JP2002014652A - 表示パネルの駆動方法 - Google Patents
表示パネルの駆動方法Info
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Abstract
従来できなかった黒により近い中間階調を表示すること
ができる表示パネルの駆動方法を提供する。 【解決手段】第1サブフィールドの維持期間では、第2
サブフィールド以降の維持パルスPa1の振幅Vmより
も小さい振幅Vnを有し、かつ、当該維持パルスPa1
の時間幅T1よりも長い時間幅T2を有する太幅パルス
Pa2を走査電極SCNiに印加する。更に、第2サブ
フィールド以降では全セル初期化を行わなず、ランプ電
圧La1及びLa2にて初期化を行う。
Description
機及びコンピュータ末端等の画像表示に用いるAC型プ
ラズマディスプレイパネルなどの表示パネルの駆動方法
に関するものである。
ル(以下、「PDP」という。)の一部斜視図を図6に
示す。この図6に示すように、第1のガラス基板1上に
は誘電体層2及び保護層3で覆われた走査電極4及び維
持電極5とが対をなして互いに平行に列設されている。
第2のガラス基板6上には誘電体層7で覆われた複数の
データ電極8が列設され、これらデータ電極8の各間の
誘電体層7上にはデータ電極8と平行して隔壁9が設け
られている。また、誘電体層7の表面及び隔壁9の両側
面に蛍光体層10が形成されている。第1のガラス基板
1と第2のガラス基板6とは走査電極4及び維持電極5
とデータ電極8とが直交するように、放電空間11を隔
てて対向して配置される。放電空間11には、放電ガス
としてヘリウム、ネオン及びアルゴンのうち少なくとも
1種とキセノンとが封入されている。データ電極8と対
をなす走査電極4及び維持電極5との交差部の放電空間
が画像表示のためのセル12となる。
す。この図7に示すように、このパネルの電極配列はm
×nのマトリックス構成であり、列方向(図面水平方
向)にはm列のデータ電極D1〜Dmが配列されており、
行方向(図面鉛直方向)にはn行の走査電極SCN1〜
SCNn及び維持電極SUS1〜SUSnが配列されてい
る。このような電極構成において、前記セル12は、図
6に示す各電極の交差領域に設けられる。
法における駆動動作タイミング図を図8に示す。この図
に示す駆動方法は256階調の階調表示を行なうための
ものであり、1フィールド期間(1フレーム)を8個の
サブフィールド(サブフレーム)で構成するフレーム内
時分割階調表示方式と呼ばれるものである。以下に、従
来のPDPの駆動方法についてこの図8を用いて説明す
る。図8に示すように、第1サブフィールドないし第8
サブフィールドは初期化期間、書き込み期間、維持期間
及び消去期間からそれぞれ構成されている。まず、第1
サブフィールドにおける動作について説明する。
期化動作において、全てのデータ電極D1〜Dm及び全て
の維持電極SUS1〜SUSnをゼロ(V)に保持し、全
ての走査電極SCN1〜SCNnには、全ての維持電極S
US1〜SUSnに対して放電開始電圧以下の電圧Vp
(V)から、その放電開始電圧を超える電圧Vr(V)
に向かって上昇するランプ電圧を印加する。このランプ
電圧が上昇する間に、全てのセルで微弱な放電が生じ、
全ての走査電極SCN1〜SCNnの保護層3表面に負の
壁電圧が蓄積されるとともに、全てのデータ電極D1〜
Dm上の蛍光体層10の表面及び全ての維持電極SUS1
〜SUSn上の保護層3の表面には正の壁電圧が蓄積さ
れる。
おいて、全ての維持電極SUS1〜SUSnを正電圧Vh
(V)に保ち、全ての走査電極SCN1〜SCNnには、
全ての維持電極SUS1〜SUSnに対して放電開始電圧
以下となる電圧Vq(V)から放電開始電圧を超えるゼ
ロ(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加
する。このランプ電圧が下降する間に、再び全てのセル
