JPH1011010A - 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 - Google Patents
直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法Info
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- JPH1011010A JPH1011010A JP8166362A JP16636296A JPH1011010A JP H1011010 A JPH1011010 A JP H1011010A JP 8166362 A JP8166362 A JP 8166362A JP 16636296 A JP16636296 A JP 16636296A JP H1011010 A JPH1011010 A JP H1011010A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流型気体放電パネル(DC−PDP)をメ
モリ駆動する際に用いる放電形成用パルスの幅の設定に
自由度を持たせる。 【解決手段】 DC−PDPに接続された複数の走査電
極に対しては、プライミング放電を発生させるプライミ
ング走査パルスPPRと、書込み放電を発生させる書込み
走査パルスPWRT と、維持放電を発生させる複数の維持
パルスPSUS とを形成した走査信号S12i ,S12
i+1 ,Si+2 ,…を与え、パルスPWRT ,PPR,PSUS
の電位をシフトして印加する。気体放電パネルに接続さ
れた複数のデータ電極には、書込み放電を発生させない
ときのみ、非書込みパルスPNWを形成したデータ信号S
131〜S13J を与える。
モリ駆動する際に用いる放電形成用パルスの幅の設定に
自由度を持たせる。 【解決手段】 DC−PDPに接続された複数の走査電
極に対しては、プライミング放電を発生させるプライミ
ング走査パルスPPRと、書込み放電を発生させる書込み
走査パルスPWRT と、維持放電を発生させる複数の維持
パルスPSUS とを形成した走査信号S12i ,S12
i+1 ,Si+2 ,…を与え、パルスPWRT ,PPR,PSUS
の電位をシフトして印加する。気体放電パネルに接続さ
れた複数のデータ電極には、書込み放電を発生させない
ときのみ、非書込みパルスPNWを形成したデータ信号S
131〜S13J を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流型気体放電パ
ネル(以下、DC−PDPという)のメモリ駆動方法に
関するものである。
ネル(以下、DC−PDPという)のメモリ駆動方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。
【0003】文献;電子情報通信学会論文誌C−II、J-
173-C-II[11](1990)、村上,加藤,堀山著“カ
ラー図形表示用パルスメモリ駆動方式放電パネルの検
討”P.794-802 図2は、上記文献に示された従来のDC−PDPの構造
を示す斜視図である。DC−PDPは、背面基板1と前
面基板2の間に構成されている。背面基板1上には、ほ
ぼ平行に配列された複数の線状電極である陰極31 〜3
I (Iは正の整数)が形成されている。前面基板2に
は、ほぼ平行に配列された複数の線状の陽極41 〜4J
(Jは正の整数)が形成されている。これら線状陰極3
1 〜3Iと線状陽極41 〜4J は、直交するように対向
している。背面基板1と前面基板2とは隔壁5によって
一定の距離が保たれ、該背面基板1と前面基板2の間に
は、例えばヘリウム(He)とキセノン(Xe)の混合
ガスが封入されている。
173-C-II[11](1990)、村上,加藤,堀山著“カ
ラー図形表示用パルスメモリ駆動方式放電パネルの検
討”P.794-802 図2は、上記文献に示された従来のDC−PDPの構造
を示す斜視図である。DC−PDPは、背面基板1と前
面基板2の間に構成されている。背面基板1上には、ほ
ぼ平行に配列された複数の線状電極である陰極31 〜3
I (Iは正の整数)が形成されている。前面基板2に
は、ほぼ平行に配列された複数の線状の陽極41 〜4J
(Jは正の整数)が形成されている。これら線状陰極3
1 〜3Iと線状陽極41 〜4J は、直交するように対向
している。背面基板1と前面基板2とは隔壁5によって
一定の距離が保たれ、該背面基板1と前面基板2の間に
は、例えばヘリウム(He)とキセノン(Xe)の混合
ガスが封入されている。
【0004】各線状陰極31 〜3I と各線状陽極41 〜
4J の交差部分に表示セル6がそれぞれ形成されてい
る。つまり、複数の表示セル6がマトリクス状に配置さ
れている。前面基板2の各線状陽極41 〜4J に隣接す
る領域には、表示セル6ごとの蛍光体7が配置され、各
表示セル6は、隔壁5によって仕切られている。隣接す
る表示セル6を仕切る隔壁5において、各線状陽極の延
在する方向には、切欠き部が形成され、これが隣接する
表示セル6をつなぐ空間であるプライミングスリット8
になっている。
4J の交差部分に表示セル6がそれぞれ形成されてい
る。つまり、複数の表示セル6がマトリクス状に配置さ
れている。前面基板2の各線状陽極41 〜4J に隣接す
る領域には、表示セル6ごとの蛍光体7が配置され、各
表示セル6は、隔壁5によって仕切られている。隣接す
る表示セル6を仕切る隔壁5において、各線状陽極の延
在する方向には、切欠き部が形成され、これが隣接する
表示セル6をつなぐ空間であるプライミングスリット8
になっている。
【0005】図3は、図2のDC−PDPの駆動波形を
示すタイムチャートである。
示すタイムチャートである。
【0006】図3のAj (1≦j≦J)は、線状陽極4
j に印加される電圧波形を示し、Ki (1≦i≦I)及
びKi+1 は、線状陰極3i と3i+1 に印加される電圧波
形を示している。線状陽極4j にはバイアス電圧V
A (例えば60V)と、周期Tの維持パルスSP列の電
圧VSP(例えば135V)とが常に印加されている。他
の線状陽極41 〜4j-1 ,4j+1 〜4J も、同様にして
バイアス電圧VA と維持パルスSP列の電圧VSPが印加
されている。一方、線状陰極3i には、ピーク電圧がV
AK(例えば−230V)の補助パルスAKが与えられ
る。
j に印加される電圧波形を示し、Ki (1≦i≦I)及
びKi+1 は、線状陰極3i と3i+1 に印加される電圧波
形を示している。線状陽極4j にはバイアス電圧V
A (例えば60V)と、周期Tの維持パルスSP列の電
圧VSP(例えば135V)とが常に印加されている。他
の線状陽極41 〜4j-1 ,4j+1 〜4J も、同様にして
バイアス電圧VA と維持パルスSP列の電圧VSPが印加
されている。一方、線状陰極3i には、ピーク電圧がV
AK(例えば−230V)の補助パルスAKが与えられ
る。
【0007】補助パルスAKによって、各線状陽極4j
と線状陰極3i の電位差が、放電電圧の290Vになる
と、まず1行分の表示セル6において、短時間のプライ
ミング放電が強制的に発生する。さらに、この補助パル
スAKを順次隣接する線状陰極3i+1 ,3i+2 ,…にシ
フトして印加することで、プライミング放電が順次シフ
トする。このとき、プライミングスリット8を通して、
荷電粒子が隣接する表示セル6に拡散し、隣接する該表
示セル6においても放電が起こりやすい状態になる。こ
れで、プライミング放電の安定なシフトが実現される。
補助パルスAKの印加後、線状陰極3i の電位を0Vに
上げて放電が発生しないようにすると、表示セル内の荷
電粒子は時間の経過と共に減少する。
と線状陰極3i の電位差が、放電電圧の290Vになる
と、まず1行分の表示セル6において、短時間のプライ
ミング放電が強制的に発生する。さらに、この補助パル
スAKを順次隣接する線状陰極3i+1 ,3i+2 ,…にシ
フトして印加することで、プライミング放電が順次シフ
トする。このとき、プライミングスリット8を通して、
荷電粒子が隣接する表示セル6に拡散し、隣接する該表
示セル6においても放電が起こりやすい状態になる。こ
れで、プライミング放電の安定なシフトが実現される。
補助パルスAKの印加後、線状陰極3i の電位を0Vに
上げて放電が発生しないようにすると、表示セル内の荷
電粒子は時間の経過と共に減少する。
【0008】時間T0 の期間、消去状態を保った後、陽
極書込みパルスWAが線状陽極4jに印加され、これと
同時に線状陰極3i には、陰極書込みパルスWKが印加
される。陽極書込みパルスWAの電圧VWAは、例えば1
10Vであり、陰極書込みパルスWKの電圧VWKは−2
30Vである。各書込みパルスWA,WKの与えられた
表示セル6では、書込み放電が形成される。この書込み
放電は、時間T0 前のプライミング放電で生成された荷
電粒子が表示セル6中に残存しているので、素早く形成
される。書込み放電が終了すると、線状陰極3i には、
電圧VM (例えば−80V)が印加される。
極書込みパルスWAが線状陽極4jに印加され、これと
同時に線状陰極3i には、陰極書込みパルスWKが印加
される。陽極書込みパルスWAの電圧VWAは、例えば1
10Vであり、陰極書込みパルスWKの電圧VWKは−2
30Vである。各書込みパルスWA,WKの与えられた
表示セル6では、書込み放電が形成される。この書込み
放電は、時間T0 前のプライミング放電で生成された荷
電粒子が表示セル6中に残存しているので、素早く形成
される。書込み放電が終了すると、線状陰極3i には、
