補助陽極14(=141 〜14L )に共通
に供給される補助陽極信号である。この補助陽極信号
は、走査パルスPscn が印加されている期間だけ電位が
Vsaで、他の期間は電位が補助バイアスの電位Vbsとな
る補助放電パルスPsaからなる信号である。
【0013】以下、図1の波形図を参照しつつ、この第
1の実施例のメモリ駆動方法について説明する。各陰極
15には、走査パルスPscn (例えば、パルス幅τscn
=1.4μs 、電位Vscn =0V)が、例えば2μs 毎
に順次印加される。また、印加される走査パルスPscn
の期間内に、各補助陽極14には書込み放電を形成しな
いときのみ、非書込みパルスPnw(例えば、パルス幅τ
nw=0.8μs 、Voff =220V)を印加する。印加
するタイミングは、非書込みパルスPnwの立下がりが、
走査パルスPscn の立下がりとほぼ同一になるようにす
る。非書込みパルスPnwが印加されないときの表示陽極
信号A1〜ANの電位Vonは、例えば305Vである。
走査パルスPscn に引続き各陰極15に印加される維持
パルスPsus (例えば、パルス幅τsus =1.2μs 、
電位Vsus =50V)は、非書込みパルスPnwとはタイ
ミングが重ならないようにし、2μs 周期毎に一定期間
印加される。走査パルスPscn と維持パルスPsus が各
陰極15に印加されるタイミング以外での陰極信号K1
〜KMの電位は、例えば、Vbk=85Vの陰極バイアス
となっている。
1の実施例のメモリ駆動方法について説明する。各陰極
15には、走査パルスPscn (例えば、パルス幅τscn
=1.4μs 、電位Vscn =0V)が、例えば2μs 毎
に順次印加される。また、印加される走査パルスPscn
の期間内に、各補助陽極14には書込み放電を形成しな
いときのみ、非書込みパルスPnw(例えば、パルス幅τ
nw=0.8μs 、Voff =220V)を印加する。印加
するタイミングは、非書込みパルスPnwの立下がりが、
走査パルスPscn の立下がりとほぼ同一になるようにす
る。非書込みパルスPnwが印加されないときの表示陽極
信号A1〜ANの電位Vonは、例えば305Vである。
走査パルスPscn に引続き各陰極15に印加される維持
パルスPsus (例えば、パルス幅τsus =1.2μs 、
電位Vsus =50V)は、非書込みパルスPnwとはタイ
ミングが重ならないようにし、2μs 周期毎に一定期間
印加される。走査パルスPscn と維持パルスPsus が各
陰極15に印加されるタイミング以外での陰極信号K1
〜KMの電位は、例えば、Vbk=85Vの陰極バイアス
となっている。
【0014】各補助陽極14には、走査パルスPscn と
同一のタイミングで補助放電パルスPsa(例えば、パル
ス幅τsa=1.4μs 、Vsa=300V)が印加され
る。このタイミングで各補助セル17には、300V
(=Vsa−Vscn )が順次印加され、これらの補助セル
17での放電が走査パルスPscn と共に順次シフトして
いく。補助放電パルスPsa以外の期間では、補助陽極信
号Sの電位がVbs=260Vの補助バイアスとなってい
る。ある表示セル16mn(但し、1≦m≦M、1≦n
≦N)で書込み放電を形成するには、m行目の陰極15
mに走査パルスPscn が印加されているとき、n列目の
表示陽極13nをオンレベルVon=305Vに保持して
おく。このとき、表示セル16mnに隣接する補助セル
17から、イオンや励起原子等がプライミングスリット
19を通して表示セル16mnに拡散される。その結
果、この表示セル16mnでは、これらのイオンや励起
原子等が存在するために放電し易い状態となり(これ
を、「プライミング効果」という)、0.8μs (=τ
d )経過すると、放電が形成される表示セル16が出現
し、1.2μs 経過で全表示セル16の書込み放電が達
成される。
同一のタイミングで補助放電パルスPsa(例えば、パル
ス幅τsa=1.4μs 、Vsa=300V)が印加され
る。このタイミングで各補助セル17には、300V
(=Vsa−Vscn )が順次印加され、これらの補助セル
17での放電が走査パルスPscn と共に順次シフトして
いく。補助放電パルスPsa以外の期間では、補助陽極信
号Sの電位がVbs=260Vの補助バイアスとなってい
る。ある表示セル16mn(但し、1≦m≦M、1≦n
≦N)で書込み放電を形成するには、m行目の陰極15
mに走査パルスPscn が印加されているとき、n列目の
表示陽極13nをオンレベルVon=305Vに保持して
おく。このとき、表示セル16mnに隣接する補助セル
17から、イオンや励起原子等がプライミングスリット