で微弱な放電が生じ、全ての走査電極SCN1〜SCNn
上の保護層3表面の負壁電圧及び全ての維持電極SUS
1〜SUSn上の保護層3表面の正壁電圧が弱められる。
また、全てのデータ電極D1〜Dmと全ての走査電極SC
N1〜SCNnとの間での放電によって、全てのデータ電
極D1〜Dm上の蛍光体層10の表面の正壁電圧は書き込
み動作に適した値に調整される。
する。なお、上記初期化動作では全セルを初期化するこ
とから以下全セル初期化と呼ぶ。次の書き込み期間の書
き込み動作において、全ての走査電極SCN1〜SCNn
をVs(V)に保持し、データ電極D1〜Dmのうち、1
行目に表示すべきセル12に対応する所定のデータ電極
Djに正の書き込みパルス電圧Vw(V)を、1行目の
走査電極SCN1に走査パルス電圧0(V)をそれぞれ
印加する。このとき、所定のデータ電極Djと走査電極
SCN1との間の電圧は、書き込みパルス電圧Vw
(V)にデータ電極D1〜Dm上の蛍光体層10表面の正
壁電圧が加算されたものとなるため、この交差部におい
て、所定のデータ電極Djと走査電極SCN1との間及び
維持電極SUS1と走査電極SCN1との間に書き込み放
電が起こり、この交差部の走査電極SCN1上の保護層
3表面に正壁電圧が蓄積され、維持電極SUS1上の保
護層3表面に負壁電圧が蓄積され、書き込み放電が起こ
ったデータ電極Dj上の蛍光体層10の表面に負の壁電
圧が蓄積される。
目に表示すべきセル12に対応する所定のデータ電極D
jに正の書き込みパルス電圧Vw(V)を、2行目の走
査電極SCN2に走査パルス電圧ゼロ(V)をそれぞれ
印加する。このとき、所定のデータ電極Djと走査電極
SCN2との交差部において、所定のデータ電極Djと
走査電極SCN2との間及び維持電極SUS2と走査電
極SCN2との間に書き込み放電が起こり、この交差部
の走査電極SCN2上の保護層3表面に正壁電圧が蓄積
され、維持電極SUS2上の保護層3表面に負壁電圧が
蓄積され、書き込み放電が起こったデータ電極Dj上の
蛍光体層10表面には負壁電圧が蓄積される。
記した書き込み動作を同様に行なうことで書き込み期間
における書き込み動作が終了する。続く維持期間におい
て、先ず、全ての走査電極SCN1〜SCNn及び維持電
極SUS1〜SUSnをゼロ(V)に一旦戻した後、全て
の走査電極SCN1〜SCNnに正の維持パルスVm
(V)を印加すると、書き込み放電を起こしたセル12
における走査電極SCNi上の保護層3の表面と維持電
極SUS1〜SUSn上の保護層3の表面との間の電圧
は、維持パルス電圧Vm(V)に、書き込み期間におい
て蓄積された走査電極SCNi上の保護層3表面に蓄積
された正壁電圧及び維持電極SUSi上の保護層3表面
に蓄積された負壁電圧が加算されたものとなるが、放電
開始電圧を超える。この結果、書き込み放電を起こした
セルにおいて、走査電極SCNiと維持電極SUSiと
の間に維持放電が起こり、この維持放電を起こしたセル
における走査電極SCNi上の保護層3表面には負壁電
圧が蓄積され、維持電極SUSi上の保護層3表面には
正壁電圧が蓄積される。その後、維持パルス電圧はゼロ
(V)に戻る。
に正の維持パルス電圧Vm(V)を印加すると、維持放
電を起こしたセルにおける維持電極SUSi上の保護層
3表面と走査電極SCNi上の保護層3表面との間の電
圧は、維持パルス電圧Vm(V)に、直前の維持放電に
よって蓄積された走査電極SCNi上の保護層3表面の
負壁電圧及び維持電極SUSi上の保護層3表面の正壁
電圧が加算されたものとなる。このため、この維持放電
を起こしたセルにおいて、維持電極SUSiと走査電極
SCNiとの間に維持放電が起こることにより、そのセ
ルにおける維持電極SUSi上の保護層3表面に負壁電
圧が蓄積され、走査電極SCNi上の保護層3表面に正
壁電圧が蓄積される。その後、維持パルス電圧はゼロ
(V)に戻る。
CNnと全ての維持電極SUS1〜SUSnとに正の維持
パルス電圧Vm(V)を交互に印加することにより、維