電圧VM (例えば−80V)が印加される。
【0009】この書込み放電で生成された荷電粒子は時
間とともに漸次減少するが、書込み放電の直後には、表
示セル6内にはまだ多数存在している。そのため、書込
み放電よりも、低い電圧でも放電を形成することができ
る。即ち、この書込み放電後は、書込み放電電圧(VWA
−VWK=340V)よりも低い維持放電電圧(VSP−V
M =215V)でも放電が形成され、線状陽極4j の維
持パルスSPと線状陰極3i の電位VM により、パルス
的な維持放電が継続される。
間とともに漸次減少するが、書込み放電の直後には、表
示セル6内にはまだ多数存在している。そのため、書込
み放電よりも、低い電圧でも放電を形成することができ
る。即ち、この書込み放電後は、書込み放電電圧(VWA
−VWK=340V)よりも低い維持放電電圧(VSP−V
M =215V)でも放電が形成され、線状陽極4j の維
持パルスSPと線状陰極3i の電位VM により、パルス
的な維持放電が継続される。
【0010】維持放電を停止するときには、線状陰極3
i の電圧を強制的に0Vに上げることで、維持放電が起
こらない。一方、書込みパルスを印加しない表示セル6
では、荷電粒子はほとんど消失しているので、書込み放
電電圧よりも低い電圧では、パルス的放電が形成されな
い。ここで、プライミング放電期間τT 、書込み放電期
間τW ,τK と維持パルスSPの期間τSPとは、重なら
ないように制御される。即ち、維持パルスSPの間を、
補助パルスAKと書込みパルスWA,WKとで分割して
いる。
i の電圧を強制的に0Vに上げることで、維持放電が起
こらない。一方、書込みパルスを印加しない表示セル6
では、荷電粒子はほとんど消失しているので、書込み放
電電圧よりも低い電圧では、パルス的放電が形成されな
い。ここで、プライミング放電期間τT 、書込み放電期
間τW ,τK と維持パルスSPの期間τSPとは、重なら
ないように制御される。即ち、維持パルスSPの間を、
補助パルスAKと書込みパルスWA,WKとで分割して
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DC−PDPのメモリ駆動方法では、次のような課題が
あった。
DC−PDPのメモリ駆動方法では、次のような課題が
あった。
【0012】各線状陰極3i+1 ,3i+2 ,…に電圧波形
をシフトしても、プライミング放電と書込み放電と維持
放電のタイミングが重ならないようにするためには、1
周期Tを時分割しなければならないので、1行のアクセ
ス時間を短縮するのに限界があり、十分な階調レベルの
表示ができない。また、線状陽極4j への信号のレベル
が電圧VA と電圧VWAと電圧VSPの3値であり、線状陰
極3i への信号のレベルも0Vと電圧VM と電圧VAK及
びVWKと3値である。これらの電圧を切替えて使用する
ため、各線状陰極31 〜3I 、線状陽極41 〜4J を駆
動する駆動回路が高価なものになっていた。例えば、各
線状陰極31 〜3I 及び各線状陽極41〜4J を3値で
駆動するためには、高耐圧のトランジスタが3個それぞ
れ必要になり、駆動回路が高価になっていた。
をシフトしても、プライミング放電と書込み放電と維持
放電のタイミングが重ならないようにするためには、1
周期Tを時分割しなければならないので、1行のアクセ
ス時間を短縮するのに限界があり、十分な階調レベルの
表示ができない。また、線状陽極4j への信号のレベル
が電圧VA と電圧VWAと電圧VSPの3値であり、線状陰
極3i への信号のレベルも0Vと電圧VM と電圧VAK及
びVWKと3値である。これらの電圧を切替えて使用する
ため、各線状陰極31 〜3I 、線状陽極41 〜4J を駆
動する駆動回路が高価なものになっていた。例えば、各
線状陰極31 〜3I 及び各線状陽極41〜4J を3値で
駆動するためには、高耐圧のトランジスタが3個それぞ
れ必要になり、駆動回路が高価になっていた。
【0013】本発明は、1行のアクセス時間を短縮でき
ない点と、駆動回路が高価になるという点を解決したD
C−PDPのメモリ駆動方法を提供するものである。
ない点と、駆動回路が高価になるという点を解決したD
C−PDPのメモリ駆動方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、第1の基板及びこれ
に対向配置された第2の基板と、前記第1の基板上に平
行に配列された複数の線状電極で構成されたデータ電極
群と、前記第2の基板上の前記データ電極群に対向する
面に平行に配列された複数の線状電極で構成された走査
電極群と、それら各データ電極と各走査電極の交差箇所
に設けられ、該各データ電極と各走査電極間の電位差に
基づきプライミング放電と書込み放電と該書込み放電に
続く複数回の維持放電をそれぞれ行う表示セルと、前記
各表示セル内を含み前記第1,第2の基板間に封入され
た放電ガスとを備えたDC−PDPにおいて、次のよう
なメモリ駆動方法を講じている。
に、本発明のうちの第1の発明は、第1の基板及びこれ
に対向配置された第2の基板と、前記第1の基板上に平
行に配列された複数の線状電極で構成されたデータ電極
群と、前記第2の基板上の前記データ電極群に対向する
面に平行に配列された複数の線状電極で構成された走査
電極群と、それら各データ電極と各走査電極の交差箇所
に設けられ、該各データ電極と各走査電極間の電位差に
基づきプライミング放電と書込み放電と該書込み放電に
続く複数回の維持放電をそれぞれ行う表示セルと、前記
各表示セル内を含み前記第1,第2の基板間に封入され
た放電ガスとを備えたDC−PDPにおいて、次のよう
なメモリ駆動方法を講じている。
【0015】即ち、各走査電極に、プライミング放電を
発生させるプライミング走査パルスと、そのプライミン
グ走査パルスから一定期間遅延して書込み放電を発生さ
せる書込み走査パルスと、この書込み走査パルスから一
定期間遅延して維持放電を発生させる維持パルス列とを
形成した走査信号をそれぞれ印加し、これらプライミン
グ走査パルスと書込み走査パルスと維持パルス列とを、
各走査電極に順にシフトして与える。各データ電極に
は、書込み放電を発生させないときのみ書込み走査パル
スの印加期間にオフレベルとなる非書込みパルスが形成
され、書込み放電を発生させるとき及び書込み走査パル
スの印加期間以外ではオンレベルを維持するデータ信号
をそれぞれ与えるようにしている。
発生させるプライミング走査パルスと、そのプライミン
グ走査パルスから一定期間遅延して書込み放電を発生さ
せる書込み走査パルスと、この書込み走査パルスから一
定期間遅延して維持放電を発生させる維持パルス列とを
形成した走査信号をそれぞれ印加し、これらプライミン
グ走査パルスと書込み走査パルスと維持パルス列とを、
各走査電極に順にシフトして与える。各データ電極に
は、書込み放電を発生させないときのみ書込み走査パル
スの印加期間にオフレベルとなる非書込みパルスが形成
され、書込み放電を発生させるとき及び書込み走査パル
スの印加期間以外ではオンレベルを維持するデータ信号
をそれぞれ与えるようにしている。
【0016】第2の発明は、第1の発明のDC−PDP
のメモリ駆動方法において、走査信号におけるプライミ
ング走査パルスの電位と書込み走査パルスの電位とは、
同じ電位にしている。
のメモリ駆動方法において、走査信号におけるプライミ
ング走査パルスの電位と書込み走査パルスの電位とは、
同じ電位にしている。
【0017】第1及び第2の発明によれば、以上のよう
にDC−PDPのメモリ駆動方法をを構成したので、各
走査電極に与えられる各走査信号に、プライミング放電
を発生させるプライミング走査パルスと、書込み放電を
させるための書込み走査パルスと、維持パルス列とが形
成される。走査電極これらの与えられ、走査電極の電位
とデータ電極の電位の電位差で、各放電が形成される。
データ電極に与えられるデータ信号は、書込み放電を発
生させないときのみその書込み走査パルスの印加期間に
オフレベルとなり、他はオンレベルの2値をとる信号で
ある。そのため、各走査電極にプライミング走査パルス
と書込み走査パルスと維持パルス列とをシフトした場合
でも、データ電極上の非書き込みパルスのタイミング
と、当該走査電極に印加されたプライミング走査パルス
及び維持パルス列のタイミングが一致しなければ、プラ
イミング放電と維持放電が形成される。従って、前記課
題を解決できるのである。
にDC−PDPのメモリ駆動方法をを構成したので、各
走査電極に与えられる各走査信号に、プライミング放電
を発生させるプライミング走査パルスと、書込み放電を
させるための書込み走査パルスと、維持パルス列とが形
成される。走査電極これらの与えられ、走査電極の電位
とデータ電極の電位の電位差で、各放電が形成される。
データ電極に与えられるデータ信号は、書込み放電を発
生させないときのみその書込み走査パルスの印加期間に
オフレベルとなり、他はオンレベルの2値をとる信号で
ある。そのため、各走査電極にプライミング走査パルス
と書込み走査パルスと維持パルス列とをシフトした場合
でも、データ電極上の非書き込みパルスのタイミング
と、当該走査電極に印加されたプライミング走査パルス
及び維持パルス列のタイミングが一致しなければ、プラ
イミング放電と維持放電が形成される。従って、前記課
題を解決できるのである。
【0018】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図4は、本発明の第1の実施形態を示すDC―PDPと
駆動回路の回路図である。
駆動回路の回路図である。
【0019】DC−PDP10は、複数の表示セル11
