JPH08324772A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
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- JPH08324772A JPH08324772A JP13799795A JP13799795A JPH08324772A JP H08324772 A JPH08324772 A JP H08324772A JP 13799795 A JP13799795 A JP 13799795A JP 13799795 A JP13799795 A JP 13799795A JP H08324772 A JPH08324772 A JP H08324772A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床面にピットや段差を形成することなく、ワ
ーク搬送用の台車が互いに交差する二方向の軌道上を走
行し得るようにし、施工性及び作業性等に優れたワーク
搬送装置を提供する。 【構成】 各々平行な2本のレール11からなる2線以
上の軌道L1 ,L2 を床面に互いに交差して敷設し、該
軌道上を走行する台車13上にワークを載置して搬送す
る。台車は、交差する2線の軌道上を各々独立して走行
するための2つの車輪群22,23を備え、該各車輪群
は、少なくとも前後左右4個所にそれぞれ2連の車輪2
2a,23aを有してなる。台車に、少なくとも一方の
車輪群22を昇降させる昇降装置40を設けるととも
に、各車輪群の少なくとも1個所の2連の車輪を共に駆
動する2つの駆動装置30,50を設ける。
ーク搬送用の台車が互いに交差する二方向の軌道上を走
行し得るようにし、施工性及び作業性等に優れたワーク
搬送装置を提供する。 【構成】 各々平行な2本のレール11からなる2線以
上の軌道L1 ,L2 を床面に互いに交差して敷設し、該
軌道上を走行する台車13上にワークを載置して搬送す
る。台車は、交差する2線の軌道上を各々独立して走行
するための2つの車輪群22,23を備え、該各車輪群
は、少なくとも前後左右4個所にそれぞれ2連の車輪2
2a,23aを有してなる。台車に、少なくとも一方の
車輪群22を昇降させる昇降装置40を設けるととも
に、各車輪群の少なくとも1個所の2連の車輪を共に駆
動する2つの駆動装置30,50を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量物であるワークを
搬送するワーク搬送装置に関し、特に、床面に互いに交
差して敷設された軌道上を走行する台車上にワークを載
置して搬送するものに係わる。
搬送するワーク搬送装置に関し、特に、床面に互いに交
差して敷設された軌道上を走行する台車上にワークを載
置して搬送するものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、このようなワーク搬送装置と
して、例えば特開昭62−130148号公報に開示さ
れるように、床面に一方向に延びる平行な2本のレール
からなる第1の軌道を敷設するとともに、該第1の軌道
と交差する方向に延びる平行な2本のレールからなる第
2の軌道を敷設し、上記第1の軌道上を走行する親台車
を設け、該親台車上に、その上面に敷設した台車レール
上及び上記第2の軌道上を走行する子台車を設けたもの
が知られている。
して、例えば特開昭62−130148号公報に開示さ
れるように、床面に一方向に延びる平行な2本のレール
からなる第1の軌道を敷設するとともに、該第1の軌道
と交差する方向に延びる平行な2本のレールからなる第
2の軌道を敷設し、上記第1の軌道上を走行する親台車
を設け、該親台車上に、その上面に敷設した台車レール
上及び上記第2の軌道上を走行する子台車を設けたもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、第2の軌道を第1の軌道よりも高い位置に設
ける必要上床面に段差ができるため、床面上で作業者が
作業する上で支障を来たし易く、作業性が悪いという問
題がある。また、親台車上に子台車を載置するため、台
車全体の高さ寸法が高くなり、高さ制限がある場合、床
面にピットを形成し、該ピット内に親台車を入れなけれ
ばならないという不具合もある。
ものでは、第2の軌道を第1の軌道よりも高い位置に設
ける必要上床面に段差ができるため、床面上で作業者が
作業する上で支障を来たし易く、作業性が悪いという問
題がある。また、親台車上に子台車を載置するため、台
車全体の高さ寸法が高くなり、高さ制限がある場合、床
面にピットを形成し、該ピット内に親台車を入れなけれ
ばならないという不具合もある。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、2線の軌道を同一の床面上に互いに交差して敷設す
るとともに、その交叉部にターンテーブルを設置し、一
方の軌道上を走行して来た台車に対し該ターンテーブル
上で方向転換を行った後該台車を他方の軌道上を走行さ
