JPH0712821Y2 - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JPH0712821Y2 JPH0712821Y2 JP1987095801U JP9580187U JPH0712821Y2 JP H0712821 Y2 JPH0712821 Y2 JP H0712821Y2 JP 1987095801 U JP1987095801 U JP 1987095801U JP 9580187 U JP9580187 U JP 9580187U JP H0712821 Y2 JPH0712821 Y2 JP H0712821Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidifier
- water tank
- propeller fan
- water
- water supply
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、水槽部に送風する送風機を備えた超音波加湿
器等の加湿器に関する。
器等の加湿器に関する。
(ロ)従来の技術 此種加湿器に於て、送風の静圧及び風量を大きくとるた
めに機器室にシロッコファンの送風機を設けたものが、
実公昭61-33456号公報にて知られている。ところで、こ
の従来構成のものにあっては、送風機の構造上、どうし
ても高さ方向に寸法が大きくなる為、機器室を横長形状
にして送風機やトランスや超音波発振器等を機器室の長
手方向に沿って並設せざるを得ず、加湿器本体の設置ス
ペースがそれだけ大きくなる欠点があった。
めに機器室にシロッコファンの送風機を設けたものが、
実公昭61-33456号公報にて知られている。ところで、こ
の従来構成のものにあっては、送風機の構造上、どうし
ても高さ方向に寸法が大きくなる為、機器室を横長形状
にして送風機やトランスや超音波発振器等を機器室の長
手方向に沿って並設せざるを得ず、加湿器本体の設置ス
ペースがそれだけ大きくなる欠点があった。
又、シロッコファンに代えて薄型のプロペラファンを使
用し、超音波発振器の真下にプロペラファン送風機を配
置して、機器室の横幅を狭くすることにより加湿器本体
の設置スペースを小さくすることも考えられるが、この
プロペラファンは静圧が小さい為に、開口面積を絞った
吹出口から出る風量は僅かで、ファンが空運転になりや
すく、吸込口側から逆に風が漏れる問題がある。
用し、超音波発振器の真下にプロペラファン送風機を配
置して、機器室の横幅を狭くすることにより加湿器本体
の設置スペースを小さくすることも考えられるが、この
プロペラファンは静圧が小さい為に、開口面積を絞った
吹出口から出る風量は僅かで、ファンが空運転になりや
すく、吸込口側から逆に風が漏れる問題がある。
また、加湿器全体が高くなるため、加湿器の設置状態が
不安定になり、わずかな振動で倒れやすくなるばかりで
なく、加湿器を室内の凹所に設置するとその上面を濡ら
す心配があった。
不安定になり、わずかな振動で倒れやすくなるばかりで
なく、加湿器を室内の凹所に設置するとその上面を濡ら
す心配があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、上述した事実に鑑みてなされたものであり、
設置スペースが小さく、しかも、高さ寸法を抑えた加湿
器を提供するとともに、プロペラファン送風機を効率よ
く使用できるようにし、さらには加湿器本体内部の電気
部品を効率よく冷却できるようにするこを目的とする。
設置スペースが小さく、しかも、高さ寸法を抑えた加湿
器を提供するとともに、プロペラファン送風機を効率よ
く使用できるようにし、さらには加湿器本体内部の電気
部品を効率よく冷却できるようにするこを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案では、上面に下方へ凹ませた水槽を有し、底面中
央に空気吸込口を有するとともに、水槽と底面との間に
機器室を形成してなり、水槽の水中に超音波振動子を配
した円筒形状の加湿器本体と、給水口を有する下部が加
湿器本体の水槽に挿入され、加湿器本体に載置される上