を備えている。それら表示セル11は、走査電極群であ
る複数の線状陰極121 〜12I と、データ電極群であ
る複数の線状陽極131 〜13J の各交点にマトリクス
状に配置されている。
を備えている。それら表示セル11は、走査電極群であ
る複数の線状陰極121 〜12I と、データ電極群であ
る複数の線状陽極131 〜13J の各交点にマトリクス
状に配置されている。
【0020】陽極131 〜13J には、これら陽極13
1 〜13J を電圧駆動する陽極駆動回路20に接続され
ている。陽極駆動回路20は、シリアルな入力データを
パラレルに変換するシフトレジスタ部21と、該シフト
レジスタ部21に接続されたラッチ部22とを備えてい
る。ラッチ部22の出力側には、陽極131 〜13Jに
対する駆動タイミングを制御するANDゲート部23が
接続され、該ANDゲート部23の出力側には、CMO
Sで構成されて陽極131 〜13J に電圧を印加するド
ライバ部24が接続されている。そのため、各陽極13
1 〜13J は、入力データに対応してそれぞれ電圧駆動
され、該各陽極131 〜13J にそれぞれ接続された一
列の表示セル11には、該陽極131 〜13J を介して
データ信号S131 〜S13J がそれぞれ与えられるよ
うになっている。
1 〜13J を電圧駆動する陽極駆動回路20に接続され
ている。陽極駆動回路20は、シリアルな入力データを
パラレルに変換するシフトレジスタ部21と、該シフト
レジスタ部21に接続されたラッチ部22とを備えてい
る。ラッチ部22の出力側には、陽極131 〜13Jに
対する駆動タイミングを制御するANDゲート部23が
接続され、該ANDゲート部23の出力側には、CMO
Sで構成されて陽極131 〜13J に電圧を印加するド
ライバ部24が接続されている。そのため、各陽極13
1 〜13J は、入力データに対応してそれぞれ電圧駆動
され、該各陽極131 〜13J にそれぞれ接続された一
列の表示セル11には、該陽極131 〜13J を介して
データ信号S131 〜S13J がそれぞれ与えられるよ
うになっている。
【0021】複数の陰極121 〜12I は、陰極駆動回
路30に接続されている。陰極駆動回路30は、これら
陰極121 〜12I に走査信号S121 〜S12I をそ
れぞれ与えて駆動する回路である。駆動回路30は、各
走査信号S121 〜S12Iに維持パルスPSUS の形成
するための複数のタイミング信号Aを生成するシフトレ
ジスタ部31及びANDゲート部32と、各走査信号S
121 〜S12I にプライミング走査パルスPPRを形成
するための複数のタイミング信号Bを生成するシフトレ
ジスタ部33及びANDゲート部34と、各走査信号S
121 〜S12I に書込み走査パルスPWRT を形成する
ための複数のタイミング信号Cを生成するシフトレジス
タ部35及びANDゲート部36と、各信号Aと各信号
Bと各信号Cの論理和であり、後述するバイアス期間を
設定する複数のタイミング信号Dを生成するORゲート
部37とを備えている。
路30に接続されている。陰極駆動回路30は、これら
陰極121 〜12I に走査信号S121 〜S12I をそ
れぞれ与えて駆動する回路である。駆動回路30は、各
走査信号S121 〜S12Iに維持パルスPSUS の形成
するための複数のタイミング信号Aを生成するシフトレ
ジスタ部31及びANDゲート部32と、各走査信号S
121 〜S12I にプライミング走査パルスPPRを形成
するための複数のタイミング信号Bを生成するシフトレ
ジスタ部33及びANDゲート部34と、各走査信号S
121 〜S12I に書込み走査パルスPWRT を形成する
ための複数のタイミング信号Cを生成するシフトレジス
タ部35及びANDゲート部36と、各信号Aと各信号
Bと各信号Cの論理和であり、後述するバイアス期間を
設定する複数のタイミング信号Dを生成するORゲート
部37とを備えている。
【0022】ANDゲート部32の出力側には、各陰極
121 〜12I に対応して配置され、各信号Aのレベル
をそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路(LS)3
8が接続されている。ANDゲート部34の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Bのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
39が接続されている。ANDゲート部36の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Cのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
40が接続されている。ORゲート部37の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Dのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
41が接続されている。
121 〜12I に対応して配置され、各信号Aのレベル
をそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路(LS)3
8が接続されている。ANDゲート部34の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Bのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
39が接続されている。ANDゲート部36の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Cのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
40が接続されている。ORゲート部37の出力側に
は、各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号
Dのレベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路
41が接続されている。
【0023】各レベルシフト回路38の出力側には、レ
ベル変換された信号Aに基き、各陰極121 〜12I と
維持パルス用電位VSUS (例えば−115V)との間を
オン、オフ制御する高耐圧トランジスタ42が、それぞ
れ接続されている。各レベルシフト回路39の出力側に
は、レベル変換された信号Bに基き、各陰極121 〜1
2I とプライミング放電用電位VPR(例えば−190
V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トランジスタ4
3が、それぞれ接続されている。各レベルシフト回路4
0の出力側には、レベル変換された信号Cに基き、各陰
極121 〜12Iと書込み放電用電位VWRT (例えば−
240V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トランジ
スタ44が、それぞれ接続されている。各レベルシフト
回路41の出力側には、レベル変換された信号Dに基
き、各陰極121 〜12I とバイアス電位Vb (例えば
−100V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トラン
ジスタ45が、それぞれ接続されている。
ベル変換された信号Aに基き、各陰極121 〜12I と
維持パルス用電位VSUS (例えば−115V)との間を
オン、オフ制御する高耐圧トランジスタ42が、それぞ
れ接続されている。各レベルシフト回路39の出力側に
は、レベル変換された信号Bに基き、各陰極121 〜1
2I とプライミング放電用電位VPR(例えば−190
V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トランジスタ4
3が、それぞれ接続されている。各レベルシフト回路4
0の出力側には、レベル変換された信号Cに基き、各陰
極121 〜12Iと書込み放電用電位VWRT (例えば−
240V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トランジ
スタ44が、それぞれ接続されている。各レベルシフト
回路41の出力側には、レベル変換された信号Dに基
き、各陰極121 〜12I とバイアス電位Vb (例えば
−100V)との間をオン、オフ制御する高耐圧トラン
ジスタ45が、それぞれ接続されている。
【0024】図5は、図4中のDC−PDP10の構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【0025】DC−PDP10は、従来の図2と同様
に、第2の基板である背面基板14と第1の基板である
前面基板15の間に構成され、線状の陰極121 〜12
I は、該背面基板14上にほぼ平行配置されている。陽
極131 〜13J は前面基板15にほぼ平行に配列され
ていいる。これら陰極121 〜12I と線状陽極131
〜13J は、対向すると共に直交するように配置さてい
る。背面基板14と前面基板15とは隔壁16によって
一定の距離が保たれ、該背面基板14と前面基板15の
間には、例えばヘリウム(He)とキセノン(Xe)の
混合ガスが封入されている。
に、第2の基板である背面基板14と第1の基板である
前面基板15の間に構成され、線状の陰極121 〜12
I は、該背面基板14上にほぼ平行配置されている。陽
極131 〜13J は前面基板15にほぼ平行に配列され