持放電が継続して行われる。維持期間の最終において、
全ての走査電極SCN1〜SCNnに正の維持パルス電圧
Vm(V)を印加すると、維持放電を起こしたセルにお
ける走査電極SCNi上の保護層3表面と維持電極SU
Si上の保護層3表面との間の電圧は、維持パルス電圧
Vm(V)に、直前の維持放電によって蓄積された走査
電極SCNi上の保護層3表面の正壁電圧と維持電極S
USI上の保護層3表面の負壁電圧が加算されたものと
なる。このため、この維持放電を起こしたセルにおい
て、走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間に維持
放電が起こることにより、そのセルにおける走査電極S
CNi上の保護層3表面に負壁電圧が蓄積され、維持電
極SUSi上の保護層3表面に正壁電圧が蓄積される。
その後、維持パルス電圧はゼロ(V)に戻る。以上によ
り維持期間の維持動作が終了する。この維持放電により
発生する紫外線で励起された蛍光体層10からの可視発
光を表示に用いている。
US1〜SUSnにゼロ(V)からVe(V)に向かって
緩やかに上昇するランプ電圧を印加すると、維持放電を
起こしたセルにおいて、走査電極SCNi上の保護層3
表面と維持電極SUSi上の保護層3表面との間の電圧
は、維持期間の最終時点(終焉)における、走査電極S
CNi上の保護層3表面の負壁電圧及び維持電極SUS
i上の保護層3表面の正壁電圧がこのランプ電圧に加算
されたものとなる。このため、維持放電を起こしたセル
において、維持電極SUSiと走査電極SCNiとの間
の微弱な消去放電が起こり、走査電極SCNi上の保護
層3表面の負壁電圧と維持電極SUSi上の保護層3表
面の正壁電圧が弱められて維持放電が停止する。
了する。ただし、以上の動作において、表示が行われな
かったセルに関しては、初期化期間に初期化放電は起こ
るが、書き込み放電、維持放電及び消去放電は行われ
ず、表示が行われないセルの走査電極SCNiと維持電
極SUSi上の保護層3の表面に蓄積された壁電圧、及
びデータ電極Dj上の蛍光体層10の表面に蓄積された
壁電圧は、初期化の終了時の状態のままである。
における表示が行われる。そして、以降、同様な動作が
第2サブフィールドから第8サブフィールドにわたって行
われ、第1サブフィールドから第8サブフィールドまで
の動作により1画面が表示される。これらのサブフィー
ルドにおいて表示されるセルの輝度は、維持パルス電圧
Vm(V)の印加回数により定まる。従って、例えば、
各サブフィールドにおける維持パルス電圧の印加回数を
適宜設定して、1サブフィールド期間に維持放電による
輝度が20、21、22、23、24、25、26、27である
8個のサブフィールドで構成することにより、28=2
56階調の階調表示が可能となる。
パネルに表示するセルが全くない、いわゆる黒画面の表
示において、書き込み期間の書き込み放電、維持期間の
維持放電及び消去期間の消去放電が起こらず、初期化期
間の初期化放電のみが起こり、この初期化放電が微弱で
あり、その放電発光もまた微弱であるために、パネルの
コントラストが高いという特長がある。例えば、480
行、852×3列のマトリック構成を成す42インチP
DPにおいて、1フィールド期間を8個のサブフィール
ドで構成して256階調表示を行った場合、各サブフィ
ールドにおける1回の初期化放電による発光による発光
輝度は0.15cd/m2となり、最大輝度は420cd
/m2であるので、このパネルのコントラストは420
/1.2(0.15×8(全セル初期化回数)):1=3
50:1となり、かなり高い値のコントラストが得られ
る。
駆動方法においては、通常の照明下でパネル表示を行っ
た場合、かなり高いコントラストが得られているが、サ
ブフィールド毎に必ず全セルにおいて初期化放電が起こ
るため、周囲が暗い所でパネル表示する場合には、この
微弱な初期化放電による発光でさえも目立つほど輝度が
高く、あまり明るくない場所でパネル表示する場合の黒