部が加湿器本体と略面一の円筒形状を有した給水タンク
と、加湿器本体と給水タンクとの間に介在され、水槽部
の霧を横向きに放出させる筒状の霧導出部材と、加湿器
本体の機器室と水槽とを連絡する送風路とを備え、加湿
器本体の機器室には吸込口より大きく、加湿器本体の内
径より僅かに小さな外形寸法を有するプロペラファンを
吸込口と対向して設けるとともに、機器室のプロペラフ
ァンの直上には超音波振動子駆動用の複数の電気部品を
横並びに設けた構成である。
央に空気吸込口を有するとともに、水槽と底面との間に
機器室を形成してなり、水槽の水中に超音波振動子を配
した円筒形状の加湿器本体と、給水口を有する下部が加
湿器本体の水槽に挿入され、加湿器本体に載置される上
部が加湿器本体と略面一の円筒形状を有した給水タンク
と、加湿器本体と給水タンクとの間に介在され、水槽部
の霧を横向きに放出させる筒状の霧導出部材と、加湿器
本体の機器室と水槽とを連絡する送風路とを備え、加湿
器本体の機器室には吸込口より大きく、加湿器本体の内
径より僅かに小さな外形寸法を有するプロペラファンを
吸込口と対向して設けるとともに、機器室のプロペラフ
ァンの直上には超音波振動子駆動用の複数の電気部品を
横並びに設けた構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、加湿器全体として、直径がプロ
ペラファンの外形寸法で決まる円筒形状を呈し、加湿器
本体内部空間全体をプロペラファンの風洞として利用で
き、プロペラファンの風を送風路を通してスムーズに水
槽部に導くことができるとともに、その風の一部が吸込
口から漏れないようにできるため、プロペラファンの能
力が十分に発揮され、プロペラファンを極力小さくして
コンパクトな設置が可能となる。また、給水タンクの下
部が加湿器本体の上面に下方へ凹ませて形成した水槽内
に挿入され、加湿器本体の機器室には、超音波振動子駆
動用の複数の電気部品がプロペラファンの直上に横並び
に設けられているため、コンパクトな設置を可能にしな
がら、加湿器の高さを極力低く抑えることが可能となる
ばかりでなく、複数の電気部品が効率よく冷却され、超
音波加湿が電気部品の発熱を利用して効率よく行われ
る。
ペラファンの外形寸法で決まる円筒形状を呈し、加湿器
本体内部空間全体をプロペラファンの風洞として利用で
き、プロペラファンの風を送風路を通してスムーズに水
槽部に導くことができるとともに、その風の一部が吸込
口から漏れないようにできるため、プロペラファンの能
力が十分に発揮され、プロペラファンを極力小さくして
コンパクトな設置が可能となる。また、給水タンクの下
部が加湿器本体の上面に下方へ凹ませて形成した水槽内
に挿入され、加湿器本体の機器室には、超音波振動子駆
動用の複数の電気部品がプロペラファンの直上に横並び
に設けられているため、コンパクトな設置を可能にしな
がら、加湿器の高さを極力低く抑えることが可能となる
ばかりでなく、複数の電気部品が効率よく冷却され、超
音波加湿が電気部品の発熱を利用して効率よく行われ
る。
さらにまた、筒状の霧導出部材が加湿器本体と給水タン
クとの間に介在され、この霧導出部材から水槽部の霧を
横向きに放出させるようにしてあるため、加湿器の高さ
が一層抑えられるとともに、加湿器を室内の凹所に設置
してもその上面を濡らすことがなく、給水タンクの下面
に水滴が付着することもないため、給水のために給水タ
ンクを持ち運ぶ際に水滴が落下したり、手を濡らす心配
がない。
クとの間に介在され、この霧導出部材から水槽部の霧を
横向きに放出させるようにしてあるため、加湿器の高さ
が一層抑えられるとともに、加湿器を室内の凹所に設置
してもその上面を濡らすことがなく、給水タンクの下面
に水滴が付着することもないため、給水のために給水タ
ンクを持ち運ぶ際に水滴が落下したり、手を濡らす心配
がない。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
(1)は上部に給水タンク(2)を載置した縦長形状の
加湿器本体で、合成樹脂によってその内部上方部に水槽
部(3)を一体成形した横断面略円形を呈する筒状のケ
ーシング(4)と、該ケーシング(4)の下面開口部に