ていいる。これら陰極121 〜12I と線状陽極131
〜13J は、対向すると共に直交するように配置さてい
る。背面基板14と前面基板15とは隔壁16によって
一定の距離が保たれ、該背面基板14と前面基板15の
間には、例えばヘリウム(He)とキセノン(Xe)の
混合ガスが封入されている。
【0026】各陰極121 〜12I と各線状陽極131
〜13J の交差部分に表示セル11が形成されている。
前面基板15の陽極131 〜13J に隣接する領域に
は、表示セル11ごとの蛍光体17が配置され、各表示
セル11は、隔壁16によって仕切られている。隣接す
る表示セル11を仕切る隔壁16において、各陽極13
1 〜13J の延在する方向には、切欠き部が形成され、
これが隣接する表示セル11をつなぐ空間であるプライ
ミングスリット18になっている。
〜13J の交差部分に表示セル11が形成されている。
前面基板15の陽極131 〜13J に隣接する領域に
は、表示セル11ごとの蛍光体17が配置され、各表示
セル11は、隔壁16によって仕切られている。隣接す
る表示セル11を仕切る隔壁16において、各陽極13
1 〜13J の延在する方向には、切欠き部が形成され、
これが隣接する表示セル11をつなぐ空間であるプライ
ミングスリット18になっている。
【0027】図6は、図4中の走査信号S121 〜S1
2I の波形図である。
2I の波形図である。
【0028】タイミング信号Aがハイレベルのとき、ト
ランジスタ42がオン状態となり、走査信号S121 〜
S12I は電位VSUS になる。タイミング信号Bがハイ
レベルのとき、トランジスタ43がオン状態となり、走
査信号S121 〜S12I は電位VPRになる。タイミン
グ信号Cがハイレベルのとき、トランジスタ44がオン
状態となり、走査信号S121 〜S12I は電位VWRT
になる。そして、タイミング信号Dがローレベルのと
き、トランジスタ45がオン状態となり、走査信号S1
21 〜S12I は電位Vb になる。これら4種類のトラ
ンジスタ42〜45により、走査信号S121 〜S12
I には、複数の維持パルスPSUS とプライミング走査パ
ルスPPRと書込み走査パルスPWRT とが形成されるよう
になっている。
ランジスタ42がオン状態となり、走査信号S121 〜
S12I は電位VSUS になる。タイミング信号Bがハイ
レベルのとき、トランジスタ43がオン状態となり、走
査信号S121 〜S12I は電位VPRになる。タイミン
グ信号Cがハイレベルのとき、トランジスタ44がオン
状態となり、走査信号S121 〜S12I は電位VWRT
になる。そして、タイミング信号Dがローレベルのと
き、トランジスタ45がオン状態となり、走査信号S1
21 〜S12I は電位Vb になる。これら4種類のトラ
ンジスタ42〜45により、走査信号S121 〜S12
I には、複数の維持パルスPSUS とプライミング走査パ
ルスPPRと書込み走査パルスPWRT とが形成されるよう
になっている。
【0029】図1は、本発明の第1の実施形態を示すデ
ータ信号と走査信号のタイムチャートであり、この図1
と図5を参照しつつ、DC−PDP10の駆動方法を説
明する。
ータ信号と走査信号のタイムチャートであり、この図1
と図5を参照しつつ、DC−PDP10の駆動方法を説
明する。
【0030】陰極駆動回路30から出力される走査信号
S121 〜S12I には、維持パルスPSUS とプライミ
ング走査パルスPPRと書込み走査パルスPWRT とがそれ
ぞれ形成されている。例えば、走査信号S12i (1≦
i≦I)に着目すると、最初にプライミング走査パルス
PPRが形成され、該プライミング走査パルスPPRの後、
期間To隔てて書込み走査パルスPWRT が形成され、続
いて複数の維持パルスPSUS が形成される。各走査信号
S12i+1 ,S12i+2 ,…には、信号S12i と同じ
各パルスPPR,PWRT ,PSUS が、信号S12i に対し
て1走査期間TSCN ずつ遅れて順次シフトされて形成さ
れる。この1走査期間TSCN は、例えば4μsである。
S121 〜S12I には、維持パルスPSUS とプライミ
ング走査パルスPPRと書込み走査パルスPWRT とがそれ
ぞれ形成されている。例えば、走査信号S12i (1≦
i≦I)に着目すると、最初にプライミング走査パルス
PPRが形成され、該プライミング走査パルスPPRの後、
期間To隔てて書込み走査パルスPWRT が形成され、続
いて複数の維持パルスPSUS が形成される。各走査信号
S12i+1 ,S12i+2 ,…には、信号S12i と同じ
各パルスPPR,PWRT ,PSUS が、信号S12i に対し
て1走査期間TSCN ずつ遅れて順次シフトされて形成さ
れる。この1走査期間TSCN は、例えば4μsである。
【0031】一方、陽極駆動回路20から出力されるデ
ータ信号S131 〜S13J は、書込み走査パルスP
WRT の期間に放電を形成しないときのみ、オフレベルの
非書込パルスPNWが印加される信号である。即ち、書込
み走査パルスPWRT の印力期間に放電を形成しないと
き、オフレベルである電位VL (例えば0V)、書込み
放電を形成するときとその他の期間はオンレベルで電位
VH (例えば100V)になる信号である。このような
走査信号S121 〜S12I とデータ信号S131〜S
13J とを用いて、DC−PDP10をメモリ駆動す
る。
ータ信号S131 〜S13J は、書込み走査パルスP
WRT の期間に放電を形成しないときのみ、オフレベルの
非書込パルスPNWが印加される信号である。即ち、書込
み走査パルスPWRT の印力期間に放電を形成しないと
き、オフレベルである電位VL (例えば0V)、書込み
放電を形成するときとその他の期間はオンレベルで電位
VH (例えば100V)になる信号である。このような
走査信号S121 〜S12I とデータ信号S131〜S
13J とを用いて、DC−PDP10をメモリ駆動す
る。
【0032】まず、陽極131 〜13J 上のデータ信号
S131 〜S13J の電位VH と、陰極12i に印加さ
れたプライミング走査パルスPPRの電位VPRとの電位差
(290V)により、一行全部の表示セル11に短時間
のプライミング放電を強制的に起こす。さらに、信号S
12i+1 ,S12i+2 ,…を用い、このプライミング走
査パルスPPRを陰極12i+1 ,12i+2 ,…に順次印加
することにより、プライミング放電を順次シフトする。
このとき、プライミングスリツト18を通して、プライ
ミング放電で発生した荷電粒子が隣接表示セル11に拡
散される。そのため、隣接表示セル11も、プライミン
グ放電が起こりやすい状態となる。よって、プライミン
グ放電の安定なシフトが得られる。
S131 〜S13J の電位VH と、陰極12i に印加さ
れたプライミング走査パルスPPRの電位VPRとの電位差
(290V)により、一行全部の表示セル11に短時間
のプライミング放電を強制的に起こす。さらに、信号S
12i+1 ,S12i+2 ,…を用い、このプライミング走
査パルスPPRを陰極12i+1 ,12i+2 ,…に順次印加
することにより、プライミング放電を順次シフトする。
このとき、プライミングスリツト18を通して、プライ
ミング放電で発生した荷電粒子が隣接表示セル11に拡
散される。そのため、隣接表示セル11も、プライミン
グ放電が起こりやすい状態となる。よって、プライミン
グ放電の安定なシフトが得られる。
【0033】走査信号S12i に電位VPRのプライミン
グ走査パルスPPRを形成した後、該信号S12i の電位
Vb になる。よって、陰極12i には電位Vb が印加さ
れ、プライミング放電を一旦停止する。この状態では表
示セル11内の荷電粒子は時間とともに減少していく。
時間T0 の期間消去状態を保った後、陰極12i には、
書込み走査パルスPWRT として電位VWRT が印加され
る。このとき、陰極12i に接続された表示セルのう
ち、書込みを行う表示セルに対するデータ信号は電位V
H を保っておく。よって、その書込みを行う表示セルに
は、書込み放電を開始する電位差( VH −VWRT =34
0V)が印加され、書込み放電が形成される。この書込
み放電は、期間T0 前のプライミング放電で生成された
荷電粒子などが残存しているので、素早く形式される。
グ走査パルスPPRを形成した後、該信号S12i の電位
Vb になる。よって、陰極12i には電位Vb が印加さ
れ、プライミング放電を一旦停止する。この状態では表
示セル11内の荷電粒子は時間とともに減少していく。
時間T0 の期間消去状態を保った後、陰極12i には、
書込み走査パルスPWRT として電位VWRT が印加され
る。このとき、陰極12i に接続された表示セルのう
ち、書込みを行う表示セルに対するデータ信号は電位V
H を保っておく。よって、その書込みを行う表示セルに
は、書込み放電を開始する電位差( VH −VWRT =34
0V)が印加され、書込み放電が形成される。この書込
み放電は、期間T0 前のプライミング放電で生成された
荷電粒子などが残存しているので、素早く形式される。
【0034】ところで、書込み放電でも荷電粒子などが
生成される。この荷電粒子などは時間とともに漸減する
が、書込み放電直後には表示セル内に多く存在してい
る。即ち、書込み放電よりも低い電圧でも放電を形成す
ることができる。したがって、書込み放電後は、書込み
放電電圧(VH −VWRT =340V)よりも低い維持放
電電圧(VH −VSUS =215V)でも放電が可能であ
り、維持パルスPSUS によって断続するパルス的な維持