19を通して表示セル16mnに拡散される。その結
果、この表示セル16mnでは、これらのイオンや励起
原子等が存在するために放電し易い状態となり(これ
を、「プライミング効果」という)、0.8μs (=τ
d )経過すると、放電が形成される表示セル16が出現
し、1.2μs 経過で全表示セル16の書込み放電が達
成される。
【0015】一方、ある表示セル16mnで書込み放電
を形成しないようにするには、走査パルスPscn がm行
目の陰極15mに印加される期間内に、n列目の表示陽
極13nに非書込みパルスPnwを印加する。このとき、
図1に示すように、表示セル16mnに書込み電圧が印
加されてから書込み放電が形成され、該表示セル16m
nが出現するまでには、0.8μs 程度の放電開始の統
計的遅れ時間τd がある。上述のように、非書込みパル
スPnwが印加されると、走査パルスPscn の印加直後
は、非書込みパルスPnwが0.8μs 時間印加されてい
る。このとき、表示セル16mnに印加される電圧は2
20V(=Voff −Vscn )なので、放電が形成されな
い。その後、表示陽極13nが305VのオンレベルV
onとなって表示セル16mnに305Vの書込み電圧が
印加されても、その時間はτscn −τnw=0.6μs と
放電開始の統計的遅れ時間τd よりも短いため、書込み
放電が形成されない。
を形成しないようにするには、走査パルスPscn がm行
目の陰極15mに印加される期間内に、n列目の表示陽
極13nに非書込みパルスPnwを印加する。このとき、
図1に示すように、表示セル16mnに書込み電圧が印
加されてから書込み放電が形成され、該表示セル16m
nが出現するまでには、0.8μs 程度の放電開始の統
計的遅れ時間τd がある。上述のように、非書込みパル
スPnwが印加されると、走査パルスPscn の印加直後
は、非書込みパルスPnwが0.8μs 時間印加されてい
る。このとき、表示セル16mnに印加される電圧は2
20V(=Voff −Vscn )なので、放電が形成されな
い。その後、表示陽極13nが305VのオンレベルV
onとなって表示セル16mnに305Vの書込み電圧が
印加されても、その時間はτscn −τnw=0.6μs と
放電開始の統計的遅れ時間τd よりも短いため、書込み
放電が形成されない。
【0016】ところで、気体放電は、放電によって生じ
たイオンや励起原子が放電停止後に漸減し、またこれら
のイオンや励起原子等が存在すると、再放電し易いとい
った特性を有している。そのため、ある表示セル16m
nで書込み放電が形成されると、走査パルスPscn に引
続いて印加される維持パルスPsus により、書込み放電
電圧305Vよりも小さい電圧255V(=Von−Vsu
s )であるにもかかわらず、放電を形成することができ
る。即ち、維持パルスPsus によって、パルス的(断続
的)に放電を維持することができる。放電で発生した紫
外線は、表示セル16mnの蛍光体20に吸収され、可
視光が放射される。しかも、パルス幅τsus =1.2μ
s といった十分な維持パルス幅を確保しているので、安
定な放電が得られ、さらに十分な輝度も得ることができ
る。表示セル16mnでの維持放電を停止するには、m
行目の陰極15mへの維持パルスPsus の印加を停止す
ればよい。また、書込み放電が形成されない表示セル1
6では、その表示セル16内にイオンや励起原子等がほ
とんど存在しないため、走査パルスPscn に引続いて印
加される維持パルスPsus では、放電が形成されない。
たイオンや励起原子が放電停止後に漸減し、またこれら
のイオンや励起原子等が存在すると、再放電し易いとい
った特性を有している。そのため、ある表示セル16m
nで書込み放電が形成されると、走査パルスPscn に引
続いて印加される維持パルスPsus により、書込み放電
電圧305Vよりも小さい電圧255V(=Von−Vsu
s )であるにもかかわらず、放電を形成することができ
る。即ち、維持パルスPsus によって、パルス的(断続
的)に放電を維持することができる。放電で発生した紫
外線は、表示セル16mnの蛍光体20に吸収され、可
視光が放射される。しかも、パルス幅τsus =1.2μ
s といった十分な維持パルス幅を確保しているので、安
定な放電が得られ、さらに十分な輝度も得ることができ
る。表示セル16mnでの維持放電を停止するには、m
行目の陰極15mへの維持パルスPsus の印加を停止す
ればよい。また、書込み放電が形成されない表示セル1
6では、その表示セル16内にイオンや励起原子等がほ
とんど存在しないため、走査パルスPscn に引続いて印
加される維持パルスPsus では、放電が形成されない。