表示の視認性が悪いという大きな課題があった。
とができた場合には、表現できる中間階調を増加させた
方が良い。何故なら、黒表示の視認性が向上するという
ことは黒輝度が下がることを意味することから、従来の
駆動方法では黒に近い領域の階調を適正に表現すること
ができないからである。本発明は、かかる課題に鑑み
て、黒表示の視認性を向上させ、更には従来できなかっ
た黒により近い中間階調を表示することができる表示パ
ネルの駆動方法を提供することを目的としてなされたも
のである。
にフレーム内時分割階調表示方式を用いた表示パネルの
駆動方法であって、太幅部を有するパルスを用いて階調
表示するサブフレームが存在することを特徴とする。こ
れにより、従来の駆動方法とは違い、黒表示の視認性が
要求される場合には、全セル初期化の回数をサブフレー
ム数よりも減らすことができるので、その結果、黒輝度
のレベルを下げることが可能となる。加えて、従来表示
出来なかった、黒により近い中間階調を表示することも
可能となる。なお、太幅部とは、通常用いられる矩形波
の最大振幅値の時間幅よりも広い波形部分のことである
(実施の形態において示したもの)。
の)を印加した後で後続するサブフレームの書き込み期
間における書き込み動作前に、前のサブフレームで点灯
したセルを構成する走査電極及び維持電極間で選択的に
初期化放電を引き起こすよう、全ての走査電極と維持電
極との間に0.5V/μsec〜10V/μsecの傾
きで変化するランプ電圧を印加することができる。
る書き込み動作に適正な壁電圧を、点灯していたセルに
おいて選択的に予め蓄積することが可能となり、合理的
に全セル初期化の回数を減らすことができる。ここで、
前記パルス(太幅部を有するもの)を印加した後に、全
セル初期化の動作を行うことができる。
もの)を印加した1のサブフレームに後続するサブフレ
ーム以降でも安定した動作を行うことが可能となる。こ
こで、前記全セル初期化動作は、前記パルス(太幅部を
有するもの)を印加した直後で、後続するサブフレーム
の書き込み期間における書き込み動作が行われる前に行
うことが望ましい。
ンプ電圧を印加した後で、後続するサブフレームの書き
込み期間における書き込み動作が行われる前に行うこと
ができる。これにより、前記パルス(太幅部を有するも
の)を印加した後に行う全セル初期化動作における放電
を全てのセルにおいて均一的に行うことが可能となる。
適用したPDPの駆動方法について図面を参照しながら
具体的に説明する。なお、PDPの構成及び電極の配列
状態は、従来例のものと同様であるので、それらの説明
は省略する。 <第1の実施の形態>図1は、本実施の形態の駆動方法を
示す1フィールド内における駆動動作タイミング図であ
る。
に、走査電極、維持電極とに印加される電圧の波形につ
いては、一対のものSCNi、SUSiについて記載し
ているが、他の電極対についても同様である。この図に
示すように、複数(例えば、8つ、若しくは、9つ)の
サブフィールドによって構成する(図面では第1サブフ
ィールド及び第2サブフィールドのみ記載)。各サブフ
ィールドは、初期化期間、書き込み期間、維持期間の3
期間からなる。
の書き込み動作でアドレス指定されたセルのみが維持期
間における維持動作で点灯されることによって、所望の
階調が表示される。最小輝度を表示する第1サブフィー
ルドで、初期化期間における初期化動作では、上記全セ
ル初期化(振幅Vr)を行う。そして、書き込み期間を
経た後、維持期間において、単一パルスによって維持動
作、消去動作及び後続するサブフィールドの初期化動作
を同時に行う。このように、維持パルス、消去パルスと
が混在せず、単一のパルスを印加するだけで、維持放電
及び維持放電の停止(消去動作)を行うものである。ま
た、後続する第2サブフィールドにおける全セル初期化
も省略されることになる。
では、維持動作の最終維持パルスによって消去動作及び
後続するサブフィールドの初期化動作を行う。このよう