放電が行われる。
生成される。この荷電粒子などは時間とともに漸減する
が、書込み放電直後には表示セル内に多く存在してい
る。即ち、書込み放電よりも低い電圧でも放電を形成す
ることができる。したがって、書込み放電後は、書込み
放電電圧(VH −VWRT =340V)よりも低い維持放
電電圧(VH −VSUS =215V)でも放電が可能であ
り、維持パルスPSUS によって断続するパルス的な維持
放電が行われる。
【0035】維持放電を停止するには、陰極12i への
維持パルスPSUS の印加を停止すれば、維持放電が止ま
る。一方、書込放電を形成しないときは、書込み走査パ
ルスPWRT のタイミングと合わせて、陽極13j に非書
込パルスPNWの電位VL を印加する。よって、データ信
号に非書込パルスPNWが形成され、書込みを行わない表
示セル11は放電を開始しない電圧(VL −VWRT =1
40V)になる。このようにすると、書込み放電が形成
されないので、陰極12i に維持パルスPSUS用の電位
が印加されても、そこの表示セル内の荷電粒子などはほ
とんど消失しているので、書込み放電電圧より低い維持
放電電圧では断続的なパルス的放電は形成されない。こ
こで一走査期間TSCN は、維持放電及びプライミング放
電に割り当てる期間tpsと、書込み放電に割り当てる期
間tw とが重ならないようにして、確実な放電が形成で
きるようにしている。
維持パルスPSUS の印加を停止すれば、維持放電が止ま
る。一方、書込放電を形成しないときは、書込み走査パ
ルスPWRT のタイミングと合わせて、陽極13j に非書
込パルスPNWの電位VL を印加する。よって、データ信
号に非書込パルスPNWが形成され、書込みを行わない表
示セル11は放電を開始しない電圧(VL −VWRT =1
40V)になる。このようにすると、書込み放電が形成
されないので、陰極12i に維持パルスPSUS用の電位
が印加されても、そこの表示セル内の荷電粒子などはほ
とんど消失しているので、書込み放電電圧より低い維持
放電電圧では断続的なパルス的放電は形成されない。こ
こで一走査期間TSCN は、維持放電及びプライミング放
電に割り当てる期間tpsと、書込み放電に割り当てる期
間tw とが重ならないようにして、確実な放電が形成で
きるようにしている。
【0036】以上のように、この第1の実施形態によれ
ば、各陰極12i に印加する走査信号S12i を、プラ
イミング放電を順次シフト形成するプライミング走査パ
ルスPSUS と、その後―定期間おいて印加する書込み走
査パルスPWRT と、該書込み走査パルスPWRT に引き続
いて印加する維持パルスPSUS 列とからなる信号とし、
陽極131 〜13J に印加するデータ信号S131 〜S
13J を、書込放電を形成しないときのみ前記書込走査
パルスPWRT のタイミングに合わせて非書込パルスPNW
が形成されてオフレベルの電位VL になり、書込み放電
を形成するとき及びその他の期間にはオンレベルの電位
VH になる2電位信号としているので、次の(1),
(2)の効果が得られる。
ば、各陰極12i に印加する走査信号S12i を、プラ
イミング放電を順次シフト形成するプライミング走査パ
ルスPSUS と、その後―定期間おいて印加する書込み走
査パルスPWRT と、該書込み走査パルスPWRT に引き続
いて印加する維持パルスPSUS 列とからなる信号とし、
陽極131 〜13J に印加するデータ信号S131 〜S
13J を、書込放電を形成しないときのみ前記書込走査
パルスPWRT のタイミングに合わせて非書込パルスPNW
が形成されてオフレベルの電位VL になり、書込み放電
を形成するとき及びその他の期間にはオンレベルの電位
VH になる2電位信号としているので、次の(1),
(2)の効果が得られる。
【0037】(1) 非書込みパルスPNWのタイミング
に、各陰極121 〜12I に印加されるプライミング走
査パルスPPRと維持パルスPSUS が一致しなければよい
ので、一走査期間TSCN は、書込放電に割り当てる期間
tw と維持放電・プライミング放電に割り当てる期間t
psの2つの期間に分割するだけでよく。維持放電とプラ
イミング放電とを同じ期間に割り当てることも可能であ
り、各パルス幅の設定における自由度が大きくなる。よ
って、1行のアクセス時間を短縮することで、十分な階
調レベル表示をすることが可能になる。また、例えば、
従来では、パルス幅の設定に制限があるので、プライミ
ング放電を発生させる電位差を高めにする必要があった
が、これに伴って誤放電する可能性もあった。この第1
の実施形態では、パルス幅の設定における自由度が大き
いので、このような問題も発生しない安定な放電動作を
実現できる条件を選択でき、ひいては誤放電のない優れ
た表示品質を実現できる。
に、各陰極121 〜12I に印加されるプライミング走
査パルスPPRと維持パルスPSUS が一致しなければよい
ので、一走査期間TSCN は、書込放電に割り当てる期間
tw と維持放電・プライミング放電に割り当てる期間t
psの2つの期間に分割するだけでよく。維持放電とプラ
イミング放電とを同じ期間に割り当てることも可能であ
り、各パルス幅の設定における自由度が大きくなる。よ
って、1行のアクセス時間を短縮することで、十分な階
調レベル表示をすることが可能になる。また、例えば、
従来では、パルス幅の設定に制限があるので、プライミ
ング放電を発生させる電位差を高めにする必要があった
が、これに伴って誤放電する可能性もあった。この第1
の実施形態では、パルス幅の設定における自由度が大き
いので、このような問題も発生しない安定な放電動作を
実現できる条件を選択でき、ひいては誤放電のない優れ
た表示品質を実現できる。
【0038】(2) 陽極131 〜13J に印加するデ
ータ信号S131 〜S13J の波形が従来に比べ非常に
簡単になり、陽極駆動回路20の低コスト化が期待でき
る。第2の実施形態 図7は、本発明の第2の実施形態を示すDC−PDPと
駆動回路の回路図であり、図4中の要素と共通する要素
には、共通の符号が付されている。
ータ信号S131 〜S13J の波形が従来に比べ非常に
簡単になり、陽極駆動回路20の低コスト化が期待でき
る。第2の実施形態 図7は、本発明の第2の実施形態を示すDC−PDPと
駆動回路の回路図であり、図4中の要素と共通する要素
には、共通の符号が付されている。
【0039】この第2の実施形態のDC−PDP10
は、第1の実施形態と同様の構成であり、複数の表示セ
ル11を備えている。それら表示セル11は、複数の線
状陰極121 〜12I と、複数の線状陽極131 〜13
J の各交点にマトリクス状に配置されている。
は、第1の実施形態と同様の構成であり、複数の表示セ
ル11を備えている。それら表示セル11は、複数の線
状陰極121 〜12I と、複数の線状陽極131 〜13
J の各交点にマトリクス状に配置されている。
【0040】陽極131 〜13J には、これら陽極13
1 〜13J を電圧駆動する第1の実施形態と同様の陽極
駆動回路20に接続されている。陽極駆動回路20は、
シリアルな入力データをパラレルに変換するシフトレジ
スタ部21と、該シフトレジスタ部21に接続されたラ
ッチ部22とを備えている。ラッチ部22の出力側に
は、陽極131 〜13J に対する駆動タイミングを制御
するANDゲート部23が接続され、該ANDゲート部
23の出力側には、CMOSで構成されて陽極131 〜
13J に電圧を印加するドライバ部24が接続されてい
る。そのため、各陽極131 〜13J は、データに対応
してそれぞれ電圧駆動され、該各陽極131 〜13J に
接続された一列の表示セル11には、陽極131 〜13
J を介してデータ信号S131 〜S13J がそれぞれ与
えるようになっている。
1 〜13J を電圧駆動する第1の実施形態と同様の陽極
駆動回路20に接続されている。陽極駆動回路20は、
シリアルな入力データをパラレルに変換するシフトレジ
スタ部21と、該シフトレジスタ部21に接続されたラ
ッチ部22とを備えている。ラッチ部22の出力側に
は、陽極131 〜13J に対する駆動タイミングを制御
するANDゲート部23が接続され、該ANDゲート部
23の出力側には、CMOSで構成されて陽極131 〜
13J に電圧を印加するドライバ部24が接続されてい
る。そのため、各陽極131 〜13J は、データに対応
してそれぞれ電圧駆動され、該各陽極131 〜13J に
接続された一列の表示セル11には、陽極131 〜13
J を介してデータ信号S131 〜S13J がそれぞれ与
えるようになっている。
【0041】複数の陰極121 〜12I は、陰極駆動回
路50に接続されている。陰極駆動回路50は、これら
陰極121 〜12I に第1の実施形態とは異なる走査信
号S221 〜S22I をそれぞれ与えて駆動する回路で
ある。駆動回路50は、各走査信号S221 〜S22I
に維持パルスPSUS を形成するための複数のタイミング
信号Aを生成するシフトレジスタ部51及びANDゲー
ト部52と、各走査信号S221 〜S22I にプライミ
ング走査パルスPPRを形成するための複数のタイミング
信号Bを生成するシフトレジスタ部53及びANDゲー
ト部54と、各走査信号S221 〜S22I に書込み走
査パルスPWTを形成するための複数のタイミング信号C
を生成するシフトレジスタ部55及びANDゲート部5
6とを、備えている。
路50に接続されている。陰極駆動回路50は、これら
陰極121 〜12I に第1の実施形態とは異なる走査信
号S221 〜S22I をそれぞれ与えて駆動する回路で