【0017】以上のように、この第1の実施例のメモリ
駆動方法では、次の(a),(b)のような効果があ
る。 (a) この第1の実施例において、書込み放電を形成
するときは、陰極15に走査パルスPscn (パルス幅=
τscn 、電位=Vscn )を印加しているとき、表示陽極
13を“H”レベルであるオンレベルVonに保持するこ
とで行う(書込み電圧=Von−Vscn )。書込み放電を
形成しないときは、陰極15に走査パルスPscn を印加
しているときに、書込み電圧の印加される時間(τscn
−τnw)が、最初の書込み放電が形成される表示セル1
6が出現し始める放電開始の統計的遅れ時間(τd )よ
りも短くなるように設定した、非書込みパルスPnw(パ
ルス幅=τnw、電位=Voff :τscn −τnw<τd)を
表示陽極13に印加する。また、維持放電は、前記走査
パルスPscn に引続いて一定期間陰極15に印加され、
かつ前記非書込みパルスPnwとタイミングが重ならない
維持パルスPsus (パルス幅=τsus 、電位=Vsus )
で形成するようにしている。これにより、書込み放電の
時間(本実施例では、τscn )と維持パルス放電の時間
(本実施例では、τsus )とを加算した時間を、維持パ
ルスPsus の周期よりも長くできる。その結果、従来の
メモリ駆動よりも短い走査周期でも、安定なメモリ駆動
ができ、十分な書込み放電時間、及び維持放電時間を確
保できる。従って、従来よりも高速のメモリ駆動におい
ても、高品質の表示(高輝度で安定動作)が可能であ
る。
駆動方法では、次の(a),(b)のような効果があ
る。 (a) この第1の実施例において、書込み放電を形成
するときは、陰極15に走査パルスPscn (パルス幅=
τscn 、電位=Vscn )を印加しているとき、表示陽極
13を“H”レベルであるオンレベルVonに保持するこ
とで行う(書込み電圧=Von−Vscn )。書込み放電を
形成しないときは、陰極15に走査パルスPscn を印加
しているときに、書込み電圧の印加される時間(τscn
−τnw)が、最初の書込み放電が形成される表示セル1
6が出現し始める放電開始の統計的遅れ時間(τd )よ
りも短くなるように設定した、非書込みパルスPnw(パ
ルス幅=τnw、電位=Voff :τscn −τnw<τd)を
表示陽極13に印加する。また、維持放電は、前記走査
パルスPscn に引続いて一定期間陰極15に印加され、
かつ前記非書込みパルスPnwとタイミングが重ならない
維持パルスPsus (パルス幅=τsus 、電位=Vsus )
で形成するようにしている。これにより、書込み放電の
時間(本実施例では、τscn )と維持パルス放電の時間
(本実施例では、τsus )とを加算した時間を、維持パ
ルスPsus の周期よりも長くできる。その結果、従来の
メモリ駆動よりも短い走査周期でも、安定なメモリ駆動
ができ、十分な書込み放電時間、及び維持放電時間を確
保できる。従って、従来よりも高速のメモリ駆動におい
ても、高品質の表示(高輝度で安定動作)が可能であ
る。
【0018】(b) ディスプレイの大型化等によって
走査線の本数が増えたときでも、集積回路(以下、IC
という)等で構成される駆動回路の個数が、従来のメモ
リ駆動で必要であった個数の半分で駆動でき、低コスト
のDC−PDPを提供できる。以下、詳細に説明する。
従来のメモリ駆動では、例えば、走査線が1000本程
度のハイビジョン映像を表示する場合、前記文献2の第
80頁の図3に記載されているように、表示陽極を、パ
ネル上側のグループと下側のグループとで上下2つのグ
ループに分けて駆動していた。これは、次のような理由
によるものである。1画面を表示する時間(1フィール
ド)は、目にちらつきとして感じないように16.6ms
程度(約60Hz)である。この1フィールドを、十分な
階調表示を得るために8つのサブフィールドに分け、各
サブフィールドにそれぞれ1、2、4、8、16、3
2、64、128の重付けをするサブフィールド法が採
用されている。このとき、1つのサブフィールドは、約
2.3msとなる。従来のメモリ駆動では、1行の走査周
期は4μs であり、この場合500本程度(2.3ms÷
4μs )までしか駆動できない。1000本を駆動しよ
うとすると、1行の走査周期を2μs 程度(2.3ms÷
1000本)で駆動することになる。安定なメモリ放電
動作を得るには、書込み放電の時間は、1.2μs 以
上、また維持放電の時間は1.1μs 以上必要である。
従来のメモリ駆動では、1つの書込み放電の時間と1つ
の維持放電の時間とを加算した時間は、走査周期よりも
長くできないので、安定放電が得られない。安定放電を
