JPH08313019A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
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- JPH08313019A JPH08313019A JP12501795A JP12501795A JPH08313019A JP H08313019 A JPH08313019 A JP H08313019A JP 12501795 A JP12501795 A JP 12501795A JP 12501795 A JP12501795 A JP 12501795A JP H08313019 A JPH08313019 A JP H08313019A
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- liquid
- tank
- water
- water tank
- liquid tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加湿器が傾斜した場合に、内側水槽11の水
位を安定させる。 【構成】 内側水槽11は、所定の深さHを有し、その
上端部を外側水槽9側に開口した形状に形成されている
ので、加湿器が傾斜しても水位の変動量が少なく、安定
した加湿量を確保できる。
位を安定させる。 【構成】 内側水槽11は、所定の深さHを有し、その
上端部を外側水槽9側に開口した形状に形成されている
ので、加湿器が傾斜しても水位の変動量が少なく、安定
した加湿量を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿器に関するもの
で、農業用機械または建設用機械のような、不整地で使
用される車両用加湿冷風機に用いて好適である。
で、農業用機械または建設用機械のような、不整地で使
用される車両用加湿冷風機に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来の加湿冷風機の加湿器は、その水槽
内底部に、加湿装置として超音波振動子を配置してい
る。そして、高周波電圧を印加して超音波振動子を振動
させて、水槽内の水を霧化して、これを送風機で送風す
るものである。上述のように、加湿冷風機は構造が単純
で小型なので、オープンキャビン型の車両(例えば、フ
ォークリフト)に用いられている。
内底部に、加湿装置として超音波振動子を配置してい
る。そして、高周波電圧を印加して超音波振動子を振動
させて、水槽内の水を霧化して、これを送風機で送風す
るものである。上述のように、加湿冷風機は構造が単純
で小型なので、オープンキャビン型の車両(例えば、フ
ォークリフト)に用いられている。
【0003】ところで、この超音波振動子を効率良く稼
動させて、良好な霧化を図るためには、超音波振動子の
振動面から水面までの距離を所定値に保つ必要がある。
そのために、従来の加湿冷風機は、加湿して減った水量
分を給水するように、その水位の変化に応じて給水する
自動給水方式としていた。
動させて、良好な霧化を図るためには、超音波振動子の
振動面から水面までの距離を所定値に保つ必要がある。
そのために、従来の加湿冷風機は、加湿して減った水量
分を給水するように、その水位の変化に応じて給水する
自動給水方式としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超音波振動子
が水槽内底部中心から偏心した位置に配置されているの
で、加湿器本体が大きく傾くと、その傾き方向によって
超音波振動子の振動面から水面までの距離の変動が大き
くなり、良好な霧化を図ることができない。また、戻管
を設けることによって、超音波振動子の振動面から水面
までの距離の変動を抑制する方法が実施されているが、
その傾き方向によっては、効果が小さいという問題を有
している。
が水槽内底部中心から偏心した位置に配置されているの
で、加湿器本体が大きく傾くと、その傾き方向によって
超音波振動子の振動面から水面までの距離の変動が大き
くなり、良好な霧化を図ることができない。また、戻管
を設けることによって、超音波振動子の振動面から水面
までの距離の変動を抑制する方法が実施されているが、
その傾き方向によっては、効果が小さいという問題を有
している。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、戻管を使用しな
いで、上昇した水位を短時間に、所定値に下げることが
できる加湿器を提供することを目的とする。
いで、上昇した水位を短時間に、所定値に下げることが
できる加湿器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を用いる。請求項1に記載
の発明では、液体を蓄える第1液体槽(11)と、前記
第1液体槽(11)から溢れた液体を受ける第2液体槽
(9)と、前記第1液体槽内(11)に配置され、前記
第1液体槽(11)に蓄えられた液体を霧化する加湿装
置(12)と、前記第1液体槽(11)に前記液体を供
給する液体供給手段(17)とを有し、前記第1液体槽
(11)は、所定の高さを有し、その上端部を前記第2
液体槽(9)に開口した形状に形成されていることを特
徴とする。
するため、以下の技術的手段を用いる。請求項1に記載
の発明では、液体を蓄える第1液体槽(11)と、前記
第1液体槽(11)から溢れた液体を受ける第2液体槽
(9)と、前記第1液体槽内(11)に配置され、前記
第1液体槽(11)に蓄えられた液体を霧化する加湿装
置(12)と、前記第1液体槽(11)に前記液体を供
給する液体供給手段(17)とを有し、前記第1液体槽
(11)は、所定の高さを有し、その上端部を前記第2
液体槽(9)に開口した形状に形成されていることを特
徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の加湿器において、前記加湿装置(12)は、前記第
1液体槽(11)底部の中心上に位置するように、前記
第1液体槽内(11)に配置されていることを特徴とす
る。請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記
載の加湿器において、前記液体供給手段(17))は、
前記加湿装置(12)の作動時に常時、前記第1液体槽
(11)に、前記液体を供給するように制御されること
を特徴とする。
載の加湿器において、前記加湿装置(12)は、前記第
1液体槽(11)底部の中心上に位置するように、前記
第1液体槽内(11)に配置されていることを特徴とす
る。請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記
載の加湿器において、前記液体供給手段(17))は、
前記加湿装置(12)の作動時に常時、前記第1液体槽
(11)に、前記液体を供給するように制御されること
を特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の加湿器において、前記液体供給手段(1
7)は、前記第1液体槽(11)に蓄えられている前記
液体の液面高さが、所定の高さ以下になったときに、前
記第1液体槽(11)に前記液体を供給するように制御
されることを特徴とする。請求項5に記載の発明では、
送風機(7)と、前記送風機で送風される空気の流路を
形成するケーシング(9、13)と、前記流路の一端に
設けられた空気吸入口(3)と、前記流路の他端に設け
られた空気吹出口(5)と、請求項1ないし4のいずれ
か1つに記載の加湿器とを有し、前記加湿器(12)で
霧化された液体を前記流路(9、13)内の空気に供給
するように構成されていることを特徴とする加湿冷風
機。
は2に記載の加湿器において、前記液体供給手段(1
7)は、前記第1液体槽(11)に蓄えられている前記
液体の液面高さが、所定の高さ以下になったときに、前
記第1液体槽(11)に前記液体を供給するように制御
されることを特徴とする。請求項5に記載の発明では、
送風機(7)と、前記送風機で送風される空気の流路を
形成するケーシング(9、13)と、前記流路の一端に
設けられた空気吸入口(3)と、前記流路の他端に設け
られた空気吹出口(5)と、請求項1ないし4のいずれ
か1つに記載の加湿器とを有し、前記加湿器(12)で
霧化された液体を前記流路(9、13)内の空気に供給
するように構成されていることを特徴とする加湿冷風
機。
【0009】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1〜5に記載の発明によれ
ば、第1液体槽は、所定の深さを有し、その上端部を第
2液体槽に開口した形状に形成されているので、過剰に
供給された液体は、全て第1液体槽より溢れ出て、非常
に短時間に第1液体槽の液面を所定値に下げることがで
きる。したがって、第1液体槽内の液体を安定して霧化
することができる。
ば、第1液体槽は、所定の深さを有し、その上端部を第
2液体槽に開口した形状に形成されているので、過剰に
供給された液体は、全て第1液体槽より溢れ出て、非常
に短時間に第1液体槽の液面を所定値に下げることがで
きる。したがって、第1液体槽内の液体を安定して霧化
することができる。
【0011】また、過剰に供給された液体を排水する能
力を向上させるために、戻管の本数を増やさなくてもよ
いので、加湿冷風機の製造原価の低減を図ることができ
る。請求項2に記載の発明によれば、加湿装置は、第1
液体槽底部の中心上に位置するように、第1液体槽内に
配置されているので、第1液体槽底部の端部に配置され
ているものと比べて、どの方向に第1液体槽が傾いて
も、加湿装置から液面までの距離の変化が小さくなる。
したがって、どの方向に第1液体槽が傾いても、第1液
体槽内の液体を良好に霧化することができる。
力を向上させるために、戻管の本数を増やさなくてもよ
いので、加湿冷風機の製造原価の低減を図ることができ
る。請求項2に記載の発明によれば、加湿装置は、第1
液体槽底部の中心上に位置するように、第1液体槽内に
配置されているので、第1液体槽底部の端部に配置され
ているものと比べて、どの方向に第1液体槽が傾いて
も、加湿装置から液面までの距離の変化が小さくなる。
したがって、どの方向に第1液体槽が傾いても、第1液
体槽内の液体を良好に霧化することができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、液体供給
手段は、加湿装置の作動時に常時、第1液体槽に、液体
を供給するように制御されるので、第1液体槽が傾いて
第1液体槽内の液体が溢れて、液面が下がった場合であ
っても、短時間に液面を所定の高さまで上げることがで
きる。請求項4に記載の発明によれば、液体供給手段
は、第1液体槽に蓄えられている液体の液面高さが、所
定の高さ以下になったときに、第1液体槽に液体を供給
するように制御されるので、加湿装置の作動時に常時、
第1液体槽に、液体を供給するように制御されるものに
比べて、液体供給手段の省動力化が可能である。
手段は、加湿装置の作動時に常時、第1液体槽に、液体
を供給するように制御されるので、第1液体槽が傾いて
第1液体槽内の液体が溢れて、液面が下がった場合であ
っても、短時間に液面を所定の高さまで上げることがで
きる。請求項4に記載の発明によれば、液体供給手段
は、第1液体槽に蓄えられている液体の液面高さが、所
定の高さ以下になったときに、第1液体槽に液体を供給
するように制御されるので、加湿装置の作動時に常時、
第1液体槽に、液体を供給するように制御されるものに
比べて、液体供給手段の省動力化が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)本実施例に係る加湿冷風機1は、図1に
示すように、建設用機械の操縦者座席1a後部のピラー
1bに組付けられ、後述する加湿冷風機1の吹出口4、
5に接続された蛇腹状のダクト1cを介して、その冷風
を操縦者に送風している。
する。 (第1実施例)本実施例に係る加湿冷風機1は、図1に
示すように、建設用機械の操縦者座席1a後部のピラー
1bに組付けられ、後述する加湿冷風機1の吹出口4、
5に接続された蛇腹状のダクト1cを介して、その冷風
を操縦者に送風している。
【0014】以下に、加湿冷風機1の構造を図2を用い
て述べる。2は、加湿冷風機1のケースを形成する加湿
冷風機ケーシングで、その側面下方側部位には、この加
湿冷風機ケーシング2内に空気を取り入れる吸入口3が
設けられている。また、上面には、吸入口3から取り入
れた空気を吹き出す副流吹出口4と、以下に述べる加湿
装置によって冷却された冷風が吹き出される冷風吹出口
5とが設けられている。そして、副流吹出口4と冷風吹
出口5とは、それぞれ独立して、副流吹出口4を外側に
して同心状に位置している。そして、この副流吹出口4
の外縁には、前述の蛇腹状のダクト1c(2点鎖線)が
接続されている。
て述べる。2は、加湿冷風機1のケースを形成する加湿
冷風機ケーシングで、その側面下方側部位には、この加
湿冷風機ケーシング2内に空気を取り入れる吸入口3が
設けられている。また、上面には、吸入口3から取り入
れた空気を吹き出す副流吹出口4と、以下に述べる加湿
装置によって冷却された冷風が吹き出される冷風吹出口
5とが設けられている。そして、副流吹出口4と冷風吹
出口5とは、それぞれ独立して、副流吹出口4を外側に
して同心状に位置している。そして、この副流吹出口4
の外縁には、前述の蛇腹状のダクト1c(2点鎖線)が
接続されている。
【0015】また、加湿冷風機ケーシング2内部は、副
流吹出口4へ連通する副流通路6が設けられており、こ
の副流通路6は、加湿冷風機ケーシング2とその内部に
設けられた内壁7とから形成されている。また、副流通
路6内の吸入口3の近傍の空気下流には、送風手段をな
す送風機7が配置されている。この送風機7は、送風用
ファン7aと,その駆動手段をなすブロワモータ7bと
から構成されている。
流吹出口4へ連通する副流通路6が設けられており、こ
の副流通路6は、加湿冷風機ケーシング2とその内部に
設けられた内壁7とから形成されている。また、副流通
路6内の吸入口3の近傍の空気下流には、送風手段をな
す送風機7が配置されている。この送風機7は、送風用
ファン7aと,その駆動手段をなすブロワモータ7bと
から構成されている。
【0016】そして、この内壁8の内側の空間9は、加
湿冷風機1の外側水槽を形成している。また、副流通路
6の中間部位には、副流通路6と外側水槽9とを連通さ
せて、副流通路6内を流れる空気を外側水槽9に導く空
気導入口10が設けられている。また、外側水槽9の内
部には、その底部より高い位置に内側水槽11が設けら
れており、内側水槽11の側壁11aは、他の仕切り壁
(例えば、内壁8、加湿冷風機ケーシング2等)と独立
して形成されている。
湿冷風機1の外側水槽を形成している。また、副流通路
6の中間部位には、副流通路6と外側水槽9とを連通さ
せて、副流通路6内を流れる空気を外側水槽9に導く空
気導入口10が設けられている。また、外側水槽9の内
部には、その底部より高い位置に内側水槽11が設けら
れており、内側水槽11の側壁11aは、他の仕切り壁
(例えば、内壁8、加湿冷風機ケーシング2等)と独立
して形成されている。
【0017】そして、内側水槽11の底部中心には、超
音波振動子(ピエゾ素子)を利用した加湿装置12が取
り付けられている。そして、加湿装置12によって霧化
された水は、空気導入口10から導入された空気中に供
給され、その空気の熱を奪って気化して空気の温度を下
げる。そして、その冷却された空気は、内側水槽11の
ほぼ真上に設けられた冷風吹出口5に連通する内筒13
を通過して、冷風吹出口5から吹き出される。
音波振動子(ピエゾ素子)を利用した加湿装置12が取
り付けられている。そして、加湿装置12によって霧化
された水は、空気導入口10から導入された空気中に供
給され、その空気の熱を奪って気化して空気の温度を下
げる。そして、その冷却された空気は、内側水槽11の
ほぼ真上に設けられた冷風吹出口5に連通する内筒13
を通過して、冷風吹出口5から吹き出される。
【0018】ところで、この加湿装置12は、超音波振
動子に高周波電圧を印加することにより、超音波振動子
が振動し、この振動を利用して水を霧化させるものであ
る。そのため、良好な霧化を図るためには、超音波振動
子の振動面12aから水面までの距離を所定値(本実施
例では、35±5mm)内に保つ必要がある。そこで、
内側水槽11の水槽高さ寸法(図1のH寸法)は、超音
波振動子の振動面12aから内側水槽11の底部までの
寸法(本実施例では25mm)に、上述の所定値(本実
施例では40mm)を加えた寸法(本実施例では65m
m)となっている。
動子に高周波電圧を印加することにより、超音波振動子
が振動し、この振動を利用して水を霧化させるものであ
る。そのため、良好な霧化を図るためには、超音波振動
子の振動面12aから水面までの距離を所定値(本実施
例では、35±5mm)内に保つ必要がある。そこで、
内側水槽11の水槽高さ寸法(図1のH寸法)は、超音
波振動子の振動面12aから内側水槽11の底部までの
寸法(本実施例では25mm)に、上述の所定値(本実
施例では40mm)を加えた寸法(本実施例では65m
m)となっている。
【0019】また、外側水槽9底部の最下部には、外側
水槽9に溜まった水を排水するドレン口14が設けられ
ている。このドレン口14は、その下方に配置された給
水タンク15に連通しており、排水された水は、この給
水タンク15に蓄えられる。そして、給水タンク15の
水は、給水タンク15と内側水槽11とを結ぶ配管16
を通して、駆動される図示されていない電動機によって
駆動される給水ポンプ17によって内側水槽11に給水
される。
水槽9に溜まった水を排水するドレン口14が設けられ
ている。このドレン口14は、その下方に配置された給
水タンク15に連通しており、排水された水は、この給
水タンク15に蓄えられる。そして、給水タンク15の
水は、給水タンク15と内側水槽11とを結ぶ配管16
を通して、駆動される図示されていない電動機によって
駆動される給水ポンプ17によって内側水槽11に給水
される。
【0020】なお、加湿冷風機ケーシング2、内壁7、
内側水槽11および給水タンク15は成形性の優れた樹
脂(例えば、ポリプロピレン)から成形されている。次
に加湿冷風機1の作動を以下に述べる。加湿冷風機1の
図示されていないスイッチを入れることにより、図示さ
れていないバッテリーから、送風機7、給水ポンプ17
および図示されていない高周波電圧発生回路に電力が供
給される。そして、送風機7が運転を始め、吸入口3か
ら吸い込まれた空気の一部は、副流通路6を通過して副
流吹出口4から吹き出される。また、その他の空気は、
空気導入口10から外側水槽9を形成する空間に導入さ
れる。
内側水槽11および給水タンク15は成形性の優れた樹
脂(例えば、ポリプロピレン)から成形されている。次
に加湿冷風機1の作動を以下に述べる。加湿冷風機1の
図示されていないスイッチを入れることにより、図示さ
れていないバッテリーから、送風機7、給水ポンプ17
および図示されていない高周波電圧発生回路に電力が供
給される。そして、送風機7が運転を始め、吸入口3か
ら吸い込まれた空気の一部は、副流通路6を通過して副
流吹出口4から吹き出される。また、その他の空気は、
空気導入口10から外側水槽9を形成する空間に導入さ
れる。
【0021】同時に、前述の高周波電圧発生回路によっ
て発生した高周波電圧が超音波振動子に印加され、超音
波振動子が振動し内側水槽11内の水が霧化される。そ
して、この霧化した水が、送風機7によって外側水槽9
内に送風された空気に供給され、その空気の熱を奪って
気化する。そして、熱を奪われて冷風となった空気は、
冷風吹出口5から吹き出され、副流吹出口4から吹き出
された空気と混合されて蛇腹状のダクト1cを介して、
図1に示す建設用機械の操縦者席1aに座っている操縦
者に吹きつけられる。なお、給水ポンプ17は、加湿冷
風機1の運転中常時、内側水槽11に給水をし続けてい
る。
て発生した高周波電圧が超音波振動子に印加され、超音
波振動子が振動し内側水槽11内の水が霧化される。そ
して、この霧化した水が、送風機7によって外側水槽9
内に送風された空気に供給され、その空気の熱を奪って
気化する。そして、熱を奪われて冷風となった空気は、
冷風吹出口5から吹き出され、副流吹出口4から吹き出
された空気と混合されて蛇腹状のダクト1cを介して、
図1に示す建設用機械の操縦者席1aに座っている操縦
者に吹きつけられる。なお、給水ポンプ17は、加湿冷
風機1の運転中常時、内側水槽11に給水をし続けてい
る。
【0022】次に、本実施例の効果を述べる。内側水槽
11の水槽高さ寸法Hは、超音波振動子の振動面12a
から内側水槽11の底部までの寸法に、上述の所定値を
加えた寸法となっているので、これを越える水量は、全
て内側水槽11より溢れ出る。したがって、非常に短時
間に水面を所定値まで下げることができる。したがっ
て、内側水槽11内の水を安定して霧化することができ
る。
11の水槽高さ寸法Hは、超音波振動子の振動面12a
から内側水槽11の底部までの寸法に、上述の所定値を
加えた寸法となっているので、これを越える水量は、全
て内側水槽11より溢れ出る。したがって、非常に短時
間に水面を所定値まで下げることができる。したがっ
て、内側水槽11内の水を安定して霧化することができ
る。
【0023】また、加湿装置12が、内側水槽11の底
部中心に取り付けられているので、内側水槽11の傾い
た場合であっても、加湿装置12が、内側水槽11の底
部端に取り付けられているものに比べて、内側水槽11
が、どの方向に傾いても、超音波振動子の振動面12a
から水面まで距離の変動を小さくすることができる。し
たがって、内側水槽11の底部端に加湿装置12が取り
付けられているものに比べて、傾いた状態であっても、
良好な霧化を図ることができる。
部中心に取り付けられているので、内側水槽11の傾い
た場合であっても、加湿装置12が、内側水槽11の底
部端に取り付けられているものに比べて、内側水槽11
が、どの方向に傾いても、超音波振動子の振動面12a
から水面まで距離の変動を小さくすることができる。し
たがって、内側水槽11の底部端に加湿装置12が取り
付けられているものに比べて、傾いた状態であっても、
良好な霧化を図ることができる。
【0024】また、給水ポンプ17は、加湿冷風機1の
運転中常時、内側水槽11に給水をし続けているので、
加湿冷風機1が傾いて内側水槽11内の水が溢れて、水
位が下がった場合であっても、短時間に水位を所定の高
さまで上げることができる。さらに、内側水槽11に過
剰給水された水を排水する能力を向上させるために、戻
管の本数を増やさなくてもよいので、加湿冷風機1の製
造原価の低減を図ることができる。 (第2実施例)第2実施例は、第1実施例において、加
湿冷風機ケーシング2の外部に配置されていた給水タン
ク15と給水ポンプ17とを加湿冷風機ケーシング2内
に配置して、小型化を図ったものである。
運転中常時、内側水槽11に給水をし続けているので、
加湿冷風機1が傾いて内側水槽11内の水が溢れて、水
位が下がった場合であっても、短時間に水位を所定の高
さまで上げることができる。さらに、内側水槽11に過
剰給水された水を排水する能力を向上させるために、戻
管の本数を増やさなくてもよいので、加湿冷風機1の製
造原価の低減を図ることができる。 (第2実施例)第2実施例は、第1実施例において、加
湿冷風機ケーシング2の外部に配置されていた給水タン
ク15と給水ポンプ17とを加湿冷風機ケーシング2内
に配置して、小型化を図ったものである。
【0025】本実施例では、図3に示すように、内側水
槽11から溢れ出た水は、空間9aを流れて、内側水槽
11の斜め下方の空間9bに溜まる。この空間9bは、
第1実施例における外側水槽9に相当する。しかし、こ
の空間9bは、第1実施例の外側水槽9と違い給水タン
ク15に連通するドレン口14が設けられておらず、こ
の空間9bで水を蓄えている。そして、空間9bに蓄え
られている水は、給水ポンプ17によって、内側水槽1
1に給水される。
槽11から溢れ出た水は、空間9aを流れて、内側水槽
11の斜め下方の空間9bに溜まる。この空間9bは、
第1実施例における外側水槽9に相当する。しかし、こ
の空間9bは、第1実施例の外側水槽9と違い給水タン
ク15に連通するドレン口14が設けられておらず、こ
の空間9bで水を蓄えている。そして、空間9bに蓄え
られている水は、給水ポンプ17によって、内側水槽1
1に給水される。
【0026】また、給水タンク15は、脱着可能に別体
になっており、内側水槽11の側方の加湿冷風機ケーシ
ング2内部に配置されている。また、この給水タンク1
5は、空間9bの上方に配置されており、給水タンク1
5の下方部位には、給水口15aが設けられ、空間9b
内で開口している。また、空間9b内の水位は、以下に
述べるようにして一定に保たれている。
になっており、内側水槽11の側方の加湿冷風機ケーシ
ング2内部に配置されている。また、この給水タンク1
5は、空間9bの上方に配置されており、給水タンク1
5の下方部位には、給水口15aが設けられ、空間9b
内で開口している。また、空間9b内の水位は、以下に
述べるようにして一定に保たれている。
【0027】水位が給水口15aより下がった場合に
は、給水口15aより空気が給水タンク15に流入し、
給水タンク15内の水が空間9bに給水される。そし
て、水位が給水口15aと同じになった場合には、給水
口15aより空気が給水タンク15に流入しないので、
給水タンク15内の水の自重と空間9b内の気圧とが釣
り合って空間9bへの給水は停止する。したがって、空
間9bの水位を一定に保つことができる。
は、給水口15aより空気が給水タンク15に流入し、
給水タンク15内の水が空間9bに給水される。そし
て、水位が給水口15aと同じになった場合には、給水
口15aより空気が給水タンク15に流入しないので、
給水タンク15内の水の自重と空間9b内の気圧とが釣
り合って空間9bへの給水は停止する。したがって、空
間9bの水位を一定に保つことができる。
【0028】さらに、給水タンク15は、脱着可能に別
体になっているので、給水タンク15だけを取り出し
て、給水タンク15に容易に給水をすることができる。 (第3実施例)第1、2実施例においては、常時、給水
ポンプ17を稼動させて、内側水槽11に給水していた
が、本実施例では、水面が下がったとき、給水するよう
にしたものである。
体になっているので、給水タンク15だけを取り出し
て、給水タンク15に容易に給水をすることができる。 (第3実施例)第1、2実施例においては、常時、給水
ポンプ17を稼動させて、内側水槽11に給水していた
が、本実施例では、水面が下がったとき、給水するよう
にしたものである。
【0029】具体的には、図4に示すように、水位セン
サ18を内側水槽11に配置し、水位が所定高さ(本実
施例では、h寸法を55mmとした。)以下になったと
き、給水ポンプ17を稼動して、内側水槽11に給水す
るものである。以上のように、水位が所定高さ以下にな
ったとき、給水ポンプ17が稼動するので、常時、給水
ポンプ17を稼動させるものに比べて、消費電力が小さ
くすることができる。
サ18を内側水槽11に配置し、水位が所定高さ(本実
施例では、h寸法を55mmとした。)以下になったと
き、給水ポンプ17を稼動して、内側水槽11に給水す
るものである。以上のように、水位が所定高さ以下にな
ったとき、給水ポンプ17が稼動するので、常時、給水
ポンプ17を稼動させるものに比べて、消費電力が小さ
くすることができる。
【0030】水位センサは、超音波振動子の振動面12
aから水面まで距離の変動を小さい中心部位に水位セン
サ18を配置するのが最も良い。しかし、本実施例で
は、水位センサ18の内側水槽11への組付け性を考慮
して、実用上問題がない程度に内側水槽11の周縁部に
1つ配置した。なお、内側水槽11の周縁に複数個の水
位センサ18を配置して、水位の検知精度の向上を図っ
てもよい。
aから水面まで距離の変動を小さい中心部位に水位セン
サ18を配置するのが最も良い。しかし、本実施例で
は、水位センサ18の内側水槽11への組付け性を考慮
して、実用上問題がない程度に内側水槽11の周縁部に
1つ配置した。なお、内側水槽11の周縁に複数個の水
位センサ18を配置して、水位の検知精度の向上を図っ
てもよい。
【0031】また、本発明に係る加湿冷風機は、車両用
に限定されるものではなく、例えば、キャンプなどの屋
外で使用する小型携帯用加湿冷風機にも適用可能であ
る。また、給水タンク15を内側水槽11より高い位置
に配置して、第2実施例で述べたように、水の自重と内
側水槽11に加わる気圧と利用して、一定の水位を保つ
ように内側水槽11に給水しても本発明を実施すること
ができる。
に限定されるものではなく、例えば、キャンプなどの屋
外で使用する小型携帯用加湿冷風機にも適用可能であ
る。また、給水タンク15を内側水槽11より高い位置
に配置して、第2実施例で述べたように、水の自重と内
側水槽11に加わる気圧と利用して、一定の水位を保つ
ように内側水槽11に給水しても本発明を実施すること
ができる。
【0032】また、給水タンク15を内側水槽11より
高い位置に配置して、給水タンク15か内側水槽11へ
の管の弁を開くことにより、水の自重で常時、内側水槽
11に給水しても本発明を実施することができる。ま
た、本発明に係る加湿冷風機を、冷風の供給を目的とせ
ず、単なる加湿を目的とする加湿器として用いてもよ
い。
高い位置に配置して、給水タンク15か内側水槽11へ
の管の弁を開くことにより、水の自重で常時、内側水槽
11に給水しても本発明を実施することができる。ま
た、本発明に係る加湿冷風機を、冷風の供給を目的とせ
ず、単なる加湿を目的とする加湿器として用いてもよ
い。
【図1】本発明に係る加湿冷風機を建設用機械に組付け
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図2】本発明に係る第1実施例を示す模式図である。
【図3】本発明に係る第2実施例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る加湿冷風機の内側水槽に、水位セ
ンサを組付けた状態を示す図である。
ンサを組付けた状態を示す図である。
2…加湿冷風機ケーシング、3…吸入口、4…副流吹出
口、5…冷風吹出口、6…副流通路、7…送風機、8…
内壁、9…外側水槽(第2液体槽)、10…空気導入
口、11…内側水槽(第1液体槽)、12…加湿装置、
13…内筒、14…ドレン口、15…給水タンク、16
…配管、17…給水ポンプ、18…水位センサ。
口、5…冷風吹出口、6…副流通路、7…送風機、8…
内壁、9…外側水槽(第2液体槽)、10…空気導入
口、11…内側水槽(第1液体槽)、12…加湿装置、
13…内筒、14…ドレン口、15…給水タンク、16
…配管、17…給水ポンプ、18…水位センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 液体を蓄える第1液体槽と、 前記第1液体槽から溢れた液体を受ける第2液体槽と、 前記第1液体槽内に配置され、前記第1液体槽に蓄えら
れた液体を霧化する加湿装置と、 前記第1液体槽に前記液体を供給する液体供給手段とを
有し、 前記第1液体槽は、所定の高さを有し、その上端部を前
記第2液体槽に開口した形状に形成されていることを特
徴とする加湿器。 - 【請求項2】 前記加湿装置は、前記第1液体槽底部の
中心上に位置するように、前記第1液体槽内に配置され
ていることを特徴とする請求項1に記載の加湿器。 - 【請求項3】 前記液体供給手段は、前記加湿装置の作
動時に常時、前記第1液体槽に、前記液体を供給するよ
うに制御されることを特徴とする請求項1または2に記
載の加湿器。 - 【請求項4】 前記液体供給手段は、前記第1液体槽に
蓄えられている前記液体の液面高さが、所定の高さ以下
になったときに、前記第1液体槽に前記液体を供給する
ように制御されることを特徴とする請求項1または2に
記載の加湿器。 - 【請求項5】 送風機と、 前記送風機で送風される空気の流路を形成するケーシン
グと、 前記流路の一端に設けられた空気吸入口と、 前記流路の他端に設けられた空気吹出口と、 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の加湿器とを有
し、 前記加湿器で霧化された液体を前記流路内の空気に供給
するように構成されていることを特徴とする加湿冷風
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12501795A JPH08313019A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12501795A JPH08313019A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313019A true JPH08313019A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14899805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12501795A Pending JPH08313019A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08313019A (ja) |
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-
1995
- 1995-05-24 JP JP12501795A patent/JPH08313019A/ja active Pending
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