せるようにしたものが提案され、実用化されている。し
かし、このものでも、交叉部にターンテーブルを入れる
ためのピットを設けなければならず、施工性等で問題が
ある。
に、2線の軌道を同一の床面上に互いに交差して敷設す
るとともに、その交叉部にターンテーブルを設置し、一
方の軌道上を走行して来た台車に対し該ターンテーブル
上で方向転換を行った後該台車を他方の軌道上を走行さ
せるようにしたものが提案され、実用化されている。し
かし、このものでも、交叉部にターンテーブルを入れる
ためのピットを設けなければならず、施工性等で問題が
ある。
【0005】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、床面にピットや段差
を形成することなく、ワーク搬送用の台車が互いに交差
する二方向の軌道上を走行し得るようにし、施工性及び
作業性等に優れたワーク搬送装置を提供せんとするもの
である。
であり、その目的とするところは、床面にピットや段差
を形成することなく、ワーク搬送用の台車が互いに交差
する二方向の軌道上を走行し得るようにし、施工性及び
作業性等に優れたワーク搬送装置を提供せんとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、各々平行な2本のレールか
らなる2線以上の軌道を床面に互いに交差して敷設し、
該軌道上を走行する台車上にワークを載置して搬送する
ワーク搬送装置として、下記の構成とする。上記台車
に、交差する2線の軌道上を各々独立して走行するため
の2つの車輪群を備え、該各車輪群は、少なくとも前後
左右4個所にそれぞれ2連の車輪を有してなる。また、
上記台車に、少なくとも一方の車輪群を昇降させる昇降
装置を設ける構成とする。
め、請求項1に係る発明は、各々平行な2本のレールか
らなる2線以上の軌道を床面に互いに交差して敷設し、
該軌道上を走行する台車上にワークを載置して搬送する
ワーク搬送装置として、下記の構成とする。上記台車
に、交差する2線の軌道上を各々独立して走行するため
の2つの車輪群を備え、該各車輪群は、少なくとも前後
左右4個所にそれぞれ2連の車輪を有してなる。また、
上記台車に、少なくとも一方の車輪群を昇降させる昇降
装置を設ける構成とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載のワ
ーク搬送装置において、特に、上記各車輪群が、前後左
右4個所にそれぞれ2連の車輪を有するものの場合、一
つの構成要素である昇降装置の好ましい態様を示す。す
なわち、上記昇降装置は、車輪群の各個所の2連の車輪
をそれぞれ回転自在に支持する4つの支持部材と、該各
支持部材をそれぞれ昇降させる4つの昇降機構と、1つ
の駆動モータと、該駆動モータの回転力を上記各昇降機
構に等分に伝達する回転力伝達機構とを有する構成とす
る。
ーク搬送装置において、特に、上記各車輪群が、前後左
右4個所にそれぞれ2連の車輪を有するものの場合、一
つの構成要素である昇降装置の好ましい態様を示す。す
なわち、上記昇降装置は、車輪群の各個所の2連の車輪
をそれぞれ回転自在に支持する4つの支持部材と、該各
支持部材をそれぞれ昇降させる4つの昇降機構と、1つ
の駆動モータと、該駆動モータの回転力を上記各昇降機
構に等分に伝達する回転力伝達機構とを有する構成とす
る。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1記載のワ
ーク搬送装置において、更に上記台車に、各車輪群の少
なくとも1個所の2連の車輪を共に駆動する2つの駆動
装置を設ける構成とする。
ーク搬送装置において、更に上記台車に、各車輪群の少
なくとも1個所の2連の車輪を共に駆動する2つの駆動
装置を設ける構成とする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項3記載のワ
ーク搬送装置において、上記各駆動装置の好ましい態様
を示す。すなわち、各駆動装置は、対応する車輪群の左
右2個所の2連の車輪計4つの車輪を全て駆動するもの
で、各個所の2連の車輪同士を各々同期して回転される
ように連結する第1のベルトと、左右2個所の対応する
車輪同士を同期して回転させるように連結する車軸と、
1つの駆動モータと、該駆動モータの回転力を上記車軸
に伝達する第2のベルトとを有する構成とする。
ーク搬送装置において、上記各駆動装置の好ましい態様
を示す。すなわち、各駆動装置は、対応する車輪群の左
右2個所の2連の車輪計4つの車輪を全て駆動するもの
で、各個所の2連の車輪同士を各々同期して回転される
ように連結する第1のベルトと、左右2個所の対応する
車輪同士を同期して回転させるように連結する車軸と、
1つの駆動モータと、該駆動モータの回転力を上記車軸
に伝達する第2のベルトとを有する構成とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
台車が一方の軌道上を走行するときには、昇降装置によ
り台車の2つの車輪群のうち、走行軌道に対応する方の
車輪群が他の車輪群より下方に相対的に移動して軌道上