得るには、十分な書込み放電時間と維持放電時間とが得
られる1行の走査周期が4μs である。そこで、前記文
献2のメモリ駆動方法では、表示陽極をパネルの上下で
2分割し(上側の走査線500本と下側の走査線500
本に対応する)、上側と下側の走査線を同時に走査する
ことで、2msの間でも1000本を走査できる(2ms÷
4μs ×2=1000)。しかし、この場合、表示陽極
を駆動する回路(駆動IC)が上側と下側で必要とな
る。これに対し、この第1の実施例では、走査周期が2
μs であっても、書込み放電時間と維持放電時間とを十
分にとることができるので、表示陽極13を駆動するI
Cが従来の半分の個数で可能となり、低コストとなる。
走査線の本数が増えたときでも、集積回路(以下、IC
という)等で構成される駆動回路の個数が、従来のメモ
リ駆動で必要であった個数の半分で駆動でき、低コスト
のDC−PDPを提供できる。以下、詳細に説明する。
従来のメモリ駆動では、例えば、走査線が1000本程
度のハイビジョン映像を表示する場合、前記文献2の第
80頁の図3に記載されているように、表示陽極を、パ
ネル上側のグループと下側のグループとで上下2つのグ
ループに分けて駆動していた。これは、次のような理由
によるものである。1画面を表示する時間(1フィール
ド)は、目にちらつきとして感じないように16.6ms
程度(約60Hz)である。この1フィールドを、十分な
階調表示を得るために8つのサブフィールドに分け、各
サブフィールドにそれぞれ1、2、4、8、16、3
2、64、128の重付けをするサブフィールド法が採
用されている。このとき、1つのサブフィールドは、約
2.3msとなる。従来のメモリ駆動では、1行の走査周
期は4μs であり、この場合500本程度(2.3ms÷
4μs )までしか駆動できない。1000本を駆動しよ
うとすると、1行の走査周期を2μs 程度(2.3ms÷
1000本)で駆動することになる。安定なメモリ放電
動作を得るには、書込み放電の時間は、1.2μs 以
上、また維持放電の時間は1.1μs 以上必要である。
従来のメモリ駆動では、1つの書込み放電の時間と1つ
の維持放電の時間とを加算した時間は、走査周期よりも
長くできないので、安定放電が得られない。安定放電を
得るには、十分な書込み放電時間と維持放電時間とが得
られる1行の走査周期が4μs である。そこで、前記文
献2のメモリ駆動方法では、表示陽極をパネルの上下で
2分割し(上側の走査線500本と下側の走査線500
本に対応する)、上側と下側の走査線を同時に走査する
ことで、2msの間でも1000本を走査できる(2ms÷
4μs ×2=1000)。しかし、この場合、表示陽極
を駆動する回路(駆動IC)が上側と下側で必要とな
る。これに対し、この第1の実施例では、走査周期が2
μs であっても、書込み放電時間と維持放電時間とを十
分にとることができるので、表示陽極13を駆動するI
Cが従来の半分の個数で可能となり、低コストとなる。
【0019】第2の実施例 図4は、本発明の第2の実施例を示すDC−PDPにお
けるメモリ駆動方法の波形図であり、第1の実施例を示
す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されて
いる。第1の実施例の図1では、図3の表示陽極13
(=131 〜13N )に印加する非書込みパルスPnw
を、その非書込みパルスPnwの立下がりと、図3の陰極
15(=151 〜15M )に印加する走査パルスPscn
の立下がりとが、ほぼ同一のタイミングになる例につい
て説明した。これに対し、この第2の実施例の図4で
は、非書込みパルスPnwを印加するタイミングを、該非
書込みパルスPnwの立上がりと、走査パルスPscn の立
上がりとが、ほぼ同一のタイミングになるようにしてい
る。このような非書込みパルスPnwを表示陽極13(=
131 〜13N)に印加しても、第1の実施例と同様の
作用、効果が得られる。
けるメモリ駆動方法の波形図であり、第1の実施例を示
す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されて
いる。第1の実施例の図1では、図3の表示陽極13
(=131 〜13N )に印加する非書込みパルスPnw
を、その非書込みパルスPnwの立下がりと、図3の陰極
15(=151 〜15M )に印加する走査パルスPscn
の立下がりとが、ほぼ同一のタイミングになる例につい
て説明した。これに対し、この第2の実施例の図4で
は、非書込みパルスPnwを印加するタイミングを、該非
書込みパルスPnwの立上がりと、走査パルスPscn の立