ある。駆動回路50は、各走査信号S221 〜S22I
に維持パルスPSUS を形成するための複数のタイミング
信号Aを生成するシフトレジスタ部51及びANDゲー
ト部52と、各走査信号S221 〜S22I にプライミ
ング走査パルスPPRを形成するための複数のタイミング
信号Bを生成するシフトレジスタ部53及びANDゲー
ト部54と、各走査信号S221 〜S22I に書込み走
査パルスPWTを形成するための複数のタイミング信号C
を生成するシフトレジスタ部55及びANDゲート部5
6とを、備えている。
【0042】さらに、この陰極駆動回路50には、各信
号Bと各信号Cの論理和の複数のタイミング信号Eを生
成するORゲート57と、各信号Eと各信号Aとの論理
和の複数の信号Fを生成するORゲート部58とが設け
られている。各信号A〜C,E,Fの数は、それぞれ陰
極121 〜12I の本数と同じである。ORゲート部5
7の出力する各信号Eは、陰極121 〜12I に対して
後述する電位VSCN を印加する期間をそれぞれ制御する
ものである。ORゲート部58の出力する各信号Fは、
陰極121 〜12I に対して後述する電位Vb を印加す
る期間を制御するものである。
号Bと各信号Cの論理和の複数のタイミング信号Eを生
成するORゲート57と、各信号Eと各信号Aとの論理
和の複数の信号Fを生成するORゲート部58とが設け
られている。各信号A〜C,E,Fの数は、それぞれ陰
極121 〜12I の本数と同じである。ORゲート部5
7の出力する各信号Eは、陰極121 〜12I に対して
後述する電位VSCN を印加する期間をそれぞれ制御する
ものである。ORゲート部58の出力する各信号Fは、
陰極121 〜12I に対して後述する電位Vb を印加す
る期間を制御するものである。
【0043】ANDゲート部52の出力側には、各陰極
121 〜12I に対応して配置され、各信号Aのレベル
をそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路(LS)5
9が接続されている。ORゲート部57の出力側には、
各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号Eの
レベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路60
が接続されている。ORゲート部58の出力側には、各
陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号Eのレ
ベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路61が
接続されている。
121 〜12I に対応して配置され、各信号Aのレベル
をそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路(LS)5
9が接続されている。ORゲート部57の出力側には、
各陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号Eの
レベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路60
が接続されている。ORゲート部58の出力側には、各
陰極121 〜12I に対応して配置され、各信号Eのレ
ベルをそれぞれ変換する複数のレベルシフト回路61が
接続されている。
【0044】各レベルシフト回路59の出力側には、レ
ベル変換された信号Aに基き、各陰極121 〜12I と
維持パルス用電位VSUS (例えば−115V)との間を
オン、オフ制御する高耐圧トランジスタ62が、それぞ
れ接続されている。各レベルシフト回路60の出力側に
は、レベル変換された信号Eに基き、各陰極121 〜1
2I とプライミング放電及び書込み放電用電位V
SCN (例えば−240V)との間をオン、オフ制御する
高耐圧トランジスタ63が、それぞれ接続されている。
各レベルシフト回路61の出力側には、レベル変換され
た信号Fに基き、各陰極121 〜12I とバイアス電位
Vb (例えば−100V)との間をそれぞれオン、オフ
制御する高耐圧トランジスタ64が、それぞれ接続され
ている。
ベル変換された信号Aに基き、各陰極121 〜12I と
維持パルス用電位VSUS (例えば−115V)との間を
オン、オフ制御する高耐圧トランジスタ62が、それぞ
れ接続されている。各レベルシフト回路60の出力側に
は、レベル変換された信号Eに基き、各陰極121 〜1
2I とプライミング放電及び書込み放電用電位V
SCN (例えば−240V)との間をオン、オフ制御する
高耐圧トランジスタ63が、それぞれ接続されている。
各レベルシフト回路61の出力側には、レベル変換され
た信号Fに基き、各陰極121 〜12I とバイアス電位
Vb (例えば−100V)との間をそれぞれオン、オフ
制御する高耐圧トランジスタ64が、それぞれ接続され
ている。
【0045】図8は、図7中の走査信号S221 〜S2
2I の波形図である。
2I の波形図である。
【0046】タイミング信号Aがハイレベルのとき、ト
ランジスタ62がオン状態となり、走査信号S221 〜
S22I は電位VSUS になる。タイミング信号Eがハイ
レベルのとき、トランジスタ63がオン状態となり、走
査信号S221 〜S22I は電位VSCN になる。タイミ
ング信号Fがローレベルのとき、トランジスタ64がオ
ン状態となり、走査信号S221 〜S22I は電位Vb
になる。即ち、3種類のトランジスタ62〜64によ
り、走査信号S221 〜S22I には、複数の維持パル
スPSUS と、同電位のプライミング走査パルスPPR及び
書込み走査パルスPWRT とが形成されるようになってい
る。
ランジスタ62がオン状態となり、走査信号S221 〜
S22I は電位VSUS になる。タイミング信号Eがハイ
レベルのとき、トランジスタ63がオン状態となり、走
査信号S221 〜S22I は電位VSCN になる。タイミ
ング信号Fがローレベルのとき、トランジスタ64がオ
ン状態となり、走査信号S221 〜S22I は電位Vb
になる。即ち、3種類のトランジスタ62〜64によ
り、走査信号S221 〜S22I には、複数の維持パル
スPSUS と、同電位のプライミング走査パルスPPR及び
書込み走査パルスPWRT とが形成されるようになってい
る。
【0047】図9は、本発明の第2の実施形態を示すデ
ータ信号と走査信号のタイムチャートであり、この図9
と第1の実施形態の図5を参照しつつ、DC−PDP1
0の駆動方法を説明する。
ータ信号と走査信号のタイムチャートであり、この図9
と第1の実施形態の図5を参照しつつ、DC−PDP1
0の駆動方法を説明する。
【0048】陰極駆動回路50から出力される走査信号
S221 〜S22I には、維持パルスPSUS とプライミ
ング走査パルスPPRと書込み走査パルスPWRT とがそれ
ぞれ形成されている。例えば、走査信号S22i (1≦
i≦I)に着目すると、最初にプライミング走査パルス
PPRが形成され、該プライミング走査パルスPPRの後、
期間To隔てて書込み走査パルスPWRT が形成され、続
いて複数の維持パルスPSUS が形成される。各走査信号
S22i+1 ,S22i+2 ,…には、信号S22i と同じ
各パルスPPR,PWRT ,PSUS が、信号S22i に対し
て1走査期間TSCN ずつ遅れて順次シフトされて形成さ
れる。この1走査期間TSCN は、例えば4μsである。
S221 〜S22I には、維持パルスPSUS とプライミ
ング走査パルスPPRと書込み走査パルスPWRT とがそれ
ぞれ形成されている。例えば、走査信号S22i (1≦
i≦I)に着目すると、最初にプライミング走査パルス
PPRが形成され、該プライミング走査パルスPPRの後、
期間To隔てて書込み走査パルスPWRT が形成され、続
いて複数の維持パルスPSUS が形成される。各走査信号
S22i+1 ,S22i+2 ,…には、信号S22i と同じ
各パルスPPR,PWRT ,PSUS が、信号S22i に対し
て1走査期間TSCN ずつ遅れて順次シフトされて形成さ
れる。この1走査期間TSCN は、例えば4μsである。
【0049】一方、陽極駆動回路20から出力されるデ
ータ信号S131 〜S13J は、書込み走査パルスP
WRT の期間に放電を形成しないときのみ、オフレベルの
非書込パルスPNWが印加される信号である。即ち、書込
み走査パルスPWRT の印力期間に放電を形成しないと
き、オフレベルである電位VL (例えば0V)、書込み
放電を形成するときとその他の期間はオンレベルで電位
VH (例えば100V)になる信号である。このような
走査信号S221 〜S22I とデータ信号S131〜S
13J とを用いて、DC−PDPをメモリ駆動する。
ータ信号S131 〜S13J は、書込み走査パルスP
WRT の期間に放電を形成しないときのみ、オフレベルの
非書込パルスPNWが印加される信号である。即ち、書込
み走査パルスPWRT の印力期間に放電を形成しないと
き、オフレベルである電位VL (例えば0V)、書込み
放電を形成するときとその他の期間はオンレベルで電位
VH (例えば100V)になる信号である。このような
走査信号S221 〜S22I とデータ信号S131〜S
13J とを用いて、DC−PDPをメモリ駆動する。
【0050】まず、陽極131 〜13J 上のデータ信号
S131 〜S13J の電位VH と、陰極12i 上の走査
信号S22i に印加されたプライミング走査パルスPPR