に載置され、この状態で台車が軌道上を走行する。ここ
で、2線の軌道が互いに交差する個所では、各軌道のレ
ールは、互いに干渉を避けるために途切れているが、各
車輪群は、軌道の2本のレールに対し、前後左右4個所
でそれぞれ2連の車輪を有しているため、該2連の車輪
のうちの1車輪がレールの途切れた個所を通過するとき
でも他の車輪がレール上に位置し、台車は安定状態のま
ま円滑に走行することなる。また、2線の軌道が互いに
交差する個所において、台車が一方の軌道上から他方の
軌道上に乗り移るときには、上記一方の軌道上に位置す
る車輪群が、昇降装置により他方の車輪群より上方に相
対的に移動し、他方の車輪群が他方の軌道上に載置され
る。
台車が一方の軌道上を走行するときには、昇降装置によ
り台車の2つの車輪群のうち、走行軌道に対応する方の
車輪群が他の車輪群より下方に相対的に移動して軌道上
に載置され、この状態で台車が軌道上を走行する。ここ
で、2線の軌道が互いに交差する個所では、各軌道のレ
ールは、互いに干渉を避けるために途切れているが、各
車輪群は、軌道の2本のレールに対し、前後左右4個所
でそれぞれ2連の車輪を有しているため、該2連の車輪
のうちの1車輪がレールの途切れた個所を通過するとき
でも他の車輪がレール上に位置し、台車は安定状態のま
ま円滑に走行することなる。また、2線の軌道が互いに
交差する個所において、台車が一方の軌道上から他方の
軌道上に乗り移るときには、上記一方の軌道上に位置す
る車輪群が、昇降装置により他方の車輪群より上方に相
対的に移動し、他方の車輪群が他方の軌道上に載置され
る。
【0011】請求項2に係る発明では、昇降装置により
一方の車輪群を他方の車輪群より上方に又は下方に相対
的に移動させるときには、1つの駆動モータが作動し、
その回転力が伝達機構を介して前後左右4個所の各昇降
機構に等分に伝達され、該昇降機構が作動して4つの支
持部材を昇降させることにより、一つの車輪群を構成す
る8つの車輪が同期して移動する。
一方の車輪群を他方の車輪群より上方に又は下方に相対
的に移動させるときには、1つの駆動モータが作動し、
その回転力が伝達機構を介して前後左右4個所の各昇降
機構に等分に伝達され、該昇降機構が作動して4つの支
持部材を昇降させることにより、一つの車輪群を構成す
る8つの車輪が同期して移動する。
【0012】請求項3に係る発明では、2つの車輪群に
各々対応して設けた2つの駆動装置により、台車が交差
する2線以上の軌道上を自走することになる。
各々対応して設けた2つの駆動装置により、台車が交差
する2線以上の軌道上を自走することになる。
【0013】請求項4に係る発明では、駆動装置により
台車が軌道上を自走するときには、1つの駆動モータが
作動し、その回転力が第2のベルト、車軸及び第1のベ
ルトを介して、車輪群のうち左右2個所の2連の車輪計
4つの車輪全てに等分に伝達され、それらの車輪が回転
する。
台車が軌道上を自走するときには、1つの駆動モータが
作動し、その回転力が第2のベルト、車軸及び第1のベ
ルトを介して、車輪群のうち左右2個所の2連の車輪計
4つの車輪全てに等分に伝達され、それらの車輪が回転
する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係るワーク搬送
装置を備える作業ラインの配置レイアウトを示し、A1
及びA2 は作業ステーションであり、該各作業ステーシ
ョンA1 ,A2 では、ワークWを保持装置1により保持
し、その状態のワークWに対し作業ロボット(例えば溶
接ロボット等)2により所定の作業を行うようになって
いる。A3 は作業前又は作業後のワークWを一旦溜めて
おくためのワークストックエリアであり、該ワークスト
ックエリアA3 と作業ステーションA1 ,A2との間の
床面上には、一方向(X方向)に直線状に延びる主軌道
L1 が配置されているとともに、該主軌道L1 と交差し
てワークストックエリアA3 又は作業ステーションA1
,A2 に引き込まれる複数の引込み軌道L2 ,L2 ,
…が配置されている。また、床面上には主軌道L1 と交
差して搬入軌道L3 が配置され、該搬入軌道L3 の一端
に搬入ステーションA4 が、上記主軌道L1 の一端に搬
出ステーションA5 がそれぞれ設けられている。
装置を備える作業ラインの配置レイアウトを示し、A1
及びA2 は作業ステーションであり、該各作業ステーシ
ョンA1 ,A2 では、ワークWを保持装置1により保持
し、その状態のワークWに対し作業ロボット(例えば溶
接ロボット等)2により所定の作業を行うようになって
いる。A3 は作業前又は作業後のワークWを一旦溜めて
おくためのワークストックエリアであり、該ワークスト
ックエリアA3 と作業ステーションA1 ,A2との間の
床面上には、一方向(X方向)に直線状に延びる主軌道
L1 が配置されているとともに、該主軌道L1 と交差し
てワークストックエリアA3 又は作業ステーションA1
,A2 に引き込まれる複数の引込み軌道L2 ,L2 ,
…が配置されている。また、床面上には主軌道L1 と交