上がりとが、ほぼ同一のタイミングになるようにしてい
る。このような非書込みパルスPnwを表示陽極13(=
131 〜13N)に印加しても、第1の実施例と同様の
作用、効果が得られる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (i) 図2及び図3のDC−PDPでは、第1電極を
表示陽極13(=131〜13N )、第2電極を陰極1
5(=151 〜15M )、第1論理レベルを“L”レベ
ル、及び第2論理レベルを“H”レベルとして図1及び
図4のメモリ駆動方法について説明したが、これに代え
て、第1電極を陰極15(=151 〜15M )、第2電
極を表示陽極13(=131 〜13N )、第1論理レベ
ルを“H”レベル、及び第2論理レベルを“L”レベル
としてメモリ駆動を行っても、上記実施例とほぼ同様の
作用、効果が得られる。 (ii) 前記(i)のメモリ駆動方法や、上記実施例の
メモリ駆動方法に適用されるDC−PDPの構造は、図
2及び図3の構造のものに限定されず、図示以外の構造
のものや、あるいは補助陽極14(=141 〜14L )
及び補助セル17(=1711〜17ML)を持たないDC
−PDPについても、本発明の適用が可能である。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (i) 図2及び図3のDC−PDPでは、第1電極を
表示陽極13(=131〜13N )、第2電極を陰極1
5(=151 〜15M )、第1論理レベルを“L”レベ
ル、及び第2論理レベルを“H”レベルとして図1及び
図4のメモリ駆動方法について説明したが、これに代え
て、第1電極を陰極15(=151 〜15M )、第2電
極を表示陽極13(=131 〜13N )、第1論理レベ
ルを“H”レベル、及び第2論理レベルを“L”レベル
としてメモリ駆動を行っても、上記実施例とほぼ同様の
作用、効果が得られる。 (ii) 前記(i)のメモリ駆動方法や、上記実施例の
メモリ駆動方法に適用されるDC−PDPの構造は、図
2及び図3の構造のものに限定されず、図示以外の構造
のものや、あるいは補助陽極14(=141 〜14L )
及び補助セル17(=1711〜17ML)を持たないDC
−PDPについても、本発明の適用が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、書込み放電の時間と維持パルス放電
の時間とを加算した時間を、維持パルスの周期よりも長
くできる。そのため、従来のメモリ駆動方法よりも短い
走査周期でも、安定なメモリ駆動ができ、十分な書込み
放電時間及び放電維持時間を確保できる。その結果、従
来よりも高速のメモリ駆動においても、高品質の表示
(高輝度で安定動作)が可能である。さらに、ディスプ
レイの大型化等によって走査線の本数が増えたときで
も、従来のものよりも少ない数の駆動回路でメモリ駆動
が行え、それによって低コストのDC−PDPを実現で
きる。第3及び第4の発明によれば、非書込みパルスの
立下がりと走査パルスの立下がり、あるいは非書込みパ
ルスの立上がりと走査パルスの立上がりとをほぼ同じタ
イミングとなるようにしたので、それらの非書込みパル
スと走査パルスの制御が容易になると共に、表示セルの
放電及び消去を的確に行うことができる。
2の発明によれば、書込み放電の時間と維持パルス放電
の時間とを加算した時間を、維持パルスの周期よりも長
くできる。そのため、従来のメモリ駆動方法よりも短い
走査周期でも、安定なメモリ駆動ができ、十分な書込み
放電時間及び放電維持時間を確保できる。その結果、従
来よりも高速のメモリ駆動においても、高品質の表示
(高輝度で安定動作)が可能である。さらに、ディスプ
レイの大型化等によって走査線の本数が増えたときで
も、従来のものよりも少ない数の駆動回路でメモリ駆動
が行え、それによって低コストのDC−PDPを実現で
きる。第3及び第4の発明によれば、非書込みパルスの
立下がりと走査パルスの立下がり、あるいは非書込みパ
ルスの立上がりと走査パルスの立上がりとをほぼ同じタ
イミングとなるようにしたので、それらの非書込みパル
スと走査パルスの制御が容易になると共に、表示セルの
放電及び消去を的確に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すメモリ駆動方法の
波形図である。
波形図である。
【図2】本発明の実施例に適用されるDC−PDPの概
略の構成図である。
略の構成図である。
【図3】図2のDC−PDPの要部の概略を示す構成図
である。
である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すメモリ駆動方法の