に、維持パルスの最後のパルスによって、独立した維持
放電の停止(消去動作)及び後続するサブフィールドに
おける全セル初期化が省略される。なお、第1サブフィ
ールドでの上記駆動方法は、第1サブフィールドではな
く、第2、第3サブフィールド…で採用しても無論構わ
ない。
維持期間では、第2サブフィールド以降の維持パルスP
a1の振幅Vm以下の振幅Vnを有し、かつ、最大振幅
値において当該維持パルスPa1の時間幅T1よりも長
い時間幅T2を有する太幅パルスPa2を走査電極SC
Niに印加する。なお、太幅パルスPa2を走査電極S
CNiに印加するときには、維持電極SUSiはゼロレ
ベルに設定する。太幅パルスPa2の時間幅T2として
は、2μsec〜20μsecの範囲が適当である。
Siとの間に印加される実質的電圧は、無論、走査電極
SCNiと維持電極SUSiとに印加された電圧の差分
値となる。特許請求の範囲におけるパルスという用語は
この意味で用いている。本実施形態では、走査電極SC
Niに太幅パルスを印加しているときの維持電極SUS
iの電圧はゼロであるので、それらの差分の結果得られ
るパルスと太幅パルスとは同義となる。なお、その他の
維持パルス、細幅パルス(後述)、ランプ電圧(後述:
この場合には、維持電極に印加される電圧がゼロではな
いが一定値であるのでその傾きは変らない)についても
同様である。
いて必ず用いられていた維持パルスPa1を無くして、
その代わりに太幅パルスPa2を用いることで、従来不
可能であった、中間階調の表示が可能となる。図2に表
示可能な階調値を示した。破線が最小輝度を表示する第
1サブフィールドにおいて維持パルスPa1を用いて表
示される階調値を示し、実線は図1に示すように第1サ
ブフィールドにおいて太幅パルスPa2を用いて表示さ
れる階調値を示す。
いると、維持動作と別に消去動作が必要となり、維持動
作と消去動作の発光が加算されて黒(階調値ゼロ)の次
には1の階調値が表現されるが、太幅パルスPa2を用
いると、維持パルスPa1を用いることなく維持動作と
消去動作とを同時に行なうことができるので、その時の
発光は維持パルスPa1を用いる場合の発光よりも小さ
く黒と1との中間的な階調値を表示することが可能とな
る。
書き込み放電が生じてから、長い時間が経過していても
維持期間において正しく放電が行われる。書き込みが行
われてから、維持期間までの時間があまりに長いと、維
持放電・消去放電において、電圧が印加されてから発生
するまで放電遅れが大きくなり、場合によってはそれら
の放電が十分に行われない可能性が高くなると考えられ
る。ところが、太幅パルスを用いるとこのような可能性
が低減される。
パルスPa1よりも時間幅が長いので、当該太幅パルス
終了近くになると書き込み放電にて蓄積された壁電圧が
消滅する。この結果消去動作が行われ放電が停止する。
次に、前記太幅パルスPa2を印加し終わった直後に
は、それまでに既に蓄積された壁電圧を加算した結果の
走査電極SCNiと維持電極SUSiとの電位差が放電
開始電圧未満となるように各電極に所望の電圧を印加す
る。ここでは、維持電極SUSiに電圧Vhを印加し、
走査電極SCNiは太幅パルスPa2と同電位とする。
いるときに生じた弱い放電が完全に停止する。そして、
この状態を所定時間維持した後、壁電圧を加算した結果
放電開始電圧以下となる電圧Voから、放電開始電圧を
超える電圧に向かって緩やかに下降するランプ電圧La1
を印加する。
間に、再び維持期間で発光したセルのみにおいて、選択
的に微弱な放電が生じるような値に規定される。より具
体的には、0.5V/μsec〜10V/μsecとす
ることが望ましい。このように規定するのは、10V/
μsecを超えると初期化放電が適正に行われないから
であり、0.5V/μsec未満となると、ランプ電圧
を印加する時間があまりに長くなり維持期間をその分短
縮しなければならなくなるからである。
維持期間で発光したセルのみで選択的に微弱な放電が生