差して搬入軌道L3 が配置され、該搬入軌道L3 の一端
に搬入ステーションA4 が、上記主軌道L1 の一端に搬
出ステーションA5 がそれぞれ設けられている。
【0016】上記主軌道L1 、引込み軌道L2 及び搬入
軌道L3 は、いずれも平行な2本のレール11,11か
らなり、これらのレール11は、床面の同一高さ位置に
敷設されている。軌道L1 〜L3 同士が交差する個所で
は、各レール11は、互いの干渉を避けるために途切れ
部12を有している。また、13は上記各軌道L1 〜L
3 上を走行する台車であり、該台車13は、搬入ステー
ションA4 でその上に作業前のワークWを載置した後、
該ワークWを作業ステーションA1 ,A2 及びワークス
トックエリアA3 に搬送するとともに、作業ステーショ
ンA1 ,A2 で作業した後のワークWを搬出ステーショ
ンA5 に搬送するようになっている。
軌道L3 は、いずれも平行な2本のレール11,11か
らなり、これらのレール11は、床面の同一高さ位置に
敷設されている。軌道L1 〜L3 同士が交差する個所で
は、各レール11は、互いの干渉を避けるために途切れ
部12を有している。また、13は上記各軌道L1 〜L
3 上を走行する台車であり、該台車13は、搬入ステー
ションA4 でその上に作業前のワークWを載置した後、
該ワークWを作業ステーションA1 ,A2 及びワークス
トックエリアA3 に搬送するとともに、作業ステーショ
ンA1 ,A2 で作業した後のワークWを搬出ステーショ
ンA5 に搬送するようになっている。
【0017】上記台車13は、図2〜図5に示すよう
に、十字形状の枠体21と、該枠体21に取付けられ、
交差する2線の軌道L1 〜L3 上を各々独立して走行す
るための2つの車輪群22,23とを備えている。一方
の車輪群22は、枠体21のX方向に突出する2つの突
出部21a,21bの両側、つまりX方向に向かって前
後左右4個所にそれぞれ主軌道L1 のレール11上を転
動する2連の車輪22a,22aを有してなり、他方の
車輪群23は、枠体21のY方向に突出する2つの突出
部21c,21dの両側、つまりY方向に向かって前後
左右4個所にそれぞれ引込み軌道L2 又は搬入軌道L3
のレール11上を転動する2連の車輪23a,23aを
有してなる。
に、十字形状の枠体21と、該枠体21に取付けられ、
交差する2線の軌道L1 〜L3 上を各々独立して走行す
るための2つの車輪群22,23とを備えている。一方
の車輪群22は、枠体21のX方向に突出する2つの突
出部21a,21bの両側、つまりX方向に向かって前
後左右4個所にそれぞれ主軌道L1 のレール11上を転
動する2連の車輪22a,22aを有してなり、他方の
車輪群23は、枠体21のY方向に突出する2つの突出
部21c,21dの両側、つまりY方向に向かって前後
左右4個所にそれぞれ引込み軌道L2 又は搬入軌道L3
のレール11上を転動する2連の車輪23a,23aを
有してなる。
【0018】上記Y方向走行用車輪群23の8つの車輪
23a,23a,…は、いずれも枠体21の突出部21
c,21dに軸受(図示せず)等を介して回転自在に支
持されている。また、8つの車輪23a,23a,…の
うち、枠体突出部21c側の4つの車輪は、駆動装置3
0により同期して回転駆動される駆動輪となっている。
上記駆動装置30は、枠体突出部21c側の左右2個所
の2連の車輪23a,23a同士を各々同期して回転さ
せるように連結する第1のベルト31と、左右2個所の
外寄りの車輪23a,23a同士を同期して回転させる
ように連結する車軸32と、枠体突出部21cにブラケ
ット33を介して取付けられた電動式駆動モータ34
と、該駆動モータ34の回転力を上記車軸32に伝達す
る第2のベルト35とを有している。
23a,23a,…は、いずれも枠体21の突出部21
c,21dに軸受(図示せず)等を介して回転自在に支
持されている。また、8つの車輪23a,23a,…の
うち、枠体突出部21c側の4つの車輪は、駆動装置3
0により同期して回転駆動される駆動輪となっている。
上記駆動装置30は、枠体突出部21c側の左右2個所
の2連の車輪23a,23a同士を各々同期して回転さ
せるように連結する第1のベルト31と、左右2個所の
外寄りの車輪23a,23a同士を同期して回転させる
ように連結する車軸32と、枠体突出部21cにブラケ
ット33を介して取付けられた電動式駆動モータ34
と、該駆動モータ34の回転力を上記車軸32に伝達す
る第2のベルト35とを有している。
【0019】一方、上記X方向走行用車輪群22の8つ
の車輪22a,22a,…は、2連の車輪毎に1つの支
持部材41に、計4つの支持部材41,41,…にそれ
ぞれ回転自在に支持され、該各支持部材41は、ガイド
レール42aやスライド部材42b等からなるガイド機
構42を介して枠体21の突出部21a,21bに上下
方向に移動可能につまり昇降可能に取付けられている。
8つの車輪22a,22a,…は、いずれも昇降装置4
0により上記支持部材41と一体に昇降され、その昇降
距離は、Y方向走行用車輪群23の各車輪23aのレー