の電位VSCN との電位差(VL −VSCN =340V)に
より、一行全部の表示セル11に、短時間のプライミン
グ放電が強制的に発生する。このプライミング放電の電
圧は、従来や第1の実施形態におけるプライミング放電
電圧の290Vよりも高い。そのため、陰極121 〜1
2I 上の走査信号S221 〜S22I の最大振幅は14
0Vと第1の実施形態と同じであるにもかかわらず、よ
り高速に放電を形成できる。
S131 〜S13J の電位VH と、陰極12i 上の走査
信号S22i に印加されたプライミング走査パルスPPR
の電位VSCN との電位差(VL −VSCN =340V)に
より、一行全部の表示セル11に、短時間のプライミン
グ放電が強制的に発生する。このプライミング放電の電
圧は、従来や第1の実施形態におけるプライミング放電
電圧の290Vよりも高い。そのため、陰極121 〜1
2I 上の走査信号S221 〜S22I の最大振幅は14
0Vと第1の実施形態と同じであるにもかかわらず、よ
り高速に放電を形成できる。
【0051】このプライミング走査パルスPPRを隣接す
る陰極12i+1 ,12i+2 …に順次印加することによ
り、プライミング放電を順次シフトする。このとき、プ
ライミングスリット18を通して、プライミング放電で
発生した荷電粒子などが隣接表示セルに拡散される。そ
のため、隣接表示セル11も、プライミング放電が起こ
りやすい状態となる。よって、プライミング放電の安定
なシフトが得られる。
る陰極12i+1 ,12i+2 …に順次印加することによ
り、プライミング放電を順次シフトする。このとき、プ
ライミングスリット18を通して、プライミング放電で
発生した荷電粒子などが隣接表示セルに拡散される。そ
のため、隣接表示セル11も、プライミング放電が起こ
りやすい状態となる。よって、プライミング放電の安定
なシフトが得られる。
【0052】信号S22i で陰極12i に電位VSCN を
印加した後、陰極12i に電位Vbを印加してプライミ
ング放電を一旦停止する。この状態では表示セル11内
の荷電粒子などは時間とともに減少していく。時間T0
の期間消去状態を保った後、陰極12i には、書込み走
査パルスPWRT として電位VSCN が印加される。このと
き、陰極12i に接続された表示セルのうち、書込みを
行う表示セルに対するデータ信号は電位VH を保たれて
いる。よって、その書込みを行う表示セルには、書込み
放電を開始する電位差( VH −VSCN =340V)が再
び印加され、書込み放電が形成される。この書込みの放
電は、期間T0 前のプライミング放電で生成された荷電
粒子などが残存しているので、素早く形式される。
印加した後、陰極12i に電位Vbを印加してプライミ
ング放電を一旦停止する。この状態では表示セル11内
の荷電粒子などは時間とともに減少していく。時間T0
の期間消去状態を保った後、陰極12i には、書込み走
査パルスPWRT として電位VSCN が印加される。このと
き、陰極12i に接続された表示セルのうち、書込みを
行う表示セルに対するデータ信号は電位VH を保たれて
いる。よって、その書込みを行う表示セルには、書込み
放電を開始する電位差( VH −VSCN =340V)が再
び印加され、書込み放電が形成される。この書込みの放
電は、期間T0 前のプライミング放電で生成された荷電
粒子などが残存しているので、素早く形式される。
【0053】ところで、書込み放電でも荷電粒子などが
生成される。この荷電粒子は時間とともに漸減するが、
書込み放電直後は表示セル内に多く存在している。即
ち、書込み放電よりも低い電圧でも放電を形成すること
ができる。したがって、書込み放電後は、書込み放電電
圧(VH −VSCN =340V)よりも低い維持放電電圧
(VH −VSUS =215V)でも、放電が可能であり、
維持パルスPSUS によって断続するパルス的な維持放電
が行われる。
生成される。この荷電粒子は時間とともに漸減するが、
書込み放電直後は表示セル内に多く存在している。即
ち、書込み放電よりも低い電圧でも放電を形成すること
ができる。したがって、書込み放電後は、書込み放電電
圧(VH −VSCN =340V)よりも低い維持放電電圧
(VH −VSUS =215V)でも、放電が可能であり、
維持パルスPSUS によって断続するパルス的な維持放電
が行われる。
【0054】維持放電を停止するには、陰極12i への
維持パルスPSUS の印加を停止すれば、維持放電が止ま
る。一方、書込放電を形成しないときは、書込み走査パ
ルスPWRT のタイミングと合わせて、陽極に非書込パル
スPNWの電位VL を印加する。よって、データ信号に非
書込パルスPNWが形成され、書込みを行わない表示セル
11には放電を開始しない電圧(VL −VSCN =140
V)が印加される。このようにすると、書込み放電が形
成されないので、陰極12i に維持パルスPSU S 用の電
位VSUS が印加されても、そこの表示セル内の荷電粒子
などはほとんど消失しているので、書込み放電電圧より
低い維持放電電圧では断続的なパルス的放電は形成され
ない。
維持パルスPSUS の印加を停止すれば、維持放電が止ま
る。一方、書込放電を形成しないときは、書込み走査パ
ルスPWRT のタイミングと合わせて、陽極に非書込パル
スPNWの電位VL を印加する。よって、データ信号に非
書込パルスPNWが形成され、書込みを行わない表示セル
11には放電を開始しない電圧(VL −VSCN =140
V)が印加される。このようにすると、書込み放電が形
成されないので、陰極12i に維持パルスPSU S 用の電
位VSUS が印加されても、そこの表示セル内の荷電粒子
などはほとんど消失しているので、書込み放電電圧より
低い維持放電電圧では断続的なパルス的放電は形成され
ない。
【0055】ここで一走査期間TSCN は、維持放電及び
プライミング放電に割り当てる期間tpsと、書込み放電
に割り当てる期間tw とが重ならないようにして、確実
な放電が形成できるようにしている。
プライミング放電に割り当てる期間tpsと、書込み放電
に割り当てる期間tw とが重ならないようにして、確実
な放電が形成できるようにしている。
【0056】以上のように、この第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態と同様に、走査信号S221 〜S2
2I をプライミング走査パルスPPRと、書込み走査パル
スPWRT と、維持パルスPSUS 列とからなる信号とし、
陽極131 〜13J に印加するデータ信号S131 〜S
13J を、書込放電を形成しないときのみ前記書込走査
パルスPWRT のタイミングに合わせて非書込パルスPNW
が形成されてオフレベルの電位VL になり、書込み放電
を形成するとき及びその他の期間にはオンレベルの電位
VH になる2電位の信号としている。そのうえ、陰極1
21 〜12I に印加する走査信号S221 〜S22I に
おけるプライミング走査パルスPPRと書込み走査パルス
PWRT の電位を同じ電位VSCN にしている。そのため、
第1の実施形態の効果(1),(2)に加えて、さら
に、次の(3),(4)のような効果が得られる。
ば、第1の実施形態と同様に、走査信号S221 〜S2
2I をプライミング走査パルスPPRと、書込み走査パル
スPWRT と、維持パルスPSUS 列とからなる信号とし、
陽極131 〜13J に印加するデータ信号S131 〜S
13J を、書込放電を形成しないときのみ前記書込走査
パルスPWRT のタイミングに合わせて非書込パルスPNW
が形成されてオフレベルの電位VL になり、書込み放電
を形成するとき及びその他の期間にはオンレベルの電位
VH になる2電位の信号としている。そのうえ、陰極1
21 〜12I に印加する走査信号S221 〜S22I に
おけるプライミング走査パルスPPRと書込み走査パルス
PWRT の電位を同じ電位VSCN にしている。そのため、
第1の実施形態の効果(1),(2)に加えて、さら
に、次の(3),(4)のような効果が得られる。
【0057】(3) 陰極121 〜12I 上の走査信号
S221 〜S22I の信号波形が簡単になり、陰極駆動
回路50の出力段のトランジスタが少なくなり、陰極駆
動回路50の低コスト化を可能になる。
S221 〜S22I の信号波形が簡単になり、陰極駆動
回路50の出力段のトランジスタが少なくなり、陰極駆
動回路50の低コスト化を可能になる。
【0058】(4) 陰極121 〜12I 上の走査信号
S221 〜S22I の最大電圧振幅を大きくすることな
く、プライミング放電電圧と書込み放電電圧とを電圧に
できるので、低コストで陰極駆動回路でも、十分高速の
放電を形成できる。
S221 〜S22I の最大電圧振幅を大きくすることな
く、プライミング放電電圧と書込み放電電圧とを電圧に
できるので、低コストで陰極駆動回路でも、十分高速の
放電を形成できる。
【0059】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、各電位VH ,V
SUS ,VSCN ,VPR,Vb 等は、それぞれ書込み放電、
維持放電、プライミング放電が可能であれば、他の電位
でもよい。上記実施形態の陰極駆動回路30,50及び
陽極駆動回路20の内部の構造は、図4或いは図7に限
定されず、例えば、DC−PDP10を分割してそれぞ
れ駆動する構成にしてもよい。
ず、種々の変形が可能である。例えば、各電位VH ,V
SUS ,VSCN ,VPR,Vb 等は、それぞれ書込み放電、
維持放電、プライミング放電が可能であれば、他の電位