じ、走査電極・維持電極上の保護層3表面、及びデータ
電極上の蛍光体層10表面に蓄積される壁電圧は次の第
2サブフィールドの書き込み動作に適した値に調整され
る。その他のセルでは、先に行った全セル初期化の状態
が維持される。
説明する。第2サブフィールド以降は、維持期間におけ
る維持動作では、維持パルスPa1を維持電極及び走査
電極に交互に印加する。これは従来の一般的な方式であ
るが、維持期間における維持動作終焉において、走査電
極SCNiに印加する維持パルスPa1に代えて、維持
パルスPa1と振幅が同じで、最大振幅値においてこれ
よりも時間幅が短い時間幅T3の細幅パルスPa3を当
該走査電極SCNiに印加する。この細幅パルスPa3
の時間幅T3は放電により壁電圧が安定して蓄積される
のに満たない時間に設定される。
後に、既に蓄積された壁電圧を加算した結果の走査電極
SCNiと維持電極SUSiとの電位差が放電開始電圧
未満となるように、維持電極SUSiに電圧Vhを走査
電極SCNiに電圧Vbkを印加する。このような動作
によって、維持期間終焉にて維持放電を停止させること
ができる。なお、電圧Vhと電圧Vbkがほぼ同じ場合
かなり確実に消去動作を行なうことができる。
壁電圧加算後の電圧が放電開始電圧以下となる電圧V1
から放電開始電圧を超える電圧に向かって緩やかに下降
するランプ電圧La2を印加する。このランプ電圧La
2の傾斜は、下降する間に、再び維持期間で発光したセ
ルのみにおいて、選択的に微弱な放電が生じるような値
に規定され、具体的な数値範囲はランプ電圧La1の傾
斜と同様である。この結果、維持期間で発光したセルの
みにおいて、走査電極・維持電極上の保護層3表面、及
びデータ電極上の蛍光体層10の表面に蓄積される壁電
圧は次の第3サブフィールドの書き込み動作に適した値
に調整される。その他のセルでは、先に行った全セル初
期化若しくはランプ電圧による初期化の状態が維持され
る。
記した第2サブフィールドと同様の動作が行われる。以
上説明した駆動方法によれば、全セル初期化は第1サブ
フィールドのみで行われ、第2サブフィールド以降で
は、アドレス指定され維持動作で点灯したセルだけが初
期化されることになるので、点灯しないセルに対しても
初期化処理を施すという無駄な処理が施されないため、
黒輝度のレベルを下げることが可能となる。
ック構成を成す42インチPDPにおいて、1TVフィ
ールドを8つのサブフィールドで構成した場合、最大輝
度が420cd/m2となったのに対して、第1サブフィ
ールドの初期化期間における初期化放電の輝度は0.1
5cd/m2となる。このため、各サブフィールドで全
セル初期化を施す従来の場合に比べて黒輝度は1/8と
なり、大幅に黒輝度を下げることが可能となる。この結
果、パネルのコントラストも420/0.15:1=2
800:1となり、極めて高いコントラストが実現され
る。
に加えて、上記のように第1サブフィールドにて、維持
期間では太幅パルスPa2だけを用いるので、従来表示
出来なかった、黒により近い中間階調を表示することも
可能となる。更に、各サブフィールドにおいて維持動作
とは独立に行われていた消去動作を維持動作にてほぼ同
時に行うこと、及び後続するサブフィールドで独立に行
われていた初期化動作を前のサブフィールドにおける維
持期間の維持動作にてほぼ同時に行うことから、初期化
に要する時間を大幅に短縮することができるので、駆動
時間を大幅に短縮することができる。
について説明する。図3は、当該実施形態のPDPの駆
動方法を示す1フィールド内における駆動動作タイミン
グ図である。なお、この図には、理解を容易にするため
に、走査電極、維持電極とに印加される電圧の波形につ
いては、一対のものSCNi、SUSiについて記載し
ているが、他の電極対についても同様である。以下、第
1実施形態との相違点について主眼をおいて説明する。
全セル初期化動作を、第1サブフィールドにて行うので
はなく、第1サブフィールドの維持期間における太幅パ