ル面を基準として上下に約40mmずつである。上記昇降
装置40は、上記各支持部材41をガイド機構42のガ
イドの下にそれぞれ昇降させる4つの昇降機構43,4
3,…と、1つの電動式駆動モータ44と、該駆動モー
タ44の回転力を上記各昇降機構44に等分に伝達する
回転力伝達機構45とを有している。上記昇降機構43
は、例えばねじ軸の回転により支持部材41を昇降させ
るねじ送り機構からなる。上記回転力伝達機構45は、
駆動モータ44の回転力をX方向に延びる前後2つの回
転軸46,46に分配する第1の回転力分配ギヤ機構4
7と、上記各回転軸46の先端部に設けられ、その回転
力を左右の昇降機構43,43に分配する第2の回転力
分配ギヤ機構48と有している。
の車輪22a,22a,…は、2連の車輪毎に1つの支
持部材41に、計4つの支持部材41,41,…にそれ
ぞれ回転自在に支持され、該各支持部材41は、ガイド
レール42aやスライド部材42b等からなるガイド機
構42を介して枠体21の突出部21a,21bに上下
方向に移動可能につまり昇降可能に取付けられている。
8つの車輪22a,22a,…は、いずれも昇降装置4
0により上記支持部材41と一体に昇降され、その昇降
距離は、Y方向走行用車輪群23の各車輪23aのレー
ル面を基準として上下に約40mmずつである。上記昇降
装置40は、上記各支持部材41をガイド機構42のガ
イドの下にそれぞれ昇降させる4つの昇降機構43,4
3,…と、1つの電動式駆動モータ44と、該駆動モー
タ44の回転力を上記各昇降機構44に等分に伝達する
回転力伝達機構45とを有している。上記昇降機構43
は、例えばねじ軸の回転により支持部材41を昇降させ
るねじ送り機構からなる。上記回転力伝達機構45は、
駆動モータ44の回転力をX方向に延びる前後2つの回
転軸46,46に分配する第1の回転力分配ギヤ機構4
7と、上記各回転軸46の先端部に設けられ、その回転
力を左右の昇降機構43,43に分配する第2の回転力
分配ギヤ機構48と有している。
【0020】また、X方向走行用車輪群22の8つの車
輪22a,22a,…のうち、枠体突出部21a側の4
つの車輪は、駆動装置50により同期して回転駆動され
る駆動輪となっている。上記駆動装置50は、枠体突出
部21a側の左右2個所の2連の車輪22a,22a同
士を各々同期して回転させるように連結する第1のベル
ト51と、左右2個所の外寄りの車輪22a,22a同
士を同期して回転させるように連結する車軸52と、支
持部材41に取付けられた電動式駆動モータ53と、該
駆動モータ53の回転力を上記車軸52に伝達する第2
のベルト54とを有している。
輪22a,22a,…のうち、枠体突出部21a側の4
つの車輪は、駆動装置50により同期して回転駆動され
る駆動輪となっている。上記駆動装置50は、枠体突出
部21a側の左右2個所の2連の車輪22a,22a同
士を各々同期して回転させるように連結する第1のベル
ト51と、左右2個所の外寄りの車輪22a,22a同
士を同期して回転させるように連結する車軸52と、支
持部材41に取付けられた電動式駆動モータ53と、該
駆動モータ53の回転力を上記車軸52に伝達する第2
のベルト54とを有している。
【0021】上記台車13の枠体21の突出部21c,
21dにはそれぞれ給電ユニット61,62がそれぞれ
取付けられ、該各給電ユニット61,62は、それぞれ
各軌道L1 〜L3 に沿って配線された給電ケーブル6
3,64に接触した状態で該給電ケーブル63,64か
ら給電を受けるようになっている。一方の給電ユニット
61は突出部21cに固定されているが、他方の給電ユ
ニット61は、突出部21dからY方向外方に出没自在
に設けられていて、台車13がY方向に走行するときに
は給電ユニット61が突出部21dから外方に突出して
給電ケーブル64と接触して給電を受ける一方、台車1
3がX方向に走行するときには給電ユニット61が突出
部21dの内方に引込んで給電ケーブル64と接触しな
いようになっている。
21dにはそれぞれ給電ユニット61,62がそれぞれ
取付けられ、該各給電ユニット61,62は、それぞれ
各軌道L1 〜L3 に沿って配線された給電ケーブル6
3,64に接触した状態で該給電ケーブル63,64か
ら給電を受けるようになっている。一方の給電ユニット
61は突出部21cに固定されているが、他方の給電ユ
ニット61は、突出部21dからY方向外方に出没自在
に設けられていて、台車13がY方向に走行するときに
は給電ユニット61が突出部21dから外方に突出して
給電ケーブル64と接触して給電を受ける一方、台車1
3がX方向に走行するときには給電ユニット61が突出
部21dの内方に引込んで給電ケーブル64と接触しな
いようになっている。
【0022】尚、図2中、66は台車13の枠体21
(詳しくは突出部21c)に取付けられた光通信ユニッ
トであって、台車13の走行を制御するためのものであ
る。67は台車13の枠体21の中央部に設けられたリ
フター装置であって、該リフター装置67は、その上面
でワークWを載置支持するとともに、作業ステーション