ビス(5)にて取付けた円板状の底板(6)とから構成
している。前記底板(6)はその略中央部に円形の吸込
口(7)を開設すると共に該吸込口(7)にはフィルタ
ー(8)が設けられ、この底板(6)と前記水槽部
(3)との間には機器室(9)が形成してある。前記機
器室(9)の下部には吸込口(7)と対向してプロペラ
ファン(10A)とファンモータ(10B)からなる送風機
(10)がプロペラファン(10A)を下にして配設してあ
り、又送風機(10)の上方には運転スイッチ(11)、超
音波発振器(12)及びトランス(13)が送風機(10)に
対して縦方向に重なるように、かつ、相互に横並びにし
て機器室(9)内に配設してある。そして、前記吸込口
(7)の口径D1の寸法は約60〜65mmに設定してあり、又
前記プロペラファン(10A)の外径D2の寸法はケーシン
グ(4)の内径よりも僅かに小さい約105〜115mmであ
る。即ち、前記吸込口(7)の口径D1寸法を、プロペラ
ファン(10A)の外径D2寸法の約1/2〜3/5に設定してい
る。
(1)は上部に給水タンク(2)を載置した縦長形状の
加湿器本体で、合成樹脂によってその内部上方部に水槽
部(3)を一体成形した横断面略円形を呈する筒状のケ
ーシング(4)と、該ケーシング(4)の下面開口部に
ビス(5)にて取付けた円板状の底板(6)とから構成
している。前記底板(6)はその略中央部に円形の吸込
口(7)を開設すると共に該吸込口(7)にはフィルタ
ー(8)が設けられ、この底板(6)と前記水槽部
(3)との間には機器室(9)が形成してある。前記機
器室(9)の下部には吸込口(7)と対向してプロペラ
ファン(10A)とファンモータ(10B)からなる送風機
(10)がプロペラファン(10A)を下にして配設してあ
り、又送風機(10)の上方には運転スイッチ(11)、超
音波発振器(12)及びトランス(13)が送風機(10)に
対して縦方向に重なるように、かつ、相互に横並びにし
て機器室(9)内に配設してある。そして、前記吸込口
(7)の口径D1の寸法は約60〜65mmに設定してあり、又
前記プロペラファン(10A)の外径D2の寸法はケーシン
グ(4)の内径よりも僅かに小さい約105〜115mmであ
る。即ち、前記吸込口(7)の口径D1寸法を、プロペラ
ファン(10A)の外径D2寸法の約1/2〜3/5に設定してい
る。
(14)は前記送風機(10)からの送風を水槽部(3)内
の上方空間に供給する送風路を形成する送風筒、(15)
は前記水槽部(3)の底部に水面に対して傾斜して設け
た超音波振動子で、前記超音波発振器(12)によって駆
動されて水面上に傾斜状態の水柱(16)を生起させる。
(17)は前記水柱(16)の周囲を包囲するように水槽部
(3)に設けた霧化室(X)を形成する霧導出部材で、
該霧導出部材(17)の上方部には導出路(18)及び吹出
口(19)を形成している。そして、前記吹出口(19)に
近接する導出路(18)の上部内面には、第2図で示すよ
うに送風方向と交差する方向に凹溝(20)を形設してい
る。この凹溝(20)は導出路(18)の上部内面に付着し
た小さな水滴を集めて大きな水滴に成長させ、吹出口
(19)より外部に水滴が飛び出さずに水槽部(3)側に
戻るようにしたものである。(21)は前記水柱(16)の
上部が衝突するように霧導出部材(17)に設けた衝突
壁、(22)は衝突壁(21)の上面から突設した邪魔板部
である。
の上方空間に供給する送風路を形成する送風筒、(15)
は前記水槽部(3)の底部に水面に対して傾斜して設け
た超音波振動子で、前記超音波発振器(12)によって駆
動されて水面上に傾斜状態の水柱(16)を生起させる。
(17)は前記水柱(16)の周囲を包囲するように水槽部
(3)に設けた霧化室(X)を形成する霧導出部材で、
該霧導出部材(17)の上方部には導出路(18)及び吹出
口(19)を形成している。そして、前記吹出口(19)に
近接する導出路(18)の上部内面には、第2図で示すよ
うに送風方向と交差する方向に凹溝(20)を形設してい
る。この凹溝(20)は導出路(18)の上部内面に付着し
た小さな水滴を集めて大きな水滴に成長させ、吹出口