ルスPa2を印加した後に行う。このように、全セル初
期化動作を第1サブフィールドの先頭の位置から時間的
に後方にシフトさせ、太幅パルスPa2による維持動作
の直後で第2サブフィールドの初期化を行う時間帯に行
うことで、太幅パルスPa2による動作マージン狭小化
を防止することができる。
は、消去放電の際に壁電圧が蓄積され過ぎて、後続する
サブフィールドで誤放電(クロストークなど)を引き起
こし易い。ここで、上記のように全セル初期化動作を太
幅パルスPa2の直後に行うことによって、太幅パルス
Pa2が印加されることによって蓄積された壁電圧のレ
ベルを正常な状態に調整することができる。
1サブフィールドに後続する第2サブフィールド以降でも
安定した動作を行うことが可能となる。なお、全セル初
期化動作は、上記のように太幅パルスPa2を印加した
後で、次のサブフィールドの初期化を行う時間帯にて行
うことが以降の全てのサブフィールドでの駆動動作を正
常に行う上で望ましいが、全セル初期化は、同一のフィ
ールド内で太幅パルスPa2を印加した後であれば、特
にその時間帯は限定されない。
期化動作は、上記したランプ電圧La1若しくはLa2
による初期化動作である。前のフィールドの最終サブフ
ィールドにおいて初期化は行われているので、第1サブ
フィールドの先頭で行う初期化処理は省略することもで
きる。 <第3の実施の形態>次に第3の実施の形態について説明
する。図4は、当該実施形態のPDPの駆動方法を示す
1フィールド内における駆動動作タイミング図である。
なお、この図には、理解を容易にするために、走査電
極、維持電極とに印加される電圧の波形については、一
対のものSCNi、SUSiについて記載しているが、
他の電極対についても同様である。以下、第1実施形態
との相違点について主眼をおいて説明する。
全セル初期化動作を、第1サブフィールドにて行うので
はなく、第1サブフィールドの維持期間における太幅パ
ルスPa2及びランプ電圧La1が印加された後に行
う。このように、全セル初期化動作を第1サブフィール
ドの先頭の位置から時間的に後方にシフトさせ、太幅パ
ルスPa2による維持動作の後で第2サブフィールドの
初期化を行った後(ランプ電圧La1を印加し終わった
後)の時間帯に行うことで、実施形態2に共通の上記し
た作用・効果を奏するのは無論、次のような特有な作用
・効果も奏する。
a2を印加した直後に全セル初期化動作を行うと、第1
サブフィールドの維持期間で点灯したセルと点灯しなか
ったセルとが混在している場合、点灯したセルについて
は消去動作の直ぐ後、つまり、消去動作後の壁電圧が蓄
積された状態で全セル初期化動作が行われるのに対し
て、点灯していないセルでは、前のフィールドの終了時
点における壁電圧を維持して全セル初期化が行われるこ
とになる。この時、点灯したセルと点灯しなかったセル
とでは、初期化放電前のセルに蓄積されている壁電圧が
異なっているため、全セル初期化の放電に違いが生まれ
る。更に、太幅パルスPa2が印加された後のセル内の
分極状態(走査電極側が負で、維持電極側が正)にも起
因して、図のような振幅Vrの大きな電圧を印加しても
完全に初期化されない恐れがある。
a1が印加された後に行うことによって、点灯したセル
においても点灯しなかったセルと同程度の壁電圧になる
ので、全セル初期化動作の際に、点灯したセルと点灯し
なかったセルとの壁電圧の違いを無くすことができる。
この結果、全セル初期化動作における放電を全てのセル
において均一的に行うことが可能となるので、全セル初
期化を全てのセルにおいて均一的に行うことができる。
きに生じる微弱な放電がプライミングとなって以降の全
セル初期化動作における放電が行われ易くなるという効
果もある。なお、ランプ電圧La1を走査電極SCNi
に印加するときに、データ電極Djに振幅Vxのパルス
を印加することで、データ電極Djと走査電極SCNi
間でも微弱な放電を引き起こして、データ電極Dj上の
蛍光体層10表面上にも壁電圧を蓄積することができる