A1 ,A2 等で該ワークWを持ち上げるようになってい
る。また、図3〜図5中、68は台車13の枠体21に
車輪群22,23を覆って取付けられたカバーである。
(詳しくは突出部21c)に取付けられた光通信ユニッ
トであって、台車13の走行を制御するためのものであ
る。67は台車13の枠体21の中央部に設けられたリ
フター装置であって、該リフター装置67は、その上面
でワークWを載置支持するとともに、作業ステーション
A1 ,A2 等で該ワークWを持ち上げるようになってい
る。また、図3〜図5中、68は台車13の枠体21に
車輪群22,23を覆って取付けられたカバーである。
【0023】次に、上記実施例の作動について説明する
に、台車13が例えば主軌道L1 上をX方向に走行する
ときには、先ず、昇降装置40によりX方向走行用車輪
群22を下降させてY方向走行用車輪群23より下方に
位置付け、該車輪群22の各車輪22aを主軌道L1 の
平行な2本のレール11,11上に乗せて車輪群22で
台車13を支持する。そして、この状態で駆動装置50
が作動して車輪群22のうちの枠体突出部21a側の4
車輪22a,22a,…が駆動輪として主軌道L1 のレ
ール11,11上を転動し、台車13が主軌道L1 上を
走行する。ここで、主軌道L1 と引込み軌道L2 又は搬
入軌道L3 とが交差する個所では、各軌道L1 〜L3 の
レール11は途切れ部12を有しているが、上記車輪群
22は、主軌道L1 の2本のレール11,11に対し、
前後左右4個所でそれぞれ2連の車輪22a,22aを
有しているため、該2連の車輪22a,22aのうちの
1車輪22aがレール11の途切れ部12を通過すると
きでも他の車輪22aがレール11上に位置し、台車1
3は全体として4車輪22a,22a,…で支持された
安定状態のまま円滑にかつ自動的に走行することができ
る。
に、台車13が例えば主軌道L1 上をX方向に走行する
ときには、先ず、昇降装置40によりX方向走行用車輪
群22を下降させてY方向走行用車輪群23より下方に
位置付け、該車輪群22の各車輪22aを主軌道L1 の
平行な2本のレール11,11上に乗せて車輪群22で
台車13を支持する。そして、この状態で駆動装置50
が作動して車輪群22のうちの枠体突出部21a側の4
車輪22a,22a,…が駆動輪として主軌道L1 のレ
ール11,11上を転動し、台車13が主軌道L1 上を
走行する。ここで、主軌道L1 と引込み軌道L2 又は搬
入軌道L3 とが交差する個所では、各軌道L1 〜L3 の
レール11は途切れ部12を有しているが、上記車輪群
22は、主軌道L1 の2本のレール11,11に対し、
前後左右4個所でそれぞれ2連の車輪22a,22aを
有しているため、該2連の車輪22a,22aのうちの
1車輪22aがレール11の途切れ部12を通過すると
きでも他の車輪22aがレール11上に位置し、台車1
3は全体として4車輪22a,22a,…で支持された
安定状態のまま円滑にかつ自動的に走行することができ
る。
【0024】また、主軌道L1 と引込み軌道L2 又は搬
入軌道L3 とが交差する個所において、台車13が主軌
道L1 上から引込み軌道L2 又は搬入軌道L3 上に乗り
移るときには、昇降装置40によりX方向走行用車輪群
22を上昇させてY方向走行用車輪群23より上方に位
置付け、X方向走行用車輪群22の各車輪22aを主軌
道L1 のレール11上から浮かせる一方、Y方向走行用
車輪群23の各車輪23aを引込み軌道L2 又は搬入軌
道L3 の平行な2本のレール11,11上に乗せて車輪
群23で台車13を支持する。そして、この状態で駆動
装置30が作動して車輪群23のうちの枠体突出部21
c側の4車輪22a,22a,…が駆動輪として引込み
軌道L2 又は搬入軌道L3 のレール11,11上を転動
し、台車13が引込み軌道L2 又は搬入軌道L3 上を走
行する。この場合、上記車輪群23も、引込み軌道L2
又は搬入軌道L3 の2本のレール11,11に対し、前
後左右4個所でそれぞれ2連の車輪23a,23aを有
しているため、該2連の車輪23a,23aのうちの1
車輪23aがレール11の途切れ部12を通過するとき
でも他の車輪23aがレール11上に位置し、台車13
は全体として4車輪23a,23a,…で支持された安
定状態のまま円滑にかつ自動的に走行することができ
る。
入軌道L3 とが交差する個所において、台車13が主軌
道L1 上から引込み軌道L2 又は搬入軌道L3 上に乗り
移るときには、昇降装置40によりX方向走行用車輪群
22を上昇させてY方向走行用車輪群23より上方に位
置付け、X方向走行用車輪群22の各車輪22aを主軌
道L1 のレール11上から浮かせる一方、Y方向走行用
車輪群23の各車輪23aを引込み軌道L2 又は搬入軌
道L3 の平行な2本のレール11,11上に乗せて車輪
群23で台車13を支持する。そして、この状態で駆動
装置30が作動して車輪群23のうちの枠体突出部21
c側の4車輪22a,22a,…が駆動輪として引込み
軌道L2 又は搬入軌道L3 のレール11,11上を転動