波形図である。
波形図である。
【図5】従来のCPM駆動回路の構成図である。
【図6】図5のCPM駆動回路を用いた従来のCPM駆
動方法の波形図である。
動方法の波形図である。
【図7】一般的な表示セルの書込み放電確率特性図であ
る。
る。
【図8】一般的な表示セルの維持放電確率特性図であ
る。
る。
11 前面パネル 12 背面パネル 13(=131 〜13N ) 表示陽極 14(=141 〜14L ) 補助陽極 15(=151 〜15M ) 陰極 16(=1611〜16MN) 表示セル 17(=1711〜17ML) 補助セル 18 隔壁 19 プライミングスリット 20 蛍光体 Pscn 走査パルス Psus 維持パルス Pnw 非書込みパルス Psa 補助放電パルス
Claims (4)
- 【請求項1】 配列された複数の線状の第1電極で構成
された第1電極群と、放電ガスが封入され前記第1電極
群と対向してそれらの第1電極群と直交するように配列
された複数の線状の第2電極で構成された第2電極群
と、前記各第1電極群及び第2電極群の交差箇所に設け
られ、それらの各第1電極及び第2電極間の放電によっ
てそれぞれ発光する複数の表示セルとを、備えた直流型
気体放電パネルを用い、 前記各第2電極には、パルス幅τscn の走査パルスを走
査周期Tで順次印加すると共に、それらの各走査パルス
に引続くパルス幅τsus の維持パルス列を一定期間それ
ぞれ印加し、前記第1電極群には、前記各表示セルに対
する表示情報が非表示の場合のみ第1論理レベルで、他
の期間はすべて第2論理レベルの2値信号であるパルス
幅τnwの非書込みパルスを前記走査パルスに同期して印
加する直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法であっ
て、 前記走査パルスに引続いて前記第2電極に印加する維持
パルスは、前記非書込みパルスとタイミングが重ならな
いようにし、前記第1電極に印加する前記非書込みパル
スのパルス幅τnwは、前記第2電極に印加する前記走査
パルスのパルス幅τscn よりも短くして、τscn +τsu
s >Tとなるようにしたことを特徴とする直流型気体放
電パネルのメモリ駆動方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の直流型気体放電パネルの
メモリ駆動方法において、 前記第1電極は表示陽極、前記第2電極は陰極、前記第
1論理レベルは“L”レベル、及び前記第2論理レベル
は“H”レベルとした直流型気体放電パネルのメモリ駆
動方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の直流型気体放電パネルの
メモリ駆動方法において、 前記非書込みパルスの立下がりと前記走査パルスの立下
がりとがほぼ同じタイミングとなるようにしたことを特
徴とする直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の直流型気体放電パネルの
メモリ駆動方法において、 前記非書込みパルスの立上がりと前記走査パルスの立上
がりとがほぼ同じタイミングとなるようにしたことを特
徴とする直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP7169124A JPH0922272A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 |
Publications (1)
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JPH0922272A true JPH0922272A (ja) | 1997-01-21 |
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Family Applications (1)
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- 1996-06-28 TW TW085107852A patent/TW316972B/zh active
- 1996-06-28 US US08/671,711 patent/US5739799A/en not_active Expired - Lifetime
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TW316972B (ja) | 1997-10-01 |
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