ので、全セル初期化動作の際に印加する電圧Vrを低減
させることが可能となる。
期化動作は、上記したランプ電圧La1若しくはLa2
による初期化動作である。前のフィールドの最終サブフ
ィールドにおいて初期化は行われているので、第1サブ
フィールドの先頭で行う初期化処理は省略することもで
きる。 <第4の実施の形態>次に第4の実施の形態について説明
する。図5は、当該実施形態のPDPの駆動方法を示す
1フィールド内における駆動動作タイミング図である。
なお、この図には、理解を容易にするために、走査電
極、維持電極とに印加される電圧の波形については、一
対のものSCNi、SUSiについて記載しているが、
他の電極対についても同様である。以下、第1実施形態
との相違点について主眼をおいて説明する。
サブフィールド以降で維持期間にて用いた細幅パルスP
a3に代えて、第1サブフィールドで用いたのと同じ太
幅パルスPa2を用いる点及び第1サブフィールドの維
持期間に電圧Vmの維持パルスを走査電極と維持電極に
印加している点が第1実施形態と相違する。このよう
に、全てのサブフィールドにおいて太幅パルスPa2を
用いることによって、上記同様に、維持放電を停止させ
ることができ、ランプ電圧La1が印加されることで後
続するサブフィールドの初期化動作も行われるので、全
てのサブフィールドそれぞれで全セル初期化を行なう必
要がなくなり、黒輝度のレベルを下げることができ、黒
の視認性を向上させることができる。
幅パルスを用いる方が、安定動作の点では優れている。
なお、上記第1〜3の実施の形態で述べた方法を、黒に
近い中間階調表示が要求されるような場合の画像に対し
て用い、黒に近い中間階調が要求されない場合の画像に
対しては第4の実施形態で述べた方法を用いれば良い。
このように上記各実施形態で述べた方法を画像の特性に
応じて切替えて実施することができる。
パネルの駆動方法によれば、太幅部を有するパルスを用
いて階調表示するサブフレームが存在することを特徴と
する。これにより、黒表示の視認性が要求されるような
場合には、全セル初期化の回数をサブフレーム数よりも
減らすことができ、その結果、黒輝度のレベルを下げる
ことが可能となる。加えて、従来表示出来なかった、黒
により近い中間階調を表示することも可能となる。
ある。
である。
ある。
ある。
ある。
を示す斜視図である。
る電極の配列状態を示す図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 フレーム内時分割階調表示方式を用いた
表示パネルの駆動方法であって、 太幅部を有するパルスを用いて階調表示するサブフレー
ムが存在することを特徴とする表示パネルの駆動方法。 - 【請求項2】 前記パルスを印加した後で後続するサブ
フレームの書き込み期間における書き込み動作前に、前
のサブフレームで点灯したセルにおける走査電極及び維
持電極間で選択的に初期化放電を引き起こすよう、全て
の走査電極と維持電極との間に0.5V/μsec〜1
0V/μsecの傾きで変化するランプ電圧を印加する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネルの駆動方
法。 - 【請求項3】 前記パルスを印加した後に、全てのセル
に対して初期化の動作を行うことを特徴とする請求項1
に記載の表示パネルの駆動方法。 - 【請求項4】 前記初期化の動作を、前記パルスを印加
した直後で、後続するサブフレームの書き込み期間にお
ける書き込み動作が行われる前に行うことを特徴とする
請求項3に記載の表示パネルの駆動方法。 - 【請求項5】 前記ランプ電圧を印加した後で、後続す
るサブフレームの書き込み期間における書き込み動作が
行われる前に全てのセルに対して初期化の動作を行うこ
とを特徴とする請求項2に記載の表示パネルの駆動方
法。
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