し、台車13が引込み軌道L2 又は搬入軌道L3 上を走
行する。この場合、上記車輪群23も、引込み軌道L2
又は搬入軌道L3 の2本のレール11,11に対し、前
後左右4個所でそれぞれ2連の車輪23a,23aを有
しているため、該2連の車輪23a,23aのうちの1
車輪23aがレール11の途切れ部12を通過するとき
でも他の車輪23aがレール11上に位置し、台車13
は全体として4車輪23a,23a,…で支持された安
定状態のまま円滑にかつ自動的に走行することができ
る。
【0025】しかも、上記各軌道L1 〜L3 を床面に敷
設する場合、その交差する部分では、各軌道L1 〜L3
のレール11に途切れ部12を設ける必要があるが、従
来の親子台車の場合の如く床面上に段差を形成したり、
床面にターンテーブルを収納するためのピットを設けた
りする必要はなく、搬送装置を設置するための施工を容
易に行うことができ、またその後の作業性をも容易なも
のとすることができる。
設する場合、その交差する部分では、各軌道L1 〜L3
のレール11に途切れ部12を設ける必要があるが、従
来の親子台車の場合の如く床面上に段差を形成したり、
床面にターンテーブルを収納するためのピットを設けた
りする必要はなく、搬送装置を設置するための施工を容
易に行うことができ、またその後の作業性をも容易なも
のとすることができる。
【0026】さらに、上記昇降装置40は、1つの駆動
モータ44によりX方向走行用車輪群22の8つの車輪
22a,22a,…全てが昇降する構成になっており、
また、X方向走行用駆動装置50及びY方向走行用駆動
装置30は、それぞれ1つの駆動モータ53,34によ
りX方向走行用車輪群22の4つの車輪22a,22
a,…及びY方向走行用車輪群23の4つの車輪23
a,23a,…が回転駆動される構成になっているの
で、制御の簡略化及びコストの低廉化等を図ることがで
きる。
モータ44によりX方向走行用車輪群22の8つの車輪
22a,22a,…全てが昇降する構成になっており、
また、X方向走行用駆動装置50及びY方向走行用駆動
装置30は、それぞれ1つの駆動モータ53,34によ
りX方向走行用車輪群22の4つの車輪22a,22
a,…及びY方向走行用車輪群23の4つの車輪23
a,23a,…が回転駆動される構成になっているの
で、制御の簡略化及びコストの低廉化等を図ることがで
きる。
【0027】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、X方向走行用車輪群22及び
Y方向走行用車輪群23を、それぞれ前後左右4個所で
2連の車輪22a,22a又は23a,23aを有して
なる構成としたが、大重量物であるワークを搬送する場
合には、各車輪群22,23を、それぞれ8つ以上の車
輪で構成するようにしてもよい。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、X方向走行用車輪群22及び
Y方向走行用車輪群23を、それぞれ前後左右4個所で
2連の車輪22a,22a又は23a,23aを有して
なる構成としたが、大重量物であるワークを搬送する場
合には、各車輪群22,23を、それぞれ8つ以上の車
輪で構成するようにしてもよい。
【0028】また、上記実施例では、台車13に駆動装
置30,50を搭載して自走可能とするに当り、上記各
駆動装置30,50において、外部から給電を受けて作
動する電動式駆動モータ34,53を用いたが、場合に
よっては、電動式駆動モータ34,53の代りに、内燃
機関を用いて駆動するように構成してもよい。
置30,50を搭載して自走可能とするに当り、上記各
駆動装置30,50において、外部から給電を受けて作
動する電動式駆動モータ34,53を用いたが、場合に
よっては、電動式駆動モータ34,53の代りに、内燃
機関を用いて駆動するように構成してもよい。
【0029】さらに、本発明は、図1に示すような作業
ラインに限らず、交差する二方向に台車を走行させてワ
ークの搬送を行う場合に広く適用することができるのは
言うまでもない。
ラインに限らず、交差する二方向に台車を走行させてワ
ークの搬送を行う場合に広く適用することができるのは
言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明のワーク搬送装置に
よれば、床面に敷設された互いに交差する二方向の軌道
上をワーク搬送用の台車が安定状態でかつ円滑に走行す
ることができる。しかも、床面にピットや段差を形成す
る必要はなく、施工性及び作業性等に優れた効果を有す
るものである。
よれば、床面に敷設された互いに交差する二方向の軌道
上をワーク搬送用の台車が安定状態でかつ円滑に走行す
ることができる。しかも、床面にピットや段差を形成す
る必要はなく、施工性及び作業性等に優れた効果を有す
るものである。
【0031】特に、請求項2に係る発明によれば、1つ
の駆動モータにより前後左右4個所の2連の車輪全てを
同期して昇降させることができ、コストの低廉化等に寄
与することができる。
の駆動モータにより前後左右4個所の2連の車輪全てを