でもよい。上記実施形態の陰極駆動回路30,50及び
陽極駆動回路20の内部の構造は、図4或いは図7に限
定されず、例えば、DC−PDP10を分割してそれぞ
れ駆動する構成にしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、DC−PDPの複数の走査電極に、プライミ
ング放電を発生させるプライミング走査パルスと、書込
み放電を発生させる書込み走査パルスと、維持放電を発
生させる維持パルス列とを形成した走査信号をそれぞれ
印加し、これらプライミング走査パルスと書込み走査パ
ルスと維持パルス列とを、該各走査電極に順にシフトし
て与え、複数のデータ電極には、書込み放電を発生させ
ないときのみ書込み走査パルスの印加期間にオフレベル
となるデータ信号をそれぞれ与える。そのため、各走査
電極において、非書込みパルスのタイミングに、プライ
ミング走査パルスと維持パルスが一致しなければよくな
り、各パルス幅の設定の自由度が大きくなる。よって、
1行のアクセス時間を短縮することで、十分な階調レベ
ル表示をすることが可能になるとともに、安定な放電動
作を実現できる条件を選択できるようになり、誤放電の
ない優れた表示品質を実現できる。さらに、データ信号
の波形が従来に比べ非常に簡単になり、データ電極駆動
回路の低コスト化が可能になる。
によれば、DC−PDPの複数の走査電極に、プライミ
ング放電を発生させるプライミング走査パルスと、書込
み放電を発生させる書込み走査パルスと、維持放電を発
生させる維持パルス列とを形成した走査信号をそれぞれ
印加し、これらプライミング走査パルスと書込み走査パ
ルスと維持パルス列とを、該各走査電極に順にシフトし
て与え、複数のデータ電極には、書込み放電を発生させ
ないときのみ書込み走査パルスの印加期間にオフレベル
となるデータ信号をそれぞれ与える。そのため、各走査
電極において、非書込みパルスのタイミングに、プライ
ミング走査パルスと維持パルスが一致しなければよくな
り、各パルス幅の設定の自由度が大きくなる。よって、
1行のアクセス時間を短縮することで、十分な階調レベ
ル表示をすることが可能になるとともに、安定な放電動
作を実現できる条件を選択できるようになり、誤放電の
ない優れた表示品質を実現できる。さらに、データ信号
の波形が従来に比べ非常に簡単になり、データ電極駆動
回路の低コスト化が可能になる。
【0061】第2の発明によれば、第1の発明における
プライミング走査パルスの電位と書込み走査パルスの電
位を同じにしたので、第1の発明よりも走査電極駆動回
路を低コスト化できる。
プライミング走査パルスの電位と書込み走査パルスの電
位を同じにしたので、第1の発明よりも走査電極駆動回
路を低コスト化できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示すデータ信号と走
査信号のタイムチャートである。
査信号のタイムチャートである。
【図2】従来のDC−PDPの構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図2のDC−PDPの駆動波形を示すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すDC―PDPと
駆動回路の回路図である。
駆動回路の回路図である。
【図5】図4中のDC−PDP10の構造を示す斜視図
である。
である。
【図6】図4中の走査信号S121 〜S12I の波形図
である。
である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示すDC−PDPと
駆動回路の回路図である。
駆動回路の回路図である。
【図8】図7中の走査信号S221 〜S22I の波形図
である。
である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示すデータ信号と走
査信号のタイムチャートである。
査信号のタイムチャートである。
10 DC−PDP 11 表示セル 121 〜12I 陰極(走査電
極) 131 〜13J 陽極(データ
電極) 20 陽極駆動回路 30,50 陰極駆動回路 S121 〜S12I ,S221 〜S22I 走査信号 S131 〜S13J データ信号 PPR プライミング
走査パルス PWRT 書込みパルス PSUS 維持パルス PNW 非書込みパル
ス
極) 131 〜13J 陽極(データ
電極) 20 陽極駆動回路 30,50 陰極駆動回路 S121 〜S12I ,S221 〜S22I 走査信号 S131 〜S13J データ信号 PPR プライミング
走査パルス PWRT 書込みパルス PSUS 維持パルス PNW 非書込みパル
ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手呂内 雄二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の基板及びこれに対向配置された第
2の基板と、前記第1の基板上に平行に配列された複数
の線状電極で構成されたデータ電極群と、前記第2の基
板上の前記データ電極群に対向する面に平行に配列され
た複数の線状電極で構成された走査電極群と、前記各デ
ータ電極と前記各走査電極の交差箇所に設けられ、該各
データ電極と各走査電極間の電位差に基づきプライミン
グ放電と書込み放電と該書込み放電に続く複数回の維持
放電をそれぞれ行う表示セルと、前記各表示セル内を含
み前記第1,第2の基板間に封入された放電ガスとを備
えた直流型気体放電パネルにおいて、 前記各走査電極に、前記プライミング放電を発生させる
プライミング走査パルスと、該プライミング走査パルス
から一定期間遅延して前記書込み放電を発生させる書込
み走査パルスと、該書込み走査パルスから一定期間遅延
して前記維持放電を発生させる維持パルス列とを形成し
た走査信号をそれぞれ印加し、これらプライミング走査
パルスと書込み走査パルスと維持パルス列とを、該各走
査電極に順にシフトして与え、 前記各データ電極には、前記書込み放電を発生させない
ときのみ前記書込み走査パルスの印加期間にオフレベル
となる非書込みパルスが形成され、前記書込み放電を発
生させるとき及び前記書込み走査パルスの印加期間以外
ではオンレベルを維持するデータ信号をそれぞれ与える
ことを特徴とする直流型気体放電パネルの駆動方法。 - 【請求項2】 前記走査信号における前記プライミング
走査パルスの電位と前記書込み走査パルスの電位とは、
同じ電位にしたことを特徴とする請求項1記載の直流型
気体放電パネルの駆動方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166362A JPH1011010A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 |
EP97105217A EP0817161A1 (en) | 1996-06-26 | 1997-03-27 | Memory drive system of a DC type of plasma display panel |
US08/825,101 US5920295A (en) | 1996-06-26 | 1997-03-27 | Memory drive system of a DC type of plasma display panel |
TW086104648A TW349215B (en) | 1996-06-26 | 1997-04-11 | Memory drive system of a DC type of plasma display panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166362A JPH1011010A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011010A true JPH1011010A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15829996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8166362A Withdrawn JPH1011010A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直流型気体放電パネルのメモリ駆動方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5920295A (ja) |
EP (1) | EP0817161A1 (ja) |
JP (1) | JPH1011010A (ja) |
TW (1) | TW349215B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100828862B1 (ko) | 2005-12-19 | 2008-05-09 | 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 회로, 및 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3033546B2 (ja) * | 1997-01-28 | 2000-04-17 | 日本電気株式会社 | 交流放電メモリ型プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
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