(19)より外部に水滴が飛び出さずに水槽部(3)側に
戻るようにしたものである。(21)は前記水柱(16)の
上部が衝突するように霧導出部材(17)に設けた衝突
壁、(22)は衝突壁(21)の上面から突設した邪魔板部
である。
前記給水タンク(2)はその下部の給水口部(23)に開
閉弁(24)を有する給水口キャップ(25)が着脱自在に
取付けてあり、この給水タンク(2)を前記加湿器本体
(1)の上部に載置した際に、その下部が加湿器本体
(1)の上面を下方に凹ませた水槽部(3)に挿入さ
れ、前記開閉弁(24)が水槽部(3)の突出部(26)に
よって開放され、給水タンク(2)内の水を水槽部
(3)に補給するようになっている。
閉弁(24)を有する給水口キャップ(25)が着脱自在に
取付けてあり、この給水タンク(2)を前記加湿器本体
(1)の上部に載置した際に、その下部が加湿器本体
(1)の上面を下方に凹ませた水槽部(3)に挿入さ
れ、前記開閉弁(24)が水槽部(3)の突出部(26)に
よって開放され、給水タンク(2)内の水を水槽部
(3)に補給するようになっている。
(27)は前記給水タンク(2)の下面部に対向して設け
た有色ネオンランプからなるランプで、運転スイッチ
(11)の投入時に点灯してその光を前記給水タンク
(2)に投射するようになっている。
た有色ネオンランプからなるランプで、運転スイッチ
(11)の投入時に点灯してその光を前記給水タンク
(2)に投射するようになっている。
尚、(28)は電源コード、(29)(29)は前記底板
(6)に設けた脚、(30)は運転スイッチ(11)の操作
体である。
(6)に設けた脚、(30)は運転スイッチ(11)の操作
体である。
上記構成において、運転スイッチ(11)を投入すると、
ランプ(27)が点灯すると共に超音波発振器(12)及び
送風機(10)が駆動し、超音波発振器(12)による超音
波振動子(15)の振動で水面上に水柱(16)が生起され
て霧化室(X)内に霧が発生する。一方、送風機(10)
のプロペラファン(10A)の回転で、吸込口(7)及び
フィルター(8)を介して機器室(9)内に外気が吸引
され、この送風機(10)の送風はファンモータ(10
B)、トランス(13)及び超音波発振器(12)を冷却し
た後、送風筒(14)を通って水槽部(3)内に入り霧化
室(X)に導入される。そして、霧化室(X)に入り込
んだ送風は霧と合流して吹出口(19)から室内に放出さ
れ、室内を加湿する。
ランプ(27)が点灯すると共に超音波発振器(12)及び
送風機(10)が駆動し、超音波発振器(12)による超音
波振動子(15)の振動で水面上に水柱(16)が生起され
て霧化室(X)内に霧が発生する。一方、送風機(10)
のプロペラファン(10A)の回転で、吸込口(7)及び
フィルター(8)を介して機器室(9)内に外気が吸引
され、この送風機(10)の送風はファンモータ(10
B)、トランス(13)及び超音波発振器(12)を冷却し
た後、送風筒(14)を通って水槽部(3)内に入り霧化
室(X)に導入される。そして、霧化室(X)に入り込
んだ送風は霧と合流して吹出口(19)から室内に放出さ
れ、室内を加湿する。
ところで、本考案では上面に凹ませた水槽部(3)を有
する縦長筒状の加湿器本体(1)の上部に水タンク
(2)を載置し、加湿器本体(1)の底板(6)に吸込
口(7)を設けるとともに、加湿器本体(1)の底板
(6)と水槽部(3)の間の機器室(9)には吸込口
(7)と対向し、かつ、水槽部(3)に送風するプロペ
ラファン(10A)とこのプロペラファン(10A)以外の電
気部品とを縦方向に設けたので、加湿器本体(1)の設
置スペースはプロペラファン(10A)の大きさによって
制約を受けるだけで、他の電気部品によって設置スペー
スが大きくならないようにでき、スリムな加湿器にする
ことができる。
する縦長筒状の加湿器本体(1)の上部に水タンク
(2)を載置し、加湿器本体(1)の底板(6)に吸込
口(7)を設けるとともに、加湿器本体(1)の底板
(6)と水槽部(3)の間の機器室(9)には吸込口
(7)と対向し、かつ、水槽部(3)に送風するプロペ
ラファン(10A)とこのプロペラファン(10A)以外の電
気部品とを縦方向に設けたので、加湿器本体(1)の設
置スペースはプロペラファン(10A)の大きさによって
制約を受けるだけで、他の電気部品によって設置スペー
スが大きくならないようにでき、スリムな加湿器にする
ことができる。
また、加湿器本体(1)のケーシング(4)をプロペラ
ファン(10A)のファンケースを兼ねさせることがで
き、プロペラファン(10A)とともに縦方向に設けられ
た電気部品をプロペラファン(10A)からの風で良好に
冷却することができる。さらにまた、プロペラファン
(10A)の外形寸法を加湿器本体(1)の内径より僅か
に小さくするとともに、底板(6)の略中央部に設けた
吸込口(7)の口径D1の寸法を送風機(10)のプロペラ
ファン(10A)の外径D2の寸法約1/2〜3/5に設定したこ
とにより、静圧の低いプロペラファン(10A)を使用し
ても吸込口(7)から外部へ風が漏れるのを防ぐことが
でき、吹出口(19)から霧を外部に放出するのに充分な
送風量と風圧を確保できた。
ファン(10A)のファンケースを兼ねさせることがで
き、プロペラファン(10A)とともに縦方向に設けられ
た電気部品をプロペラファン(10A)からの風で良好に
冷却することができる。さらにまた、プロペラファン
(10A)の外形寸法を加湿器本体(1)の内径より僅か
に小さくするとともに、底板(6)の略中央部に設けた
吸込口(7)の口径D1の寸法を送風機(10)のプロペラ
ファン(10A)の外径D2の寸法約1/2〜3/5に設定したこ
とにより、静圧の低いプロペラファン(10A)を使用し
ても吸込口(7)から外部へ風が漏れるのを防ぐことが
でき、吹出口(19)から霧を外部に放出するのに充分な
送風量と風圧を確保できた。
又、水槽部(3)の下部に機器室(9)を有する筒状の
加湿器本体(1)の底面部に吸込口(7)を設け、機器
室(9)内の下部にはプロペラファン(10A)を吸込口
(7)に対向して設けているので、加湿器本体(1)の
外径寸法はプロペラファン(10A)の外径寸法に制約さ
れるだけであり、従って設置スペースが僅かでよいコン
パクトな加湿器を提供できる。
加湿器本体(1)の底面部に吸込口(7)を設け、機器
室(9)内の下部にはプロペラファン(10A)を吸込口
(7)に対向して設けているので、加湿器本体(1)の
外径寸法はプロペラファン(10A)の外径寸法に制約さ
れるだけであり、従って設置スペースが僅かでよいコン
パクトな加湿器を提供できる。
本実施例のものでは、図3に示すように、加湿器全体と
して、加湿器本体(1)と、加湿器本体(1)に載置さ
れる給水タンク(2)とが略面一の円筒形状を呈し、そ
の直径がプロペラファン(10A)の外形寸法で決まるよ
うにしてあるので、加湿器本体(1)の内部空間全体を
プロペラファン(10A)の風洞として利用でき、プロペ
ラファン(10A)の風を送風路を形成する送風筒(14)
を通してスムーズに水槽部(3)に導くことができると
ともに、その風の一部が吸込口(7)から漏れないよう
にできるため、プロペラファン(10A)の能力が十分に
発揮され、プロペラファン(10A)を極力小さくしてコ
ンパクトな設置が可能である。しかも、給水タンク
(2)の下部が加湿器本体(1)の上面を下方へ凹ませ
て形成した水槽部(3)内に挿入され、加湿器本体
(1)の機器室(9)には、超音波振動子(15)駆動用
の複数の電気部品(12)(13)がプロペラファン(10
A)の直上に横並びに設けられているため、コンパクト
な設置を可能にしながら、加湿器の高さを極力低く抑え
ることが可能となり、超音波加湿が電気部品の発熱を利
用して効率よく行われる。また、図1に示すように、筒
状の霧導出部材(17)が加湿器本体(1)と給水タンク
(2)との間に介在され、この霧導出部材(17)から水
槽部(3)の霧を横向きに放出させるようにしてあるた
め、加湿器の高さが一層抑えられるばかりでなく、加湿
器を室内の凹所に設置してもその上面を濡らすことがな
く、給水タンク(2)の下面に水滴が付着することもな
いため、給水のために給水タンク(2)を持ち運ぶ際に
給水タンク(2)から水滴が落下したり、手を濡らす心
配がない。
して、加湿器本体(1)と、加湿器本体(1)に載置さ
れる給水タンク(2)とが略面一の円筒形状を呈し、そ
の直径がプロペラファン(10A)の外形寸法で決まるよ
うにしてあるので、加湿器本体(1)の内部空間全体を
プロペラファン(10A)の風洞として利用でき、プロペ
ラファン(10A)の風を送風路を形成する送風筒(14)
を通してスムーズに水槽部(3)に導くことができると
ともに、その風の一部が吸込口(7)から漏れないよう
にできるため、プロペラファン(10A)の能力が十分に
発揮され、プロペラファン(10A)を極力小さくしてコ
ンパクトな設置が可能である。しかも、給水タンク
(2)の下部が加湿器本体(1)の上面を下方へ凹ませ
て形成した水槽部(3)内に挿入され、加湿器本体
(1)の機器室(9)には、超音波振動子(15)駆動用
の複数の電気部品(12)(13)がプロペラファン(10
A)の直上に横並びに設けられているため、コンパクト
な設置を可能にしながら、加湿器の高さを極力低く抑え
ることが可能となり、超音波加湿が電気部品の発熱を利
用して効率よく行われる。また、図1に示すように、筒
状の霧導出部材(17)が加湿器本体(1)と給水タンク
(2)との間に介在され、この霧導出部材(17)から水
槽部(3)の霧を横向きに放出させるようにしてあるた
め、加湿器の高さが一層抑えられるばかりでなく、加湿
器を室内の凹所に設置してもその上面を濡らすことがな
く、給水タンク(2)の下面に水滴が付着することもな
いため、給水のために給水タンク(2)を持ち運ぶ際に
給水タンク(2)から水滴が落下したり、手を濡らす心
配がない。
(ト)考案の効果 本考案は以上のように構成されているので、次の効果を
奏する。
奏する。
加湿器全体として、直径がプロペラファンの外形寸
法で決まる円筒形状を呈し、加湿器本体内部空間全体を
プロペラファンの風洞として利用でき、プロペラファン
の風を送風路を通してスムーズに水槽部に導くことがで
きるとともに、その風の一部が吸込口から漏れないよう
にできるため、プロペラファンの能力が十分に発揮さ
れ、プロペラファンを極力小さくして加湿器をコンパク
トに設置することができる。
法で決まる円筒形状を呈し、加湿器本体内部空間全体を
プロペラファンの風洞として利用でき、プロペラファン
の風を送風路を通してスムーズに水槽部に導くことがで
きるとともに、その風の一部が吸込口から漏れないよう
にできるため、プロペラファンの能力が十分に発揮さ
れ、プロペラファンを極力小さくして加湿器をコンパク
トに設置することができる。
給水タンクの下部が加湿器本体の上面を下方へ凹ま
せて形成した水槽内に挿入され、加湿器本体の機器室に
は、超音波振動子駆動用の複数の電気部品がプロペラフ
ァンの直上に横並びに設けられているため、コンパクト
な設置を可能にしながら、加湿器の高さを極力低く抑え
ることができるばかりでなく、複数の電気部品が効率よ
く冷却され、超音波加湿を電気部品の発熱を利用して効
率よく行うことができる。
せて形成した水槽内に挿入され、加湿器本体の機器室に
は、超音波振動子駆動用の複数の電気部品がプロペラフ
ァンの直上に横並びに設けられているため、コンパクト
な設置を可能にしながら、加湿器の高さを極力低く抑え
ることができるばかりでなく、複数の電気部品が効率よ
く冷却され、超音波加湿を電気部品の発熱を利用して効
率よく行うことができる。
筒状の霧導出部材が加湿器本体と給水タンクとの間
に介在され、この霧導出部材から水槽部の霧を横向きに
放出させるようにしてあるため、加湿器の高さを極力低
く抑えることができるとともに、加湿器を室内の凹所に
設置してもその上面を濡らすことがなく、給水タンクの
下面に水滴が付着することもないため、給水のために給
水タンクを持ち運ぶ際に水滴が落下したり、手を濡らす
心配がない。
に介在され、この霧導出部材から水槽部の霧を横向きに
放出させるようにしてあるため、加湿器の高さを極力低
く抑えることができるとともに、加湿器を室内の凹所に
設置してもその上面を濡らすことがなく、給水タンクの
下面に水滴が付着することもないため、給水のために給
水タンクを持ち運ぶ際に水滴が落下したり、手を濡らす
心配がない。
第1図は本考案による加湿器の断面図、第2図は第1図
の要部拡大断面図、第3図は本考案による加湿器の外観
斜視図である。 (1)……加湿器本体、(3)……水槽部、(7)……
吸込口、(9)……機器室、(10)……送風機、(10
A)……プロペラファン。
の要部拡大断面図、第3図は本考案による加湿器の外観
斜視図である。 (1)……加湿器本体、(3)……水槽部、(7)……
吸込口、(9)……機器室、(10)……送風機、(10
A)……プロペラファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 霜田 文夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−134531(JP,A) 実開 昭49−33659(JP,U) 実開 昭56−5939(JP,U) 実開 昭52−40540(JP,U) 実開 昭53−37272(JP,U) 特公 昭56−16857(JP,B2) 実公 昭57−23029(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】上面に下方へ凹ませた水槽を有し、底面中
央に空気吸込口を有するとともに、水槽と底面との間に
機器室を形成してなり、水槽の水中に超音波振動子を配
した円筒形状の加湿器本体と、給水口を有する下部が加
湿器本体の水槽に挿入され、加湿器本体に載置される上
部が加湿器本体と略面一の円筒形状を有した給水タンク
と、加湿器本体と給水タンクとの間に介在され、水槽部
の霧を横向きに放出させる筒状の霧導出部材と、加湿器
本体の機器室と水槽とを連絡する送風路とを備え、加湿
器本体の機器室には吸込口より大きく、加湿器本体の内
径より僅かに小さな外形寸法を有するプロペラファンを
吸込口と対向して設けるとともに、機器室のプロペラフ
ァンの直上には超音波振動子駆動用の複数の電気部品を
横並びに設けたことを特徴とする加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987095801U JPH0712821Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987095801U JPH0712821Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 加湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641335U JPS641335U (ja) | 1989-01-06 |
JPH0712821Y2 true JPH0712821Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30960821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987095801U Expired - Lifetime JPH0712821Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712821Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014202477A (ja) * | 2014-05-15 | 2014-10-27 | アイリスオーヤマ株式会社 | 加湿機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134531A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 壁掛式加湿装置 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP1987095801U patent/JPH0712821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641335U (ja) | 1989-01-06 |
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