同期して昇降させることができ、コストの低廉化等に寄
与することができる。
【0032】また、請求項3に係る発明によれば、台車
が交差する二方向の軌道上を各々駆動装置により自走す
るので、ワーク搬送の自動化及び省人化を図ることがで
きる。
が交差する二方向の軌道上を各々駆動装置により自走す
るので、ワーク搬送の自動化及び省人化を図ることがで
きる。
【0033】さらに、請求項4に係る発明によれば、駆
動装置において、1つの駆動モータにより左右2個所の
2連の車輪全てが同期して回転する構成になっているの
で、台車走行の円滑化をより図ることができるととも
に、コストの低廉化等に寄与することができる。
動装置において、1つの駆動モータにより左右2個所の
2連の車輪全てが同期して回転する構成になっているの
で、台車走行の円滑化をより図ることができるととも
に、コストの低廉化等に寄与することができる。
【図1】本発明の実施例に係るワーク搬送装置を備える
作業ラインの配置レイアウトを示す平面図である。
作業ラインの配置レイアウトを示す平面図である。
【図2】上記ワーク搬送装置において台車の一部を切開
して見た状態の斜視図である。
して見た状態の斜視図である。
【図3】上記台車の平面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同側面図である。
L1 〜L3 軌道 11 レール 13 台車 22,23 車輪群 22a,23a 車輪 30,50 駆動装置 31,51 第1のベルト 32,52 車軸 34,53 駆動モータ 35,54 第2のベルト 40 昇降装置 41 支持部材 43 昇降機構 44 駆動モータ 45 回転力伝達機構
Claims (4)
- 【請求項1】 各々平行な2本のレールからなる2線以
上の軌道を床面に互いに交差して敷設し、該軌道上を走
行する台車上にワークを載置して搬送するワーク搬送装
置であって、 上記台車は、交差する2線の軌道上を各々独立して走行
するための2つの車輪群を備え、該各車輪群は、少なく
とも前後左右4個所にそれぞれ2連の車輪を有してな
り、 上記台車には、少なくとも一方の車輪群を昇降させる昇
降装置が設けられていることを特徴とするワーク搬送装
置。 - 【請求項2】 上記各車輪群は、前後左右4個所にそれ
ぞれ2連の車輪を有するものであり、 上記昇降装置は、車輪群の各個所の2連の車輪をそれぞ
れ回転自在に支持する4つの支持部材と、該各支持部材
をそれぞれ昇降させる4つの昇降機構と、1つの駆動モ
ータと、該駆動モータの回転力を上記各昇降機構に等分
に伝達する回転力伝達機構とを有してなる請求項1記載
のワーク搬送装置。 - 【請求項3】 上記台車には、各車輪群の少なくとも1
個所の2連の車輪を共に駆動する2つの駆動装置が設け
られている請求項1記載のワーク搬送装置。 - 【請求項4】 上記各駆動装置は、対応する車輪群の左
右2個所の2連の車輪計4つの車輪を全て駆動するもの
で、各個所の2連の車輪同士を各々同期して回転される
ように連結する第1のベルトと、左右2個所の対応する
車輪同士を同期して回転させるように連結する車軸と、
1つの駆動モータと、該駆動モータの回転力を上記車軸
に伝達する第2のベルトとを有している請求項3記載の
ワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13799795A JPH08324772A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13799795A JPH08324772A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | ワーク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324772A true JPH08324772A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15211657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13799795A Withdrawn JPH08324772A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324772A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2021235029A1 (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ||
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-
1995
- 1995-06-05 JP JP13799795A patent/JPH08324772A/ja not_active Withdrawn
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |